初開催「MUSIC AWARDS JAPAN」が照らしたJ-POPの新たな未来 #アジア文化最前線(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE) - Moe Zine

日本の音楽業界が団結、新たな国際音楽賞が誕生

「MAJ」は、日本の音楽業界の主要5団体である日本レコード協会、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、日本音楽出版社協会、コンサートプロモーターズ協会が設立した、一般社団法人・カルチャーアンドエンタテインメント産業振興会(CEIPA)による国内最大規模の国際音楽賞だ。YouTubeやサブスクの時代を迎え、J-POPの多くのアーティストがワールドツアーやアジアツアーを開催できるほど海外で人気を博すようになった現在、音楽業界の主要5団体がその垣根を超えてCEIPAを設立し、アジア版グラミー賞とも言える「MAJ」をスタートさせたことは大きな意義を持つ。

CEIPAは、アーティストや音楽業界関係者など「音楽人」5,000人による選考を実施。筆者もCEIPAから投票メンバーへの就任の依頼があり、2度の投票に参加。そして、5月22日の「Grand Ceremony」に招待された。

5月21日には、ロームシアター京都で授賞式「Premiere Ceremony」が開催され、全62部門のうち40部門の発表が行われた。5月22日には残る部門の発表が行われ、それに先立って、会場に設けられたレッドカーペットをアーティストたちが歩いた。さらに「Grand Ceremony」では、AI、宇多田ヒカル(事前収録での出演)、Awich、Creepy Nuts、ちゃんみな、藤井風、Mrs. GREEN APPLE、YOASOBIという日本を代表するアーティストたちのパフォーマンスも行われた。その模様は、NHKでも生中継されるという規模だ。

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