忠臣蔵 後編「我、一死もて 大義に生く」1985年12月31日OA5
明日 宝船 まさか赤羽幻像馬まり200国苗字の 崩し字が垣根の柿の字に似ていることから 赤垣幻像と間違って伝えられた正しくは 赤羽幻像で ある ごめんえ幻像殿のが見えたはいまたお酒の 匂いをプンプンさせてでしょいえそれが 珍しくシラフで大方またなんぞ無心に参っ たので あろう兄やオルスじゃ私は風を引いて伏せ ているからとそう言って追い返しなさい はい何姉上がお風じとはい旦那様も今夜は 整いで戻りになりませんですから今日の ところはこれでいやそれいか姉がご病気と しってこのまま帰ったのではギリがわりで は1つお見舞よいいえそれは困りますあん かはああのもし 姉現像でござるただいまお祝いに参じを 捕ま する入ってはなりません これはこれは姉上お風でござりまする か姉にはこれまで散々ご迷惑をおかげ いたしましたがこの度それがしもようやく 猿西国の大名権に志間が決まり明の朝早く 江戸を達することになりました今日はその お別れに参った次第でおおそれはよう ございましたな兄もさお喜びになること ですよ帰ったら私からそう申し伝え ましょう 姉つきましてはなんでござり ましょう あ兄のお羽織りをちょっと拝借いたしたく えいやいやご心配なく持ち帰るわけでは ござらん [音楽] [拍手] 兄今日だけは是非ともお会いしてここの 行くまで酒好きをかわしとござりまし たまそれもお家の御用でご不在とあはいし とも なしせめてこうして兄の羽織りを相手に 差し刺され [音楽] [笑い] つバカな奴とお笑いくだされ さ兄も [音楽] 1いかがなされた あ何もそんな怖い顔しなくても分かってる 分かってる兄の申されることはよう分かっ て ござる酒は飲んでも飲まれるなさった グイっ [音楽] [音楽] とよ [音楽] ありがとうあお前ももっと やれ今日の兄は話せますな ならばちだつは [音楽] するさ屋も1込やっぱり飲んでるはい ブツブツ独り言を言いながらおおやだやだ お酒のみは 兄 兄現は は根性の思い出 に今 一度今 一度兄上の事 が聞きとござりました [音楽] [笑い] [音楽] [笑い] [音楽] こ之が大石殿が笑わに会いに参ったのか 聞き違いではあるまの確かに大石倉之助と はい確かにそのよう にそれ笑はの申した通りだあろ倉之助は殿 思いの忠義な家臣決して殿の恨みを忘れて はおらぬと はいこの年の背中に出いたしたは必ず何か 考えがあってのことに違い ないさ早く落としするの じゃ はいとだこのみなりで見苦しあまいかの何 をそのよにそわそわなされます落ち着き なされませそうは言っても殿のごしに会う のは誠久しぶりのことなれば見苦しあまい のご心配なさらずともどこから見てもお 大名のご講師様に間違いござりませぬ そなたわろうたの暮らしや許しませぬぞ はいはい [音楽] 殿倉之助が参りまし [音楽] た そなた名はなんと申す はい楓でと申し ますいつか全員様のおに鉄砲図の屋敷では 見かけなかったなはいこの春頃から新規 にてござい ます殿 倉之助 よう訪ねてくれまし たどんなにそなたに会いたかったかしれ ませんおい だご皇室様は1日先週の思いでそなた様の 出をお待ちしておられましたの じゃこの雪の中をようお尋ねくだされまし たの倉之助 はようお顔を見せて くれれうしご尊顔を 配し倉之助 強烈に存じ ます出が 遅れ要善員様にご心配をおかけいたしまし たること十々お詫びを申し上げます そのような堅苦しい挨拶はもう 良いそれよりこの度の出の向きを話して たらぬか おされ ももう少し早くと思っておりましたが白 明け渡しを後始末に 手間取り前員様にはご迷惑をおかけ出し まし た伝業者への の取立てもようやく終わりまして阪一同へ の分配金を差し引きましてここに500両 ございますこれは要善員様のお化粧量とし てお納めいただきとござい ます笑和の化粧量となはいなお使わせて いただきました690の明及び領収書も これに共にお納めくださいます よう出のきはそれだけか倉之助 要善員様に は何か他に そなたたちはもう良い 下がりおいし殿 の善様は の度のそなた様の出は泣き殿のお恨みを 晴らすための出に違いないと申されますの じゃ子が口を差し挟むことではないとは 思いまするがこの1年と8ヶ月 あまりひごよ檻に触れ て泣き殿のゴム念を思うて涙を流してこ られた要善員様なればそれも無理からぬ こと なんぞ心に決めたことがあるならどうぞ 要善様にお打ち明けくださりませぬ か決して多言はいたしませぬゆえのおい 殿せっかく の戸のおとりなしなる ど格別心に決めたことがあるわけで なしこれは困りました なならばあうのことは考えておらんといか に も倉之助それはまか はいそれは下せませぬ今日大阪からもご週 が大勢入りしたと聞いたがそれは何のため ぞ誰がそのような噂を腰元たちの話によれ ば方はその噂で持ち切りと かそれは全くの当 水量そのような動きはいさかもござりませ ん あ確かに一時は暮らしに困った江戸財布の 者たちの間でそのような立てをしたものも ござりました がそれもこれ も御者大学様がご創家にお預けと決まり ましてからはいつしか影を潜め今はもう そのような無駄なことを口にするものは 無駄なこと倉之助 そなた泣き殿の恨みを晴らすことを無駄だ と言いやるかお言葉ではございません がそのようなことはもう1日も早くお忘れ に なりお心静かにお暮らしください ませごの様 が半一般にとまり朝の一族に及ばなかった ことだけでも幸せに思わではなりませ んどか もそのことはおしだの要員 様この倉之助 明日は江戸を 立ち山に帰っ て土いじりでもしながらせを送るつもりで ござり ます倉之助 最後のお願いにござり まする妖員様 も 何卒お心静か にえお黙りなされそのようなふやけたこと をや殿から聞こうとは思いませだ本 だいよ 様誰がどうかわろうと倉之助こそは あっぱれ忠義の人を思うていた笑が愚かで あっ た人の繋がりとはかも吐かないもの か殿がこの世にあればこそ恩の忠義の と倉之助 もうそなたと会うこともある
『時は元禄15年12月14日 江戸の夜風を震わせて、鳴るは山鹿流の陣太鼓！』
前編「君、怒りもて 往生を遂ぐ」 松の廊下における刃傷事件から、大石内蔵助が仇討ちを決意するまで。 後編「我、一死もて 大義に生く」 仇討ちの準備から討ち入り、そしてその後の幕府の混乱を描く。
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