小島慶子の今日はじっくり語りたい!
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(下)ファンに「大好きだよ」とは言わなかったアイドル時代。学んで気付いた「苦しさ」の正体
エッセイスト、メディアパーソナリティ、昭和女子大学現代ビジネス研究所特別研究員
詩と言葉のアーティスト
2026.07.21
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小島慶子さんと、「アンジュルム」の元リーダー・和田彩花さんの対談下編をお届けします。かつてはアナウンサーとアイドルとして長く活動してきた2人。仕事をする中で感じた違和感や苦しさには、多くの共通点がありました。「アイドルらしさって何?」「なぜ女子アナの悪口はいくら言ってもいいと思われるの?」……。疑問に向き合い続けてきた2人が、世の中に変化を起こすためにできることを語り合います。
(上)和田彩花 「台湾で婚姻届」は不寛容な制度に賛同しない意思表示だった
(下)「私もうアイドルじゃないから」求められる像を演じるのではなく…和田彩花 ←今回はココ
曖昧な契約、給料の未払い…アイドルの労組をつくりたい
小島慶子さん(以下、小島) 和田さんの著書『アイドルになってよかったと言いたい』(太田出版)で共感したのが、労働者の権利の問題です。夢や憧れにつけ込んだ搾取が横行しているのが芸能の世界。アイドルをしていた和田さんが労働者の権利について発信し、アイドルの労働組合をつくりたいとおっしゃっているのは、本当に大切なことだと思います。
和田彩花さん(以下、和田) 「契約が曖昧」「給料が払われていない」といった話を同僚たちから聞くのが日常茶飯事で、ずっとおかしいと思っていました。私は2019年に「アンジュルム」とハロー!プロジェクトを卒業して個人で活動するようになりましたが、フリーになってから嫌な思いをほとんどしていません。それは周りの人に恵まれたのもあるし、たまたま労働者の権利や契約について知識を身に付ける機会があって、自分で内容を確認できたから。でも同僚や後輩の中には、そもそも自分が個人で活動しているのか、業務委託契約をしているのか、会社員として雇われているのかすら分からない人もいます。
小島 和田さんは働く人の権利や契約などにもともと関心があったのですか。
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