ルイ ヴィトン（Louis Vuitton）が、メゾンのアンバサダーであるエマ・ストーン（Emma Stone）とチョン・ホヨン（Jung Hoyeon）を起用した『2025年秋冬ウィメンズ・キャンペーン』を公開した。
同キャンペーンは、2025年3月にパリ北駅で発表されたニコラ・ジェスキエール（Nicolas Ghesquière）による秋冬コレクションを再定義したもの。舞台となるのは、旅人たちが行き交い、偶然の出会いやすれ違いが生まれる鉄道の駅。イーサン・ジェームズ・グリーン（Ethan James Green）のレンズを通して表現するこのキャンペーンでは、列車に乗り込む瞬間の胸の高鳴りや、別れの切なさ、未知なる場所への期待といった旅の情緒が、現代的な視点で鮮やかに映し出されている。
また、このキャンペーンの中心に登場するのは、ジェスキエールが手がけた最新のシグネチャーバッグ「エクスプレス」。フェミニンでありながら機能的なこの新作は、冒険心と魅惑を内包した新たな旅のスタイルに寄り添う存在であり、ルイ ヴィトンの新章の幕開けを象徴するアイテムだ。「スピーディ」の原型として1930年代に誕生したバッグ「エクスプレス」を現代的に再解釈し、エレガンスと卓越性を直感的に融合させたデザインに昇華。グレインレザーとスエードカーフスキンを組み合わせた上質な素材使いと、時を超えて愛されるタイムレスなフォルムが、その魅力を際立たせている。
スタイリングでは、エマ・ストーンが花柄のベルベットスリップドレスや、ラッフル付きのタータンブラウスにマスタード色のカウボーイブーツを合わせ、クラシックな女性像にユーモアをひとさじ加えたルックを披露。『ラ・ラ・ランド』や『哀れなるものたち』などでその演技力を証明してきた彼女は、2018年以降複数のキャンペーンに登場し、今回も変わらぬオーラを放っている。
一方、チョン・ホヨンは1980年代を思わせるバットウィングセーターとスカートのセットアップや、ベルベットブラウスにレザーのカーゴショーツを組み合わせ、コンテンポラリーな旅人の装いを体現。『イカゲーム』で世界的な注目を集めた彼女も、グリーンが撮影したルイ ヴィトン 2023年秋のキャンペーンに続く登場となった。
2025-26年秋冬コレクションおよび「エクスプレス」バッグは、7月25日（金）より一部ストアにて先行発売され、8月1日（金）から全国展開を予定。なお、今回のキャンペーンは7月下旬より本格始動し、10月にはレザーグッズにフォーカスした新たなキャンペーンも展開される。
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