【ライブレポ】乃木坂46が4年ぶりTIFで大トリ!多彩なアイドルたちが彩った最高の夏──〈TOKYO IDOL FESTIVAL 2026〉DAY3 - News

【ライブレポ】乃木坂46が4年ぶりTIFで大トリ!多彩なアイドルたちが彩った最高の夏──〈TOKYO IDOL FESTIVAL 2026〉DAY3 – News

2026年8月2日、お台場・青海周辺エリアにて世界最大級のアイドルフェス〈TOKYO IDOL FESTIVAL 2026〉(TIF2026)の最終日・DAY3が開催された。

3日間にわたって200組を超えるアイドルが集結したTIFも、いよいよ最終日。灼熱のステージでは、王道アイドルから個性派グループまで、それぞれが持ち味を存分に発揮し、真夏のお台場を熱狂で包み込んだ。

HOT STAGEに登場したNMB48は、「ナギイチ」でライブをスタート。「イビサガール」と夏を代表するヒットナンバーを立て続けに披露し、会場のボルテージを一気に引き上げる。MCでは、この日が誕生日だった新澤菜央が「17歳になりましたー!」と堂々と“サバ読み”ボケを披露。すかさずメンバー全員からツッコミが飛び交い、大阪を拠点とするグループらしい軽快な掛け合いで笑いを誘った。終盤は「僕らのユリイカ」「ドリアン少年」とライブ鉄板曲を連発し、HOT STAGEらしい圧巻の盛り上がりを生み出した。

そんなNMB48のメンバーは、TOROCCO PARKで開催された「ラフ×ラフ presents アイドル天下一大喜利武道会 〜TIF Round〜」にも出演。MCを務めたクロちゃんと佐久間宣行の進行のもと、ラフ×ラフ、豆柴の大群(アイカ、ハナエ、モモチ)、岡腰星来、坂田心咲、塩月希依音、平山真衣(NMB48)が大喜利で激突。

イベント冒頭では、豆柴の大群がクロちゃんの貯金額が「1億3000万円」であることを暴露し、会場は騒然。以降もクロちゃんを題材にした回答が続き、笑いの絶えない展開となった。勝負はラフ×ラフが制し、敗れたNMB48・平山真衣は悔し涙を流していたという。次回大会でのリベンジにも期待が高まる。

SMILE GARDENには22/7が登場。「韋駄天娘」から「理解者」へと続くメドレーでは、エモーショナルな世界観で観客を惹き込む。その一方で、「タチツテトパワー」「佐藤さん」「乳酸菌」といったユーモラスな歌詞が印象的な楽曲を続け、グループならではの幅広い表現力を発揮。ラストは「YESとNOの間に」で締めくくり、大きな拍手を浴びた。

真夏の日差しが最も照りつける時間帯にHOT STAGEへ姿を現したSTU48は、「息をする心」など瀬戸内らしい情感あふれるナンバーを届ける。爽やかな歌声と温かなパフォーマンスは、お台場に心地よい風を運び、ラストの「サングラスデイズ」「夢力」では一転して力強いステージを展開。会場を熱く沸かせた。

続いてHOT STAGEに登場したのは、Adoがプロデューサーを務め、レトロホラーをコンセプトに活動するファントムシータ。圧倒的なボーカルワークと、妖しくも美しい世界観で観客を魅了する。ポップで華やかなアイドルが並ぶTIFのなかでも異彩を放つ存在感を見せつけ、唯一無二のステージで会場を飲み込んだ。

Zeppエリアには北海道を拠点に活動するタイトル未定が登場。「青い炎を燃やします」と静かに宣言すると、「溺れる」「薄明光線」「鼓動」「空」と代表曲を連ねる、まさにグループのアイデンティティを凝縮したセットリストを展開した。感情を繊細に積み重ねるボーカルワークと、幾重にも重なるエモーショナルなハーモニーが会場を包み込み、観客は一曲ごとに深く作品世界へと引き込まれていく。派手な演出ではなく、楽曲そのものの強さで勝負するタイトル未定らしいステージは、高い密度を保ったままラストまで駆け抜け、大きな余韻を残した。

HOT STAGEには、ライブシーン屈指の実力派として知られるyosugalaが登場。「ぶちあがりにきたんだろうがー! 任せておけー!」という力強い煽りで会場の熱量を一気に引き上げると、「全員飛べー!!」の掛け声とともにオーディエンスは一斉にジャンプ。代表曲「yosugal伝説」ではフロアが巨大なダンスフロアと化し、観客は思い思いに体を揺らし、爆発的な一体感を生み出した。圧倒的なライブ力と緩急を自在に操るステージングは、数々のフェスを経験してきたグループだからこそ表現できるもの。HOT STAGEを完全に掌握し、その存在感を改めて証明した。

同じくHOT STAGEには、今月末のラストライブをもって解散することを発表しているExWHYZが出演。「ExWHYZ、最後のTIF始めます」という言葉とともにライブをスタートさせると、重厚なエレクトロサウンドで会場を一気にダンスフロアへと変貌させた。楽曲ごとに表情を変えるパフォーマンスで観客を惹き込みながら、ラストのMCではこれまで出演してきたTIFへの思い出を語る場面も。名残惜しさをにじませながらも、最後までExWHYZらしく力強いライブを届け、そのステージを締めくくった。

続いてHOT STAGEに姿を現したのは、LAPONE GIRLS所属のIS:SUE。洗練されたダンスとキレのあるボーカル、クールな存在感で観客を魅了し、TIFに新たな風を吹き込む。デビュー以来磨き上げてきた完成度の高いパフォーマンスは、アイドルフェスという舞台においても異彩を放ち、国内外で注目を集めるグローバルスタンダードな魅力を存分に発揮。多彩なグループが集うTIFだからこそ、その個性がより鮮明に映えるステージとなった。

清楚で可憐なビジュアルで、HEAT GARAGEのステージに姿を現したRain Treeは、そのイメージとは裏腹に、確かなグルーヴを感じさせるライブを展開。「恋愛変格活用」「台風の夜」「好きだよとどっちが先に言うのか?」「3秒ルール」などを披露し、16人ならではのフォーメーションを活かしたパフォーマンスで観客を魅了した。人数の多さを武器にしながらも、一人ひとりの存在感が際立つステージングは圧巻。爽やかさと躍動感を兼ね備えたライブで、大きな拍手を浴びた。

続いて登場したselfishは、ストリングスを効果的に取り入れたサウンドを軸に、エモーショナルな世界観を描き出す。繊細さと力強さを行き来する楽曲がオーディエンスの感情を揺さぶり、会場は自然と楽曲の世界へと引き込まれていった。

HEAT GARAGEでは、アイドルとバンドサウンドを融合させた唯一無二のスタイルを持つCiONが存在感を放つ。ボーカル2人に加え、ユーフォニアム/バストランペット、アルト・サックス、ピアノを担当する演奏メンバーによる生演奏が会場に響き渡ると、その豊かな音像に観客は釘付けに。妖艶な空気を漂わせるナンバーから、華やかでエネルギッシュな楽曲まで幅広い表現を見せ、HEAT GARAGEを熱気で包み込んだ。

TIF2026 DAY3、そして3日間にわたる祭典のラストを飾ったのは、TIF2026チェアマン・井上和を擁する乃木坂46。4期生が出演した2022年以来、4年ぶりのTIF出演となった彼女たちは、王道アイドルとしての輝きとライブアクトとしての完成度を兼ね備えた圧巻のステージで、HOT STAGEをフィナーレへと導いた。

井上が「TIF! 楽しむ準備できてますかー?」と呼びかけると、ライブは井上センターの「おひとり様天国」で幕開け。爽快なEDMサウンドが会場を包み込み、続いて6期生・瀬戸口心月と矢田萌華がダブルセンターを務める「ビリヤニ」を披露。近年の乃木坂46を代表するサマーチューンを立て続けに届けると、「おいでシャンプー」では恒例の「ナカダカナシカ」コールがTIFの空へ響き渡り、世代を超えて愛されるグループの歴史を感じさせた。

MCでは遠藤さくらが「乃木坂の夏を皆さんにお届けできればと思います!」と笑顔でコメント。その言葉どおり、ライブは乃木坂46らしい夏の名曲を次々と繰り広げていく。

途中、会場には突然の雨が降り始めるアクシデントもあったが、川﨑桜がセンターを務める「裸足でSummer」、遠藤センターの「ごめんねFingers crossed」を力強く歌い上げ、さらに賀喜遥香センターの「Same numbers」では、美しく揃った群舞で観客を魅了。メンバーの熱量に呼応するように、楽曲が終わる頃には雨も止み、幻想的な空気が会場を包んだ。

ライブ後半では、一ノ瀬美空が「TIFは『TOKYO IDOL FESTIVAL』の略ですが、『とにかく いちばん あつい フェスティバル』にしましょう!」とアレンジしたコールで会場を煽る。「アイドルが好きなみんなならもっと声出せるよね?」という言葉に大歓声が返るなか、最新シングル「是非に及ばず」へ。スタジアムロックを思わせる壮大なサウンドに合わせ、観客も一斉に手を掲げ、一体感は最高潮に達した。

さらに「バンドエイド剥がすような別れ方」、そしてライブのキラーチューン「I see…」を立て続けに披露すると、フロアの熱気は一気に爆発。ラストは再び井上センターの「チートデイ」で締めくくり、可憐さ、美しさ、力強さ、そして多幸感までを詰め込んだステージで、HOT STAGEの大トリとしてふさわしいパフォーマンスを見せた。

その興奮のまま迎えたのは、TIF2026のグランドフィナーレ。今年も出演アイドルたちによるスペシャルコラボレーションが次々と繰り広げられ、フェス最後の時間を華やかに彩った。

最初に登場したのは、selfish、Toi Toi Toi、#Mooove!の3組。それぞれの個性を活かしたコラボレーションで会場の熱気をさらに高める。続いては、今年デビュー10周年を迎えたAppare!、CiON、Task have Funによるスペシャルステージ。長年TIFを支え続けてきた3組だからこそ醸し出せる堂々としたパフォーマンスは、積み重ねてきた歴史と経験を感じさせる貫禄に満ちており、節目の年にふさわしい競演となった。

そしてフィナーレには、この3日間を彩ったアイドルたちが一堂に会する。ラフ×ラフの日比野芽奈は「ラフ×ラフは5ステージ13企画に出演したので私たちがMVPかと思うんですが、本当のTIFのMVPは……TIFに来てくれた、お前らだー!」と叫び、会場からは大歓声が巻き起こる。

さらに井上和が、ラフ×ラフのプロデューサー・佐久間宣行との『オールナイトニッポン』での共演に触れると、日比野から「うちのおじさん、大丈夫でした?」と問いかけられ、「大丈夫でした!」と笑顔で返答。ステージは終始和やかなムードに包まれた。

最後に井上が「最高の夏の思い出できましたかー!」と呼びかけると、出演者と観客が一斉に大きな歓声を上げ、3日間にわたるTIF2026は大団円を迎えた。世代もジャンルも超えたアイドルたちが、それぞれの個性を持ち寄り、一つの夏を作り上げたTIF2026。数え切れない出会いとドラマ、そして笑顔が生まれた今年のTIFは、アイドルカルチャーの現在地と未来を鮮やかに映し出す、かけがえのない3日間となった。