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【もし明日あなたが被災したら】支援制度の”落とし穴”とは?ローンを抱えたまま被災したら?補助金をもらうために借金?能登半島地震のリアル(語り:小松未可子)【クロ現】| NHK



【もし明日あなたが被災したら】支援制度の”落とし穴”とは?ローンを抱えたまま被災したら?補助金をもらうために借金?能登半島地震のリアル(語り:小松未可子)【クロ現】| NHK

避難所で暮らしている寿さん
夫婦震災前は夫が作った和島塗りの橋を妻
が朝市で販売していまし
た向かって左側にこう傾いてるがガッ
と自宅は地盤進化に見舞われ危険度の判定
は要注意とされてい
ます裏山も徐々に崩れてきています
ひどくなってるだから雨とか降るたびにね
うん家を元の状態に戻すための費用は業者
の見積もりによると1000万円以上詰め
ないんやけどしかし寿司さんが受け取れた
住宅への支援金はゼかなじゃない反回に
至らない至ら
ない被害認で一部損とされたから
[音楽]
です国の制度では住宅の損害割合に応じて
最大300万円の支援金が出ますが寿さん
の自宅は一部損害という
判定支援金はなし仮設住宅に入ることも
できませ
ん家は住めない仮設の権利はないなんなん
これって言うて
国は支援金の追加を決めましたがそこでも
一部損害は対
障害守井さんは被害認定の再調査を求めて
いますが順番待ちが続いてい
ますさらに守井さんは事業の再建でも制度
の壁にぶつかってい
ますそうですね
業の柱である再支援補助金という
制度しかし申請の段階で壁がありまし
た寿さんの場は東海の恐れがありますが
制度を申請するには中にある設備の被害を
自ら調べる必要があり
ますっていうのはもう完全動かないとか
いうのはまだて
赤になっててうろう入るなってあれが入っ
とで結構難しいんですよ修理不能である
ことの証明そうです
ねに申請が通った後も壁
が例えば4000万円の再建計画の場合
最終的な自己負担額は1000万円で済み
ますしかしまずその4000万円を一旦
全額支払わないといけないのです
補助金は後払いになるのでそうなんか自己
資金他人場合はよしを受けてそれで支払う
と借金って言うたらなんか置ようになって
うんなんかどっか年も行ってきたらその
怖いもんで

黙祷事業を再開したくてもできない状況は
災広がってい
[音楽]
ます和島の事業者で作る商工会議所加盟
する1008の事業者のうち営業再開を
決めたのは208にとまってい
ます支援制度の壁に加え水道などインフラ
の復旧に時間がかかり再建計画を立てられ
ずにいるのです
[音楽]
こうした状況は事業者に思わぬ負担を
もたらしてい
ます和島市内にあるこの介護
施設両者がいなくなってしまったもので
あのからになってる状態です
うん入所者は全員避難し2月から休業事業
収入が途絶えています
再会に備え55人いる職員は給与がない
給食扱いにしてい
ますそこに重くのしかかっているの
が1ヶ月あたり430万20
[音楽]
市内で運営する他の3つの施設も合わせる
と全体で
は800万近く負担がかかるって形になり
ますこれがもし例えば10ヶ月となったら
やっぱり8000万からかかる形になり
[音楽]
ます東日本大震災では社会保険料の支払い
が免除になる立法措置がありまし
[音楽]
たしかし今回は現時点で
はありません国の担当者に掛け合いました
が面には慎重な検討が必要という回答でし
た当初やっぱり厚生労働省の方からですね
雇用の継続をして欲しいという通達来て
ますので措置をしていただければ大変
助かるかなと思うんです
けどえここからは弁護士の岡本さんとお
伝えしますよろしくお願いいたします
よろしくお願いいたしますま見てきたよう
に様々なこの支援制度の課題があります
そして今日はですね様々な解決策提言して
いただこうと思いますまずはこの住まいへ
の支援が受けられないえ寿さんのようにえ
自宅が自慢進化しているのにこの1部損害
という認定のために支援が受けられないと
いう状況何かできないかということでまず
1つ目被害認定の最調査ということですね
はい実は証明書の認定は最初の1次認定1
次調査のみならず2次調査や再調査など
納得行くまで実はあの調査をあの再度お
願いすることができるんですねできるん
ですねですので諦めずにやはり被害一部
村会になっていかない場合にはもう1度
しっかりとあの再調査をお願いして
いただきたいまずこういうのを知って
いただきたいというのがありますうんそう
ですねそうするとま判断が変わっていくか
もしれないということになりますね解決策
2つ目義援金これは自治体に寄せられた議
金の経営者配分ということですがはい今回
の公的な支援金やま独自の県の支援金も
そうですがあのなかなかあの住宅が被害が
大きい場合にしかあの配られないという
ことですのでそうではない世帯一部村会
などの世帯にこそむしろ議金を配分すると
いうそういうことも考えていただきたいな
と考えていますはいなるほどその配分の
仕方というのは自治体の判断によって変え
られるっていうことなんですねはいえ財源
に応じてえ2次配分事配分などありますの
で是非検討していただきたいと考えます
はいえそして成りの再建についても課題が
見えてきています例えばこのえ小規模な
成りに対して給付支援がないまた補助金も
後払いなのでまずは借金をするなどして
大きなお金を用意しないといけないという
ことがありましたでこれに対して解決
策成り債権にも現金給付をという提言をさ
れていますはいやはり個人の事業主の方は
働いてこそ再生ができますそういう時に
やはり給付支援がないということが今の
制度なんですねですので是非国にはですね
え現金給付の支援も検討していただきたい
と考えていますでそのためのま制度を
変えるという必要もあると思うんですがま
なかなか時間がかかりますよねはいはい
そうそですので例えば先ほど申しました
ように県などが現金の配分を次の配分の時
に成りの業者の方にも配分するなどそう
いう工夫ができるのではないかなと考え
ますはいえそして震災前のローンが残って
いて返せないという悩みも被災地では多い
んですでこうしたケースに対して岡本さん
はこれを知っておいてほしいとおっしゃっ
ています被災ローン減免制度ですねはいえ
被災ローン減免制度え自然災害債務整理
ガイドラインはですねえ個人の方がえ借金
で返せないという時に破産ではなくてえ
破産するとえ不利益になるブラックリスト
の登録などもされませんしまた手元に最大
500万の貯金を残るとはいはいという
非常に大きなメリットのある制度なんです
ね是非この被災ローン減免制度を借金に
困ってる方はまず利用していただきたいと
私は考えていますがおそらくなかなか知ら
れていないのではないかなと思いますので
ま是非大規模災害の時にはあの是非この
被災ローン減免制度というものを思あの
思い出していただきたいなというのがあの
非常に大事だと思っておりますはいこれは
個人そして個人事業主に限る制度となって
いますえ今回ですねこの制度を使って
ローンを減免した実例などもいもし明日
あなたが災したらという観点で記事に
まとめましたえ災する前に知っておくこと
が生活の再建に役立ちます画面左上のQR
コードから是非ご覧
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くださいクローズアップ現代NHK
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中DET
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「補助金をもらうために、借金をしなければならない…」。能登半島地震から3か月、被災地では、“お金”にまつわる問題が深刻化。収入の道が閉ざされたものの、生活やなりわいの再建に必要なお金の工面ができない。自宅が「一部損壊」と判定されれば、支援金はゼロ、修理制度も対象外、仮設住宅にも入れなくなる。何が再建を阻むのか、どうすれば一刻も早く再建できるのか。災害に見舞われた時に直面する課題と解決策を考える。

番組の詳しい内容はテキストでも▼
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4888/?cid=dchk-yt-2404-100

【ナレーター】
小松未可子(声優)

【出演者】
岡本正さん(弁護士)、桑子真帆(キャスター)

【放送情報】
NHK 総合 毎週(月~水)夜 7:30~/[再放送]NHK BS 毎週(火~木)午前 4:30~

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