
Photographed by Huy Luong

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仕上げのタッチは、一人ひとり全く異なるものだった。控えめなメイクに留めるモデルがいる一方で、フィリップ・トレイシーによるアイコニックな「ワード・ハット」――頭上に“Dior”、“Flow”、“Star”の文字が浮かぶ帽子――をまとう者も。そして選ばれた約12名のモデルも目もとには、スワロフスキーのクリスタルをライン状に配した。
ピーターが「ソフトなシャンパンピーチピンク」と表現するそのクリスタルの色合いは、ロサンゼルスの夕日やアカデミー賞、そしてメトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)のライオンを連想させる。
「まつ毛の生え際に沿って、アイラッシュグルーでひとつずつ貼り付けていきました。そして目尻側へクリスタルを1つか2つ伸ばし、小さな跳ね上げラインを作るのです」
ただし、彼はこれが「あくまでもさりげないものである」と言い添える。「やりすぎてしまうと、ルックが(映画の)『ショーガール』になってしまいますからね」。彼は、エリザベス・バークリーが演じたあのアイコニックなビューティールックを引き合いに出して、そう付け加えた。
もちろん、クリスタルはロサンゼルスという街の雰囲気にも完璧にマッチしている。
「昨日、時間を取ってファッション・ディストリクトにあるクリスタルショップを訪れたのです」とピーターは言う。「その輝きに、すっかり気分が高揚してしまいました。地球から生まれたクリスタルであれ、ファッションのためのものであれ、それらには何かとてもマジカルなものが宿っていますね」

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