「イプサ」と「B.A」、「らしさ」を進化させる力 - WWDJAPAN - Moe Zine

ビューティ賢者が最新の業界ニュースを斬る

ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN.com」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。今週は、時代に応じて更新し続けるブランドらしさの話。(この記事は「WWDJAPAN」2025年6月9日号からの抜粋です)

PROFILE: 弓気田みずほ/ユジェット代表・美容コーディネーター弓気田みずほ/ユジェット代表・美容コーディネーター

PROFILE: (ゆげた・みずほ)伊勢丹新宿本店化粧品バイヤーを経て独立。化粧品ブランドのショップ運営やプロモーション、顧客育成などのコンサルティング、企業セミナーや講演を行う。メディアでは化粧品選びの指南役として幅広く活動中

【賢者が選んだ注目ニュース】

資生堂グループの「イプサ」は8月5日、主力化粧液“ME”をリニューアル発売する

ポーラは9月1日、最高峰ブランド「B.A」のスキンケアラインをリニューアルし、“ローション”“ミルク”“クリーム”を発売する

時代の変化や価値観の多様化、テクノロジーの進化により、化粧品ブランドに求められる役割は大きく変化している。その中で問われるのは、変化の波にただ流されるのではなく、「ブランドらしさ」をどう再定義するかという姿勢だ。資生堂グループの「イプサ(IPSA)」とポーラの「B.A」の進化は、それぞれのブランドが顧客との関係性を見直し、時代に応じたアプローチを選び取った証しといえる。

心身の「フルネス」を軸に進化する「イプサ」

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