【なるほどッ!】修学旅行に物価高が直撃…年々高まり平均7万円超に…“定番”の行き先が変化のワケ - Moe Zine

【なるほどッ!】修学旅行に物価高が直撃…年々高まり平均7万円超に…“定番”の行き先が変化のワケ

【なるほどッ!】修学旅行に物価高が直撃…年々高まり平均7万円超に…“定番”の行き先が変化のワケ

ニュースの気になる情報をお伝えするなるほどのコーナーです。今日のテーマに行く前にまず今日 1 つ金額をご覧いただきたいんですが、東京商候リサーチによりますと、今年 3 月時点の観光客向けのホテルの平均の客室単価、これ 1 泊あたりいくらぐらいだと鈴さん思います。 最近上がってきてますもんね。 もう1万円台後半。 ああ、1 万円台後半。はい。正解はこちら。 2万円超えてるんです。 実は2万円を初めて上回ったということで 2万2137 円ということで本当にね宿泊量ま、ホテル高くなったよなというね実感思ってる方くさんいると思うんですよ。 で、秋のこの後楽シーズン旅行に行きたいけどホテル高いなと思ってる方もたくさんいると思うんですが、この物価高が影響しているのが今日のなるほどのテーマなんです。テーマはこちら。 なるほど。 物価高で修学旅行に変化が起きているんです。はい。谷さん、修学旅行ってどこ行きました? はい。えっと、中学も高校も京都に行きました。 あ、そうなんですね。えっと、学校は関東 関東千葉です。 あ、そうなんですね。 はい。え、京都とかはい。 鈴井さんは 私は小学校6 年生の時日光に行ったのがよく そうなんですね。ね、あの関東の人はね、こう日光行ったりとか、え、京都ならさらに西の方っていうのは東京行ったりとか沖縄行ったりなんていう話を聞きますけれども、この修学旅行の行き先が今変わってきているということなんです。 日本修学旅行協会によりますと、国内の 修学旅行にかかるお金というものがこの ようにね、まとめられていまして、え、 これ中学生1人当たりの平均なんですよ。 2019年は6万5000円をちょっと 切るということで、2020年やはり コロナの影響もありまして、修学旅行行け ないというね、子供たちもいたんですが、 そこからまたグッと上がって7万円を超え てきている。実はこれ6000円近く 上がっているということなんですね。で、 この中学生1人当たりの平均、ま、今7 万円超えてるということなんですが、何に お金かかってるんですか?その費用の 打ち訳見てみましょう。こうなってます。 交通費が42%、そして宿泊費が32%と いうことで交通費と宿泊費でもう全体の 3/3/4を閉めている。 で、実際に行って何をするか、どんな体験をするかという体験活動費が 1 割を切ってしまっているということなんですね。え、これらの費用の中には一緒に行く看護師の費用だったりとか、あと保健台など、ま、ここ削ることができないというものも含まれていて、その費用も高まっているということで、学校が限られた中でどういう旅行にするのか、これ山崎さん非常に苦労してるということですね。 [音楽] [拍手] [音楽] そうですね。 まあでもじゃあなくせって言ってなくせるものではないでしょうから、いろんな思考錯誤がされるかもしれませんね。 まさにそうなんですね。その山崎さんが言った思考錯誤、ま、どうやって費用を削減していくのかということなんですが、え、具体的な例ご紹介しましょう。 3つあります。こちら貸切りのバス。 なんと言ってもガイドさんが色々教えてくれるというね、え、イメージ持たれてる方いると思うんですけれども、このガイドさんをつけないと いうような選択ですよ。ぬかり屋さん、ちょっと寂しいところもありますよね。 なんかやっぱガイドさんがいるバスでみんなでワイワイ移動するっていうのが修学旅行の楽しみの 1 つって思い出もあるので、ちょっと寂しいですけどやっぱ切り詰めて切り詰めてっていうことなんですかね。 そういうことなんですね。そして2 つ目の費用削減ですが、こちらです。 え、修学旅行費からの出費を減らすため食事代交通費をそれぞれの家庭の負担にということなんです。 これどういうことかって言いますとね、修学旅行費というのは団体行動でみんなでここに行きます。交通費。みんなでこれを食べます。食事代っていうことでそれを合わせて修学旅行費っていうパッケージになってるじゃないですか。 [音楽] うん。 だけどこれを団体行動ではなくて判別の行動とか自由行動にするんですよ。そうすると皆さんが好きなものを食べたりとか好きなところに行きますね。 そうなると食事代や 交通費というのがどうなりますか? あ、あ、それぞれが負担することが大 そういうことですよ、野川さん。つまりそれぞれが負担するということになりますんで。 うん。 修学旅行台という名目は 小さくすることができると いうことなんですね。ま、それぞれの過程によってはこれ負担がね、そこまで変わらないというようなパターンもあるかもしれません。 そして3 つ目なんですが、これ野川さん修学旅行って何泊何日でした? 中学の時は2泊3日とか3泊4 日ぐらいだったかなと。 記憶してますけど。 そうです。はい。あの修学旅行のこれ中学校はやはり 2泊3日。高校は3泊4 日っていうのが多いそうなんですが、こちら宿泊の日数を減らすと いうことなんですね。1 泊減らす学校が増えてきているそうで青森県の八戸市、え、先月小中学校の修学旅行の宿泊日数を 1 泊減らすという規則を作ったということですよ。桐谷さんいかがですか?こういった費を削減作が出てます。 いや、そうですね。 削減しなきゃいけないのは、ま、しょうがないのかなと思うんですけど、やっぱ 1 泊減るとなるとね、ちょっと思い出減っちゃうのが寂しいですよね。 ね。時間をね、どう使ってくのかっていうことをね、皆さん思考錯誤されてるようです。そしてここまで、ま、物価高の影響を伝えてきましたが、修学旅行が変わってきている理由がもう 1つあるんです。それがこちら。 なるほど。 オーバートリズムです。 修学旅行先の定番っていうと先ほどねとかね、ま、東京、大阪、あ、沖縄なんていう、え、旅行先ありましたが、これ海外からの観光客にも人気だということになりますと、 宿泊先の確保が難しくなっている。ホテルが取れないということです。さらにね、 貸切りバスの手配事自体が難しくなってく。 貸切りバスが乗れないとなると公共交通期間になりますね。 京都っていうのは芝バスがバスがね、非常に有名な交通期間ですけれども観光客が多くてしバスが満員。乗りたくても乗れない。 そうするとバスが遅れたりとか予定の時刻に行けない。 ここに何時集合そんなスケジュールを守れない。 スケジュールが崩れてしまうというようなこともあって、これ物価だけじゃなくて鈴さんオーバートツーリズムが修学旅行にも影響及ぼしてるんですね。 確かに。でもこういった問題って普通に旅行する人たちもちょっと肌感覚として思ってる部分あると思うので はい。 団体となるとなおさらねキャパシティの大きさっての求められるから先生たちも苦労されてるでしょうね。 そうでしょうね。あの日本修学旅行協会の理事長はこう言ってます。 毎年同じところに行くのが定番だった修学 旅行っていうのがもう難しくなってきて いるということで、このような状況は今 までにないことだという風におっしゃって ました。じゃあどうしたらいいのか。柵を 練ってるところがあるんですね。え、茨城 県の水市なんですけれども、修学旅行費の 平均が5年間でおよそ9000円も 値上がりしているということを受けて市内 の32校に子供を通わせる保護者を対象に 行き先の変更などについてアンケートを 今月実施したんですって。そうすると定番 の京都や奈良の他に比較的ま、価格費用を 抑えられる東北とか北陸の方面も選択肢に 入れているということで、つまり定番の 行き先ではないところ行き先の見直しを 視野に検討しているということですね。え 、さらにはこれ京都なら定番のところに 行きづらくなってるならばうちに来て ください という自治体もいるんですね。 中学旅行先としての誘致に取り組む自治体、こちら兵庫県の尼崎市、去年の 4 月から旅行会社とタックを組んで修学旅行先を視野に入れたプログラムを作ってるそうです。あの市内に工場がたくさんあるということで物づりの魅力を感じて欲しいと 26 の企業などが工上見学とかワークショップができるように環境を整備したということで来月には東京都内、さらに来年には北海道の学校からも再来年ですね。 [音楽] 再来月 再来月はい。え、に、え、中学校が参加すると、え、いうことだそうです。ま、こういったね、あの手、この手で新しい修学旅行、ま、あの、行き先を変更するなとしてますけれども、これ桐谷さん新しいとこに行くってことで旅先が多様化するっていうところもありますかね。 [音楽] そうですね。そしてまた新しい発見なんかもあるのが楽しいですね。 そういうことになりますよね。観光業界も 人手が厳しくなっていて、なかなか大人数 でもね、受けられないということですが、 どうぞね、修学旅行皆さんいい経験をして いただきたいと思います。今日は修学旅行 先のなるほどでした。

物価高の直撃などを受け、子どもたちの修学旅行にも“変化”があります。実に中学生1人あたりの平均が7万円を超える費用に加え、定番の観光地が抱える「オーバーツーリズム」の影響も…。行き先の見直しや“誘致”といった各自治体の動きも出ています。

この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/category/society/99e0b8f774d5415b9dd62c02a6acc56a

■物価高で宿泊料金も…影響どこまで?

森圭介アナウンサー
「ニュースの気になる情報をお伝えする『なるほどッ!』のコーナーです」

「きょうのテーマに行く前に、まずは金額をご覧いただきたい。東京商工リサーチによりますと、2025年3月時点の観光客向けホテルの平均の客室単価は1泊あたりいくらぐらいだと思います?」

鈴江奈々アナウンサー
「最近上がってきていますもんね…1万円台後半?」

森アナウンサー
「正解はこちら。2万円を超えています」

「実は2万円を初めて上回ったということで、2万2137円。本当に宿泊料が高くなったと実感を持っている方もたくさんいらっしゃると思います」

「秋の行楽シーズンで、旅行に行きたいけどホテルが高いなと思っている方もたくさんいらっしゃると思いますが、きょうは『物価高で修学旅行に“変化”』がテーマです」

「桐谷さん、修学旅行はどこに行きました?」

桐谷美玲キャスター
「中学も高校も京都に行きました」

森アナウンサー
「そうなんですね。学校は、関東ですか?」

桐谷キャスター
「千葉です」

森アナウンサー
「そうなんですね。京都とか、奈良とか」

鈴江アナウンサー
「私は小学校6年生のとき、日光に行きました」

森アナウンサー
「関東の人は日光に行ったり、京都・奈良に行ったり。さらに西日本の人は東京に行ったり、沖縄に行ったりという話も聞きます」

「この修学旅行の行き先がいま、変わってきているということなんです」

■国内修学旅行の行き先“変化”のワケ

修学旅行で石川県にきていた都内の中学校を取材しました。

森アナウンサー
「訪れていたのは、石川県南部の伝統工芸品・九谷焼に自分の好きな絵を描くことができる施設。みなさん思い思いの絵をお皿に描いている」

生徒
「繊細で細かい作業が多いので思ったより難しい」

「この修学旅行を通していろいろなこと知ることができました」

森アナウンサー
「こちらの中学校はこれまで京都や奈良に行っていましたが、2年前から、石川県に変更した。理由は“物価高”。京都や奈良で修学旅行を行うと交通費や宿泊費などがかさみ、できることが少なくなるため行き先を変更したそうです」

「また、別の都内の中学校にも話を聞いたところ、2025年まで京都に行っていましたが、2026年度から行き先を四国に変更したということです」

森アナウンサー
「日本修学旅行協会によると、国内の修学旅行にかかるお金は、中学生1人あたりの平均で、2019年度は6万4683円。2020年はコロナの影響もあって、修学旅行に行けないという子どもたちもいました」

「そこから上がって2023年度には7万456円と、実は6000円近く上がっているということなんです。中学生1人あたりの平均で7万円を超えているということで、何にお金がかかっているのか?」

「費用の内訳をみると交通費が42.2%、宿泊費が32.7%で、交通費と宿泊費で全体の4分の3を占めている。実際に行って何をするか、どんな体験をするか、体験活動費が1割を切って9.7%になっている」

「費用の中には一緒に行く看護師の費用や保険代など、削ることができないものも含まれていて、その費用も高まっている。学校は限られたなかで、どういう旅行にするのか、非常に苦労しているということですね」

山﨑誠アナウンサー
「そうですね。なくせと言ってなくせるものではないでしょうから、試行錯誤がされるかもしれませんね」

■修学旅行費の削減策“3つ” 実費は…

森アナウンサー
「試行錯誤、どうやって費用削減していくのかということなんですが、具体的な例をご紹介しましょう。」

「貸し切りバスにガイドをつけないという選択です。ちょっと寂しいところもありますよね」

忽滑谷こころアナウンサー
「ガイドさんがいるバスで、みんなでワイワイ移動するのが修学旅行の楽しみの1つという思い出もあるので、ちょっと寂しいですが、やっぱり切り詰めてということなんですね」

森アナウンサー
「そして2つ目の費用削減、修学旅行費からの出費を減らすため、食事代、交通費をそれぞれの家庭の負担に。どういうことか、修学旅行費というのは団体行動で、みんなでここに行くという「交通費」、みんなでこれを食べるという「食事代」、あわせてパッケージになっている」

「それを、団体行動ではなく、班別行動、自由行動に変えることで、好きなモノを食べ、好きなところに行く。そうなると昼食代や交通費はどうなりますか?」

直川貴博アナウンサー
「それぞれが負担するということになる」

森アナウンサー
「それぞれが負担することになるので、修学旅行代という名目は小さくすることができて、家庭によっては、負担はそこまで変わらないというパターンもあるかもしれない」

「そして3つ目ですが、修学旅行は何泊何日でしたか?」

直川アナウンサー
「中学校は2泊3日か、3泊4日だったかなと記憶していますけど…」

森アナウンサー
「中学校は2泊3日、高校は3泊4日が多いそうなんですが、宿泊日数を減らす。1泊減らす学校が増えてきているそうです」

「青森県八戸市では8月、小中学校の修学旅行の宿泊日数を1泊減らすという規則を作りました。こういった費用削減策が出ています」

桐谷キャスター
「削減しなきゃいけないのは仕方ないと思いますが、1泊減るとなると…思い出も減ってしまうのが寂しいですね」

森アナウンサー
「時間をどう使っていくのか、みなさん試行錯誤されているようです」

■観光地のオーバーツーリズムの影響も

森アナウンサー
「修学旅行が変わってきている理由がもう1つあります」

「それが『オーバーツーリズム』です。修学旅行先の定番といえば、京都、東京、大阪、沖縄などの旅行先ですが、海外からの観光客にも人気ということになりますと、宿泊先の確保が難しくなってホテルがとれない」

「さらに、貸し切りバスの手配も難しくなっている。貸し切りバスに乗れないとなると公共交通機関を使うことになります。京都は市バスが有名な交通機関ですが、観光客が多くて市バスが満員で乗れなかったり、バスが遅れたり、予定時刻に行けない、集合時間を守れないなど、スケジュールが崩れてしまうこともあるそうです」

「物価高だけではなく、オーバーツーリズムが修学旅行にも影響を及ぼしているんですね、鈴江さん」

鈴江アナウンサー
「たしかに、こういった問題は普通に旅行されている方も“肌感覚”として思っている部分もあるので、団体となるとなおさらキャパシティ、大きさを求められるから、先生たちも苦労されているでしょうね」

森アナウンサー
「日本修学旅行協会の竹内秀一理事長は『毎年同じところに行くのが定番だった修学旅行が難しくなってきている。このような状況は、今までにないこと』とおっしゃっていました」

■自治体にも動き…行き先の「見直し」「誘致も」

森アナウンサー
「このような状況で、どうしたらいいのか。対策を練っている自治体があります」

「茨城県水戸市では、修学旅行費の平均が5年間でおよそ9000円も値上がりしていることを受け、市内の32校に子どもを通わせる保護者を対象に、行き先の変更などについてのアンケートを9月に実施した」

「定番の京都や奈良のほかに、比較的費用を抑えられる東北・北陸方面も選択肢に入れている、つまり定番の行き先ではないところ、行き先の見直しを視野に検討しているということです」

森アナウンサー
「さらには、定番の旅行先に行きづらくなっているならば、『うちに来てください』と、修学旅行先としての誘致に取り組む自治体も出てきている」

「兵庫県尼崎市では、2024年4月から旅行会社とタッグを組んで、修学旅行先を視野に入れたプログラムを作っているそうです」

「市内に工場が多くあるということで、“ものづくりの魅力を感じてほしい”と、26の企業などが工場見学やワークショップができるよう環境を整備した」

「11月には東京都内、2026年には北海道の中学校が参加するということです」

「あの手この手で新しい修学旅行で行き先を変更するなどしていますが、桐谷さん、新しいところに行くということで、旅先が多様化することもあるかもしれませんね」

桐谷キャスター
「そうですね、そしてまた新しい発見があるのも楽しいですね」

森アナウンサー
「観光業界も人手が厳しくなっていて、なかなか大人数で受けられないということですが、どうぞみなさん修学旅行でいい経験をしてほしいと思います」
(2025年9月25日放送「news every.」より)

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7 Comments

  1. 考えたら、平成の修学旅行、充実してたな!小学校は、札幌で、中学校は、東京自由行動、ディズニーランド、タバコと塩の博物館(これ、一体?😅勉強の意味だと思う)高校は、沖縄、USJ、神戸ディナークルーズだったな😊青森県民です。

  2. ワイの千葉の母校も修学旅行は京都だったけど、値上がりの影響で数年前から東北の農家泊まり込みで、農業体験1泊2日に変更になったの可哀想すぎる

  3. 交通費と宿泊代に主にかかってるんだから、近場にして削れそうな交通費削ったらええやん。

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