夫は広島カープ3連覇の名将、長女は声優に…元アイドル・緒方かな子52歳の“子育て3人時代”「家族会議を開いて…」“言葉が少ない”緒方孝市を心配 - プロ野球 - Number Web - Moe Zine

1990年代前半、グラビアアイドルや歌手、タレントとして活躍した緒方かな子(当時・中條かな子)。23歳で芸能界引退、プロ野球選手と結婚、のちに夫は広島カープ3連覇の名将に……その激動の半生をNumberWebのロングインタビューで語った。第3回は「長女は声優…プロ野球選手“妻”の子育て論」。【全4回の3回目/4回目へ】

――授業参観のお話がありましたが、お子さまが3人いらっしゃるんですよね。

緒方かな子(以下、緒方) そうです。1997年に長女、2年後に次女、2006年に長男に恵まれました。夫が野球選手だから当たり前なのですが、子育ては99%、いや100%、わたしです! 子どもが2人目、3人目と増えて、一気にハードになりました。主人が家にいないじゃないですか。とくに2人目が生まれたとき長女もまだ2歳だったので、お風呂も遊びも目が離せなくて、毎日てんやわんやでした。

――プロ野球選手を支えるというと、料理や栄養管理が頭に浮かびます。今でこそ外部のプロに頼ったり、必ずしもパートナーが何品も作らなかったりするケースも増えていますが、当時は違いますよね。

緒方 ほとんど知識がなかったので、結婚してから栄養士の方に教わりました。アスリートに推奨される1日分の野菜摂取量ってビックリするんですよ! どうやってこんなに食べるんだろう、と不思議で。でも人間が食べられる量だから栄養士は言っているんだよね……と思って、いちどすべて生野菜サラダで出したんです。えいや!と思って。そしたら主人に呆れられました。「俺は、虫なのか?」って(笑)。結婚1年目の話です。

 それから少しずつ覚えていって、魚と肉の料理は両方、加えて煮物、サラダ、お吸い物、もう1品……というラインナップに落ち着きました。

――緒方孝市さんが選手だった時代、子育てと家事の両立に追われていたと思います。1日はどんなスケジュールでしたか。

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