
2025年9月20日(土)に開催される「VOGUE NEXT(ヴォーグ・ネクスト)」のメイン会場となる渋谷パルコの10Fでは、“Glow in the dark(暗闇で光る)”をテーマにLEDライトで光るANREALAGE(アンリアレイジ)のルックが特別展示される。

Koji HIRANO
パリで発表された2025-26年秋冬コレクションでは、「SCREEN」をテーマに“光る衣装”が話題となったアンリアレイジ。「20世紀初頭のサンドイッチマンは身体に看板を背負い、身体そのものがメディアになる可能性を体現していました。では、21世紀おけるサンドイッチマンは何か? 服そのものが液晶素材になり、アプリでデザインを服にダウンロードしたり、服のデザインをアップデートする未来が来るのではないか。そんな身体がメディアになる服を作ろうと思いました」と、そのコンセプトに関してデザイナーの森永邦彦は話す。
ファッションとテクノロジーを融合した革新的な表現と、常に前衛的なクリエイションで人々を魅了しているアンリアレイジだが、森永はクリエイションに対する信念について「ランウェイでもステージでもストリートでも、今の日常の服でもなく、少し先の未来を切り開く服をつくること」と語る。「ファッションは日常を変える“装置”だと信じていて、服を通じて日常の中に非日常を生むことができると考えています。その非日常とは決してとても遠い未来の非現実的なことではなく、日常の中で多くの人が通り過ぎていく小さなこと。その小さな価値観を発見し、少し先に訪れるであろう未来に繋げたいです」
