三ツ矢雄二、実写版『リロ&スティッチ』でもファン待望の人気キャラ役に! - 映画 - ニュース |クランクイン! - Moe Zine

 ディズニー映画『リロ&スティッチ』より、エイリアン・プリークリー役の日本版声優として、アニメーション映画『リロ&スティッチ』でもプリークリーの声を担当した三ツ矢雄二が続投することが発表された。

【写真】日本版声優はやっぱり三ツ矢雄二! 実写になったプリ―クリー

 本作は、『美女と野獣』『アラジン』をはじめ、数々のアニメーション映画の実写化を成功させてきたディズニーが、その愛らしさで空前のスティッチ・ブームを巻き起こしたアニメーションを完全実写化。地球に不時着した暴れん坊のエイリアン・スティッチと、いつもひとりぼっちの少女・リロの“奇跡”の出会いとかけがえのない“オハナ(家族)”の絆を描くハートフル・ファンタジーだ。

 少女リロと姉のナニは両親を亡くし、2人きりで生活することになるが、ひとりでリロを育てようと奮闘するナニは若すぎるがゆえに失敗ばかり。離れ離れになってしまいそうな姉妹の前に突然現れたのは、家族の愛を知らない暴れん坊のエイリアン・スティッチだった。プリークリーは、そんなスティッチを捕らえるためジャンバ博士と共に地球に送り込まれた、銀河連邦の地球に詳しいエイリアンだ。

 先日、スティッチ役の日本版声優として山寺宏一の続投が発表された際には、SNS上でも大きな盛り上がりを見せたが、同時に三ツ矢のプリークリー役続投を切望する声も多数寄せられた。そんなファン待望の“三ツ矢プリークリー”の決定を受け、三ツ矢本人は「実写版になると噂で知った時、とてもエキサイティングなお話で興奮しました」と振り返り、「自分がまたプリークリーを演じることができるかどうか不安でしたが、オファーがあった時は飛び上がって喜びました。プリークリーは自分によく似たキャラクターで大好きだからです」と、喜びをあらわにした。

 本作では、エイリアンのジャンバ博士とプリークリーが地球に潜伏する際、アニメーション版のようにただ変装するだけではなく、地球に馴染むために実際の人間の姿に擬態する。そんな実写版ならではの描き方については、「プリークリー本体の姿もリアリティがあって驚きましたが、人間の姿になってからも、プリークリーの性格は変わらず、可愛くて、ちょっとドジで、憎めない設定はそのままで、演じていて本当にワクワクしました」と語り、「プリークリー本体の時は、今まで通りのイメージで演じましたが、人間の姿になってからは、声のトーンを抑えて、役者さんの見た目のイメージを意識して、演技に工夫をしました。難しい挑戦で、とてもやりがいがありました」と、エイリアンの姿と人間の姿で声を演じ分けるというこだわりも明かした。

 「プリークリーの声は三ツ矢さん以外いない」と期待しているファンの声に対しては、「ウワー、ものすごくうれしいです。僕もプリークリーは大好きなキャラクターなので、皆さんに支持してもらえて光栄です。今回の実写版も、思いっきりプリークリーしてますから、楽しみにしていてください」とメッセージを寄せた。

 また、スティッチ役として続投する山寺宏一との共演について聞かれると、「尊敬する後輩の山寺さんとご一緒できて幸せです。山寺さんのスティッチは唯一無二の名演で、他の人には絶対できない。山寺さんが物語を引っ張ってくれて、作品もスリリングでハッピーなものに仕上がったと思います」とコメント。おなじみの“山ちゃんスティッチ”が今作でも存分に魅力を発揮していることを明かした。

 さらに、「スティッチがどのように地球にやってきて、周囲の人々をひっかき回しながらも、やがて人々を幸せにする存在へと成長していく様子を見てほしいですね。もちろん、ちょっぴり“おじゃま虫”なプリークリーの、ひょうきんでお茶目な活躍もお見逃しなく!」と、作品への期待をさらに高めた。

 映画『リロ&スティッチ』は、6月6日より全国公開。

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