Actress 女優

【スカッとする話】満員電車で隣にいた女が突然「コイツ痴漢!右手で触られた!」俺「俺の右手見てみ?」女「え?」→女絶句の結末に【修羅場】



【スカッとする話】満員電車で隣にいた女が突然「コイツ痴漢!右手で触られた!」俺「俺の右手見てみ?」女「え?」→女絶句の結末に【修羅場】

誰か助けてこいつ痴漢です朝の満員電車で
突然俺の隣にいた女が叫んだ女は俺の方を
睨みつけている俺は痴漢なんてしていない
完全に冤罪だなのに周りの人たちは俺が
痴漢をしたと思っているようで避難の目を
向けてくるどうしてこんなことになって
しまったのか頭の中が真っ白になり遠く
なる意識の中俺は昔のことを思い出してい
た小学生の頃俺は周りから気持ち悪いと
言われ続けていたそれにはとある事情が
あったのだが俺の力では通しようもない
出来事だった保育園に通っていた時は俺が
他の人と違うなんて気にならなかったし
周りの連中も気にしている様子はなかった
俺を見た親以外の保護者からは眉を寄せ
られることが多かった
けれどしかし小学生になるとだんだん周り
から阻害されるようになってしまう普通の
人とは違う俺を見てクラスメイトたちは
キモいと馬鹿にしてきたのだあまり自己
主張ができない子供だった俺は周りから
馬鹿にされても何も言い返せず俺の
大人しい態度が余計に事態を悪い方向へ
転がしたようだ友達な1人もできず学校に
いる時はずっと俯いてばかりだっ
たそんな俺にも天気が
訪れる小学4年生の時だクラス替えで
とある人物と同じクラスになったそいつの
名前はハルト今まで別のクラスだった俺で
も奴の存在は知っていたいわゆる陽という
やつでいつもクラスの中心にいるような
人物なのだ
優しくておまけにイケメン学年中の人気者
と言っても過言ではないそんなハルトが俺
の隣の席になりいつの間にかよく話す中に
なったのだハルト君あいつとは仲良くし
ない方がいいよなんでだよだってあいつ
キモいしどこがていうか誰と仲良くするか
は俺が決めるしあいつなかなか面白いやつ
だよお前も一度話してみたら
がそんな風に言ってくれているのを
たまたま聞いて俺は心の底から嬉しくなっ
ただけど人気者のハルトがなんで俺みたい
な嫌われ者と仲良くしてくれるのだろう
ずっと疑問に思っていた俺はある日勇気を
出して聞いてみたお前さクラスで1番に
早く来てうさぎの世話してるだろうえまあ
俺生き物が好きなんだたと思った世話の
仕方が丁寧だもんな俺の家もうさぎ飼っ
てるんだけど超可愛いんだよな俺うさぎが
めっちゃ好きでさそうなんだあんなに活発
なハルトが可愛いうさぎが好きなんて少し
意外だったけれど何を好きかはその人の
自由だしそれにハルトの話ぶりから飼って
いるうさぎをどれだけ可愛がっているか
伝わってくる愛情を持って大切に育ててる
んだなと思ったら思わず笑がこぼれたいい
よねうさぎめっちゃよなだよなでもこれ他
の連中に言うと男がうさぎ好きなんてって
バカにされるんだよでもお前はバカにしな
いって分かってた俺がお前と仲良くしたい
のはそういう理由だよそう言ってハルトは
とても嬉しそうな笑顔を見せたその後も俺
たちは交流を深めお互い1番の親友だと胸
を張って言えるような中になるいつしか
ハルトに感化された俺は根暗な性格からに
脱出していき学校でも笑顔を浮かべること
が多くなったそれを見た周りの連中も
だんだんと態度を難化させていった一部の
連中は俺を馬鹿にしたことを謝罪してくれ
て大人になった今でも交流が続いている
ハルトとはその後中学高校と同じ学校へ
行き大学は別々のところに行ったけれど
現在は2人とも地元企業に就職これから先
もずっとハルトとは仲良くしていきたい
そう思っていたある日のこととんでもない
事件が起きてしまったその日ハルトから
突然今から会えないかと連絡が来た彼は
事前にしっかり約束を取り付けるタイプな
のでこういった事態はかなり珍しいなん
だろうと思いつつ待ち合わせ場所に向かう
とどうやどうしたんだよそこには
泣きはらした目をしたハルトがいた
取り急ぎ近くの喫茶店に入り一目のつか
ない奥の席に座り事情を聞くハルトから
聞かされたのはとんでもない内容だった実
は痴漢冤罪にあってえこの前いつも通り
電車に乗ってたら突然隣の女が俺のことを
ちんだって言って違うって言っても誰も
信じてくれなくてついに今日女側の弁護士
を名乗る奴から訴えるって連絡が来たんだ
そういうハルトははかなり少水した様子だ
おそらくずっと1人で悩んでいたのだろう
ハルトはそんな卑劣なことをしないという
のはずっと昔から一緒にいる俺が一番よく
分かっているそれにこいつには大切な彼女
がいるんだみこさんはハルトとお似合いの
美人さんでハルトを支えてくれるとても
しっかり者の彼女だそんな大切な彼女を
裏切るようなことはしないもしこれが美子
にバレたら俺振られちゃうかもしれない
そんなことないみかさんはお前の味方だだ
けど怖いんだよもしものことを考えたら
眠れなくて痴漢男なんてキモいってみかに
言われたら俺一生立ち直れないよハルトは
自虐の笑を浮かべながら涙を流していた
そんな親友の姿を見て俺はとあることを
思い出していた高校生になる頃には俺の
ことを馬鹿にしてくる中もさすがに減って
きていただけど俺を一目見てキモいから
近寄んないでと言ってきたクラスメイトの
女子がいるこの女子はいわゆるヤンキーで
俺を見下し馬鹿にしては暇を潰していた
ようだそんなある日ヤンキー女子が俺に
襲われたと言って俺を犯罪者に仕立て
あげようとしたのだ警察に訴えられたく
なかったら慰謝料払いなどうやら金目的
だったようだがこの冤罪を晴らしてくれた
のがハルトだったのだ襲われたって言っ
てるけどいつどこで襲われたのえっと昨日
よふうん昨日の何時何時って夕方5時
くらいよみんなが帰った後教室で襲われた
のへえ昨日は俺と一緒に夜までずっと
カラオケに行ってたんだけどどうやって
襲うんだ当時ハルトと俺はクラスが別で
まだ入学して間もい頃だったこともあり
ヤンキー女子は俺とハルトが親友だと知ら
なかったらしいクラスでぼっち気味だった
俺に冤罪をかけるのは簡単だと思ったの
だろうハルトはヤンキー女子を完璧に言い
ま俺を守ってくれたのだ今度は俺がお前を
守る番だ俺はハルトの痴漢冤罪を晴らす
ことを決意したハルトは驚いてポカンとし
た顔をしていたが本当かあ絶対にお前を
助ける
ありがとうハルトが泣きながら俺の手を
握る俺の大事なこの優しい親友を
守りそして痴漢冤罪をかけた女は絶対に
許さない徹底的にやってやるその後俺は
ハルトに当時の詳しい事情を聞いたハルト
が乗っていた電車の沿線と時間車両を聞き
さらに女の見た目もこ細かく聞く痴漢と
騒がれた時の状況もハルトが覚えている
限りのことを教えてもらったそして
しばらくの間ハルトが乗っていたのと同じ
時間の電車に乗り女を
探す粘り強い捜索の会がありしばらくして
例の女らしき人物を発見そこからさらに
色々と調べて俺はとある計画を実行する
ことにした計画実行当日駅のホームの物に
隠れながら女が現れるのを待つ姿が見える
と素早く移動して自然に見えるような形で
女の後ろに並んだそして電車に乗り女の
左隣に立つ今日はかなりの満員電車で痴漢
冤罪行為を行いやすい環境だうまくいくと
いいがと不安に思いつつその時を待つ
そしてやめてくださ
突然女が騒ぎ始めた誰か助けてこいつ痴漢
ですそう叫ぶと俺の腕を掴む女その目は俺
をきつく睨みつけている周りの人たちも俺
が痴漢をしたと信じ切っている様子だこの
状況で俺はやってませんと言っても誰も
信じてくれない
だろうしかし俺には秘策がある俺が痴漢を
したって
そうよ知らばっくれないでよね俺はあんた
の左に立っていたということは俺が右手で
あんたを触ったってことだよなそうよ私の
お尻をあんたが触ったの女は自信満々に
言い放つ俺は笑いそうになるのをこらえて
女にこ告げたじゃあさ俺の右手見てみはえ
ダボっとした上着の裾をまくり女だけで
なく周りの人間にもよく見えるように右腕
を高く掲げる裾の中には俺の右手はなかっ
た俺先天的に右手がないんだよねこれで
小さい頃は気持ち悪いって言われたことも
あったんだけどそう俺が周りから遠巻きに
されていた理由がこれだ生まれた時から俺
には右手がなかった他人とは違う俺の右手
を周りは馬鹿にしたり気持ち悪かったりし
ていたのだだけどハルトだけは俺のことを
普通の人間として扱ってくれ
た左手の間違いよ左手はずっとつり革を
掴んでいたけど今日は満員電車だから
つり革を掴んでないと転ぶしね
えそれに俺はあんたの左隣に立ってたんだ
けど左手であんたに触るってどんだけ腕が
長いんだよ女の言い訳があまりにもお粗末
で思わず笑いながら言ってしまう
周知と怒りで女の顔が赤く染まったその
直後電車が駅に到着し停車女は人混みを
かいくりその場から逃げ去るとしたここで
逃すわけにはいかない俺は素早く女の腕を
つもうと左手を伸ばすがき話してこの男に
襲われるなおも自分が被害者だという風を
よいはじいもなく叫ぶ女しかしあらあなた
の腕を掴んでいるのは女よへあんたみたい
な痴漢冤罪をするやがいるから本当に痴漢
に合っている女性が迷惑してんのよ恥を
知りなさい俺の代わりに女を逃す前と腕を
掴んでくれたのは俺のすぐ近くにいた女性
の乗客だったすみませんありがとうござい
ますいいのよ首突っ込んでごめんなさいね
とりあえず一旦降りましょう誰か駅員さん
を呼んできてくれますか女性に協力して
もらい女を取り押さえながら駅に降りる他
の乗客が駅員を呼んでくれている間俺は
最後の仕上げに取りかかることにした
あんたさ俺以外にもこういうことしてん
だろうしてないわよ適当なこと言わないで
知らばっくれんなよこれあんたの
アカウントだろうななんでこれをそう言い
ながら俺が女に見せたのはとあるSNSの
アカウントだいわゆる裏垢というやつで女
が表だって言えないようなことを投稿して
いるアカウントを知ったのはたまたまだ女
の崇を調べていた最中何度か女と同じ電車
に乗ったことがあるその時女がこの
アカウントの画面で投稿しているのを
盗み見したのだ投稿内容を読んでみると
痴漢円剤で相手に慰謝料を請求して金稼ぎ
をしていたみたいだなあんた私のストカ
訴えてやるからどうぞご自由にその際は俺
も弁護士やとって対応させてもらうからさ
それにしてもひどいこと書いてあるな今回
のカモは素直に金払ったわラッキーとか
痴漢冤罪って最高に稼げる副業よねなんで
みんなやらないのか不思議とか女の顔色が
徐々に青くなっていく俺の話を周りの人
たちが女に避難の目を向け
た何の騒ぎなんかあの女が痴漢円剤で慰謝
料もらおうと金せびってるらしいぜ何それ
最低そこまでしてお金欲しいとか癒し
すぎるでしょうまるで乞食だな周りから女
を責める声が聞こえてくる同じ女として
恥ずかしいわあなたのやってることは立派
な犯罪行為よ本当にまるで乞食みたいね
いいえ乞食の方がまだ真しこうやって他人
に罪をかせるあんたは乞食以下よそうだな
あんたは最低最悪の人間だ俺の親友を泣か
せたこと一生後悔しろ悪が全てバレた女の
顔色は青を通り越して白くなっているその
後すぐ駅員が到着し悪質だと判断され警察
が呼ばれた女はフラフラとした足りで警察
に連れて行かれるまさか自分が捕まるとは
思っても見なかっただろうああいう人間が
反省するとは思えないが女のアカウントを
見るとどうやら普段は普通の社会人をやっ
ているようだ痴漢冤罪で金稼ぎをしていた
のは推しアイドルのグッズやチケットを
購入するためらしいしかし今回こうして
逮捕されたおかげであいつの会社にも連絡
が行くだろう
そうなったらただでは済まされないあいつ
のこの先の人生はお先真っ暗
だどん底まで落とされて自分のしたことを
一生後悔してほしいそれがあいつにできる
せめてもの罪滅ぼしだ全てが終わりハルト
に報告すると泣きながらお礼を言われた
その後しばらくして判明したことなのだが
女の弁護士を名乗った人物はどうやら女と
だったそうだ弁護士というのはもちろん嘘
で他にも余罪があったらしい女と共に逮捕
され現在は他の被害者からも訴えられて
争っている最中だとか本当お前のおかげだ
よありがとないいってことよ無事に解決し
てよかったよあの時は少水しきっていた
ハルトだが今はすっかり元通りだ結局全部
美子にバレてすごく怒られたよなんで私に
相談してくれなかったのってさ当たり前
だろお前みかさんをもっと信用しろようん
反省してますみこさんはハルトにこんな
ことを言ったそうだこの程度のことで私が
あんたを見捨てると思ったの私のことを何
だと思ってんのよなめないでよね私だって
東や君と一緒にその女に立ち向かったのに
みかさんは本当にいい女性だハルトとは
ずっと仲良くしてほしいと願っている俺の
ためにここまでしてくれるなんて俺はいい
親友を持ったな親友のためならこのくらい
別になんてことないさお前は今回俺がした
以上のことを俺に与えてくれた俺を言うの
はこっちの方だよ俺と親友になってくれて
本当にありがとう俺の言葉を聞いた瞬間
ハルトは大
号泣俺たち一生親友だからなそう言い
ながら俺に抱きついてくる
ハルト周りの目が痛いから話してほしいな
と思いつつ熱苦しい親友に俺は思わず笑っ
てしまっ
たこれから先もハルトに何かあったら俺は
今回と同じように迷わず彼を助けるだろう
ハルトが俺と仲良くしてくれたから今の俺
がある彼がいなかったた俺はずっと孤独な
人生を歩んでいただろう感謝してもしり
ない素晴らしい親友に巡り合えて俺は本当
に幸せ者
だ兄さんみたいな貧乏臭い人が親族だと
知られたら周りの貧を買うから明日の結婚
式には来ないでくれよ何せ大物
ミュージシャンのヒカルが来るんだからな
有名人がいっぱいいる会場でへへボボンな
兄さんがいたら笑い物になっちまうだろう
ご祝儀だけとっととよして明日は絶対に
来るな妹の結婚式前日議定から告げられた
言葉は衝撃的なものだっ
たそうねそれがいいわお兄ちゃんがいない
方が結婚式がになりそう実の妹とは思え
ない口ぶりの妹俺はこの悪魔のような妹
夫婦に落胆したことの始まりから話すこと
にしよう俺の名前は小林たしサラリーマン
で家族は同居している妹が1人両親は数年
前に多してしまって身はこの妹1人だ彼女
は大学を卒業してある化粧品会社で働き
始めたのだがコで出会ったある男性と恋に
落ちもうすぐ結婚する予定だ普通ならば
喜ばしい話なのだがこの妹の結婚が後に
大変なことになるのである妹の結婚相手は
森本弘樹と言って27歳ミュージシャンで
普段は音楽関係の仕事をしていると言って
いた彼自身も音楽事務所に所属しているの
だというこんにちはまみ
ある日の午後玄関の扉を開けて図々しく中
に入ってくる男こいつが婚約者の森本弘樹
だ妹と付き合い始めてからというもの勝手
にうちに上がり込んでは好き放題をするの
だ俺の会社は今年に入ってからテレワーク
の普及に力を入れていて俺は自宅勤務の
時間が多くなったそこにズンちゃちゃちゃ
ズンちゃちゃちゃ
からすごい音が聞こえてくる自称
ミュージシャンの彼は爆音で音楽を聞き
まくるのが趣味なのだたまりかねた俺は
仕事を中断し階段を登っていってあの近所
迷惑になりますからもっと音量を下げて
くれませんかそう言ってお願いするだけど
規定はへい
ヘイと軽くって結局元の爆音で音楽を聞き
けるのだいい大人が呆れてしまう何も
こんな男じゃなくてももっといい奴がいる
だろうにそう思うが妹本人はそんなことお
構いなしでやっぱり弘樹最高お兄ちゃんと
違って服もセンスがあるしくだらないこと
で怒らないしと彼のことしか眼中にない
ようだったこの議定の樹さんとは本当に馬
が合わないと思っているは俺のことを
見下しているようで断るごとに嫌味を言っ
てはつっかかってきた実は俺の所属して
いる音楽事務所あの大物アーティストの
ヒカルが社長の知り合いらしいんだよ事務
所の社長に今度俺が結婚することを報告し
たら来賓としてヒカルを呼んでもいいって
言われちゃってすげえだろ兄さんは
サラリーマンだから友達もしぼそうだよな
こんなことを言って笑ってくる
が仕切りに自慢しているアーティスト
ヒカルというのは3年前くらいから世界的
に有名になった男性の日本人アーティスト
だ元々自作のイラストに自分が作曲した
音楽をつけて動画として発表していたのだ
がそれがアメリカのピクチャー社という
有名なアニメーション会社の目に止まった
そしてその年公開のアニメーション映画の
エンディングに起用されることになり大
ヒット一躍世界を大表するアーティストと
なったのだ最近ではオリンピックの音楽に
も起用されたりしてとにかく若者に大人気
で知らない人はいないくらいの有名人だっ
たそんな人が自称ミュージシャンの議定の
結婚式に来るなんておかしいと思うのだが
議定は俺の疑いの目なんかお構いなしに
ベラベラとそのことを自慢し続けたいつ
まで立っても俺はどうもこの議定のことを
好きになれないそしてある日事件が起こっ
たのだそれは家で彼らが嬉しそうに式の
見積もり書を見て話している時だった
ちょうど仕事の休憩時間だったのでちらり
と覗いたのだがい
1000万円数字を見て絶してしまった
なんと結婚式の費用は1000万円を軽く
超えていたのだあお兄ちゃんいたのすごい
でしょあの超高級チャペルエクセレント
ガーデンよ弘樹が予約を取ってくれたの今
から楽しみだわ妹は嬉しそうに笑っている
いやいやそれどころじゃない
だろうだけどいくらなんでも高級すぎやし
ないか結婚式費用は普通400万くらい
だろすると隣で聞いていた議定はさも馬鹿
にしたような顔であああこれだから貧乏人
は分かってないなたった1人の妹の結婚式
だろそれにこの式は事務所の社長に相談し
て正式にヒカルを呼ぶことにしたんだ貧相
な式で品質を買ったら困るだろうがそう
言った費用の内訳を見てみるとお花だけで
200万円料理は1人3万円しかもゲスト
の数は200名規模だというのだこれは
最終的には1300万円くらい行くんじゃ
ないだろうか
この結婚式の費用を誰が払うんだよお前
たち貯金はあるのか心配になった俺が
問いただすとケ臭いこと言うなよ今はな
ブライダルローンっていうものがあるんだ
よそうそうお金を借りれば大丈夫なのあ
そういえば連帯保証人の欄にはお兄ちゃん
の名前を書いておいたから
よろしくはあ妹の言葉にハンマーで頭を
殴られたようになる俺勝手に俺の印鑑を
盗み出して結婚式用のローンの契約をした
というのだしかも1500万円もこんな
勝手なことばかりする男との結婚なんか
認めないぞ怒りに声をふわせて言うと
うるせえなお前が認めようが認めまが関係
ねえんだよ結婚式当日には大物ゲストを
呼んでるんだだからそれ目当てに来賓が
200名も来るんだよこれは絶好の
チャンスあのヒカルが来賓に来て祝事を
行ったとなれば俺たち夫婦の核の違いを
世間に見せつけられるっても結婚式には
報道期間も来るらしいから便乗して俺の
ミュージシャンとしての仕事や知名度も
増えるに決まってんだろさあさあ大学の
同級生たちに私が1番最初に結婚して
しかも芸能人と友達なことを見せつけて
マウント取りまくってやるんだから自分の
妹とその結婚相手のあまりの愚かさに
悲しくなってくる借金までして
1000万円を超えるような結婚式をあげ
ていいわけないだろうだけどその式は
すでに200名近くいる招待客のリスト
までできてしまったらしく本当に今更中止
することはできない状況だった俺はどう
しようかと思い悩む日々を過ごしていた
そして結婚式前日になって規定はことを
言いした兄さんは明日式に来ないでくれよ
は来ないでくれだと一方的に話す議定の
言葉にア然とする兄さんみたいな貧乏臭い
人が親族だと知られたら周りの品を買う
からよ何せ大物ミュージシャンのヒカルが
来るんだからな有名人がいっぱいいる会場
でへへボンボンな兄さんがいたら笑い物に
なっちまうだろ義だけとっととよして明日
は絶対に来るなあと結婚したら俺たちだけ
で暮らしたいから兄さんは荷物をまとめて
明後日までに出て行ってくれ何勝手なこと
を言っているんだ失礼にも程がある人に
1500万円もの借金をさせておいてどこ
までも俺のことを見下した調子の議定蝶が
煮えくり返りそうな怒りを感じながら抗議
したが相手は式の準備が忙しいと言って妹
と一緒にしまった1人残された家の中暗い
部屋の中で俺は頭を抱えたあの妹夫婦が
今後ミュージシャンとしてやっていけたと
してもお金を返すかどうかわからない
1500万円もの借金の保証人にされて俺
はこの先お先真っ暗だだけどだけどどうし
たらいいんだ悩んだ挙げ句荷物をトランク
に詰め込んだ幸い結婚式に合わせてったを
取得していたためにしばらく仕事は休みだ
もう全てが嫌になった俺は荷物をまとめて
家を出た真っ暗な夜道には冷たい風が
ビービーと吹いていた次の日の午後
プルルルル寝ているとスマホが激しくなっ
た出てみるとおい兄さんあんた今どこに
いるんだよ議定の声だえっとここは
飛び出して当てもなく彷徨ってやってきた
土地すぐには名前を思い出せない俺が
もたもたとしているといいから早く式場に
来てくれ聞いた話なんだけどあんたヒカル
の高校の同級生なんじゃないか事務所の
社長があんたがいないなら式に出ないって
今日になってヒカルに断られたって言って
たぞそのせいで会場は大騒ぎだその言葉に
えそうなのそうかでも俺は式場には行け
ないんだどこにいるのか思い出したよ今ね
下島っていうところにいるんだ沖縄の宮島
の近くのはあ沖縄だとなんでそんなところ
にいるんだ驚いている規定それは昨日家を
出てプラプラしてたら親友のヒカルから
電話があって君たちに結婚式への出禁を
食らった話をしたらじゃあ俺も式に出ない
ことにする暇になっちゃうからよかったら
プライベートジェットで沖縄の離島に遊び
に行かないかと言われて連れてきてもらっ
ちゃ
俺が話した事実に議定は驚愕しているそう
ヒカルのジェット機で下島まで到着した俺
は海辺に座っているうちにうとうとと寝て
しまっていたのだっただけど分かった
分かったよ兄さんほ本当に友達だったんだ
なだけどもしよかったらヒカルさんから俺
たち夫婦に祝電で一言もらえないだろうか
今一緒にいるんだろうこれだけ来賓を集め
ておいてゲストは来ませんでしたじゃ
済まされねえよ泣きそうな声で叫んでいる
議定するとさっきから俺の横で話を聞いて
いた霊の有名人ヒカルが口を挟んできた
いいですよそうだ今日は結婚式には行くの
はやめたけどオンラインでお祝いの
メッセージを送りましょう会場の
スクリーンに僕の自撮りを移すことができ
ますかすると議定はまるで神でも現れたか
のように喜んだえあまあそれならたちの面
も立つしお願いします議定は急いで結婚式
上のスタッフにヒカルの言ったことを伝え
たするとまた琢に準備がなされ結婚式上の
大型スクリーンはヒカルのタブレットと
中継で繋がるようになった俺もヒカルの横
から彼のタブレットに映し出された会場の
様子を眺める来客は200名以上と言って
いたが実際に見てみるとびっくりするよう
な盛大な結婚式だ中には俺でも名前を知っ
ているような芸能人インフルエンサーそれ
に報道機関っぽい人の姿まであった
なるほどこれでこの式の大物ゲストである
ヒカルが来なかったら騒動になるわけだ
きゃあヒカルすごい本物だ結婚式上の画面
に映し出されたヒカルの姿に会場中の来賓
が声をあげて喜んでいるみんが彼の話す
一言を聞き逃すと画面に釘付けになって
いるようだ会場がオンラインでちゃんと
繋がったことを確認するとヒカルは沖縄の
美しい海をバックに殺そと話し
始める皆さんこんにちはヒカルです今日は
会場に行けなくてごめんなさい実は外せ
ない用事があって今日は沖縄の下島に来て
いますでもこうやってオンラインで
メッセージを送りたいと思いますヒは妹
夫婦に向かっって簡単なお祝いの言葉を
述べた会場からは盛大な拍手が聞こえるお
祝いの言葉を聞いた妹夫婦は満足そうに
笑っている彼らが仕切りに話していた豪華
な結婚式で大物ゲストに祝事を言われる
来賓たちに自分たちの核の違いを
見せつけるが実現したのだからもう天にも
登る心地だろうはあやれやれ愚かな妹夫婦
の花々姿を見て俺は落胆したところが
ヒカルは祝いの言葉の後にこんなことを
言い始めた実は今日僕が会場に行かなかっ
た理由も皆さんに説明しておこうと思い
ますそれは大親友である小林たけし君神父
のお兄さんが会場に呼ばれなかったいや
それどころか結婚式に出禁にされたから
です彼の言葉に驚く俺だけどもっと驚いて
いるのは会場の来たの方のようだえどう
いうこと新婦にお兄さんなんていたの出禁
って何があったんだそのせいでヒカルが来
なかったってマジ嘘でしょ生で見たかった
のに会場は前としているタブレットに移る
議定と妹にちらりと目をやるとさっきまで
の調子の良さはどこへやら打って変わって
青ざめていただけどヒカルはそんなことは
お構いなしで話し続ける実は俺高校の時は
全然目立たなくて音楽を作ったり絵を描く
ことしかできないオタクでクラスでも
いびられていたんです友達も1人もい
なかったでも偶然美術の事業でたけし君が
僕の絵をすごく褒めてくれてそれから大
親友になりました実は自分を書いた
イラストに音楽をつけて動画にしたらと
提案してくれて最初のヒット作の動画を
手伝ってくれたのもたけし君なんです会場
からは初めて打ち明けられた彼の身の上話
に共する声があついだだからたけし君がい
なかったら僕の動画がアメリカでヒットし
てアーティストとして成功することは
なかったでしょう彼は今でも動画政策の
手伝いをしてくれるし制作に行き詰まった
時に相談に乗ってくれる大切な親友ですだ
けどそんな僕の親友のたけし君に対して
今日の新郎新婦さんはひどいことをしまし
たちょちょちょちょっと待ってください
それはそのこれはまずいことになったと
思ったのか会場では議定が慌てているだ
けど会場の誰もがそんな議定のことはどう
でもよくて完全に無視しているたけし君の
名前で勝手に1500万円ものブライダル
ローンを組んで挙げ句貧乏人だから来るな
と式に出禁にしたんですしかも結婚したら
一緒に暮らしたくないと言って家から
追い出してしまったんです僕はどうしても
許せないだからの結婚式には参加しない
ことにしたんですこの言葉に会場は大騒ぎ
だ兄さん2500万円も借金させて結婚
なんて信じられないなえマジまみったら
LINEでは彼と一生懸命に働いて貯めた
お金で挙式しますなんて言ってたじゃん嘘
だったってことふざけんな弘樹のや自分は
優秀だから20代で5000万貯めた結婚
式なんかキャッシュで払えるって自慢して
たけど全然話が違うじゃねえか会場の来賓
たちはヒカルの打ち明けた暴露話にかなり
怒っているようだ新郎神父への祝いの場は
打って変わって彼らを避難する場に変わっ
てしまったそれはそのですねあの実はその
えっと
えっと議定はなんとか言い訳を探している
が言葉も出てこないらしいその後も事態は
収集せず結局新郎神父は公衆の面前で大恥
を書いて挙式は終了したしばらくして俺は
弁護士に相談して例のローンについての
無間代理であることを証明したローン会社
は妹夫婦に対してのローンの一括返済を
求める事態となり立ちまち妹の新婚生活は
どん底に落とされた議定は音楽事務所も首
になってしまったようだ妹夫婦は結婚前は
あんなに仲が良かったのに結婚式でのの大
失態と借金返済の困窮のため今では喧嘩が
耐えないらしい一度近所の人が心配して
警察を呼ぶ時代にまでなったというから
大変なことだ俺はと言うと妹夫婦とは完全
に縁を切ったそしてヒカルが主催した
パーティーで出会った女性と仲良くなり
交際しているんだ彼女はアメリカで活躍
するスーパーモデルで俺自身も今は
アメリカに渡り今はそこでネットの仕事を
してい
また大親友のヒカルとは今までもこれから
も何でも話し合えるベストパートナー
[音楽]
だ守るのくせに生意気なんだよお前の愛紗
ボコボコにしてやったからな会社の先輩で
ある宮野さんがにつきながら俺に向かって
って言い放つ宮野さんは俺のことを嫌って
いて前から嫌味を言ったり嫌がらせを
繰り返したりとかなり厄介な人だった
けれどまさかここまでするとはそもそも彼
が俺を嫌っているのには理由があるんだ俺
は現在とある筆記用具メーカーに務めて
いるそこまで大きい会社ではないけれど
左利き専用の筆記用具を販売している
ちょっと変わった会社だ近年は手が不自由
な人向けの商品も販売しているどれも自社
開発でかなり評判がいい昔は一般的な文具
メーカーだったのだがある社員が左利き
専用の筆記用具を開発して販売したところ
これが大ヒットとなったのだそこから我が
社はちょっと変わった文具メーカーになっ
た実は俺も左利きで小さい頃から我が社の
引き用具を使っているこの筆記用具の
おかげで今まで特に不便もなく過ごせてき
た俺にとってこのメーカーは恩人のような
存在であり憧れのメーカーだったのだだ
からその会社に就職できた時は本当に
嬉しかった世間では左利きの子供は小さい
頃に右利きに強制されることも多いそうだ
が俺は強制されることもなくそのまま
大きくなったなんと母親は俺の左利きを
強制するどころか左利きであることすら
知らなかったのだそれには理由がある
母は子供の俺ではなく浮気相手を構うのに
忙しかったからだ無だった父はあまり家に
帰ることができずその隙に母は浮気を
繰り返していた物心ついた時からそんな
家庭環境だったので母が家にいるのが
当たり前だと知った時はかなり驚いたのを
覚えているしばらくしてそんな母は俺と
父親を捨てて浮気相手を選んだ離婚する時
母は父にこんなことを言ったそうだ私が
浮気したのはあんたのせいあんたが仕事
ばかりで私を放置したから私は寂しくて
浮気しちゃったのよだからあんたは私に
慰謝料を払う義務があるのこの言葉に父は
わずかに残っていた情が綺麗さっぱり消え
たそうだ当時はまだ小さかった俺もあまり
にも自分勝手な母に何を言ってんだこの人
と呆れた記憶がある母が真を得することも
できたが俺は自らの意志で父についていく
ことを決めた父さんは忙しいから俺が家の
ことをやるよ父さんは安心して仕事に行っ
てきて何生意気なこと言ってんだこれから
は2人で支え合って生きていくんだぞ激務
の仕事の傍俺の面倒を見るのは大変だった
だろう俺を引き取ってくれた父には感謝し
てもしりないもしあの母親に引き取られて
いたら俺は確実にぐれていただろう
でも父のおかげで道を外れることもなく俺
はスクスクと成長した両親が離婚した
ばかりの頃は小学生で母親がいないなんて
変な家と同級生から馬鹿にされたことも
ある俺を馬鹿にしてきた連中とは中学も
同じだったので中学生になってもからかわ
れ続けたそのせか小中学校での友達は
少ないからかい方が同行して嫌な思いを
することも多かったけれど忙しい父に余計
な心配をかけるわけにはいかなかった俺の
家のことをろに知らないのに馬鹿にして
くる奴なんて俺の表面しか見てないんだ
そんな奴らに負けるわけにはいかないそう
決意していくら周りから馬鹿にされ見下さ
れようと決して負けることはなかった不
登校にならずに住んだのは不幸中の幸い
だろうその後中学を卒業し高校へ進学高校
の時もあの人母親がいないんだってと少し
だけひそひそされることはあったけれど
小中学校時代よりかなり真しだったそして
無事に大学へ進学大学ともなると全国各地
から色々な奴が集まる俺と同じように母親
がいない人も珍しくなく誰も偏見の目で見
てくることはなかった大人になれば不家庭
を変な目で見てくる人もいなくなるんだな
あれは子供ならではのことだったんだなと
納得するいつの間にか俺は不家庭という
ことを忘れて楽しく過ごしてい
たそして大学卒業後憧れの文具メーカーに
就職そこで俺は会社の先輩である宮野さん
に出会う宮野さんの家はかなりのお金持ち
で彼はいつも上等なスーツと高そうな
腕時計を身につけていたえ君って毎日お
手性の弁当を持ってきてるのなんで買えば
いいのにもしかして弁当も買えないほどお
金ないの金持ちを花にかけてはこういう
発言をして周りを煽るのであまり職場の人
たちからは疲れていないだけど仕事は
できるので無気にすることもできないしと
いった状態なのだ俺この前の連休はハワイ
に行ってきたんだストレス発散にブランド
店で爆quiteしちまったよお前はどこ
に行ってたんだえっと特には近くにある
ショッピングモールに行ったくらいですか
ねショッピングモールあんなとこ人が多い
だけで何も楽しくないだろう連休に旅行に
行けないなんてお前相当貧乏なんだな
かわいそうに宮野さんは好きあらば俺を
貧乏人扱いしていじってくるカチンと来る
言い方だが別にいつもというわけではない
し仕事をしている最中は頼れる先輩という
感じだったしかしある日何かの話の流れで
お互いの家族の話になったその時俺は父親
とどこそこへ行ったとか父親と結構仲が
いいんだなと思われるようなエピソードを
話した守ってかなり親と仲いいよな反抗機
とかなかったわけいやうちは父親が男で1
つで俺を育ててくれたから反抗するのも
申し訳ないっつうかへえまあ話聞いてる
限り父親もいい人っぽいよな仲のいい家族
で羨ましいよとその時は当たり障りのない
話をしていたのだがこの日以降宮野さん
からの当たりがきついものになっていった

だお前って不家庭だったんだな母親がい
ないとか昨日不全家族ってやつじゃねえ
お前にけがさしたから母親が出ていったん
じゃねあああかわいそうに母親が出て行っ
たのは浮したからとは言えず俺は何も言え
なかったそれからも俺の不家庭を馬鹿に
する発言を繰り返す宮野さんそこから
だんだん嫌味がひどくなっていき俺のやる
ことなすこと全部に文句を言ってくるよう
になったのだおい守るお前このデータ
間違ってるぞえこれは俺の担当じゃまく
これだから不家庭はよあまりにも当たりが
強いので俺がうに何か失礼なことをしたの
ではと疑問に思い同僚に相談したことが
あるすると同僚はこんなことを教えてくれ
た宮野さんの家ってかなり家族中が悪い
らしいんだよえそうなの父親も母親も外に
愛人作ってるのに世間定があるから離婚し
ないんだってさ家族仲が悪いからお前
みたいな家が羨ましくて嫉妬してるんじゃ
ないのか同僚の測は当っているのだろう
宮野さんは断るごとに俺が不家庭である
ことを馬鹿にしてくるいくら嫉妬している
からと言ってもここまで辛く当たる
なんて最近は宮野さんのせいで精神的に
追い込まれてしまいぐったりしてしまう
毎日だだけどこの会社は俺が憧れて入った
文房具メーカーだここで働くのが夢だった
のに宮野さんの嫌がらせくらいでやめる
わけにはいかないそんな俺のが宮さんの
嫌がらせを加速させてしまうそんな悪循環
にどうすることもできず俺はただ黙って
耐えるしかなかった憂鬱な毎日だった
けれど仕事を続けるのにはもう1つ理由が
あるお金を貯めてとある車を購入するため
だ俺が小さい頃父親がその車が出てくる
テレビ番組を見てこんなことを言った
こんなオープンカーに乗ってをったらさぞ
気持ちいいだろうな心底を羨ましそうに
そういうので俺は思わずこんなことを
口ばしていたじゃあ僕が買ってあげるよ
一緒に乗ろうふふ本当かいうん男同士の
約束ねでも父さんは女子席だよ僕が運転
するからねはははそうかそうか分かったよ
楽しみにしてるなそう言って俺の頭を
撫でる父親はも嬉しそうに笑っていたその
時の父の笑顔が忘れられずあのオープン
カーを買うのが俺の夢の1つになっていた
のだそしてこの度めでたく予定金額が
溜まったので憧れのオープンカーを
購入高級会社なので貯金はかなり苦労した
けれどようやく手に入れた喜びで
舞い上がっていた嬉しさが我慢できず思わ
ず同僚に自慢してしまうよかったなって
いうかお前って本当に親高校だよな俺も
見習わないといやあの車は俺も乗ってみた
いって思ってたし別に親高校ってわけじゃ
ないよ若干照れながら同僚と話す俺の方を
じっと見る宮野さんの視線に気づくこと
なくその翌日昼休みも終了間際になったの
で自分のデスクに戻ろうとするしかし俺の
目の前に宮野さんが立ちり俺がデスクに
戻るのを邪魔したあの何かようでしょうか
ああちょっと会議室に来てくれないかそう
いう宮野さんの顔はなぜかニヤニヤと笑を
浮かべている俺は一体何だろうと疑問に
思ったがそのまま近くの会議室に連れて
行かれたこの窓からうちの駐車場がよく
見えるよなほらあれ見てみろよそういい宮
さんが指を刺した方向には俺が憧れていた
高級会社が止まっていたしかしその車は
遠目から分かるくらいボディがへこんで
いるではないかあれはお前あの車買っ
たって言ってたよなすまんな足が滑って
あの車を蹴っちまったんだいや単純に蹴っ
ただけではあんなにへこむはずがない
明らかにわざとボコボコにしたと分かる
へこみ方だった俺が宮野さんの方を
振り向くと彼の目には薄ぐらい感情が宿っ
ていたていうか守るのくせに生意気なんだ
よ高級会社に乗るとか貧乏な不家庭のくせ
によ身のほど知らずがお前にはボロボロの
軽自動車がお似合いだよそう言いながら
バンと机を叩く口を聞けば父さんが父さん
がってうるせえんだよファザコンか気持ち
悪い同じ空気吸ってるだけで不愉快だ
さっさとこの会社やめろよじゃないと
もっとひどい目に合うぞそれは遠回しに
辞職しなきゃ今後もひどいことをすると
いう宣言だろうかこれは脅迫とも取れる
発言だそれとそもそも俺はファザコンでは
ないとまあ色々と言いたいことはあった
けれど宮野さんに最も伝えなければなら
ないことがあるそれはあのあの車俺の車
じゃないですへえ形は似ていますけど俺が
買ったのは別のシリーズです俺の車は半年
後に納車ですよその言葉を聞いた宮野さん
はポカンと口を開け負けに取られた表情を
していたえじゃああの車は多分ですけど
専務の車じゃないですかそういった直後
部屋の外が一気に騒がしくなった俺の車が
ちょっと目を話した隙にボロボロになって
いた誰が事情を知っているやはいないかあ
専務俺事情を知ってますこちらに来て
ください専務の怒りの声を聞いて宮野さん
の顔が青く染まる宮野さんが動揺して動け
ない一瞬の隙をついて俺は部屋の外に出て
専務を呼び寄せたちお前何してこの人が
犯人です先ほど自白しました宮野さんに
言い訳する暇をえず俺は専務に事実のみを
伝えるすると専務は怒りで顔を真っ赤にし
ながら宮野さんに詰め寄った守る坊っ
ちゃんが言ってることは本当かま守る坊っ
ちゃん本当なのかと聞いているひひ本当
ですすみませんでした専務の見幕に反なき
になりながら宮野さんは即自分が犯人だと
認めたもちろん修理費は請求させてもらう
からな高級会社だ費用は貴様のボーナス
だけじゃ足りないだろうな覚悟しておけそ
そんな寺田さん落ち着いてまた血圧上がっ
ちゃいますよですが坊っちゃん坊っちゃん
呼びはバレちゃうからやめてくださいって
言ってますよねああもう宮野さんに聞かれ
ちゃったじゃないですか宮野さんは半なき
になりながらもどういうことだと視線で
訴えてくる聞かれてしまっては仕方ない俺
は宮野さんに全ての事情を明かすことを
決めた専務が俺をぽっちゃんと呼んでいた
のは何を隠そう俺が社長の息子だからだ父
は俺が左利きだと知り自分の息子のために
左利き専用の筆記用具を開発それを
売り出したら大ヒットしてその功績を認め
られ昇進したのだその後も懸命に仕事に
励みトト拍子に昇進とうとう社長まで
登り詰めたのだった父が忙しかったのは
昇進し続けたからで俺は忙しい父の背中を
見ていつか父さんが勤めている会社で働き
たいと思うようになる俺がこの会社に入る
直前父が社長になったので父さんが務めて
いる会社から父さんの会社になったのだが
ちなみに専務は父さんから息子が俺のため
に車を買ってくれるんだと散々自慢されて
その車に興味を持つようになり似たような
形を先購入したらしい専務は元々車好きと
いうこともありコロコロと車を変えていた
のだがまさかそれがこんなことになるとは
俺から全ての事情を明かされた宮野さんは
呆然とした表情を浮かべていたじゃあ俺が
馬鹿にし続けていた相手は社長とその息子
だったってわけかバカにしていたどういう
ことです坊っちゃん
えっと専に軽く事情を
とをきとり上げ宮さんにこう告げたこの
ことは社長に報告する社長は坊っちゃんの
ことを一社員として普段は公平に扱って
いるがパワハラとなれば話は別だパワハラ
じゃないですいいやお前がやってることは
立派なパワハラだ坊っちゃんがその気に
なって訴えれば勝てるぞおってさを伝える
今日は帰りたまそう言われてんはとした
足りで会議室を後にしたその後宮野さんの
処遇が決定した今回の出来事は役員に重大
事件と受け止められたようで宮野さんは
攻殻と厳重処分の上田舎の子会社に左遷と
なったしかも今回の件はすでに子会社に
知られていたらしく作戦された直後から
宮野さんは職場の人たちから遠巻きにされ
ていると聞いた周りから嫌われ職場に居
場所はなく宮野さんが辞めるのは時間の
問題だろうそして俺は全て終わった後に
父親である社長からこんなことを言われた
役職が上になればああいうやからは珍しく
ないこのまま行けばいずれ昇進するだろう
から対人関係をうまく乗りきる練習をして
おけよ父からのアドバイスを受け単に仕事
に励むだけでなく対人関係も学ぶ必要が
あると考えたそのために近いうちに営業部
への転属願いを出すつもりだうちの会社は
接収性ではないので俺が社長になるには
かなり努力しなければならないがいずれ
かっっこいい父のようにバリバリと働き
会社を動かす立場になりたいそんな夢を胸
に俺は今日も仕事に励んでいる
[音楽]

※ナレーションが不要だと感じられた方はミュートにしてお楽しみ下さい。
※動画の再生速度は右上の設定から変更可能です。
※当チャンネルの動画に登場する人物は仮名です。実際の人物や地名とは関係ありません。
※当チャンネルのストーリーはオリジナルです。
二次利用、複製、無断転載等の行為は固く禁じております。

#感動する話,#朗読,#スカッと感動,#泣ける話,#ほっこりする話,#猫,#スカッとする話

Write A Comment