【 野沢雅子 】 大山のぶ代さんへ 「ペコの声は本当に唯一無二」「ペコはキャラクターの中で、これからも生き続けるので、さようならは言いません」 【お別れの言葉・全文】(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Moe Zine

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【 野沢雅子さん お別れの言葉 ※全文※ 】

「ペコ(大山のぶ代さんの愛称)、あなたが旅立ってから今日で1年になりました。でも、私の記憶の中では、いつもはつらつとして元気なペコのままなので、まだピンと来ていません。」

「本当はこういう席では『のぶ代さん』と、呼ばないといけないと思うんだけど、私の中ではやっぱりペコなので、いつも通りにペコって呼ばせてもらいますね。」

「ペコとの出会いはもう60年以上も前。」

「お互いに劇団出身で、声優の創世期から、声の仕事をしてて、声質から男の子の役が多くてという共通点があって、親近感が湧いたのを昨日のことのように思い出します。」

「同じ番組に出る機会は少なかったけど、スタジオで会うと、あの人なつっこい笑顔で、『マコ』って気さくに話しかけてくれて、2人とも食べることが好きだから、食べ物の話とかで盛り上がったりしましたよね。」
「『この間、ここのお店に行ったんだけど、これが美味しかったよ〜』なんて。ペコは本当に詳しかった。」

「そして必ず出るのが、ご主人の(砂川)啓介さんのお話。本当に仲が良くて、『大好きなんだな』といつも微笑ましく思ってました。」

「それと、藤子不二雄先生主催のゴルフコンペに、当時、ペコは『ドラえもん』、私は『怪物くん』を演じていたご演で、お声をかけていただいてクラブハウスで『スコアどうだった?』なんて話をしたこともありましたよね。楽しくて懐かしいペコとの思い出です。」

「ペコの声は本当に唯一無二で、みんなを笑顔にしてくれました。それが今、生で聞くくことができないのは、本当に寂しくて残念でなりません。」

「私は、もうしばらくこっちで頑張ろうと思うので、こちらのみんなのことを見守っていてくださいね。」

「ペコはキャラクターの中で、これからも生き続けるので、さようならは言いません。」
「長い間、ありがとう。」

「令和7年9月29日 野沢雅子」

【担当:芸能情報ステーション】

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