乃木坂46の賀喜遥香と筒井あやめがW主演を務める連続ドラマ『量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-』が、7月3日24時30分よりテレ東の木ドラ24枠で放送されることが決定した。
【写真】W主演を務める乃木坂46の賀喜遥香と筒井あやめ
本作は、学園を舞台に、2人のルカが廃部寸前のプラモデル部で出会う、高校生活最後の青春を描くホビーヒューマンドラマ。元乃木坂46の与田祐希が地上波連続ドラマ初主演を務めた『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』(テレ東)の新シリーズとなる。
ごく普通の女子・いわゆる“量産型女子”の小さな成長記を描き、2022年7月期に放送された『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』。2023年にはシリーズ2作目『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』が、2024年には最終章となるシリーズ3作目『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』が放送され、シリーズごとに与田をはじめとするキャスト陣が同姓同名の全く異なる役柄で登場する、今までにない新しいドラマとして話題になった。
そしてこのたび、新たな“量産型ワールド”が誕生。次なる舞台は学園・プラモデル部。乃木坂46の賀喜と筒井をW主演に迎え、性格も好き嫌いも違う2人のルカによる、高校生活最後の青春を描く。
主人公・高嶺瑠夏を演じるのは、乃木坂46の4期生の賀喜。俳優としてはこれまで、2020年に『猿に会う』(dTV)でドラマ初出演を果たし、2022年には『最初はパー』(テレビ朝日系)にも出演した。もう一人の主人公・瀬戸流歌を演じるのは、賀喜と同じく乃木坂46の4期生の筒井。雑誌『bis』でレギュラーモデルを務めるほか、ドラマ『真相は耳の中』(テレ東)や映画『矢野くんの普通の日々』などにも出演してる。2人とも、今作が地上波ドラマ初主演作となる。
地元の望ケ丘高校に通うごく普通の女子高生、高嶺瑠夏(通称タカルカ/賀喜遥香)と瀬戸流歌(通称セトルカ/筒井あやめ)。幼なじみの2人は昔からいつも一緒にいるため、周りから“ルカルカ”と呼ばれている。部活には入らず帰宅部のまま高校3年生を迎えたある日、友人から言われた「毎日学校来て、ただ家に帰るだけって代わり映えしないね」という言葉にタカルカは悶々とする。そんな時、校舎の奥にお菓子でデコレーションされた教室を見つけ、誘われるように入ってしまう。なんとそこは、廃部寸前となっていたプラモデル部だった。顧問の蓬田先生、通称“よもさん”に勧められプラモデルを作ることにした2人は、その不思議な魅力に惹かれていき、徐々に他の生徒や学校を巻き込んでいくことに……。
これまで『量産型リコ』シリーズを手がけてきた畑中翔太が、企画・プロデュース・脚本を担当。監督には、脚本にも参加する『ひらいて』の首藤凜をはじめ、『海の夜明けから真昼まで』の林隆行、『悪の華』の井口昇、『あの娘は知らない』の井樫彩、『チョンティチャ』のが集結した。
また、『量産型リコ』に引き続き、BANDAI SPIRITS制作協力のもと、各話実在する様々なプラモデルが登場。第1話には、量産型シリーズの始まりのプラモデルである「量産型ザクII」が登場する。
W主演を務める賀喜と筒井からはコメントも到着。また、『量産型リコ』シリーズで主演を務めた2人の先輩である与田からも「自分を成長させてくれた大切な作品を、大切で可愛い後輩に引き継いでもらえてとても嬉しく思いますし楽しみにしています!」と応援コメントが寄せられた。
【コメント】
●賀喜遥香(乃木坂46)(高嶺瑠夏役)
この度、同期の筒井あやめちゃんと主演を務めさせていただきます、乃木坂46の賀喜遥香です。プラモデルは幼い頃から家族と一緒によく作っていて思い出深いこともあり、参加させていただけて嬉しいです。『量産型リコ』のように、たくさんの方に愛される作品にできるよう頑張ります! 量産型ルカ、ギブバース!
●筒井あやめ(乃木坂46)(瀬戸流歌役)
沢山の方に愛された『量産型リコ』。新しく『量産型ルカ』として賀喜遥香ちゃんと主演を務めさせて頂くという事で、緊張と楽しみでいっぱいです。リコからルカへ、また新たに生まれ変わった量産型シリーズをお楽しみに。愛されるドラマとなりますよう精一杯頑張ります!
●与田祐希(『量産型リコ』主演)
『量産型リコ』で小向璃子として3年間主演を務めさせていただきました、与田祐希です! 今年は『量産型ルカ』という形で賀喜遥香ちゃんと筒井あやめちゃんが主演を務めます! 自分を成長させてくれた大切な作品を、大切で可愛い後輩に引き継いでもらえてとても嬉しく思いますし楽しみにしています! 二人が、ルカチームが、素敵な思い出に溢れた最高の夏を過ごせますように。頑張れルカ〜!
●企画・プロデュース・脚本:畑中翔太
“量産型ワールド”が新章として帰ってきました! 昨年最終章としてシリーズ3作目で幕を閉じた『量産型リコ』。ありがたいことに多くの続編希望の声をいただく中で、また新たな形で量産型ワールドを拡張させようと、与田さんから、賀喜さん、筒井さんという信頼する二人の後輩にバトンを受け継いでいただきました。今作は、廃部寸前の「プラモ部」を舞台にした学園ドラマ。「プラモ部員の青き逆襲」というサブタイトルをつけたように、これまで帰宅部だった二人のルカがプラモ部と出会い、失われた青春を取り戻していく一年間の物語です。舞台は学園ですが、そこで描かれていく青春のテーマはきっと大人の心にも刺さるものだと思います。また、これまでリコで描かれてきた量産型シリーズのあの“優しさ”や“心地よさ”は健在です。深夜に観ればどなたも少しクスッとできて、心がどこかホッとできるホビー・ヒューマンドラマだと思います。撮影はまだ始まったばかりですが、賀喜さんと筒井さんが演じる二人のルカを見て、新たな量産型ワールドが生まれる予感がしています。量産型チームが紡ぐ新章にぜひご期待ください!
●プロデューサー:漆間宏一(テレビ東京)
毎年夏にプラモドラマを!という気持ちで作っていた量産型シリーズですが、今年で4作品目となりました! 今回の新作は『量産型ルカ』です! 今作は高校のプラモデル部が舞台となり、二人のルカが登場します。主演は乃木坂46の賀喜遥香さん、筒井あやめさん。それぞれが全く違う性格だけど、だからこその居心地の良さがあり、飾らない関係の二人のルカが物語を作っていきます。演技があまりにも自然なので普段の二人もこんな関係なのかなと感じるくらいです。そんなルカたちが高校三年生のタイミングで初めてプラモデルに触れ、プラモデル部で過ごします。プラモデル部にはこんな青春があるんだ!と感じていただけると思います。プラモデルに関して、今回も旬なものから懐かしいもの、味わい深いものなど、各話魅力的なプラモデルが登場します(話題になるものばかりなので、ぜひ予想してもらえると嬉しいです)。ただ、プラモデルに触れたことがない方でも楽しんでいただけるストーリーですので、プラモデルを全く知らない方にもぜひ楽しんで見ていただきたいです! 『量産型リコ』の与田祐希さんからも嬉しいコメントをいただきました! 与田さんにも伝えたのですが、量産型シリーズを『仮面ライダー』や『プリキュア』のように紡いでいく作品に出来たら良いなと密かに思っています。今作も絶対裏切らないので『量産型ルカ』にぜひご期待ください!
リアルサウンド編集部