「シャネル」が設立したパリの施設“ル ディズヌフエム(le 19M)”が、2025年9月30日(火)から同年10月20日(月)まで、六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーと東京シティビューにてエキシビション「ラ ギャルリー デュ ディズヌフエム トーキョー(la Galerie du 19M Tokyo)」を開催。
“ル ディズヌフエム”は、ファッションとインテリアの分野において伝統技術を継承し、次世代につなぐための複合施設。およそ700人の職人と専門家が集い、クリエイターたちとの対話を通じて、手仕事の魅力を現在進行形で発信している。その中心に位置する「ラ ギャルリー デュ ディズヌフエム」は、職人たちの卓越した技を広く紹介するオープンスペースとして機能し、今回、東京の地で新たな展開を迎えることになる。
日本とフランス、両国の伝統文化を交差させるこのイベントは、あらゆる世代に向けた体験を提供する。展示は三つの章で構成され、建築家の田根剛氏が率いるフランス・パリを拠点とする国際的な建築家、デザイナー、クリエイティブ専門家のチーム「ATTA」によるインスタレーション「ル フェスティバル(le Festival)」では、“ル ディズヌフエム”の職人技がもつクリエイティビティを可視化。
続く「ビヨンド アワー ホライズンズ(Beyond Our Horizons)」では、日本とフランスの約30人の職人やアーティストが、文化と時代を超えて交差する作品を発表。監督、脚本家の安藤桃子氏、東京とパリを拠点とするデザイナーの緒方慎一郎氏、アーティスティック ディレクターのアスカヤマシタ氏といった多彩なキュレーターが手がけた展示空間は、五感に訴えかける没入型の体験を生み出す。
さらに、「シャネル」と密接な関係を築く刺しゅうメゾン、「ルサージュ」の創業100周年を記念した「Lesage 刺繍とテキスタイル、100年の物語」も特別展示。初の国際的な展開となるこの展覧会は、「ルサージュ」と日本が長きにわたり築いてきた絆へのオマージュともいえる。会期中は、職人によるデモンストレーションや体験型ワークショップ、トークイベントも予定され、五感でクラフツマンシップに触れられる機会に。プログラムの詳細は、2025年9月に公開予定。日本とフランス、伝統と革新が織りなす特別な空間へ、ぜひ足を運んでみて。
ラ ギャルリー デュ ディズヌフエム トーキョー
会期/2025年9月30日(火)~10月20日(月)
会場/東京シティビュー・森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)
※入場無料
“ル ディズヌフエム”公式サイト
問い合わせ先/シャネル カスタマー ケア センター 0120-525-519
https://www.chanel.com/jp/
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