ミリタリーアイテムをシックに着る
極寒、とまではいかない気候に役に立つアウターのひとつがボンバージャケット。もともとはミリタリー発祥の無骨なアイテムだが、そのムードにのっとってカジュアルにまとめるのではない。美しいドレープを描くボトムに合わせたり、ドレスに羽織ったり、センシュアルに肌を見せたり、または足もとをパンプスにするなど、フェミニンさも加味しながらシックに着地させるのが今の主流。シャープなショルダーラインやオーバーサイズ、クロップド丈といった多様なシルエットやカラーバリエーションからそれぞれの着こなしに合わせて皆自由にセレクトしている。中には異素材を組み合わせた、凝ったディテールのものも。スタイリングのはずしとして活用したい。
ワークウェアブームが復活
2024年春夏にプラダ(PRADA)がカバーオールを思わせるアイテムをランウェイで発表し、ストリートにもヴィンテージを含めて取り入れる人々があふれたのが記憶に新しいが、そのブームが再燃。今年2月、サカイ(SACAI)とカーハート WIP(CARHARTT WIP)がコラボレーションしたカプセルコレクションの第4弾が発売されたのも拍車をかけているよう。本コレクションのようにサカイらしいハイブリッドの手法を生かした洗練されたデザインのほか、やはり手軽なヴィンテージも大活躍。ヴィヴィッドカラーをポイントにしたり、エレガントなシャツ、テイラードパンツ、パンプスを合わせるなど、ボンバージャケット同様、カジュアルになり過ぎないよう相反する要素を用いてコーディネートしている。