明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は国際日本学部の中里さんが、小谷瑛輔ゼミナールを紹介してくれます!
ゼミ概要紹介
小谷ゼミでは、近現代日本文学をテーマにゼミ生同士で議論し、学びを深めています。テーマの対象は、近代から現代までの幅広い時代・ジャンルの文学作品のほか、詩や俳句、J-POPの歌詞など、多岐にわたります。ゼミ生おのおのが興味関心のあるテーマを研究して発表し、ゼミ生同士でその作品や研究内容についての議論を行うことで、視野を広げるとともに作品への理解を深めています。
小谷ゼミではこんなことを学んでいます!
近現代日本文学の研究を通じて、分析力や情報収集力を養い、視野を広げることを目標として活動しています。初回授業で各ゼミ生が発表を行う日程を決め、各週の発表者は自身の発表日までに研究内容をまとめます。ほかのゼミ生は、発表者が選んだ作品を読み、意見を準備します。当日は、発表者が研究内容について発表を行った後、ゼミ生同士で発表内容や作品について議論を行います。時間配分としては、発表:議論=3:7ほどです。
ゼミでのディスカッションの様子
アピールポイント
一つ目は、自由度の高さです。テーマはもちろん、研究内容にも指定がないため、ゼミ生は真の意味で各自が興味関心のあるものをテーマに研究に励むことができ、新たな気付きや学びを得ることができます。二つ目は、ゼミの規模が大きすぎないことです。ゼミ生一人ひとりが先生から手厚いサポートを頂くことができ、また、ゼミ生同士の仲も深まりやすい環境です。
ゼミの雰囲気
温かく、優しさにあふれた雰囲気で、やりたいことに挑戦できる機会があるゼミです。普段のゼミでは、互いの意見を尊重し合いながら、作品への理解と相互理解を深めています。また、ゼミで行うイベントについては、学年の壁を越えてみんなで話し合って決めています。昨年度は、文学作品に登場する料理を作る会や、文学知識と親睦を深める合宿、文学散歩などのイベントを行いました。明大祭にゼミで出店した際には、文学の面白さを来場者の方に楽しんでもらうことを目標に、一致団結して取り組みました。
明大祭の準備をしている様子
先生の紹介
小谷瑛輔先生
小谷先生は、学生の「自由と自治」を大切にしてくださる先生です。研究内容だけではなく、ゼミ全体で行うイベントやゼミの運営においても、ゼミ生の「やってみたい」を強く後押ししてくださいます。学生と同じ目線に立って考えてくださるため、ゼミの内容だけにかかわらず、何でも相談できる先生です。
私はこんな理由でゼミを選びました!
理由は二つあります。一つ目は、読書が好きだったからです。小谷ゼミは、自分が選んだ作品について自身の見解を述べるだけではなく、ほかのゼミ生の意見も聞くことができるため「ここで自分の視野を広げたい」「作品について語り合いたい」と考えました。二つ目は、ゼミの雰囲気と風土に魅力を感じたからです。ゼミの説明会で、ゼミ生の和やかな雰囲気とゼミ生各自がやりたいことに挑戦できる環境、力を合わせて物事に取り組む風土に引かれました。
小谷ゼミあれこれ
人数
3年次:8人、4年次:11人
OB・OGの主な進路
金融業界、通信業界、IT業界、建設業界、流通・小売業界、公務員、大学院進学などさまざま
ゼミの情報を紹介してくれた方中里太一さん(国際日本学部4年・埼玉県立熊谷高等学校卒)
紹介者(写真右)と小谷先生
私の研究テーマ
「『影裏』、『100万回生きたねこ』」
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