元・日向坂46の齊藤京子 カンヌ登場で異例の拍手喝采「一生に一度あるかないか」初主演映画「恋愛裁判」 - スポニチ Sponichi Annex 芸能 - Moe Zine

カンヌ国際映画祭でフォトコールに登場した齊藤京子(C)KAZUKO WAKAYAMA
Photo By 提供写真

 元・日向坂46で女優の齊藤京子(27)が22日、フランスで開催中の第78回カンヌ国際映画祭で、初主演映画の「恋愛裁判」(深田晃司監督、今冬公開)のフォトコールに登場。大喝采を浴びた。

 同作はカンヌ・プレミア部門に正式出品されている。齊藤と深田監督は多数の海外メディアが集結するなか登場。「キョウコ!」「コウジ!」と海外メディアからの呼びかけに応じながら、カンヌの海を背に満面の笑みを見せた。

 世界中から集結した腕利きのカメラマンから「サイコー!」の声も上がるなど大きな盛り上がりとなり、撮影終了後には、フォトコールでは超異例の拍手喝采が沸き上がった。

 ワールドプレミアとなる公式上映を控え、齊藤は「海外に来たのは人生で3回目。初めてのヨーロッパで貴重な経験をさせていただいています。アイドルの恋愛を描いた本作に、覚悟をもってオーディションを受け、撮影に臨みました。深田監督とカンヌ国際映画祭に来られたことは私の人生において大切な思い出になるかと思います。一生に一度あるかないか、夢にも思っていなかったことなので、ここに来られたことへの感謝をかみしめながらレッドカーペットを歩きたいと思います」とコメントした。

 「恋愛裁判」は「元アイドルの女性に賠償命令」という新聞記事を目にした深田監督がその内容から着想を得て、構想から10年を経て結実した作品。日本のアイドル界でまことしやかにささやかれる「恋愛禁止ルール」。契約書に記載されたこのルールに反する行動をしたとして所属事務所から契約違反と訴えられ裁判へと発展した一人の女性アイドルの姿を描く。齊藤は恋に落ちる人気アイドル・山岡真衣を演じる。

 ▼カンヌ・プレミア部門 2021年に「コンペティションの枠には収まりきれない良作を集める部門」として設立。芸術的な野心と観客へのアピール力を兼ね備えた作品を上映する部門。同部門出品の日本作品は「竜とそばかすの姫」(2021年、細田守監督)、「首」(2023年、北野武監督)。

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