小さな村に移り住んだ協力隊は36歳の元高校教師「協力隊の課題は…2~3年でいなくなる」伸び悩む定住率に村の新たな一手とは? 北海道島牧村【地域おこし協力隊】 - Moe Zine

小さな村に移り住んだ協力隊は36歳の元高校教師「協力隊の課題は…2~3年でいなくなる」伸び悩む定住率に村の新たな一手とは? 北海道島牧村【地域おこし協力隊】

小さな村に移り住んだ協力隊は36歳の元高校教師「協力隊の課題は…2~3年でいなくなる」伸び悩む定住率に村の新たな一手とは? 北海道島牧村【地域おこし協力隊】

4月から北海道で下し始めた藤原正友さん 36歳これ海があって でこうすぐ山がこう崖があるじゃないですか 海岸球ってこう波によって削られた崖らしいです そんなことをええ 高校で教えてまして [音楽] 藤原さんは広島県の元高校教師です [音楽] 藤原さんが暮らすのは日本海に面した島巻村人口は 1200人余り加疎が止まりません 山綺麗ですね お山綺麗だしは豊かだけど人がいないすよね そんな小さな村に移り住み地域起こし協力隊としての活動が始まりました [音楽] 村を素通りしないで欲しいそうした願いが名前に込められた道の駅よってけ島巻村が迎え入れた今年度の協力隊は藤原さんを含め [音楽] [音楽] 3人です 外系の医薬品メーカーで死店長だった男性に人学校の元校調だった上フラの町出身の女性と経歴は様々です客足が収まった午後 [音楽] [音楽] 藤原さんが向かったのは こんにちは 閉まってるんでああ ここ可能性ありますね電気も多分来てますもんね多分しっかりしてる [音楽] 周辺は人の営波が消え秋屋が並んでいます藤原さんは自分に続く協力体の生活の拠点を探しています ま屋根張り直すしかないすね をリフォームしてリノベしてうんうん で住めるような家をどんどん救っていかないと次入ってくる 10人住みかがないんでうんうんうん 地域起こし協力隊の人気は 3 年その後の住も見据えた制度ですただ島巻村では 10年で6 人を迎え入れましたが提したのは 1人にとまります 経済的に自立できる仕事があれば低重が 進むのではないかそんな狙いから島巻村は 去年の冬大学との連携を決めました 4月に島村にきた3人大学などを通じて 協力隊の募集を知り応募しました こうちゃんには間に合いましたはい バイバイまた お願いします 5 歳の息子を育てるシングルファーザーの藤原さん 元は民宿で秋屋になっていた建物で 2人は暮らしています [音楽] 夜自宅では 今のお父さんお話しとるけちょっとだけ静かにしとってくれる 相手は島牧村が連携を決めた大学の講師藤原さんは去年から学んでいます協力隊の活動を通して地域起こしの目を探し新たなビジネスにつなげる それがせられた宿題です 地域のその資源って自分たち気づかないっていうケースだよね うんうん ビジネスのヒントは日常のひらめきにあると伝えました川崎のちゃいます [拍手] [音楽] でずっと前から嬉しいなと思ってました あそうなんすか3人増えたとかと思います えいやそんな嬉しいすね 嬉しい 地元の居酒屋を訪ねた協力隊の 2人美味しいここでもひらめきが う大丈夫そううまいつうまい これそさなんかあの道駅で出したいよね 出したい夜の部させね 道の駅夜あったら面白いやってもいい これも地域起こしのビジネスにならないか 何ない日常にひらめきを探す毎日で [音楽] 女家を告げる甘エビ量が始まった今月道 [音楽] の駅の一角にできたサテライトキャンパス 3人が集まり対面での授業です 課せられていた秋屋探しの結果を報告し ますこれも多分今秋屋だよって これは多分ねすぐ過ぎます 指導共官役を務める若林新一さん 沖縄や新潟の離島などで新たな観光事業の基盤作りに関わり地域の活性化を手がけています 地域お起の課題っていうのがありまして全国各地でやっぱりうまくいってないんですよ で起業するって言ってもですねま大体 カフェかゲストハウスで23年経ったらい なくなるっていうパターンなので私が毎月 来て絆創っていうのが今までの地域起こし には全くなかったところです この日はかつて村の人気スポットだった 温泉施設にも 閉鎖されてすでに20年が経っている施設 です 鍵を開けて中へあもったいない [音楽] あこれうわいいですね もったいないなあ ロケーションすいすねこれ うん最高じゃない?これ最高 日本会が一望できます 毎月こうして指導薬の絆奏を受けながら経済的に自立できる新たなのを目指します あの有給施設が山ほどこの村にはあるのでここの活用方法とかまずは 1万人ですよ 1万人やりゃ1 億円入るので課題がたくさんあるのでこれが全部裏返せば可能性になるんでし巻の方もよくしてくれるし だからその分僕も何かこう貢献したいっていう気持ちになってるしなんとか言くできないかなっていう風にこう思うんですよね 地域起こし協力隊の活動を始めて2 ヶ月余り3年の人気を終えた後島巻村に根 を下ろしてくれるかどうか村の期待を 背負いながら3人の活動は続きます え地域の力になってくれる協力隊ですがあの実際に定に結びついたのは 10年間で1 人というね島巻村のこう厳しい現実があるわけですけど鶴子さんいかがでしょうか やはりねあの自然もあってねいいとこだと思うんですけどこれだけあの提重率が低いということは何かしらの原因があると思うのでそれが やっぱこう残れない理由がこう残なんて言うですかね 自治体側のサポートなのかどういう体制なのかっていうのしっかり把握する うんうん分析する必要ありますよね 残かった方へのインタビューが実は大事なのかもしれませんねなんで残れなかったら残らなかったのかってことですよね はい で残った側村で唯一の提住者にお話を伺っています現在農業を営んでいる丸山友智典さんです 3年の人気後1 人でどうにかすることには限界があると地域起こしで結果を出すよりも人気の後どういう形で提住するか考えた方がいいと話しています まこれ鈴さん全国初の大学との連携で絆創役がつくというこの取り組みはま新しいですよね そうですね素晴らしい取り組みだと思いますまそもそもあの何をしてもらいたいのかそしてえ協力体何がしたいのかそこにまずもうずれが生じていると思うんですよねそういうのは今までは手探りの状態で色々とナーでやってきた部分をちゃんと絆創役の方がいらっしゃって色々なとこにアドバイスしてくれるっていうのは素晴らしいと思います そうですねそして はいはい藤原さん大学院の2 年生でもある藤原さんですがこんなことを昨い企画しています初めて企画したという魚の爪放題を行ったそうです発泡チロールにホケや柳の前など 15匹ぐらいを詰めることができて価格は 1500 円これ課題としてやったことなんですけれども地元の人たちで大賑いだったそうです これ市場には出てこないようなお魚なんだけれどもまいわゆるミリ容って言ってでもまだまだ使える魚これをね活用してまさに資源保護にもつがると思いますけどもこうやって実際動いてますが あの藤原さん来年の 3 月までに指導共の指導を受けながら村に提重するためのその村の観光資源を活用した事業計画をまとめなきゃいけないということで 結構時間ないんですよね 大変だと思いますけど本当ね結果出して欲しいなと思います頑張ってください特集でした

全国各地で活躍する「地域おこし協力隊」ですが、任期を終えると、地元を去ってしまうケースが少なくありません。広島県の元高校教師を迎え入れた、日本海に面した北海道の小さな村が取った、新たな“一手”です。

◇《約1200人が暮らす小さな村に移り住んだ元高校教師(36)》
 今年4月から北海道で暮らし始めた藤原将智(まさとも)さん、36歳。広島県の元高校教師です。

藤原将智さん(36)
「海があって、すぐ崖があって…海岸段丘といって波によって削られた崖なんです。そんなことを高校で教えていた」

藤原さんが暮らすのは、日本海に面した北海道の島牧村。人口は1200人あまり、過疎化が止まりません。そんな小さな村に移り住み、藤原さんは「地域おこし協力隊」としての活動を始めました。

地域おこし協力隊(島牧村)藤原将智さん(36)
「山はきれいだし、自然は豊かだけれど、人がいないですよね」

◇《任期終了後に定住した協力隊は10年で1人》
 “村を素通りしないでほしい…”そうした願いが名前にこめられた、道の駅『寄ってけ!島牧』。

村が迎え入れた今年度の協力隊は、藤原さんを含め3人です。外資系の医薬品メーカーで支店長だった59歳の男性に…。小学校の元校長だった、上富良野町出身の60歳の女性と、経歴はさまざまです。

道の駅の客足が収まった午後、藤原さんは、ある場所へ向かいました。

地域おこし協力隊(島牧村)藤原将智さん(36)
「こんにちは…閉まっている」「ここは可能性がありますね。電気もたぶん来ていますよね」

周辺は人の営みが消え、空き家が並んでいます。藤原さんは、自分に続く『地域おこし協力隊』の、生活の拠点を探しています。

地域おこし協力隊(島牧村)藤原将智さん(36)
「空き家をリフォームして、リノベーションして、住めるような状態にしないと、次に協力隊が入ってこない…住処がないので」

『地域おこし協力隊』の任期は3年。その後の定住も見据えた制度です。ただ島牧村では、10年で6人を迎え入れましたが、定住したのは1人に留まります。

◇《低調な定住率…村の新たな一手は大学との連携》
 経済的に自立できる仕事があれば、定住が進むのではないか。そんな狙いから島牧村は去年の冬、東京に本部を置く事業構想大学院大学との連携を決めました。

4月に島牧村にやってきた3人。大学などを通じて『地域おこし協力隊』の募集を知り、応募しました。

藤原さんは夕方、島牧村の保育所まで、息子の地大(ちひろ)くん5歳を迎えに行きます。シングルファーザーの藤原さん。元は民宿で、空き家になっていた建物で、2人は暮らしています。

夜、藤原さんは、自宅の居間に置いたパソコンに向かっていました。

地域おこし協力隊(島牧村)藤原将智さん(36)
「いま、お父さんお話してるので、ちょっとだけ静かにしてて」

オンラインで向き合う相手は、島牧村が連携を決めた事業構想大学院大学の講師。藤原さんは去年、この講師がいる大学に入学しました。

『地域おこし協力隊』の活動を通して“地域おこしの芽”を探し、新たなビジネスにつなげる。それが藤原さんに課せられた大きな宿題です。

事業構想大学院大学(福岡校)講師
「地域資源って、地元の自分たちで気が付かないケースが多々あるんですよ」

大学の講師は、ビジネスのヒントは、日常の“ひらめき”にあると、藤原さんに伝えました。

◇《定住には経済的な自立が…協力隊の伴走者》
 ある晩、地元の居酒屋を訪ねた、藤原さんと、もう一人の協力隊のメンバー。ここでも“ひらめき”がありました。

居酒屋の女将
「はわさびのしょうゆ漬け、はいどうぞ!ずっと前から思っていました、島牧村に協力隊が来てくれてうれしいって。人口が3人増えたって!」 

地域おこし協力隊(島牧村)藤原将智さん(36)
「ん~うまい!めっちゃうまい!」

協力隊(島牧村)メンバー
「これこそさ、道の駅で出したいよね」

地域おこし協力隊(島牧村)藤原将智さん(36)
「道の駅で出したい。道の駅で、夜の部もやって出したいですう」

これも“地域おこし”のビジネスにならないか…。何気ない日常に“ひらめき”を探す毎日です。

島牧村に、初夏を告げる甘えび漁が始まった6月。道の駅『寄ってけ!島牧』の一角にできた、事業構想大学院大学のサテライトキャンパス。

地域おこし協力隊のメンバー3人が集まり、大学から指導教官を迎えて、対面で授業です。3人は宿題として課せられていた「空き家探し」の結果を報告します。

事業構想大学院大学の客員教授、若林伸一さん。沖縄や新潟の離島などで、新たな観光事業の基盤作りに関わり、地域の活性化を手掛けています。

事業構想大学院大学 若林伸一客員教授
「地域おこしの課題は、全国各地でいま、上手くいってないんです。起業するっていっても、カフェかゲストハウスで、2、3年経ったらいなくなるパターンで。私が毎月、来て“伴走する”というのが、今までの『地域おこし協力隊』にはなかったこと」

この日は、かつて島牧村の人気スポットだった温泉施設にも…。閉鎖されて、すでに20年が経っている施設です。村の職員がカギを開け、地域おこし協力隊の3人と若林さんは中へ進みます。

地域おこし協力隊の3人
「これは、いいですねー」「もったいないな…」「ロケーションはいいですね」

日本海が一望できます。毎月、こうして”指導役の伴走”を受けながら、経済的に自立できる、新たなビジネスの立ち上げを目指します。

事業構想大学院大学 若林伸一客員教授
「遊休施設が山ほどあるので…活用方法とか…まずは観光客1万人ですよ。1万人の観光客があれば、1億円が入るので。この地域には課題がたくさんあるので、これが裏返せば「可能性」になるので」

地域おこし協力隊(島牧村)藤原将智さん(36)
「島牧の方もよくしてくれる。その分、何か貢献したいという気持ちになる。なんとか、よくできないかなーと思う」

地域おこし協力隊の活動を始めて2カ月あまり。3年の任期を終えた後、島牧村に根をおろしてくれるかどうか。村の期待を背負いながら、3人の活動は続きます。

堀啓知キャスター)
 地域のチカラとなってくれる『地域おこし協力隊』ですが、島牧村では任期後の定住者は、10年で1人という厳しい現実があります。

鶴岡慎也さん)
 島牧村は、自然もあっていいとところだと思うんですけど、やはりこれだけ定住率が低いということは、もしかすると、何かしらの原因があるのかもしれませんし、残ることを選択しない理由はどこにあるのか、自治体側のサポートなのか、どういう体制なのかっていう、しっかり把握する、分析する必要がありますよね。

世永聖奈キャスター)
 『地域おこし協力隊』の任期を終えた後、唯一、島牧村に定住して、現在、農業を営んでいる丸山倫徳(とものり)さんに、自身の体験として話を伺いましたところ「3年の任期後、1人でどうにかすることには限界がある」「地域おこしで結果を出すより、任期のあと、どういう形で定住するか考えた方がいい」…とのことでした。

堀啓知キャスター)
 全国初の大学との連携で“伴走役”が付くという、この取り組みは新しいですよね。

鈴井貴之さん)
 そうですね、すばらしい取り組みだと思います。そもそも何をしてもらいたいのか、そして協力隊は何をしたいのか。そこにまずズレが生じていると思うんですよね。

そういうのは、今までは手探りだった状態に、伴走役の方がつくことで、いろいろなアドバイスにもつながっていくので、それは、とても素晴らしい取り組みだと思います。

世永聖奈キャスター)
 島牧村の地域おこし協力隊で、大学院の2年生でもある藤原さんですが、こんなことを6月14日に企画していました。初めて企画したというのが「魚の詰め放題」です。

発泡スチロールにホッケやヤナギノマイなど約15匹を詰めることができて、価格は1500円。こちらも、課題として取り組んだ試みでしたが、地元の人たちで大賑わいだったそうです。

堀啓知キャスター)
 市場には出てこないようなお魚、いわゆる未利用魚。でもまだまだ使える魚、これを活用してまさに資源保護にも繋がると思います。藤原さんは2026年の3月までに、指導教官の指導を受けながら村に定住するため、村の観光資源を活用した事業計画をまとめることになります。

大変だと思いますが、結果を出してほしいなと思います。

2025年06月21日(土) 9時00分 更新

#北海道 #ニュース #HBC

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