ALLDAY PROJECT ターザンのファッションウィークSNAPを解剖!“モード×ストリート”の着こなし術を探る | GQ JAPAN - Moe Zine

毎年9月に開催されるウィメンズ春夏ファッションウィークは、1年で特に熱気に満ちたシーズン。先日までミラノとパリで開催された2026年春夏コレクションでは、マチュー・ブレイジーによる初のシャネルやデムナが手がけた新生グッチなど、デザイナーの交代劇も相まって、特に注目度の高いシーズンとなった。

そんななか、ショーのフロントローで存在感を放っていたのが、韓国発の男女混合グループALLDAY PROJECT」。ミラノ・パリ両都市の主要ブランドのショーを訪れ、それぞれの解釈でメゾンのルックを着こなしたスタイリングが目立った。なかでもひときわ目を引いたのが、ストリートとモードをミックスしたターザン(Tarrzan)のスタイリングだ。今回は、そんな彼のファッションスナップから、ラグジュアリーなアイテムををストリートスタイルに落とし込むヒントを探る。

ヴェルサーチェ

ダリオ・ヴィターレ率いる新生ヴェルサーチェのショー会場に姿を現したターザン。ヴィターレが手がけたコレクションは、80年代のイタリアンムード漂う官能的なコレクションに。そんな新コレクションのルックをいち早く取り入れた彼は、ブルーのニットポロにストライプのワイドパンツを合わせたスタイルで登場。発表されたルックではブラウンのローファーが合わせられていたが、ターザンはそこにカウボーイブーツを合わせパンツの裾をイン。パンツのフォルムを引き立てつつ、よりワイルドな印象に仕上げた。

Photo by Dominique Charriau (Getty Images)

Photo by Dominique Charriau (Getty Images)

サンローラン

アンソニー・ヴァカレロによるサンローランのショーでは、ダブルブレストのジャケットスタイルを披露。ストライプのタイは小さめの結び目できちんと感を出しつつ、前髪を下ろしたウェイビーなヘアでエキゾチックな色気をプラス。大ぶりのサングラスでエッジを効かせ、テーラードスタイルの中でも個性を演出した。

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