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2025.12.17
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初冬の光にピッタリな大人のホワイトアイテム
今年の冬も東京から移動して、鹿児島の方に滞在してます。
その場合は服はどうしてるの? と聞かれることも多いのですが、大移動なので毎回服は東京からトランクで送っています。
こちらも朝晩は冷えるし風も冷たい日もありますが、お天気が良い日中などはポカポカに暖かいので思わずアウターを脱いで歩く時もあるくらいですよ。
さて、2025年を締めくくるテーマは初冬のホワイトアイテムです。
最近は毎日のスタイリングを考える時に手が伸びる、白、オフ白、ベージュ、など限りなく白系多めのアイテムがなぜか着たくなるのです。

最近のお気に入りの白アイテムは
Le pivotのホワイトデニム

以前ブラックデニムをご紹介しましたがその形の色違い。
優しい乳白色で裾の折り返し部分がベージュというコンビネーションカラー。
KOのバラクラバ

オーガニックコットンのナナデェコールと一緒に作っている私のブランドで、以前販売した時にはすぐに完売してしまって買えなかったのですが、今シーズン再発売と同時に手に入れました!
暖かさはもちろんですがいつもの服にこれひとつでスタイリングの幅が広がる感じ。
ナナデェコールのイタリア編柄ニット

柔らかくて肌触り抜群で、スウェット感覚で着られるカシミアウールニット。
母が作ってくれたような少し懐かしい感じの透かし編みが可愛いらしいです。
TAIONのチャイニーズダウンジャケット

何年か前に買って鹿児島の家に置き服していたこともあり、出番がなく着てなかったのですが今年は活躍中です。
真っ白ではなく温かみのあるちょっとミルクカラーなところが気に入ってます。
ブラックスタイルにも案外合うのが嬉しい。
その他、ワードローブに隠れていた白系アイテムを引っ張り出して新たなスタイリングを考えるのが楽しい毎日です。
スタイリングは無限大!
大切なのは自由に選んで着ていて楽しい気分になるかが大切。
他人の目やこれが正解などはないと思っています。
2025年もmi-molletの中では珍味的な?笑、連載を読んで頂きましてありがとうございました。
来年もまたどうぞよろしくお願いします。

『私の定番』
岡本敬子 著 光文社 1980円
ミモレの連載でもお馴染み、大人気ファッションディレクター岡本敬子さんのスタイルブック。今回のテーマはずばり“定番”。よくある無難さとは一線を画す、「好き!」が詰まったアイテムが集まり、目にも楽しい1冊。好きな服に袖を通して、軽やかにおしゃれがしたくなる。千駄ヶ谷のセレクトショップ「Pili」でディレクターも務め、そのセンスで絶大な支持を得ている著者の、唯一無二のスタイリングを集めて紹介します。
【画像】岡本敬子の60代ファッションの着こなし
