NHK女子アナに世代交代の波?和久田麻由子・桑子真帆アナの後継に急浮上する“次世代3人娘”
多くの女子アナが在籍しているNHKだが、ついに「世代交代」するという声がテレビ関係者の間で広がっている。NHKといえば、これまで数多くの国民的人気をほこる女子アナを生み出してきた。ここ最近で言えば、和久田麻由子アナ、桑子真帆アナが二大巨頭として長く君臨し、現在でも圧倒的な知名度と人気を持っている。そんな和久田アナ、桑子アナに変わる人材が、NHKで誕生しつつあり世代交代が間近だというのだ。
【写真】夏らしい浴衣姿の和久田麻由子アナ
これまで、林田理沙アナや赤木野々花アナなど、ポスト「和久田・桑子」として推されたアナがいたが、世代交代するまでの勢いは無かった。両アナとも一定の人気はあるが、二大巨頭の牙城を崩すことはできていない。
そんな中、3人の若手アナウンサーがNHK局員の間で、ポスト「和久田・桑子」として注目されているという。元テレビ局スタッフだった筆者が、NHKの関係者から聞いた証言も含め、次に人気が出そうなNHKの女子アナを紹介していく。
まず一人目は大谷舞風アナだ。大谷アナは2020年度に入局したアナウンサーで、福井放送局を経て2024年4月から東京・アナウンス室に所属している。すぐに人気番組の『NHKニュースおはよう日本』に出演し、早朝担当ながらキャスターを務めている逸材だ。アイドル的なルックスでスタイルも良く、NHK入局前にはミスキャンパスで準グランプリに選出され、セント・フォース関西所属のタレントとして活動していた経歴も。
また、学生時代には、その美貌を活かして甲子園でビールの売り子を務め、最高198杯も売り上げた逸話も持っている。NHKでは珍しいアイドル系のアナウンサーだが、局内でも人気が高くNHKアナウンス室の公式Xで写真が頻繁に配信されているほどだ。
アナウンス技術については荒削りな部分はあるが、同局で人気アナの登竜門的な『NHKニュースおはよう日本』を担当し、最近ではバラエティ番組の司会にも参加。また、ラジオ番組の『伊集院光の百年ラヂオ』で司会を務めるなど、仕事は多岐にわたっている。筆者が旧知のNHK関係者に聞いたところ、特にSNSで人気が高く配信事業を成長させたいNHKにはもってこいの女子アナだという評価を受けている。大谷アナは、いきなりブレイクする可能性を秘めた女子アナだと言える。
2人目に紹介するのは、バラエティ番組で頭角を現している宮﨑あずさアナだ。2018年度に入局したアナで、徳島、仙台の放送局を経て2024年4月から東京・アナウンス室で勤務している。現在は、『ひむバス!』、『偉人の年収 How much?』などに出演し、NHKの若手としては珍しいバラエティに強い女子アナだ。
この宮﨑アナだが、熱狂的なアニメオタクとして知られ、過去には『あさイチ』で推しアニメだという『ジョジョの奇妙な冒険』で登場するキャラの決めポーズを披露してネットニュースをにぎわせたことも。他の女子アナと比べてもバラエティ番組への適応能力が高く、自分の趣味も活かしてしっかりと視聴者にキャラを売り出すことに成功している。
NHKは、地方局を合わせると多数のアナウンサーが在籍しているだけに、自分の持ち味をしっかりと出せるかで人気が左右される。そういった意味では、ライバルの多いニュース番組のキャスターより、得意なバラエティ番組に出演できている宮崎アナは、一歩抜け出せる可能性を秘めている。
それに、出演している番組を見ると、少し抜けている雰囲気のある宮崎アナはバラエティ向き。NHKにおいて王道ではないものの、ここ最近ではバラエティ番組が注目されることが多い中で、宮崎アナがブレイクする可能性はあるだろう。