【2025スニーカートレンド】プロに聞く、知っておくべきスニーカーの新潮流 | ファッション | ELLE [エル デジタル] - Moe Zine

スニーカー, トレンドスニーカートレンド #1/ロープロ 極薄ソール人気は続く

「ロープロファイル」と呼ばれるソールの薄いスニーカーが押しも押されもせぬ一大ムーブメントに。抜け感たっぷりに履ける軽やかなたたずまいで、コーディネートになじみやすく、色で遊べるのも人気の理由。

text displaying the word comment in bold stylized fontトレンド感、程よい価格、使いやすさの三拍子

「昨年の秋冬から、『アディダス』の“テコンドー”や『プーマ』の“スピードキャット”を筆頭に、ボディもコンパクトで最小限のソールのスニーカーが勢いをもって登場してきました。これまでウィメンズスニーカーの人気モデルはモノトーンが中心でしたが、今のトレンドはボディがカラフルなものやメタリック素材も人気なのが特徴。シルエットがコンパクトなので、コーディネートの差し色にしやすいこと、価格も手頃なものが多く、ストリートトレンドをつくる若者たちが手に取りやすいのも人気が加速した要因として考えられます」(米山 静/フォーゲットミーノッツ バイヤー)

「『ロープロファイル』と呼ばれる薄いソールの流行が勢いを増しています。ここ数シーズンのコレクションにおいて、ラグジュアリーブランドとスポーツブランドのコラボレーションで注目されていたことも関連しているようです」(工藤 朱里/アトモス ピンク バイイングシニアマネージャー)

photoshoot of ballet style sneakersスニーカートレンド #2/スニーカリーナフェミニンに履けるスニーカーの超新星!

数年来続くバレエコアトレンドの影響は足元にも。スニーカーとバレエシューズがドッキングした、通称“スニーカリーナ”が新登場。各社こぞって出すのは、メリージェーンのデザイン。

text displaying the word comment in bold stylized fontスニーカーの枠を超えた新感覚シューズ

「ここ数年トレンド化しているバレエコアの強い影響で、各ブランドからメリージェーン型のシューズが続々と登場しています。スニーカーなのにスニーカーじゃない、スニーカー然としていない新鮮なモデルが増加中。『プーマ』や『アディダス』はじめ、さまざまなブランドから新作が出ましたが特に人気なのは『サロモン』の“RX メリージェーン”。発売すると即完売する過熱っぷりです」(小嶋 ひより/ヘリンボーンフットウェア PR兼ショップスタッフ)

「春夏だけでなく、秋冬にかけてもメリージェーンとスニーカーソールがドッキングしたアイテムが各ブランドから発表予定です。バレエコアトレンドの根強い人気はまだまだ続くようで、足首まで巻ける長いシューレースやリボンシューレースが付いているスニーカーも増えています」(工藤朱里/アトモス ピンク バイイングシニアマネージャー)

sports inspired sneakersスニーカートレンド #3/スポーツインスパイア高まるスポーツ熱と呼応

とどまるところを知らないスポーツファンの熱狂。2026年のワールドカップ開催も追い風に、さまざまな競技からインスパイアされたモデルが続々と登場。

text displaying the word comment in bold stylized font選手もファンも一体化するムーブメント

「FIFA ワールドカップ 2026に向けて、各ブランドがサッカーアイテムに注力。『ナイキ』の“トータル 90”はファッション感度の高い人を中心にトレンドになりそうです」(工藤 朱里/アトモス ピンク バイイングシニアマネージャー)

「『ナイキ』の“トータル 90”や『アディダス』の“サンバ”といったフットボールをルーツに持つスニーカーは、コンパクトなシルエットでファッションアイテムとしてトレンドの中心に。この流れはワールドカップの影響をくみ、2026年春夏以降も続きそう」(米山 静/フォーゲットミーノッツ バイヤー)

「オールドスクールのバスケットボールシューズやランニングシューズなど、ノスタルジックなデザインに、モダンな雰囲気を感じる素材やカラーのリバイバルアイテムが出てきそう。『ヴァンズ』の“オールドスクール”も再熱の予感?」(本山 綺良莉/エイチ ビューティー&ユース PR)

hyper functional sneakersスニーカートレンド #4/多機能ソール高機能ソールを街履きに

快適な履き心地はもちろん、高いレベルでパフォーマンスを発揮。過酷な環境でも耐え抜くソールを搭載した一足は、各社の研究開発の賜物。

text displaying the word comment in bold stylized fontブランド哲学を反映した一足を求めて

「『アシックス』、『オン』、『サロモン』といったブランドが、売り場で確かな存在感を放っています。それぞれスポーツ、アウトドア、ライフスタイルといった異なる領域を横断しながら、機能性と現代的なデザインを両立しています。どのモデルにも共通するのはシーンやスタイルを選ばない汎用性と、信頼のおける履き心地。そして何より、それぞれのブランドに息づく明確な哲学にカスタマーが共感していることが、選ばれる理由だと感じています」(HARUHI/キス ジャパン PR)

「『ナイキ』の“ズーム ボメロ ローム”のような、アウトドアシューズをルーツにしたボリュームスニーカーがメインストリームに来ると思います。ウィメンズではオーバーサイズのボトム、ミニボトムやレッグウォーマーと合わせるスタイルが秋冬に増えそうです」(米山 静/フォーゲットミーノッツ バイヤー)

photo:HIROKI WATANABE/tron(still life), KEITA/flame(cutout) styling:YUUKA AKAISHI/tsuji management

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