レジェンドから気鋭の若手声優が一堂に会する舞台「20周年記念 ボイスシネマ声優口演ライブ2025」の愛知公演が11月22日に名古屋市のNiterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール、宮城公演が12月6日に仙台電力ホール、大阪公演が同20日に大阪市の新歌舞伎座でそれぞれ開催されることが決定した。東京公演はすでに発表されており、10月31日から11月2日まで東京・有楽町よみうりホールが会場となる。
声優口演は、ベテラン声優の羽佐間道夫が「声優の力で無声映画をよみがえらせたい」という情熱から立ち上げた企画で、今年20周年の節目を迎えた。日本チャップリン協会の協力の元、チャールズ・チャップリン、バスター・キートン、ハロルド・ロイドら世界三大喜劇王の名作を生演奏の音楽とともに吹き替え映画のようにライブで再現する。羽佐間や山寺宏一、林原めぐみらベテランや気鋭の若手・武内駿輔らが集結し、一夜限りの組み合わせで飛び出すアドリブも注目ポイントだ。
過去20年間で70ステージ以上を行い、出演した声優は100人を超える。公演ごとに演目や出演者は異なるが、今回の公演では「チャップリンのキッド」や「キートンの文化生活一週間」を新作として披露するほか、10年ぶりの再演の「ロイドの巨人征服」など盛りだくさんの内容となる。
愛知公演のみに出演する鬼頭明里は、「鬼滅の刃」の「鬼滅の刃」禰豆子役や「アオのハコ」蝶野雛役などで知られる超売れっ子。「歴史ある声優口演の記念すべき20周年公演に参加させていただける事、名だたる出演者の方々と一緒に出演させていただける事、大変光栄に思っております!しかも今回、私の地元でもある愛知での公演という事で、勝手に感慨深くもあり、もっとこのステキな公演が広がっていくように、少しでもお手伝いが出来たらと思っておりますので、ぜひたくさんの方々に見にに来ていただけたら幸いです!」とコメントを寄せた。
同じく愛知公演にピンポイントで登場するのは、映画「THE FIRST SLAM DUNK」の宮城リョータ役などを担当する仲村宗悟。「去年も出演させて頂いた声優口演に今年も出演させていただきます。そしてなんと今回は主役を演じさせていただけるとのことで、とても緊張しますがきっとやりきってみせます!御年91歳でこんなにも精力的にご活動されている羽佐間道夫さんに尊敬が止まりません。僕も精いっぱい頑張ります!」と張り切っている。
中日スポーツ