デビューライブ「かわいいへの道」を開催したRoot mimi
黒嵜菜々子がプロデュースする7人組アイドルグループ
元アイドルの黒嵜菜々子がプロデュースするアイドルグループ・Root mimiが31日、東京・品川グランドホールでデビューライブ「かわいいへの道」を開催した。
アイドルオーディションとして、2月7日から応募が始まり、応募総数1000人を超える候補者の中から18人がファイナリストとして決定。最終審査をへて、小田垣有咲、貫井夢生、才川水希、天宮さくら、朝比奈麗桜の5人が今回のオーディションから選ばれた。そこに、プロデュースも担う黒嵜、PALETおよびなんきんペッパーの元メンバーで、声優としてD4DJ、BanG Dream!で活動してきた反田葉月を加えた7人でのデビューとなった。
黒嵜、反田の影アナで始まったライブ。ステージ袖ではすでに涙を見せるメンバーもいた。1曲目は披露されたのは、グループ名でもある『Root mimi』。表題にもなるこの曲は、黒嵜本人が作詞を手がけているキラキラポップソングで、初披露にもかかわらず観客の声援が会場に鳴り響いた。
続いて披露されたのは『制服を脱ぎ捨てろ』。分かりやすい振り付けに、サビでは観客も一緒に飛べるアップソングとなっている。色とりどりなペンライトが会場を明るく色飾る。アップテンポな2曲で会場の熱は一気に上がった。
初のMCではそれぞれの担当カラーから自己紹介パート。オーディションメンバーの中には初めてのアイドル活動となるメンバーもおり、慣れないMCがなんとも微笑ましい初々しさを感じさせた。
3曲目はRoot mimiとして初となる1stシングル『片想いタイムラプス』。本グループ結成前に開催された合宿中にも使用されていたこの楽曲は、特に思い入れが深い楽曲となっており、より一層会場の熱量が高まった。
続けて披露されたのは、2ndシングル『Deliver Starlight』。イントロから観客をつかむキラキラミドルソングで、応援団のような声量のコールが生まれた。
LIVEも終盤を迎える中、黒嵜の口からうれしいお知らせが。プロデューサーである黒嵜よりメンバーへケーキがプレゼントされた。合宿から頑張ってきたメンバーへ労いの意味も込められ、メンバーも大喜び。さらに黒嵜より発表されたのが、10月17日の横浜CLUB1000にて開催される1stワンマンライブ。そして、7月よりInterFMにてRoot mimi初のレギュラー番組が発表された。
デビューライブ本編最後の曲を飾ったのは新曲である『キミはずっとハレーション』。まだ未発表となる楽曲が披露され、鳴り止まぬ声援と共に会場の熱気はピークを迎えて終演した、と思われたが、ファンからのアンコールが会場を響かせ、メンバーが再度登場。声援に答えながら最後の曲『Root mimi』を歌い上げ、デビューライブは熱狂の渦の中幕を閉じた。ENCOUNT編集部