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【リトルトゥースによる解説レビュー】『笑いのカイブツ』オードリーのオールナイトニッポンの”伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキの半生を描いた怒涛の傑作



【リトルトゥースによる解説レビュー】『笑いのカイブツ』オードリーのオールナイトニッポンの”伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキの半生を描いた怒涛の傑作

どうも映画大好きホテルの支配人ロゼです 今回レビューするのはこちらの映画笑いの 怪物映画笑いの怪物は岡山天根が主演を 務め伝説の歯学職人土谷孝幸の反省を描い た同盟の師小説を原作に滝本健監督がメガ ハンを取った作品ですまずは簡単な あらすじから何をするにも不器用で人間 関係も苦手な土は高行のはレジェンド になるためにテレビの大喜番組にネタを 投稿すること彼は狂ったように毎日ネタを 考え続け翌年間の努力の末に自作のネタ 100本を携えてお笑い劇場を訪れそこで その才能が認められて作家見習いになり ますしかし笑いだけを追求し他者との交流 を避け常識から逸脱した行動を取り続ける 土屋は注意から理解されずに劇場されます 自暴時期になりながらも笑いを諦めけれず にラジオ番組にネタを投稿する破き職人と して再を図り多くの深夜ラジオで パーソナリティとリスナーたちから徐々に 注目を集めますそんな中尊敬する芸人西寺 から声をかけられ土屋は厚生作家を目指し て状況決心するのだがというのがあじです さてこの土屋高行という人物について知っ てる方はおそらくほぼご存知でしょうが この声をかけてくれた芸人というのが オードの若林マサヤのことですね劇中では え彼をモデルにしてえオードがベイコンズ という名前になっていますか私自身 オードリ若林の大ファンというかオードリ オールネット日本のほぼ初回から聞き続け ているヘビーリトルトゥースでして今回は リトルトースの映画好きという目線でこの 映画をレビューしていきたいと思います 実際に彼が若林に声をかけられて父親との 初めての出会いやプライベートでの交流 作家兼弟子のような関係で彼についていた 日々のトークは2013年を中心に オードリオールナト日本の中で繰り広げ られていましたもう10年以上前に聞いて いた話ですので今回この映画を見るに あたり改めて当時のトークとか振り返って みましたので映画に出てきたあればあの トークに出てきた本当のエピソードだな みたいな気づきもありますのでその辺も 含めて解説をしようと思います今回笑いの 怪物の原作は読まずに映画を見ているので そこは完全初見原作との比較などはでき ませんのでご了承くださいできるだけ映画 の展開に沿って話をしようと思いますんで もう見た方は脳内で映画を再生し直し ながら話を聞いていただければなと思い ますさてAが始まって夜の道の中を彷徨う ような土屋高行の姿で始まり笑いの怪物 バーンとタイトルが出るところでえ始まり

ますタイトル出るところのギターの サウンドがかなり原因の強いネイで土屋が 抱えている社会への叫びやえがなりのよう な力強をあのこの音で感じるとともに常に かなり耳障りなちょっと聞くだけでうっと 思って聞いてしまうようなまさに土はその ものを表現したようなこのオープニングに なっていてえここは非常に映画的にうまい なと思いましたねここの表現自体はそこ までま新しいというわけでもなくてむしろ 初期衝動で作られた学生映画のような 荒削りさ一周中二病のようなチープさが ある描写で普段映画館に通う人間としての 反射感感覚としてはダサいという気持ちも ま少々ありましたがそこも含めてねこの 映画の術中なんじゃないかなという風に 思います土屋孝行の音としてはこれが正解 だったんだと思いますさて彼が張り紙 だらけの怪しい実質で朝からネタを書いて いるシーンがありましたが彼は高校時代 毎朝50個の大切りの質問を考え学校では 毎日誰とも話さずその自分の大切りネタに 答え続けていたというオードリーオール ナイト日本でも話に出ていた描写ですね さらには5秒に1回ボケを考えるために5 秒ごとにアもを鳴らし続け俺はデジタル 大喜でレジェンドになるな彼じいと言って 1分1秒でも他人との会話がざま暇と ちゃうねんお前みたいな男特会引かの女と ちゃうんじゃいと母親まで拒絶するこの シーンでキッチンから岡山雨を引きで捉え たショットまさに怪物という社会性の結し た人物としての描写が良かったですここ まではほとんど土屋の顔が映らず髪の長く て痩せ細ったまるでマシニストの クリスチャンベールのような風貌というの は観客が全く共感できない人間としての 説得力があるものでした顔をよく見える 距離で撮影してしまうとそれだけ観客は 心理的に登場人物に寄り添ってしまいます のであそこ暗くて顔のあまり見えない引き で捉えたのは良いシーンだったと思います 彼の家が貧しく母子家庭だったというのは オードリーオルナ日本や若林さんのエセ 社会人大学人知学部卒業見込みでも言及さ れていますそういった環境もあって彼は バイト中に私大学やめよっかなと言ってい た女子大生に急に絶対卒業しろや全部単位 も取れと言って勝ちし普段全く話さないの に突然切れたということで雰囲気悪くなっ ていづらくてバイトやめたといういう話も ラジオに出てきます貧困にして母勝て 生きる道はお笑いというと2019年の ハリウッド映画ジョーカーも思い出します ね土屋は母との会話でもほとんど常に感情

がえ体の動きや言葉に発動してしまうと いう表現がされていて俺は忙しいねんと 切れるだけでも体をよじらせて叫びますし アルマ公爵として大喜レジェンドに選ばれ たシーンでは夜中でも踊り始めますま踊り 出すというか体をうねうね動かすという かっていう感じでしたがえ特にこの暗い中 で踊シーンもやはりジョーカーを思い出し たりなんかしましたえジョーカーだと トイレで踊シーンがありましたねさて 時折り画面上に大切りの質問と答えが出て くるシーンが何回も挟まりましたがこれも この映画の大きな特徴あれが挟まれる タイミングには一貫性がないように感じ ます例えばえ土屋が吉本の劇場でネタを パクったと言われて首になって路上に はつって絶望した直後だったりえ松本穂 演じるみかの家にえ呼ばれた時だったりと あまり脈がなくあのえ大切りが挿入され ますこのぶつ切りで唐突な編集というのも まさに土屋の小頭的な思考を表している ようにも思いますし観客という我々大衆の 居心地の良さなんて一切理解していない 土屋の振る舞えそのものにも見えてきます しあの編集これまた非常に良かったです この映画最後まで見ても部分的に意図の 分からないような表現が定期的に挟まり ラストのえ壁に開いた穴を見て呟いたしも なの糸も我々にははっきりとは分からない しかしやはりこの映画は私たちの理解を 超えた存在怪物を描いた作品なのでこの 映画の性質は好きですさて土屋の我々最大 公約数的な大衆から見ると機械な行動が 次々と登場しましたねまあなぜ彼がそう いう行動を取るかと言えば単に周囲からの 目を想像しないから無意識にやっていると いう部分とお笑いが好きすぎて周りが見え ていない部分自分の中の正義があって許せ ない部分と混在していて一概にに社会性が ないと一括りに表現するのは乱暴なもの だったりはするんですが例えばカラオケ バイトの掃除で残り物を食べで注意され たり手洗い場の蛇口から直に水を飲むのと かネタ帳の文字が人が読めるような文字 じゃなかったりするっていうのは周囲の目 に対して想像力がないからだと思います ちなみに字が汚すぎて小計文字と言われる のはラジオで若林にも言われていました 確か若林と土屋が一緒に中華に行っていて 若林が水餃子を床に落として拾としたタで 土屋が560枚のチラシ裏に書かれた 大切りを出してきてですねおいさすがに今 じゃねえだろと突っ込みながらしかもその 文字が小さくて汚すぎて正形文字に見えた というお話がありました舞台周りのシーン

でやたらトイレのシーンが多かったのは 貧困プラス母子家庭という要素とえ芸事と いう意味も合ってエミネムの映画8マイル も思い出しますちなみにちなみにこれは 本当に余談なんですけどえ若林は昔から ラップ好きで8マイルは彼の特に好きな 映画の1つですねえジョーカーについても えさよなら足りない2人でえジョーカーの 怪談ダンスの真似をえ若林をしてましたね さてそんな話は置いておいて映画の話に 戻りましてただここまでは単に周囲の目に 想像力がないからえあんな機械な行動を 取っているというわけなんですがえ吉本の 笑いライブの企画会議でゲームコーナー なんて寒いきしょいとえ発言するのは一1 倍お笑いに対してえ彼がストイックだから ですよねおもろいことこそが正義なので それにばないものなんて全部やめてまえと いう思考彼のこの感覚はオドのラジオでも 登場していて土屋が若林の元についていた 頃え若林が自分たちのネタを長い尺から テレビ用に短縮するためにいろんな劇場で 同じネタをかけて反応を見て調整してい くっていう過程の中で土屋孝幸は春さんの あのボケ3回と滑ってたんで切った方が いいですよと春日に直に指摘していました こういうお笑いに対して一切忖度せず痛烈 に指摘してくる人間をがるっていところは 最近若林が岡田マネージャーをやたら構え がっているところにも共通しているところ だと思います岡田までもね結構痛烈にあれ は面白くなかったとああいう風貌の割にね えオドリに素直に指摘したりとかしてい ますよねさてネタをパったというおそらく 嘘で吉本の舞台を首にさせられ土屋高之は 深夜ラジオのはがき職人としての生活を 始めます私は当時中学生の時中間試験の 勉強しながらオードリーのオルナと日本を 聞き始めという形でえ新ラジオに入った 人間でオードリ以外はそこまで聞いてい なかったのでそこまで詳しくはないんです が土谷高駅は2010年の夏ぐらいから 数々のえオードリー以外の深夜ラジオでも ネタが呼ばれていました私もオードリーの ラジオならね当時からしょっちゅう っっていうのを聞いていました他には確か エリンギっていう名前の下ネタ中心の女性 のネタ職人がいたのとかうっすら覚えて ますあとは今でも活躍されてますが デレクジーカーさんとか水グチュグチュ さんとかその中でも土屋高行は特に強烈な 印象で一時期はえ死んでもやめんじゃねえ と新やのコーナーで3連続彼のえネタで だったっていうこともあったりねあのあれ ですよ1回の放送でえそのワンコーナーで

あの土屋孝行のネタが3回連続であのなら 読まれたんですよまそういうまところも ありましてでえそもそもね新雨のおい まるまるほねならのこと死んでもやめん じゃねえぞっていうこのフォーマットをね 作ったのも彼だったはずですえそれまでは 後半の死んでもやめんじゃねえぞの部分 だけをえ守るっていうようなコーナーでし たえちょっとさっき調べてみたらですね彼 が番組で最初に読まれたネタはおい バージンロード上を歩く女のほとんどが バージンじゃないこと死んでもやめんじゃ ねえぞというのがえ彼の最初のネタみたい ですねもうさすがのセンスあまりに若さん は彼のことが気に入っていたようで 2012年のある会では1回ねいつか一緒 に大りの漫才作りたいねと発言しています 正直あまりラジオパーソナリティがある 特定のはがき職人だけをなざしてねえ 取り上げるようなことってごハットという かあまりあり得ないことなのでえこのこと もまた衝撃だったように思記憶しています その後本当に番組の作家になってえ何とか ラジオでも本人の声を聞くことがあってえ 若林とのプライベートの話もたっぷり聞け てですねこんなことが本当にあるんだなと 夢を感じて当時聞いていたのを覚えてい ますそして突如大阪に帰ってしまったと いうことが若林の口から告げられその後の ことは全然分からなかった彼はどうなって しまったのかっていうところまでがえ強烈 な思い出ですさて若さんのエセによれば彼 は毎朝早朝5時に30個のネタメールを 番組に送っていくるのにえブログやSNS を一切やっていないというところがえ彼が どういう人間なのかと興味を持って土屋に プロになればいいのにとメルをしたのがえ 土屋とのファーストコンタクトだったよう ですその時に土屋がが返したのが人間関係 不得意という7文字今回の映画で1番重要 な言葉ですね映画及びおそらく読んでませ んが原作でもこの言葉が出てきたタイミン グっていうのはもっと後のことなのでえ この辺りはあくまで実は元にした脚色と いうことなのかえ何度も土合はこの7文字 をえ若林に送っていたのかっていうところ はよくわからないですちなみにえ若さんの エッセイでも土屋のエピソードはえ全て 人間関係不得意がタイトルに使われてい ますえ社会人大学人見知学部卒業見込みに もねえ父孝幸のえ関連エピソードが3つ ぐらいねえ載ってますのでまだ読んでい ない人は是非読んでみてくださいさてこの 一見でさらに興味を持った若さんはアメ トークでラジオ芸人の企画をプレゼンした

際にこの人間関係不得意という返信が来た エピソードを話しますこれを見た土屋がえ 再び若林にメールをしたところからえ2人 の交流が始まり若林がもう1度プロになら ないかと誘いつつ自分のライブに招待し たりするなどえそういう関係になっていき ますそして2012年の夏ファミレスで 若林と佐藤三春と初めて対面で会うことに なります佐藤光春とはドキドキキャンプと いうコンビを組んでいる芸人かつ オードリーのネタの高成作家で通称里光 厚生作家としてはえ正規末爆笑覇者ラ王と いうま激板ネームをね当時に名乗っていた んですねあの当時のラジオ聞いてる人は 覚えてると思いますえ彼はま日向坂で会い ましょうを見ている人はえ号泣男として 分かりだと思います映画ではシガという 名前になっていて前原こさんが演じてい ますかなり似てましたよね1つは ファミレスで初対面だったけれども緊張し てえ店の外で1時間動けなくなっていたと いうエピソード2つ目は土屋の状況祝で若 さんが焼肉をご馳走したがえご馳走様です が言えなかったというエピソードですこの 2つがミックスされてますねえ他にも かなりエッセイやラジオで言及された エピソードそのままのものが映像化されて いてえ例えばね若林と一緒に歩くと ついつい体を若林の方に寄せちゃって まっすぐ歩けないのとかえ若さんから コーヒーの使いを頼まれたら足をくじくの とかえあと楽屋でもらった弁当を食べる タイミングが分からなくてえ3時間以上 放置したこととかですねえそういう辺りの 再現が見れるのがえリトルトースとしては 嬉しかったですこういう部分はねダが情熱 はあるみたいですよねしかし今作はダ状が 映さなかった影の部分を描いた作品です 若林はおそらく自身の足りなかった頃と いうのを土屋に投影していたんでしょうね 若林にとって土屋は自分の過去のような 自分の初期衝動を思い出させてくくれる 存在であったと衛生で言って言及されてい ます若林も同じように土屋と同じように バイトを何度も首になっていてえその理由 は愛が悪かったとかどうせバイトしかやる ことないだろうってコンビニの店長に 無理やりシフト入れられそうになってそれ に切れて首になったりとかまほとんど そっくりそのままのエピソードをね2人は え共通して抱えてるんですですよねだから 若林は土屋がこのまま過去の自分のような ままでいてほしくなくて彼をお笑いの道に 誘い彼のペースでできるようになるまでえ 彼を変わっていたでもネタ作りとかかなり

気が合っていたようで素直に作家としての 能力にも関心していて彼をプライベートで も遊びに連れていく関係になっていきます 実際に若さんは大阪に帰ってしまった後も え彼のことをね友達と呼んでいました しかし周りのスタッフや作家が全員彼の ことを歓迎してくれたわけではないようで その辺りは映画で描かれていた部分ですね ま土屋高行もかなり偏った性格の人物で あり映画で描かれたのはあくまで彼から見 た目線実際にどういう思いがあってえ周り がねああいうことを言ってああいう事件が あったのかっていうのは本人たちしか 分かりませんし明かされなくても良いこと だと思います実際に笑いの怪物では原作で も映画でもオードリ若林という名前は1回 も出てきませんしあくまで実を元にした 学職をしているということになっています また土屋が若林の元を去った2013年の 夏以降1度2度え名前が出たくらいでえ 原作の笑いの怪物が出版された際も一切 番組で言及されることはありませんでした だから私も土屋が自伝小説をいつの間にか 出版していたっていうこともえ今回の映画 の予告編が発表されるまで全然知らなかっ たんですよねもう数年遅れて知ったことに なるわけです他にも意図的に土屋に対して の元気を避けていた部分がありましてえ 特に極めなのは2019年にオードオール ナイト日本の10周年記念本がねえ武道館 のライブの前に出版された際に本の中には 当時の最新会までのえノベ約500回にえ 渡る全ての放送会のトーク内容が過剰書け でまとめられているっていうあのページが あるんですけどえそこでもね土屋のことは え一言も一言もですよえ記載されていませ んでした若林は父親との出来事を10回 程度ですかねえトークにしていてえリトル トゥースの中でもね特に印象強く残って いる会が多かったにも関わらず彼が少しで も登場したエピソードはもう丸々一文字も ねえ書かれていないというのはかなり意図 的なものを感じます彼がなかったことに なっているとより彼が関連した話が丸々 なかったことになっているっていうような 感じなんですよえこの本かなり行かれた 情報のあの細かさでしてえ番組 ディレクターの石井ちゃんが高校の時に やっていたサッカーのポジションがクイズ になっているみたいなあのそういうページ もあったりとか本当にクレイジーなあの超 オタ問なんですけどそういったね本でね あれだけ2013年の放送会で大きく尺を 取ってトークになった土屋のことがね一切 言及されていないっていうのはまそれなり

のね理由があるんでしょうこれは若林なり の配慮なのか番組としてのえ何かしらの 後悔なのかえ土合顔の希望なのかはたまた やはり1人のネタ職人を番組本で取り上げ るってことへの抵抗なのかもしくはこの 映画で土屋がぶつかったお笑い会メディア 界の腹黒い何かしらの都合なのかえその 意図っていうところは全く分かりませんし え第3者の我々が憶測で語るべきものでは ありませんまそこを前提にした上でなん ですがえただしねこれはあくまで個人的な 感想として言わせてもらいますがえラジオ のある会でえ土屋に社会性をつけさせよう と言ってえラジオ生放送中に募集しした 番組のリスナーとえ土屋に1対1の電話を させるという企画をね若林はさすがに荒 領事すぎるだろうと会議的であったにも 関わらずえ里光及びチーム月明たちがえ 主導で行っていたという辺りになんとなく あの番組スタフと土屋高行の距離感が 見えるという気がえしなくもないなという 風に当時から思っていますその会では土屋 のえ肉声が聞けますがリスナーからの最近 どうですかっていうま世間話の問いね地獄 です人が嫌いです社会はクズばかりという 風に色々返したりとかですねま時には いたずら電話がかかってきたりという風に ま最終的にはねあの真摯に話を聞いて くれる優しい人もいるんだということが 知れてよかったと土屋は発言していました けれどもえ当時に聞いていた私としてはね なんだかかわいそうだなといきなりこんな ところに連れてきてよかったんだろうかと いうところをね当時ま中学生だったっけ あるいは高校生かなっていうなりに思って いたりもしたのでえ彼の性格こうえ面白 がるようなノりがあの番組スタッフにも あったんじゃないんじゃないかなっていう ところをえま悪い想像をね若干してしまう んですよねその後スカパーから土屋の生活 に密着させてほしいと若林に連絡があった 話とかもあって当時から聞いていてなんと なく人の人生をコンテンツだと面白がる ノりこえメディアこええとまちょっと危感 をね感じていたっていうので余計にいい ですねしかしラジオスタッフとの関係が どうあれえや高幸という男が行きつく先は えああいう形しかなかったのかなとも思い ますまさに映画の中で彼がすれ違う人に ぶつかりながらえ廊下を歩いていたように 彼が歩く時彼が通りすぎる時必ず誰かがえ 人がぶつかるそれは酒をのない宿命なんだ とそう感じさせるのはえ若林マサヤも ミカコもピンクもおかも我々観客も結局誰 も土高という男を分かることはできなかっ

たと思わせ思わせる映画だからです ここから社会論的な話を少々しますがえ 社会は主に和を乱さない人間を好みえ和を 乱す人間を迫害するまさに怪物のように 迫害しますよねショッピングモールで水 だけ飲んでネタかき続ける男は何も罪を 犯してなくともショッピングモールからね 追い出されてしまいますしえ正規の ステップで作家になっておらず四時中お 笑いのことを考えている男は周囲から自分 何アピールなんと不機嫌を荒にして 追い出されるそうやって誰が考えたか 分からない枠組で他人を評価してそは なければ叩き潰すそんな社会を呪う土や それでもみかは尊敬してるでと彼を尊重し ピンクはネタを寝かすって何と興味を持っ て彼のことを分かろうとしお前十分 おもろいでと存在を認める若林は自分と そっくりの経験と目をした彼に過去な自分 を投影して彼を育てようとするそして みんながそして我々観客も口を揃えて言う 俺も昔そんなんだったよみんなが彼を 分かろうとした分かった気になったでも それじゃダメだったんですえ私自身こう やってYouTubeで動画投稿している 身としてですねえいろんな投稿者を見 ながら強い違和感を感じるってことは多々 あるので共鳴するところも多い例えば YouTubeなんてせっかくやっと 芸能人じゃなくても自分のおもろいもんを 世界に放出できるおもちゃ箱なのにテレビ と同じように会社と同じように社会性が 求められてアンチコメにも丁寧に接すると か人種差別的なコメントにも反論しないで いいね返してあげなきゃいけないとか カリソメのね自分の顔だけを守った外面 だけを取り繕った人間だけが評価されて いくかと思えば映画表も俯瞰的かつ知識 ベースの語りより過激にクソ映画だ ポリコレカードバトル 話してる内容が正しいかどうかとかそんな ことが全く関係ないそんな世界のルールに 能に従って自分を殺さないと強化されない 世界なんて嫌で俺だって正しい世界で映画 を語りたいという風にどうしても思って しまいますでも結局のところ普段の私は率 なくサラリーマンをやってえ納得せずとも 頭を下げえいやいやながらえ無賃金でね 忘年会の患者をするっていうこともできる まそういうところはねやっぱり私は怪物 じゃないしえだから私は土谷孝幸のことは 分からない俺も昔はそうだったよなんて 言われたくないだろうな私だって社会の 違和感は少しは抱えているでもあさり従順 に社会の論理に従って本業ではね好きでも

ない仕事でちゃっかりお金をもらっている しかし土屋はあのままでいたいあそこから 変わることがそもそも正しいと思ってい ない好きなことを突き詰めたい彼の行為は もう我々の理解の半中を超えているんです だから安易な言葉で彼をくるのは力です 若林も父親が作家の夢を諦めて大阪に戻る ことは強く引き止めたみたいですここから しばらくその時の若林のエステを引用し ます引用始め俺たちみたいな人間こそ経済 の中で我慢しながら好きなことに しがみついてその先で市場からお金を 巻き上げでやるべきなんだとそんなことを 言ったしかし彼は大阪に帰った仕事も学生 時代の勉強でもスポーツでもそうだった けど努力すると結果が出て結果が出ると 褒められて褒められると楽しいもっていう イメージが定着してだからまた努力してっ ていう量のスパイラルを巻き上げば 巻き上げるほど経済の世界にうまくはまっ ていくそしてそういう人たちを経済の世界 は優遇するだからこそ最初の1つ目の結果 だけでも土屋に味わってもらえれば何かが 変わる気がしたでもただの笑い好きである ことを悟っていて金持ちになんかなりたく なくてさらにはなんだかやりきった顔して いる25歳の男を前に何も言葉が出てこ なかったこんな言葉をエセに残しているん ですね林も芸能界始めは尖っていて アイドル売りみたいなのしたくないからと 虎の着ぐるみを着て雑誌の写真撮りたく ないとか言って他にもやりたくない仕事 ばっかりだったみたいですけれどもえ次第 に準用することができただから土屋もそう なることができると彼は思っていたけれど 土屋高幸という男はそうではなかった若林 は土屋を分かろうとし分かった気になった けれど結局彼は自分とは異なる生き物だっ た映画を見ていて切ないなと思ったのは 土屋が芸能界にいられなくなった原因を 西寺も全然気づけていなかったという描写 です土屋が大阪に帰る直前楽屋で佐藤 ディレクターが土屋君が入るなら僕番組 降りるよだとか学生気分じゃ困るんだよね とか言っているのを彼は耳にしてしまい ますおそらくその辺りが彼があの場にい られなくなった原因しかし楽屋で思わず 激高する土屋をなめよとした西寺がかける 言葉が嫌な仕事は断ってもいいんだぞなん です確かに土屋の中にも嫌な仕事だから 携わりたくないという気持ちは少なからず あったでしょうけどしかしあの場で彼が 傷ついたのはそこではない西寺も彼のこと を分かっていたようで微妙に彼らは すれ違っていたのが切ないなと思いました

西寺というかま若林と言ってしまいます けどえ彼が芸能界にいかった理由は嫌な 仕事をやらなければならないという部分が 多くを占めていたのでえ若林の中では きっと今こいつは同じことで悩んでるん だろうなと思ってしまったでも微妙にそう ではなかった土屋は多くを語らない人物な ので仕方ないっちゃ仕方ないんですがああ いう微妙なすれ違いで西寺すら僕のことを 分かってくれてないんだという風に彼は 思ってしまったんではないでしょうか彼の ことを分かろうとしても常にその理解の外 にいる孤独な怪物それが土屋孝幸なのだと 映画のラストシーンを見て感じましたこの 映画は巧みな人物描写が詰まっていたし 役所の演技はとても素晴らしかったでも 多分この映画は映画師に残るような傑作 じゃないし年末に今年の映画ベスト10を 決めるような時にまでね覚えている人って いうのはほとんどいないと思うしかしそう いうところまでも土屋きらしくてこの映画 を愛さずにはいられませんさあここまで なかなかと話してまいりましたがいかが だったでしょうかリトルスとしてかなり 思い入れの強い作品だったので新年1発目 から長い動画になってしまいましたが動画 を楽しんでくれた方はありがとうござい ましたそれではこの後また夢でお会いし ましょう アデオス [音楽] [音楽] F

#オードリー #オールナイトニッポン #笑いのカイブツ
00:00 はじめに、あらすじ
02:28 映画前半パート
09:14 オードリーANNとツチヤの出会い
(↑動画序盤からオードリーの話はしてますが、がっつりオードリー若林とツチヤの出会いの話から聴きたい人はここから)

【映画】
引用:映画『笑いのカイブツ』(C)2023「笑いのカイブツ」製作委員会
監督
滝本憲吾

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4 Comments

  1. 本買ってやれよ。😊ラジオの切り抜き聞いて堪らなくなって二十年ぶりに小説買ったよ。

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