空の軌跡the1st Part.4 序章 パーゼル農園【PS5】The Legend of Heroes Trails in the Sky the1st
[音楽] [音楽] ちょ うわあ、大ね。水みしくて美味しそう。 [音楽] でも所々荒れてるね。ギルドの情報通りか。いた、いた。ティだ。 [音楽] ヤッホー。ディオ。い やあ、久しぶりだね。エステル。それによしま。もしかして遊びに来てくれたの? [音楽] うん。遊撃士の仕事よ。なんでも魔獣が出たそうじゃない?修が終わったんだ。おめでとう。良かったじゃない。 [音楽] うん。あなたたちだったらなんとかできるかもしれないわね。やっぱり出るの?魔獣。 ええ、ここ数日ずっとよ。おかげで私まで寝不足になっちゃって。 ということは魔獣は夜に失没するんだね。 ご名札。ま、詳しい話はお父さんたちに聞いてみて。 そろそろ配達から戻ってくると思うんだけど。こんにちは。おじさん、おばさん。 [音楽] ごぶ沙汰しています。 おやま、エステルとヨシアじゃないか。 こりゃ久しぶりだね。ティオに会いに来たのかい? [音楽] あ、ティオとはさっき会ったばかりよ。 今日は遊撃士協会の用事で来ました。なるほど。事情は分かったよ。でもあんたたちだけで魔獣大児なんてちょいと危険じゃないかね。 [音楽] そうだなあ。君らに怪我をさせるわけには 心配しないで。これでも一応有撃しだもん。 魔獣児だったらお手のものよ。 ギルドの許可も得任せてもらえませんか?うん。よし、それではお任せしようか。 [音楽] ありがとう、おじさん。 それでどんな魔獣が出たの? 正体はよくわからないが、まっこい猫のような魔でね、夜中に 34 匹くらい現れて畑の野菜を食い散らしていくんだ。 凶暴じゃなさそうだけど、とにかく動きが素早くってね。捕まえようとしてもすぐに逃げられちまうんだよ。ああ、なんか変な魔獣ね。 夜中に現れるということはそれまで待つ必要がありますね。 ああ、夜になるまでゆっくりとくついで欲しい。 [音楽] もちろん2 人とも夕食に付き合ってくれるんだろう。 [音楽] もちろん。那おばさんの料理ってとっても美味しいから楽しみ。 嬉しいこと言ってくれるじゃないか。それじゃ期待に添えるよ。 張り切って作るとしようかね。 [音楽] はあ、美味しかったなあ。 あんなおばさん相変わらず料理が上手よね。うちのお母さんお客さんが来ると張り切るから。それよりヨシュアには悪いことをしちゃったわね。ちびたちの相手をさせちゃっていいんじゃない?ヨシュアって意外と子供に懐かれることが多いし。どちらかと言うと片苦しいタイプなのに不思議よね。 [音楽] [音楽] あら、そんなことないわよ。確かに礼儀 正しくて他人行儀な雰囲気もあるけど、 いざ知り合ってみると結構面倒身がいいの よね。さりげないきりがまたポイント高 いっていうか。そ、そうかな。加えて整っ た顔たちと神秘的な琥白の瞳。漆黒の髪。 女の子に騒がれるのも当然よね。 おシュアっ てモテるの? 何を今更 交際を申し込んだ子は1人や2人じゃな いって噂よ。彼全部断ったみたいだけど し知らなかった。 ては私に何の相談もしないで 全く秘密主義というか水臭いというか悪場 なんだから まあ同性ならともかく異性に相談する話で もないし それに エステルにはなおさらねえ なん エステル、いいかい?そろそろ見回りの時間だよ。 [音楽] あ、うん。分かった。それじゃお仕事を片付けてくるわ。今の話また後で聞かせてね。 [音楽] はい。はい。気をつけて行ってきなさい。 [音楽] 相変わらずこの手の話には疎いというか 鈍いというかこりゃヨシュアも苦労してる わね。 どうやら魔獣はいつもこの時間に現れる みたいだ。早速見回りを始めようか。 [音楽] 何さ ねえよし、私に隠し事してない? [音楽] え?なんだよ。ヤブか坊。 イシアが家に来てから私たちも一緒だったよね。いっぱい喧嘩もしたけど、それだっていい思い出だし。私のこと本当の意味で家族だと思ってる。 [音楽] [音楽] エステル だから何かあったら相談に乗るからね。えっと、その例えば青春の悩みとか [音楽] は あ、話はそれだけ。とっとと見回りを始めましょう。 [音楽] あ、ティオに何か吹き込まれたのかな?あ 、 隠し事 か。 うわあ、さすがに暗いわね。ねえ、よしは どういう風に見回舞ればいいと思う?そう だね。 家の周り、畑、牧者、音質を一通り回ってみるといいかもね。農園全体をカバーできると思う。うん、分かった。それじゃあレッツゴー。夜の農園って静かだよね。鶏や牛も寝ちゃったのかな? [音楽] 魔獣に勘づかれると面倒だ。静かに回ろう。 [音楽] やった。捕まえたわ。あとはこらしめてやるだけね。 [音楽] これからが本番だ。気を抜かないようにね。 [音楽] 親玉まで現れるだなんてけど高都合ね。 [音楽] うん。それにこの気配気を抜かず全力で対処しよう。 [音楽] 何か来るわよ。 [音楽] お願い。 了解。や、 ガンガン行くわよ。これはどう?はあ。扇風 [音楽] もらった。 [音楽] 行くよ。し、 はあ。切りけ。 お願い。 あ、や。 はあ。 エステル頼んだ。 [音楽] 行くわよ。はあ。 う、レパ無闘撃え [音楽] 行くよ。 燃えろ。 [音楽] 私の番ね。はあ。 [音楽] 先風よシ願ゴーゴーよ [音楽] はあ切り裂け [音楽] 終わりよ。やあ、崩れたわ。お願い。 [音楽] 了解。あ や。 は 終わりよ。よし、お願い。 [音楽] はあ。切り裂け。 [音楽] いや、はや。 さすが有撃士だ。この素ばしっこい連中を見事捕まえてしまうとはね。へ、それほどでもところでこいつらどうしよう。退治しなくちゃだめかな。 [音楽] [音楽] [音楽] 当たり前だよ、エステル。僕たちは魔獣大児に来たんだから。 [音楽] で、でも 有撃士の使命は人を守り正義を貫くこと。魔獣に情けをかけるのは筋違いだよ。 [音楽] う、そうなんだけどさ。 [音楽] まあ、被害にあったのはうちの野菜だけなんだし。見逃してもいいんじゃない? そうだね。 これだけ痛い目にあったらさすがに懲りるってもんだろ。 ティオばさん ですが 私も殺すのは反対だ。彼らも私たちも同じ土地で暮らしている存在だ。ある程度折り合いをつけて暮らしていく必要があると思う。 [音楽] よし君、今回は見逃してくれないかな? [音楽] わかりました。被害に会われた皆さんがそうおっしゃるのなら反対はしません。 すまないね。せっかく来てもらったのに私たちも柵を強化したりして被害が起こらないように工夫しよう。 それじゃ決まりね。 そういうことだからみんなに感謝しなさいよ。今度やったら地獄見せるからね。さて、これで一見落着だ。今夜はもう遅いから寝るとしよ。君たちも是非と待っていってくれ。 [音楽] はい。 お世話になります。 [音楽] ああ、もうクタクタだわ。もう夜も遅いしさっさと寝るとしますか。 あれ?どうしたの?は、 ごめん。みんなに嫌な思いをさせた。 さっきのことバカね。そんなこと思ってる人なんていないわよ。普通に考えたらヨシュアの意見が正しいもんね。 [音楽] 正しいわけじゃない。ただ心が冷たいだけさ。今だって情けをかけずに退治すべきだったと思っている。 [音楽] エステレはティオたちと違ってかわいそうという気持ちが湧かないんだ。 お、こういう時がたまらなく嫌になる。人として不完全じゃないかって。心のどこかが壊れているのかもしれないな。 [音楽] ヨシュアのバカ。勝手に自分のこと決めつけるんじゃないわよ。 [音楽] え、エステル、 この5 年間私はヨシュアのことをずっと見てきた。いいところ、悪いところは誰よりも知っている自信がある。多分ヨシは本人よりもね。 [音楽] その私を差しおいてふざけたこと言わせないからね。 [音楽] 壊れてるだなんて絶対に言わせないんだから。 ごめん。バカなことは言った。 分かればよし。でもちょっと嬉しかったな。 [音楽] え、 ヨシってさ、いつも 1 人で貯め込むじゃない。苦しい時も悩んでいる時も平気そうな顔をしながら [音楽] 1 人で解決しようとするのよね。それってやっぱり家族としては寂しいよ。 [音楽] エステル、僕は でも今日は自分をさらけ出して弱い部分を見せてくれたじゃない。少しは私のことを頼りにしてくれたんでしょ。だからちょっと嬉しいんだ。 [音楽] 何言ってるんだが。そんな恥ずかしいセリフよくさらっと言えるもんだね。ふ。任せなさい。 [音楽] てえさ、今日はもう寝ましょう。散々走り回って疲れちゃった。 [音楽] そうだね。おやすみ、エステル。それからありがとう。 [音楽] どういたしまして。おやすみなさい。よし。 [音楽] それにしても朝ごは美いしかった。やっぱおばさんの料理は最高ね。 [音楽] 農園の新鮮野菜も山盛りで栄養満点だったしね。 今日はいい1日になりそう。 仕事もバンバンこなそうよ。 [音楽] [笑い] [音楽] 聞かせてちょうだい。 [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] [音楽] 今度は市長さんからの依頼か。父さんも幅広く引き受けてるな。 [音楽] 運搬って一体何を運ぶんだろう。早速行ってみましょう。 [音楽]
再生リスト：https://www.youtube.com/playlist?list=PL8gtB5P9cW5VsMC_Q116jcuEqXivvbRW3
エステル・ブライト：高柳知葉
ヨシュア・ブライト：藤原夏海
カシウス・ブライト：浜田賢二
シェラザード・ハーヴェイ：安済知佳
アイナ・ホールデン：鈴代紗弓