紛争や混乱に揺れる国で活躍する日本人女性(認定NPO法人REALsリアルズ（Reach Alternativesリーチオルタナティブズ理事長）瀬谷ルミ子)
長期化するロシアウクライナ [音楽] 紛争これまでウクライナから国外に逃れた 避難民は800万を 超えるさらにはアフガニスタン南スーダン など今この瞬間にも世界では紛争や迫害に 翻弄されている多くの人々が いるそんな中今 WPSウィメンピースアセキュリティと いう言葉が世界で注目されている紛争地域 の女性たちには性的暴力や人身取引など 女性や女の子だから受ける被害が数多く 存在 するそこで被害者としてではなくより主体 的に紛争の予防や解決平和構築や維持の 取り組みに参加することが重要 て い紛争や混乱に揺れる国で活躍する日本人 女性その活動に 迫る皆さんこんにちはナビゲーターの中野 美子です2011年20年以上にわる内戦 の末独立を果たした南 スーダンしかし独立から10年以上経った 今も内や暴力など争いによって多くの人が を落としていますそんな中この争いの予兆 を察知して自分たちで防げる社会の実現を 目指す日本人女性がいました争い予防を 専門とするNPO法人リーチ オルタナティブのせや瑠子さんです争い 予防とは一体どのような活動なのでしょう か民NPO法人リアルズリーチ オルタナティブの理事長瑠子 リアルズは南スーダンの他アフガニスタン シリアなど中東アフリカアジアの6か国で 活動している多くが長年に渡る内戦に 苦しんだ国々だ現地の南スダの人たちと話 をするともう平和が欲しいもう争いは うんざりだもう何十年こんなこと繰り返す んだってことを皆さん言いますしあともう 80年近く争いをしていない日本っていう のがとにかく信じられないとでどうやっ たらそれが実現できるんだろうっていう ことをあの自分たちも実践したいって言葉 はかけてくれます ねせは世界的に知られた武装解除の専門 家アメリカの有力史ニューヨークタイムズ が世界に即席を残す女性10人に 選出武装解除と言っても単に武器を回収 するだけでなく兵士ではない生き方を 見つけてもらうため訓練や教育を行って 社会復帰を支援するところまで 行う一方日本政府や国際機関民間企業とも 連携し内戦からの避難民を支援するため 衛生環境の改善なども行っているが現在 最も重要な活動としているの
が争いを未然に防ぐ こと失われた命は戻らないだからこそ争い が起こる前に防ぐことが重要だとせやは 考えて いるそのために重視しているのが現地の人 たちを中心に据えた紛争予防への取り組み だ現地のあの人たちを育成して中長期的に は現地の人たちが自分たちの手で自分たち の地域の問題を解決できるようにな るっていうことがあるべき姿なのでそのた に必要なお手伝いをするせやは南スーダン での取り組みの例を語ってくれ た生き延びるために参加した対立する民族 の人たちをあえて一緒のグループに入れて 野菜作りに取り組んでもらういろんな民族 の人たちがミックスされたグループに分け てでその中で協力し合わないと野菜もでき ないし加工品もできないような仕組みにし たりするで最初は皆さんあの色んな不満を 言ったりあの民族と一緒にみたいなことを 言うんですが徐々にその物のかかりとか ノルマを守るみたいなことで信頼関係が 生まれていて支援する人が争いを予防する ノウハウを現地の人に提供することで彼ら 自身が平和を維持する仕組みを作って いくそれが持続的な平和につながるという 争いとかテロが起きる前に必ず予兆がある のでその予兆をその地域ごとにあの分析し て例えば叫び声だったりあと多民族の夫婦 感の離婚が増えるとかそういった予兆 が発見された時点で私たちが育成した人 たちがまその介入して争いを未然に止め るっていう支援者が現地の人を直接守り 続けるのではなく争い予防のノーンハウを 提供することで自ら平和を維持できる状態 を作っていく持続可能な平和支援の形を 考えさせられ ますではせやさんは一体どのような思いで この活動を行っているのでしょう か20年以上前から自分で言い続けてるの はまやらない言い訳をしないで同時にあの それとつになる言葉であのできないことは 約束しないていうのも心がけてます特に 紛争で傷ついた地域の人たちに軽い気持ち で約束してあそれできるよできるよって 言ってしまって結局できなかったりすると その人たちは2度裏切られることになるん ですよね完全にもう絶対にやるんだって 覚悟した上で現地の人たちに伝えるように するっ てい戦争で国や周囲の人に裏切られた人 たちが支援者にも裏切られることはあって はならないというそうしたが自ら平和維持 のために動くことが最終的な目的だ やっぱり自分たちがもう自分がもうこの場
にいなくてもいいんだいない方がもう うまくいくんだって感じられた瞬間ま自分 がま用済みになった瞬間っていうのが一番 ほっとするもんなんだなってあの感じます ねそんなせやにはさらなる目標 が私たちが紛装置であの行ってる争い予防 とか平和を気付く取り組みでこれって日本 でも活用できるな例えば日本でもその自動 虐待の現場だったりで叫び声が聞こえた けれども誰も何もせずに結局なくなって からあのお子さんがなくなってしまって からあそういえばあんなサインがあったね 予兆があったねみたいな行動がされること もあるのであのもっと具体的に世界の課題 に対して自分たちが繋がり合うことで 回り回って自分たちの課題につが るっていうのがもうこの世界のあの トレンドであるみたいなそういったあの 動きをそういった仕組みを作りたいなと 思って ます紛争や混乱に揺れる国で活躍する日本 人女性せや瑠子 さんそこには何よりも現地の人々との信頼 を大切にし自立して平和を守っていける 未来を願うそんな姿がありました [音楽] は
ロシアによるウクライナ侵略をはじめ、国際秩序を揺るがす事態が世界で発生している中、外交的にも重要な女性・平和・安全保障（WPS: Women, Peace and Security）を念頭に、紛争やその後の混乱にある国で働く日本人女性に焦点を当て、協力の意義、困難などを題材としたドキュメンタリー動画です。
動画の紹介ページはこちら
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sanka/pagew_000001_00029.html
瀬谷 ルミ子（認定NPO法人REALs（Reach Alternatives理事長）
南スーダンやアフガニスタンなど中東アフリカやアジアを中心に長年にわたる内戦に苦しむ国々で、現地の人たちを中心に据えた争い予防への取組を行っている。彼ら自身が平和を維持する仕組みを作ってもらうこと、それが持続的な平和につながっていく、さらに平和を築く取組は日本でも活用できると瀬谷氏は語る。
ナビゲーター
中野 美奈子（フリーアナウンサー）
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