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Announcer 女子アナ美人

【まんが日本昔ばなし】 しゃべれなくなった茂平 (しゃべれなくなったもへい)



【まんが日本昔ばなし】 しゃべれなくなった茂平 (しゃべれなくなったもへい)

[音楽] 昔々小田原市の近くの宿木というところに お夏というばあさんが住んでおっ たよらし [音楽] やれば十分 [音楽] じゃろ何してるんだお夏ばあさんよ うわあ村のシがつまづいたりすると危ない んでこういしっこ拾っとるんじゃよふ お前様が村のシのためにのへえお前様がね お前は人を疑うことしかできんのかこの バカタレ ありがたやありがた やそれでうちのじいさんがプーっとやった からみんな大笑いよ でも我慢すると苦しくなるからねだからら なんかじいさんがプーってやる時一緒に やっちゃうんだよ [音楽] いや あ あああらあらあらあらオラの大根が待っ てこら待って ああ良かったどうもすまねえこっちに投げ てくんだありがたよありがたやこっちこ こっち こっち投げて ください相手が悪かったわね [音楽] この辺りの土地は痩せていて取れるものと いえば里芋ぐらいのものじゃったがどの畑 の里芋も梅干のように縮み上がったもの しか取れんかった ところがどういうわけかお夏ばあさんの畑 の里芋だけはまるまると太って [音楽] おる村人たちはみんなお夏ばあさんのとろ の里芋が欲しかっ た里芋は親から子子から孫へとどんどん 増えていくので1つでもいい種芋があれば いい里芋ができるのじゃったがどんなに 頼んでもお夏ばあさんは分けてはくれ んかっ たどうじゃこのまるまるとしてうまそうな こと誰にもやらんぞわし1人のもん じゃこうして人のものなら勝手にいいて おいて自分のもとなると1つ分けてやると いうことはしないお夏ばあさんじゃっ たそんなある日の [音楽] こと見るからにみすぼらしい旅のそうが 1人この村にやってきた かなり疲れている様子でつかない足取りで やってきた [拍手] あの 虫あのその犬を分けてくださらん かこれはこれはお坊様何のごでですか のこの芋を分けていただけるの かこの芋はダメじゃダメじゃダメどうして も今日でもいつかも食べておらんので1つ でもいいから分けてくだされささお手を あげてこの芋は石芋じゃで食えんのじゃ 石石 もこれが 石石芋じゃから食えんと言うとるんじゃよ 芋かそれがそれが石石石もなの食えないの この芋は村1番の芋じゃ誰が分けてなんか やるもんか いつでいいから分けて くだされお願いじゃ分けて くだされくどいやつじゃ帰れ 帰れお願いじゃ1つ分けて くださいダメだと言ったらダメじゃんほれ 帰れさ 帰れ なしやつなんじゃ ブブブブブ あのクソ 坊負けんぞわしはんこ ラブマ ラブマラブ ナラブ な負けわせん ぞ [拍手] [音楽] うんとうとう諦めたのかお坊さんの姿は もうどこにも見えんかっ ためたかわしの勝ち [音楽] [拍手] じゃそろそろ煮えた頃 じゃろおやまだかの ありゃ ははこんなバカ なヒ あわしの自慢の悟もどこじゃ わの さどれもこれも石になっとるこれもこれも 石じゃじゃ石 じゃじゃじゃ [音楽] 石じゃわしの自慢の芋が みん [拍手] あそれからという ものお夏ばあさんのところでは何度芋を 植えてもみんな意になったそう じゃ村人たち はさんがめのために一にれ ろとこの芋のことをお夏と呼んで欲を書か ないためのめにし合った [音楽] そうじ 昔昔ある村に太郎と 村人が住んでおっ た2人はある日のこと宮やらを1度見て おこうと思い立って2人揃って宮子見物の 旅にと出かけ [音楽] た宮子にのジドそれも書いてくるのが嫌に なるほど珍しいものがいっぱいあるそう じゃ ぞえよ知っとるのサロベドはうにゃあや様 がそう言うとっただへえや様は都見てきた んだべかそれがのや様も噂話を聞いただけ でまだ見とらんのじゃ と2人は期待に胸膨らませて旅を続け たそして何日も何日も歩いて2人はやっと 今日の都へと着い たお茶お茶はいらん か何枚たぶ何枚う ならう大したもんじゃなこりゃもんだな 大したもん だあったなんじゃありゃ見たこともねえ もんじゃなの旗によけろや ああお供がぞろぞろついてくる [拍手] わうわあ綺麗なお姫様 [拍手] それにしても綺麗なお姫様じゃったなやれ やれみのお姫様に泥をかけられてしまった わこれも土産話になるわなはベドのその顔 なんじゃタド [笑い] こそ初めてる今の町 はらしく面白く2人はあちこち見物して 回っ たそうして見物も終わりに近づいた頃ある 大きな寺の前に差しかかっ た仏祭りでもあるんだべかあった うんちょっと見てみるべそうす べ はいはいはいどうぞはい どうぞはい あんた何してるだべわかんねえ だはい どうぞはい どうぞもう皆さんに行き渡ったかの うんこっち見たと らたちの方を見てるど偉そうな坊様が 見とるまだ見とるか などすべ怒られてもなんだから帰るべすべ すべちょっと待ちさいそこのお 2人こっち戻りんさい 旅のお方かなあああはいさあさあお前さん 方にも1つずつあげましょな仏様の苦じゃ 残り物じゃが珍しいものじゃからのそれ じゃもらったえらももらっただ 2人がもらったのはその頃ではまだ都でも 珍しいからの国から伝わってきたばかりの まじじゃったただ2人はそれが何かは 分からんかった2人はその夜宮の外れの 空屋に泊まることにしたこりゃ一体なんだ べなんだべなあすべすべして柔らこうて それにほんのりと温かでなんだかほらええ 心持ちになってきたおらもだまあ仏様に 関わりのあるもんだべ何かの卵だべか はああほらわかっただなんだジロベドン これはきっと極楽にいるという天女の卵だ [音楽] べそうかもし天生の卵なら大てあっため ちょったら今に卵から帰ってペニが生まれ てくるかもしれねえだよなんだ抱いてよ あっためる べこりゃ卵が帰ったら楽しみじゃ [音楽] 天はそりゃも美しいもんだっちゅうから なわあ美しい天女が生まれてき てタロベドお1つ いかが なーんて言っちゃったら すめ天女のおしでいぺ飲みながらひょっと して キベど奥方にしてお くれなんて言われちゃったら困っちゃう いい ないい な次の日2人は天女の卵をあっためながら ワクワクウキウキ国の方へ向かって帰って 行ったじゃ がジロベド変な匂いがしないだかほらも さっきから懐が臭くて臭くてうんこりゃ たまらんジロベドちょっくら出してみん べえだな出してみんべうわ 天女の卵に毛が生えてきたぞどうしたこと だべこりゃうわそれに臭くてたまらねえだ 草草草うう 草その夜2人はおの中で夜を明かすことに し [音楽] た毛生えたところを見るとこりゃ天女の卵 なんかじゃねえだな なんだべなこりゃま卵にはちげえねえだ べあの青いポツポツはなんだべ [音楽] なひょっとするとなんだじベドそうじゃ きっとそうじゃこの青いボツボツがその 証拠じゃああ青鬼の卵じゃ青鬼の 卵 [拍手] [音楽] ひやめろやめろ助けてくれ助てくれ [音楽] もし青鬼の卵じゃったら大変だ ぞいそ今のうちに潰してしまった方がいい だべじゃゃ潰してしもう べニロややっぱり鬼の卵だったべこの黒い のは血の塊に違いないぞやれやれば偉い ことになるところじゃっ た鬼が生まれてこないうちに気づいて よかったあそれにしてももうちょっとの とこで偉いことじゃった なあだ本当に偉いことじゃったじゃがこれ も土産話になるべなるなる [笑い] [音楽] こうして太郎ベドとジドは災難を避けた ことを喜び合いながら鬼の卵の話をお土産 に国へ帰って行ったということじゃ [音楽] 昔田島のある村におさんという大変力持ち の娘さんがおったそうな 力持ちのおさんの魚取りはそりゃすごい ものじゃっ た魚の集まっとる淀へ大石を放り込んで手 と一緒に魚止を岸の上に弾き飛ばそうと いうのじゃ [拍手] おんほんま ところがおさんのおっかにはこの川遊びが 心配の種じゃっ たあまり力持ちじゃと嫁にもいけん向こも 取れ んおん まおん ま女の力は隠すものや これがおっかの言い分じゃっ た人には力持ちなことを見せるでない ぞとおかはいつもおに言い聞かせておった [拍手] [音楽] おさんは力持ちじゃったが心は大変優しい 娘じゃっ [音楽] たじゃ からの言いを 守っ た例えば女なら簡単にひいと持ち上げ られる石の地蔵さんで も おん [音楽] よいしょうんこらうんこら言うてさも重 そうに運んだもんじゃ [音楽] そのためかどうか知らないがともかくお さんが力持ちということは誰にも知られる ことはなかっ [音楽] たその上A向こさんが近くの村に見つかっ て幸せに暮らし始め [拍手] ためでたいな [音楽] の [笑い] はおさんはその後もおっ母の言いつけを よく守って力をあんまり出さんように気を つけて [拍手] おたいな こうして向こ殿も嫁さんの力持ちのことを ちっとも知らずに月日が立っていっ たある日のことじゃおむこさんは庭先でお 風呂に入っておった五衛門ブというやつ じゃ大きな釜に水を入れて下で巻を炊くの じゃっ たあさこいさ野良仕事 よいおこさんはいい調子で風呂に入って おった あさこさの田の山 は中に小金の身がちいさ あさいさ事よ と いやアフさこいさの田の山 はその時にわかに雨が降ってきた ああれ [拍手] おおん傘を持ってこいははい傘をさし ながらもう少し風呂に使っておこうと考え たのかあるいは上がろうと考えたのか わからないがともかくおさんに向かって 怒鳴ったいきなり怒鳴られてわけがわから んようになった女さんすぐには傘のありか を思い出せんやっと見つけると力を隠す ことなど忘れてやっと開いたからたまら ない傘はばばこれを渡りにした向こは風呂 の中で思わず息を飲んだ お向だ [拍手] なおさんはただもう夢さんを雨から守ろう といず さんを風につけたままりしたおこさんは目 の飛び出るほど驚い たこれとろうと思うんじゃが声が出ない 開きかけた口へ湯がごっと入ってくる体が 風の中でふにゃふにゃと [拍手] 揺れ動くしばらくしてさんはの て仕方がなかったじゃがむこさんはうわさ 男じゃなんなんてことなんでこんなば じゃんと着物をきちんと着ると端に座り 咳払いをひつしておさんを呼び寄せたお お前はなんというバカ力の子じゃいくら 慌てたとはいえ女子がすんませ んもし人に見られてみろ女は子のくせに 力持ちじゃちてええ笑い物のた じゃお前ばかりじゃないわてええ笑いもん じゃおむこさんはぬけぬけと言ったおさん はむこさんが人目を気にしてしるので 悲しくなってしま [音楽] はいはいとしらしく返事をしていたものの 涙がポロポロとこぼれたいして [音楽] [音楽] の鉄のをぐにゃぐにゃに曲げてしもう [音楽] たペシを脅かすき かか [音楽] なじとて持っている力を隠すことはないお さんはそう気がつい [拍手] たそれからまもなくおさんは向こ殿を 追い出して力持ちでも構わんと言って くれる向こをもらっ てのんびりと幸せに暮らしたそうじゃ [音楽] 昔九州は福岡での話 じゃその頃の福岡には黒田班と秋月班が あって2つの班ではいつも居座が耐えず勝 たちはいつも迷惑を被っているた ある年のこと大洪水で黒田班の両地にある 秋月班へ水を送る上石が流されてしもう [音楽] た何しろ秋月班の百姓たちはこの席から 田んぼに水を引いていたので席が流れては 水が納て田ができんかった 流された席を直すには大所の許可がないと できんのじゃっ たそれで上西村の人たちは秋月の大館所に 席の作り直しをさせてもらおうと何べも 頼んだのじゃっ [音楽] たまた席の作り直しの歌えこと かへえべも申し訳なですが水が引けんとタ もできませんしかし流れた水口は黒田ハの 領地にあるわしら秋月班が南道黒田班に咳 なしを申し入れても向こうの許しが天以上 変動の仕様がなたの が [音楽] うーというわけで何度頼んでもダメなの じゃっ たそれというのも 上西の席からの水が止まったおかげで黒田 班の田んぼにこれまで以上に水が行くよう になり黒田班はこれはよかほっとけと上西 の席を直す許可を与えんからじゃっ たそれで上西の田んぼはひがんてしもうて 荒れ放題になってしもう たところが この村には小前丼という大男がござって いつも杖代わりに太い鉄棒をついて歩い とって知恵もきもったまも人なみ外れたお 人がおっ たこのままじゃ村が上がってしまうよし わしが直接黒田ハの大賞へ行っちゃなんち こと言うだたった1人で行くとかど やめてやめてくれ下手すると首跳ねられる ぞなんわしがじっくり離せばクダもきっと 分かってくれる [音楽] ばいして丼は黒田班の大所にやってき た神にしの作り直しじゃと言骨は秋月班の 大観所場通して願いでろ秋月の大館には何 べも申し入れました バテ立ちがあかんそいで直接お願いに来た とですどうか席の作り直しをさせて くださいお願いでございますバカもん何べ 言うたらわかる言骨は筋を通して願い でろしかし小前丼は諦めんかった何べも何 べもお願いに出かけ たお願いでござい ます筋を 通せお願でござい ます くいお願でございます おでごますとうかくどいいい加減にしの わかりました今日が最後のお願いです じゃけ話は聞いて くらしゃたった一は幅のみでよですた何一 は幅のみじゃ とちゅうことは水口も幅ちゅうことになる がそれでじゃ なもちろん 一幅の水口でよかけよかろじゃったら席の 作り直しば許そううただし一は幅より ちっとでも疲労なったらお前の首はもらう がよいかもちろんさし上げ ましょうなんということ か幅のの席なんて作っても上西の田んぼが 潤うわけがなかっ たソゲな席じゃしがなかぞ超然ど元のよう な半言もある席でなき何の役にも立ちゃ せえ おおさあ明日は忙しいぞみんな家に戻って 寝た た村人たちを追い返した小前丼はかえと やってき たちょいと頼みたいことがござって なあ小前丼は鍛冶屋の親方と何かこそこそ 相談しておったが 鍛冶屋から響き渡る何か金門を作る音が 一晩中村に響き渡っ たそれで 翌朝みんなが眠い目をこすりこすり鍛冶屋 の前まで来てみると [音楽] おななんじゃ こりゃあう うわ丼焦げな化けもみてなクバ作って言 するとなこれで幅の石場作るたいさあ みんな上石に行ってくれ えやっぱし小堂はきしにまさる者 全くあげなでけ幅じゃ幅の広い石が作れる ぞいり [音楽] じゃこれからわしがこのでみやら口 でこのクの幅だけできるだけ深くおって くれバテ水口も溝もこのクの幅より疲労し ちゃならんぞちょっとでも疲労なったら わしの首が飛ぶきねえさあかからしい [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] [音楽] れれの 幅の溝作りを始めよったと 見えるどれ人の幅がちょっとでも広かっ たらばギと言わせてやる ぞわーい跡ができたよよかったパよかった 丼のおかじゃおこれは黒の大官 様なんとこれは おこんな大きな溝を掘ってよいとはなん ぞこはおかしなことをおっしゃる大館様は 一幅の溝なら掘ってよかとおっしゃいまし たしかしくの幅の広さについてはなも おしゃらなかっ たそういでわしはこんな大きなクを作った のでござるわどうじゃこれで文句はござる まい大館様う [音楽] よかっ たこうして小前丼のひくりは でき上がり上西村の田んぼは田上もできて 元のような青田に戻ったのじゃったそして 恵もたもれた小前丼のことはいつまでも 語り継がれたということ [音楽] じゃ ガ 種丼がおって巣を作り子供を育てておった ところがこの辺りには怖い鬼がおって今 までにも何度も子供を取って食われスメ丼 は悲しい思いをしたのじゃっ [音楽] たこの辺りなら大丈夫だべ なこの高い小の上なら来ないでなさみん 母さんの真似して飛んでみるだよほらほら ほらほらおっこち た早く飛べるようになって おくれこれこれダメだ よほらほらほら早く母さんにお 捕まり本当に甘えん坊なんだからこれ これれあんまり遠く行ったらだめだよ怖い 鬼が出る よたくさん食べて早くなんだ [音楽] よもう帰ろ鬼が来るといけない [音楽] から自分の力で飛んでおら飛べる飛べる 頑張れ頑張れほら頑張れ 頑張れ あれこれあまったれは許しませんよまた 母さんをから [音楽] [拍手] [音楽] っ母さんがBANをしてるから安心してお やすみ [拍手] 私を食べてくだてコスは見逃してくだてお 願いします [音楽] があを閉めたが100年目じゃ とけうまそうなコスズたち [音楽] じゃコスズはコスズはああ鬼のやつまた オラーのコスズをみんな食ってしもう [音楽] たひどかちゃひど かちゃひか [音楽] お兄ちゃんこうして親スは何日も何日も 泣きかららしたそうしてすっかり涙も枯れ はてた頃親スは鬼発をする決心をし たそうしてわの八巻を閉めて鬼の館へと 出発した途中待ち針と出会っ たスズメドどこへ行くっとな鬼罰に行くと じゃコスズをみんな食われてしもうたでな おどんは兄の縫い針が真にされ無念の思い のまち針 です鬼罰に連れてって [音楽] くだせしばらく行くと待橋のみがやってき ためどこへ行くとな鬼に行くとじゃ の一家はあの鬼目に踏みつぶされてしもう たおどんも鬼罰に連れてって [音楽] くだせしばらく行くと向こうからムがやっ てき [音楽] たどこへ行くとね鬼生活に行くとじゃわし の仲間はあの鬼に火に炙られて食われて しもうた わしも鬼罰に連れてって [音楽] くだせ次に木津がやってき たストどこへ行くとじゃ八巻なんぞ閉め て鬼罰に行くと じゃコスズメ丼がみんな食われてしもうた でなそれは涙じゃどもあのおにはひどい目 にあったどはなんとか生き残ったが許せん 子供発に連れてって くださいしばらく行くと牛のベッターが やってきたおどんも牛牛の流れをこむ ベッターじゃ一緒に連れてって くん仲間が増えて月日その話を聞いて荒縄 がやってきた連れてってくれろそこへウド がやってき たおどんもスケット いたすこうして総勢8人が勢揃いした えいえいえい おしてで鬼の館の方へ向かって出発し [拍手] たスズメ丼がぴょんぴょんまち針が ちょこちょこちょこマテバのみがコロン ころんムではずるずるずる木津には ひょっこひょっこひょっこ牛のべたーは べたんこべたんこ荒縄はひょこひょこうど はずしんこずしんこと言った具合だっ [音楽] た塩かが吹いてきとる鬼の館はもうすぐ じゃ鬼のや じゃ鬼の館へ行くには荒波を渡らねばなら んかったほら泳ぎができんえんラムじゃ みんなおいどんの頭の中へ 乗れウドはみんなを頭の中へ乗せて荒波を 渡ったそうして鬼の館へと着い た鬼はまだ帰っとらんようじゃ なスメとみんなの持ち場の手配りをして くれまちばり丼はロバタのそばじゃよし わかっ たまいのみは灰の中に隠れておくれほい来 たムドは味噌の中多いわかっ た木には水瓶の中じゃ 勝てアナ丼とウドは岩屋の上ベッターは そこでベタっとれ 鬼が帰ってきたぞ ガ腹が減ったで魚でも焼いてくべい [拍手] いつかお前にコスズメを食われた親スズメ じゃ今日こそ思い知らせて やるこやろねい てぬい兄の片じゃい て傷口に水を塗ら にゃ思い知った か耳 木じゃ痛あ逃げろ 逃げろ [音楽] うわ今までのの無じゃ 思い ぎたた助けて命だけはお [音楽] 助けよいい鬼 2度と現れるでねえ ぞ鬼は命からから海を渡り2度とその姿を 表すことはなかっ [音楽] たそうしてスズメ丼は再びキを持ち育てる ことができ たさあさあいっぱい食べて早く大きくなっ て おくれ種ヶ島では今も賑やかにスズメたち がさえずっているがあれは昔のいさましい 鬼罰の話を語り伝えているのじゃろう [音楽] 昔昔ひどい怠け者の男がおったこの男は 人力と言うてちっとも働きもせず金が 欲しい金持ちになりたいと口癖のように 言うとるのじゃっ たあ金じゃ金が湧いてき たなんじゃ夢かたまや悪い悪いそれにして も気楽に金が手に入らんかのの神様わしの 働かねで金持ちになりてえ よ欲深で怠け者の人力は神棚だけは ピカピカに磨いておねげだ金が欲しいとお 願いばかりしておっ たまた人力のやつや よくまあ飽きもせず続くもんじゃ働きも せんと神様金が欲しいよ金持ちにしてくれ よ神様こんなことを毎日繰り返しておった のでさすがの神様もとうとうこんなけして しもう たそうして アバこれきろやうん うわあおめえのように毎日金が欲しいよう て拝まれたんじゃミラもたんありゃこりゃ 神様やっとわしの頼みを聞いてくれる気に なったかねありがてえわさ忙しいんじゃは をどのぐらい欲しいか言うてみいへそり もうえ白のの暗いぺ欲しいで ござる白の暗いぱいにそんなもんでええの かそんなら明日の朝外へ出てみるがええへ [音楽] [音楽] [拍手] だだええ神様に願った甲があったぞ記録の くいいっぱいの金 が ありゃちょっと待てあの神様白のそんな もんでいいの かそんなもんでいえのかじゃと神様神様お 願でございますもう1度聞いてくだせばし あお願えですうるさい のわし昼間は寝とるん じゃ一体何事 じゃ神様わしゆは両が狭すぎた本当は もっともっと欲しいと思うてなどのぐらい じゃ金の詰まった黒畑いっぺいせなんじゃ そんなもんでええのかそんならそうと早い 明日の朝までには叶いて [拍手] よくありがとうござい ます うやったやったやった [音楽] よっしゃ じゃ畑いっぱいの金 [拍手] じゃしかし人力の欲の川はますます つったっ たそんなもんでええのか 神 様神様おねげでござい ますうるさいなまた何かようかいえその実 はです なわし本当に自分のケチ臭さが嫌になり まし たたった畑いっぱいの暗ぐらいじゃ小さい 小さいどのくらいなら良いのじゃそりも 村中いっぱいごっそりといやいやいやそれ でもケチくさあっちの山の方までずっと山 の方までかそんなもんでええのかそんな もんああいやいやいやいや神様そんなもん じゃありませんへ本当にわし両が狭くて山 の向こうのそのま向こうの ずっっとじゃそんなもんでええのかそんな もんあまったまったまった神様わしの願い はそんなもじゃねもっともっと国中 いっぱいの金じゃ世の中全部 じゃこの世の中の全てのものがわしの金 じゃ世の中全部わしの金にしてくれお願え で ござる分かった人力話せこれ話せ約束して くれなきゃ話さんぞ金じゃ金じゃ全て金 じゃそんなに金が欲しいの なんぼでも 欲しいわかったじゃあお前の望み通りにし てやろう全て金でええのじゃ [拍手] なじゃが世の中全て金言うたが一体どれ ほどの金じゃろう検討つかんがとにかく 今日からわは世界一の金持ちじゃ 人力は神様の言う通りに願いが叶うのを 待ったじゃがあたりの様子は変わらんの飯 でも食ってますかのたま や うわあこりゃたげた玉が金になってしも た うわりまた ちゃそう かわしの手で触ったものが何でも金になる 世の中全て金とはこのこと [音楽] かうーくこときじゃおりゃたまら着物に 触ると金の布の着物になり 布団に横になると金布に なり茶碗に触っても箸に触っても金になっ [音楽] た金の器で飯を食おうとするとご飯は立ち まち金の 米つぶ こかこれ飯が 食える腹の減った人力が大根を引き抜くと 勝ちまち金になり湯を食おうとするとこれ また 金かきのみでも食おうとするとかまち基地 のかき のみ いてせせせめて [音楽] 水水も金じゃ ああもうこりは いか ああもうたくさん金などもいらんこの まんまじゃわし生きていけ あなんとかして くれ神様横買いたわが悪かった金だと思う いらおげでござるなんとかてくだせなんと かなんと か人力は腹が減って気を失ってしもう た人力が目を覚ましてみるとそこは元の ままの貧乏な家でくなどもどこにもなかっ たあれ夢じゃったのか あいてこのコブは確かやっぱり本当に あれこれ玉それ交番じゃねえかこれ1枚 だけ かこり夢じゃなかったのじゃったじゃから この番はわしのものじゃだったらわし白の くいっぱいの金で我慢しときゃよかったの じゃと人力は思った らどうや神様は金くれたかえ今日はまだ 拝んの かはよう持ちになれ [音楽] ややっぱり金は欲しかったが神様はもう 2度と出てきてはくれんかったそう [音楽] じゃ昔昔文子の国を流れる桂川の小瀬の 辺りは土手一面がすきに覆われていて人も 滅多に通るようなところじゃなかっ たところがこのすすきの河には夕暮れ時に なるとそこを若い男たちがやって くるこの男たちがわざわざ河にやってくる のはこのすすきの腹に晩になると綺麗な娘 が現れて男に声をかけるという噂がある からでこの辺りではその娘と一晩明かしと いうものも1人や2人じゃあなかっ [音楽] たその若い娘というのは実はおさんと呼ば れている老の化けたもんだ無論男たちは それを知らないわけじゃない知ってい ながらやって [音楽] くる おや久しぶりに旅の男だよ 今日は1つ思いっきり若い娘になって みようか ねこの旅の男諸国をまたにかけて歩く行商 の男だった おびっくりした幽霊かなんかと思いやなん とまた可愛らしい娘せじゃねえかいあの 旅人さんこの先でおとっちゃんに出会い ませんでしたかさてね足はこの河は まっすぐ来たが突らしい人には造は出は なかった なそうですかとこであんたのんまたどうし てこんな寂しい河でとっちゃんを待ってい なさるんではい私はこの近くにおとっ ちゃんと2人で暮らしているんですが3日 前からお父ちゃんが浜へ行ったっきり でそこまで娘の話を聞いた男はははよく ある話だこれあの河原に住むキネかたぬき の化けたもんだなと感づいた年中旅の 暮らしをしていりゃ狐やたぬきの相手にも 慣れて そこで男はどんな風にばかすもんか娘の 言う通りにすることにしたあそこが家 ですこんなところで1人でいるのは怖くて 仕方ありませんもしお急ぎでなければ どうぞ上がっていってあいいとも何1日を 急ぐ旅じゃ ねというわけで男はおさぎの家に 上がり込んだすぐに出てくるのはこれも 決まりのお酒 [音楽] だキやたぬきが出す酒というのは得体の 知れないものと相場は決まっているが男も 豪のものでそんなことに怯むもんじゃ ないまあお見事もういっぱい型通りに娘は 酒を進めるそのうちに娘さんあんたも いっぱいどうかねというわけで差し刺さ れつ得体の知れない酒でも良いが [音楽] 変る娘さんだけどなんだねさっきから尺を してもらっているがあんた色っぽいねその 尺をする手つきなんじゃなかなかなもんだ うまく化けてはいるがかなりの年見たが どうか なずしのようだな何俺もこんな空ないの男 だこんなことに目も聞くってもん だついでにその色の白さは狐と検討つけた がどうだ ないいってことよ旅はこういうことがある んでやめられねえってもん だあんたも人が悪いね花からバレてるん じゃ鬼娘の真似なんぞするもんじゃなかっ たいやいやなかなかいい娘っぷりだ何を いいだいからかって恥ずかしいじゃないか そうとわかりゃ今夜はこんな姿でお相手 するがどうだいいやお見事お見事その方が ずっと座が色っぽくなっていいねおさんは 本当に不思議な狐だっ た何人間と狐の分け隔てはなしだって そりゃいいうんそんなことはどうだって いいん だ嬉しいことを言いだねじゃ私の思い出話 でも聞いてもらおうか ね私がまだ188の頃のこと さ惚れあった相手が素なだ12里を隔てた 大岸の元山の狐で さ私らは人間と違って12mほどの海を 超えて思いを通わせることぐらいできる からさまよまよ騎士に立っては小を伝え あったもん さそうは言っても若い恋だ思いを通わせて いるだけで我慢できるもんじゃないやね 元山の方だっと同じことで辛い辛いと言っ て [音楽] よこすそこである夜こらえきれずに両親の 船を盗んで海を渡ろうと決め たところが私が海へこぎ出すとすぐ雲が月 を隠しちまいやがって さ見渡す限りの真っ暗闇どっちに行って 良いものかさっぱりケトがつかず元山も 必死で光をあげるけど狐火というものは そうたくさん飛ばせるもんじゃ [音楽] ないおまけに冷えた風まで出てきて海は あれ さすがの私も心細くなってきて ねそれでどうしたいどもこもありしない よただただ波に揉まれながら助けて助け てって叫んでいた さその うち思ったより近い向こう岸の山に火の手 が上がって も元山が私に法学だけでも知らせようと林 に火をつけてくれたんだよ そりゃよかっただけど さ若いってもな物事よく考えないことが 悲しいじゃないかいていうのはどういう こと だ強い風の中でつけた日がただですぐもん かね [音楽] に煽られた日は広がるだけ広がっちまった の [音楽] さわかるかいその時の私の 気持ち燃えさかる日の中であいつはどうし ていることだろうと私 は身し てところがさあいつはお尻のだけで生きて たんだねそうとは知らない私は泣くやら 船酔いでゲロゲロやるやらもうばっか みたいそうかいそりゃ辛かった なやだよ笑い話のつもりじゃない かしんみりしちゃやだやだいやすまねすま ねおとととと おっと私はバカな狐だねもう治らないねさ ケーキよくやっておくれおめえさだ何言っ てるのさまずいくせにいいんだよいやいや [音楽] おお開けてきやがっ たすっかりごそになったほら行くぜおり 惜しいけど旅の人じゃ止めるわけにもいか ない [音楽] し足元はまだ暗いから気をつけてねあいよ [音楽] ありがとうおさん達しでなお前さんも ねまたに来たは寄らせてもらうぜだめだめ その頃に私はきっとあんたのことなんか 忘れてる さそうだなそれじゃあ行くぜありがとうよ [音楽] 寂しい秋風が立ち始めた朝だったその後も おさん狐は河に来るものを相手に人と狐の かきねを超えて打ち明け話を聞いてやっ たり聞かせたりしていたということだ [音楽] 昔あるところに1人のばあ様がカという名 の娘とひっそり住んでおりました そこ へ女手だけでは大変だろうと村の作造と いう若者が毎日のようにやってきて畑仕事 など手伝っては帰って行くのでし [音楽] たところが替がジクになった 時幼い頃から育ててくれたそのばあ様に 先立たれはとうとになってしまいまし [音楽] た半分は替の美しさに惹かれて通い続けて いた作はこれをきえに俺の嫁になってくれ と頼みましたがカはただ黙って俯いている ばかりでした俺と一緒になってくれな承知 してくれ 俺の こと嫌い か彼は首を横に振りまし たそれならと作造はその後何度も替の元へ 通っては口説いたのですが答えは同じでし た諦めきれない作造は来る日も来る日も 出かけて行きました像にしてみれば1人 寂しく暮らしている替のこと思うと耐え られなかったの ですとある日のことカは妙なことを口にし まし た私は人を好きになってはいけないの ですお嫁にはけない女 です替には何か深い訳があるようでした 彼のこと思うと作蔵の胸は熱くなり眠る こともできませ んとうと作蔵は眠っている替を布団ごと さってこようと景信しまし た替の家の周りにはひれになるとお白い花 が 花開き一晩中ほんのりと良い香りを漂わせ ておりまし [音楽] た男は美しい娘を嫁にするのが解消なん [音楽] だ昨が意を消して立ち上がろうとしたその 時 作蔵は替の方から心を決めてくれたかと 一旦は喜びましたがよく見ると替の足には きちんと遠の造りが吐かれてい ます不審に思った作造はそっと後をつけて みることにしました 変だな俺はこの辺りなら子供の頃から知ら ぬところはないはずなのにまるで見たこと のない景色 だそれに明りも持たない貝がこのくらい 夜道をつまづきもせずスタスタ歩けるのは なぜ だろう替は疲れも見せずどんどん進んで いききました [音楽] そのうち作蔵は不思議なことに気づきまし [音楽] た替の行く先行く先に道ができるようなの ですそれは全くの熊のしみなのに替が進む たびにほんの少し道を開けてくれるように 見えるのです [音楽] やがて替の姿は大岩の辺りでふっと見え なくなってしまいまし た おいか さん さんいくら呼んでも返事はありませんでし た 道を戻りたくはありませ んふとそこに人1人入れる穴を見つけた作 は早速入ってみることにしまし [音楽] [拍手] た中は鼻の香りに溢れていましたそれに 小さな明りが見えるではありません か作蔵は光の向こを覗いて思わず息を飲み まし たそこはまっ までかそっくりの娘が何人も舞うように 動き回っていたのです [音楽] [拍手] [笑い] [音楽] 広い野原にはレニや白のお白いが先乱られ ておりました [笑い] [音楽] [拍手] [音楽] 作場は大勢の中で1人だけ手の荒れている 娘を見つけました畑仕事をする替は他の娘 とは違っていたのです彼さん [音楽] その時 [拍手] ですものすごい風が吹き鼻が舞い上がり まし [拍手] たカさん俺の嫁になって くれするとさらに強い風が吹き 鬼女が現れまし [拍手] [音楽] たしかし作蔵はみませさらに大声でカの名 を呼び続けたのですカ さんカ さんさ [音楽] [拍手] [音楽] 作造さん風は私の父です鬼女は母です私 は鬼の子供なのです [拍手] [音楽] お さん俺はお前が好きだ一緒になろ返さ苦労 はさせ [音楽] ん俺の嫁になってくれ どれだけの時が立ったのでしょうか気が つくと作蔵は替の膝枕をしていたの です目が覚めましたかそろそろうへ戻り ましょう夕の下もしなけれ ばお白いが開きもう としてい ます作と替はもう何年も夫婦だったように 肩を並べて幸せそうに歩きまし [音楽] た後にはほんのりとしたお白い花の香りが 漂っていたと言います [音楽] [音楽] 昔々奈良の村というところに北林という 大き屋敷があって なそのお屋敷の広い森にはおたぬき班が名 住んではるという噂じゃっ [音楽] たあるバのことこのお屋敷でやっとこさ 初めての孫が生まれた [音楽] やー やーわあめでたいめでたいまじゃまじゃ ういまじゃめでたいわめでたい わこのお屋敷のあの喜びを言うたら大変 じゃった今日は祝いの日屋で村中1人残ら ず赤ご飯を配るんじゃおお可愛い可愛い そう言うて3弱ほどもある大釜にいっぱい 赤飯を炊かせたじゃからその日は北林のお 屋敷は1日中大騒ぎじゃった早速その日の うちに村中に赤飯が配られ たけどあんまりぎさん赤飯炊きすぎたんで 余ってしもうたそこで残りを鍋に入れて蓋 をしとい たそしてその夜みなが寝静まった頃やった 台所の方からへんてこりんな音が聞こえて くるはて何の音 じゃろアジは眠気まをこすりこすりその音 の聞こえてくる台所の方へ行ってみ すると なあ2匹のおたぬきはが行さ子供を連れ てむしゃむしゃ赤飯を食べておったそう [拍手] [音楽] やこれはきっと屋敷のたぬき班の食べる もんがあらへんかったからやろそうか かわいそうに [音楽] の次の日あはもっとおいしいものをこらえ ておたぬき班に食べさせてやろうと たくさんの草餅を作っ たそしてその晩鍋に入れて台所に出して おい [音楽] たそしたら翌朝には鍋はすっからかんに なっておっ たおたぬきはんはよう食べていきなはっ た何しろあげにこさんじゃ から今度は何を作って手出しておいてやろ か なそうやってある時は次の晩もまた次の晩 も毎日おたぬき班のためにいろんな食べ物 を作って台所に出しておいてやったそう じゃところがアルバンのこと あ [音楽] [音楽] だだ静かにしよ やいやこの包丁が目に入らん [音楽] か金を出せ出さなんだら殺しにしてうぞえ かどうするどうする金をどすかさん かうちにはまだ生まれたばっかしの赤ん坊 がいるんですそやから命ばっかしはお助け くだされほなら金を産出す言うんや な出します出します暗の中の金全部 差し上げますおかよしよし早く出し なさい命には変えられんあは大事な暗の鍵 を泥棒に渡そうとしたえこれがくの鍵です 好きなだけ持っていきなされほもらう でその [拍手] [音楽] なんじゃなんじゃなんじゃ何がなんじゃ何 がた [音楽] うあ助けてくれごめんしてくれ離してくれ 離してくれあい人の屋敷に押し込んで金を 脅しとるとは何事じゃさっさと出て うせろ いや馬には助けう [音楽] 泥棒はあっという間に屋敷から逃げ出して [音楽] しもう わ わニコニコと嫌よしって あ子じゃめんこい子じゃ元気な子に育てや ほんまにほんま にこれはこれはどちらの相撲さんか知り ませんがおかげ様で命をさせてもらいまし たいやいや霊には ばんありがとうありございまし 顔をあげてみるとなんと ま目の前にいたお相撲さんの姿は影も形も 見えんかっ たほんまに不思議やっ たところがその後アジがほっとして眠って おると [音楽] なご主人様 様 はいいつもいいもんご馳走様ですおかげで 子供たちもスクスク育って大喜びでござい ますですから今日はほんのごしでござい ますおするとあの2人のお相撲さんは あなた方おたぬきはでござったか へえそれではおやすみ なされそうかあのおたぬきはがわしらの命 を守ってくれたの かありがたやありがた やそれからも夫婦はおきのために毎日ご 馳走絶やさずもてなしたのでおたぬき班の 一家はこの北林市の屋敷に ずっと末な住みついていたということや [音楽] [音楽] [音楽] 昔お民という娘がおったお民の父親は漁師 じゃが死んでしもうたまた母親とも早く死 に分れておったそれでお民は1人で漁師を しておったがそんなお民のいい連れが犬の しっぺいたろ [拍手] [拍手] ああ気持ちよかっ た ぎゃーしっぺ太郎の牙は鋭かったワンと 言って飛びつくともう相手の喉笛を 噛み切っておっ た太郎怖かっ [拍手] たしっぺ太郎の足は素晴らしかった空中に 飛び上がるともう空を飛ぶこりを加えて おった それでお民は木の切り株に座って待って いるだけでよかっ た山の獲物は七平太郎が集めてくれたの じゃっ たところがこのことを聞いた欲深い長者は どうしても七平太郎が欲しくなりある日の ことしspeak太郎とお民を呼びつけた お民しタルをわしにくれんかそれがだめ ならせめてえ3日だけわしに貸してくれ ええないやじゃとは言わせんぞお前の親父 はわしにいっぱい借金を残して死んだん じゃからないいな3日だけ じゃ長者にそう言われると断るわけにも いかずお民はなくなくしっぺ太郎を置いて 帰ったところが3日経っても長者は七平 太郎を返してくれなかった 仕方なくお民は1人で量に出かけた [音楽] [音楽] ああしっぺ太郎がいてくれたら なあは [拍手] [笑い] はもう だめこれ降りてこん か 一方しっぺ太郎も3日経ってもお民の元に 返してくれんのですっかり腹を立ててお こや降りてこんかわしのことを聞かんの か怖かったわ太郎絶対にもう離れない [音楽] [拍手] だろ お民おはわしに無断でし太郎を連れて帰っ たなそんなやは村へ置いとくわけにはいか ん出 てけさあ出ていけ太郎どう [拍手] しようかとっとと出ていくんだぞ [音楽] 山の村を追われて海の村へとやってきた お民もしっぺ太郎ももうクタクタじゃった それで海の村の宮の前でぐつ横になった あれはなんじゃあれは娘じゃな娘じゃ娘が おるぞ うんこの辺の娘じゃなさそう じゃん娘よ管にしてくれや神様に毎年1人 娘子を捧げんと村がつまみでやられるん じゃよもうこの村には1人の娘子もおら ん管理して くれお前の気持ちも分かるがこれで大勢の 人の命が助かるので 死 [音楽] うわ太郎開けて開けてカロ開け て開け てお民さんここを出てください私が中へ 早き [笑い] ます太郎お前人間の言葉 がるは人間の口を聞いた [拍手] [音楽] あ [音楽] [拍手] [音楽] ドハ [音楽] 化け物の影が消えると海は穏やかになっ [音楽] たどうやら物のは古きらしかっ [音楽] たしっぺ太郎 太郎しっぺ 太郎 はおたさんもう心配しなくてもいい よしっぺ太郎太郎 [音楽] 化け物を退治した失太郎は神様が人間の 若者に変え たそうして大好きなお民と一緒に末長く 暮らしたんじゃと [拍手] [音楽] 昔福井県神中の里に親をなくした幼い兄弟 がおっ た姉は近所の野良仕事の手伝いをし弟は滝 を運ぶという た暮らしだった頑張ろう頑張るぞはい [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] [拍手] は弟が心配 じゃ弟が心配なんじゃろう早く行ってやれ あがっと [拍手] お助けて助けて助けて弟が嵐の中から急い で帰ってくると川の中から助けを求める声 が聞こえてきた助けて助それは竜に流され ているしみの子供たちじゃった助助けて 助けてこりゃ大変だ弟は川に手を入れると 縮みの子供たちを助けようとし た心は足を滑なさて川に落ち竜に流されて しもう [拍手] た一方姉はやっと家へ着いたが弟はまだ 帰っていなかったそこで心配になった姉は 今朝弟が出かけた山へと急いだ [拍手] [音楽] あ弟の だ 太郎 太郎 太郎もう大丈夫だしっかりし [音楽] て姉はずぶ濡れになりぐったりしている弟 をせようと嵐の中を家へ急いだ [音楽] その夜弟は熱を出して苦しん だ頭が痛いよ腹が痛いよ薬もないしどうし たらいいだろう痛いよ死にそうだ よしっかりするんだ姉ちゃんがついてるだ 姉はよろし看病をしたんじゃが弟の病は 重くなず一方じゃった痛い よ次の日も雨はどしゃぶりじゃった姉は弟 の熱を冷やすために川に水を込みに出た助 て助けて助け助け てすると川の音とまって助けを呼ぶ声がし た姉は声のする方を見ると あけ助けて助けて助大変助けて助けて海へ 流される助海へ流される助けて助けてまあ 海へ流されそう信じまう信じまう海へ流さ れたら信じまうえしみが海に流されたら 死んじまう助けて助けて助 助けて助けて助けて助けて助よいしょ よいしょ よいしょ助け てよいしょよし助てよいしょ よいしょよいしょ よいしょさたちこの石の囲の中に 流されないよ姉は急いで石を川底に沈める と流されるしみたちを助けてやったよかっ た助けてもらって ありがとうついでにお願いがあるんだ俺 たちを川上の生まれた小さな池に戻して くれん か戻してやりたいが今は弟が病気なんで できないのじゃよちょっと待ってくれや姉 は急いで水を組みうへ帰っ た遅くなって心配だったろう ね川でしみが困っているのに出会ったん じゃほらもう川でそのしみを助けようとし て川に落ちたん だお前も出会ったのかじゃあなおさら 見捨てておけねえなこれからあのしじみを 助けに行ってくるよなすぐ帰ってくるから 辛抱してろな あ雨はいつの間にか病んでおっ たさあ助けに来たよ猿の中にお [音楽] 入り落ちこぼれるようにするんだよ ありがとうありがとう ったわせわせわせわせわせ わせわせわせわせ姉はしみをそっとざに 入れると急いでしみの子供たちの言う川上 の生まれた池へとやってきたわせわせわせ わせわせ わせ岸にはひの家族が出迎え貝の蓋を カチカチとすり合わせて喜んだ 親に会えてよかった なこうしてざいっぱいのしみたちはみんな 助けられ親の元に帰れたのじゃった よかったよかっ [拍手] た翌朝はすっきり晴れてあったかい日差し が部屋いっぱいに訪れたじゃが弟の病は 一向に良くならなかった その時外で何やらカチャカチャ騒ぐ音と トントンと遠叩く音がし [拍手] たら姉が戸を開けてみるとそこには昨日 助けた子供のしみや大勢のしみがやかに 訪ねてきたのじゃっ たあら おらしみの事実じゃ身内のしみが命の 危ないところあなた様のおかげでみんな 助かりまし たみんな助かってよかったな今度はオたち が恩返しにいいものを届けに来まし た壺に入っている宝の水と亀の中の味噌を あっためて飲んでください さんの病気も治り姉さんももっと元気に なりますどうかもらって くださいまあ 嬉しいしじみたちは宝の水と味噌を家の中 へ運ぶ とカチャカチャ温度を取りながら帰って 行っ たしみの言われた通りに味噌汁を作った 弟は一口飲むと顔色がみるみる生き生きと してき たいい 香り続けて飲むと熱が下がり体が 生まれ変わったように楽になってきた うまい姉も飲んでみると疲れが取れて体中 が生き生きとしてきたおいしい しみにもらった味噌汁のおかげで2人とも 見違えるほど元気になっ [音楽] たしみにもらった粒の宝の水と亀の味噌で こらえた味噌汁は飲んでも飲んでも減らず その後も今代は病気もすることなくよく 働いたので暮らしはるほど良くなり兄弟 揃っていつまでも元気に仲良く暮らしたと いうことじゃ [音楽] 昔昔のことじゃっ た [音楽] ひや 日人 日人あるに1人の大工がおっ たあら いらっしゃいさあ どうぞこの男何のつもりか他の客がいなく なる頃いつも決まって現れる なあ今夜はもうお店を閉めて2人で飲みに 行こうやあら嬉しいこと言ってくれるわね でもまた今度 ねまたいらして ねこの男なんとなく生まれてなんとなく 育ってなんとなく大工になった あら いらっしゃいこの男この店にも他の客が 帰ったのを見計らって現れるお前さん待ち ながら1人で飲んどったのよちょっと用が あってなわりい わりいさお前さんどんどんやって ちょうだいこんや返さない からかいなお前はな2人で食べにでもいか ん か今度ね [音楽] 今度また来てね [音楽] うるせえお前も [音楽] 寝ろそうしてなんとなく1日が終わってう へ帰っていっ たあらあんたお帰りなさい [音楽] そうしてなんとなく寝てしもう [音楽] た次の日もぼんやりと日がくれ て ひなひ お店が閉まる頃男の足はまたなんとなく 飲み屋へ向かっ たあら いらっしゃい今夜は早いのねさ どうぞこの男要するになんとなくの毎日が つまらない [音楽] なあ今夜静かなところで一晩中飲み明かす や2人であらそれじゃせっかくだから明日 の晩にしましょう ねまたいらして [音楽] ねこの男生きていることがつまらない働く ことがつまらない あら いらっしゃいだからつまらない暮らしを ぶち壊したい逃げ出したいお前さんゆんの 2人で旅へ行こうっていう話だけどおめえ とだったらどこへでも行きてお前さんさえ 良かったら行ってもええよええ本当か 可愛いなお前は本気にするぞ本気に ほんきにしてもええ よつまらない暮らしのぶち壊し方は色々 あるが男は何をどうして良いかわから ないうるさいお前も [音楽] 寝ろ心が何にも定まらない [音楽] その日もなんとなく終わってなんとなくう に帰って行っ たあらまお帰り なさいこの男女房の気持ちもわから [音楽] [音楽] ないそのまた次の日もなんとなくひがくれ て ひ [笑い] ひや ひこの男つまらないつまらないでその世も またなんとなく飲み屋に足を向ける あら いらっしゃいさあこんやは朝まで飲み 明かすやお前さんが一晩中飲みたい相手は この私 [音楽] かたシのバ うり [音楽] あお大変じゃあら [笑い] いらっしゃいお前さんが一緒に旅したいの はこの私か の [音楽] バフ勝つカカカカカ助けて [音楽] くれ助けて くれ [音楽] 死のバ [音楽] 男は走りに走った女房の色打ち目指して もうこの時だけは一生懸命じゃっ [音楽] た助けて [音楽] くれあまお帰り なさいは どうしたんじゃ あんたおお前はシノマじゃねえよな何変な こと言うとるんじゃ あんた男は初めて女房の顔を穴の開くほど じっと見つめた やがて腹のそこから安心してへなへなと気 を失ってしもうた はああんたこんなところでねちゃ風邪引い てしまうよ あんた次の日もまたなんとの世が開け たじゃま男は心のうちに何かほっとする ものがあった じゃがあのしのばというのは一体どういう 化け物だったの じゃろういずれにひ男はあの番に出会って からというものぷっつりと飲み屋に行か なくなっ たそして河の女房のために働こうと大事に 性を出すようになったということじゃ [音楽] 昔 昔今と変らの昔の話じゃ [音楽]

『まんが日本昔ばなし』(まんがにっぽんむかしばなし)は、愛企画センター、グループ・タック、毎日放送(MBS)の共同制作により放送されたテレビアニメである[注 2]。

概要
放送枠は30分で、毎回日本各地に伝わる昔話が映像化され、市原悦子と常田富士男の両名が、一人で何役もの声を使い分ける独特の語りによって紹介する。

『月光仮面』や『愛の戦士レインボーマン』など多数の特撮テレビドラマを手掛けた川内康範が監修に携わり、川内の娘で童話作家である川内彩友美が企画。スタッフに一流のベテランアニメーターやイラストレーターが多数起用された。

番組内で使われた音楽にも川内の甥である北原じゅんの純邦楽からロック、フォーク、ラテン、クラシックなどを織り込んだ多彩かつ無国籍な音楽が使用された。

文芸は当初、『リボンの騎士』などの脚本を担当した平見修二がメインでスタートしたが、2クール目から終了までは沖島勲がほとんどを執筆した。なお、本シリーズでは原話から演出家がダイレクトに絵コンテを描き、脚本を経ないケースが多かったため、「脚本」ではなく「文芸」ないし「ダイアローグ」としてクレジットしている。

TBS系列のテレビアニメでは最も放送期間の長い作品である。
まんが日本昔ばなし 2023 Vol 132 「桃太郎」 | まんが日本昔ばなし

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