KAWAII LAB.新グループデビュー公演「KAWAII LAB. SESSION vol.17」が12日、神奈川・Kアリーナ横浜で開催され、公演前に新グループのMORE STARのメンバーが、FRUITS ZIPEPRの鎮西寿々歌、櫻井優衣、真中まな、CANDY TUNEの立花琴未、桐原美月とともに囲み取材に応じた。
「原宿から世界へ」をコンセプトに、世界で活躍できるアイドルの発掘・育成・輩出を目指し、活動しているKAWAII LAB.から、新グループMORE STARが誕生。メンバーは新井心菜、遠藤まりん、笹原なな花、鈴木花梨、高梨ゆな、中山こはく、萩田そら、森田あみ、山本るしあの9人で全員がKAWAII LAB. MATES出身。最年少16歳、最年長20歳、平均年齢は17.8歳のメンバーで構成されており、グループ名には、未熟で未完成な彼女たちが「もっと(MORE)」成長し、「輝き・憧れ(STAR)」の存在へなれるようにという想いが込められている。
この日、デビューを迎えた心境を尋ねられると、萩田は「『やっと言えたな』というのが一番大きな気持ちで、デビュー曲の『もっと、キラッと』にも『ああ、やっと言えた』という歌詞があるんですけれど、KAWAII LAB.の研修生として頑張ってきて、その中で先輩方や家族、ファンの皆さまに支えてきてもらった結果、今があって、支えてくださる方にうれしいご報告がしたいなとずっと思っていたので、Kアリーナというすてきな場所で、すてきな先輩方に囲まれてデビューできるのが本当にうれしいです」と目を輝かせ、山本は「私たちは様々な困難を乗り越えてきてデビューをするので、このすてきな会場とすてきな先輩方に囲まれてデビューさせていただけるということに、ありがたさと幸せを感じているんですけれども、私たちも負けられないなと思っているので、もっともっと成長していきたいと思います」と力強く語った。
また、どんなグループになりたいかとの質問に、新井は「たくさんの人に愛され、憧れられるアイドルグループになりたいです。KAWAII LAB.の先輩方に今まで憧れて背中を追いかけてきた私たちが、今度は憧れの存在になれるように精一杯頑張りたいです」と意気込んだ。続けて、グループとしての今後の目標や挑戦したいことについて森田は「最終的な目標は、日本を代表する国民的アイドルグループになることで、さらに世界に羽ばたくアイドルグループになることです。そのためにまずは半年後に豊洲PITに立つことを目標にしています」と明かし、遠藤は「まずは歌番組に出演したいのと、レコード大賞の新人賞を獲ることを目標にしています。あとは全国ツアーをMORE STARでして、私たちのコンセプトでもある『WITH KAWAII』を日本中の皆さんに届けたいなと思っています」と意気込んだ。
そんなMORE STARのメンバーに向け、夢をかなえる秘けつやアドバイスを求められた鎮西は「FRUITS ZIPPERは当初から『紅白歌合戦に出場したい』という大きな目標や、当初『こんなこと言ってもいいのかな』っていうくらい大きいことも言葉にするようにしていました」と打ち明け、「それはメンバーやチームの中でもですし、こうしてメディアの方が来てくださったときに声を大きくして言うことが大事だなと思っていて、メンバー同士やチームの意識をそこに持っていって1つになるということももちろんですし、言うことによって世界中の皆さんが応援してくれて、(結果)たくさんの方に支えられてここまで来たなと実感していて、『味方が増える』と思って私たちは大きな声で大きいことを言っているので、いま目標を聞いて、レコード大賞新人賞って言っていたので頼もしいなと思いました」と絶賛した。
なお、MORE STARのメンバーが憧れの先輩を発表する一幕もあり、ほとんどのメンバーが「全員憧れの先輩なんですけど」と前置きをして笑いを誘いつつ、萩田はCANDY TUNEの村川緋杏、森田はFRUITS ZIPPERの松本かれん、高梨と新井と遠藤は櫻井、山本は鎮西、鈴木は立花、中山は桐原、笹原はCUTIE STREETの板倉可奈の名前を挙げた。
