【2024年度 卒業制作受賞者トークショー】声優コース 学科賞 新垣華穂さん
大阪芸術大学卒業制作展2025にて
放送学科では受賞者トークショーを開催しました!
その際に上映された受賞者インタビューをお届けします。
(表記される学年は、
トークショー開催時のものになります。)
ー2024年度 受賞作品ー
・学長賞 映像ドキュメンタリー
「ふつうの家族」
・学科賞 映像ドキュメンタリー
「平和の種まき」
・学科賞 脚本(テレビ)
「スケープゴート」
・学科賞 ラジオ&映像
「セブンカプセル’24」
・学科賞 映像ドキュメンタリー
「未来と生きる~1日ずつ、希望とともに~」
・声優コース学科賞受賞者
新垣華穂さん、下江拓海さん
ー声優コース卒業公演についてー
今回の声優コース11期生卒業公演は
アニメーション作品の上映と舞台公演を実施。
田中亮一指導・音響監督による
アニメーション作品「古事記(ふることふみ)」と
きむらゆういち作「あらしのよるに」を
上村典子演出で、4年間の集大成として
上映・上演しました。
【受賞者コメント】
この度は、放送学科声優コースの学科賞に選出して頂き、
誠にありがとうございます。
大学生活を振り返ってみると、
楽しいこともあれば辛いこともありました。
特にオーディションに落ち続け、
自分の未熟さを痛感する瞬間は本当に苦しく、
劣等感に苛まれ悔し涙を飲んだ程でした。
しかし、それでもなお芝居に対する思いは潰えず、
困難が立ち塞がる度に
歯を食いしばり足掻き続けてきました。
足掻き続けて早4年、
ここまで折れることなく来れたのは
沢山の人達のご助力があったからこそです。
ここまで私を導いてくださった先生方、
こんな私を受け入れてくれた親友、
そして遠く離れていても支えてくれた家族、
どれ1つ欠けてはいけませんでした。
先生方、私が挫けそうになった時、
「お前ならやれると信じている」という言葉を掛け、
信頼を置いて下さりありがとうございました。
その言葉の数々が今の私の心臓を動かしています。
親友の皆、
私の突拍子もない考えや
行動で振り回して申し訳ありませんでした。
ですが、そんな私を受け入れ
付き合ってくれた皆には感謝しかありません。
その思い出は私の命綱となっています。
父さん、母さん、
地元を離れるにもかかわらず
私を信じて送り出してくれてありがとう。
海を越えて伝わった温かさは私の体温であり、
この先続く不安な未来を照らしてくれる光です。
この学科賞は、
私一人の力では決して得られないものです。
先生方、日々支えてくれた家族や親友に
心からの感謝を捧げます。
この気持ち、そして謙虚さを忘れず
日々邁進していきます。
このような素晴らしい賞を頂けたことを
大変光栄に思います。
ありがとうございました。
【卒業公演について】
この作品は私の、私達の学びの集大成であります。
それと同時に私が役者の道を進んでいくという
覚悟を決めることができた
ターニングポイントです。
これから先の人生で心が折れそうになった時、
この思い出が、経験が私を支えてくれるでしょう。
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