声優・和氣あず未の長女が罹患 拡張型心筋症とは?心臓が必要な血液を送れず…患者は子供から高齢者まで - スポニチ Sponichi Annex 芸能 - Moe Zine

和氣あず未のX(@azumi_waki)から

 人気アニメ「東京リベンジャーズ」橘日向、「ウマ娘 プリティーダービー」スペシャルウィーク役などで知られる声優の和氣あず未(30)が16日、長女の拡張型心筋症の治療に専念するため、活動を大幅に制限することを公式サイトで発表した。

 今年2月に誕生した長女は、医師から拡張型心筋症の可能性が高いと診断され、心臓移植の待機をすることになったとしている。

 拡張型心筋症とは、心筋(心臓の筋肉)の収縮力が低下した結果、心臓が拡大した状態になり、全身に必要な血液を送り出せなくなる病気。特に影響を受けることが多いのが左心室で、通常より拡大してしまい、心臓がポンプ機能を果たさなくなる危険性が生じる。子供から高齢者まで幅広く発症し、男女比では男性が多いとのデータもある。特発性拡張型心筋症は、国の難病に指定されている。

 症状としては、運動時の動悸(どうき)、呼吸困難、息切れ、むくみ、疲れやすさなどが表れ、時間とともに症状が悪化する場合がある。原因は遺伝をはじめ心筋炎、自己免疫疾患、さらにウイルス感染も挙げられる。

 治療方法としては薬物投与による心臓への負担軽減、対症療法など。重症の場合には心臓移植手術や、補助人工心臓の植え込み手術が必要なこともある。また、心肺機能を改善する新たな治療法が、実用化へ進んでいる。

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