乃木坂46

花の乱 9話 ~12話 – Hana no Ran (1994) Episode 9~12 English sub Full HD



花の乱 9話 ~12話 – Hana no Ran (1994) Episode 9~12 English sub Full HD

日野富子が22歳の時室町時代最大の基金
は収まるところを知らなかった米は
値上がりする一方で庶民の手に届かず死者
が都の至るところで満ち溢れてい
た富子はその時京都五山に注目し
た京都五山とは長国寺をはめとする代表的
な臨在集の寺院である直轄領地の少なかっ
た室町幕府は五山に多くの少を与えそこ
から上がる年の一部を収入に当ててい
た五山なら豊かな米があるに違い
ない基金の参上を当たりにした富子の脳
ある考えがひらめいたのだった
[音楽]
H
[音楽]
驚愕使用賞は記してい
ます京都にて乞食まちまちに死に去ること
その数を知らず
日や帳簿餓死する間取ることなく東西南北
の今中死人道あるああいかなる年にや長六
4年冬より干2年春に至るまで今日にては
死者戦
満屋室町時代最大の基金は天田の飢餓の民
を今日に集中させ花の都は生地獄と貸して
いまし
たみ様
が米場の米の根を下げさせようと口
うるさいお任せください
ませ未様には米場の方より
を見いたしておきますればその方が
よかろうここに控えおります者どもは
いずれも3条米場の里人にござりまする
本日は米場壮大として
美大様への健常金を携え参上いたしまし
た首相なる
心がけ嬉しく思います
ははさえ門タフの毎ないはいかほどあり
まする500問ほどかと
中央のもの名を名乗るが良い
大宮次郎五郎にござり
ます
大宮そなたら米商人たちはこの旅の溝の索
に生じて米をかしめ根をつり上げ大いに
潤っていると聞いた
がどうやらまのようですねは
おかげ様を持ちまし

さてこれほどの毎ないをもろうたからに
はこちらからも何かお返しをせずばなり
ますまい
のこれはまだ大にはできぬことなのですが
米の根を操るそなたたちには死活に関わる
事柄と思うゆえ格別を持って耳に入れて
おきたい聞きたいか
は是非に
もさればじゃ日頃より五所様に置かれては
楽に溢れる上た民たちのについて心を痛め
ておられましたる
ところついにあるご決断をなされました
それは楽で餓死者の数を減らす方策とし
て五山のテラテラが蓄えたる米を五所様の
授業として民人に施したいとおせなのです
ござの
[音楽]
五山の貯蔵前が楽に出回るようなことにで
もなれば米の根は一気に暴落しせっかく
大量の米をかしめたそなたたちは手打撃を
被ることになりましょう今のうちに叱る
べき手を打った方が良かろうと思いますよ
五山の登板州の方々には米の放を往復
なさったのでございましょう

近々登板集の通分の方々が寄り合い
それぞれの事業よりの運搬の時期専業の
やり方などについて団子をなさる手はずに
なっており
ますこれ以上のことは明かせませぬが私
よりのさやかな
土産話持ちて米場の港と祝儀を凝らすが
よい貴重なお話
や誠にありがとうござり
[音楽]
ますあの場でサを投げられるとは思うても
おりませんでし
た言うてしもたからは言うた通りのことを
行わねばなりませんのな
早速にも五山の登板集を呼び寄せることに
いたし
ましょう毎ないの500喚問は専業の費用
にいたしますしばらく預かっていて
くださいかしこまりまし
[音楽]
た五山から幕府へ湯水のように流れ込んで
いく莫大な在家を管理運用するお役目に
登板州と呼ばれる前走たちがいまし
たござ通分の皆様方
の大事日の心におすりを申し
ます
五山それぞれの領地よりせて2戦国の米を
急ぎ5所に運んでいただきたいの
ですお尋ねをいたしまするがミダ様には
戦国もの米を何に御用立て遊ばされまる米
は人が食するためにあるものところが今都
には食する米がなくて多くの民人が上地に
をしておりますござの米をいだいてそれら
の飢えた民人たちを救ってやりたいと思っ
ておりますあそれはそれは飽きとくなるお
心がけでござりまする
なさ様なおしみなれば早速にもみ様のご意
に添い立てまりたきところなれ
どさてさてえいかがなものでござり
ましょうみ様の菩薩のごき慈悲深きお心に
は接も深く心れおりまするがそれだけの米
が量の倉にあるかどうかとなる
と何せこの共作では漁師としても無理な
取り立てができません我が領地では天候
不順の上に稲子の大軍まで発生して米に
限らずあらゆる穀物が大被害をりましたで
な作に見舞われたのは新のみ皆様方の量の
倉には一作年来の小が十分にえられている
はずでございますいや難問はむしろ運搬な
のですよ索のおかげで落の山屋には野党
盗賊が溢れておりまする気がのあまりそこ
では人肉愛も光景も見受けられるとかあ
さ様な我地獄の中を米を積んだが無事に
今日までたどり着けるものいかがかまず一
をたどり着けますまさらに往来を妨げて
いるのは吉成殿と政長殿の戦でございます
よ吉成殿は思いの他にしぶいの政長方には
幕府の大群が後ろ立てとなっているにも
かわらず吉成方は川の山城に立てこもって
一歩も引かぬかすでに今の間では殿の方が
評判が高いし殿は男っぷりが良いから
[笑い]
の似ても焼いても食えぬ古田ども
に手よく足られました戻ってさらに修義を
尽くすと申していた
が彼らが修義を尽くすとは決して実行には
うむと申していることと同じにございます
五山の
米諦めねばなりませぬかこの上
はやはり御所様直々のお差を会うより他に
はご所様はお人が変わられまし
た以前は祭りごとにも果敢に我がを通され
ておられたのに
今の壺で殿を
失いひきにしていた吉成殿を遠ざけられて
からというものこさに祭り事を
疎んじ昨日は自社三経今日は農家物明日は
箱庭いじりとまるでよびのような無いの
日々を過ごされておら
れる常ならば関殿か満所羊の伊勢の神殿
あたりがおめ申し上げてしるべきところ
お二方とも帰ってそれを良いことに政務を
欲しいままにしておら
れるもはや天が
に御所様をおいめ申し上げられる方は1人
もおられ

いいえもう1人
だけただお1人おられる
がそれはあまりに
もどなた様かは存じませんが是非にもその
お方のお力を仰がれまして
は恐れ多いことながら転送の釘を通じてお
願いを申し上げてみましょう
か転送と押せられますとそれでは
未殿はわらびを食したことがある
かござい
ます今はわびの季節
じゃ春の花々に混じって野山にはわらびも
育って
おろう今頃
は金で植えた民人たち
が競ってわびいよの
はいそれにつけても民人の家々のかどから
朝夕のにする煙が登るの
はいつの日になること
か核も悲惨な春であれ
ば桜もいらぬ山吹もあめもボタンもいら
ぬわびになれば良い
もの室町御所の庭にも多くの花が咲き誇っ

おろ
はいそれら万城光力
の花や心力
は一体誰のために咲いているの
か代殿の申しをようわかった
室町殿には世が監守を送ると
しよう
き幸せに存じ
[音楽]
まするごの天皇より将軍足吉に送られた監

次のようなものでございまし
た民争ってとる主要のわらび所書とめ地を
閉ざす教の銀はさなり
春月万定の効力他がためにか超えたる
[音楽]
そなたがを殺したの
[音楽]
こなたが[ __ ]ばよかったの
[音楽]
じゃ本日は神髄殿と差しで話がしたい
しばらく小には誰も通さぬように正日かり
ましたしかし
紀神髄様には早くも逃げ腰の様子にござい
ますなるかならぬ
かもう一押ししてみ
ましょう神髄殿の私に1つたみがあります
それに加担をしていただきたいのです未様
のたみ

やはり物別れでございますか
いえとは心よく引き受けてくれまし
た日を置かず五山のそれぞれの領地より
2000国分の米俵がこの後書に運び込ま
れてまいり
ますどうしてさなことに教え
ましょうこちら
[音楽]
へそれから10日ほど川
[音楽]
国々にする五山の地から2国にも及ぶ米が
をなして今へ運び込まれてきたの
[音楽]
ですどうしたというのじゃ今日で3日もコ
なが続いているこんなにたくさんの米が中
に入ってきては米のは大暴だ
[音楽]
のった通りじゃない
かに下げようと言ったのにさもからろ
手遅れ
なま今までが儲けすぎじゃ
この数日五山の寿量の各所より多大の
コメダがこのご所内に運び込まれている件
につき寒冷と満所に問いただしたところ未
どであるこなたの名によってなされてると
いうことだ
が誠であれば訳を聞きたい楽の米の根を作
がために行っておりますする寒冷や満所に
一言の相談もなくそのような勝手が許さ
れると思っておるのか恐れながらこの度
五山より運ばせましたる米田は念として
取り立てたものではございませぬ皆私の罪
よりまいましたるものにございます
2000億もの米をミダ様のご一存でお
買い上げになったのでございますか
その通りですみ様には一票いかほどの根で
お買い上げ遊ばされました
さあ1票1問ほどにもなりましたか1票1
問それにつきましてはご所様皆様方に
も見ていただきたいものがございます
サモン大育だ
なしかはごめつませる
これはもみ殻ではないか
はい他の米だらも中身は全てもみ殻なのか
はい五山の事業より2000国分のもみ殻
を運ばせました
[笑い]
ああ負けた負けたもがを米と
見せかけ落ちの米のを下げようという魂胆
なの
か過な悪字へを思いつき五山の登板集や
米場の明度まで手玉に取るたは
こなた思いの他の悪女じゃ
なごし様いや褒めているのだ
[笑い]
[音楽]
ガあみ自習の肝心ひじりです今もルミ救済
のために一反戦の肝心をして回っている
はず3日のうちに
探し出し様の少員おりの場に召し出すよう
に取り計ってくださいガ殿に命じたいこと
がありますそのような仮想の僧侶に何をご
命じ遊ばされますので米の根がいくら
下がっても肝心の米が飢えた者たちの口に
入らねば何にもなりませぬガ殿に明治楽の
各所で大鍋にて
かき大掛かりな施しがをいたさせます
ご所様に申し上げまするそこに控えおり
まするそはがと申す間人ひにいて金てより
当小国寺を通し中に溢れおります天のの民
を救うべき
を行いた願い出ていたものにござり
ます本日はご者様未様のおの場を拝借
いたし業の義お許しいただけますか田舎の
ごを仰ぎたく思考いたしておりますもし
願いのことをお許しいただけますならば
小国寺寺業の名を持っ
てガに業の仕切りをいさせませる
みたいこれもおことのたみ事か
いいえ私は何も存じませ
ぬガミとモスは自習の総力かさ様にござい
ます人は食せねば
死ぬ今施錠には食するものがなく多くの民
が死んでおるおことはそれを見かねて専業
をしたいと申してておるのだなせの通りに
ございますならば飛ぶ
が一度しえてめっせぬものはおら
ん病いで死ぬもの戦で死ぬもの100歳で
死ぬもの赤のうちに死ぬ
ものそれぞれ天の定めた時ととに従って
死んでいくより他には
ないこの旅の気がは天の
災いそれがために死んでいくものがあれ
ばこれも天の定めとは思わぬ

はあが網戸のすることはありません遠慮の
お答えなさるが良い
[拍手]
[音楽]
さらに問うが自習の層
がなぜそれほどまでに生きることに
こだわる自習の回そ一辺証人
は行きながら死して来を待つべしと解いて
いるではないか一ぱいの火で何が救える
それよりは南ア仏の本願を
教え属性の執着を立たせ安楽なる王城へ
導いてやるのがら侶のなすべき本位では
ないのか元より
南仏こそが王城にござりまする
がその物とで白数がなければ唱えることが
できませ
ん白息水域のための一杯のほしがでござい
ます人間
は死ぬまでは生きねばなりません世には
わから
ん飲料権と世は素行より
も道端や河原に野ざらしになってる死者の
方が気になるの
だあれらの仏たちを年頃にとってやりたい
と思う
五山において養の背きを取り行ってくれぬ
か背きのこと確かに受けてまりましたガの
業のことはいかが取り計らいましょう
やどちらでも
良い業に
任せるお経のよい整いましてございますで

執事代
殿があ殿の授業には私からもわかながらの
基信をさせていただき
ます承知捕まりましてござい
ますが証人
殿未来様よりのお心付けです
500巻もあり
ます500巻
もまずはこれにて米を買いすぐにもほし街
をお始めくだされ場所は六角道にそれがし
が手配
捕まる羊代とも1つお尋ねしたいことが
あるのですが何か台様はいやおそらくは
他人の空にとは存じますする
が一月ほど前あの日輪のかけた日でござい
ます
よ六角堂で部民たちにほしいをしている
女人を見かけしたのです
がその女人とミダ様があまりにもよく似て
おいでなの
であるいはあの女人はミダ様ではなかった
のかと何を申すのかと思え
ばダ様がそのようなことをなさろうがある
まぼが見たという女人

大方観音菩薩の化身で
あろうなるほど
菩薩様が女人に身を変えて業をなさってい
たと思えば打点が参り
ますさせれば本日
は菩薩様が未来様に宿っておいでだったの
でしょう

押す米は足りている
かこの分ではあといつも
つままるで
沼に米を投げ込んでいるようなものだな
心配するな我らには所がついていて
くださる惜しみなく施せはい
[音楽]
いくらゆっくり食べると言ってもどうして
も喉につらして死んでいくものは後を立ち
ません今日は何人死ん
だいちいち数える暇もありませんが当に
50人は超えておりますそんなに死んで
いくか
[音楽]
死んではなん
ぞゆっくりゆっくりと思い込むん

そうそう
[音楽]
これらの品を米に
変えが証人殿の元へ届けてくだされ
かしこまりましたさらに他の女房おつぼ方
にも一反戦を呼びかけできるだけたくさん
の品物めてください
[音楽]
台は朝も昼も食を取っておらぬと聞いたが
病か
いえ未様はこの2月より久保は1日1前と
自らきめになったご様子にございます1日
一前では体が持つ
まなぜ
だ世上に覚も植えたる民が溢れているおり
1日2度のくを取るのは心苦しいどせに
なりまし
て上も寒さも知らずに育ったはず
のくの出の姫
がどこでそのように下々への心配りを見に
つけた
か未来様は稀に見るお心のお優しいお方に
ござり
ますそうだ
なおそらくは心が優しすぎるのだろう
それを無に咎めてはいけないのかもしれ
ん読も時には未の慈悲の心に答えてやらね
ばなる
まいさえて
よいみを呼んで
くれは
お呼びでございますかまいったか実はな世
の方からも500巻ほど状態を出したいと
思うてのご所様が誠でございますか500
喚問では不足かもしれぬがいいえいかほど
でも構いません私は御所様のお気持ちが
嬉しいござい
ますその使い道だ
が我で死んだ天の民の
を養してやりたい養あそうだ養の背きの
費用に当てたいのだそれよりもいいえ苦も
大事ではございます
がそれより先
にせっかくのご所様の
おし5百巻もいただければ票の米が買え
まするまずは500巻で米を買っ
て殿たちの業におしくださりませカミも
それはそれで精一杯やっておろしかし前に
飲料権に申しつけた通りクの手がきも
おろすかにはできぬことじゃ六角道の施し
がゆには日2000人を越す飢餓の民が
押し寄せております米はいくらあっても
足りませんどうかどうかご所様の
おぼしめしでごめをわからんの
かかゆで魂は救えん無常に召した哀れな魂
なればこそ年頃な養を民も望んでいるはず
だ死んで体を失た魂よりも私は精子の境に
あいでいる生きた魂を救いとござい偽りを
申しなこなたの施しで救われるのは飢えた
民ではないこなた自身
だこなたこそ神物の真似を通して
さぞ満足であろう
がその場限りの一杯のか
でいたずらに生きる執着を駆り立てられた
民の方はさらなる生地獄にもがき苦しむ
だけ
だ真から飢餓の民を救いたくば神物に命じ
て天から米をふらして
みようそれができずば恐れいって天命に
従え
生きた方のお言葉とも思えませ
んご様は確かに生きておいでですか私はご
様が死んだもの側から生きたものを手まえ
ているのしか見えませ
ぬこなた
は人の魂が見えぬの
かこなたは世が見えぬものを見てきたと
いう
がなが見てきは明日は霞のように消え去っ
てしまうものばかりつまり何も見ていない
のと同じこと
だせめて今
少し無償の魂を恐れるが良い
鑑賞2年の5月飢餓と疫病のために死んで
いった無数の名もなき霊魂を供養するため
の背きが将軍吉孝の名を受けた五山の層
たちによって史上河において取りれました
[音楽]
生きようとすることがそれほどの悪業
か生きようともせずに何の命ぞ生くことに
もがき苦しんでこそも命ではない
[音楽]
かこれはまた
[音楽]
こなた様とは以前にもお会いいたしました

はいが商人様のことはよく存じており
まするさる方にこな様のことを話し
たらそれは菩薩様の化身ではないかと言わ
れまし
た愚かなことは問いたださずそういうこと
にしておきましょう
はいが商人様はこれからどちらかへ最後
にて肝心をしてまいり
ます専業の米もそろそろ底をつきますので
私も施しがは続け
ますそれが良きことか無益なことかは
しばらくは考えないことにいたし
ます装も同じ思いで旅に立ちます
ひび見てしまったもの
から目を背けることはできません
ゆえよお方に出会いまし
た誠
に同じ思いでございます
[音楽]
[拍手]
[音楽]
[音楽]
室町幕府にとって山名前は細川勝本と並ぶ
強力な守護大名であった前は自らの娘を
勝本に嫁がせることによって山と細川との
結びつきをより深くし幕府への発言力を
より強いものにしていっ
たしかし赤の最高を巡って将軍吉と前は
対立し年にはを追
するはすににしに対する中のを見せ水筒
から逃れたので
ある一級にビモの化身と歌われた然が
初めて日富子と出会ったのは富子が5歳の
時のことで
ある富子と然の運命はこの時すでに動き
始めていた
[音楽]

[拍手]
[音楽]
HJA
[音楽]
T
[音楽]
将軍足日義孝のご聖母日野茂子様は高倉
通りの高倉亭に住まいしておられました
そのしげ子様の周辺でこの世のものの仕業
とも思えぬ快なことが起こり始めたのは
4年の年明けありからでございます
[拍手]
[音楽]
[拍手]
[音楽]
[拍手]
[音楽]
お今の壺が迷い出た
とあれから4
年殿には未だに成仏できるものと見えます
恨み事なら大方殿よりこの勝光に申せば
良い
もの沖島に計と決まったおの壺にを
外に追い込んだのはこの私なのですから
え富子の流山
を大殿の女長の故とルしたのは私のたみ
ですお今も誰の罠にかけられたかはよく
存じていたはず全ては火の気のため富子の
ためでございました将軍家のをしてこそ
ののの
女そう言い聞かされて私
も冷酷非道な不幸員吉のり子様の元
で絶えに絶えて2人のわを設けまし
た着しは七代将軍義活の
あの子さえ生きていてくれ
たら10歳のご高いはあまりにもよう
ございました美春が悪いんですよいえ弟で
ある今の吉正殿が兄の義勝殿を無理に犬
大物にさそうて大方殿はどうしても今のご
所様
より亡くなられた吉勝殿の方が可愛かった
のです
ね吉殿のことはもうどうでも
よい肝心なこと
はとこが夜を見ることじゃ4年前の志から
なかなか恵まれません
な目と中が疎遠になっているわけでもあり
ますま
な取り立てて長が悪いという話は聞きませ
[音楽]
が誰
じゃ人の気配はございませんでしたがあれ
は確か
にあの壺

大方高倉亭の大方様には弓始めの頃よりお
加減が優れ
ず五所の楠に話を聞いても病の元が分から
ぬというのですともあれご所様が一度時々
にお見舞いをなさってくださります
うん母親は元来勘の強いお方だからわずか
なことでもすぐ気分を返されるご所様は
随分と親不幸でいらっしゃいますねこれ
これ要は評判の母思いだぞ高倉亭も母の
ために立て
たよほどの母思いが他にあろうか他人のは
欺けても私は騙されませぬご所様は以前
より大方様のまなざしを避けておられまし
た実の親子でありながらお2人の間に漂う
あの寒しさはああそろそろ関連の屋敷に
出向く時刻だ
あ高倉帝は世の明大としてこなたが行って
くれ母も世の顔を見るより
もこなたとあった方が日が晴れるであろう

兄弟これは犬を
はの馬の未熟ながらご様のおさみにく存じ
[音楽]
[拍手]
ますな死んではなりませそなたが兄を殺し
たのか
ならばなぜそなたが死な
ぬそなたが[ __ ]ば良かったの
じゃお通しなされお待ちくだされお待様お
様にご挨拶を申し上げたいだけじお待ち
[音楽]
ください細川勝本の妻あにござりまする
存じておる本日は家の妻としてではなく山
前入道の娘としてご様にふしてお願い申し
た義がございます早や場所柄を前よあなた
様にお願いしても一向に取り合って
いただけませぬゆこの場を借りしてご様に
訴に及ぶ覚悟を決めたのでございますとは
穏やかでははないがもすが
良いされば我が父前入道は徳3年に御所様
の互換期を被り以来両国田島において地居
謹慎の日々を過ごしており
まするその父ももはや愛6と愛なりまして
ござい
ます父の本位は昔にも増して五所のご繁栄
と天下の安泰をうばかりにござい

ばご所様のご慈悲を持ちまして父然入道の
謹慎をお解きくださりますよう懇願捕まる
次第にござり
まするその気場
ささすがは前入道の娘子だけのことはある
右京大府
は実を申せ
ばい先ほどから気分が優れ
ぬ犬大物
はいずれの折りに見させてもらうことに
しよう妻のゴレご気分を害しましたること
人にお詫び申し上げますあそれは
関わり合いがないまに気分が優れぬだけ
じゃ
ふち
も前殿の味方にせよと押せられまする
かこなたがこの
先将軍未どとして寒冷あんど
羊時によっては夫である御所様とも張り
ていかねばならぬ際
に当然入道殿を味方に引き入れておけば
これ以上の頼りとなる力はありませ
ん山な蒼然入堂どのかの無人は武勇に優れ
ているばかりでなく人の道の上にも
熱く神林を心得たるまのもの
方につておけば生涯の支えとなってくれ
ましょうこのこと
は大場の遺言じゃと思うて聞いてくだされ
遺言などと不吉なことをおっしゃいますが
そうこなたのお力添えで前入堂殿の父
とかせ今へ呼び戻すことができれば私がご
所様にお願いをして心よくお聞き届け
くださればよろしいのです
が蒼然殿に
は私もお会いし
てお礼を申し上げではならぬことがござい
ますそう前入堂殿
ご存知か
はい1度だけお会いしており
まする山代の国つの少にてえもう20年
ほども昔のことになり
まする前殿の軍勢につのシが取り囲まれ泡
や焼き打ちに合わんとするところ前殿の
温情でご救われことがござい
ますこなたはおいくつの時でした5歳で
ございまし
たあの頃のこと
はいずれも夢か誠か分からぬことの多い中
で前殿とお会いした日のことだけは
はっきりと覚えておりまする
で他のこと
は他のことと

いやあつきの将のことはもう
良い
ほれ先ほどから私ばかりが背をかさねて未
様は少しも進まるではありません
かここは花の御所ではない里へ戻った
つもりで
着金のおくれよ私はもう十分に方様は
そろそろお控え遊ばされた方
が私は
まだまだ我れを忘れるほどにようてみたい
と思って
も一向に言えませる
ビアを引いておるのは誰
じゃ耳障りな調べ
じゃはを言ってやめさせてまい
でただいま
時々誰かがいたずらをしますの
じゃ私には何も聞こえませぬ
があ恨みがましいビの根が聞こえる
とかすかに風の音だけが他には何も
あこなたに聞こえるとあら
ば空耳か帆様にはビの根が聞こえまする

いやいや空耳でしたあ空耳でした方さも
もうもう消えまし
た消えました消えました
大丈夫
[音楽]
[音楽]
[音楽]
山名蒼然入道殿に是非ともお会いしたいの
です取り計っていただけます
か然入道殿には田島の国に去謹慎のみで
ござりますればその義は叶いませんあそれ
は意外なことを伺いました
と申せば参観指に数えられたる名けそのご
党首が謹慎の見とはご長様がお許し
くださいませんわけの遺憾を問わず幕府の
住職を担う山の僧侶とご書様との間にその
ような溝があるとはゆうしことご書様には
私からもお願いを申します
ゆえ官殿もお知恵をお貸しくださり
ませ未様にお力添えをいただけますならば
前入道どの召喚のことそれがしも力を
尽くし
ましょう
逆賊畑山義成が河の国の竹山城に
立てこもって早や2年余りが経ちまして
ござります吉方も小ながら少しもむ気配を
見せませ
ぬこの
戦長引く
ほど所の維新を損ないますとはもせ我らの
方より引くわけにも行かずほとほと手を
焼いており
まする寒冷殿には
珍しい泣き言を言われるかかつてはござい
ますこの軍を1つに束ね
軍章の中の章を持ってことに当たらせれば
選挙は必ずや一変いたし
ますそれほどの弓取りがどこにおるぞただ
1人山な前入道殿がおり
ます前
入刀こな
たその名を出したかっのか然入道殿より他
にこの退任を果たせる武将はおりませ
んさては奥方殿に泣きつかれたな市場は
挟んでおりません良いではない
か世もそのことでは未にせがまれ
た関と未に組まれては世も勝ち目はなさ
そうだ
しば前入
と田島より呼び戻すが
良い
はかこってござり
[音楽]
ますクマの多門は赤面がかの一級前時に
ビシ門店の化身と歌われた山名蒼然入堂殿
が今日へ帰って来られまし
たシト殿ご書様とご対面の前に恐れ入り
ますが台様がお会いしたいと申されておら
れますので
え前殿のお愛しとございました初めて魚を
得ます山な蒼然にございますこの未来様に
は人ならぬご配慮をいきまたよし関度の
より聞き及び恐縮の極みに存じ上げる次第
にござりますお手をあげくだされ蒼然殿の
王も受けたのは私の方私が今日までこうし
てあるのもこなた様の恩情の
おかげみ様にお目文字を得まするわそれ
がし本日が初めてにござりますば
のことにはとんと覚えがござりませのは
20年
前私はこなた様と言葉をかわしており
まする20年前ところは山代の国つの章
にてつの
章ほてつきの章
は日毛の
両地そこへ1度だけ出向かれたことの
終わりのはず
ほおあれは画き3年の秋近鉄の変の死亡者
は日の有光教を追悼し
てつの章を我が手勢にて放したことが
ございましたつの章がかまいたる有光教は
代理より真事を盗み出したる的
敵の対処であられたこた様は真奪ならずば
つの章を焼き打ちにかけ皆殺しに戦との
勢いでございましたいかにもアミ教は次い
真二の行方は不明となればつの章を殲滅
するより他なしと覚悟を決めました
しかし様はそれを思いとまられました
ならば何の躊躇もなきところ何思いとまり
ましたかいや今となっては思い返しよも
ござりません
があのつの章
にてみ様とそれがしが言葉をかわしたと
押せられますの
か柿のみがなる季節が来ると前殿を
思い出しまする
かの実
とかきのみと言われてそれがし
思い浮かべまするはつきの章の多さ伊吹
十郎太がやにてまだ年ゆかぬわから柿のみ
を1つ差し出されましたる
まさか
えあの時
[音楽]
のなんだわしにくれるというの
かあの辺が台様
となこととよく覚えていてくださいました
これは思いがけ
なこあの
時一球尚様は申されました山な持とよは
ビシ門店の決心だ
とそのビシモテ殿と再びこうして愛まみ
えようとは苦し因縁にござります
なあの
時私が差し上げたる柿は食べていただけ
ましたか
[音楽]
は色つやに騙されてかぶりついたが一生の
不ともされると飛んだ渋垣渋柿あのわっぱ
めにいや
み様に
はまんまといっぱい食わされました
ぞそれは知らぬことまに私は何

まさか渋と
は渋でございましたかあ渋だった
[音楽]
将軍吉孝との和解がなった前入道殿は日を
置かず片山義成殿の討伐のため川の戦人へ
赴かれまし
た軍の式を大いに高め山軍によってを立た
れた山城はついに落へと追い込まれて行き
ましたもはやこれまでござれ方様はやかに
場所よりごくされ
ませわが身代わりで死んでくれるか喜んで
よし手はお互いの鎧を替えようそちはわし
になりすまして大路を逃げようてがそちら
に気取られてる間にわしは小勢を引き連れ
て然入刀の本陣に切り込む

畑山をしとろ慌てていてただいまを
打ち取りました吉成を吉成泥の身印をこえ
あ申し上げます何こと
ただいま吉方の無余り8番の妙をえながら
一眼となって本陣け切り込んで参っており
ます本人を固め本陣を固め
ない
[拍手]
[拍手]
ない
あ生き残ったのは3人だけ
かよくここまでたどり着いた名を名乗るが
よい名乗るほどのものでは
ない早首を跳ねられよう
いつか敵ながらあっぱれなる物の振りでは
ない
か殺すには惜しい離して使わせすでに首
はげて
あるなきの首をいくら上げても手柄には
なら
ん高野さんへなりよしの絵なり好きな
ところへ落ちのびるが良いせにえいわりな
早く行け
[音楽]
2年半に及んだ畑山義成殿の氾濫に一応の
収束が見えたその年の8
月吉正子が未どこの富子を伴って高倉亭の
お母上を見舞われました
やっとお越しくださいました
ねご所様がおわしくださったく
からほどなく寿命が尽きると聞かされて
根性のお別れにおいでくださったのですね
楠は何も申しませんが気した巫女や御名
ちらが不吉なことを申しますいえお知らせ
がてら参じいたしましたどうせキか無の
祟りとでも申すのでしょうキツや無よりも
もっと恐ろしい音量がこの高倉亭に
取りついてるそうでございますよ形がそれ
が誠ならば1日も早くここはお立ち退き
遊ばして村ごしへお移りいただいた方
が音量は高倉亭では
なく私自身に取りついているんです
よ好み
が鼻の御所へ移れ
ばご所様未様にまでわいがぼし
ましょう何者の音量かは知らぬ
がこのみに
引き寄せ高倉へ閉じ込めておけば良いの
じゃ音量の正体が分かればその霊を食用し
秘法を持って悪魔払いをいたしますが母様
を悩ます音量が何者なの
かおはございまのかごし様
はこの母が誰の名をあげればご
満族母の口から出ず
ともすでに吉正も高倉亭に入った時
から体に感じ取っており
ます見台には匂わない
だろうこの子座しに漂うこの香り
何も香りませぬが母様は気づいておいての
はずこの女
の切なき恨にも似
た悲しな真中の
香り北真中
はおの壺が好んだ香りでございました殿
下せませ
ぬ何の言われでお今の壺殿の音量が大方様
に乗り移らねばならぬのでございます
か聞け
ばお今の壺殿は4年前私が見守りましたる
時志を願う樹長服をなしたるとにてルケを
言い渡されその道中において自ら命を立た
れたとか我らの側に恨みこわれお今の壺殿
から恨みをかけられる覚えはないはずで
ございます母
様未は核申しております

果たしてまにその通りだったのでござい
ます
かそこ意の悪い
目つき
じゃその
目こなたのてて親がそっくりの目をして
おった
わ人人とも思わぬ冷たきまだし吉の目を
恐れられるの
は母の心
にやしい思いがあるからでございましょう
吉さ母に向かってブレではないかい
大方様はお疲れの
御すもうそろそろご信じへとこ
聞け4年
前こなたが見守った
時お今がなした気はじそでは
ないこなたのための安山の祈願だったの
だそれを
うちにこ寄せておの里屋敷に乱入しごまに
ふの羽の
やや真物を紛らすあかも自小の団のごとく
見せかけてお人に仕立てあげたのはたれ
あろうハ様
とこなたの兄
権代な勝光殿
だこの2人はその上さらにお今をけにした
だけでは飽きたらず四角を放って後
おい今を字に追い込んだの
だこれほどの周知を受け
て恨みを残さぬものがいると思うか
[音楽]
[笑い]
方様
よく相してくださいまし
た御者
さお今は嬉しいござい
ます
おお懐かしいごし様
御所様の恩を暗てるのは今も昔もこのおい
ただ
1人日毛の女どもにきを許しなってはなり
ませ
んあつらは将軍家の体重に絡みつかれ
たやはミからすものと
もれ妖怪大方様に乗り移ったかもはや許さ
ぬい
だろこことは
何者と
とみ子
いやとみ子の名を語っておるがまのとみ子
ではない正体は鬼の子じゃ鬼が産ませた子
じゃ
あとまの富子はどこ
じゃどこに
いる
里このおはまの富子ではありません
ぞこなも誠の将軍ではない誠の将軍はよ
かど
のよ
勝よ勝
どの義勝は
どこそなたが[ __ ]ばよかったのじゃ
[音楽]
勝はいる
ぞ母はここにおります
ぞよ
勝つ
はめこの子は富子ではありませるぞ
の子じゃ鬼が産ませた子
[音楽]
じゃこれより7日後の8月8日高倉五所に
おいて8大将軍吉のご生後
殿が誤されまし
[音楽]
た室町幕府8代将軍
彼が将となっ運命のいによるもだっ
た父親の6代将軍足は突如進化の赤松に
暗殺される婦人子は郎との議の末9歳の
長男勝を後継に立てるが1年たらずで命を
落とすそなたが[ __ ]ばよかった
のの弟はわずか8歳で将軍となった
男に恵まれなかったはのをしていた弟人を
次の将軍にと心に
決めるしかしこのことが室町幕府を大きく
許すのである
[音楽]
OG
[拍手]

[音楽]
H
[音楽]
T
[音楽]
[音楽]
ひらかな3月3日の
中時未どころとこは上司のセの桃花のせい
でいつになく心が頼通ておりました
[音楽]


り江口の君の亡霊
もこんな心地でいたのかしら
あジが

ただいま初台田文殿のお越でございます
ああ見えたかお通しをしてかしこまりまし
たこの思い人は名は何と言いましたか矢
次郎さんのことでございますかそう矢次郎
と申すの
かよいよいありから聞いたとは言わぬ教え
ておれ矢次の身分はどんなものか五所に
出入りの酒屋でございます
ああさやか働き者の良い人にいでござい
ます明日の今自分で良い私を矢次に合わせ
ておくれえただしコには内密
に3子殿と押せられますると
なきお今の壺殿のゆかり
のお今の壺殿の材に連鎖され5章追放に
なったあの大立三子殿です三子殿が5章
追放になりまして6年今改めてかの人を
探し出せとせられまするは何かわけあって
のことにございましょう
か言うてみれば
罪滅ぼし
歳月を減るにつけお今の壺ののお最後が
不便に思えてなりませぬ思い残すれたこと
も多かった
はずご一族の三子殿の行成も心残りだった
に違いありませぬお今殿へのせめてもの
継ぐないに3子殿を今一度五所へ呼び戻し
たいと思っているのでです作用の義なれば
初代配下を持ちまして中熊なく探索し
きっと3個殿をれ申し上げますお頼み申し
ますさて今日はこれからご所様のお供をし
て上土寺へ参拝をせねばなりませんご所様
よりのお迎えはまだかそれが
御者様にははやお出かけ遊ばされまして
ございますもうお出かけになったとはい私
はおいてぼりか
もや流用ではさすがは我が弟確かなおめき
だ参議兵と申す六尾様の台にトした物だ
よき目の保をさせていただきましたこれを
こなたに差し上げたい
えそのつもりで自賛したのじゃいえいくら
兄のおしといでもか用に高価なものを
いただくわけにはまりませんそちらが
受け取らずば要は置いていくまでのこと
だどうあってもどうせなら私にではなく
この上土寺にてしばらくお預かりさせて
いただき
ましょうどこまでも欲のないお人
だ3愛の煩悩に囚われ
て一時も休んじることのない我が身とは
大違いだ兄ほどの立場でも未だに干して得
られないものが終わりです
か干してえがきものは多く
ある大抵のものは得られずとも我慢が
できる得られずばどうしても我慢できぬ
もの
がたった1つ
あるそのお1つとは林材力によれ
ば人の体の中に
はもう1人のの人が住んでいるそう
だすなわち
新人新人にはくいもなければ身分も
ない男でもなければ女でも
ない時の流れに変わることもなく五体にも
縛られず自在に体内を抜け出して
はから天宿まで飛んで
いき
また元の体内にもって
くる月にもなれば花にも
なるもう1人の誠の
自分白肉団に一向の新人
あり臨在の極意でございますね我が体内に
宿る新人が発するのだ
よ将軍の衣を捨てて
出家の実になりたい
[音楽]
となんということ押せられ
まするこの上土から見るすみや
はまるで箱庭のよう
だあんな小さな世界
で人の欲得の煩い事に関わって一生終わる
それではあまりに
無しご所様がそのような深きを悩みに
囚われておられると
は思いも呼ばぬことにございまし
た許されることなら
擬人こなたの出家の実
と我が久保の身を取り替えてもらいたいの
だタムで
よ星が
物それがたった1つのことさお茶の支度を
してまいりますしばらくお待ちの方あおし
様こちらは確かにお預かりさせていただき
ますつこ
これはなかなかの名

上土村のものか
いえ楽中から来たの
か行くべきところも帰るべきところももた
ぬものにございます拙い芸を売り歩く流れ
のものとめして見事な義量だあや辞では
ない現にこうし
てののに誘われ
て上土の庭
を超えてきたのだから
ねこなた様は上土のお坊様でいらっしゃい
ますか

こなた召ているのか
はい上地のそうではないわしもこなたと
同じ流れ
いやそうだ行
流れきの肝心ひじりじゃよ
まあ遊戯実習のお商人様でしたかそんな
もの
だお商人様のオナをお聞かせくださりませ
ぬか
中名
は遠ともす遠殿されば踊りましょうよこれ
これ踊れとは何事
ぞ自習のお坊様に踊りといえば念仏踊りに
決まっておりますどうぞ私に見せて
ください見せろと申してもおこと目が見え
ぬではないか目には見えずとも踊る方の
巻き起こす風で見えます風の動き次第で
踊りの上手下手まで見えます
よそれ
身を
感じれ
ば水の
泡お
消え



ひも
なし
命を
思え
ば月の影

いる

[音楽]
にぞ
とどまら
[音楽]
んどうし
たこた様
はまにお坊様ですか肝心ひじりと申してる
ではない
かなぜ疑う
肝心ひりの踊りにしてはあまりにも見で風
にも高きな香りが漂いますゆえわしの前は
我流だ上手に見えるのはおの包みのせ風の
香りは上土の花のせいださあ続けよ
続けよ
まこの前の
たち
をば
召して
[音楽]
みる色も
なし顔かに味い
[音楽]
ゴシ

おこ宵は宿をどこに
取る上土さんのご本道の縁先をお借りし
たいと申してたのですが断られましたの
で楽中に戻り三条の橋の下ありでよ
明かそうかと橋の下で
かよろしければ遠網のも参られませのか
山上あたりまで行けば知り合いの美和奉仕
もおりますそこで遠網殿のビをお聞かせ
くださいましよそれができれば
なあ残念
ながら同行は叶わぬよ
下線の身でつい心やすいことを申しました
お許しくださいましあそうでは
ない同行したいのは山々なれ
と今
はどうしても戻らねばならぬところがある
ので
な私も日のあるうちに下りますまた会い
たいもの
だ私は目が見えませぬゆえ
どこかでお目に泊まりましたら遠殿から声
をかけてくださいませんか出会えば声を
かけるともそうだ名はなんと
申す信女と申し
ます
信長同行のものに楽中まで送らせる家ここ
で待っていてくれのかいえそれには及び
ませんいや送らせたいのだ
少しここで待っていてくれすぐこさせる
よいなしばらく待っていてくれ

様そのたらどうし
たごでございましたか何をうえておる何事
かあったのかお探し申し上げていたのです
よ兄弟のどこをお探ししてもお姿が
見当たらないので神確信でも合われたんで
はないかと心配するものまた大なはそこの
庭の裏の地におったよ裏のにそこもしあげ
たはずですがずれにし大事なかったのだ者
様を茶の湯座敷へご案内ますはい皆下がる
のよいああジブああ裏の庭の空地に召た
女人がおりそのものに行ばかの銭を施して
三条河原まで送っていくように
あその際世の身分を明かしては
ならもし聞かれ
たら肝心ひの遠と申すなだご様のことを
肝心ひの遠とあそうだ
行けそのような女人に出会われましたの
で信女と申し
たてつの根が聞こえなかったかつの
いえ信女の包みで念仏踊りにじたよ
もしやかりよに紛れ込まれたのでござい
ますま
ねか
に衣たがれ大にございますもしや鬼の幼
にて作られた女人ではなかったのか
と鬼が作った女人
は抱けば水になって流れると聞くが
してみればよかっ
たなんと怪しげな香りだこと私たちも
先ほどから胸が高ぶって困っております
本当にこの香りを嗅いでいるだけでわけも
なく胸がなってきての胸がめくのはのせい
ばかりではありますまえいいのこちらの
ことさあご所様の元へ回り
ますこの絵も言われぬ香りは何という子で
ございます
か邪脈弾人工高郷君長子のむつの広木を
合わせた黒棒という香りなの黒棒うん
兄の勝光殿が届けてくださったの
よ前の怪人の時から6年も兆しがないのは
妻としての勤めを怠っているからではない
のかと言わ
れもっとご所様のごちいを得られるように
とわざわざこの香りをそれならこの王は敵
でございますよ女の私どもでさえこんなに
胸が騒ぎ立てるのですもの様はどんなに
かご所様が喜んでくださればいいのだ
けれど
[音楽]
とこどこか別の世界を彷徨っていらしたの
ではありませぬ
か三条の河あたりで美和奉仕になっていた
よそんなところに行っていらしたのです
かそれが怪しな匂いで連れ戻され
たこの子はこなたの匂い
かこなたは下がっていて良いはい
こいは上司の
セク桃花酒
をその子はクボ
かさすがはご所
様ようお分かりになられました
こと春の夜風が
心地よく岩の花々
が香りを運んでくれて
いる小いのような桜月よ
にこなたの匂いは風流に
かける見て
ごらん庭の花々が風に乗ってこんなに
かぐわしい匂いを運んでくれているのにこ
のおかげで台無しになってしまった
[音楽]
同じ
だ世が踏み迷った大の晴れはこの箱庭だっ
たの
か大とは何のことでございますか上土の
裏庭で
なこちらのこと
[音楽]
酒屋の
矢表をお上げ
なさいそなたこのコマと目のちぎりを
かわしているそうです
ねはいコマは私にとっては日毛の頃より
使えてくれている大事な次女そなたには
気の毒だがこのコをめとることは諦めて
もらわねばなります
まい
ただしただでとは申しませ
ぬあ
を矢次郎に
はいご両分の先ですそれと引き換えにこの
中は立ってもらい
ます恐れ
ながらでお前の思いは銭金では図れません
小のことはいく年でも待つ覚悟でござい
ますとかお許し
な未どの頼み事を断るとなれば五所への
出入りを禁じられることは言に及ばず場合
によって
は生涯を失うことにもなりかねませぬ
ぞ一命を失うことになりましょうとも
この思い
ばかり
こ矢次郎はこのように申しておるいかが
しよ
[音楽]
のこの人とは別れ
ます目をとちりもなかったことにいします
ゆどうか今まで通りごへのお出入りはお
許しくださいませ申
アグリーコマは恋しい男を助けるためには
思いを切ると言うておる矢次郎は恋しい女
を助けるためには命をすると言うておるま
に似合の2人だ
[音楽]
こと2人の思いの深さのほどが知りたかっ
たのです
意地悪なことを申しまし
た許しておくれみた様その先は改めて目を
なった2人への祝いの花として受け取って
おくれ誠にお許しいただけるのでござい
ますか念にはおばぬ今すぐにでもここから
連れ去ってもよい
私の分
[音楽]
まで幸せになっておくれこは美大様よりの
賜り物と心へ証言大事にいたします
ありがとうございますありがとうござい
[音楽]
ますいらっしゃい
[音楽]
でもいおに用があるんだ俺は客じゃないん

よ何よ
ゴいるなら出て
こいよがあるならわしがなんだ方集を
追い出されて友情屋の用人棒やってんの
か元の用人棒が何しに来たゆりたりなら
ではすまさんぞただでは済まさんのは
こっちの方
だ同じゃないか
おお久しぶりだなまた用人に雇ってもらい
たくてきたんなら会いに行くだけど
間に合ってるよ相変わらず男運の悪い女
だんだと引っ込ん
でろ今のわしはな初代の目付けだお役目に
よってまかりこしたんだぞもうちょっと
手長に出迎えたらどうなんだ
え主のような悪党が初代のつけとはよも末
だねごはいいから名に答えあがれだから
なんだい主のところにホという遊びがいる
はずだ
そいつに合わしてくれあホは今夜塞がっ
てるよ開いたきゃ出直してこっちはそう
はかんだよお

どこ
だこ負けてけ
さこの老石
もブレは許さん
ぞあなた様
は私を見知ってるようだがいずれのもの
だゴブの団ひにお許しくださいませそれ
かち初代他が文の神のハのものにて骨か
同権と申すものでございます私を知ってる
なら黙ってそこをしめ下がるがよこれ誠に
不粋なことで恐れ大きことではございます
が役目
なそこの殿にお尋ねしたくことがござい
ます何を尋ねたいというの
だこた様の誠のオ
は大立子様と申されませんか
私の名は
ホビそのよな名に覚えはありませんそれは
嘘でございおいろはい
だ失礼を失礼をいたしまし
た物
がおを探してる
らしいオな執念というのは恐ろしいものだ
今の壺を除外させるだけではものたら
ず今度はおの命を欲しい
らしいしかし心配はいら
ん未来どころは私の
妹妹の模様はさせ
[音楽]
[拍手]
大立
さこ御所に戻す
にち欲しい玉だ
ぜクボの香りで何の聞きめがなかっとはご
所様にはどこかお体のお具合でもお悪いの
ではないの
かご書様は人1倍香りにはうるさいお方
です兄のお好みに合わせられてもそうは
参らないよう
です
どこ未来どこの本当の力は性質の座にある
のではない
将軍家の次の四を設けてこそ万力の力を
得るのだなんとしても四だけが産んで
もらわねばなりません
ぞ今のご所様
はもはや私のこと女としては見ては
くださいませんそれが不思議でならんこな
ほどの名子に上演を燃えがらさない男が
いるとは
白場すれば私など何度こなたの信女に忍び
いろうと思うたこと
かその度に我らは兄
妹母こそ違え同じ日の茂殿の血を引く兄弟
なのだと自らに言い聞かせ
て我らが父のおをあげられたついでにお
伺いをいたしますが兄私のその父は日茂正
殿でございますかまた唐突なことを言うま
の私の父は鬼ではございませぬのか
何鬼だ
と泣き大方様に言われましたお前はまの
富子ではない鬼の子だと
それは大方殿が物狂いされた時のたご
だろう気にかける方がおかしいではなぜ私
は5つの年までつの章で育ちました
なぜその年まであの里に預けられていたの
でしょう以前にも言うたことがあるはずだ
こなたの生まれた影響12年は宮に疫病が
流行り日ではそれを避けるためにこなを
しのの領地である山代の国のつの城に預け
た翌年は画室の変が起こり宮子が然となっ
たのでそのまま預けおかれ平穏が戻るのを
待ってこの私がこなたを迎えに行ったので
はない
かそれだけの言
だつのしのことは
どこまでがうつでどこまでが夢だったの
か安全としないことが多い
ゆえ時々不安に駆られ
[音楽]
ますこの度山な前道殿の一者大丸を我が
細川家の容姿として迎え入れましたること
胡様にご報告を申し上げ
ますそう
か前入刀の子
がこなたのことなるかそれがしもようやく
四を得ましたからは以いつでも隠居ができ
ます隠居はち早ろう
いえそうでもございません恐れながら3大
義光公は38歳にして早くも将軍職を義持
校にお譲りになり自らはご出家遊ばされて
その後北山に金覚車伝のごとき見事な三相
をお作り遊ばされまし
たそうか
容姿という手があった
[音楽]
かこの年の
秋田川の肝心猿学に
引き続き音寺金におい
て将軍吉
との

のがしての長の宴が模されまし
たその宴の中で
[音楽]
にれ
と今決めた
よ軍職を知り
と後の将軍には弟の擬人を
わは
する我ら夫婦にはもなしこなたも依存は
あるいな
[音楽]
[音楽]
8代将軍足吉から突然将軍職陰気を告げ
られた日野
富子富子の同様をよそに吉は弟の擬人を次
将軍にと強く
一方関細川勝本は擬人の貢献に認
られる
込め将軍性質の座を失うと聞いては老する
のも当然
だ何かといえば聖堂に口を入れるあのみい
どころを花の所より追い払えるだけでも
[音楽]
こい擬人を将軍に据えてやろう
吉が起こした一人の風は今嵐に変わろうと
していた富子が未どころとなって10年目
の秋のことである
[音楽]
OG
[音楽]
8大将軍足吉が
突如として将軍職を知りことを決意された
のは干5年の秋のことでした職も取らずと
にもつか
ず夢とうつの間にひたすら夢のおを待ち
続けるおこの
行それをいつかも続ける
と疲れてはおらぬか身はともかくも
心は夢路を彷徨っておりましたのでさほど
に疲れは覚えませぬそれでどんな夢のお
告げがあった聞かせてくれるか
されば様々な夢が訪れまし
た最初の夢はおり中の猿くの姫君が鬼にさ
れこう宿すという夢でございまし
た2つ目の夢
は生まれたばかりの赤子が和船に乗せられ
て川を流されて行きまし
た夢の中で赤子は僧侶に拾われて行きまし
た3つ目の夢にはつというわが出てまいり
ました
つが村で遊んでおります
と3人の天狗がやってきてつきを都へ
さらって行きまし
[音楽]
た最後の夢ではいつの間にかつきはとみ子
と名を変えておりましたとこ
と火のとみ子の名語
あろこととか室町ごしに腰をし将軍未どの
座に収まってしまったのでござい
[音楽]
ます鬼の子がまんまと見たいどころに
なりすました
かおぎ造士のような無邪気な夢だ

あてその夢が告げようとしてることは何な

夢解きの答えは2つに1
つその1つは今夫た御所様が御射程の擬人
様を用しとなし将軍職をお譲りなさろうと
ご決意遊ばされている時につた富子は未
どこの座に執着を持ってはならぬとの戒め
か今1つは日の富子も将軍どの座も生まれ
ながらにして得たものではない天命に従い
あくまでも将軍未どころ日とみ子であり
続けよとのご戦

こなたどちらを
取る私は申し上げます
ただいま山名総が思を遊ばされまして
ございます対面に行って待たしとけそれが
切構わぬと申されましてこちらの方へいや
構かほんのご嫌伺いに立ち寄って
まで
様様もご一緒でござりました
かお邪魔でありましたかな
まで押しかけてきたものを追い返すわけに
もくまあちこうしばごめ
捕まご様にも未様にもごき
[音楽]
うし強に存じ
ますもで
何よりご所様思考でも運ばせましょうか
そうしようジ笹それならばついでのこと
それがしが自賛いたしましたる酒をご賞味
くださいませ柳のすましまをひたる持って
まいりました柳のお酒は五所様の1番のご
ひきなのですおすぐに持てかしこまりまし

医者様柳の酒はやはり違いますか違うな
同じすまし酒でも香りが
違うあの香りの違いはおそらく
壺と樽の違いである他の酒屋の酒は
ほとんど壺に収めている
が柳屋だけは樽に入れておるお名札の通り
ついでに付け加えます
同じ樽でも杉木では木のが強すぎます柳の
樽はそのヤゴの通り匂いのない柳の木を
たいに用いておるのでござります詳しいの
実を申せば我が両国田島は柳の名産の
地柳屋の柳だるは皆我が田島柳にござり
ますればだ柳柳とこだわるのはそのせいか
いつの間にやら奥島乗せられた
[笑い]
例えれ
ばごし様は柳の樽我ら進化は樽の中の酒と
おしくだされ酒は柳の樽の中にあってこそ
真の香りをいつまでも保ちます
それがいきなり壺や亀に移されましては
立ちどまら御者様の足の中に今しばらく我
ら進化を寝かせておいていただけませんか
然言うとその木でよ里に来たのであればよ
はこの席を立それがしが30の年には
やっと山の家を譲り受け
侍どころ諸子として楽落を駆けずり回って
おりまし
た金利様や釘がは存じませんが弓取りなら
ばこれからが働き盛りご様は我らが武の
頭領にござりますれば委居だの出家だのと
目しことを申されずこの世のあらゆる邪に
立ち向かう
の者の手本になっていただくと存じまその
注文には応じ
かねる残念というより仕方がない
がこなたのような無骨者にはどんなに言葉
を尽くしても世の心のうちは分かる
まい今日のところは許して
使わす次に作用な差し口重さば再び田島に
追い返す
よくぞ申してくださいまし
たわこ様をお生み
くだされ今となってはそれも
いえ美代様が子様さえお生くだされば山な
そうで
一命に変えましても若君を時将軍のおつと
してお守り申し上げます断じて美大様の
わこ様より他の方を将軍の座に連れること
は許しませんこ
欲しい怖みたいそれも将軍となるべき子を
お見ください
もし子を産み落とし
たら私はその子を寺には入れませな我が妙
に返事てでも我が子を将軍につけたいと
思うでしょう我が高将軍につけた1年から
邪魔立てするものは境いなく
噛み殺すそれがたえ夫であろう
と先度の
私はそうなる自分が
恐ろしいお前よいゴよ本性をお出し
くださればよい私の本性
は鬼かもしれませの
よ鬼の
はそれがしの体にも流れており
ます恐れ
ながら様とそれがしは同じ
象同じ鬼の本性を秘めており
ます私もそれは感じておりまし
[音楽]
た何
も恐れることはない
はず我らが鬼の本書をむき出しにすれば
この世に修を招きまする
音も捕まり
ましょういかなる修羅場に

[音楽]
父様丸を連れてまりまし
たビシ大丸ご挨拶をお父様ようこそお越し
くださいましたこれこれわしはもはや
こなたの父ではないこなたの乳上はこの
勝本殿じゃまあよろしいではございませぬ
か飛車大丸にはまだ容姿のなんたるかも
分かっておりませる
あやこなたの付けが甘いのではない
私はいつも母と呼ばせておりまするねえ
はい姉これ
わざと我が子にからかわれて頼りない母
じゃ困ったの2人とも困るのはお互い様で
ございますもたは私も美し大丸も山な蒼然
の子それがこの細かわけでは母と小にされ
てしまったのですから言分はももだが
もっと我が身の立場も自覚せねばならんお
ことは今や寒冷殿の妻飛丸は細川家の四な
のだ細川家の繁栄を第1と心がけるよはい
はいこれ以上お小事を頂戴したくなくば
早々に退散することだ広間に主演の用意を
いたしておりますそちらへおりになられ
ましてはすぐに行くではお待ちおり
ますむこのわしもよほどのことでなければ
寒冷たるこなたの判断に岩唱えのしかし
今度ばかりは言わずにはおれんいくらご所
様のお頼みでも義人殿の貢献人になること
だけはおやめなされ殿がさほどに反対を
なさるわけをお聞かせくだされ未様はわこ
様を海になるその時は速やかに仏門に
入れるとの精子をご所様より頂いており
ます当てになるもの
か実のことはまた格別のもの親の情の前に
髪の上の誓など何の役にたとしかし未様が
それもわこ様を必ずやお海になると言い
きれるものはおりますまいいや美大様は
必ずやわこ様を大に
なる苗字が申しましたかいやわしがそう
望むのだあの未様にわこ様のご聖母になっ
ていただきたいとこの25日に擬人様は
正式に将軍家の容姿となって以後今出川の
信吾所へお移り遊ばし
ます12月2日には続して名を改められ
簡易を授けられ
ましょう全てが手はず通りに運ばれている
今それがし1人が後戻りはできませ
ん今戻らねば
行手に
は地獄のもんが開いとおるぞ御者様ご隠居
の後の時期将軍は義人
様この筋目さえ貫いていただければ地獄の
もは開きませ
んわしが擬人の将軍は嫌と言それ
も様
がわおさんが遊ばされた時の仮の話で
ございましょうそう仮
じゃ全ては仮の話
[音楽]
だシト殿とここまで話が合わぬとは侵害で
ございますここは向こ殿には少々折れて
いただかねばシト殿こそ余計な口出しは
差し控えていただかねば彩とビシ大丸の
行末にも関わりまするゆええておいて
くれ2人
はこなたのつく
ほ人質では
ないお待たせをいたしました主演の用意
整いましてござい
ます
ばシト
殿無の前
か11月25
日将軍吉孝の容姿となられた擬人殿は上土
を出て今出川の新吾所にお移りになりまし
[音楽]
たさらに12月2日には原速して名足日
義見と改められここに細川勝本殿のを後ろ
とする足将軍家の新たな家督継承者が誕生
したのでし
た明日はいよいよ
吉見殿と対面の日
未だに心が定まらぬ
ままどんな言葉をかけたら良いもの
かお1人でおじになるよりご所様にご相談
遊ばされましたら今夜はどのおつぼ方もお
召しではないようでございますご所様
にそう
ねできる
限り自分から心開かね
ばよぎのおしたくを
ただいまこのままで
良い
あ1人で参る
[音楽]
行の


まとあ

あでもえたて
[音楽]
[音楽]
はみ
様み様
美代様が今
自分かなところ
にせ
かあの滝の音を聞いているうち
に誘い込まれて迷い込んでしまいました
未来様は滝がお嫌いとか者様に伺いました
いえ嫌いというよりはあの音を聞いている
と誘い込まれてしまいそうになるのですよ
はか昔に1度だけ言った覚えのある鬼の里
へどんなところでございました鬼の里と
はそれ
がとても
美しく懐かしいところのように思えるから
不思議でしょう力は本当
は鬼が連れ去りに来るのを心まちにして
おられるのではございません
これこのような
こと御者様に言うでない
ぞ決して手前は申しませ
ん台様よりお話になれ
ばご所様は随分と羨ましがられましょう
羨ましがられるとは
なぜあの岩屋と滝をご覧になっ
てお分かりになりません
か御所様は鼻の五所から逃げ出し
てあの鬼の里へ逃げ込んでおしになりたい

です未来様には遠にご存知のかしょう
ご所様にはこ
で描かれるしかすが
ない未様が捨ててこられたところへこれ
から御所様
は行こうとなさっているのではございませ

か御所様とご一緒に行かれたらいかがで
ございます
か美大様もお逃げにならずに御所様と同じ
ところ
へ美しく
懐かしいと思える場所
はこの世にそうはございません
よお前に
は人の心の景色
がよく見えるのです
ね男と女子
は心に同じ景色を持っていなければうまく
は参りませんごし様と私は同じ景色を持っ
ているように見えますか1度だけ武者様が
お漏らしになったことがござい
ます自分とみ様と
は互いに
同じ思いの夢で結ばれたのだと
はそうでし
た互いにまだ顔も名も知らぬ頃夢で先にお
会いし
た私は御所様の夢を御所様は私の夢
をところも同じ五条の橋の上で同じ景色を
お2人ともにお持ちではございません
か思え
ばご様と私が結ばれたのは
天のお
[音楽]
さし御所様が行かれるところへついていく

が私の生きる道かもしれ
[音楽]
ぬここに改めましてご一同様にお広め
申し上げますこの度
めでたく足将軍家御用紙と愛なられました
足様の神様にござり
ます様の神義見にございます以後お見知を

くだされそり
ながら様の神様に一言お尋ね申し上げ
ますなんなりと然にどどだ
将軍系御用しとはすなわち将軍職の継承者
でも合せられますそこで様の神様が将軍と
なられましたる後に御所様未来様に着しが
ご誕遊ばされましたるその時はいかが
遊ばすご所存
か受けたりたく存じます然殿がただいまの
言葉花なれのこの勝本が様の神様の貢献役
としてあえてお答え
ます様の神様御用し成立の後は未様に限ら
ずご様の音痴を引くわこ様は
皆仏門に消えいされますこれはご様のご意
でござるわしは様の神様のご意ををておる
のじゃ義見の意思を確かめるには及ばぬ
全ては仏教大部の猛通りだ御所様のお言葉
に背くようですが私の気持ちも申し述べて
おきましょう是非とも然入党と私が原則を
したのは我が兄の苦境を救いするためで
あって将軍になりたいがためではない兄に
変わり将軍職のお役目はお引き受けしても
足のを譲り受けるつもりはない未様がわこ
様ご出産なれば当然将軍職は速やかにご
返上を申し上げるつもりですそれはならん
様の
神殿ご所様のお言葉にさろうてはなりませ
ぬ前殿もこの世にいない子の話など
持ち出されるわ論というもの私はどこまで
もご所様に従ってまいります仮に生まれた
わを仏門に経することがご所様のご意思
ならばそれに従うまでの
こと私
はご所様に従ってまいり
ます
とこよ言うてくれた
[音楽]
娘の松子
です若の至りで猿白拍子に生ませた子です
この16年間西ののうに
がこの正式にのの幼女として迎え入れる
ことにいたしましたお様にご挨拶
を松子と申し
ます驚きました兄にこんな大きな娘子が
おられたといかがでしょうこの松子を神殿
にっていただくというの
はの性質は代々我が日毛から嫁のが習わし
様の神殿にも是非とも日毛の娘をめって
いただかなければなりません将軍家との
決論を立ぬためにもここは未様にも
しっかり最後のお力ぞよしていただきませ
ん最後とはこなたの悔しさは察してあまり
ある30にもみの若さで隠居などされては
妻としては溜まったものではある前八代
将軍のご意行もこれまでだとすれば日毛と
しても考えねばならんあそれで今度は義見
殿のご性質に松子殿こなたからもお口添え
をいただきたい
あ日毛の娘として松子姫殿のご気量ならば
それも叶わぬことでもありますまい
が大事なのは義見殿のお気持ち様の神殿に
その気がなくばまた御者様の時と同様隠名
堂の現実を用いてその気になっていただく
までのこと名殿の現実とはそれ例
の未様には当にご承知のことと思っており
ましたがあご所様の時と同様とは何のこと
ですかき大方殿か関殿の口よりお聞き呼び
でははなかったのです
か霊の思いねの夢の
からく夢の
からく
あり
はい松子姫に伊勢神殿より頂いたほを見せ
て差し上げ
なさい姫は鳥を好きか大好きでございます
では見ていらっしゃい
はい
あり姫様
どうぞ思いの夢のからくとはいかなること
かゆっくりと教えていただきましょう
[音楽]
手つかずではないかいくらお勧めしても
一口も召し上がりませ
[音楽]
ぬみ様御者様がご心所にお召しでござい
[音楽]
ますあ
[音楽]
[音楽]
この曲を引くと思い出す
よこなたと初めて出会っ
たあの五条橋
をヨの夢で
出会う名も知らぬ姫に恋い焦がれ
て思って夢と同じ場所を尋ねてみる
とそこにはこなたがいた
夢と同じあの姫
がよを待っていてくれたの

あの時の
流れ心に思い描いたものがその
ままうしに現れた驚きと
喜びあの一時
とあの景色こそは
よなただけのもの
だ人は我ら夫婦
を代々の将軍家と日毛のきたりの中
で心通わすことなく結ばれた2人と思って
いるだろう
が実は
違う子方は出会う前から
互いの夢の中で惹かれっていたの
だ誰の差し図も受けず我ら
は自らの意思で互いを選んだの
だこのことだけ
は私は誇りに思っている
よよの広目の席で
こなたが世に従うと言うてくれた
時こなたの顔を見
ながらふと思っ
たとこ
も思い出してくれたのではなかろうか
あの長橋の夢の景色
を我ら夫婦に
は決して人の踏み込むことのできぬ2人
だけのを
この景色を忘れぬ
限り我らの心
は決して離れることはないの
だどうし
た何を
笑何が
おかしいこんなに哀れ
なこんなに国Discoverな夫婦は
猿学の狂言にもございますま安心したかた
猿学の役者はまだ筋書きが分かって踊る分
だけましでござい
ます私たちはただの
でくたちに良きよに操られて踊るデ人形で
ございます
何が言たいのと御所
様私たちに
は自分たちの意思で選び取ったものなど何
1つないのでございます
よ大勢の夢も五条橋の出会いも何もか
もみんな周囲の者たちが
仕掛け私たちは彼らの仕掛けの中で無邪気
に心を踊らせていただけなのでございます
ゆな他は知らず世は世の意志でこなたの夢
を見た世の夢は世1人の夢だそれ
も兄克殿
と泣き大方
様そして細青兄弟部殿の3人が相はり
名字の呪報を用いて御所様の夢を良きよう
に操ったの
ですありえぬことだ私の髪の毛を4
本4本の美和の原に絡み
つかせその美を奏でるものは必ず髪の毛の
主と心が通じるという事をかけて
その美和
を仏教大武のより御所様に進展申し上げた

な全ては仕組まれた現
本当のことなどどこにも
ない夜見る夢の奥の奥まで操られ
てここまで来たのでござい
[音楽]
ます目だ
です
[音楽]
とめ
すぎるいじめすぎます
といじめだ
えいじめ
です見目
だめで
[音楽]

だじめ
ため
[音楽]
すぎOG
[音楽]
K
[音楽]
[音楽]

『花の乱』(はなのらん)は、1994年4月3日から同年12月11日にかけて放送された33作目のNHK大河ドラマ。主演は三田佳子。全37話。

概要
平安建都(遷都)1200年を記念して室町幕府第8代将軍・足利義政の妻である日野富子の生涯と、応仁の乱およびその前後の状況を描いた。

近時代には1991年の『太平記』後半が室町幕府初期となるものの、南北朝時代や戦国時代との重複期間を除いた純然たる室町期を正面から舞台とした作品は、これが初の試みとなった[1]。

12代目市川團十郎にとって1985年の團十郎襲名以来、初のNHKドラマ出演になった。また野村萬斎も本作の放映が始まる1か月前に「萬斎」を襲名したばかりだった(そのため放送前のテレビ雑誌では野村武司名義である)。このドラマで本格テレビデビューを果たした松たか子・13代目市川團十郎(当時は7代目市川新之助)・野村萬斎らは本作での演技が好評を得て、その後多くのテレビドラマに出演するようになって人気を博していく。他にも奥田瑛二、檀ふみ、2代目松本白鸚(当時は9代目松本幸四郎)、京マチ子、萬屋錦之介、佐野史郎、藤岡弘、、役所広司、草刈正雄、かたせ梨乃、篠田三郎、織本順吉、平淑恵、勝野洋、夏八木勲など、テレビドラマだけでなく映画や舞台や歌舞伎などでも幅広く活躍しているベテランの俳優陣が脇を固める形で出演している。

ビデオリサーチによる視聴率は平均で14.1%、最高で18.3%(いずれも関東地区)[2]となり、2012年の『平清盛』が記録を更新するまでは大河ドラマで最も低かった。特に8月14日放送の第20回「戦雲の都」が記録した視聴率10.1%は、2012年の大河ドラマ『平清盛』の第45回「以仁王の令旨」にて7.3%を記録するまで、大河ドラマ歴代ワースト1位だった[3]。

後年の再評価もあって、2000年8月から11月にかけて「大河ドラマアンコール」と題してNHK総合テレビにおいて平日15時台に全編が再放送された。ソフトとしては総集編のVHS、完全版のDVDが発売されている。

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