オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE)の2026-27年秋冬コレクションを紹介。
光を当てたプリーツ生地を着想源に
2026-27年秋冬シーズンは、プリーツに“光”を当てることで生まれた現象から着想を得たコレクションを展開。光を受けたことでプリーツ地に落ちる影や、光と色の重なり、やわらかな光の形などを手仕事とテクノロジーの両方を駆使して表現している。
曖昧に滲む光の輪郭
ぼんやりと滲むような光のアウトラインを伝統的な染色技法の「注染」によって表現したロングコートは、ところどころに差し込む光の痕跡が余韻を残していく。
光と影がせめぎあうようなプリーツのカットソーやパンツは、白と黒をそれぞれ反転させた2パターンを用意。色が切り替わる境目にプリーツの折り構造が重なることでより一層、光の輪郭を曖昧に見せているのが印象的だ。
グラフィカルな総柄のフード付きコートやパンツもアイキャッチ。絵画に立体感を持たせるモデリングペーストを塗ったかのような、動きのある模様とプリーツの縦のラインが交差し、模様の抽象性を高めている。
重なり合う光を質感や色彩で表現
ガラスのような透け感のあるニットジャケットや、重ね着した蛍光カラーのカットソーは、重なり合う光の透明感を表現したアイテム。明るい光に照らされたときのような、清々しさを思わせる風合いに仕上げた。ふんわりとしたアルパカニットシャツは、長めの毛足が柔らかな光を帯び、温かみのある表情を見せる。
生地を斜め向きに使用したブライトなイエローのベストも登場。スラッシュを描くようなポケットを配したほか、前合わせも斜めに仕立てることで光が差し込んでいるかのような視覚効果を加えている。
造形で表す光の屈折
鏡に映した時のような、鏡面上の対称性や光の屈折を形に落とし込んだカットソーやパンツは、プレイフルな変形フォルムに。身頃が二重構造になっているのが特徴だ。このほか、万華鏡から着想を得て六角形に仕上げたバルーンパンツも展開される。




