2025年7月15日 午前10時00分
兒玉遥の新刊「1割の不死蝶 うつを卒業した元アイドルの730日」より
元HKT48で俳優・タレントの兒玉遥(28)が、自身初となる著書『1割の不死蝶 うつを卒業した元アイドルの730日』を、9月19日に刊行する。
【写真】兒玉遥「1割の不死蝶 うつを卒業した元アイドルの730日」書影
同書は、兒玉がアイドル活動中に発症したうつ病との向き合い方や、休業を経て現在に至るまでの苦悩と回復のプロセスをつづったノンフィクション作品。タイトルにある“1割”は、医師から「元気な姿に戻れる確率は1割」と告げられたときの言葉から来ている。絶望の中にありながらも、一筋の希望を信じ、自らの心と丁寧に向き合い続けた730日間の記録となる。
目次では、「アイドルと、うつ」「深く潜って、浮上する」など、当時の心情や日常の変化が率直に語られている章が並ぶ。ファンや読者のみならず、心の不調に悩む人々にとっても共感と励ましを与える内容になりそうだ。
兒玉は、HKT48の1期生として2011年にデビューし、“はるっぴ”の愛称で親しまれた。AKB48との兼任や選抜入り、センター抜擢など順調なキャリアを歩む中、2017年に心身の不調で休業。復帰後の2019年にグループを卒業し、俳優として新たな道を歩んできた。