NHK連続テレビ小説「あんぱん」津田健次郎
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女優の今田美桜(27)が主演するNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の追加キャスト3人が、19日に同局から発表され、声優・津田健次郎(53)が出演することが分かった。朝田のぶ(今田)と柳井嵩(北村匠海)が戦後入社する「高知新報」の編集局主任役を演じる。2020年度前期「エール」以来5年ぶり2回目の朝ドラ出演に「とても嬉しく思います」「笑顔溢れる最高の現場」と喜びを口にした。女優の鳴海唯(27)俳優の倉悠貴(25)も新キャストに決定した。
国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家やなせたかしさんと妻・暢さんがモデルの物語。脚本は中園ミホ氏が手掛けるオリジナルストーリー。
津田が演じるのは、高知新報の編集局主任・東海林明役。「“逆転しない正義とは何か”という大切な問い。戦前、戦中、戦後という激動の時代を生きる二人の絶望と希望の物語。愛と勇気が満ちるこの作品に参加出来ることをとても嬉しく思います」と喜び。
「東海林明という重要な役を託して下さったプロデューサー陣の期待に応えるべく、脚本から飛び出してくる豊かな言葉に感動し、丁寧な演出をして下さる監督陣に導かれ、温かいスタッフの皆様の元気に支えられながら、素敵なキャストの皆様と共に『あんぱん』の時間を生きています」と現場の雰囲気を伝えた。
また「撮影はハードなのですが、笑顔溢れる最高の現場で楽しく過ごしています。願わくば、多くの皆様にこの物語が届きますように。先の見えない混迷の今を生きる皆様の心に響きますように」と願いを込めた。
津田の起用理由について制作統括・倉崎憲氏は「連続テレビ小説『エール』でご一緒して以来、津田さんが醸し出す人間の色気にひきこまれ、それは津田さんがいつも目の前にいる人や事象と真摯に向き合って下さるからだと思い、東海林役とリンクする部分がありました」とコメントしている。
19年度前期「なつぞら」以来の朝ドラ出演となる鳴海は、同社にのぶと共に戦後初の女性記者として入社する小田琴子役。20年度後期「おちょやん」以来の朝ドラ出演となる倉は、同社の編集局記者で総合雑誌「月刊くじら」の立ち上げメンバーの一員となる・岩清水信司役を演じる。
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