美容医療クリニックのカウンセリングって、一体どんなことをするのか……、気になりますよね。そこで、患者さんからの評価が高いことでも知られているビスポーククリニックの室孝明先生のカウンセリングを大公開。50代の美容エディター長谷川真弓が、実際に美容医療クリニックでのカウンセリングを受けてみました。
お話を聞いたのは……
前回記事
「その美容クリニックは大丈夫?」ドクターが教える失敗しない美容医療クリニックの選び方>>
「どこを、どう変えたい!?」 自分の顔と向き合った2週間
美容医療クリニックで先生のカウンセリングの内容を実際に見る機会があればおもしろいですよね。先生が患者さんとどのように接し、提案するのか勉強にもなるし、個人的にも興味あり! そんなとき、美容ジャーナリストが集まるセミナーで、 「もし私が美容医療をするなら……、というテーマで、患者さんになってもらえませんか?」と声が掛かったのです。
限定された場所とはいえ、自分の悩み事を赤裸々に語るのは恥ずかしいし、勇気が入ります。でも、、こんな機会は滅多にないですし、引き受けるなら会場のみなさんに自分事のように話を聞いてもらいたい。職業病なのか、後者の想いの方が強かったので、ここは自分の顔としっかり向き合うことにしました。
ですが、この作業が思った以上に難しかったのです。自分の顔の長所や短所を一番理解しているのは自分、なはずなのに、いざ「どうしたい?」と自問してみると、答えられない(笑)。正確に言うと、「どうしたらいいのかわからない」のです。
そこで、私のまわりにいる家族や友人・仕事仲間に「私の顔で『ここをもう少し直せばいいのに』というところがあったら教えて欲しい」と聞いてみることにしたのです。事によっては、私以上に私の顔を良く見ていますしね。
こちらが今現在の顔です。せっかくの機会なので「美容医療を受けるとしたら、どこをどうしたらいいか?」を真剣に考えました。
私の顔についてアドバイスを求めたのは2人。
直近で仕事をしたヘアメイクさんは、「鼻筋がスーッと通ると印象が変わると思う」と話してくれました。美容ライターの友人は、「フェイスラインかな。あご下のもたつきやフェイスラインがぼやけているわよ」と容赦ないツッコミが(笑)。確かに鏡で横顔を見ると、きれいなラインを描けていない。これは私自身、昔から感じていたので、良い答え合わせになりました。
ライター仲間からも質問の嵐!
目からウロコのカウンセリング
朝一番で私の今の顔を撮影。撮った画像を元に、先生が治療内容を提案してくれます。
そんなこんなで迎えたセミナー当日。まずは3Dカメラで撮影をします。上から下から、横もぐるっと撮影できるカメラは、今や美容医療クリニックでは標準装備。撮影した“今”の顔画像を室先生が加工して、“未来”の顔を作って提案してくれるのです。もちろん、どのような提案をしてくれるのかはわかりません。
少しの緊張はありましたが、カウンセリングスタート!
私の顔の悩みは3つ。
悩み① 面長が嫌
ないものねだりですが、丸顔に生まれたかった〜。この面長を少しでも小さく見せたい(ちなみに前髪を作ってみたりしたのですが前髪の手入れが面倒なうえ、顔が大きく見えてしまい……、それ以来、作っておりません)
悩み② 鼻が小さい
顔の大きさに比べ、鼻が小さいように感じていました。でも、小鼻は広げたくない(高さの問題で鼻筋が通れば解決するのでは?)。
悩み③ 横顔が美しくない!
個人的にはかなり気になっていた悩み。鼻・口・あごにかけての横顔のラインを美しくしたい(連動してフェイスラインもキュッと上がると嬉しい)。
顔についての悩みをひとつ話すと止まらなくなってしまい、一気に吐き出しました(先生、この多さに引いていたかもしれません)。
室先生が施術の提案をしてくれました!