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まんが日本昔ばなし 2024 Vol 2161 干し葉のおじや (ほしばのおじや)



まんが日本昔ばなし 2024 Vol 2161 干し葉のおじや (ほしばのおじや)

わしゃやる
ぞ昔ひの山の深い山奥に咲という男が住ん
でいました咲は小さい時から掘りが上手で
それを街へ持っていっては売って暮らし
立てておりまし
たある年のことでし
た咲は町へ出て一旗あげようと堀道具を
背負って旅へと出かけまし
たところが生まれて初めての旅なので体操
孫つき尾の国では持っていた旅費を
すっかり使い果たしてしまいました
の支払いも困った咲は事情主人に説明し
何か仕事をさせてほしいと頼みまし
たようわかったそれじゃあ宿台の代わりに
何か掘ってみ
なせありがとうございますそれじゃあ
早速咲はその夜部屋に閉じこもると
コツコツと物を始めまし
たそうして次の日の朝掘り上げるた掘りも
を主人の前に差し出しまし
たなんとこれは立派な
木が手元になかったもんでこの部屋の
大黒柱をくり抜いて使わせてもらいました
どうぞお許し
くだせ大黒柱をくり抜いたと
[音楽]
ななんともなっとりゃせんぞいいや
[音楽]
ここれ
は名人じゃ明人の仕事
じゃ咲の腕前にすっかり驚いた宿戸の主人
は咲に日光東小宮の造影に参加することを
進めましたそうして兼ねてからの知り合い
である日本一の領郎に
書いてやりました咲はその紹介所を持って
日光へと向かいました
[音楽]
ふお前の1番得意なのは何かなわしにそれ
を見せてくれはい私は掘りもしかできませ
んので心を込めたものを作りたいと思い
ますどうか丸3日ほど顔をくだせ
うん
よかろうその夜から咲は頭領の仕事場を
借りて3日未晩一水もせずに掘りもを掘り
続けました
そうして3日目の

うわ
は見事じゃ
咲の掘り上げた仁王様はまるで生き物の
ようにそれはもう見事なものでし
た弟子たちを始め頭領のジゴ郎もしばらく
はただ黙ってじっと眺めているばかりでし
[音楽]
た左五郎に腕前を認められた咲は頭領の
片腕となって東小宮の造影に参加すること
になりまし
た私は竜をほろお前は三門の猫を惚れはい
力いっぱい掘らせていただき
ます早速増援の仕事は再開されました飛の
男咲はこれが自分の生涯の仕事と思い力
いっぱい掘り続けました
[音楽]
毎日毎日掘り
続けやっとのことで3門の猫は掘り上げ
まし
たそうして頭領や他の弟子たちの仕事も
無事終わり造影の仕事は完成しまし
た役人の文もありのは褒のをいいてごげ
でし
た皆のご苦労であっ
た今日は大いに飲んでくれはい
おじ
どこへあどうしたどうした腰
かご
下げて
はい
はいのその夜はみんな大いに羽を外してお
酒を飲みまし
たそうして森沢さんのご馳走にもほとんど
手をつけずぐーぐー眠ってしまったそう
ですところがその翌朝
おいみんなきろじゃなんじゃどうしてん
じゃ
何事見てみごそがこんな

ああおめえが食べたんじゃろうがいやいや
わしじゃないわしじゃ
ないほとんどつかだったごや魚がのうちに
食いかけているのでしたそれじゃ一体誰
じゃジゴ郎はのみと木槌を持つと三門へと
向かいました
[音楽]
[音楽]
[音楽]
そうして一等の元に眠り猫にしてしまい
まし
た左銀五郎
先生咲はあまりの腕のすごさに感じ入り
ふぶかと頭を下げまし
た咲きよお前は優れた真の名人
じゃこれよりわしの名をとってひのジゴ郎
と名乗って良い
ぞはいありがとうござい
ます咲の掘った猫はあまりの息の良さの
ために夜中に門を抜け出してごや魚を食べ
たのでし
たそうして左ジゴ郎の手で一等のもに
眠り猫にされてしまった猫はそれからは
日光東小宮の眠り猫として体操評判になり
まし
[音楽]
たそれにつれてひの五郎の名前も大変有名
になったということです
[音楽]
[音楽]
昔博多のある寺に体操得の高い船外という
尚がおられたそう
な船外将は絵や書を描くことにそれは優れ
ておったから色々な人が敷や短冊家塾など
を描いてもらいに集まってくるのじゃっ
[音楽]

よし
はおし様私にも1つお願い申します
王将さんがちょっとの間にサラサラっと
書いた絵アラジをなんであげにありがた
がっとるんじゃろう
な見事なもんじゃ
はああれくれの絵おらだってかけるわこら
木米なんでそんな負けてばかりいるんじゃ
とっとと草むしりせんかいなんじゃい自分
は木の上でかっこいい仕事場しとってらに
は骨の折れる汚なかことばっかり
押し付けるんじゃからなんじゃともう一度
言ってみしまの癖し
てしまだって木の枝ぐらい切れるわいよく
見てるがええだ
ちあいこらやめろやめろやめろ
たらやめるんじゃこのアホだな
はああ
親方ああいててて大丈夫か
方はあれ
ありゃなるほど
本人おかしげな格好
じゃわろとる場合か王将さんの大切な告の
気はなにしてしもうて
このこれこれれ暴力はいかんぞあおひ様
失敗は誰でもあることじゃ許してやり
なさいえしかしせっかく成されとるもんを
こやつわ何枝はまた伸びるそれより親方
どこも痛めなんだかなええ大丈夫ですけ
飛んだ恥ずかしかとこも怪我がなければ
何よりじゃあまり腹を立てんと体にろじで

ええ怒りたくはねえんですがこいつと来
たらおい子じゃけみっちり仕込んじゃろう
と思っとるのに楽することばかり考え
ちょってらあ誰だって楽して金儲けしたい
わいおらもう焦げなきつか仕事はまっぴら
じゃおい待って木米あいいていて無理せん
とゆっくり休まっしい僕なでし
たいなんぞええことはないもんかな
ありがたやありがたややっと念願がかの
たいああ
あもしもし旦那なんじゃなおしさんにジバ
書いてもろうただけでなんでそれにありが
がるんですそりゃこんだけ上手に書かれた
もんば飾り座敷がガンと引き立つじゃろう
がへえそんなもんですかいなそれに特の
高か船外おさんのエを毎日眺めとったらお
さんの特に
注文
じゃ尚さんの得にれるとひゃあこりゃええ
こと聞いた
ぞけどなんぞレオせといかんじゃろなあ
旦那金がかからんと尚さんの喜ばれるもん
は中でしょうかうんおしさんは北谷の山芋
が体操気に入っとられるいうことじゃが
山芋とね
それならいくらでもほれる
わいというわけで木は早速次の日の朝早く
北谷へと出かけていっ
[音楽]
た山芋
山芋おさんは山の芋が大好き
じゃあったあれは山芋のじゃ
[音楽]


[音楽]
よいしょよし外将にかって楽にみんから
ちやほやされるならこんな結なことはない
そう思った木は日頃の怠け癖もどこやら
あっちこっちの山の中を駆け巡って大きな
山芋を探しては掘っ
[音楽]
たえだいぶ取れたぞ
[音楽]
始めた頃木はたくさんの山芋を担いで山を
下り外将の寺へと向かっ
たじゃが芋掘りで疲れている上に思いこ
包みを担いで歩くのだから容易なことでは
なかった途中何度も休みながらようやく寺
の門までたどり着いた時には日はとっぷり
とくれておった疲れた疲れた
やも掘り
も苦労なもんじゃさて
とおしさんに持っていくかん待てよおら朝
早から丸1日かかってこの芋をほったそう
して何気ししここまで担いできたじゃが
おしさんが塩かくんはほんちょっとの間
じゃこりゃなんか裏がつまらんめみちる
全部尚さんにやることはなかこれくらいで
上等
上等お尚さん尚さんのすいてござるやいば
持ってきまし
たはてあれは植屋の若いもんの声じゃが
そうか何か書いてもらいにきよったな
おう尚さん北谷の山芋でしたい
ほほほれ1日がかりでほったとです立派な
山芋でしょう
が1日で3本かの
はお前のような若いもんならもっともっと
掘れるじゃろうがそうそうそりゃ
お前山いも半分減らしとろうがええそんな
ほらそげなことしとらんで隠してもわしに
はちゃんと分かっとるんじゃ本当のところ
言うてみおらおら山芋も掘るに1日中骨
おったけどおしさんがかかっしゃるんは
ちょこちょこっとでしょうが全部やるた
馬鹿らしい重たとですうん
ふなるほどのそれならお前にちょっと見せ
たいものがあるついておい
[音楽]
でここ
[音楽]
[拍手]
[音楽]
じゃこは一体何
ですわがのにつこうた保護
者わしがお前にちょこちょこと書いてある
文字へえはなもう60年も稽古しとる
よ60
年それも1日として筆とらん日のないごと
稽古ばしてきたその証拠がこの保護体お前
や1日かかって甘もほったけに馬鹿らしか
言うとったなえいえええもうそげ
な木米は大慌てで取って返すと隠しておい
た山芋を差し出したのじゃっ
たわしの勘は見事に当たったわいそれにし
てもよい
じゃこれで鉱物の山芋がたらふく食えると
いうもんじゃ
[音楽]
それからというもの木米は骨惜しみせず
仕事に励むようになりやがて腕の良い植
職人になったということじゃ
[音楽]
[音楽]
はるか昔のこと
じゃ岐阜の吉田川をずっと遡った奥宮の
大池
に仲間からはぐれたメの牛鬼がただ1匹
住んでおったそう
な牛鬼にはもう随分長い間話をする相手も
大好きな相撲をってれ相手もなんだそう
なそんな毎日は力も寿命も限りのない牛人
にとって体操辛い寂しいものじゃった力が
あり余って腕が傷ついて傷ついて仕方のて
もいつも1人相撲を取るしかなかっ
た何をする気力もなくした牛には住んで
いる池のれももせずあれるに任せて
ぼんやりと日を送っておっ
たそんなある日のこと牛は耳よりな噂を
聞いた近子の名あ池や淵の主たちが近くの
寺屋社に上がって収まるのが流行っておる
というのじゃそれなら吉田川を取り仕切る
竜宮ブの主ももうおるまい
これでわしの思うままじゃたまには人間と
相撲の1つも組める
じゃろうそう思った牛は長年住みられた
奥宮の池を後に喜びいんで川を下っ
たところが竜宮まで来てみると竜はまだ
そこに住んでおっ
た仕方なく牛鬼は一層竜に話しかけて
みようと思った
しかし竜には石場の淵に住む親しい仲間が
おったの
じゃ当が外れた牛には仕方なく竜に気づか
れぬようそっとその脇を通り抜けると日田
の淵まで下っていっ
たやっとのことで相撲が取れそうだと
嬉しくなった後ろにには人間の通りかかる
のを今か今かと待ち構えた
じ助け
てじゃが角を生やした大きな牛鬼を見た
村人たちはいや助け
て恐ろしさに腰を抜かしとても相撲には
ならなんだす
そのうちには村人たちも決してつっかかっ
てこない牛鬼の気の弱さを見抜いて飛び出
さんと物だらんような顔をしったがと言っ
て誰1人相手にしてくれるものはいなかっ
た牛にはせっかくはるばる川を下ってきた
のに一向に寂しい暮らしから抜け出すこと
ができんのちゃった
そんな時つるさに住む神兵という大男の噂
が耳に入った神兵さは相撲スネでなんでも
ざれの力自慢じゃそう
な全く人間とはおほどの強さじゃという
ぞ牛は思い切っていっぺんにつるさの淵
まで降りていった
今夜こそ相撲が取れると牛にはワクワクし
たがまた相手にされんのじゃなかろうかと
心配でもあっ
たはて今自分誰じゃろ
のああ

ああひひあっち
行け神兵さ
うん神兵さ1番頼むわいこれは近頃の日田
の淵に現れては人々を驚かすという噂の主
に違いないこいつは1つやっつけねばと
神兵は考えたよし
来い

[拍手]
うわあほら
[音楽]
来い長いことを相撲に担えとった牛は踊り
あがって喜んだそして何度も何度も掘りず
に飛びかかるのじゃっ
たそしてそれからというもの牛には毎晩の
ように神兵に勝負を挑み鉄砲玉のように
ぶつかっていくのじゃっ
[音楽]
[拍手]
[音楽]
[拍手]
[音楽]
たじゃがそのたびに見事にかわされ投げ
られてどうしてもよに組むところまでは
いかなんだいぺでいいからなんとかよつに
組みたいそう思う牛には散々試案した
あげく神兵をわせてみようと考え
たそんな時剣の底が抜けたかと思うほどの
大雨が降りだしものすごい濁流で川が
溢れ出したのじゃ牛には早速近くの岩山に
登ると
[音楽]
大岩をいくつもいくつも投げようとして
吉田川をせき止めた
そのために神兵の田んぼはまたたに水浸し
となってしもう
た今日こそ神兵はのぼせたように怒って
きっと命がけの相撲を取ってくれるに違い
ない牛には雨が上がるのを待ちかねて遺で
神兵の家へ出かけたどうじゃあの大岩は
わしが落としたんじゃえどんなもん
[音楽]
[音楽]
じゃい神兵さ1番頼む
わい
へバカもせ
[音楽]
神兵さ
1番
う牛鬼が相撲に勝てない腹からぼをだめに
したと思い込んだ神兵は頃友達気分でいた
だけにかいさ余って肉さ100倍どうにも
許せなん
だ取りつく島もなく一晩中泣きあした牛は
その明け方吉田川をさらに下った五長の大
がふへ入るとそれきり2度と姿を見せ
なかっ
[音楽]
たそれからというもの1日8の飯をと耐え
げた神兵がすっかり元気をなくしとうと
寝込んでしもうたの
[音楽]
じゃ神兵さよもたの牛にはよく石お前が
好きやったんかもしれん
のたけたこと言うなやおっこの世のうち
から鬼にすかれちゃかわん
わそりゃそうじゃそやけんど俺一代に
あんな面白いやつはほにゃおらなんだ
のそうしてまもなく神兵は静かに息を
引き取った人々はあの世へ行った神兵と
牛鬼がきっと仲よすを取りよるじゃろと噂
しやった
おい後ろ
にい1番頼む
わい
お来た
か神兵
さ牛
ね牛
ね今も牛鬼が山からしたの1つはさがと
呼ばれて残っておるということ
[音楽]
[音楽]
じゃ昔淡路島須の浦山三山のてっぺんには
芝衛門というたぬきが住んでおった
芝居もの打つ原はそれはよく響い
たこれさモン太こいは月よ芝居もの腹も
よく響く
なそうさなひこ座これで明日は波も穏やか
大量は間違い
なしならばひこだよあよモタ宵は月と
かこうしてしもの腹を聞くとみんな心が
穏やかになったそれに次の日は決まって
大量じゃっ
たこれさもんたやはり大量じゃったな
そうさな座大量じゃったうんうまそうな魚
やないや
これで23匹売ってくれんか
いこりゃ旦那様どうぞどうぞそれじゃあ
釣りはいらんでなお2人さんおたし
で見たかもんた見たぞひこぞ
えもやしもだき匹行ったでかにもすきやな
のえいこっ
[音楽]
ちゃ芝居もにもがおったというでのれに
ある松のほの中に住んでおっ
たお
おす
へええ門が入ったでこれでいっぱいやろう
かい村人たちも衛門を悪だきとは思ってい
なかったむしろあの腹をありがたく思って
おっ
たたよあれ
よなあの魚でいっぱいやっていい機嫌で
いるん
じゃろうあいつの腹包みを聞き分けて量に
出りゃ大量は間違いなし今年も大量に継ぐ
大量おかげで懐はあったかいどうじゃ
もんたいっぺん何に行ってみねかええとも
わしいぺ本場もの芝居が見たかった
じゃそれじゃ手はしも1度本場紋の芝居が
見たかったん
じゃこれひこ座少しばかり銭ができたから
と言ってうかうか何なんぞ行くんじゃねえ
ぞ妙に気が応急なって何になんず行くとろ
なことはないわ
い分かったわかったまた年寄りの説教かい
わらはは小さく大人しく暮らすのが心へと
いうもん
じゃい
いやあよたよた大丈夫か大丈夫大丈夫
いやあよたよ
たああはてわしの家はどこかいなあうー
[音楽]
えもだきつまん
のし衛門は土地のものが道に迷ったりする
と鼻をクンクン鳴らしながら先に立って
歩き必ず送り届けてやるのじゃっ
たそんな次の日は決まってお礼の一
どっくりが方に置いてあっ
たなおます淡路島の人間はちょっと銭にが
溜まるとすぐ何に芝居見物に来たあるが
なんでやろうかなでも行った人はお前へ
そうか何は生馬の目を抜くところと言われ
ていますうかうか出かけると偉い目に会う
そうですそれに芝物は見るとつきになる
そうです
なますその何へいっぺん行ってみいへんか
いへあんたがですか少しぐらいの間なら村
のシも許してくれる
やろうでもなあなあお松いっぺん
行こへそれなら音もさせていただき
ますそうか
そうして衛門とおは得意の変装で船に
潜り込み無事何へと着い
たじゃが名の様子は淡路島とはすっかり
違っておっ
[音楽]
たあたどうかしたのかお

ぽ2人はすっかり調子がくるってしも
たしっかりしておくれやすわかっとる
わいあんた島へ
帰ろうおじ気づいたかおま見て
いろ
やい皆のこれを見て

ああ何はの物がみんな逃げていった
ぞあんた島へ帰り
ましょうまたかお松芝居現物に来たんじゃ
ぞいへえで
も化け物はどこ
じゃおす
[音楽]
おすわしが悪かった許してくれ
おす衛門はおマを何の山に葬ったそれで
淡路島へ帰ればよかったのじゃったが意地
になって芝居物に出かけた
そうして立ちまち芝居の子になったという
のもおマによく似た女方が出てくるせいも
あっ
たおあまたやこれでかや
でじゃがまたたぬきがこんな悪さしてまん
ねまあええやない
かかてお客さんに大説にせにへせやけど
このままなら先集落まで続きますせほとき

[拍手]
はれ芝衛門は先集落まで芝居を見続けた
ありがとうございますありがとうござい
ますありがとうありがとうござい
ますっ
たま
[拍手]

逃がすおま
おすお
まこれモンタまんやひこだ近頃とんと芝居
もの腹みをきかん
の何まで2匹の単騎が殺されたというが
本当やろう
かそれみ言うた通りや何というところは
生馬の目を抜くというが本当のことじゃ
なんで島の外に出たのやら人もたぬきも
同じこと一度は島から外に出て何の芝居の
見物にわしらも1度は行ってみたいものよ

今でも芝門だきの墓は三山のてっぺんに
祭ってあるそうして芝を殺した大阪道頓堀
の芝居小屋の人たちは今でも淡路島にお
参りに行くそうじゃ
昔金沢の町の外れにある小坂というところ
に伝道寺という寺がありそこには活動尚と
いう王さんが住んでおった
[拍手]
なみダブ
なつ
[音楽]
なこの寺の陳寿道の入り口には白い木彫の
2匹の小犬がすがっており神を守っておる
この小犬ははるか昔蒸気菩薩が夕日寺の
三尊の神音を掘られておりそのありで作ら
れたと言われておりかつて土地のものを
苦しめたイノシシを噛み殺したという
言い伝えが残っておっ
たその後夕日寺が廃れた後この電導寺へ
移されたという話じゃった
開けてくだされおさんおさんおられる
かしっかりしん
じゃどうし
たおさん助けてくだされゆわしの孫が狼に
食われたこの子ももうすぐのところで殺さ
れるところじゃった
この傷を見てくだされこんな目に会うと
必ず殺されるという話じゃどうか助けて
くだされ
なあとうとうこの近くまでやってきた
かこの年山は不作で狼たちは麓までやって
きていたそうしてこれと狙いを定めると戸
であれドベであれ破りこして入ってくると
いう話じゃっ
たここは寺じゃ槍1本鉄砲一丁あるでなし
守ってやる鬼
ものおじい
ちゃんおじいちゃん
うんお尚様小犬様が守ってはくれますまい
かご老人あれは言い伝えというもの
じゃご老人あの話を信じてここ
までこの子があの小犬様に守ってもらい
たい
とただの言い伝えを信じてすってくるこ
子供こそ仏よ
のそう
じゃわしが一緒に食われてやろう
尚は老人を返すと子供を抱えて死ぬ覚悟で
陳寿道に立てこもっ
たそうしてこを炊き座禅を組ん
だ怖いか
うんマ様がついてるもの
狼たちは血の匂いを嗅ぐとどこまでも追っ
てくると言われておっ
た今傷ついた子供の血の匂いを嗅いで神道
の周りをぐるりと取り巻いておった
[音楽]
[音楽]

[拍手]
[音楽]
[拍手]
[音楽]
戦闘の狼の叫び声を会えずに今まで静かに
様子を伺っていた狼の群は来の轟きにも似
凄まじいうまりを上げて鎮を襲いかかる
これよりわしの言う通りお京を唱えるの
じゃ良いかはい
[音楽]
[拍手]
[音楽]
ダダダダ
[音楽]
[音楽]
なkom様
[拍手]
[拍手]
な仏ななわ
なわなわ
なわ
なみなわ
なわ
なわ
なわ
なわなわ
やがて山にほんのりと朝の明るさが刺し
始め
たその頃になるともう狼たちの叫び声も
すっかり消えておっ
た外を見ると打ちを食らった狼どの死体が
るると横たわってお
[音楽]
ちっちゃ

ちっちゃど
[音楽]
[音楽]
小犬が救ってくれたのかやっぱりただの
言い伝えではなかったのですな
不思議なこともあるもの
じゃこの小犬は今も金沢市巻町の三河神社
に祭ってあるということです
[音楽]
昔々お釈迦様がこの世穏やかに納められて
おった頃の話
[音楽]
じゃああ腹減った
[音楽]
水でも飲む
[音楽]
かきつつき
どん
こんにちは腹が減てるならこれを1つ食べ
ねえかね
私は口ばしを綺麗にしておったんです大地
そのようなものは私の口には合いません
口ばしなん度綺麗にしてどうするだ
ね君らのようなガツガツしたものには
わからんでしょう
なそれより少しはに気をけたらそうです
お釈迦様の前に出た時なんか恥ずかしい
ですよ
わし電気で働けるのが1番じゃと思うん
じゃがごらんなさい私の美しさは惚れぼれ
しますよごらん
[拍手]
なさい自分の格好ばかり見ておって合せん

い全然
てない君らのようなものには美しく生まれ
たものの気持ちは分かりませんよでも腹は
減るじゃろうがいかに美しく生きるかそれ
が私の定め
です腹は減らんのじゃろうか
[拍手]
いっ
[音楽]
た危ないな畑を作るんなら他でやり
なせ失礼な私が野良仕事なんぞやるわけ
ない
でしょでもこれは畑を作る道具でねえか
うんうあそう
か私はこういう面にはうくてねそれより
もう少しみなりに気をつけたらどうなん
ですお釈迦様の前に出た時なんか
恥ずかしいです
よその点私なんかいつもこうして気をつけ
てますよ
スメだミはきつつきにみともないと言われ
てすっかり元気をなくしておっ
たきつつき丼ほど綺麗にはなれねえけれど
こうして元気に働けるんじゃが
のわしとて暮らして行くには富はしねえだ
よきは考えた末どうしたらきつつきのよう
に派手な羽が生るのか教えてもらうことに

たこりゃ
うめきつつきだキ
だどうしたんです2人お揃い
できつつきどんどんすりゃ綺麗な羽が入る
んだべえ
なやっぱり食べ物じゃろうかいいもん食べ
ねえと生えねえべなう
うんどんなものを食べているか見せて
くだされそりゃそに落ちとるものは食べ
ませんいや
やっぱり是非教えて
くだされ今日はちっと忙しい
う忙しい忙しいうう
忙しい教えてくれてもええのに
なあ土はまずいしな土の中で何か探すと
するらも何か探すとする
べこうして動物たちはお釈迦様の元で
しかもイシもニも牛も馬もたぬきもうさぎ
も狐も小鳥たちもみんなそれぞれの役割を
与えられてやかに暮らしておったそんな中
できつつきだけがこの世で一番美しいのは
私だけじゃとれておっ
[音楽]
たところがある日のことお釈迦様が急な病
で倒れてしまわれ
[音楽]
たあら
お釈迦様
がお釈迦様はお釈迦様
[音楽]
が動物たちは一斉にお釈迦様の元へ
駆けつけた
[拍手]
[音楽]
[音楽]
[音楽]
1番最初にお釈迦様の元に駆けつけたのは
スズメじゃったスメは急いでやってきたの
で顔もも泥で汚れて真っ黒じゃったじゃが
お釈迦様は体操お喜びに
なりお前は関心なやつじゃだから米が実っ
たら誰よりも早く米を食べてよいと
おっしゃっ
たその次に来たのがミじゃった
お釈迦
様お前にはこの世の土を全部
やろうこうし
てみんな関心なものばっかりじゃったの
でそれぞれお釈迦様にご褒美を
いただきお別れを申し上げた
[音楽]
[拍手]
[音楽]
[拍手]
[音楽]
[拍手]
[音楽]
キが駆けつけた時にはもうお釈迦様がく後
じゃっ
たじゃがお釈迦様はこんなきつつきも体操
哀れに思わ
れ1日に3匹だけ虫をやろうと遺言を残さ
れたそう
[音楽]
なそれ以来米が実ると1番最初にスズメが
田んぼに降りてきてもを
ついばみミは土の中で養分のあるカハなど
を食べていると
[拍手]
いうはあ
[音楽]
[拍手]
[音楽]
[拍手]
[音楽]
[拍手]
じゃがキは1日をついばんでたったわずか
の虫しか取れんそ
じゃそしての
はあんまりおしゃれをしてるとききになる
よと言うたそうじゃ

『まんが日本昔ばなし』(まんがにっぽんむかしばなし)は、愛企画センター、グループ・タック、毎日放送(MBS)の共同制作により放送されたテレビアニメである[注 2]。

概要
放送枠は30分で、毎回日本各地に伝わる昔話が映像化され、市原悦子と常田富士男の両名が、一人で何役もの声を使い分ける独特の語りによって紹介する。

『月光仮面』や『愛の戦士レインボーマン』など多数の特撮テレビドラマを手掛けた川内康範が監修に携わり、川内の娘で童話作家である川内彩友美が企画。スタッフに一流のベテランアニメーターやイラストレーターが多数起用された。

番組内で使われた音楽にも川内の甥である北原じゅんの純邦楽からロック、フォーク、ラテン、クラシックなどを織り込んだ多彩かつ無国籍な音楽が使用された。

文芸は当初、『リボンの騎士』などの脚本を担当した平見修二がメインでスタートしたが、2クール目から終了までは沖島勲がほとんどを執筆した。なお、本シリーズでは原話から演出家がダイレクトに絵コンテを描き、脚本を経ないケースが多かったため、「脚本」ではなく「文芸」ないし「ダイアローグ」としてクレジットしている。

TBS系列のテレビアニメでは最も放送期間の長い作品である。
まんが日本昔ばなし 2023 Vol 132 「桃太郎」 | まんが日本昔ばなし

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