FUDGEお馴染みの着こなしやアイテムを”ディグる(深掘りする)”新たな特集連載【FUDGE dig.】。イギリスの軍服からはじまったルーツをもち、現在はトラッドスタイルに欠かすことができない「チノパンツ」が3回目のテーマ。持っておくべきはバランスが取りやすい、太めのストレートシルエット。ちょっぴり難易度高めに思える“ハーフ丈”も、実はとっても頼れるボトムなのです。
case-02:大人のチノハーフパンツ着回し計画
IVYやプレッピースタイルでお馴染みのチノパンツは、ワードローブのスタンダードアイテムとして何かと重宝するボトム。鉄板のロング丈に限らず、今秋は“膝上のハーフ丈”にもチャレンジしてみたいところ。case-02では、短パンを穿いたときにありがちなやんちゃさや子どもっぽさは感じさせず、洗練された大人の抜け感を叶える《ANATOMICA(アナトミカ)》のチノハーフパンツを相棒に、その着回しと着こなしのコツ(TIPS)をお届け。
\着回すのはこちら!/
スタイリストも推す【チノハーフパンツ】
「ROYAL MARINE SHORTS」¥31900/ANATOMICA(アナトミカ 東京)
スタイリストの北川さんがおすすめしてくれたチノハーフパンツは、《アナトミカ》のチノ生地で仕立てたグルカショーツ。ブランドで定評の「ロイヤルマリンパンツ」のショーツタイプで、深めのタックが適度な立体感を演出。ゆったりとしたシルエットながらもたつかず、タックインした際にもすっきりと見える構造に。
「ブランドオリジナルのチノ生地の程よい光沢感とひざ上丈のバランスが絶妙で、カジュアルだけど上品見えする1着。グルカタイプならではの両脇のアジャスターベルトでウエストの調整可能、ベルトなしでも着用できるのもgood!」(スタイリスト 北川沙央里さん)
05:ミリタリージャケットで引き立てる、余裕のある洒落感
無骨さとメンズっぽさを味方につけた、カジュアルだけど上品な着こなし
秋のライトアウターとして重宝するミリタリージャケットは、白Tシャツの上にばさっと羽織るだけで雰囲気が出て、無骨で機能的なディテールやメンズライクさがレディの品や大人の余裕も引き出してくれる。同じく軍モノのルーツを持つチノパンとは好相性。中でも、キレイめな《アナトミカ》のチノハーフパンツなら、ハードな印象を持たれがちなミリタリースタイルをシティライクかつ軽やかに昇華できて◎。
TIPS:クラシカルな「トレッキングブーツ」で締めて
大人ミリタリーな着こなしの完成度を高めるなら、足もとまで抜かりなく。デザイン的にも機能的にも一目置きたい《パラブーツ》のトレッキングブーツは、最近よく見るハイテクな登山靴とは一線を画すオーセンティックな佇まいがいい。今回のようにちょっぴりワイルドなお洒落の引き締め役としても活躍。
パンツは着回し。ジャケット¥52800/YAECA(ヤエカ アパートメント ストア)、カットソー¥18920/MHL.(エムエイチエル.)、ソックス¥4290/HOiSUM(ホイサム)、シューズ¥96800/Pataboot(パラブーツ)
SHOP LIST
アナトミカ 東京 tel:070-3144-0378
エムエイチエル. tel:03-5785-6445
パラブーツ https://paraboot.shop
ホイサム https://hoisum-mart.com
ヤエカ アパートメント ストア tel:03-5708-5586
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photograph_Serizawa Shinji
styling_Kitagawa Saori
hair & make-up_Arai Yuri
model_Nency
text&edit_Ryoko Suzuki, Takehara Shizuka