shorts キュベレイ ハマーン・カーン(CV.榊原良子) 機動戦士ガンダムZZ

小惑星アクシズに逃げ延びたジオン公国軍残党(ネオ・ジオン軍)が、一年戦争時のNT専用MA「エルメス」の発展機として開発した機体。機体名は地母神のキュベレーに由来する。
開発は一年戦争後にアクシズへと身を寄せた、元フラナガン機関関係者が主導となっておこなわれている。開発時には「エルメス2」のコードネームがつけられ、複数の試作機を経て5年の歳月をかけて完成した。MSに搭載可能なサイズにまで小型化されたサイコミュ機器を搭載し、同じくエルメスのビットを小型化した遠隔誘導オールレンジ攻撃端末「ファンネル」の運用を可能としている。さらに、機体制御そのものもサイコミュによっておこなうことが可能とされるが、劇中でパイロットは操縦桿を握っており、完全ではなくパイロットの手足によるものも併用されるようだともいわれる。
外観の大きな特徴である肩部に計4枚設置されたフレキシブル・バインダーは、各3基のメインスラスターを内蔵しており、これにより機体機動のほとんどをおこなうほか、AMBAC作動肢としても機能する。高速巡航時は、バインダー内部に両腕を収納する。
バインダーはシールドとしての機能も有しており、機体を覆って防護姿勢を取ることもできる。しかしリック・ディアスや百式などに見られるようなアタッチメント式ではなく、機体本体の延長であるためパイロットの操作で本体から任意に切り離す機能はない。また、装甲の表面には高品質の耐ビーム・コーティングが施されており、通常のビームであればほぼ防ぎ切ることが可能とされる。また、上半身と下半身でエネルギー系統が分かれており、下半身は上半身のものとは別にジェネレーターとプロペラントを持っているため、上半身のエネルギーをすべて消費した場合でも戦闘継続が可能である。
本機のサイコミュを稼動させ最大限に運用するためには高いニュータイプ能力が必要不可欠であった。そのため、実質的なハマーン・カーン専用機としてネオ・ジオン軍を象徴するフラッグシップ機を務め、グリプス戦役〜第一次ネオ・ジオン抗争を通して随一の戦闘性能を発揮した。新機体が続々開発される中でも、最後までハマーンがこの機体を使い続けたのは、本機体のニュータイプ専用機としての圧倒的な性能ゆえであった。一方、資料によっては本機のアドバンテージはサイコミュシステムの恩恵も大きく、単一性能では同時代のライバル機PMX-003ジ・OやZガンダムに対してはむしろ劣るという資料も見られる。また、機体は性能に比して構造が単純化されており、保守や整備が容易となっていた。

SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス
その魂は受け継がれ、新たな原点となる――
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