『トリツカレ男』の声優に佐野晶哉、上白石萌歌が決定!Awesome City Clubのatagiが手掛ける音楽も(MOVIE WALKER PRESS) - Moe Zine

【写真を見る】ペチカを演じる上白石萌歌

なにかに夢中になると、ほかのことはいっさい見えなくなってしまうことから周りのみんなに“トリツカレ男”と呼ばれている主人公ジュゼッペを演じるのは、Aぇ! Groupの佐野晶哉。そのあふれる才能からミュージカル出演の経歴を持ち、映画やドラマでも幅広く活躍している佐野が魅力たっぷりにジュゼッペを演じる。また本作のヒロインで、ジュゼッペが恋に落ちる風船売りのペチカを演じたのは、上白石萌歌。ミュージカル「赤毛のアン」に史上最年少で出演したほか、「adieu」名義でアーティスト活動も行う上白石が様々な表情を見せるペチカを見事に表現する。

歌唱力抜群の佐野と上白石が歌う劇中歌を制作したのは、Awesome City Clubのatagi。映画音楽を手掛けるのは今回が初めてながら劇中歌5曲と一部劇伴を担当する。彩り豊かな音楽の数々を生みだし、なかでも2人が歌うデュエットソングは多幸感あふれるミュージカルナンバーに仕上がっている。

そしてこのたび、atagiが手掛け、ジュゼッペ(佐野)とペチカ(上白石)が高らかに歌う劇中歌「ファンファーレ ~恋に浮かれて~」を使用した音楽予告も解禁に。あわせて佐野、上白石、atagiからのコメントも到着した。

解禁された音楽予告は、「トリツカレ男のジュゼッペだぞ」というジュゼッペのセリフからスタート。その後、ジュゼッペはペチカに心を奪われ、緊張のあまり目も合わせることができないなか、「友だちになりたいんだ、キミと」と自分の気持ちを伝えると、「喜んで!」とペチカもうれしさを露わにしながら返事をする。2人の物語が加速していく予感と共に、佐野と上白石の息がぴったり合った劇中歌「ファンファーレ ~恋に浮かれて~」が流れ、ジュゼッペとペチカが共に時を過ごし、仲を深めていく様子が色彩豊かに映しだされる。

2人が歌う劇中歌についてatagiは、「まるでお菓子箱を覗くような無邪気さ、なにかを予感させる高揚感。誰にも訪れうるそんなワクワクを歌にしたいと思い楽曲を制作しました」とコメントしている。

せつなく眩しい、まじりけなしのラブストーリーが展開される『トリツカレ男』。8月8日(金)からはムビチケ前売券(カード&オンライン)の販売も決定。さらなる続報に期待してほしい。

■<コメント>

●佐野晶哉(ジュゼッペ役)

「ジュゼッペにトリツカレた佐野晶哉です。初めて映像を見た時、1枚1枚手書きで描かれた温もりあふれるアニメーションと個性的なキャラクターに釘付けになり、純粋に生きるジュゼッペに勇気をもらいました。劇場を出るといつもの世界がいつもより澄んで見えるような映画です。好奇心を奮い立たせてくる素敵なストーリーと心躍る音楽をぜひ劇場で!この映画にトリツカレてください!」

●上白石萌歌(ペチカ役)

「ペチカ役を演じました、上白石萌歌です。いしいしんじさんが20年以上前に紡がれた瑞々しい物語に新たな息吹が吹き込まれ、鮮やかな色彩や歌が加わることでさらに豊かな世界が広がったこの作品に参加させていただけて、とても幸せです。ペチカは様々なものを抱え、孤独に生きる女の子。ジュゼッペと出会うことで彼女の凍りついた心がしだいにほどけてゆきます。物事に対しても人に対しても、“好き”という気持ちを混じり気なく心に持つことの素晴らしさを改めて感じました。観終わったあとに目に映るものすべてが美しく見えるような、そんな作品です。大きなスクリーンでぜひ体感してください!」

●atagi(音楽)

「音楽を担当させていただきました、Awesome City Club atagiです。慣れない事もあり不安がありましたが、コンテができ、絵が動き。作品がどんどん立体的になっていく中で、いつしか物語の一員になったように音楽を作る事ができました。作品に導かれるように音楽を作れたという事は、本当に幸せな事でした。出来上がった作品を見て、改めて佐野さんや上白石さんの表現に驚かされました。歌唱もセリフも、随所にまごころを感じました。この映画には、人の営みのおもしろさ、かわいさ、温かさ、そして力強さが詰まっています。ワクワクして作品をご覧になっていただけたらと思います」

文/平尾嘉浩

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