FUDGEお馴染みの着こなしやアイテムを”ディグる(深掘りする)”新たな特集連載【FUDGE dig.】。毎日の着こなしに欠かせないスニーカーの中から、2回目のテーマはスポーツシューズの元祖であり、シンプルな構造とデザインがレトロかわいい「ローテクスニーカー」。足元にボリュームがない分、要となるのが組み合わせのバランス。夏を謳歌したくなる、とっておきのコーディネート、長く愛用したくなるアイテムをお届け!
case-01:白スニーカーと5日間のスタイルゲーム
シンプルだからこそ自由に楽しめる。でもその分、どう履こうかちょっと迷ってしまう…そんな白いスニーカーとの毎日は、まるでファッションの“スタイルゲーム”。コートシューズの足元で軽やかに駆け出したくなる朝もあれば、雨に包まれてちょっと気だるい午後もある。動きやすくて、それでいてどこかクラシックなムードが漂う白い一足を、今日はどんなふうに履く? 近頃テニスコートで見かける、お洒落なあの子の装いを覗いてみよう。
DAY4:カラーワンピース×白スニーカー
赤が映える日。《ヒュンメル》の白と青をちりばめて、トリコロールで遊ぶ。
雨でテニスはおあずけな日。だけど、コートに立つだけで少しうれしいのは、きっと真っ赤なワンピースのおかげ。白のスニーカー、肩掛けしたボーダーと足元のポイントカラーで青をほんのり効かせれば、自然とトリコロールが完成。赤と青のコントラストに白が加わると、視線も心も引き寄せられる。潔く色を効かせたからこそ、足元のスニーカーが今日の主役。プレイできない日も、スタイルで楽しむ。その余裕こそ、洒落者の証かも。
hummel「VM78 CPH」
1978年、コペンハーゲンで開催された男子ハンドボール世界大会のために開発された「VM78」。当時のクラシックなディテールを残しつつ、今の街にもなじむ一足としてリバイバル。特徴的な“T-toe”と呼ばれるトゥキャップ、そしてアッパーとソールをしっかり縫い合わせるサイドステッチ製法が、ヴィンテージライクな佇まいを際立たせる。さらに、インソールにはオーソライト社製のエコインソールを採用。快適さはもちろん、環境への配慮もしっかりと。クラシックとモダンを行き来する、スニーカー好きをくすぐる一足。
スニーカー¥12100/hummel(エスエスケイ お客様相談室)、ワンピース¥26400/THE SHINZONE(シンゾーン ルミネ新宿店)、肩にかけたカットソー¥19800/ANATOMICA、バッグ(ブルー)¥8800/WAKOUWA(ともにアナトミカ 東京)、バッグ(ホワイト)参考商品/GOOD ROCK SPEED(グッドスピード)、メガネ¥27500、グラスコード¥2200/ともにEyevol(アイヴォル トウキョウ ストア)、ソックス/スタイリスト私物
SHOP LIST
エスエスケイ お客様相談室 TEL:0120-50-7789
シンゾーン ルミネ新宿店 TEL:03-5909-4088
アナトミカ 東京 TEL:070-3144-0378
グッドスピード TEL:03-6303-0809
アイヴォル トウキョウ ストア TEL:03-6427-3677
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photograph_Kojima Yohei
styling_Kiyomiya Mio
hair & make-up_Nagasawa Aoi
model_sonata
text&edit_Yanase Rei