「あんぱん」ばいきんまん声優・中尾隆聖がサプライズ出演!ネット驚き「どこ?」初の朝ドラ「本当に幸せ」 - スポニチ Sponichi Annex 芸能 - Moe Zine

連続テレビ小説「あんぱん」第36話。校長・古山時三役で朝ドラ初出演を果たした声優の中尾隆聖(手前)(C)NHK
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 女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は19日、第36回が放送され、アニメ「それいけ!アンパンマン」のばいきんまん役などで知られる声優の中尾隆聖が“アンパンマンつながり”でゲスト出演。事前告知なしのサプライズ登場を果たした。主人公が教師として赴任した母校の校長・古山時三役で、朝ドラ初出演。中尾は番組公式SNSを通じ「やなせたかし先生の作品ということで、朝ドラに参加させていただきました。本当に幸せです」と喜びのコメント。登場シーンは冒頭約1分半ながら、インターネット上には驚きの声などが相次ぎ、反響を呼んだ。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。

 第36回は、朝田のぶ(今田美桜)が母校・御免与尋常小学校の教師になって1年半。生徒たちに愛国の心を教え込んでいた。政府が「結婚十訓」を発表したこともあり、のぶの元にはいくつもの縁談が持ち込まれるが…という展開。

 1939年(昭和14年)10月。校長の古山時三(中尾隆聖)も、のぶに結婚を勧める。

 古山「朝田先生の受け持ちの児童らあは、実に迷うことなく、すくすくと愛国の心が育っちゅうと聞きました」「つまり、朝田先生の指導に迷いがないということです。まさに、愛国の鑑」

 のぶ「まだまだ未熟な私ですが、児童らあとともに、尽忠報国の道を進みたいと思うちょります」

 古山「本当なら君もそろそろ嫁に行き、お国のために元気な男子を成したいやろうにのう」「君も今年20歳や。結婚して強い子を成すのも、銃後の女性として立派なご奉公である。その時は遠慮のう相談してくれたまえ。今日は、それだけ伝えちょきとうてね」

 のぶ「ありがとうございます。けんど、今はお国にご奉仕する子どもらあをしっかり教育し、ひたすら精進したい一心でございます」

 「それいけ!アンパンマン」声優の今作出演は島本須美、山寺宏一に続いて3人目。しょくぱんまん役の島本は第8回(4月8日)にサプライズ出演。朝田家にあんぱんを買いに来る近所の人・大出加子役を演じた。めいけんチーズ役をはじめ複数のキャラクターを担当している山寺は、柳井嵩(北村匠海)の恩師・座間晴斗役でレギュラー出演。4年ぶり4回目の朝ドラ出演が話題を呼んでいる。

 制作統括の倉崎憲チーフ・プロデューサーは「このドラマの企画を発表した時から、アンパンマン声優の方々に出演してほしいという声をたくさん頂いていて。視聴者の皆さんに喜んでいただくのも朝ドラの大事な使命ですから、ばいきんまん役の中尾隆聖さんもチャンスがあれば是非、と考えていました。私が一番好きなアンパンマンのキャラクターはばいきんまんで、自席にもばいきんまんのぬいぐるみがいます。まだ台本ができていない頃に、局内で中尾さんにお会いする機会があったのですが、必ず出演してくださいと想いを伝えさせていただき、校長先生というハマり役、放送スタート1カ月半というタイミングで、満を持してのご登場となりました」と起用理由を説明。

 SNS上には「えっ、ばいきんまん?」「中尾隆聖さん?」「気づかなかった」「どこに出演?」「(クレジットを確認し)あら、ホントに中尾隆聖さんだったわ」などの声が続出。顔出し出演に気づかない視聴者もいた。

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