まんが日本昔ばなし 2024 Vol 1306 かっぱとひょうたん (かっぱとひょうたん)
[音楽] ああ腹減 た 昔々愛媛松山上山の東の麓にそれはそれは 貧乏な人が住んでおっ た生きている間になんとか大金持ちになっ てみたいと 横谷の店に100日の夜中参りを約束して 舞を通っ たいよいよ満貫の夜貧乏なことのあれを こ もう [拍手] くださいああお前の願いを聞いてやっても いいがどうして金持ちになりたいのじゃ はいほとほと貧乏が嫌になりました 大金持ちになって大きな屋敷に住んで フカフカの布団に寝てご馳走を腹いっぱい 食べてみたいのです がそうかうんでは金持ちにしてやろう そうして次の日の [音楽] 朝今日から金持ちになるはずなんじゃが 昨日とちっともう変わらん なあいつまで立っても金持ちになる気配が ないのでただ待つよりはと男はいつもの ように町へ野菜を売りに出かけ た私にも早く よ早くちだよ忙しいの私にも私に ものが 何してるのあこれちだあ俺にもこれ [拍手] 早くそれはそれは恐ろしいほどの売行きで 持ってきた野菜は愚かざや天秤棒までが 売れてしまうあり様で男の手元には大層な 金が残され たあ何すんだ返せ あなんということ じゃビシャモテ様の約束通りそれからと いうものやることなすことが全てうまく いくまるで水が流れ込むように金が 流れ込むあっという間にこの辺り1番の 大金持ちになってしまった [音楽] 大きな屋敷に大勢の使用人を使いまるで 大名のような暮らしじゃった う広くていい気分 [音楽] じゃご用でございますか旦那様様いやいや なんでもない広さを見たかっただけじゃ 作用でございございますかではでは失礼 いたし ますうわあこの広さたまらん わいうまい あうー食った食っ た旦那様あ誰じゃマントさんか いはいこの帳簿に目を通していただけます かああ後で見ておくからそこに置いといて くださいはいかしこまりまし た わやっと終わったさて寝るとするか [音楽] フカフカとしたいい気持ちじゃまるで夢の よう じゃ金があるというのはいいもんじゃ [音楽] のその後も金は金を呼び日日に屋敷は 大きくなり小さな街ぐらいの大きさになっ てしも あまりに金が増えるのでなんとか減らそう として使用人の家や姉妹には牛や馬の小屋 まで新しく建て替えたが減るどころか 増える一方じゃっ [音楽] たおい旦那様を見かけんかったか いや旦那様を見かけんかった かそうなんじゃよもう4日もお姿 [音楽] が旦那様しっかりしてください一体どう なされたのですかや敷が広くて迷って しもうた腹が減った がっくり冷や飯ですがたんと召し上がって ください ませはは 食事が住みましたら帳簿が溜まっており ますのでよろしくお願いいたし ますわかりました よ随分たまった なその後も金が増えるにつれて仕事も増え ていきまた色々な揉め事なども持ち込まれ 男はだんだん不機嫌になっていった ごそもこう毎日だと飽きる な旦那 様何の言 じあの今中にくの中のお金を数えておいて いただかないと分かったよ金持ちになっ たらもう落ができると思っていたのに くさもう嫌じゃこんな 暮らし男は金持ちの暮らしがほとほと嫌に なりある晩またビシモテ様のとへお願いに 出かけたシモテ様どうぞ私を昔の貧乏人に 戻して くださいどうしたあれほどなりたがってい た金持ちの暮らしが嫌になったのかはい ほとほと嫌になりましたキグが多くて夜も あまり眠れません はそうかそうか元に戻るのは簡単じゃよい か まず一生マスを池で洗ってそれを伏せて そのマスの底を手のひで叩けばよいいいな 伏せて叩くのじゃぞわかった [拍手] な男は言われた通り池の前まで来るとマス を洗い始めた を洗っ てひっくり返してそこをポンと叩けばいい んじゃ [音楽] [拍手] ななんと不思議なことに1つ叩くと暗が1 つ消え2つ叩くと2つ暗が消えしまには 屋敷まで消えて綺麗さっぱり全部なくなっ てしもうたそう なやった元に戻っ た男は自分には貧しいけれど気楽な暮らし の方が少に合っていると気がついたその後 も相変わらず食うや食わずのひどい暮らし じゃったがのんびりと幸せに暮らしたそう な今でもこの男の屋敷があった辺りを長者 がなると呼ぶそう [音楽] じゃ 昔下の国カに にその名を知られたメイ地元尚というお 医者さんが住んでおられましたある暑い夏 の昼下がり弟子を連れて患者の家から帰る 途中お尚様お熱いことでまったく じゃ2人は汗を吹き歩いてきましたが突然 ぽつりぽつりと雨が降り始め空は炭を流し たように真っ暗に [音楽] なりこれははめ 急げやがて水をひっくり返したような ひどい夕立ちになってしまいました うわあこでか薬箱を放り出すやつがあるか でも私雷が大嫌いなん [音楽] でうわお尚さんは怖がる弟を引きずって 後方の手で寺へ帰ってきましたあのおし さんぎ 早く や天を閉めてください うん ほほこの雷さんは病気にかかっとるわい うんおしさんおしさんは雷の病気まで 分かるんですかうんゴロゴロいう音でな さすがに天下の 名義雷様の体の具合を音で聞き分けるの でし た さあてその 夜入ってきたのはなんとまあ昼間の雷様 でした本当に病気と見えてすっかりしげ 返っています そうしておさんのそばに座って起こそうか どうしようかと迷ってため息ばかりついて いるのでし [音楽] たそのまもう あのあの ねじれったくなっておさんが先に声をかけ ました よくござった のどうかしたのかの雷 さんわしは昼間の雷でござるそれで何か ようかのいや先生のお見立ての [音楽] 通りわしこの具合がおかしいのですどうか わしの病を直してくださいやっぱり なうわー雷 だそれで その天下の名ともなればお金の方も高い ようです わえこんなもん でええいかがなもん でえこんでではなりませかわしの治療台は なと高いのじゃでございましょな何しろ天 のでございますし な当たり前だ雷目泣いて なるしかしまあ銭金の話は後にしてそこへ 横になり なさいえおしさん見てやるつもりか [音楽] ふふなんで雷女の病気を [音楽] うこのまれですやです怖いから いや何を言うとるお前もおきの手伝いを せいおしさんあんな人々のになるような雷 なん度死んでいいた方がバカもん患者の 襟子のみをするのは異の下の下じゃぞたえ 敵の病気でも直すのが者じゃ お [音楽] おお お う ああ あ味あ助けてお9はいら な助け て ああ あ あ あ すす ああ ああれ体が軽くなっ た治った治ったきを吸えたらももうもう もう治っ たさてとお支払いの方はさ高いんでしょう なでは治療台を申し訳よいか金はいらない 金は いらその代わりお前にしてほしいことが2 2つ あるその2つとは1つはこのカオでは雷が よく落ちて人が死んだり家が焼けたりして 困っておる今後絶対落ちない こともう1つはこの辺りを流れるカ川の ことじゃが大雨が降るたびに水が溢れて 大変難して おるもが兵を流れておるためじゃから流れ を山岸に変えてほしいこれが治療台じゃ へえうんそんなことでしたら誠にお安い ことですまず先生のお寺からカオの人たち にお札を配ってくださいこれを家々の角口 に貼ってくださいそれから火川ですが変え て欲しい場所に最勝の木を立てておいて くださいさすれば7日のうちにきっと望み を叶いてあげます では ふわーどいうたかと思うと雷はあっという 間に天に登っていってしまいました尚さん は早速村の人々をお寺に集めてお札を配り 山の麓に目立つように最勝ちの木を 植えつけまし たさてその日はお店頭様が輝くいい日より だったのですが にわかに空がかきったかと思う [音楽] と突然天の井戸がひっくり返ったような 大立になってしまいまし [音楽] た村人たちは天戸をぴったりと閉じ尚さん から頂いたお札を張って雨の止むのを じっと待っておりました こうしてちょうど7日目刺の大雨も ぴったりと病みまし [音楽] た お雷は1つも落ちませんでしたそればかり かあ あれを見ろれれ何事かや う昨日まで流れていたカオ川が綺麗に 仕上がり流れを変えて目印の最勝の木の そばを悠々と流れているではありませんか これでもう村に洪水が起こる心配は なくなりました [音楽] 雷は地元尚との約束を立派に守ったのでし たカオの里ではその後落雷の被害が全く なくなったそうです [音楽] 昔昔北国では振り続く雪がまだ本当に白い 色ではなかったそう ですそんな北国の大きなやさんのとに遠い 村から女の子が方向に出されてきまし たただいまネスか早く入って こう遠いところよう来たの今日からここが お前の働くところじゃ おい返事をする だ今日からおめえはここでご報するだお まんまもちゃんと食えるし日にだって 当たれるぞちゃんと女将さんに拶し一生 懸命働くだでよろしくお願いします そこにおるんがお前と一緒に働く姉さん たちだご挨拶 しろ姉さんたちよろしくお願いし ます娘子はよく働きましたおまんまも ちゃんと食えるし時たまですが日にもらし て もらえる朝の水水洗濯は辛かったが村に いる時を思いはずっと楽なのでしたあんで 若いだけあってつやつやの肌 [音楽] じゃこの在所じゃ女将さんが一番の気量 よしと言われとるそこらあたりよう心とか にゃいか んその日は近代のものを招いて宴会を 開こうと働のの者たちは朝から料理の下越 次に大変でした遅い昼の食事を取っていた 時のこと [音楽] ですすみませんわずかなもので結構です 何か食べ物を恵んでもらえないでしょう かそこに立っておったのはボロボロのみを した旅坊さんでした 北の国の冬に人様に恵むほどの食べ物なん だあるわけ なかろうつねがよそ言ってくれろ [音楽] 坊様坊様待って けろおっこにとっても大切なご飯でしたが 坊様のことを思うと食べてしまうことは できませんでした娘っこは棒様の跡を追っ て握り飯を差し出しまし た旅の途中で何もないがり の堀 です綺麗なきれに可愛い すず ありがとう やがて宴会も終わり招かれた人々が帰って 行きまし たどうも働きすぎで腰が痛くなっちまった だ若いてがいいことだ なあん で汁の中に入った布が不思議なことに少し も汚れていませんでしたその上布の落ちた 茶碗だけピカピカになっておりました あれ不思議なこった茶碗が綺麗になっとる こっちの皿はどうだ べ娘は別の汚れた皿を拭いてみると布は 汚れないのに皿は綺麗になっておりました そこで思い切って宴会の後をすっかり 片付けてしまったのでした 坊さんにもらったその布は偉く柔らかく あったかで 服ようてくるようでし たちゃんとやってるかいありゃいつの間に 綺麗に片付いた だ おまえそこへ様子を見に来た姉さんは驚き ました振り向いた娘の顔がやけに美しく なっていたからですすっかり綺麗になって しもうてどうした だ姉さんに言われて娘っこは井戸端に行っ て自分の顔を映してみまし たあでま本当にらなんだべか娘 は桶の水にった自分の顔をいつまでも眺め ておりまし たその話を聞きつけた女将さんはどうして そんなに綺麗になったのか娘子を問い たらしましたそうしてその布を娘子から 取り上げてしまいまし た本当に綺麗な布じゃ なこの綺麗な布と鈴はおらんとこの飯で もらったもんじゃだからこれはわしが もらっとく ええ [音楽] なお [音楽] 薄のこから取り上げた身で顔を吹いたお さんはシだらけの顔になってしまいまし [音楽] た大変なことをくさってみんなおが悪いん [音楽] じゃ悪く思うなよ ほらここを出されたら生きていけねえだ 堪忍してけろお願いだなんでもするだで 置いて けろ置いてけろ [音楽] [音楽] 家を追い出された娘子は雪が降りしきる中 ボさにもらった鈴をチリンチリンと鳴らし ながらとぼとぼと歩いて行きまし たお前が美しいなってなぜわしがこんな顔 にならねばならんの じゃお前の顔などみつ出て いけ出 [音楽] 娘子は山里の自分の家へ帰ろうとしたの です が飲まず食わずでいくつもの山を越さねば なりませんでしたその上この雪と寒さです 歩くたにチリンチリンとなるすの根がいつ か途切れ途切れになって行きまし たやがて聖痕突きはてた娘子はとうと雪に 埋もれるように倒れてしまいまし た [音楽] 様不思議なことに娘っこの手元の布から だんだんと白くなった雪が広がっていき ました [音楽] 白くなった雪はどんどんと娘っこの上に 降り積もって行きまし [音楽] た北国の雪が本当に白い色になったの はこんなことがあってからだということ です [音楽] 昔ある村にどえらい貧乏なじつとばちゃと ど偉い欲の深いお尚さんがおったそうな 誰か死んでくれん かの葬式が2つみつ続きゃ儲かるんじゃが の23人立て続けに死んでくれんか の死ぬんじゃねえばたん死ぬんじゃね1人 にしねえでくれぞほらじっちゃんと一緒で 楽しかった嬉しかっ た ばったん黒をばっかかけてすまなんだな じっちゃんありがとう [音楽] じちゃんは若い頃から働き詰めで美望な まま死んだばさんが哀れでならず一晩中涙 が止まらなかっ たそして次の日お葬式をあげるお金もない ので実さんは罰さを音して寺へと向かっ たもっと出すんじゃえかったこれポチしか 父が出んのかこの立たずこの桶いっぱいに せんとえさやらんぞほらほらららおら こらおはようございますべばさんが死んで しもうたんじゃが金もないし村の週に迷惑 かけとないんでせめてお今だけでもあげて くださらんか しっかり出さんかいお願いします俺は後で きっと出すもも出さんでずしいやつ じゃ実がお経をお願いしたが尚さんはヤギ をしりつけて実際には返事もしなかった 貧乏で金も何も持ってないことを知って いるから知らんふりをしたのじゃった [音楽] [音楽] ほらこの辻神様大好きじゃ 見ているとほぼとしてオたちも一生仲良く 暮らせるように思えてきて嬉しくなるん じゃらもう同じ [音楽] じゃ辻神様ほらばっちゃんが哀れでなん ねこれから家でら1人でばさんのおいを やりますでどうぞお守り くだせ名前ぶ名前ぶ勘弁しろなばった こんなおか出してやれねですまね ラブラブラブラブ あかのやけに硬いが 実さんがバタの墓を掘っておるとなん とバタン大変じゃ出 た土の中から大きな馬の餌を煮る歯 いっぱいの大番小番がどっさりと出てきた のじゃっ かはお金をとってのさんを尋ね [音楽] たちっちゃいよこのヤギの父を飲んでいく とえ元気が出るでなばあさんをなくして 寂しいじゃろが元気だせありがとうござい ますバさんを年頃にらってやってください よしわかった任しとけ じゃが歯いっぱいの大番小番とは恐れいっ たわ なこうして実さんは授かったお金で体操 立派なお葬式をばんのために出してやる ことができた村のを実の願が天に通じて神 様がじんとばったんにご褒美をくださった んじゃろうと噂し合っ たところでその夜異様なことが起こったの じゃっ た尚さんが勝っていたヤを殺してその川を 生いだのじゃ うたさんかの そ誰もおらん木のせか [音楽] 命をこすか金をこすか [音楽] 今しっとるわだらしのないやつ じゃ尚さんは殺したやぎの川をかぶり実さ の家に押し入って袴いっぱいのお金を 盗み出したのじゃったが神様のホじゃ神や 仏など信じられるもんか 金こそがしの神様仏様 じしおいしょおいしょ おいしょ あれなんか変じゃな 川が体にくっついたようなこりゃ一体どう なっとるん [音楽] じゃねえ あねえね [音楽] ねめ ねね [音楽] ちっちゃちっちゃい よほらまた生まれ変わることがあったら 貧乏でもええちっちゃんと一緒になりてえ だよ村も同じじゃ あちっ ちゃん1人でも長生きしてくれろ ほら遠くから見守ってるから の こりゃ実感んとこの金じゃそのようじゃの めうるさいヤギじゃ静かにし て翌朝ヤギの川を着てヤギに化けたおし さんは本物のヤギになっておって誰れも尚 さんとは気がつかなかっ たねえ ねえええ静かに しい実たに届けてやろうかそうじゃのめえ [音楽] ど偉い貧乏なじつとばちゃにはご褒美が 授かってど偉い欲深の尚さんにはバが下っ たということかいな [音楽] あるとこにたくさんの使用人を雇った 大きな消化があっ [音楽] た旦那様先月の簿でございます お改めをあご苦労ご 苦労まお前が大丈夫というのであれば 間違いなかろはいあのそれでは旦那様のご 署名をあそうかそうか忘れておった なんかこの筆も3日使うと書きにくいな それじゃ新しい筆と取り替えましょうそう かそれじゃあこのさこすり箱ごと取り替え ましょう私のこの番もどうも使い勝手が気 に入りません捨てておしまいバトさん 新しいのを使ったらいいはそれじゃ 旦那様お茶をどうぞあご苦労 さんわしはどうもこの湯呑みの柄が気に いらん捨てましょう か新しいのに取り替えよう あべてあごめんなさい松りが乗れてしもう たがやどうしよう捨てましょう かその方も濡れてしもう たべこの水漏れする飛石も悪いだよこ [音楽] を大切にせずすぐに使い捨てにする癖が あってその癖が使人たちにも映ってしまい 何でもかんでもすぐ捨てるものじゃから1 日が終わると屋敷の裏はゴミの山になって しものかそれでも商売は繁盛しておったの でその癖はひどくなるばかりじゃっ たそんなアルバの こと東さんが夜遅くまでその日の売上を 感情しておっ [音楽] [音楽] たそうして夜もとっぷりと吹けた頃の ことそうそうそうそう全く通りです ねはってどこかで話し声がするがこんな夜 にたれ じゃろ耳を済ましてみるとどうやらその声 は天井の方から聞こえてくるようじゃった から私 がく天井裏に誰かおるのじゃろうか [音楽] [音楽] あらごいますそうそう そうそうわしは教子の神様じゃがこの家の 主人は何でも物を粗末に扱うので困って おる主人だけではないぞえ方人たちもろに 使ってもいないちをすぐに捨ておるちの神 様私なんぞは2日も履いてもらえばいい方 で3日目にはもうぽい とこりゃ道具に宿る神様たちの寄り合い じゃおそうなってすまんすまんおお茶碗の 神様早速じゃがわしの話も聞いてくるわら こそ たり散々な目に合わされてその話ならわし も一言言わせて もらおうわしら筆なんぞは大事に使えば何 年でも使えるものをこれまで何十本も折ら れたり捨てられたり じゃまくその通りじゃ評価でありながら 商売道具のわをどうしてこんなにそりする の か高いところからちょっと 失礼わしらのような掃除に必要な道具で さえも6に使わずにすぐ捨てるわし悔しく て悔しくてここの方向人ども全部吐き出し てやろうとなん度思ったことかきの神様の おっしゃる通りわしはまだまだ働きたいと 思って頑張っておるのにきっとも大切にし てくれ [笑い] こうして投ておっても仕方がないそろそろ 結論を出そうと思うがどうじゃねざの神様 うんよしこのままではわしらは浮かばれ んじゃによってじゃによってじゃによって て何よっ て何によっ [音楽] てこの家を焼くことに するよし焼く ぞ焼くぞ焼く ぞ焼くことに [音楽] するこのうを焼いてしまう [音楽] たた たちゃ たちゃたえじゃ サ何この家屋敷を役本当です天井裏に道具 の神様が集まってそう決めたん ですどういうことですかそれはこんな夜に 悪い夢でも見たんじゃろ 番頭さんは必死で天井裏で見たことの一部 支を話して聞かせると無理やり旦那様を さっきの部屋へ引っ張っていっ たでは皆の意見が揃ったところでいよいよ この家を焼くことに しよう家が焼かれるバトさんちょっと待っ て くれろわしは反対じゃアの神様の神 様この家を焼いてはならん実はのここの 手代の娘がそれやたわしを大切にしておっ てのわしは体操関心して おるその娘がおるからにはこの家は野犬え 今更そんなそんなことそれでは皆の意見が 揃ったことにはならんではないかわしら 全員の意見がわるからにはこの家を焼く ことは でき残念残念悔しいのくのめじゃなんとも 悔しいなあ 情けなこうして突然のしの神様の出でこの 家は焼かれずに住ん [音楽] だ良かった なほっとしまし たところでたしを大切にしているという娘 は翌朝早速屋敷を探してみると その娘は風呂場でせっせと湯舟を磨いて おっ た旦那様と番頭は咲夜のことを娘に話し何 度も何度もお礼の言葉を述べたそりゃ たわしは大した道具じゃねえけんど大事に 使えば長持ちするし手にも馴染んでくる もんじゃ本にその通りじゃ大事に使えば 長持ちする窓もみんな同じじゃよくわかっ [音楽] たそれからというものこの消化の主人も 方向人たちもすっかり心を入れ替えて どんな道具も大事に大事にするようになっ たということじゃ [音楽] [拍手] [音楽] 昔さの国でのことじゃった吉原と谷山の里 というところにそれぞれ赤ど青どという 化け方のうまい2匹の狐が住んでおっ た吉野原には年置いた赤丼が谷山の里には 若い青丼がおっ [音楽] たしかし名人が2人おったのでは仕方が ないどちらが本当の名人か1度勝負して 決着をつけようと青ドが赤ドに化け比べを 申し込んだ へ来たかおいぼれに逃げ出さずによう来た わい今日こそ決着をつけてやる ぞだいぶ待たせたようだな えさあ化け比べたいとにかく1番高いもの に化けその高さを比べるのじゃ [音楽] さすがは青戸見事な化け振りで吉野原の天 をついて木のみが立っ たおいどうじゃ赤まいった か今度はお反の番 じゃ くし おおそのちびこいたけのこはお飯が化けた やつか い さたが やこれで勝負は突きもしたな [音楽] ところが赤ドのたけのこは木宮倉よりはか 高くへ伸びて立派な竹になっ たどうじゃなはたけのこは伸びるものだと いうことを知りも さんか む ねくくくそってうまく計略に引っかかった か赤ドと青ドの化け比べはこうして見事に 勝負がついた [音楽] 分け方に負けたのではなく赤の知恵に負け たのだと思うと青は悔しくて悔しくて仕方 がなかった [音楽] [音楽] やるぶっ殺してやるう [音楽] [笑い] [音楽] [笑い] 青ドの悔しさはどうにも収まらなかった そうして吉野原の外れまで来た時の こと お吉野の赤目この頃里人をたぶらかして 悪いことばかりし くさる一度痛い目に合わせにゃ それじゃな鉄砲でなりの玉を点にぶち込ん でやり ますそれじゃあ明日の朝ここで落ち合って 赤狐のミカを襲うことにし ますこれはまたとない話を耳にしたわい へ青は大急ぎで道を引き返すと赤の後を 追った なあどらときの術がまだあったとばいすま ないがもう一度化け比べをやり直そうや何 また化け比べじゃ とまいいかそうかそれじゃ明日の朝場所は お地蔵様のところ じゃ ふ必ずでごはす ぞ青土は世が開けるのも待ちかねて赤丼が 鉄砲で打たれるところを見てやろうとお 地蔵様のところへやってき [音楽] [音楽] た早きすぎたようじゃ なう来た来た まだ朝まで早いよじゃ服をしてから 出かけよう しめしめこれで準備は整った 来 たいやいや赤なんとも都合よくのこのこ出 てきてくれたもんだこれで手間が省けたぞ さどうしてくれよ発ドカンとお見舞いする か やれやって しまえ逃げるぞ [音楽] 撃てやっ たやっ たろ赤 やったやっ [音楽] [音楽] たちゃちゃ [音楽] 姉ちゃん [音楽] ちゃん不思議なことが起こったもんじゃ赤 も狩も青ドの目の前でくしゃみを残して煙 のように消えてしもうた [音楽] これはまたどうしたこっ ちゃ飯は昨日は偉く腹を立てておりもした でハの心の中を覗き込んでやろうとカウに 化けて見もしたの [音楽] じゃそんなそれじゃ今までのことはみんな 赤の仕業 かそうじゃともこも化け方の四発展の1つ で [音楽] ごわすさすがにこれには若いアドも びっっくり点自分の心の中まで読まれてい たのではとてもじゃないが化け比べは負け じゃと年取った赤にふぶかと頭を下げたと いうことじゃ マもした [音楽]
『まんが日本昔ばなし』（まんがにっぽんむかしばなし）は、愛企画センター、グループ・タック、毎日放送（MBS）の共同制作により放送されたテレビアニメである[注 2]。
概要
放送枠は30分で、毎回日本各地に伝わる昔話が映像化され、市原悦子と常田富士男の両名が、一人で何役もの声を使い分ける独特の語りによって紹介する。
『月光仮面』や『愛の戦士レインボーマン』など多数の特撮テレビドラマを手掛けた川内康範が監修に携わり、川内の娘で童話作家である川内彩友美が企画。スタッフに一流のベテランアニメーターやイラストレーターが多数起用された。
番組内で使われた音楽にも川内の甥である北原じゅんの純邦楽からロック、フォーク、ラテン、クラシックなどを織り込んだ多彩かつ無国籍な音楽が使用された。
文芸は当初、『リボンの騎士』などの脚本を担当した平見修二がメインでスタートしたが、2クール目から終了までは沖島勲がほとんどを執筆した。なお、本シリーズでは原話から演出家がダイレクトに絵コンテを描き、脚本を経ないケースが多かったため、「脚本」ではなく「文芸」ないし「ダイアローグ」としてクレジットしている。
TBS系列のテレビアニメでは最も放送期間の長い作品である。
まんが日本昔ばなし 2023 Vol 132 「桃太郎」 | まんが日本昔ばなし
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