『こえかぶ 朗読劇で楽しむ歌舞伎』の第4作目は『菅原伝授手習鑑』 豪華声優9名が日替わりで三兄弟を演じる | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス - Moe Zine

2025年8月9日(土)~11日(月祝)三越劇場にて、『こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎~梅と松と桜~篇』が上演されることが決定した。

本公演は『こえかぶ 朗読劇で楽しむ歌舞伎』の第4作目。今回、歌舞伎三大名作の一つである『菅原伝授手習鑑』(すがわらでんじゅてならいかがみ)を、三つ子の兄弟(梅王丸・松王丸・桜丸)に焦点を当てたオリジナル構成で上演する。脚本・演出は岡本貴也、協力に竹柴潤一を迎え、野島健児、浪川大輔、仲村宗悟、岡本信彦、山下大輝、堀江瞬、保志総一朗、山口勝平、畠中祐(出演日順)の豪華声優9名が日替わりで三兄弟を演じる。

本公演では、兄弟が敵味方に分かれる「車引」、桜丸の最期を描く「賀の祝」、我が子を犠牲にする松王丸の決断が胸を打つ「寺子屋」といった名場面を通じて、親子の別れ、主従の別れ、兄弟の別れという普遍的な悲哀が描かれる。そして、宿命を背負う三兄弟を演じる3名のキャストが、合計20役以上の登場人物を瞬時に演じ分ける妙技が見どころだ。

『菅原伝授手習鑑』は歌舞伎で繰り返し上演されてきた名作。6月にも歌舞伎座『六月大歌舞伎』にて「車引」と「寺子屋」が上演、そして9月には松竹創業130周年記念として同じく歌舞伎座で『菅原伝授手習鑑』全段通し上演が行われる。

「こえかぶ」を観てから歌舞伎を観る、あるいはその逆、といった形で、『菅原伝授手習鑑』の物語がもつ奥深さを多角的に楽しむことができる。 格調高い三越劇場で、「こえかぶ」ならではの表現で、時代を超えて愛される感動的な物語を体験しよう。

コロナ禍に1公演90人程度のお客様で始まった「こえかぶ」も、ついに三越劇場に進出です。一作目の『義経千本桜』、二作目の『仮名手本忠臣蔵』に続き、今回は三大名作の三本目『菅原伝授手習鑑』を大真面目に、どストレートに、朗読劇で上演します。それも、三つ子のシーンほぼ全編を、まるで通し狂言のようにお届けします!
三大名作はどれも古い時代の作品なので言葉が難しく、歌舞伎や文楽をそのまま見ても理解が難しい部分がたくさんあるかと思います。そこを今回は出来る限り分かりやすくなるよう噛み砕きました。梅・松・桜の三つ子が繰り広げる壮大な物語。江戸や大坂の人々が熱狂したこの名作を、凄腕の声優たちの声でお楽しみ下さい!

公演情報

『こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎~梅と松と桜~篇』

 

日程:2025年8月9日(土)~11 日(月祝)
8月9日(土) 昼の部:開演 14:30、夜の部:開演 18:30
8月10日(日) 昼の部:開演 14:30、夜の部:開演 18:30
8月11日(月祝) 昼の部:開演 13:00、夜の部:開演 17:00

 

会場:三越劇場
※開場時間は、開演の30分前を予定しております。

 

脚本・演出:岡本貴也
協力:竹柴潤一
主催・製作:松竹株式会社

 

出演: 
8月9日(土) 野島健児、浪川大輔、仲村宗悟
8月10日(日) 岡本信彦、山下大輝、堀江瞬
8月11日(月祝) 保志総一朗、山口勝平、畠中祐

 

演目:『菅原伝授手習鑑』
料金:全席指定 S席 9,900円(税込) A席 7,700円(税込)

 

情報
6月16日(月)正午より、イープラスほか最速先行抽選受付開始
・イープラス:https://eplus.jp/koekabu3/

 

6月24日(火)正午より、プレイガイド先行抽選受付開始。
7月5日(土)正午より、各種プレイガイドにて一般発売。
詳細は公式サイトをご確認ください。

 

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