地下アイドル

【探偵 海原琢磨呂】野々村病院殺人事件 黒い噂の絶えない病院に留まる美人看護師と殺された院長の関係とは?!【#野々村病院の人々 /銀河颯馬】



【探偵 海原琢磨呂】野々村病院殺人事件 黒い噂の絶えない病院に留まる美人看護師と殺された院長の関係とは?!【#野々村病院の人々 /銀河颯馬】

地下アイドルバーチャルYouTuber
銀が相馬です銀河相馬のアーリー
モーニングでは巷で話題のイケメン君や
オルたちに人気のランチを紹介していませ
ん銀河馬のアーリーモーニング前時から
放送中絶対見てよね
[音楽]
あなたには何がきこめているの星空に近い
あたあの日の
約束る世界はとても大きくていつの
まさえ忘れていたすて
季節の波に飲まれ溺れそうになる時
だて巡る
巡る奇跡の息遣いを感じられるのならもも
迷うなど
なさ空に
こする明日へがこのもまたきらめく
のよ
に光にって道を
照らし出すだからら顔をあげてまっすぐ前
を向いて
[音楽]
未来地下アイドルバーチャル
YouTuber銀馬です銀馬のアーリー
モーニングではで話題のイケメン君やル
たちに人気のランチを紹介していませんマ
のアーリーモーニング前6時から放送中
絶対見てよ
[音楽]
ねあなたには何が聞こえているの星空に
近いあた
あの日の
束る界はても大きくてつ
[音楽]
のれこっち
か間違えてしまったはいつさんありがとう
おはようございますおはようございますて
くれてありがとうええさえささんガラ
ちゃんガラちゃんガラちゃん匿名さんそま
くおはようございますおはようございます
来てくれてありがとうえま君朝から配信し
してるやったい朝配信はいつもじゃないか
というわけでえとま今日のねえある意味
レイトモーニングでございますはいという
わけでですねえ今日の1日配信の時間と
なりましたえ9時から始める予定でござい
ましたがちょっとねえ時間ずれてしまい
ました申し訳ございませんはいえという
わけで皆さんからアイドルバーチャル
YouTuber銀様ですはいえという
わけでですね今回はですねえこちらの配信
をやっていきたいかなと思いますお休み
やったねうんあのでもね出勤停止じゃない
からこれ全部有給なんだぜあ困ったま5月
には有給復活するからまあいいんだけどね
というわけでえここ3日ほどですね僕ね
あの急遽えああもに寝坊して見逃し
たていいのよあの起きれる時に来てねはい
わけでですねえっとまうんここ3日ほど
昨日は一応大事取ってゆっくりと休ませて
いただきましたので今日明日はですねえ
配信していこうかなと思いますので是非と
もよろしくお願いいたしますはいという
わけでえ今日の1日配信でございますが
こちらでございます野村病院の人々え以前
ですね1度ですね夜の配信でやりましたが
思ったよりも全然進まなくてあの終わら
なかったのでまあいつで後でね再開したい
なってもう1回やりたいなって思っていた
んですが結局あのセガサターンの電池が
切れまして
あのセガサターンの電池が切れてえっと
セーブデータが飛んだのでもう1回やる
しかなくなったんですねでえまそんなわけ
でですねもう1回やっていこうもう1回
最初からやっていこうといった形になり
ますでえこちらまあ前回もお話ししました
通り一応えっと18歳以上推奨のえ違うえ
18歳未満禁止のゲームとなっております
なのでですねえっとたまにはこういうもの
ができますはい僕で隠さなきゃ
えっとエチシンになったらこれが出てき
ますはいただえっとそもそもにそんな
シーンがえっとですねそんなに多くないの
で基本的にはあの推理物のゲームとして
楽しんでいただけるかと思いますちなみに
ですね
えっと
よいしょ攻略に関しましてはエティはいお
さん来てくれてありがとうえキラキラ
ありがとうさんキラキラ1センキュー
ありがとうまえっと攻略に関してはですね
今回はですね前回と一緒でえ攻略を見
ながらグッドエンドまでそのまま突き進ん
でいく形になるかと思いますのでえご了承
くださいうんなので
えっとはいえおさんガラシャガラシャ
ありがとうなので
えっとそうね下手をしたらですねあの今
いつものですね僕のえっとなんでしょう
いつもの
え僕のあのキャラクターからはだいぶ
遠ざかるかと思います申し訳ございません
がねえということをご了承くださいはいあ
仕方ないのよ
うんはい
えというわけでえちょっと待って
ねあこれかな
はいえーではやっていきましょう野村病院
の人々
ですこの物語はフィクションですこの
ゲームに登場する病院名及び人物には実在
のものとは一切関係がありませ
んあデスクトップ音声切ってたごめん
とは思っても見なかったから
ウイあなたに会いたかった
の嬉しいこと言うじゃない
かここに来る時誰にも見られなかった
だろう

へそれにしても珍しい
な君の方から私を誘うなんて
気持ちの悪いやつだ
な分かってる
よまた気持ちよくなりたいんだなもうこの
時点でBANされそうな気がするんだけど
大丈夫か
な薬は嫌そうか
い私は使わせてもらう悪そうなやっちゃ
そう
ねそう言うと作は重そうな体を持ち上げる
ようにとゆっくりキャビネットの方へ歩い
ていく薬を使わなくても気持ちよくなる
ようになった
かもう背筋がぞわっとするわ
こいつ作は独り言のようにそう言うと体を
揺すりながら下品な含み笑いを
するいかにも高かそうなキャビネットの扉
が開けられ作は毛深く丸田のような手で
ゴソゴソと何かを探しているようである
おやさがない悪言うとろうかよ小一じゃ
ないんだわまあそれだけ君といやらしい
ことをしてるってことだが
[音楽]
いや再び下品な含み笑いをするとエジを
求めるかのようにくるりと振り向い
た作の脂ぎった顔がスタンドの明りで
ぬめぬめと光りそしてその手には小さな
駐車機と透明のアンプルが握られて
いる本当に君はは使わなくていいのかね
注射機と小瓶を持ったまま見るからに窮屈
そうな椅子に体を収めた作は確認するかの
ように彼女に
尋ねる嫌いなのそういうのはそうかそうか
ありのままがいいってやつだないやいや
いやいやいやいや作は小をひくひくと
動かして舌舐めずりをするそんなことする
やついるのかさあ
早く君はベッドの上に横になるんだ作って
言われると吉村作を思い出すなるほど
いきなりエティいやえうん
まあ押し殺したような笑い声が部屋の中に
響き渡るいやらしいという意味ではそうだ
な天気を消し
て昨は彼女の言う通り机の上のスタンの
スチをると代わりにぴったりと閉じられて
いた部屋のカーテンを少しだけ開ける
さあたっぷりと楽しませてもらう
よそう言うと作は暗闇の中でアンプルの
先端をポキリと降り慣れた手つきで透明の
液体を駐車機の中に吸い込ませ
たかのような目がさらに怪しく光るかのえ
違う蛇だ蛇だ蚊じゃねえ
かのような目ってなんだ赤黒く肉の熱い唇
がこれからの行為を想像しているせいか
細かく震えてるようにも見えた本当なら
部屋を明るくして楽しみたいんだが
ねま今日は付きあかりだけで我慢す知らん

なま僕が言っといてなんだけど
なそうとはの芋虫のような指をベッドに
横たわった白い肌に伸ばし
たかめ
ちっちゃそうなん
よお気に入りのイスに深深と腰かけながら
これまたお気に入りの机の上に自慢の長い
足を投げ出し私は近づく春を迎えるかの
ように午後の紅茶タイムを1人楽しんでい
た音が汚た
ねえうまい
うま
すぎる私は満足にピコと書かれたアルミカ
をテーブルの上に置くと胸のポケットから
見られた赤い箱を取り出すピコピコって何
の缶コーヒーピコって缶コーヒーか支援が
私の気品に溢れた顔に絡みつくようにして
上上と登って
いく残り少ない冬の日差しがドアの横の
小窓から差し込んでくる太陽の光は全ての
人間に対して平等だそこら辺を歩いている
ごくごく平凡な人間にもそして私のような
天才的な探偵にも同じように太陽の恵みは
与えられているのだ
なんて素敵な一時なん
だ私はもう一度支援を深く吸い込むと勢い
よく口から煙を吐き出した天才にも休息は
必要だな
私は独り言のようにそう言うと小から
差し込む光の帯の中で誇りと煙えタバコの
煙が揉み合う様子をじっと見つめて
[音楽]
いる誰だ私の穏やかな人時を邪魔するや
[音楽]
はえ私のような天才には電話の方から来る
べき
だそう私のような天才が電話など取ること
はないどうしても私と話がしたいのなら
じきの方から私のところに来ればいいの
だしばらく苛立たそうになり続けていた
電話のベルはやがて諦めるかのように空気
を震わせることをやめ
た再び部屋の中に静寂が訪れると私は椅子
に深く座りえ深く座り直してもう1本の
タバコに火をつつける
それにしても最近は仕事の依頼が全くと
言っていいほどない私のような天才探偵に
仕事がないとすると他の探偵事務所は日の
車どころかすでに燃え尽きて後方も
なくなっているのではない
か世の中が平和すぎるのかそれとも探偵と
いうなりわいが世の中から忘れ去られて
しまったの
か待てよもしかして今の電話は仕事の依頼
だったのではないか一瞬自分の脳が氷の
ように冷たくなるのが分かるしかし時間を
取り戻すことはたえ天才探偵でも不可能だ
まあいい私は過去を振り返らないタイプな
のだそう自分自身で納得すると私は震える
手でピコをごくりと飲み干し

あやっと私の出番が来たようだ
なそうだと思うこの私に仕事の依頼がない
わけがないではないかこの天才的な探偵
柏原たまは常に世の中に必要とされている

だ私は満足げに頷くとバリトン町の渋い声
でドアが開いていることを方面客に伝えた
えてます
よちょっと失敗だっ
たお邪魔いたしますお忙しいところすい
ませんはいとさん5ポイントセンキュー
ありがとう私は思わずその女性の顔の美し
さに見れてしまっていた春を先取りした
ような淡い桃色のスーツも彼女にはよく
似合っているでどんなご要件ですかはい私
は伊藤子と申します
ほ美しい名前
だありがとうございます
戸た表情もまた素敵
だあなたのご依頼であれば何でも休憩し
ましょうあなたのためなら何でもする
つもりですご依頼そうですあなたのような
美しい方であれば普段は決して引受けない
犬猫探しでも喜んでやり
ましょうあのここはなんだったら靴でも
舐めましょうかあの靴が嫌だったら靴下の
匂いでも嗅いましょう
ここはあなたのお住まいですよ
ねえ吉本新劇で言うえこえてやつから割と
そうだのって多分ねそんな感じだと
思う冗談がお好きな方だここは私の事所
つまり貝原たまろ名探偵事務所ですよ知っ
てるくせに
も貝原
たろ彼女の顔に不快の色が
走るあの悪高い探偵のところに聞き込みに
来てしまうなんて果としたことがなんて
ことでしょうおあの同業がさ同業のところ
にさ何も知らずに突込みに来る時点でこの
子ダメなの
よなんか様子が変だこの女性は私に仕事を
依頼しに来たのではないの
かおい何をいきなり女の言葉遣いと態度が
変わった気がする私は彼女の顔色を観察
するように覗き込んだうんう今日はきっと
滅に違いないわあの言葉選びが古いのよ
さすがにおい聞き込みがどうしたって
あなたには関係ないでしょ人様の家に
上がり込んで関係ないとは何事だ安心して
すぐに帰るからそうは行くかちゃんと理由
を説明してから帰れまだわからないの
さすが悪名高い探偵ね噂にわず血の指数が
低そうだ
わ失礼な私は君がここに来た瞬間に全てが
分かっていたぞあらそうじゃあどういう
ことなのか私に説明してみなさいよ嫌な女
だじゃあ早く説明し
てお前は飢えたメス猫だ私の前に膝
まけはあ
ひけと言っているのだあのねあなたみたい
な人がいるから探偵の地位がいつまで経っ
ても向上しないのようるさい探偵でもない
お前には関係ないことだろこの人本当に
バカだわ私もあなたと同業者なのよだから
同業者だと言ったではないか言ってない
でしょそうだった
か噂っていうのは嘘が5050%って言う
けどあなたの場合は噂と1mmも違わない
小心証明のバカのよねふん君だって大した
探偵ではないな同業者に聞き込みに来る
なんてケジラミ以下の脳みそしか持って
ないん
だろじみですって良子の声って誰ですか
いやねあのね者なら看板ぐらい掲げておき
なさいよ誰だっけわえっとねわかんない
うんこれ
ついてたっ
けえっとねあのアニメ版だとアニメ版だと
主人公は堀内優さん
うん私ぐらい有名な探偵ともなれば看板
など必要ない仕事は向こうから勝手にやっ
てくるの
だどうせ借金の方にでも取られたんでしょ
聞いたことある声だよねそうそうそう多分
ねあの調べれば多分普通に出てくると
えあ放送者の好きなものリストを見て1人
が来場しましたありがとう来てくれて
ありがとうけさん
大好きねけさんの声が出せなくて申し訳
ない
などうして分かるん
だ本当にそうなのあいた口が塞がらないわ
ねふえ塞がらないなら私のたましい肉会で
塞いで
あげよういやらしい
あんたみたいに下の男同業者だなんて認め
たくない
わお前こそ本当は探偵ではなく探偵をよっ
て私の体を持って遊ぼうとしているな失礼
な正直に言ってみろ今まで何人の男をこの
方法でおもちゃにしたのだ私は探偵
です彼女は顔を赤くしながら机の上に長
方形の髪を叩きつけ
た折り紙か名です
机の上に置かれた名刺には西上探偵事務所
局長け伊藤良子と書かれている局漬けなか
いやらしいな
長け長のって意味です冗談だそう怒る
なこんな場所にいるとバカが映るわ私もう
帰りますちょっと待て1つだけ聞きたい
ことがある
に来るってことはこの西上探偵事務所と
やらには仕事の依頼があるってことなのか
当たり前です岡本さんだったおそうそう
そうそうそうそう目が回りそうなら
ありがとう
ありがとう今今僕も調べてた片手間に調べ
てた
ありがとう嘘をつけ私のところには仕事の
依頼がない
ぞ自じゃないこいつ後歯で笑いやがった
こんな無名の事務所に仕事の依頼が山ほど
あってどうして有名で天才な私に仕事の
依頼がないのだだから記号自得だって言っ
てるじゃ
ないあなたの強引で無茶な操作の仕方は
写真週刊誌を喜ばせるだけ
でしょ依頼主だってあなたと一緒に世間の
笑い物になりたくないものねあなたの場合
は事件を解決するんじゃなくて事件を
増やしそうだし増やしそうだし何を言うか
私は超難解な事件の犯人を何人も過去に
そういうことがあったことは認めるけど
あなたのやり方は時代のニーズに合わない

に探偵事務所だってボランティアでやっ
てるんじゃなくてあくまでもビジネスなん
ですからね私はだんだんと腹が立ってき
たん何がビジネスだ大体今の時代に1人で
探偵事務所をやってるの信じられないわ
今はコンピューターと人材を駆使して合理
的にやるものなの時代だな
コンピューター大きなお世話だほっといて
くれもちろん持っておくわあなたと
関わり合いになったら局長に怒られちゃう
もちくしこの生生な女をどうしてくれ
よ彼女の体を持て肉体的にダメージを
与えるこのまま返すわけにはいかない生き
な口を聞いた詫としてお前の体をたっぷり
と持って遊んでやるえはお前のいやらしく
濡れたん私の目の前10cm以内でおしげ
もなく開くのだなんてことなんだったら胸
でもいいぞ私帰りますそうは行くか嫁に
行けないどころか子供の埋めない体にして
[音楽]
やるおかしいのよねもうやりかやってる
ことが僕一の僕と違うのよ何をするの

ちくしよくも私を蹴飛ばしやがったな自慢
のスーツにお前のチープなヒールの跡が
ついてしまったではないかあなたが変な
ことでしょ
見まだ何もしてないぞされてからじゃ遅い
のよは予言してやろうえ分後にはお前の体
を隠すにのきは何1つないだろうお回り
さん呼ばないで通報しない
でやらせてくれればやめてやってもいいぞ
何わけのわからないこと言ってるのよ
重ね重ね生きな女だどれ私がたっぷり教育
して
やろう
いや私に近づかないでもう遅いのだ運命だ
と思って
諦めろ
あれいやいやいや
いやいや
おい匿さんおはようございます
おりさんが大世なのはちょっとど来てくれ
てありがとう是非ともゆっくり見てて
ください私の足の向きが変だ
ぞ左足のつま先はお前の方を向いているの
にどうして右足は私の方を向いているの

だ折れている
ね器用なのではない折れていると言って
いるの
だそうじゃ私は失礼するわ白お前の体には
青が通ってるんだなあなたみたいに腹黒い
よりマでしょとにかくあなたと関わり合い
になりたくないのそこで発した
てってやる恨んでやる者
といや大丈夫だよこう
[音楽]
いうあ待て
こら行ってしまっ
たほら右足しっかり
しろそんな卑なやつに育てた覚えはないぞ
プラーン90年代エロスそうね
のない集め私は立つぞお前がどうなって
いようが私は立って
やる
メリすごく痛いではない
か発掘死体になれば体重が軽くなるそう
すれば立つこともできるだろうなんてこと
言ってる場合ではないなおい地球の未来を
救うかもしれない貴重な人物が発したに
なろうとしてるぞ誰か助けろグラフィック
すごいじゃん綺麗え綺麗っていうか当時の
ものとしてはいいよね
はいセーブしましたここまで30分かかん

かはどうして私がこんな目に合わないと
いけないのだなそう言うと私は恨めしげに
吊り下げられた自分の足を見る石膏で固め
られたその右足は自分の足ではないような
感覚が
おパンチーが拝める相馬君配信そういう
言い方はよろしくないそういう言い方は
よろしく
ないあのクソ生息な女も多少の優しさを
持ち合わせているようだな私の足が折れた
ことを知っているのはあの良子とかいう女
1人だそしてVIP使用ではなかったが
救急者が来たということは彼女が電話して
くれたに違い
ないいつもながら鮮やかな推理だ私は窓
から見える風景に視線を送るとあの女探偵
の生きそうな顔を思い出していたついでに
きつきっきりで病してくれると嬉しいのだ
がおパンチソマそういうこと言わないお
パンチウサギと同じように扱わない
[笑い]
であまり甘えるのも悪い気がするたえ彼女
が私を徹夜で看病したいと言ってもだ下の
世話だけしてもらおう
うん私が彼女に下の世話をしてもらうと
いう決意を固めた時である廊下で騒がしい
足音が聞こえたかと思うと誰かが勢いよく
病室に入ってき
たよバカタンティなんだ巫かこら巫様と
言えイバるな私はお前のビルの大事な店子
だぞそういう言葉はちゃんと家賃を払っ
てるやつが言う言葉だゴルフやけした下品
な顔がさらに赤黒くなった額には血管が
浮き上がり今にも私に噛みつきそうな勢い
である電話をしても誰も出しないイを使っ
ているかと思ったらこんなとにいるとはな
この下品な顔立ちをした中年の男は巫太郎
恥ずかしい話だがこれでも私の事務所が
あるビルのオーナーだ救急者で運ばれたん
だってなお前のことだから食い詰めて自殺
でもしたのかと思ったよメロンはどうした
メロンお見舞いにメロンはつき物だろう
バナナやりんごはいらないぞふざけるな俺
はお前に陰を渡しに来たんだ陰お前の玉
など見たくもないわ動だ
イこれ以上なく顔を赤くしたみは口ぶりを
ふわせてとなっているいいかよく聞けよ
お前がいない間に事務所にあったものは
全てトラックで運ばせてもらった
ぞ入り口の横に置いてあったボロバイクは
スクラッに
ないきなり美越は信じられないようなこと
を言い出した私は自分の耳を疑うかのよう
に巫に同じことを
聞く私の愛紗を叩き撃っただ
とお前が家賃を払うなんて最初から思って
なかったから
なバイクだけじゃないお前の自慢の机や椅
も家賃代わりにもってやったってことだ私
は目の前にいる声の男の言う言葉がしばし
理解できなかったいいかよく
聞けよ2度と私のビルに近づく
なそれは私にあの事務所を出ていけという
ことかそれ以外の意味に取れる
かに結をつかせながら越は私の顔を
睨みつけるゴルフ焼けした赤黒い顔がのに
なったありがたく思えよあんな火毒じゃ
溜まった家賃の半分にも満たないんだから
なそう言うと巫は私に黒いカを投げつけた
ずっしりと重いカを怪我人に投げつけると
はなんて非常識なやつなんだろうお前の
下着をもらっても一戦の金にもならない
からな身の回りのものだけはお前に返して
やる吐き捨てるようにそう言うと越は病室
から出ていってしまった
なんてやつだ血も涙もない人間とはあいつ
のことを言うん
だろ
はいお前のパンツの柄だけどなもう少し
趣味のいいパンツを吐けよ股間にアフリカ
像のプリントただけない
ぜどんなパンツだ
よ人様のパンツの柄に文句をつつける暇が
あるならお前の風体についてもっと考え
なければならないことがあるだろうと
言返す前に巫は再び部屋を出て行って
しまった私はしばし殺風景な病室を見渡し
ている使い慣れた机も可愛い電話もそして
私がキーを回すのを待っていてくれる愛紗
もここにはいないそれだけではない巫の
言ったことが本当なら今の私には帰る場所
すらないの
だつまり私は新宿の地下街にいる自由
気ままな人たちに限りなく近い立場になっ
たことに
なる探偵には明な頭脳さえあればいいのだ
さすがベストオブザ悪天化と呼ばれる私だ
たえ事務所を失っても探偵堂を極める欲は
身印も失われていない
よしこうなったら一層のことこの病院に火
をつけて
しまおう事務所とこの病院に火をつける
こととは何だ関係のないことのように思え
たが私はとにかくこの病院がメラメラと
思い上がるいう姿を無償に見たくなった
メラメラと燃え上がる病院オレンジ色に
染まる空そして私の尾行を薬品の燃える
匂いが刺激するのだ私は巫に投げつけられ
たカを分けるとその中から実方ライターを
見つけ出し何のためもなくシに火を
つけようとし
[音楽]
たちょっと待ったなんだこの兄ちゃんは
お前頭がおかしいんじゃないかさっきから
ブツブツ言ってるから気にはなってんだが
いきなりシに火をつつけるなんてよ
うるさいお前には関係ないことだ関係ある
だろ
俺はお前と相部屋なんだぜ相部屋ここは
ビップルームではないのか笑わせてくれる
ぜお前病棟を間違えてるんじゃないかどう
いう意味
だその若者はニヤニヤと笑いながら自分の
頭を指さしたつまりここがおかしいって
ことさこの病室は整形外科病棟だこの若者
は私の頭がおかしいと言ってるようだ私に
したら目の前にいる若者の顔の方が
よっぽどおかしい
あんた変わってるなは確かに私は普通では
ない私は天才的な探偵だからな
探偵あれれ若者は私の顔をじろじろと
眺めるといきなりパーっと表情が明るく
なったああんたどっかで見たことがあると
思ったらほら写真週刊誌にレギュラで乗っ
てる人だろレギュラーとは何事だ私は不快
感をそのまま顔に出すとその若者から窓の
外へとをを映した確かた貝原豚まろって
言うんだろ豚まろではないたまろ
だ若者は私の言葉が聞こえなかったかの
ように1人で勝手に喋り続けている俺は
ジジってんだうるし原
ジジいやあんたみたいな有名人と相部屋に
なるなんてさびっくりだぜ
く私は10分以上話をするのは16歳から
28歳までのと決ている特に若い男と話す
のは大嫌いであっ
たこんな若者など無視して病室から出よう
私は一刻も早くこの部屋を出るために枕元
のブザを落したなんだあんたトイレに行き
たいのか
い俺が連れてったの
か喋れないほどトイレに行きたいんだな
遠慮するなよ俺とあんたの中じゃないか
さっきあったばかり
[音楽]
ださんトイレです
か軽やかなナースシズの音と共に1人の
若い看護婦が部屋に入ってきたそれにして
もこの病院にはトイレ以外に行く場所が
ないのだろうか誰も彼もがトイレ言う
とろうからねびっくりしただろこの病院に
はさなぜか可愛い国さんが多いんだあれだ
なあ曜うなんだっ
け画劇場違う洋画じゃないえっと
サスペンス劇場だな
うん例え可愛い看護婦がいたとしてもお前
がることではないやだなてれちゃってね
りえ
ちゃんうちゃんりちゃんをやめて
くださいいいじゃないかよ俺と君の中だろ
なんでも俺とお前の中なんだな
こいつ岡さんうんうんでかい何の話かな
その可愛い看護婦はジョジの言葉を無視
すると私の上半身を刺さるようにしながら
殻を覗き込んだ俺と君の中って変な誤解し
ないでくださいねうさんは誰にでもこう
いうことを言うんですからさっき言われ
た私もさっき言われたばかりだ大体君の
ような可愛い女性がこんな金髪野郎と特別
な関係だとはたえ釣りがでも思わない
だろう
パッとを染めたリは恥ずかしそうに微笑ん
だえなこりゃいいすだよ言い足りない
ぐらいだだたそれよりどうします一応瓶を
持ってきましたけどお嬢さんあなたには敏
なんていう言葉は似合わないじゃあなんて
言えばいいの
かしらいたずらぽく笑う彼女の顔がさらに
素敵に見えた白の天使とは彼女のために
あるような気がす
するそうだなスカトロポットなんてのは
どう
だろうこの人雑誌で読んだまんまの人だ

スカトロ彼女は減そうな顔をして私と
ジョージの顔を交互に見たどうやら彼女に
は私のマニアックな言葉が理解できなかっ
たらしいあのどうしましょうトイレに行く
のなら私がごしますけど
につまんでもらえるなら瓶を使ってもいい
答えるまでもない私の選択は瓶に決まって
いるそういうと思ったあのね本当にねあの
これここまでやってきてで言うのなんだ
けどさこれあの僕のファン減ったりしない
大丈夫
[笑い]
マジの話さあのここまで配信して実況し
てっってあのなんだっけ当てれこしてって
いうのもなんだけどさマジな話僕のファン
減らない大丈夫か
これうさんあなたは自分のベッドに戻り
なさいジョージは信頼明けした声で笑い
ながらそれでも彼女の言うことに素直に
従いベッドに横になると雑誌を読み始め
たこうやっては仕方ないね仕方なく
ない1大事だよこれで減ったら
私は怪我人だ自分でパンツすら下ろすこと
ができないやだ両手は動くじゃないです
かたえパンツを下ろすことができても
うまくしの中に用を足すことができるか
わからんぞなんせ初めての経験だからな
仕方がないわね次からはちゃんと自分で
やるんですよ彼女は天使のような微を
浮かべたまま私のローラのパジャマと股に
ライオンがプリントしてあるを
すされてんの
か私は下半身が涼しくなるとのと同時に
彼女の胸の膨らみが私の太に軽く触れるの
を感じていたはい自分で市の入り口に
まんどうしたのだ原さんこれでは瓶に入り
ませんどうして
だ大きくなってます
よそう私のマグナムは彼女の胸の感触を
感じた途端にクリップ君と貸していたのだ
クリッ君
ん私の一物は巨大に膨れ上がりそれこそ
へその間にメモが挟めそうなくらい土長し
ていた向きだって反対だしなんとかして
くださいなんとかして
ください彼女の表情が少しだけ怒ったよう
に感じた隣のベッドからはくくくと
押し殺したような笑い声が聞こえてくる
ここは私の体の一部であってなおかつ違う
生き物なだなんとかしてくださいと言われ
ても私だって困る
じゃあにるですかはい特さん10ポイント

ありがとうそうだな通常は難しいことを
考えるとか見にくい女のことを考えるとか
怖いことを考えることとか一番効果的なの
は溜まっている液体を出せば確実に小さく
なるのだ
がリエはしばらく考え込むような表情を
すると私に顔を近づけて小声でさいたじゃ
怖い話をしてあげます怖
どうして出してあげると言えないの
だ彼女は私の言葉を完全に無視すると顔を
近づけたまま話をつえ続ける原さんこの
病院の委長が自殺したこと知ってます
か自殺ええ今から1週間ぐらい前の話です
けど安化合物を腕に注射して自殺したん
です安加護物しかしこの病院と言われてい
ても私は病院の名前すら知らないいきなり
リエは真顔になると私の顔をじっと見つめ
たやだあなたて病院の名前も知らないでし
てる
の彼女はクリクリとした瞳で私の顔を見た
まま胸のプレートを指さした確かにそこに
は野村病院牧のリと書かれている野村
病院私の頭の中に3面記事の乱しが
浮かび上がってきたそう確かに週間ぐらい
前の新聞の隅で野村病院の名前を見かけた
記憶が
あるそうかあの委長が自殺したとかいう
病院がここなんだえ本当にびっくりしたわ
どうして自殺なんかしたん
[音楽]
だこの世の中を変えたいな

うんあれて
あの議員の名前忘れてしまったちなみに
あの議員今あの占いやってるそうだよここ
ならでここならだっけか野村議員あそう
かそうかそうかそうかうんあそうだったね
そういえばそうだったあの銀さんね今ね
あのここならだったかで占いやってる
らしいよ商売が
じゃ野村竜太郎そうだった
な彼女はそのには答えずに小くなってるを
つまみ上げとの入口に差し込んだ寝たまま
をすのは最初は難しいと思いますけどその
うちになれますから有料でねそうそう
そう私にとって敏などとどうでもいいこと
だ私の心の中はすでに探偵ならではの好奇
心がむくむくと頭をもたげてきている委長
はなぜ自殺なんかしたん
だ少しだけ困ったような顔をしたリはそれ
でも私の顔をまっすぐに見つめていった
自殺なのかどうかまだ分からないみたい
です
よ要するに殺された可能性もあ
るってことか噂なんですけど長生は半年前
にの保険がそこまで言いかけれてるとは
っとしたような表情をして口をつんで
しまった保険金がどうかしたのかそんな
ことより原さん早くを足し
ていからしたくないの
委長夫人からその話をしてはいけないって
言われてますからふざけるな君からした話
ではないかそれはあなたのここがこんなに
なっていたから仕方なくですではもう一度
大きくしてやろうではない
か原さん私は忙しいんですよいい加減にし

ください顔はんでいたが強い調でそう言う
としと一緒に持ってきた松葉杖をベッドに
立てかけるとそのままリは部屋を出て行っ
てしまった再び隣のベッドから押し殺した
ような笑い声が聞こえる私は敏と松葉を
ベッドの下にしまい込むと天井を見上げた
まま下着とパジャマを上に上げ
た器だな
私は殺風景な天井をぼんやりと眺めながら
ずっと同じことを考え続けてい
たとある病院の委長の死一応は自殺という
ことになっているが必ずしもそうとは言い
きれない部分があるよう
だなんて魅力的な題材なんだ私はこの病院
に入院したことが偶然ではないように感じ
ていたこの天才的な探偵に神が試練を与え
ているようなキするそう考えると私は長の
殺についてもっと色々なことを知りたい
気分になってくるどうせしばらくはこの
病院のお世話になるのだ何もすることが
ない退屈な日々を過ごすことを考えれば
当然の欲求だとも思え
たさてとどうするか
な看護婦及び詳しい話を聞き出す私はより
詳しい話を聞き出すために枕本にある
ブザーを押し続けたしばらくすると
パタパタというナースシューズの音が
近づいて
くる誰が来るのだおこっちか何かような
の私は胸のプレートをちらりと見るそこに
は野村病院野際美穂と書かれてい
た詳しい話を聞かせてくれ詳しい話あ
詳しい話だお前は骨をおったんだよお前
終わり全く口の聞き方を知らないカオだ
もし足を怪我してなければ既にお尻ぺぺの
体に入っているところであるしかし私は
自分の感情を押し殺すと普段と同じ口調で
彼女に言い返し
たそんなことは知っている大体誰が私の
怪我のことを聞いたんだ怪我以外に話す
ことなんて何もない
だろ私は委長が死んだ時のことを詳しく
聞きたいの
だロケット胸しか見とらんな
お前彼女なは私の顔を睨むといぶかしに
聞いてきたそんなこと聞いてどうするん
だろ聞いてから決めてやるあのな委長夫人
からその話には一切触れてはいけないと
言われてるんだよ相手がコミであろうと
患者さんであろうと
なじゃないんだ
わそう言うとみほは足に私の病室を出て
いってしまった隣のベッドからは軽い寝息
が聞こえてくるどうやらジョジは本を読ん
でいるうちに眠ってしまったよう
だ長人の命令か護からをのように思えただ
からと言って私の好奇心が消え失せるわけ
ではないそれどころか時間が経つごとに
膨張し続けている感じからするのだ私の
ような天才探偵ともなれば手段は1つだけ
ではない例えばこんな方法だっってあるで
はない
かならばその委長夫人に話を聞けば問題
ない
だろう委長夫人の命令であるならその委長
夫人に話を聞けば問題ないではないか
そう考えた私は病室を出ることにしたそう
行動力のない探偵など後頭部に気のない
南極3号ほど愚かな存在なのだ意味が
わから
ない後頭部に気のない南極3号が分から
ない待てよ廊下に出たのはいいが院長夫人
はどこにいるのだ委長夫人がこの風系な
廊下に偶然立っているとは思えない
あ私が廊下の真ん中でにくれていると背後
から金属のこすれるような音が聞こえてき
たその音はどんどん私の方に近づいてくる
ように
燃える夜だったら怖いの
よ夜だったら怖い音なの

あ廊下に出た私の目の前に車椅子に座った
1人の少女がいる透き通るような白い肌と
寂しげな表情がやけに印象的
だ彼女は瞬きもせずに私の顔をじっと見て
いるその瞳は少女の年齢に煮
はしくれい
た私の瞳は熱く燃えてるぞ私は1度も話を
したことがない少女に対していきなり意味
不明の言葉を発してしまったそしてその
言葉を聞いた少女は驚いた表情のまま
くるりと私に背を向けると逃げ出すように
必死で車輪を
回す南極3号はラブドあ
あ言わなきゃよかった聞かなきゃよかっ
たなんで知ってんだよ逆
によほど慌てたのか片方の車輪が廊下に
置かれたソファーの肩にあってしまっ
たくるりと反回転した車椅子から飛び出す
ようにして彼女は廊下に倒れ込んでしまっ
た少女は両肘で体を支え必死で車椅子に
戻ろうとするがストッパーのかかってい
ない車椅子は無上にも彼女の体から離れて
いって
しまうちゃんと先生に聞いてきたどこの
先生や
ねん私はもがいている彼女に近づき松葉勢
を床に放り投げたそしてそのまま石膏で
固められた右足をゆっくりとタイルの上に
下ろしたバランスが悪いな片足だけに秘密
Whoを履いているようなものだ
シークレットシューズと
いう両足を踏ん張った途端どじな重み痛み
が走るそれでも私はカガと彼女を抱き上げ
ストンと車椅子に座らせ
た確か南極観測隊のためのやつやったっけ
へえそんなのがあったのか
へえ知識がいなんか変な知識が増えた
ぞ私のサインでも欲しいの
か少女と私はそれこそ息がかかりそうな
距離で見つめであっていた彼女の瞳の色は
ラテン系の性格を持ち合わせた私ですさえ
止できないほどに暗く
悲しい一瞬その悲しげな瞳が私の背後を見
たその途端彼女は車椅子のそばに袖に置か
れていた私の腕を払うように
する車輪を動かしかけた彼女は一瞬
ためらうような素ぶりで私のそぶりで私の
顔を視
するあらあら大丈夫ですか
背後から聞き覚えのある声がしたかと思う
と少女は再び私の背後に視線を
送る少女は悲しそうな顔をすると再び私に
背を向けて行ってしまった車椅子から発せ
られる金属音が彼女の気持ちを表している
ように感じられ
た原
さん私の前にリが微笑みながら立っている
考えてみたら私は松を拾うこともせず片足
で体を支えてい
たはいつばを持って銃もヒットしたけど
こっちじゃないだろうな毛がないって言っ
てるから
なまだ少女の後ろ姿を目で追っていた私に
リエは私の体を支えるようにして松葉勢を
渡してくる私は彼女の胸の膨らみを腕に
感じながらそれをしっかりと受け取っ
たあの子桃あら目が綺麗うん美人さんだ
から
ねそう
かあの子と何か話してたんですかいや何も
話してない
ぞリエは大きくため息をつくと少しだけ
困ったような顔をする私も話したことが
ありませんあの子誰にも心を開いてくれ
ないんです私の脳裏に彼女の暗く悲しい瞳
が浮かんできた私も限りなく白場をくぐっ
てきたつもりだがあのような瞳になるほど
悲しい目にはあってい
ないあの子は足が悪いのだ
なしばらく間があってからリエがぽつりと
答えるもう怪我は治ってるはずなんです
けどねあれかえところでこういうぼ主人公
の声似合うあえあえそうそうそうす
かなん
でなん
でそうか
私がそう答えるとリエが私の顔を覗き込む
ようにするその瞳の色はももことは対象的
にキラキラと光っていたでも貝原さんって
優しいんです
ね私が
優しいだっっ
て私の通行の妨げになると思ったから明日
まで
だ私がじろりと彼女になるとリエはそこで
言葉を止めた私は女性から優しいとかいい
人とか言われるのが死ぬほど嫌いだ噂って
当てにならないんですよねこの1時間で
反転したぞ噂
が彼女は言葉を選ぶかのように目を
クリクリと動かしながら私に話しかけて
くる噂などどうでもいいことだ全ての真実
は私の中に
ある決める時は決めるイケボ残念
キャラ週刊誌で何度かあなたの記事を読ん
だことがあります
けど私はその言葉を止するようにへの細い
肩をぐっと掴んだ彼女の方え体がびっくり
と震えるのが
分かるびっっくりさせないでください委長
夫人はどこにいるのだ私は彼女の怒った
表情を観察しながら唐突に質問したそう私
は委長夫人に直接質問するために病室を出
たのだ委長夫人ですかそうだ委長夫人は
どこにいるの
だ彼女の顔はどうしてそんなことを聞くの
かと言いたげである委長夫人は普段病院の
いませんたまにしかお見えになりません
からたまにでもいい病院にいる時はどこに
いるのだ私は再び彼女の顔をぐいと睨む
リエは私の気迫に押されたのだろうか肩を
すぼめながらえすぼめるようにして
後ずさりする病院にいらっしゃる時は1回
の長室にいると思いますけど
長室はどこにあるのだエレベーターを降り
て左手にまっすぐ行たところ言うの
か普通言わん
やろ私はその言葉を聞くと然とした表情の
リを廊下に残したまま1人でエレベーター
に乗り込んだ軽い重力の変化を全身に感じ
ながら私は目を閉じてゆっくりと深呼吸を
する長婦人か10人は乗れそうな
エレベーターの中で私は1人長人のをれ
想像するどうせろな女じゃない
だろうそう結論に達した時1回についた
ことを告げるチャイムがなっ
た私はエレベーターの入り口と通路の
境い目にある凹凸に注意しながらリエに
教えてもらった方向へ足と松葉を向ける
ロビーを横切るとした時見覚えのある男が
私の視界に入ってきたその男は時代れの
ロンドンブーツを引きずるようにして病院
の出口に向か歩て
い便
か奴の名前は川崎弁烈な写真週刊誌朝
100の指揮者である私は奴を呼び止め
ようかと思ったがその時にはすでに弁の姿
は病院の外へと消え去ろうとしていたま
いい私は委長夫人に会いに行くの
だ私は弁の姿を目で見送るとロビーを
突っ切り関係者以外立ち入り禁止と書かれ
た分厚いドアを開けるそれまでのタイルと
は打って変わって床には赤紫赤茶色だわ
赤茶色をしたカーペットが敷かれて
いる偉いのは病院側の人間じゃなくて患者
だろう私は辺りの様子を観察しながら
ゆっくりとドアを閉めたするとロビーの争
が一瞬にして消えうせその赤茶色の
カーペットが敷かれた廊下は真と
静まり返っているはいえジョージアさん
おはようおはよう来てくれてありがとうぜ
ともゆっくり見ててくださキラキラ
センキュー
ありがとうその通路は入り口からまっすぐ
に伸びており両側にドアがずらりと並んで
いる私は資料室王雪室休憩室などと書かれ
たプレートを目で確認しながら奥へ奥へと
進んで行っ
た通路の突き当たりまで行くと一際は
大きなドアが私の前に立ちはだかった
そしてそこには確かに長室と書かれてい
た私はそのドを注意深く観察した天才的な
探偵とはどんな時でも用人深いものなのだ
ブービートラップはないようだなあるわけ
ある
か私はパジャマの襟を整えると軽く咳払い
をするさてと延長婦人とご対面だ問題は
どうやってこのドアを開けてもらうかだ
な私は常識ある探偵だ普通にドアをノック
しよう
普通軽く叩いても分厚いドアのせいか重厚
な音が通路に響き
渡る私は何度も繰り返しドアを叩きつけた
しかし中から返事があるわけでもなく
ましてやドアが開く気配など美人もない
延長婦人はノーマルコースがお嫌いのよだ
私は別の方法でこのドアを開けてもらう
ことにした自慢のバリトンボイスで長夫人
を誘い出そうそう人と人の出会いは最初が
肝心なんだそう考えた私は自慢のバリトン
ボイスを分厚いドアに向かって走った
ろやるドラの後だと何気ない選択肢でも
警戒しちゃうねああ確いや同じだこれも
下手な選択肢は死ぬうん下手な選択肢は
死んでしまうこれはこれ
も委長夫人はこの部屋の中で私の歌声に
聞き惚れていることだろう
[音楽]
そろそろ私の歌声に導かれるようにドアに
向かって歩き出していること
だろうさあそろそろドアのノブが回る頃だ
私は1分ほどドアのノブを凝視していた
しかしドアのノブは回るどころかびくりと
も動く気配は
ない長婦人は歌がお嫌いのようだ仕方なく
私は別の方でこのをけてもらうことにした
滝のふりで長富士に多大な印象を
与えよう私は天才的な探偵だよって人と
同じことをしていてはいけないそう考えた
私は脱便のふりをして長夫人との出会いを
笑いに満ちたものにしようと考えた
こんちはす
ビスカお願いし
ますおつならお隣さんにけちまいますよ
ドアが開くどこか誰かがドアに近づく気配
すらない要するに部屋の中には誰もいない
ということか私はそのことを確認するかの
よに松葉の先端でドアをガシガシと叩い
た誰もいないのなら最初からそう返事を
しろ無理を言うな今の言葉に矛盾がある
ことは十々分かっていたがそう考えたく
なってしまうほど私の落胆は
大きい私は最後に一発ドアにつきをくれて
やるとこの忌々しい空間から立ち去ること
を決する長婦人から話を聞き出せないと
する
とこういう場合は病室に戻りじっくり
考えるべきだそうだこういう時に動き回っ
ても時間の無駄なだけ
だ私はそう考えると赤茶色をした
カーペットを踏みしめながらロビーへと
戻りそのままエレベーターに乗り込ん
だ私はつかない足りでエレベーターを
降りるとそのまままっすぐに自分の病室へ
と向かっ
た数人の老人がソファーに座りなえ数人の
老人がソファーに座り何やら話をしており
私が通りすぎる時に彼らは絶望の差しを私
に向けるその老人たちが何を思っているか
私には分かっていた病気は直すことはでき
てもおいを取り戻すことはできないいつの
時代でも老人は若さに対して羨み嫉妬し
若者はおいるという現実を恐れ老人を
けるよどこに行ってたんだね
てろ不機嫌そうに私はそう言うとベッドに
ごろりと横になったなんだよこんな言い方
ってないだろうちょっと
失礼
失礼ジョジの口の周りはよだれが乾き白く
なってい
た私はこの若者が時間を無駄に過ごして
いることを哀れみつつ結局は自分に関係の
ないことだという結論に
達するりえちゃんがお前を探してた
ぜくしゃみじゃねえくしゃみ助かるくみ
じゃない咳
じゃりえが私を探してるああせっかく
気持ちよく寝てたのにさ彼女に起こされ
ちまったん
だそう言うとジジはポケットに手を
突っ込みながらニタニタと笑うなもうやっ
ちゃったのかよ早くない何を
だやだな肉体関係に決まってる
だろジョジの頬がポっと染まった私は男の
はう様子を見るくらいならまだ玉金を見せ
られる方がマだなあなあやったんだろ寝
てろ私はもう一度常時に命令するとその
ままゆっくりと目を閉じた目を閉じると
なぜかエの微だ顔が浮かんでくるきっと
あまりにも気色悪いものを見たのだ私の
灰色の頭脳がそれを打ち消すために働いた
のだろうリエは私に何のよがあったん
だろうかなあなあなあやったんだろ早いの
よだとし
たら私は目を開けるとこの軍艦カットの
若者を黙らせるために適当に返事をする
ことにし
たとはに肉を結んで
いるジョジの顔が悔しそうとも羨ましそう
とも取れる微妙な表情に
なるそう
かやっぱりやっちまったんだはいえ赤服
さんキラキラセンキューありがとうえ是非
ともゆっくり見てって
くださいこのこのこのゲームの状況で言っ
ていることで当てれこしている状況でよく
もま僕はゆっくり見ていけと言える
なやった嘘だろにしろ
よそんな簡単に
できお前のお前のセリフだったかしたと
言ってるではないか何をしたんですか原
さんああれいつの間にリエは顔を蒸気させ
て肩で息をしている心臓でも悪いのだろう
かさん一体どこにいたんですか私ずっと
探していたんですよ
な俺の言った通りだろ何もお前がることで
はないではないかそれよりも私は彼女が
この部屋に近づく気配を悟れなかったこと
が異常に悔しかったリエはジョジをちらり
と見ると困ったような顔で私の耳にピンク
色の口を近づけるとそれを見たジョジが
再びガーゼが張られた方を赤染め
たお前あっち向いてろへいへいわかりまし
たよふてくされた様子では分ので横になる
しかし私には背中を向けたジョジの耳が
暖房のように大きくなっているのを感じ
られたリエもジョジがベッドに戻ったこと
を確認するとピンク色の唇を再び私の耳に
近づけようとする
あえ冗談だ続けてくれあの委長不が呼んで
ますさっきいなかったのに
何私は自分の耳を疑ってしまったですから
長夫人が原さん呼びなんですよがあるなら
委長夫人がここに来ればいいあの2人だけ
で話がしたいそうですですから長室にお
通しするよう言われています待て私は
さっき委室を訪ねたばかりだぞ委長夫人は
おるかごきぶり1匹いなかった長不は
先ほど病院にいらしたばかり
です私に変なことをするつもりではない
だろうなリは少しだけ怒ったような顔に
なる知りません
私はあなたと2人きりで話がしたいと言わ
れただけですから委夫人が私と2人きりで
話がしたい一体何の話なのだろうかあの
印象室までご案内しますからそう言うと
リエはベッドの傍に立てかけてあった松葉
勢を手に持つと私を支えるようにして
ベッドから起こしてくれ
たあのカイバルさんて探偵さんなんですよ
ねただの探偵ではない的な探偵
だ雑誌でも同じこと言ってましたねその
言葉は真実だが本来雑誌に書いてあること
など嘘ばかりだ奴らは正当に他人を評価
することを知らないアホだアホなんですか
彼女の顔が天使のように滅ぶ私の一部分
だけを見てそれが全てだと解釈する奴らは
他人を批判することが仕事だと思っている
人種
だリエは納得したように頷いたじゃあ
カイバルさんって本当はどんな人なんです
か私のことが知りたければ朝まで一緒に
いることだそういうことを言うから雑誌に
変なことばかり書かれるん
ですピンポーン
[音楽]
この私とリエはエレベーターで1回に
降りるとそのままロビーを横切り関係者
以外立ち入り禁止と書かれたドアの前に
立った
原さん私から委の場所を聞いた後ここに
入ったんですかどうしてそんなことを聞く
のだあのここは患者さんが入ってはいけ
ないんです患者だって関係者ではないか
リエは私の質問には答えず目の前の分厚い
ドアを開ける
[音楽]
相変わらず誰もいない
な私は辺りの様子を観察しながらゆっくり
とドアを閉めたロビーの装が一瞬にして
消えうせまるでこのようにリエと2人だけ
でいるかのような気がする行きましょう原
さんリエは私を促すように背中を軽く押し
てくる心なしか彼女の顔がばっているよう
にも見え
た休憩室と書かれたドアの前を通りえ通り
過ぎようとした時時リエはまっすぐ前を
向いたままぽつりという3月21日の夜委
長先生が死んでいたのはこの部屋なん
です私は何も聞き返さなかったたえ聞いた
としても彼女からそれ以上のことを
聞き出せるとも思え
ない通路の突き当たりまで行くと一際
大きなドアが私の前に立ち
あかるここが委長室ですと言っても原さん
はを知ってるみたいですけどええ知って
ます事務的な口調でそう言うとリエはその
分厚いドアをノックし
たやっぱりどんどんどんならんやんけ原
さんをお連れしましたりえの透き通るよう
な声が誰もいない廊下に響き
渡る原さん私はここで失礼し
ますそういうとりえは足早にロビーの方へ
戻っていくその様子ははまるでドアの中
から化け物が出てくるような感じさえ
するどうぞドアは開いて
ます私はその声を聞いた途端背中におかが
走った何もその怖が不気味だったわけでは
なく鋭い感性を持った私だからこそ感じた
ことなのかもしれない
こりゃ厄介だ
ぞ私は少しだけ汗まんだ手でドアのを握る
とゆっくりとそれを回した
奥のカーテン何な
の延長室にしては殺風景な感じのするその
部屋の中はやけに薄暗く昼間だというのに
なぜかぴったりとカーテンが閉められて
いるおかが走るおいおかは走らんよおかが
走るんちゃう
ねそれは僕のイントネーションが
おかしかったのかいや違うな正しいはずだ
[音楽]
私は一通り部屋の中を見渡すと最後に部屋
の真ん中に座っている女性を見
た美しい人ではない
か用人深い方ですねこの部屋には何も
変わったところはありません田中子さん
です彼女は椅子に座り私の顔をまっすぐに
見つめているその表情は美しく気品に満ち
ていたがなぜ人間の温かみが人も感じられ
ないさらに不気味な雰囲気を醸し出してい
たのは横にいる男だったその男は委長夫人
の横でカを抱え俯いたまま老人形のように
じっとして
いるようこそ原さん私は寝台委長野村作の
妻野村きこですよくすぐに分かったね
私に何か言おう
か私は相手が誰であろうと喋り方や態度を
変えるつもりは
ないあきこはぞっとするような笑を
浮かべるとゆっくりとした張で話し始める
あっちゃんかっこ
いいえ田中子さんてこれはねな覚えてるん
よ実は
うんなんだっけえっとねあの岡本さんはね
覚えてなかっただ
えっとリが確か天野さんじゃなかったっけ
違ったかなね田中敦子さんここら辺はなん
となく覚えてる前に前に話した気が前の
配信の時に話した気がする
し貝原さん主人の死について色々と看護婦
に聞いているそうです
ね私が何か言いかけようとするとあき子は
長く細い指を口元に運びそれを遮るように
するあなたのように有名な方がこの病院に
入院されてるなんて光栄です
わその言葉通りに受け取るほど私は馬鹿で
はない原さん主人の死について興味が
終わりです
か私は無言で頷いたそうです
かでも私は病院内ででこの話をすることを
許しておりませ
ん知って
いるはいえ高評見センキューですありがと
もしあなたが主人の死に興味があるの
ならあなたにだけ許可してもいいと思って
ますねそれは私に対する事件の依頼か事件
だなんてリは森川洋子さんあそうなんだ
あれ違ったか天野ゆりさんだと思ってた
勘違いもちょこちょこある
な彼女の唇の橋が少しだけ微笑んだように
見える私はその表情を見て再び背中におか
があ寒気が走っ
たあんたは事件だと思ってないのか彼女の
顔から微笑みが消えるその原因が私の
言葉遣いによるものなのかあるいは言葉の
内容によるものなのかは読み取ることが
できないもし私がの死について調べて
ほしいと言ったら引き受けていただけるの
かしら望むところだもちろん
引き受けるそう答えるとあき子は満足そう
に頷くしかしどうして私に依頼する気に
なったのだあらまだ依頼してませんこと
よ私はまずあなたが引き受けてくれるか
どうかを知りたかっただけ
ですあなたの依頼を答えるのならこの病院
から出てってもらうつもりでし
た私がどうしてこの病院を出ていかなけれ
ばならんだ明子はその問いには答えず
じっと私の目を見つめるそして長く美しい
髪を書き上げると再び静かな口調で話し
だした私は時間を無駄にしたくありません
の引き受けてくれない方に今からする質問
に答えていただいても仕方ありません
よふん聞きたいことがあるならとっとと
聞け私も時間を無駄にしたくないあき子は
冷やかな笑を浮かべると溶接に唇を下で
なめる主人が何を注射して死んだ
かもちろんご存知ですよねはいえみゆさん
キラキラ100000休来てくれて
ありがとう是非ともえゆっくり見てって
くださいはいえヨッフィーさんえキラキラ
10セキュなんかすごく久しぶりに見た気
がするな来てくれてありがとう是非とも
ゆっくり見てってくださいうん白い巨頭
うんあの5時かな5時なのか
な当然知っているそれは委員長が注射した
のは安化合物
だそうです主人は安化合物を自ら注射した
のです
でも主人を知る人はみんないます彼が自殺
などするはずがない
とそれでも自殺の線が濃厚だと警察の方が
言うの
ですどうしてたかわかりさあ推理パートだ
ちゃんと推理する
よ私はなぜ自殺だと思われるのかその理由
を誰からも聞いていなかったしかし私は天
的な探偵だのことならば想像力だけで十分
に答えることができる簡単なことだそれ
は恨まれていたようだったら殺人なんよね
注射機には委長の指紋しかついてない野村
院はミスが多かったそれは今の情報で出て
きてないのよしかもそれはあの恨まれてる
と同だもえ自殺の証拠にはならん
だろ注射機には委長の指紋しかついてい
ないえ部屋の中には争った跡もなかったの
中にはったような跡があったからえ看護婦
には可愛い女性が多いからなんだして一番
下さらっと見ても一番上だよね部屋の中に
争ったような形跡もなかったからだそう
駐車機には委長の指紋しかついていないし
部屋の中には争ったような形跡もなかった
から
ださすがですわねその通りですわ子は再び
長い髪を書き上げると美しいが冷たく感じ
られる瞳をさらに怪しくひからせる彼女の
体が少しでも動くとそれに合わせるかの
ようにふかな胸の谷間が揺れた貝原
さん私のまを待てらし一番下だひどくまま
ままひどい
あその時である横で人形のように動か
なかった高男はぴくりと体をふわせた
そしてそのコとはそれをごまかすかのよう
に慌てて腕を見る仕草をする
そういうこと
かあき子は私が考えてることを読み取った
かのように再び動かなくなった男に視線を
送った作は屋敷の羊で私の身の回りの世話
もしてくれてますの
よあんたは世間話をするために私を呼んだ

かはいえ銀次郎さんチコン来てくれて
ありがとうえ是非ともゆっくり見てって
ください私はそう言うと彼女の表情に変化
があるを観察する普通こんな言い方をさ
れれば男女に関わらず感情が顔や声に出る
ものだそうですよね話を元に戻し
ましょうしかし期待に反して彼女は顔色も
怖色も変わらない確かに警察は自殺の線で
操作を進めています
がでも殺人事件であること全く放棄した
わけではないの
です私は多の可能性があることは聞いてい
たがその理由を明確に聞いた覚えはない
しかし重ねて言うが私は天才的な探偵だ
このくらいのことであれば眠りながらでも
答えを出すことができるだろう心か
な分かっているその理由
は委長の体には殴られたような跡があった
からたくさんの写真習慣し取材に来ている
から治療ミスとかで委長は色々恨みを買っ
てるからえこれですねなんか医療ミスが
あるらしいです
1番上はだって争った形跡がないんだから
別でしょうん週刊誌が取材に来てるからは
あの死んだ後
でしょあの死んだから瞬間心が取ってる
でしょえ1番下です
ねここの委長は治療ミスとかで色々な人
から恨みを買っているそれで多の線が捨て
きれないのではないの
かその通りですわこの病院には色々と悪い
噂があって本当に迷惑しておりますの
ただの噂なのか確かに何度か新聞沙汰に
なったことはありましたでもそれが全て
事実だとは思えません
わ警察が多の線を捨てきれないのはそれ
だけが理由なんだないいえそれだけでは
ありませんドアと窓の鍵がかかっており
ません
しらしもも残されてないのです
いなかっ主人はあなたと同じように用人
深い男でし
た人から恨まれていることも十分承知して
いました
からですからドアに鍵もかけず窓を開けっ
ぱなしにして休憩室にいるなんて考えられ
ませ
んちょっと待て自殺をするつもりだったら
人深くなる必要もないだろ私は自殺だ
なんて考えておりませんそう言うとあき子
は私の顔を観察するようにじっと見つめた
奥様そろそろお時間です
がえなんか夜の配信でも千葉シゲルさん出
てんだよなもうなんか最近千葉シゲルさん
の声をよく聞く
なまだいい
わもう少し原さんとお話がしたいの
明子は私の顔に視線を注いだまま永作に
返事を
する私は彼女が何を考えているのか必死で
読み取ろうとするが彼女は決して美しい
仮面を外そうとはし
ないさっきから気になってはいたんだが
あら何かしらあんたは全然悲しそうじゃ
ない
なしばらくの間があった後明子は氷のよう
な微笑みを浮かべて答えた私が主人のこと

愛しているとで
[笑い]
もあの人と最後にセックスをしたのはもう
だいぶ昔の
話最近は話か顔を合わせることすらあり
ませんでした千葉番島アフレコがあまりに
も一本調子すぎて面白いですマジでそれ
ちょっと見たいうん後で調べてみる
あっ
の次郎さん何があったどうし
た彼女は今までで一番楽しそうな顔をする
と横にいる作に視線を向けた作そうでしょ
多分YouTubeにありますよ了解後で
調べて
みるはい
私にはどうでもいいことだがはの
のようなを私にける原さん主人のが自殺で
は困るん
です分かっていただけますよねああ分かる
と思う私の頭の中に3つの水足が浮かんで
きた私はきこの顔を見ながらこのうちの
どれを選択しようか考えてい
た全キャラ同じ喋りせ方すぎてただただ
千葉さんいいなやっぱさんはそうで
なきゃ長がでは病院の評判が悪くなる既に
評判悪い病院なんてどこもそうだようちの
うちの務めてるさ僕のさいるさ病院なんて
さ星2だぜびっくりするっ
て野村病院の方がもしかしたらまだ評判
よいんじゃねえかうち
より委員長が自殺でば多額の保金が降り
ないえ話が普通すぎて面白くないま真ん中
でしょうね多の保険がりない愛してるわけ
じゃないから
な委員長が殺ではの保険がりないなぜなら
ばそれらの保険は全て1年以内に加入した
からだ違う
か彼女は私の顔を見ながら唇の端を少し
だけあげ
たその通りですよ
原彼女は冷たい笑を浮かべたままずっと私
の顔を見つめ続けている原さん私からの
質問はこれで終わり
です彼女は1人満足にと椅子に座り直し
ような仕草をするあなたの目を最初に見た
時この方ならと思ってましたバーチャル
YouTuberが好きな人は1人来場し
ましたセンキューやりか来てくれて
ありがとう是非ともゆっくり見てください
はいえジョジさん30ポイントセンキュー
あ6660ポイセンキューありがとう是非
ともえゆっくり見てって
くださいふんつまり私は仕事を依頼され
たってことだな改めてお願いしますが主人
が自殺でははないことを証明してほしいの
ですもちろん報酬はあなたが望む以上に
用意いたします
よ明子は横にいるA作に視線を移すと手に
持った鞄を開けるように命じた毎として
いくら欲しいのかしら今度は私が彼女に
鋭い視線を向け
た報酬は依頼主がどれだけ私を評価して
いるかが分かるバロメーターなのだそれを
私が決めてしまってはこれほどつまらない
ものは
ないあんたには理解できないだろうが私は
報酬が目当ててこの事件に興味を持って
いるわけでは
ない嘘
おっしゃいあき子は私が冗談を言っている
と思ったようだ王はあんたに任せるがこの
建物の中であれば自由に出入りできること
だけを約束して
ほしいその時初めてあき子の顔色に変化が
あったもしかするとこの女は金こそが全て
と思っているのかもしれない好きにすれば
いいは明子は不嫌そうにそう言うと作に
めくばせをする作は彼女の操り人形のよう
に慌ててカの中から鍵の束を取り出した
この鍵があればあなたは病院の中を自由に
出入りできる
でしょそして看護婦たちにはあなたに協力
するよう命じておき
ますここミトさんでいいかなキラキラ
キラキラありがとうともり入れて
ください看護婦たちは2階の南東にある
ナースセンターにいるはずです最も忙しく
て誰もいない場合もあります人手不足や
のそう言うと秋子は意味ありげに微笑んだ
看護婦ではなくあんたに会いたい時はどう
すればいいん
だ私が病院にいる時はほとんど委長室にい
ます
栄作から鍵の束を受け取るとそのまま挨拶
もせずに部屋を出ようとする貝原さん1つ
だけ言い忘れてましたわ私はくるりと明子
の方を振り向くあなた以外にも私立探偵を
雇ってますの
よ私にまさる探偵はいない明子は怪しく目
を光らせると胸の谷間を私に見せるかの
ように前鏡になった
です
人君の胸の谷間も素敵だ私は再び彼女に背
を向けるとそのまま陰長室を
出るロビーに出て初めて気づいたが外は
すでに暗くなりかけていた陰長室の中は
カーテンが閉められていたので外の景色
など見えるはずもなかったの
だおさんあのエチシンが出るたびにガタッ
てするのやめようか落ち着け座れ
委員長が自殺ではないことを証明してくれ
か私は人影の亡くなったロビーを横切ると
そのままエレベーターに乗り込み自分の
病室へと向かっ
たよりえちゃんとでどこに行ってたんだよ
は本当に
よ病室に戻るなりジョジが話しかけてくる
私は返事もせずにベッドに横になると今
まであったことを整理しようとしていた1
週間前に委員長は死んだそして警察は自殺
の線で操作を続けているしかし多の線が
ないわけではないその理由はというと委長
自身が治療をミスなので人から恨みを買っ
ていることそして用人深い委長にしては
休憩室のドアや窓には鍵がかかってなかっ
たことだ原さんてばしかし委長が自殺だと
したら鍵などかける必要はないだろ
あくまでもこれは多だと考えられる要素の
1つと考えた方が良さそうだもちろん多だ
という考えられる要素はそれだけではない
意もなくさらに半年前に多額の保険に入っ
ていたということだおいしかし長自身が
半年前に保険に入っていたことを知ってい
たとは限らないそう考えるとが自殺をした
としても不思議では
ないいや逆に保険に入っていることを知っ
てて保険金が降りないように嫌がらせをし
たとかなあ嫌がらせをするって一体誰に
するそれに明子の言うことが本当なら委員
長は自殺などするような人間ではない
らしい
ッ私はどれくらい考え続けていただろうか
ありとあらゆる可能性を考えなんとか頭の
中を整理しようとしていたジジは私と話す
ことを諦めた様子でベッドに座りながら
漫画を読んで
[音楽]
いるあの夕食の時間ですけどいきなり1人
の看護婦が部屋の中に入ってきたその途端
漫画を読んでいたジョジがガバっと
立ち上がる
さん私は目の前にいる看護婦の胸につけ
られたプレートを見たしかし私の視線は
プレート2ではなくその胸全体に注がれて
しまうはいえーマリアさん10ポイント
センキューありがとうえ是非ともゆっくり
見てってくださいなんていうタイミングだ
ででかいぞ何がですか私は思わず口に出し
て言ってしまったそれほど彼女の胸は
大きく服よだったのだはい銀次郎さん
ハート10センキューハートが飛び込んだ
飛び込んだ
何がですかそうだな何がですかそうだな
重力重力何の話
だおいどこ見てるんだよたったまののジジ
が私に対して何か怒鳴っている私は嫌がる
眼球を無理に動かして今度こそ彼女の胸に
つけられているプレートを見
た野村病院宮
千里今すぐに持ってきますから少し待って
てくださいね
ちょっと待てその胸は本物か
は彼女は私の言った日本語を理解しなかっ
たように国をかしげただからその胸は本物
かと聞いているあなたが貝原さんですね
あなたのことは先ほど委長夫人から聞き
まし
たちささんこんな男のことなんてどうでも
いいから僕と話をしてくださいよやだそま
セクハ僕が言ったんじゃないやい頼む
捕まってくれこら通報するんじゃない通報
するんじゃないお前たちはいえぬくんさん
キラキラセキありがとう来てくれて
ありがとう是非ともゆっくり見てって
くださいさはジョージに返事もせずに廊下
に戻ってしまった多分患者の食事が山ほど
積まれたワゴンから我々の食事を選んで
いるの
だろうおいなん
だ彼女に手を出したら承知しないぜジョジ
の絆創膏が貼られた顔を真っ赤に上気し彼
が決して冗談を言っているのはないことが
分かった私はジョージの赤い顔を見ながら
自慢のバリトンボイスで質問して
やるあの看護婦はもしかしてお前の恋人
か恋人なんかじゃないよレは一体何なん
だ真っ赤だった顔が今度はピンク色に
お前気持ち悪いぞ男のくせにバリトン
頑張れバリトンボイスで言うのもリトン
ボイス無理だろあれどういうこっ
ちゃ
うるさい彼女は僕の心の恋人なんだ僕言い
出せよジョージは下のいる廊下が気になる
ようで何度もチラチラと見ている心の恋人
なんて言わずに体の恋人にしたらどうだ
あんたにはわからないんだよ俺みたいに
順調な男の心をなならば一生心の恋人で
いろ私は今晩にでも体の恋人になってやる
バカやろさと19歳らしいぞあの多分ね
あの高校がえっと看護学校だったんよあの
子多分だからねあの子はえっと純看護師や
ねおそらく
なんかなんかキャラクター説明をして
くれる方がい
大きの声を出さないで
くださいは
はいなんだこの軍艦買ってやろうわ彼女の
前だと借りてきた猫のように大人しいでは
ない
かさすそまえってィおいこら何が何が今
なんかあったかそんなエッチー言われる
ことあったかちさと実はこのジョージとか
いう男が
なジョージは手をバタバタさせて私の口を
塞ごうとす彼女はその様子を見て明た顔を
すると2人分の食事を置いて病室から出て
行ってしまっ
たあ調子悪くなってきた脈を取って
ほしいゆっくり横に
なれ脈をあの脈を取って欲しいと言われて
もなあれだよえ血圧ぶん投げる
[笑い]
ぞあんたね
なんだその挑戦的な目つきは廊下から
ワゴンを動かす音がカカに聞こえて
くるもいいよジョジはふてくされた様子で
自分の名前が書かれたトレを取るとベッド
に座れそれを犬のように食べ始め
た口の中の食べ物をなんとかしてから
[音楽]
喋れは口にった

するお前
なんかちジョジも19最後それ
は初めて知った男に興味がなさすぎたえ
お前こいつ19歳な
の私はジョジを無視すると体力を落とさ
ないためだけに食事を始めた委員長の自殺
の話を聞いて以来私は食欲というものを
忘れている
ようやく口の中のものを飲み込んだ
ジョージは普通に話し始めたやっぱりマ
えってィおかしくないいつもと違うなって
言ったんだよどう違うのだお前あの子に変
なことしたんじゃないかだからどこがどう
違うというのだいつもだったらニコニコし
てるのに今日は一度も笑ってくれなかった
きっとお前のことが嫌いなんだろジョージ
は私の顔を睨むとそのままうくようにして
食事をる私たちはその後一言も言葉をわさ
ずに食事を食べ終わった食べ終わったらよ
トレイを廊下に出しておくんだジジの19
より看護師の19気に
[笑い]
なるあの男あのこんなこんなリーゼとした
男の19なんていうのは大体高校卒業して
なんかやってこんなんやってるんだろう
きっとうんもしかしたら校行ってないかも
しれんわから
んの19はねなんとなくね想像がつくうん
あのあの看護学校えっと中卒で看護学校に
行ったかえっと高校がえ看護家があったか
などっちかね看護家があった高校だとする
とこの子は準看護士なんだけどえ看護師
学校だと看護学院だとするともしかしたら
えっと戦看護師の可能性はあるうんそんな
感じでも多分循環だろうね女の子だけは
詳しいんだからあの医療医療者医療医療
事業者あの
僕え知ってるか銀がソマの肩書きは医療
経営士だぞ分かるか医療経営士たぞ僕
一応そういうとジョジは私のトレイを取る
と一緒に廊下に出して
くれる詳しい説明
助かるあのちょこちょこねあのね変な説明
入ると思うけどゲームとは関係ない説明が
入ると思うけど医療者だから仕方ないから
と思ってくれすまん
な私はの中から見られた赤い箱を取り出し
そのまま窓際へと移動するカーテンを開け
窓を開いた途端生温かい風が私の方を
ふわりとれた腹が膨れた状態ではろな推理
をすることはできないしばらくしてから
考え始めるとする
[音楽]
か渡るような感覚がする考えてみれば
ヘビースモーカーである私が今日は
ほとんどタバコを吸ってい
ないおいちゃんと喫煙室があるだろそりゃ
そうだつうかちなみに今ですねあの病院に
喫煙室ないからねはいえレサさんえ
ガラシアガラシア来てくれてありがとうえ
是非ともゆっくり見てってくださいえそう
だったのそうだよあの僕一応医療系士だよ
うん
あのま置いとこうかはい
えは私がタバコを吸いたくなった場所がキ
演出なのだそう言うと私は窓から身を
乗り出すようにして外の景色を眺める正面
玄関の前に広がる駐車場にはまだ数台の車
が止められていた整形外科で良かったよな
食事制限がないからまだマなんだよあんた
の場合はカルシウムを余計に取ればいいん
だしさ横に並んで一緒にタバコを吸う常時
がぽつりという
全くこんな怪我さしなければよ今頃は仲間
たちと楽しくやってるんだろうなだろう
よ屋上でタバコ吸ってみたいあー
わかるあ分かっちゃだめだ分かっちゃだめ
だはいえレクスさんでいいかなキラキラ
3639
ありがとうはいえっと郎さんこれいつの前
のかあ
ですねはい今今また見てしまううん
ありがとうはい高評価見センキューです
ありがとう屋上でねあのねあのうちの伝説
なんだけどあのうちの病院が建てる前に
えっと古い病院の時にまるで廃墟だった時
に目の前のビルにあの屋上でねタバコ吸っ
てるとえっと目の前のビルにするんよでえ
ちょうど事務室にその映像が流れ込んで
くるっていことがあってうちのえっと看護
女手がそれでバレたっていうことがあって
当時彼が19歳だったらしいそんな伝説が
あるばかでと思っ
てジョージは苦笑いしながら頭を指さし
た頭の病気かあのな豪快されるような言い
方をするなよ
喧嘩して怪我をしたんだいきなりジョジの
顔が自慢言になるとやや興奮した口調で
話し出したまったよさすがの俺も10人に
囲まれると私の鋭い視線がジョジの
落ち着きのない目を睨むいや8人だったか
な再び私の鋭い視線がジョジをいくように
睨む6
人4人
[音楽]
そんなとこだろその2人が引きにも俺の
前後からさてとそろそろ消灯の時間だあ
本当にいい格してるよなジョージが呆れた
顔で私を見るしかし私の言ったことは嘘で
はなく既に時間は8時を回ろうとしてい
たえ馬は委長さんなのか違うよあの医療
経営士ではあるけどえっと
ね営士
と衛生管理者と医療事務
と簿記とマイクロソフト検定だっけかはい
えっと医者と看護師を雇えば僕が
クリニック経営した方が早いですてへって
いうやつ
うんあのマジで立て替えて自分で
クリニック開いた方がマジでいいんじゃ
ないかって本当に思う
たまに長やった方がんじゃないか僕はと
たまに思う
うんベッドに横になってからどれくらい
立ったであろうか私はなかなか眠ることが
できずじっと目をつったままえ委長の自殺
について考え続けていた村長って誰や隣の
ベッドからはジジの信やけした寝息が
聞こえてくるもう11時
か私は枕本に置いてある懐中時計を見ると
再びそれをこりと置くこれ以上考え続けた
としても私の情報だけでは何もひらめか
ないことは分かってい
たなるほど悪いことできるポジションの
やつだねあの常日頃から悪いことをどうし
たらできるか考えて
ます言い方悪いけどあの不正を見つける
ためには自分が自分だったらどうする
かっていうのを考えるのようんそうすると
えっとここをねえチェックしなきゃなん
ないここをチェックしなきゃなんないって
いうのが出てきてそれをチェックしてくと
不正を見つけるっていう形ができるんだ
けどまあ今のところまそんなことはないん
だけどねそんな感じうんだからえ悪いこと
はよく考えてます言い方
悪い推測はいくらでもできたがそれを立証
すべき事実が何1つ分かっていないのだ
うんどうするか
なはいえっと目をつぶっていればそのうち
眠れるだろう私はこのまま目をつぶって
いればそのうちに眠れるだろうと思った
いくら私が仕事熱心な探偵とはいえこんな
時間に操作をするつもりは
ない私は目をつぶってじっとしている羊が
1匹羊が2匹あまりにも古典的すぎて
ちっとも眠くなら
ないお杉が1人お杉が
2人眼鏡をかけたか眼鏡をかけたおかが柵
を超えるところを想像すると眠などか
おかしくなって
くるちょんこら逮捕されるところを待機
するんじゃない通報するんじゃ
ないんあまりのくらなさのため自分自身に
呆れ果てた時であり私の敏感な張力が
静まり返った廊下から聞こえてくる世に
気づいたその男は金属をこするような音で
一定の感覚で聞こえて
くるあの音は確か
夜の病院でこれはマジでホラーよ
ね私は音を立てないようにベッドから
起きると部屋の電気もつけるままドア越し
に聞こえてくる音に耳を傾けた確かに
聞こえるその音はどんどん私がいる病室に
近づいているようだ私は好奇心音声な探偵
であるはうようにしてベッドから降りると
そのまま静かにドアを開けて廊下を覗きみ
た真と静まり返った廊下にはぼんやりとし
た照明が使えられているしかし真っ暗な
部屋に目が慣れていた私にはその照明が
やたらに眩しく感じられ
ためっちゃ明るいやんていうかく明る明る
あやはり君
かこんな時間に何をしてるんだ子供はもう
寝る時間だ
ぞ彼女は悲しげな瞳で何も言わずに私の顔
をじっと見続けていた彼女の悲しげな瞳を
見ているとその瞳の中に吸い込まれそうな
気分になって
しまう
私子供じゃない
[音楽]
ものコさと美さんかなて一瞬思ったけど
違うかな彼女は独り言のようにそう言うと
車輪に手をかけ私の横を通りすぎようと
する私は振り返るようにして彼女の後ろ姿
を目で追っていたうん幼女違うよ幼女じゃ
ないんだよあれ
わ振り返っていた首を元に戻した時私は
心臓が止まりそうになってしまった何の
前ぶれもなくりが目の前に立っていたのだ
おかすなももこちゃんと何をしてたんです
か私は思わずリエの顔を見てしまった彼女
の口調はやけに事務てきて感情のかけらも
感じられ
ないそういえばさもそうだったな私はの顔
がに浮かぶ前にまず巨大な胸が浮かんで
しまったこのまま胸のことを考え続けると
今度は股間がクリップ君になりそうだ私は
頭の中からさの胸を消し去るためにどうで
もいいことをリに質問した河田太子さんあ
そっちかえ川さんこんな声出してたんだ
ちなもえちもこ16茶そう16歳よあの子
幼女ではない
よそういう君は何をしてるんだ
さハありがと話し声が聞こえたからここに
来ただけですというか
あのりえ昼ぐらいまでいたよ
ね昼ぐらいまでいたよねあのブラックです
ねこの
病院あのりえなんでここにいるんですかね
あのあなた今日帰ってませんあのステージ
過ぎません8時11時ですよ残業にしても
程がある
わ正直に言え本当私に会いに来たん
だろ私は彼女が微笑んでくれるのを期待し
ていたいや膨らま頬を膨らませて怒った顔
でも良かったのだしかしその期待に反して
リエはくるりと振り向くと足音も立てずに
行ってしまっ
たよく見るとリエはいつものナーシ
シューズではなくゴム底の上履きを履いて
いた彼女の火憐な雰囲気がするとやけに
その靴が地味に
感じる足音がしないわけ
だ私はくと誰もいなくなった廊下の天井を
見上げた春が近いせいか薄暗い照明の周り
に名前もないような小さい虫が飛びかって
いるそれはどうかと思うぞそれはどうかと
思う
ぞ病室に戻って寝よう天才的な探偵にも
睡眠は必要なの
だ私は体をベッドに行えるとそのまま
ゆっくり目をつぶったジジは小さな指を
書きながら気持ちよさそうに寝て
いるリエの様子がなんかおかしかった
ぞ私はリエの態度が気になりながらも波の
ように押し寄せる水馬に身を任せていた体
がベッドに吸い込まれるような感覚になり
やがて指1本動かすことすらくいになって
くる
眩しはいえ院2日目ですね長くないか本当

これあ朝
か窓から朝日が容赦なく差し込み私の顔を
直射しているしっかりとカーテンを閉めた
はずなのに一体誰が開けたのだろうか私は
隣のベッドに視線を向けたしかし予想に
反してジョジはまだ気持ち良さそうに寝て
いるではないか私より先に寝て遅く起きる
とは全くもってとんでもないやつ
だ一体誰がテを開けたんだろうか私は朦朧
とした頭で懸命に考えようとした私のよう
な天才探偵ともなると説明のつかないこと
などあってはなら
ないいつまで寝てるんだよ
おい男らしい足音と共にみほがいきなり私
の病室に入ってきた食事の時間なんだ
とっとと起きて
くれさてはお前がカーテンを開けたなは私
の言葉を無視すると顎でのを差し隣の馬も
起こしてくれあいつよく寝ぼけて抱きつい
てくるんだよ抱きつかれて困るような体を
してるのがばっか野郎私は若い男が大嫌い
なんだよおじ
さんそうとなるとみほは再び男らしい足音
を立てて病室から出ていく若い男は嫌いと
いうことは老人が好きなの
かなるほど
のをにしようと
いうなんだよまだ隣のやを起こしてないの
か私がそこまで推理した時2人分の食事を
持って病室に入ってきたみほが心の底から
呆れたように言った自分で起こせ遠慮し
とくよお前の役目
だろ私がそう言うとみほがいきなり真顔に
なるじゃああんたの役目は何な
私の役目あんた委長夫人に雇われたんだっ
な私に協力しろと委長夫人から聞いている
かみほは無言で
うすくそれなら
ばでは私のマグナムを鑑定して
もらおうえ大体ヤンキー姉ちゃん実は
めっちゃ優しい説うんえーあれやでメイン
ヒロイン
こいつ
やろ大クワガタでさえ13cmで数
100万の値打がつく時代だそれに比べ私
のものは
20cmそこまで言いかけた時みほの顔が
呆れたの呆れたの参上になった私はもう
少し言い続けたかったが仕方なくそこで
言葉をやめてやることにするマグナムなん

[笑い]
と1つだけ
けどさ私は長婦人が嫌いなんだだからその
長婦人に買われたあんたはもっと嫌いなん
だ私が委長富士に買われただと私以外の
看護婦だってあんたに協力するとは限ら
ない
ぜそう言い捨てるとみほはスタスタと病室
から出ていくあきこの休め看護婦たちに
協力させるなんて言って話が違うではない

私は無償に腹が立ってきたこの腹立たしい
気持ちを紛らわすには空腹感を完全に
満たすに限るそう考えた私は2人分の
トレーをベッドの上に運ぶとそれを
むさぼるように食べ始め
たボリボリ落としてますけど何の音です
か綺麗に平らげた私は満腹になった服を
撫でさせるおいジョジ
[音楽]
起きろ
ジョージ私はジョージに向かってトレイを
フリスのように投げ
たごめんよもう勘弁してくれよどうやら
ジョジは寝ぼけているようだ謝るかよお金
だって全部渡す
[笑い]
からおい今のが真実なんだな
何が頭に怪我した時の状況だあぱから何て
あれれどうしたんだどうして俺のベッドに
トレが乗ってるんだ食べたからではないか

がお前が
だ何を朝食に決まっているだろいい食
っぷりだったぞ俺が食を食べたいつ
だジョージは腕を組み首をかしげて
抱え込んでいるジョージ私のトレを廊に
出しておいてくれ私はこれ以上常時と遊ん
でいる時間はない腹もいっぱいになった
ことだし私は早速委長の死について操作を
開始することにし
たまずやらなければいけないこと
[音楽]

え販機でコーヒーを買いついでにタバコを
吸って
こよううんコーヒーとタバコは私の日課だ
これをしなくては私の1日は始まら
ないそう考えた私は鞄の中から鍵の束と川
製の袋に入った探偵業御用たし7つ道具
セットを取り出しまだ首をかげているジジ
を横目で見ながら廊下へと

[音楽]

おはようございますりえさんりえさんマジ
で夜中いたのか
1日いつ帰るんですかリエ
さんリエは私の手に持たれた鍵の束を見て
一瞬見るとすぐに目をそらすようにして
行ってしまったまた
かリエの表情は昨日の夜と同じで私に笑顔
を見せてくれなかったしかし私は彼女の
笑顔を見るためにこの病院にいるのでは
ないできればハイヒールを履いてほしいの

な働き者だな
おい面白いやろ探偵業は面白い
だろあれだえ今度
は明日さ明日さ近代地やっても
いい突然の
話私はゴム底の上履きを吐き足音を立てず
に歩くリエの後ろ姿を見ながらそのハリ
ヒールで顔を踏んでくれるともっと嬉しい
のだが
私は頭の中でそうつぶやくとハイヒールを
履いたリエの姿を想像しながら
エレベーターに乗り込ん
だロビーには相変わらずたくさんの人々が
生かっている私はその人々の間を縫うよう
に歩くとロビーの橋に設置してある自動
販売機の前まで
行く私はミルク入りのコーヒーをチスする
とそのままソファーにどかと腰を下ろし胸
のポケットから見られた赤い箱を取り出し
[音楽]
た紫色の煙が天井へと登っていくのを眺め
ながら私はぼんやりと観葉植物を眺めて
いる近代地
カペ知っ
てる壁き
ちゃうん何とも言えない壁ですね
ちょっとちょっと今今近大地かそうあのね
あのね僕見たことないんだけどさ
あの実はさ近大一少年の事件簿に山口か
さんがアテレコしてるアフレコしてあ
アテレコしてるさやつがあるのよ実は
うんとても新一君なやつ
がマジでさ見たいもう1回もう1回という
か見たことないから見たい1回うん
カペ版近代地を見てみたいちなみにアニメ
版ともまた声優さん違うやつですね一番
最初にあのPlayStationで
ゲーム化されたやつなので声優さんも全然
違うやつですはいあれをね僕ねクリアした
ことなくてあれを1回クリアしてみたいの
よ実
は紫色の煙が天井へと登っていくのを眺め
ながら私はぼんやりと観葉植物を眺めて
いるこうしていると心身共にリラックス
でき灰色の頭脳のシが増えるような気がし
てくるのだちなみにあの今葉植物置けない
すから
ねさん調子どうお腹の調子かなえはえっと
吐き気とかの方かなえっとね問題ないっす
今のところだいぶ楽ですお薬飲んだのでね
うん大丈夫です
ありがとう私はタバコを2本立て続けに
するとえ2本え私はタバコを2本立て続け
にするとカコップの底に残ったコーヒーを
一気に飲み干したアニメ版の印象が一番
強いよねそうねだと思うさんなん
で何
がそこに沈んでたコーヒーのカスとやけに
甘く感じる砂糖が口の中に入って
くるさてとどうするか
な私がソファーからゆっくり立ち上がろう
とした時である私の視界の隅に1人の女性
の姿が入ってきたなんで置けないんえっと
葉植物あの生物生とかは置けないのよもう
今うんあのとかもあるしえっと虫が寄って
くるっていうのもあるし色々な理由で
えっと今はね観葉植物置けないなえっと
病院にある観葉食物は大体えっとあの増加
よ今は置けないな置くところがないんじゃ
ないかそもそも置けないとかっていうのも
あるある
けれど今はねあの観葉植物はね基本置か
置けないねあるとしたら
えっと昔からの病院かえっと増加
かっていうのが普通なだからねえっと植物
屋さんというか花屋さんもねだいぶ今ね
やりづらいよ病院相手には
うん彼女は私に背を向けて自動販売機の前
に立っているきっと女性特有の優柔普段差
を発揮して何を買おうかあれこれ悩んで
いるに違いない仕方がない私が手伝って
やる
か余計なことはせずとっとと他の場所に
えっと
そうそんなことをしている場合ではないの
だ私は彼女の美しい後ろ姿を眺めながら次
にやるべきことを考えていた私はソファー
からゆっくり立ち上がるとこれからの行動
について試案するそう探偵の評価はいかに
効率よく行動するかで決まるのだここで
のんびりしている時間はないはず

えまずは明子に会い委員長のことを色々と
質問
するそう私はに聞きたいことがあったのだ
せっかくここまで来たのだからついでに
彼女と会って色々と質問してやろうロビー
には相変わらずたくさんの人々が光ってい
た私はその人々の間を縫うように歩いて
関係者以外立ち入り禁止と書かれたドアの
前に
立つ病院に限らずこの文句が書いてあると
中に入りたくなるもの
だやめとき
なさい私はドアを開けそっと中を覗き込ん
だこの場所だけは昼夜を問わず雰囲気が
変わらない気がする
私はすでに見慣れた赤茶色のカーペットを
踏みしめながら通路の一番奥にある延長室
のドアの前に立っ
た明子が病院にいるとすればここしかない
作から預かった鍵の束があるので中から鍵
を開けてもらう必要はなかったが私は
とりあえずドアをノックしてみることにし
た果たしてあき子は病院にいるのだろうか
[音楽]
しばらくするとノブがゆっくりと回りドア
の隙間から作が顔を覗か
せる朝から見る顔ではないなはいえあ
ごめん嫁ね勉中も無反応さんキラキラ
1009ありがとうえ是非ともゆっくり見
てってください勉強中の方にこれを見せて
いいんだろう
かは少し驚いた顔をする
振分のの先にはがいるのだろう原さん
どうぞお入りになって何度聞いてもあきこ
の声は苦手だ彼女の声を聞いていると必ず
背中
がチキスキンとなる鳥肌が立つってこと
か部屋の中には同じポーズであき子と栄作
がいたこいつら実は老人形なのではある
まいな私はいつもの癖で部屋の中を調べる
かのように見えましたあき子は相変わらず
冷たい微笑みを浮かべながら私の顔を
じっと見ている外は十分に明るいというの
になぜかカーテンはぴったりと閉じられて
いる太陽光線が入ることを拒絶したこの
部屋に入ると今が夜ではないかと錯覚し
そうだ
主人のことで何か分かりましたか昨日の
今日だ私は超能力者では
ない面白いこと言いますもんねそう言うと
あき子は長く美しい髪を書き上げるで何の
御用
かしらあんたに聞きたいことがあったんだ
何でも質問してください
原子は100人が100人とも作り笑いだ
とはる笑顔を浮かべると再び美しい髪を
かき上げながらそう言った当然だ看護婦
だけでなくあんたにも協力してもらわない

な怖いですわね何を聞かれるの
かしら私が聞きたいこと
は委員長の死体の第一発見者は誰
か私
だこは顔色を変えずに答えるほうあんたが
第一発見者なのか
え3月21日の夜11時頃だったと記憶し
てますどうしてそんな時間に休憩室に行っ
たんだ主人は病院に泊るたいつも休憩室の
ベッドを使ってましたか夫婦の関係がない
2人
が子は私の言葉を制するように
答えるちゃんとお話ししますわ原さん
その晩は大事な話がありましたのですから
主人と休憩室で約束してまし
た大事な
話話の内容はご想にお任せ
えっと離婚で離婚
かそう言うとはのような微笑を顔に浮かた
なるほどあんたは休憩
に行ったそして鍵のかかっていないドアを
開けると部屋の中で委長が死んでいた主人
は椅子に座って机の上にすような格好で
死んでいまし
たその約束をあんた以外に知っている人は
いるの
か子は自分の横に立っている作を見る作は
知ってまし
たなるほど
ながちらりと目をげて私の顔を見るはだ
質問するのをやめて他のことを聞こうと
思ったそうあまり不可をすると相手に警戒
心を与えるだけなのだ原さん聞きたいこと
があるのなら何でも聞いて
ください当たり前だ何でも聞かせてもらう
としよう委員長は自分が保険に入っている
ことを知っていたの
かどうしてそんなことを聞きます
の子はわざとらしく驚いた顔を作る
簡単なことだ私はそのことを知りたいから
だ分かりやすい答え
です彼女は私の目をまっすぐに見て
ゆっっくりと話し始める主人はもちろん
知ってましたわこれでよろしいです知って
いたの
か今のところ明子の言うことを信じるしか
ないだろうそう考えた私は違う質問をする
ことにした原さん
どうして半年前にいきなり保険に入ったの
か明子は微笑みながら長く美しい髪を
書き上げる主人があんなことになって
しまったからいきなり保険に入ったと思う
んじゃありませんまあ
ねどういうことだ主人が保険に入ってから
たまたま半年後に死んでしまっただけ
ですあと10年主人が生きていたら誰もの
入った保険を生きなりなんて言いません
でしょうまそうでしょうね確かにその通り
だしかしそれは彼女が勝手につけた理由で
あって保険に入って半年後に死んだ現実は
何も変わら
ない最も彼女としてもそのことは十分承知
なのだろう要するに保険に入った時期に
関しては委員長の人は無関係であると言い
たいだけなのだお金欲しさに主人を保険に
入れたのなら半年も経たないうちに自殺
なんかさせませんわそうでしょ原さんです
ね彼女はいつもの冷たい口調で私の考えを
大弁するかのようにそう
いう私は彼女に質問しながら横目でずっと
作の様子を見ていた奴は入りテキに満ちた
視線を私に送っている作は私のことが嫌い
なようだもう質問はおしまいです
か私は無で頷くとに背中を向けて部屋を
出ようとする子の氷のような鋭い視線と作
の敵に満ちた視線が容赦なく中に
突き刺さっ
た原さん期待してますわ
よ私は後ろを振り向かずにその場で
立ち止まる私は依頼主の期待を裏切った
ことなど1度も
ないしかし
がだったとは私は委室のドアを見つめた
まま明子から聞き出した話を思い出してい
たしかし私はここでじっとしているつもり
はない考えることはいつでもできるが情報
を集める時間は限られているの
だ外が明るいうちになるべく多くの情報を
集めなければそう考えた私はすぐに次の
行動に移ることにし
たまずはナースセンターに聞き込みに
行こうそうだなナースセンターに行って
看護婦たちから様々な色え色々な情報を
収集するのだそう考えた私はロビーを
横切ると再びエレベーターに乗り込ん
[音楽]
だ私は2階でエレベーターを降りるとその
ままナースセンターへと
向かう誰かが廊下を吹いたのだろうか所々
が水で濡れており滑りやすくなっている
ようだなんという非常識なやつだ松葉を
使う私の身にもなって
みろ私は濡れた部分を避けるようにして
それこそ打しながら廊下を歩き続ける
ナースセンターは2階の南東だって言って
たな私はナースセンターに向けてひたすら
松葉杖を動かしまくった病院の廊下はそれ
ほど熱くなかったがそれでもじっとりと汗
をかいて
くるん
あやれやれ今度はお前かよ
はいどうしてここにお前がいるの
だそう言うと私は女探偵を舐めるように
眺めてやった自動販売機の前に立っていた
のはこの女だったの
かそれは私のセリフよあんたこそここで何
してるの
わからないか仕事をしてるのだ仕事はい
そまくですそうだ
な呆れた探偵だな私の姿を見て仕事だと気
がつかないのか邪魔姿のあんたを見て仕事
してるなんて思う方
が仕事って何の仕事をしてる
のえ破でいいかなえキラキラキュー
ありがとうさんキラキラあ違うわキラキラ
100だなごめんよ
えはさんさんえキラキラ1009
ありがとうこっちゃんさんキラキラ109
ありがとうえ是非ともゆっくり見てって
くださいいきなり良子の表情が変わると
不穏そうな顔付きで私の顔を
覗き込むバカを言うな言えるわけがない
だろうまさか長夫人が言ってたもう1人の
探偵ってあなたのこと
その通りだよ女探偵さんこいつもあんたと
同じように委長不に雇われたってわけこれ
あれだねあのゲームの中でも委長夫人と委
長夫人が動してるなじゃあいいかじゃいい
な他の探偵も雇ったと聞いていたがお前の
ことだったのかどうして引き受けたのよ私
の勝手だおいおい喧嘩をするなら場でやっ

くれ今すぐ断りに行きなさいよお前に
そんなことを言われる筋合いは
ない大変だわ事務所に電話し
なきゃ確か最探偵事務所だったな話は
ロビーにあるぞ失礼ね退場です
動物そんなに怒ってばかりいると整理が
止まるぞ早く退院しなさい
お2人さん私は仕事があるんだ
[音楽]
よみほさんもう少し話を聞かせてもらえ
ない断るあんたが返事をしないでよ私だっ
てこの看護婦に聞きたいことがあってきた
のだ残念でした私が先よあ先の問題では
ないこういうことは探偵のレベルで決める
のだじゃあ私の方からね誰がレベルの低い
順だと言った
あら私はレベルの高い順で言ったつもりだ
けどみほさんがかわいそうですこの状況
そんな言い合いをしてるとどっちのレベル
も低そうに聞こえる
[笑い]
ぜとにかく私が先に来たんだからあなたは
あっちに行ってちょうだい
いやここから消えるのはお前
[音楽]
だするから
だこれ
は見せられないよあいやいいか終わっ
たほら私の言った通りになっただおお前
無茶なことするやだなつにあら
ま今のは今のは隠した方が良かったか料理
が好きな人が1人場しましたタイミング
[音楽]
タイミングは足を折られた仕返し
だみほは呆れたような顔付きで私をじっと
見ているあんたも私に聞きたいことがある
のかしつこくあの女探偵に質問されてた
からもううんざりだ
よバカを言うなあの女探偵とは質問の
レベルが違う言っただろ私はあんたに協力
なんかしないよ隠すじゃないいやいやいや
今のは今のはさすがにバンされないよな
あれは大丈夫だよなそれもか
困る私は鼻の頭がくっつくぐらい彼女の顔
に近づくとそのまま生きそうな目をぐっと
睨んだななんだよお前は私が嫌いかもしれ
ないが私は好き嫌いで仕事のやり方を
変えるほど甘くは
ない彼女は私の迫力に押されたのか口を
結んだままだ顔を近づけるなよ私の質問に
答えろ分かったから顔を
話せよこれあれだなえっとアップだとさ
さっきのことといい噂通りの男だなアップ
だとあの茶髪とさえっと前髪だけが赤いの
が分かるんだけどさこれゲーム画面だと
全然わからんな全部に見える
わあそうだったみほってそういう髪型だっ
たって今思い出し
た私は彼女の言うことなど全く気にせずに
じっくりと質問してやることにしたこれは
完全にうです
わ言い
方さてとまず何から聞いてやるか委長の死
についてみほに質問することにした君は
委員長が自殺をしたと思ってるのかさあね
そんなことに興味はないよ興味があろうと
なかろうとそんなことを聞いているのでは
ない委員長は自殺するような男だったのか
と聞いておるのだあんな親父のことなんか
答えたくもないうどうしてスケ親父だと
思うの
だどうしてなのだ何度か触られたことが
あるからだよ
せめ
どこお前なでは質問を変えようはを見たの
か見たのかと聞いてるんだ見たよその時に
気づいたことはあるかないよお前なもう
少し考えてから返事をしろ考えたってない
ものはないんだよでは聞くが園長は誰かに
殺される可能性があると思うかわからない
よそんな
ことみほはふくされたように返事をする
ここがナースセンターでなければそんなな
口に肉を突っ込んでやるところだがこれ
以上みほに委長のことを聞いても仕方ない
だろうそう思った私は違うことを質問する
ことにしたちくし今度は何を聞いて
くれよ結構量が多い
ね私はこの病院について質問することにし
たこの病院には色々と悪い噂があるようだ
なそうなのか知らないとは言わせないぞ
知らないよお前なこの病院の看護婦だろ
れっぽい性格なんだ私
はん思い出させてやろうかやれるもんなら
やってみろよ全く非協力的な態度だこれで
は話にならん私はこれ以上病院について
質問しても彼女から役に立つ情報を得
られるとは思えなかっ
た委長が死んだ夜お前はどこにいたのだれ
ちゃったよほそんなをしてるとを招く
ぞみほは少しだけ考えるようなそぶりを
見せるとぶっきらぼう放った夜勤だった
からナースセンターにいたよはいえ
おにぎりさんキラキラ20センキュー
ありがとうおちむんさんキラキラ90
センキューありがとうえ是非ともゆっくり
見てって
ください1人で
か違うさと一緒だっ
たずっと一緒だったのかどいなずっと一緒
だったよ
委長が誰かに殺されたと決まったわけでは
ないが彼女の言うことが本当なら残念な
ことにみほにはありいがあるようだ私は
一応納得すると次の質問をすることにし
た私は寂しな瞳をした車椅子の少女につい
て質問しようと思っ
た私と同じ病棟に車椅子に乗った少女が
いるだいるはずだ名前は確かももこという
はずだ
がももこちゃんがどうかしたの
[音楽]
彼女はどんな子なの
だどうしてそんなことを聞くんだよなんと
なく気になるの
だ私の通りに彼女の寂しぎな瞳が浮かんで
くるあの子はいい子だよ最近はほとんど
喋らなくなっちまったけど昔はよく学校の
話とかしたもん
さどうして喋らないのだそれを聞こうと
思っても喋らないんだから聞きよがない
私は納得してしまっ
た彼女は足が悪いの
かもう直ってるはずなんだよどうして立て
ないのか私たちにもわからないのだそう
かみほは私の表情を見ながら不思議そうな
顔を
するそういえばリエも同じことを言ってい

なお前
のことを心配してるの
かんどうして私が心配しなければならんの
だそうだよなお前みたいなやつが他人を
心配するはずがないかひどく
ないその通り
だなあもういいだろ私の仕事はお前と話す
ことじゃないんだ
ぜ他の看護婦はどこにいるのか今日は
みんな忙しいからな当分誰も戻っちゃこ
ないよ
そう言うとみほはくるりと後ろを向いて
ナースセンターの中に入ってしまっ
た他の看護婦が戻ってこないのではここに
いても仕方がないそう考えた私は次に取る
べき行動をすでに考え始めていたさて私が
次にしなければいけないこと

えっと屋上行く
かそうだなほてった頭を屋上に行って
冷やそうこのまま掘っておくと熱暴走し
そうだそう考えた私はナースセンターを
離れ早々にエレベーターへ乗り込むことに
した途中すれ違った何人かの患者が私の顔
を見て苦笑いしている多分奴らは烈な写真
週刊誌を定期孤独してるん
だろう誤解へとたどり着いた私はそのまま
屋上へと続く階段を登り始めるそうこの
エレベーターは屋上まで行ってくれないの
だ5回もあるのの
ここ
こんここ5階もあるの急な坂道を登って
いるような感じだ
なでかい病院なの
ここ私は石膏で固められた右足を時たま
階段の減にぶつけつつようやく屋上へと
続くドアを開け
た誰もいないようだな今の季節にしては
涼しい風が私の方を撫でる私は金網に
捕まるようにするとその向こうに広がる
景色を眺め続け
たそろそろ戻る
かそりゃ野村病院だもんあるだろうそ
かいや20えっとね20勝以上あれば病院
なのよクリニックじゃなくて
なら意外とちっちゃいのに2階で終わって
も病院は言えるってことね
景色を眺めることにも飽き開花に戻ろうと
した時である金網が埋め込まれれたコンク
の上に何本かの吸殻がまとまって落ちて
いるのを見つけた私はその吸殻をつまみ
あげると注意深く観察
するその吸殻は薄で汚れており髪の表面に
はニコチンが染み出ていたこの様子から
するとだいぶ前にここで吸われたもの
らしいバージンスリムかフィルターが細み
でおしゃれな感じがするせいか男性よりも
女性に好まれている銘柄である事実吸口に
はうっすらとピンクのルージュがついてい
た女性であることは間違いない
な私は吸殻をパジャマのポケットに
しまい込むと体をかめるようにして金網
沿いに歩く金網の足が埋め込まれた部分は
周りはコンクリのブロックで固められて
いる私はその立法体の影になる部分を
覗き込むようにしながらさらに歩き続けた
[音楽]
ちょうど屋上の角に差しかかった時である
私はブロックに沿って掘られた排水溝の中
に濡れたカハにまみれるようにして落ちて
いるタバコの箱を見つけた私は再び指先で
つまむようにしてそのタバコの箱を
取るこれもバージンスリムだ
な私はねじられたタバコの箱に何かの髪が
挟まっているのに気がついていた何か書い
てあるようだぞ
じっくりとえじっとりと湿っているその紙
には裏に何かの文字が書かれているようで
ある私は注意深くねじりを元に戻してやる
とそのカをセロハンの間から引っ張り出し
た3月21日の夜10時50分に屋上に
行くことその紙には女性的な筆跡でそう
書かれていた3月21日の夜といえば委員
長が死んでいた日ではない
か私はタバコの箱とその髪を吸殻と同じ
ように胸のポケットににしまい込むと
しばらくその場で考え込んでしまっ
た真実を知るための手がかりの1つである
ことには間違いはないの
だろそう考えた私はもう一度屋上を調べて
みることにしたもしかしたらタバコの箱
以外に何か手がかりが見つかるかもしれ
ない私はそれこそ屋上の隅から隅まではう
ようにしてちり1つでも見逃さないような
感じで調べ続けたしかし期待とは裏腹に
手がかりになるようなものは何1つ
見つからない
私がこれだけ調べたのだもう何も出てこ
ないことはケジラミになった時にす
えケジラミになった時にスミスリン
パウダーをかけなければ治らないのと同じ
くらい確実
だそう考えた私は背中にうっすらと書いた
汗に不快感を感じながら立ち上がった屋上
に来た目的はほてった頭を冷やすためだっ
たがここに来る前よりも頭の中が熱く熱く
なっている気がするしかし屋上で時間を
浪費してしまった私にはこれ以上ここで
じっとしている余裕などもないよし次に私
がすること
はえー雑誌者の弁に電話をして
みようそうだな連続に電話して色々な情報
を仕入れてやる
かそう考えた私は階段を降りて
エレベーターに乗り込みロビーへと降りる
[音楽]
ロビーには相変わらずたくさんの人々が
光っていた私はその人々の間を縫うように
歩くとロビーの橋に設置してある公衆電話
の前まで
行く私は松葉杖で体を支えたままアドレス
帳をパラパラとめくり朝100編集部川崎
弁の名前を見つけ出したここは私が何度か
指名を飾ったゲスな写真週刊誌である
早く出るのだ私が電話をかけてやるのだぞ
私は待たされることが死ぬほど嫌いなのだ
やがて軽い金属音ととに電話の向こうから
中年の男の声が聞こえて
くるはいASA100編集部ASA100
だったそうです朝じゃなかったそうです
はいどぴ
ですそうだなそうだなドだなはいえさん
キラキラセンキューありがとうえ是非とも
ゆっくり見てってくださいそうだなジョジ
5部だな便はいるか弁さんは
えっと早く電話に出せ
えっと
えっと
いそうそうさっき出かけちゃったんだ今日
はもう戻らないって言ってた
よはいえさん10ポイントーありがとうと
え是非ともゆっくり見てって
ください私はその言葉を聞き終わらない
うちに受話気が弾むほどの勢いで電話を
切ってやった全く役に立たないやつだ私の
役に立たない人間などこのように存在し
てる意味がない私は弁から情報を得ること
を諦めるとすぐに次の行動に移ることにし
たそうここで呆然と立ち尽くしているほど
私はレベルの低い探偵ではない
私が公衆電話の前を離れようとした時で
ある私の背後から下品この上ない足音が
聞こえてき
た来
たうおやっぱり貝原だこんなところで何
やってん
だんたった今お前のところに電話をして
やったばかりだこの男はオレ雑誌ASA
100編集部のオレ記者川崎弁である烈な
よれよれのコートに身を包みなんと言って
も最悪ののがロンドンブーツをいつも履い
ていることだ電話こうして会えたんだから
いいじゃねえかよそう言うと便便は便性
だって便はシワだらけの顔をさらに
しわくちゃにして笑ったみともねえよな
天下の貝原たまが足に石膏を固めてちゃ
お前こそ時代遅れのロンドンブーツは
やめろいいんだよ俺はこれが好きなんだ
からそう言うと弁はブーツのかで床を
鳴らすでお前委長の死について色々と調べ
回ってるんだって
なその委員長の夫人から正式に仕事を依頼
されたのだつまり私には色々と調べる権利
がある弁は少し驚いた顔をして
言う入院しながら仕事をしてるってわけか
そりゃいやぞお前が知っていることを
教えろ委長の自殺いや
まだ自殺と決まったわけじゃねえよなすぐ
に教えろ早く教えろ今
教えろ弁は私に委員長の死と野村病院に
ついての情報を話し始めたしかしその内容
は既に私が掴んでいるものばかりで
あるお前そんな情報だけでよく記事が
書ける
な俺が知ってることなんてが知れてら俺の
場合なんかどうでもいいんだよはいえ
ブルールコさんでいいかなえ5ポイント
センキューありがとう来てくれて
ありがとうえ是非ともゆっっくり見てって
ください要するにいかに読者が喜ぶ内容の
記事を書くかってことだなそう言うと弁は
鼻の下に生えた武将ひをこするように
するそれは知っているだから私の真実が夢
られて書かれるのだいやいやお前の場合
だけは別だ貝原はそのまんま書いても十分
読者が喜んでくれる内容だから
な今日もこして病院に来たのはよ原を取材
に来たんだ俺を
取材お前が普通に怪我をするわけはねえ
だろ普通に足の骨を折っただけだ嘘つけよ
本当のこと教えてくれよ私はその時1つの
考えがひらめいた教えてもいいがその
代わりその代わりなんだ私の体は見ての
通り不自由だ外に行く用事ができても体の
自由が効かないかわいそうだ
なそこでだ弁お前が私の手足となって働く
のだ俺がか弁は再びロンドンブーツのかを
鳴らすそうしてくれれば私が骨を折った
理由を話してやろうそれにこの病院のネタ
だってもっと面白いもになるかも
まとか難とかやんそうだな難とかや
ないやそれ言っていいの
かよしこれで決まったまずは弁警察の情報
を知りたい警察お前であれば警察に顔が
聞くだろ病院の中で聞き込みをしていても
委員長の死んだ時の状況がはっきりつめ
ないのだちょっと待てよ俺はまだやる
なんて言ってないぜ私は弁の言うことを
完全に無視すると一方的に喋り続ける私が
骨を折った理由はな私は良子との生殺を
細かく弁に話した奴は胸のポケットから
手帳を取り出すと時折りいやらしい笑いを
浮かべながらそれでも熱心に私の話を聞い
ている西上探偵事務所と原丸
か用によっちゃ面白いかもしれねえ
なそれだけではないぞその探偵事務所に
所属する女探偵が私と長のにつているのだ
国から聞いて知ってるよでもその女探偵と
お前が関わりあるってことを知らなかった
んだそう言うと弁は薄汚れた手帳を
ポケットにしまった俺も仕事があるからよ
あまり銃は効かねえと思うがま何かの
ついでに警察に言ってみ
おおすげえ協力的だこの
人私がついでとは何事だと言おうとしたに
私に背を向けブーツの音を響かせながら
歩き出していたまあいい
だろう私は便の汚れたコを見ながらすでに
次に何をすべきかを考えていた次に私がし
なければいけないこと
は動き回るだけが探偵ではない病室に戻り
考えるそう考えた私はロビーの争から
逃げるようにエレベーターに乗り込んだ
[音楽]
ちょっとなえっとごめんよここでちょっと
一旦あの止まっていいかえっとおトイレ
行ってきたいですというわけでえっと前回
はですねあのなんだかんだでおトイレ休憩
にディスクの交換とかねえクリアした時と
かあったんですが今回ディスクの交換ある
わけじゃないのでちょっとおトイレタイム
にしたいと思いますなのでですねあの皆
さんねリスナーの皆さんもですねえっと
このタイミングでおトイレとかえっとお茶
とか持ってきていただけたらいかなと思い
ますのでちょっとね席を外させていただき
ましょうじゃあちょっとだけちょっとだけ
消えるぞいい
[音楽]

[音楽]
DET
[音楽]
DETDET
[音楽]
[音楽]
[音楽]
[音楽]
[音楽]
[音楽]
DET
[音楽]
[音楽]
DET
[音楽]
JA
[音楽]
[音楽]
DET
[音楽]
[音楽]
DET
DET
[音楽]
[音楽]
DET
[音楽]
[音楽]
DETDET
[音楽]
[音楽]
[音楽]
[音楽]
[音楽]
H
[音楽]
[音楽]
DETDET
[音楽]
お待たせお待たせ待っ
たはい
えもやおさんでいくかなえもやおさん
1234
えもやおさん40ポイントセキレベめ
なんかレベル上がったありがとうえ立花
さんこんにちはこんにちは来てくれて
ありがとうえ是非ともゆっくり見てて
ください
え南極大名3金交代中え30ポイント
ありがとうえ銀さんポップコーン買いに
行くか買いに行く余裕はなくないかそれと
も買ってこれたかはいえしこさんえ
キラキラ20センキューありがとうえ是非
ともですね皆さんねゆっくり見てって
くださいえというわけでえトイレ休憩
終わりですメガネかけてきましたはい
メガネかけてきました
はいそれではこちらでやっていき
ましょう誤解へたどり着いた私は相変わら
ずクレの匂いが充満した廊下をひたすら
歩き
続ける病室に戻った私はベッドに横になる
と新しく掴んだ情報について整理すること
にし
たこのまま動き回って新しい情報を掴んだ
としても私が得意とするひらめきが発揮さ
れない気がしたのだ
ジョジ顔見えねえな俺本当に食べたの
かまだまだ言ってる何のことか一瞬わかん
なかった
わ病室に戻るとジョージが私に話しかけて
きた寝てろ俺さすっごくお腹が空いてるん
だけど多分それはお前が育ち盛りだからだ
な変だな食べた記憶がないんだよ
なそう言うとジョジは腹をキュルキュル
ならせて自分のベッドへと戻るさて

[音楽]
えっとこれいいのか新しい情報を集める
ために行動するでいいのか戻って戻った
意味なく
ないそうだな考えるのはの機としよう今は
やはり動き回って新しい情報を集めるべき
だ操作の第一歩は現場を調べることだたえ
太陽が西から登ってもこれだけでは変わら
ない
だろう私は病室を出ると再びエレベーター
に追い込みそのままロビーへと
降りる
ピンポンロビーには相変わらずたくさんの
人が光っていた私はその人々の間を縫う
ように歩いて関係者以外立ち入り禁止と
書かれたドアの前に
立つ病院に限らずこの文句が書いてあると
中に入りたくなるものだまた言っとるわ
こいつ私はドアを開けそっと中を覗き込ん
だこの場所だけは昼夜を問わず雰囲気が
変わらない気がする私はすでに見慣れた
赤茶色のカーペットを踏みしめながら室と
書かれたドアの前に立っ
たこの部屋で委員長が死んでいたの
だ私は休憩室のドアを開ける前に7つ道具
の中からルーペを取り出し注意深く鍵穴の
周りを調べて
みる鍵穴のエチには無理にこじったような
顔石はない私は小型の懐中電灯を取り出す
と鍵穴の中を照らすようにする無理に開け
られたような痕跡はない
私はルーペと懐中伝灯を川の袋に戻すと
今度はポケットの中から鍵の束を取り出し
休憩室と書かれた鍵を鍵穴に差し込ん
だ私は用人深くドアを開け誰もいない休憩
室へ入って
いく
ほお外はまだ十分に明るいと思うのだが
部屋はカーテンが閉められ照明がつけられ
ていた私はドアを静かに閉めると部屋全体
を見渡してみるまず目が行ったのはこの
部屋には煮わしない大げさなベッドであっ
たそのベッドだけを見ていると休憩室と
いうより寝室という感じが
する私はベッドを横目で見ながら窓際まで
行き静かにカーテンを開けた薄暗い部屋の
中がいきなりスポットライトを浴びとよう
に明るくなる私は再びルーペを取り出すと
今度は窓を入念に調べて始めたしかしここ
もドアと同じように無理にこじ開けられた
ような痕跡はなかっ
た外部から鍵をこじ開けて侵入した可能性
はない
だろうはい
えー
ん4なさんかでいいかな40えキラキラ
40センキューありがとうえ是非とも
ゆっくり見てて
くださいもしもし多であるなら最初から鍵
が開いていたかあるいは委長が鍵を開けて
その人物を中に招き入れただな
葉を壁に立てかけると四つになり今度は
部屋の隅々を細かく調べ出した石膏で固め
られた右足が床をこするたびにまるで重い
家具でも動かしてるような音が響き
渡る私のような天才探偵が調べてるのだと
何か1つくらい手がかりがあっても良さ
そうだがしかし警察がきっちり調べあげた
後である手がかりになるようなものが簡単
に落ちているはずもない私は左足で
踏ん張るようにして立ち上がるとはいかに
も高かそうなキャビネットの扉を開いた
失礼な何も入ってないではない
か警察が全て持ち出してしまったのだろう
かさほど大きくないそのキャビネットの中
は見事な暗い空っぽであったつまらんぞ私
は乱暴にキャビネットの扉を閉めるともう
一度部屋の中を見渡してみ
たこま5秒後にこのままここにいても何の
手がかりも得られないだろうという結論に
達してしまったそう私は時間を無駄にする
ことが大嫌いなのだ
誰かが鍵をこじ開けて急ケースに入った
形跡はないこれだけでも収穫があったと
思うべき
だろう結論が出た以上この部屋でじっとし
ているわけにはいかない私は次に取るべき
行動を既にえ考え始めていたそうだな
動き回ることだけが探偵ではない病室に
戻り色々と考えてみる
かそう考えた私は早速ロビーへと戻った
分厚いドアを開けた途端浸透していた空気
がいきなり震え出すロビーには相変わらず
たくさんの人々が生きかっていた私はその
人々の間を縫うように歩くと早々に
エレベーターへ
[音楽]
乗り込む誤解へとたどり着いた私はその
まま自分の病室へと向かった
んナースステーションが2階にしかないの
かこの病院は
洋室に戻った私はベッドに横になるとふと
窓の外に目を
やる
あれれなんでここであれれなんだろう
あれれいつの間にすでに太陽が沈みかけ
辺りは薄暗くなり始めていた私は隣で寝を
立てているジジを横目で見ながら枕元に
置いてある懐中時計に手を伸ばし
たる子は育つという年でもないだろうに
大体今は何時なんだ私が懐中時計に目を
やると時計の針はすでに5時を回ろうとし
てい
た私はそうつぶやくとベッドから
起き上がり窓とカーテンを閉めた最近は
松葉ずの扱い方もだいぶ慣れてきて動く
ことがあまりおくにならない今日はだいぶ
歩き回った
ぞ再びベッドに横になた私の体を心地よい
巨感が包んでいる思った以上に疲れている
のであろうか自然に目を閉じてしまった私
を強烈な水馬が襲ってくる私はベッドの中
に体が沈みそうな感覚になると慌てて目を
開け
た子供じゃあるいしこんな時間から寝てて
たまるか私はベッドの傍にあるレバーを
回して上半身を起こすようにすると腕組み
をして迫りくる水に必死で荒抵抗していた
そうだし得た情報を整理して
みようそうベッドの上にいてもやれること
はたくさんあるのだ聞き込みをして得た
情報をそのままにしていてはプロの探偵と
は言えないだろうよしまず最初に考える
ことはそうだ現場を調べた時のことを
思い出してみよう現場には何も手がかりが
残っていなかったそして鍵が無理やり開け
られた形跡はなかっ
たそうだ現場で分かつかとことで言えば
これだけではない
か私は取り直すかのように深くえ大きく進
呼吸したよし次は何を考えてやるかそう
明子が第一発見者だということだしかし
これによっては休憩室のドアに鍵がかかっ
てなかったことはさほど重要ではないなぜ
ならばあき子は委長に自殺されては困る
からだ第一発見者であるあき子が他殺を
匂わすために鍵を開けた可能性だってある
そしてあき子は委員長が死んだ夜に休憩室
に行ったのは委員長と大事な話があった
からだしかしその話の内容はまだ分かって
はいないま冷めた夫婦の大事な話といえば
大体の想像はつくかそうだあき子が休憩室
に行くことを知っていたのはあき子自身と
作だけだと言っていたなあの栄作という男
は要注意だ何を考えてるのか全くわからん
私の頭に作の顔が浮かぶと私はそれを
消し去るかのように頭を左右に振ったよし
次は何を考えるかそうだ私は屋上で
手がかりらしきものを発見した金網の下に
落ちていた数本の吸殻そして髪の挟まった
バージンスリムの箱その箱には挟まってい
た紙に3月21日の夜10時50分に屋上
に行くことと限てあった3月21日の夜と
言えば委員長が死んだ夜だ私が調べている
事件と何も関係がないとは思えないが
しかしどう関係があるかはまだ何も分かっ
てい
[音楽]
ないはいえ天さんキラキラ50ありがとう
是非ともゆっくり見てって
ください私はこれ以上考えても時間の無駄
だと思った確かに重要なことではあったが
今の時点で色々と推測することも不可能だ
と思ったのだよしそうだみほから聞き出し
た情報について考えてみようまずみほは委
長の死について興味がないと言っていたな
その理由は委員長がスケベだからだそうだ
なんか大したこと聞き出してないぞ次に
質問したことはこの病院についてだった
しかしみは忘れぽい性格だから何も覚えて
いないそうだ要するに何も聞き出せなかっ
たということだなそしてその次に質問した
のが彼女のあわについてだみほは委員長が
殺された晩には夜勤で千里と一緒にナース
センターにいたと言っていたこのことを
裏付ける証拠はないが美保が委員長の死に
直接関わっているとは思えない
ぞ私は天井をぼんやりと見つめながらみほ
の気の強そうな顔を思い出していたよし
みほから聞き出したことについてはこれ
くらいでいいだろ次に私が考えることは
突然私のノりに車椅の少女の寂しげな顔が
浮かんでき
た名前はももこ
かあの少女の瞳を見ているとその瞳の中に
吸い込まれそうな感じがしてくる彼女は誰
に対してもあの瞳でじっと見つめるの
だろうか何か私に言いたいことがあるので
はないの
かしかし彼女とまともに話したことがない
私はその考えが正しいかどうかも判断でき
ない
私はもこのことを考えるのはやめて別の
ことを思い出そうとして
いるさて私が次に考えることはそういえば
私は弁と取引をしたんだったな私が入院
することになった生殺を話す代わりに奴に
は色々と動いてもらえることになったまず
最初は警察に行ってもらい委員長が死んだ
時の状況を把握することが必要だそう私は
委員長の亡死亡刻すら正確には知らない私
は待つことが大だがこれだけは弁の連絡を
待つしかないだろうもちろん私としても
毎日奴には電話してやるつもりだ私は弁の
武将引の生った顔を思い出していた顔が見
にくいのは仕方がないがあのロドブーツ
だけはなんとかして欲しいものださて次に
考えること
はもう何も考えることはなさそうだな
うん私が新しく得た情報たである廊から
聞き慣れたナースシューズの音が聞こえて

たさんうさ夕食の
[音楽]
時間そこまで言いかけたリは体を丸めて寝
ているジジを見るだんたこんな時間にもう
寝てるんですかそういうとエは手で口を
押えてコロコロと笑った彼女の笑顔を見る
のは久ぶりのような気がするおい
いいことでもあったのかどうしてですか
それは私は答えようとしていた言葉を途中
でぐっ飲み込んでしまったそう私にとって
彼女の微笑みなどどうでもいいはずだそれ
よりもあき子に捜査を依頼されてから
まともに話をしていない看護婦が目の前に
いるのだおみの話をする暇があるのなら
質問の1つでもぶつけてみるべき
だろうちょうどよかった君に聞きたいこと
があるでも私皆さんに食事を運ばない
と委長夫人から私に協力しろと言われて
いるだろそれはそうですけどお腹をすかし
て待っている患者さんだっているんですよ
私は探偵だ君に質問をする権利がある私は
看護婦です患者さんに迷惑をかけるようで
は看護婦と言え
ますそう言うと彼女は私の目をまっすぐに
見る私も負けずに彼女の住んだ瞳を見つめ
てやったちくしどうしてくれ
よ君の言っていることは
正しいえリエは私の顔を見て驚いた表情を
している彼女自身私が素直に引き下がると
は思っていなかったようだ君の言っている
ことの方が筋が通っていると言っているの
だその代わり食事を運び終えてからまた
この部屋に来てもらうぞ
はいリエは顔顔を赤くほてらせて再び
ナースシューズの音を響かせ病室から出て
いっ
たごめんなさいここの食事置いていくの
忘れまし
たリアの顔はまだ赤いあの少し時間が
かかると思いますから食べててください
彼女はベッドに備えつけられている折りた
式のテーブルを引き出すとその上に2つの
トレーを置いたまた後で来
ますんうき加減にそういったリアはあ顔を
赤くしたまま病室を出ていくなんだ熱でも
あるの
か私はテーブルの動けに置かれたレを眺め
ながらそんなことを考えて食事をしながら
待った方が時間を合理的に使ったことに
なるだろう私はあまり食欲はなかったが
とりあえず明日のために食べることにし
た食べ終わってしまったしかしまだリエは
戻ってこないさらに悪いことに腹が膨れる
と先ほどより強烈な水馬が波のように襲っ
てくるはいえパックご飯さんパックご飯
さん10ポイントセンキューえ20
ポイントですね20ポイントセンキュー
ありがとう
えご馳走になりますご馳走になり
ますそうこの水馬に対抗するためには
じっとしていてはいけ
ないそう考えた私はもう1つのトレーに手
を伸ばし

苦し吐きそうだ
お待たせしましたさん食べ物がいから逆流
しそうになった時パタパタというナース
シューズの音と共にリが戻ってきた私に
聞きたいこてでしょうかそう言いながら
リエは息を整えようと胸を抑えている私は
早速彼女に対して聞き込みを開始すること
にし
た聞きたいことは他でも
ない長のについ
て私はりに委員長の死について質問する
ことにした君は委員長が自殺したと思っ
てるのかそれは委長先生が自殺するような
人かという意です
かなかなか適切な質問だそれと誰かに殺さ
れる可能性があるかということだ殺する
ような人かどうか答えられるほど私は長
先生のことを知りません
後の質問も全くおしで分かりやすい答え
だっ
た君は委長の死体を見たのか私は八に質問
をするいいえでした
からこの女は頭の回転が早いようだなま私
ほどではないが私は委員長について聞くの
を諦め他のことについて質問することにし

さて野村病院について
[音楽]
私はリに野村病院について質問することに

たこの病院には色々と悪い噂があるようだ
などんな悪い噂ですかだから色々だ言って
もらわないと分かりませ
んだから治療ミスとか色々あるだろリエは
少し考えるような素ぶりを見せるとすぐに
目をあげてはハキハキと答えるそのことに
ついては委婦人から聞いてください
あの人の方が詳しく知っているはず
です私は君から聞きたいのだ私自分が働い
ている職場を悪く言いたくないなんて偉い
子なんて偉い子その心がけは立派だしかし
今はその理屈は通用し
ない彼女は再び考え込むように視線を私の
目から話した白い肌にほんのりと染まった
頬が妙につっぽく感じる
かが多い病院だと思いますでもどうして
そうなのかまでは分かりませそう
か私はこれ以上病院について質問するのを
やめることにしたさて
と私は屋上で見つけたバージンスリムの箱
をリに見せることにし
たこれに見覚えはあるか
リエの顔色が初めて変わった彼女は大きく
目を見開いて私の手に持たれた箱をじっと
凝視して
いる
私たまにしかタバコを吸いませんから吸う

か彼女は意味不明の言葉を発した私は彼女
の同様が収まらないうちにセロハンの間に
挟まっていた髪を見せるではこれに見覚え
はある
かのは多いというより白くなり瞬きもせず
にその目を見つめてい
た見覚えがあるようだな知りませ
んそれにしては私今日夜勤なんですもう
戻ら
ない私の言葉を最後まで聞かずにリエは
くるりと振り向くと病室から出て行って
しまったその様子は心の同様を私に見せ
まいとしているようで
あるが何か隠してることは確実のよう
だよく寝

あられいつ戻ってきたのずっとここにいた
ぞジョージは私の言葉など聞こえなかった
ようにえ2つの空っぽになったトレを
見つめていたあ
あれどうし
た俺の夕飯はいい食べっぷりだったぞえ
しかし今度からはちゃんと自分のベッドで
食べて
くれ
ええしかしジジは偉いぞちゃんとニンジン
やピーマンを食べるからなえええさ食べ
終わったらトレイは廊下に置かなければ
そう言うと私は2枚のトレを常時に
差し出し
たジジはトレに顔を近づけて匂いを嗅ぐ
ようにしながらるさっきのの様はなかった

俺いつ食べたんだ美味しかったないやだ
からねジョージ口の横にシチュがついてる
ぞ私はよだれが光っている部分を指さした

あ本当だそう言うとジョジは首をかげ
ながら自分のベッドに戻ったななあ私は
ジョジを完全に無視すると天井を向いた
まま目を閉じる
それ以降ジョージは何も話しかけてこ
なかった静まり帰った拍子に時たま腹の虫
が泣く音が
響くタバコの空き箱はリエのものなの
だろうか私は色を失った彼女の顔を
思い出していたそうなるとあのメモも彼女
が書いたのか今からナースセンターに行き
そのことをリエに確かめることもできる
しかし彼女からの答えはこの部屋で聞いた
内容とほとんど同じであろうついでにこの
病室にいる時よりもリエの同様は収まって
いるそうなれば真実を引き出すことが
さらに難しいものとなることは容易に想像
でき
た追いかければ逃げるものなのだつまり男
と女の関係と同じだなそう私が動かなけれ
ば彼女は不安になるはずだ不安になれば逆
に何らかの行動を起こす可能性があるふん
相変わらず天才的な洞察力だ私はたまに
自分の才能が怖くなる時がある
春の訪れを告げる風が洋室の窓を絶え間
なく叩いている私にはその音が小歌のよう
に聞こえ始めてい
た波のように押し寄せる水馬に逆らう必要
などない私は朦朧とする意識の中で体が
温かいものに包まれるような感覚を感じて
いた
貝原
さん原さん誰かが私の体をゆっているなお
願いです起きてくださいこの声
はねパチクリごめんなさいこんな時間
に私ははっきりしない頭の中でそれでも
普通に喋ろうと努するもう朝

はいはい匿名さんえ20ポイントセキュ
ありがとういいえ午前1時頃です午前1
時私はマボに置いてある懐中時計に手を
伸ばしたなるほど彼女の言う通り時計の針
は午前1時過ぎを指している
あのお話があるん
です早速何らかの行動を起こし始めた
か私の頭はすでにはっきりとし始めている
さくように話しかけるりえの顔をじっと見
ながら私は上半身をゆっくり起こしたでも
ここだとそういうとリエはちらりとジョジ
の方を見るジョジは私たちに背中を向けて
アルマジのようにをまるまって寝ていた
分かった廊下に出よう2階に空いている
病室がありますから開いてる部屋え廊下で
話をするとの患者さんに迷惑ですから
なるほどのに
私は彼女に肩を貸してもらうと音を立て
ないようにベッドを出る彼女の髪の毛が私
の方を撫で同時に天色のえ天色の方向が私
の尾行をくすぐるリエは私の横に並ぶと
時々私の顔を見ながら歩いている静まり
帰った廊下には彼女の足音だけがやけに
大きく響い
た今日はナースシューズなんだ
なえ時はあの似合わない上履きではないの
かあ
ええ書き換えるのを忘れてまし
たエレベーターに乗った私たちは人言も
会話をかわさなかった私はリエが何の話を
するのかを考え彼女は私にどう話をしよう
かと考えていたせい
だろう2階の廊下もしけさが漂っている
だけである最も深夜の病院の廊下などどこ
も同じようなもの
だすぐそこの角の部屋が開いてます
から
うん私がリエの差し示す208号と書かれ
た病室に入ろうとした時である私の敏感な
張力が私たち以外の足音を漂えた誰か
こっちに向かってくるその足音は1人では
なく複数のように思える私はとっさに彼女
の手を取って洋室の中に引っ張りこもうと

た私はリアに目くばせをするとそのピンク
色の唇に人さし指を
近づける彼女は理解したかのようにこくん
と頷いたこんな時間に誰
だ私はドアの横の壁に背中をつつけると
その足音が部屋の前を通りすぎるのを待っ
たリエは私の体に隠れるようにしてじっと
息を殺している一体何の話なんだよ
みほだな黙って歩けん男あ違う千葉さん
かあの声はみほと
作リエは異様な雰囲気を察知したのかいつ
の間にか私の腕を掴んで震えていた私は
その2人が病室の前を通り過ぎようとした
時ほんの少しだけ視線を廊下に覗かせる私
のにとの後ろ姿が映り込んだが影のように
ほの後ろを歩いており時たまみほの背中に
不気味な視線を向けて
いる
[音楽]
なあ長室に着くまでは何も喋る
な2人の姿が暗闇に包み込まれるように
どんどん遠ざかって
いくどうしたもの
か私はとの気にはなったが今は部屋に
とまりリエと話をするべきだと思ったね話
とは何だだあのこういう時は彼女が話し
だすまで待った方がいい間違っても私から
バージンスリムの話を持ち出してはいけ
ないの
だ暗い病室の中でリエはもじもじとして
いる
いらいら
あのです
からののの中で何かが切れる音がした帰る
あちょっと待っ
ていきなり抱きついてきたリエはそのまま
ピンク色の唇を私のダンディーな唇に
押しつけてき
たこれが話の内容なの
かリの胸の膨らみを体に感じながら私は
思わずそう考えてしまった彼女は私のに手
を回すとそのままパジャマをぐっと
握りしめるどれくらいキスをし続けてした
だろうか私の股間は特の昔にクリップ君と
貸してい
たリエもそのことに気づいているのだろう
私のその部分が自分の体に触れないように
腰を引いて
いる私のパジャマの袖のボタンにスカート
の裾が引っかかって誓って恋いではないの
だが結果的にはリエのスカートをまくった
結果となってしまった
[音楽]
私はその腰を手で抑えるようにすると
ついでに自分の体とぐっと引き寄せる
要するに彼女を強く抱きしめたということ
だいや嫌と言いつつ彼女は背中に回された
私の腕をえ解こうとはしないその代わりに
リエは私のたましい意から逃げるように
後ずさりをしたどういうつもりかは知ら
ないがそれを確かめるのも私の仕事だ私が
彼女を強く抱きしめるために彼女は
後ずさりをするこの行為を何度か繰り返し
た後リエが小さく悲鳴をあげ
た彼女の膝の後ろにベッドの橋が
当たる膝をガクンと落とした彼女はその
まま私を突き飛ばすようにしてベッドへ
倒れ込んでしまっ
た窓からの突きあかりでリの白い看護服が
浮かび上がる彼女は針したような感じで無
な病院の天井を
[音楽]
これが君の話なの
か目的は何なん
だリエは私と目を合わせずに押し黙ってい
た何も話す気がないなら私は戻ると
しよう相変わらずリエは私の言葉に何も
答えようとはし
ない私がこの退屈な部屋から出るために体
の向きを変えた時であるからが弱々しく私
の名前を呼ん
だ忙しいこの私の名前を呼ぶからには今度
こそ何か用があるんだろうな
私このぐらいは多分大丈夫だと思うのよ
色々とこのぐらい

多分リエは自らナース服をあげ恋人でも
ない私に対して下着に包まれた福な胸を
さらけ出して
いる何のつもり
だリエは再び口を貝のように飛出しうつろ
な視線を天井に投げかけているだけだた君
が誰かれ構わず肌を男に見せる女とは思え
ない
が私に対して色仕掛けは無駄だ私の理性は
チタよりも固く世界統一ヘビー級
チャンピオンよりも
強いそれともここへ呼び出した目的は単に
私の体だったのか
もしそうならば後代満足な時に誘って
欲しいものだこの状態では私の手を存分に
満喫することはできない
[音楽]
だろう一方的に喋りまくる私の言葉を黙っ
て聞いていたリエの顔がついに耐えられ
なくなったのか一瞬にしてくしゃくしゃと
なっ
たなぐほど辛いのなら私を連れ出した目的
を正直に言ったらどう
だあなたに抱いて欲しかっただけ
ですこの言葉を鵜呑みにするほど私は単純
な男ではないそう
か私はわざと感情のこもらない声でそう
言ってやるならば抱いて
やろう泣き顔のままリエの顔が一瞬加わっ
た本当に抱いてしまう
ぞ本当に本当の本当だ
ぞまった
なの頬から真珠のように大粒の涙がこぼれ
白いシをしっとりと濡らして
いるもういい私の負けだこのままでは拉致
が開かないと思った私は彼女の歪んだ表情
を見ていたくない気分も手伝い素直に彼女
の意向に従うことにした何が目的なのかは
知らないが君が望むだけここにいると
しよう天才と呼ばれる探偵には時に柔軟な
対応も必要とされる何よりも私には以上
張り合って無駄な時間を過ごすことの方が
馬鹿らしく燃え
た彼女は服を元に戻そうともせずじっと
どこかを見つめ見つめている感じである
おい早く服を元に戻してベッドを開けて
くれ少し横になりたいの
だそう言うと私は右足を持ち上げて石膏の
上にぐるぐると巻かれた包帯を彼女に見せ
たリエは自分が看護婦であることを
思い出したか私の足を見ると慌ててベッド
から起き上がっ
たリエはベッドを私に開け渡すと部屋の隅
で私に世話を向けて衣を整えて
いる君の目的が何かは知らないがそこまで
言いかけた私は胸のポケットから愛用の
タバコを取り出したリエは一瞬あの空き箱
を見せられると思ったのか表情を固くする
しかし慣れない赤い箱が出てきたのを確認
するとすぐにエの表情にアンの色が見えた
私は片手でタバコの箱と実歩を持ったまま
器用に火を
つつける君もすう
か加えタバコのまま私は赤い箱をリエに
差し出し
た1度くらい私の言うことを聞いてくれて
もいいだろう私がそう言うとは仕方なさ
そうに赤い箱と受けとる答えたくなければ
それでもいいがいくつか聞きたいことが
あるはい何
でしょう君は私に取ろうとしているの
か言っておくが肉体関係を結んだとして私
は容赦をしないぞ鳥なんて思ってません
そうかそう言うと私は大きく深呼吸する
ようにタバ支援を吸い込んだ
彼女は煙が喉に引っかかったのか苦しそう
にしているはいえKさんこんにちは
こんにちは来てくれてありがとう是非とも
えゆっくり見てって
ください原さんて本当にタバコ美味しそう
にすうんですねリエは苦しそうに胸を抑え
ながら目をうませてい
たもう15年は吸い続けてるからな15年
前ってまだ子供じゃないですかご
に怒られなかったんです
か私は孤児だ
えしばらくの沈黙の後すまなそうな声で
言うごめんなさい私余計な
こと何も謝る必要などない私は自分自身に
誇りを持っている私は最後の一口を吸い
おられるとタバコを右足の石膏でもみ消し
たもう吸いたくなさそうだな俺ここで消せ
ばいいそう言うとリエの前に右足を
差し出す
貝原さんって変わってるんです
ね私は彼女の手から水かけのタバコを
受け取ると固められた右足でそれを
揉み消したさてと私は病室に戻るとしよう
1人で平気ですか当たり前だ松葉勢あれば
私はどこにでも行けるそうですよねきっと
原さんて強い人なんですよ
ね君の方が強いのではないか彼女は私の
言った言葉を瞬時に理解したのか方を
わかめたああの私ナースセンターに戻り
ます顔をあめたままリエはとっとと部屋を
出て行ってしまっ
たあの戻ってきた下着でも忘れたのか違い
ます
あのですからいいいやまたか
[音楽]
私なんでもないですふん私は病室に帰って
寝るあのごめん
なさい今度こそリエは言ってしまったよう
だ私はベッドの上に置いてあるタバコと
実方をポケットにしまうと彼女が吸った
タバコの吸殻をまじまじと観察する私は
転んでもただでは起きんのだ私は月明かり
に吸殻を照らすようにするとフィルターの
部分にルージュがついていないことを確認
するなるほど
な私はその吸殻をティッシュにくるむと
大事層にポケットしまう吸殻を手に入れる
ことはできたしリエの指紋は私のタバコに
ついている満足そうに私は頷くと誰もい
ない病室から廊下へ出とた廊下は真と
静まり返り人の気配などまるでないその誰
もいない廊下を眺めていると私の脳裏に
みほと栄作の歩く姿が浮かび上がってくる
さてとどうする
か委長室行ってみましょうそうだなやはり
印長室に行くべき
[音楽]
だろうそう考えた私はエレベーターで
ロビーに降りるとそのまま関係者以外
立ち入り禁止と書かれたドアを
開けるぼんやりとした明りがとてもえ
ぼんやりとした明りがったその通路は昼間
に来た時とあまり変わり映えがしない私は
足音に気をつけながら延長室と書かれた
ドアの前に立っ
た確かに作は委長室に着くまで喋るなと
言っていたはずだ私は片をつくえ片膝を
つくようにして身をかめるとその分厚そう
なドアにそっと耳をつけた
あて何も聞こえなぞはいおさんたでおかり
はいえロールケーキさんキラキラ30セキ
ありがとうえ是非ともゆっっくり見てって
くださいいやこっからのシーンゆっくり見
てってくださいって微妙に言えねえんだよ
な実
は部屋の中は静まり帰っており話し声
どころか物音1つ聞こえ
ない私はドアから耳を話すと今度は鍵穴に
目を近づけてみた何も見えないな見える
わけない
だろ鍵穴から覗いた部屋の中は暗闇に包ま
れており人がいる気配など全くない私は松
で体を支えるようにして立ち上がるとその
まま壁に寄りかかっ
たん誰もいないのでは仕方がない病室に
戻る
かいないのかそうか期待を裏切られたよう
な感じで私は再びエレベーターに乗り込み
病室へと戻る廊下の明りに慣れていたせい
か部屋の中が炭のように黒く感じる私は目
が暗みになれるまでしばらく入り口で
立ち尽くしていたエティシ
かえ
いない間にエティは飛ばされまし
たの美しい体が頭の中に浮かんでは消え
再び浮かんではまた
消える彼女が吸ったタバコの吸殻は手に
入れたが何か目的があんなことをしたのか
は分かっていないぞやはり最初に考えた
通り私に取ろうとしたのではないだろうか
理由は分からないがバージンスリムの箱を
見せたののリは普通ではなかったなんだっ

[笑い]
くそ彼女にとってあの空き箱は私に
取り入れなければならないほど都合の悪い
ものだった
うんリエの顔が思い浮かぶたびにこの考え
方とのギャップが生じてくる理由は分から
なかったが探偵ならではの感とでも言うの
だろうかまあいい調べていけば必ず分かる
はずだようやく目が暗闇に慣れてきた私は
ベッドに向かいながら胸のポケットを軽く
叩いた
全ては明日だ
[音楽]
なこれ今日終われるかな
しかし私はベッドに横になるとゆっくりと
目を
つる目をつぶった途端再びリエの白い裸体
が浮かんでくるがすでに眠る体勢に入った
私にとって邪魔にはならないきっといい夢
が見られる
だろう私の体を心地よい水馬が包み込んで
いく
こいつか
あらええそう
ですなるほどまけな顔をしてるあいや違う
か誰かの話し声が聞こえるおいカだ起きろ
お前そんな声だったっけ
起きろと言ってるのが分からんの
かもう朝なのかやったんかリエとやったん
かミ
ですミス
です声を大事にしていようミ
ですベッドの傍に見慣れぬ男が立っている
私の辞書には男に起こされるという言葉は
載ってい
ない私は私を起こしたいの若くて綺麗な女
を呼んでこい私はそう言うと再び目をつり
毛布を頭からかぶってやったなんてやつだ
ミスプギャープギャーじゃねえんだ
わジ私の言った通り
でしょ仕方がない君が起こして
やれこいつは若い女性なら起きてくれる
そう
だ儀
わかりました主いいの
か女がいるなら最初から出し惜しみをする
な原さん起きなさい私は毛布にくるまった
まま
答えるあなた起きてと言ったら起きて
やる言ってやれこのアホに起きてもらわ
なければ話にならん
あなた起きてだめだ色気が足り
ん殴られ
た痛いではないかあれ
であなたを起こすのはこれが1番のようね
そう言うと子は手に持ったバッグを私に
見せるなんでお前がここにいるのだ
そう言うと私はのにいる2人を互に観察
天才的な探偵である私にとって分からない
ことなどあってはならないのだは分かった
ぞ2人揃って詫を入れに来たのだな抜けの
朦朧とした頭でも私の推理は相変わらず
冴えていたこの2人は私の足の骨を折った
ことに対して詫を入れに来たのだ誰が詫で
すっ
て私は女性と会話をする時にはできるだけ
笑顔で話をしたいと思っているしかし私の
希望にしてはに浮かせ浮かせそうな勢いで
起こってい
た全く噂通りの男だな隣にいる男が私を
見下したような視線を向けたはっきり言っ
て私はこのような視線を我慢することは
でき
ない主人私の噂とはどういう噂なのだお前
に主人と呼ばれる筋合いはないぞ名前が
主人なんだから主人と呼んでどこが悪い僕
の名前は主人ではない最上だ
そうか苗字が主人で名前が最上なんだな
主任最上か素敵な名前だな苗字が最上で
名前は高だ城高文かおかしな名前だなどこ
がおかしいというの
だ相手にしてはだめですこれがこの男の手
なんですから
と呼ぶからいけないんだ間違ってなくない
かわいく
ないだって主人じゃないですか1人1人
1人ぼっちかわいそう
だ僕は最上だ私は2人のやり取りを
しばらく見ていたがやがてそれにも飽きる
とベッドから立ち上がり廊下に向かおうと
する朝から気分が悪い顔でも洗いに行くか
ほらどこに行くまだ話は終わってない西城
という男は1人で興奮状態の点に立ちてい

話があるならとっとと済ませろ最上私に
言わせて
ください呼び捨てにす
なひどい大上が太上と呼べって言ったん
じゃないです
かじゃあ主任で
いいでは主任私に言わせてください
勝手にしろ良子は私の顔を睨むともったい
ぶった感じで話し始める私は彼女の容姿を
観察しながらビンク色のスーツは気象の
激しくないを女性に来てほしいと思ってい
た手を引きなさいこう
か主人もお笑い枠だったかそうだ
な私は拳の苦しめとぐっと手間に引いた
その行為をした途端怒りという言葉を
通り越した怒りが良子の顔に現れてくる委
長夫人に依頼された仕事から手を引き
なさいと言ってるんですそのことについて
はもう昨日話したはずだあなたが手を引く
まで何度だって話してやるわお前にそんな
ことを言われる筋合いはないあんたなんか
にかき回されたらどうせろなことになら
ないんだからそれは私だって同じことだ私
の捜査の邪魔をしないで
もらおう看護婦たちが私に非協力的な態度
を取るのもあんたのせ決まってるわふん
看護婦たちがどうして非協力的なのかその
理由すら分かっていないようだ
な何よじゃああんたはわかってるとでも
言うのふん当たり前
だとにかくこの件から手を引きなさい女と
いうものは自分の都合が悪くなると話を
ごまかす生き物のようだな断る私は依頼さ
れた仕事を途中で放棄するような男では
ないまあ待ていきなり西城が私たちの会話
に割り込んできたもちろんただで手を引け
とは言わ
ないいくら
欲しいどういう意味
だこの言葉の意味も分からないほど子供で
はないだろうさあいくら欲しいかと聞いて
いるのだお前は金持ちなの
か僕のパパは探偵事務所の局長だそうか
それなら
ば見舞金として1億ほど包んで
ほしい
1億円そうだ1億円だそんな害な金額腹
減るわけがなかろうじゃあいくらならいい
のだ生ぜ100万ってところだならばそれ
で我慢して
やろううじ虫のような探偵だな
金は払ってやるからこの件から手を引くん
だぞ誰が手を引くと言った私がもらうのは
見舞だ
え安心しろうちゃんとありがとうぐらいは
言ってやるふざけるなそれはこっちの
セリフ
だな何よいいかボンボンなめるな
よ離せ私は探偵という職業に誇りを持って
いるのだ金では買えないものがあることも
知って
[音楽]
おけお前みたいな奴
に消えろ気分が
悪いパパに言いつけて
やる
はい子はちらりと私の顔を見ると最上の後
を追いかけるように病室から出ていった
かっこよかったなおい寝
てろ今起きたばっかりだよ私は今日1日が
思いやられる気分になってきたベルサーチ
のスーツを着たボンボン探偵の次は新羅
さい軍艦カット野郎ではあるどうしてくれ
よジョージの話相手になるつもりはないが
このまま病室にいるとするか俺もさああ
いうやつ大嫌いなんだ
よジョージはどうして最上タイプの男が
嫌いなのか唾を飛ばしながら私に力説する
しかし私は常時の話などには耳も向けず
昨晩起こった出来事を頭の中で考えていた
今度この病室に来たら一緒に袋にしちまう
ぜジョジがそういった時である廊下から
ゴロゴロガチャガチャという音が聞こえて
くる私にはそれが食事を運ぶためのワゴン
の音であることがはすぐ分かっ
たあの食事をお持ちしまし
[音楽]
たさ
さん私はベッドに横になったままじっと
さとの顔を見ているあの
何か里はりともせずに事務的な口調で私に
尋ねて仕事である私は食を取る前に仕事を
してやる気になっ
たされてから彼女とはまともに話をした
記憶がないちょうどいい君に聞きたいこと
があるのだおい里さんは食事を持ってきた
だけなんだ
ぜうるさい私は千里に話をしてるのだ時間
を取らせはしないから私の質問に答
答えろ千里は顔をわらせて私の目をじっと
見ている私はその表情を興味深く観察し
ながら彼女に対しての質問を開始した
私は千里に病え委長の死について質問する
ことにし
[音楽]
たはいえポキおじさんでいいかなキラキラ
10選9ありがとう来てくれてありがとう
是非ともゆっくり見てて
ください君は委員長が自殺したと思ってる

かわかりませんでは委長は誰かに殺される
可能性があると思うか私はこの病院に務め
てそれほど立ってませんからわかりません
君は委長が死んでいるところを見たのか
いいえ見てませんこれでは質問するだけ
無駄だな私は委員長について質問するのを
やめ他の質問をしてみることにし
た私は千に野村病院について質問すること
にしたこの病院には色々と悪い噂がある
ようだ
がそうなんですかお前が私に聞き返して
どうするだって私何も知りませんから
私よりは知ってるだろいいえ知らないと
思い
ますこれ以上この病院について質問しても
彼女から情報を得られるとは思えなかっ
た自殺にしろ多にしろ委員長が死んだ夜君
はどこで何をしていたの
だ私はあの夜夜勤でしたからナース
センターにました誰かと一緒だったのか
でしたみほも同じことを言っていたな2人
の看護婦が嘘をついていなければ委員長が
死んだ夜にさとみほが夜勤であったことは
間違いないようだちなみに君は親と一緒に
住んでいるのかはい自宅です1人暮らしで
はないのか違います
けどさの顔がだんだんと不思議そうな
顔付きになってくる仮にもし例えば私が君
の自宅に電話をかけたりするとお父さんが
出るのか父が出る時もあり
ます父が出るのかあはい家にいる時たまに
ですけど家にいる時しか出ないのかははい
変わった父だな普通だと思いますけどどう
して今は出ないのだ今は出ないって父は
ここにいません嘘をつけそこについている
ではないかは
ガタどうやら話題がそれたようだとにかく
委長が死んだ夜彼女はみほと一緒にナース
センターにいたらしい私はアバについて
質問することをやめ他のことを聞いてみる
ことにした立つな
早い私は寂し気な瞳をした車椅子の少女に
ついて質問しようと思った私と同じ病棟に
車椅子になった少女がいるはずだ前は確か
もこというはずだがももこちゃんがどうか
したんですか彼女はどんな子なんだ
あの子委長が死んだことと何か関係がある
んですかそうではない彼女の表情が気に
なってるだけだ委員長の死とは関係ないと
聞いてさは少しだけ安心したような顔に
なるあの子以前はとっても明るい子だった
んですけど最近は私が話しかけても返事
すらしてくれませ
んもう怪我は治ってるはずなんですけど
どうして立てないのかしらみ一緒だ
ねそう言うとさは本気で考え込んでしまっ
たその心配そうな表情を見ていると彼女が
心優しい看護婦であることは間違いないと
感じ
たそういえばリアやみほも同じことを言っ
てたな私はもこについて質問することを
やめて他のことを聞いてみようと思っ
た私は屋上で見つけたバージンスリムの箱
をちと見せることにしたこの箱に見覚えは
ないのかタバコの箱ですよねそんなことを
聞いているのではないこの銘柄のタバコを
数人物を知っているかと聞いている里は
大きな瞳を落ち着きなく動かしたいいえ
知りません本当に知らないのかはい知り
ませんではこのメモに見覚えはあるか私は
彼女に3月21日の夜10時50分に屋上
に行くことと書かれたメモを差し出すいえ
知りません
あのすいません他の患者さんにも食事を
運ばないといけません
からそういうと里は逃げるようにして病室
を出て行ってしまったまいい
だろう私は彼女の後姿を見ながら前で揺れ
ているだろう胸を想像してい
たせっかくささんが来たのにあんた
ばっかり話してさ
何を言っているんだ確かに彼女は私と話を
していたがお前の方をチラチラと見ては顔
はくしていた
ぞ本当かジョージの表情が野に咲く
ひまわりのように明るくなる私は探偵だ
間違いは
ないそうか顔を赤くしたの
か君の悪い悪い方をする
なジョージは嫌らしい笑い方をしながら里
が持ってきてくれた食を差し出した
彼女俺のことが好きなのか
な幸せなやつだ私はベッドの上で朝食を
きれいに平らげるとそのトレをジョジの方
に差し出したジョジは口に食べ物を
いっぱい放ったまま無言でそれを受け取り

[音楽]
くるなんか俺月人みたいだな私は最初から
そう思っているのに今更何を言っている
だろうかでもいいやあんたいい人だからな
私はジョジの言うことなどに返事をする
わけもなく今から何をすべきかを真剣に
考えていたそうこのままベッドの上にいて
は操作が進むわけがないの
だよしこれからが天才探偵としての力の
見せ所だまず最初に何をやってやろう
かそうだな私はに聞きたいことがあるんだ
まずは室に行ってやろうそう考えた私は鞄
の中から川製の袋に入った探偵御用たし7
つ道具セットと鍵の束を取り出そうとした
あれ
あれれおかしい
ぞ探偵御用たし7つ道具セットは鞄の中に
あったがあき子から預かった鍵の束が
見当たらないおかしいぞ確かに鞄の中へ
しまったはずだ私はカの隅から隅まで探し
まくったがやはり鍵の束は後方もなく
消え去っていた誰かが持ち去ったのか
しかし何のために天才的な探偵である私は
こういっていう場合でも決して生成さを
失わない昨日の夕方私は病室に戻って鍵を
鞄の中に得たもし誰かが鍵を持ち出そうと
する
ならリエと話した後寝てからリに起こさ
れる間そうリと話をした後寝てからリに
起こされるまでの間
とリエと病室を出て再び戻ってくるまでの
間もし誰かが鍵を持ち出そうとするなら寝
てからリエに起こされるまでの間とリエと
共に病室を出て再びこれに戻ってくるまで
の間
そしてえそして西城に起こされるまでの間
結構空いてるよ結構相よ天才的な探偵様
天才的な探偵様はいよもし誰かがを出そう
とするな寝てからリエに起こされるまでの
間とリエと共に病室を出て再びここに戻っ
てくるまでの間そして病室に戻ってきて
から西上たちに起こされるまでの間しか
考えられ
ない要するに鍵を奪われる時間は腐るほど

るってわけだどうしたんだよ怖い顔し
ちゃってさは
よそうだジョージが何かを知っているかも
しれない少なくともジョージは私よりこの
部屋にいる時間が多いはずだ昨日の夜
私たち以外の誰かが病室に入ってきたか
え私は先ほど推理した時間帯をジョジに
説明するジョジはしばらく首をかげて
考え込んでいたが苦手思い出したかのよう
に顔をあげたでも夢だったのか
なもったいぶらないでとと言え実は俺腹が
減ってなかなか眠れなくってさあんたが寝
た後もずっと起きてたんだよ
たまたま寝りを打った時に薄を開けたら音
もなくドアがすっと開くんだ怖い話かな誰
かが入ってきたのかいやドアがすーっと
開いて顔だけがぴょこっと覗いたんだよ
その時に俺の気持ちって言ったら玉金が
縮み上がりそうだった
ぜどうして
だ覗いてたやつっていうのが超不気味なん
だ歯が出ててオカルト映画に出てくるよう
なコとこだったんだよちょっと待ってね
ちょっとだけ
[音楽]
[音楽]
[音楽]

かそいつがさあんたのことをじっと見てる

だその時心の底から思ったぜ頼むから俺の
方を見ないでくれてねでそいつは部屋に
入ってきたのか
いやそのまま部屋に入らないでドアを閉め
たよそれは何時頃
だ眠れないんでちょくちょく時を見てた
から多分午前0時頃じゃないか
な午前0時だとリに起こされる前だ
なもし夢だったら2度と見たくないよあれ
ガてる今気づいたか今気づいた
かそう言うとジョジは男にしては細く
感じる方をさらにすめたシャツの前が
ぱっくり開くと骨の浮いた白い胸部が
覗くところでジョージリエが来たことは
知ってるかりえちゃんがどこに来たの
なるほどその直後にジョージは寝てしまっ
たようだしかしこれでリエに起こされる
以前に鍵が奪われた可能性は低くなった
マジで今気づいたマジか
いやあいいですねなかなか気づかれないと
いうのも面白いです
ねななりえちゃんがどこに来たんだい話は
これでおしまいだもう寝てろだからさっき
起きたばっかりだって
も私は手でジョージを追っ払うような仕を
するとそのまま殺風景な天井をじっと
見つめる鍵はなくともなんとかなるだろう
がそう問題は鍵を失ったことではない誰が
何のために鍵を奪ったのかが問題なの
だ私の操作を邪魔するためかあるいは別の
目的があるのかこのままベッドの上で考え
続けていてもその答えが見つかるはずも
ない私が動かなければ全ての真実はその扉
を固く閉ざしてしまう気すらするここで
じっとしている場合ではないなそう考えた
私はまず何をするべきかを考えることにし

えっと結局に聞きに
[音楽]
行こうそうだなまずは委長室に行ってみる
かそう考えた私はヘラヘラと笑っている
ジジを病室に残して廊下へと出た
クレゾールの匂いを胸いっぱい吸い込んだ
私はあき子に会うために印長室へ足を
[音楽]
向けるあ危ないでしょどっち
が私が廊下に出た途端セーラー服を着た
少女が体当たりをしてきた私はく転びそう
になった体を松葉杖で必死に支えるそれは
私のセリフ
だ私の言葉を聞いた少女は一瞬むっとした
表情で私の顔を睨んだがすぐに我に帰ると
慌てた様子で私にまくし立て
たおじさんと話をしてる場合じゃないんだ
からどうかしたのかもこが大変なのよ
ももこ車椅子の少女だなどうして知ってる
の私は若い女性の知り合いが多いももを
知ってるなら助けてあげてだからどうした
というのだ病室で話をしていたらいきなり
ももこが倒れちゃったのようん
セーラーセーラー服って今あるのかしらま
セーラー服さすがにある
か倒れただとももこ死んじゃったらどう
しよううん
えももこの病室に行きましょうかよし私が
ももこの病室に行ってやるぞえ何をしてる
早く案内するのだ
うん私はその少女の跡を追いかけるように
してもこの病室へと入るもこの病室は私の
病室の3つ隣であった
もこ
平気セーラー服の少女の言う通りもこが
病室の寝床に頬をつつけるようにして
横たわっていたこの様子だと車椅子から前
の目に倒れたのであろう生息にも個室の
ようだな私の病室とより一回り小さな部屋
にはベッドが1つしか置かれていない
そして私の病室にはない冷蔵庫やテレビ
までもま置いてあるテレビの上には大きな
熊のぬいぐるみがあり病室以外の何者でも
ない私の部屋とはだいぶ雰囲気が違う
ももこ変れてまったから
なセーラー服の少女よ私が彼女をベッドに
運ぶから車椅をどけてくれそのセーラー服
の少女ってのはやめてくれないでは何と
呼べば
いい私にはカナていう可愛い名前があるん
だからそう言うとカナはピンク色の頬を
プーと膨らませたでは亀椅をどけてくれ
ながらもかは車椅をどけてくれた私は松葉
を放棄すると床に倒れているもを抱き上げ
そのままベッドの上に寝かせる
あた右足に力を入れると重く響くような
痛みが走る平私の歪んだ表情に気づいたの
かカナが心配そうに私の顔を覗き込んだ
そう思うならお前が運べむ無理よそんな
ことは分かってるなから私がこうやって
運んでやってるのだ
透き通るような白い肌であったもこの方は
青白くなっておりそしてたまに眉間にしを
寄せると苦しそうな感じで生をしてい
たただの貧血ではないのかねねえただの
貧血だとは思うが一応看護婦を呼んだ方が
いいだろううん分かった枕本のブザを
しかしかは私が言い終わる前に病室を
飛び出ていた多分直接ナースセンターに
行ったのだろう女のくせにせっかちなやつ

そう考えながら私は青白い顔で苦しそうに
しているもの顔をじっと見てい

いや何か悪い夢も見ているのだろうかもこ
は意識のないまま空に手を伸ばし何かを
掴むような仕草をする私は柄にもなく彼女
の白く小さな手を握ってやる震えていた
指先が安心したかのように私の根を
握り返してき
たこういうのは苦手だおいおさんちょっと
ちょっとなんだなんだその
おかしな笑いをするんじゃ
ないかと言って彼女の手を振り払えるほど
私は鬼ではない私はもこの手を握ったまま
彼女の病室を細かく観察するぐるりと部屋
を見回した私の視界に枕元に置いてある
卓上カレンダーが目に入ったその卓上
カレンダーには所々に松印がつけられて
おり中でも私の目に止まったのは3月21
日にもその印がつけられていることだった
そしてその印は21日以降には1つもつけ
られていない3月21日と言うと委長が
死んだ日だな私は頭の中でそうつぶやき
ながらその卓上カレンダーを手に取って
みる2月1月と遡って見てみると大体1
週間に1度の割合でバがつけられている
ことが分かっ
た私が頭の中のコンピューターを動かし
始めた時であるもこは握っていた私の手を
振りほどくようにすると苦しそうに胸の
辺りを抑える胸が苦しい
助けて王子
様王子様どんな悪夢なんだ看護墳が来る
気配はまだない私は胸に置かれたもの腕を
どけると胸部を圧迫しているガウのボタン
を外してあげることにした外したっ
た僕で隠さ
なきゃ僕で隠さ
なきゃ貧血の時は体を楽にさせてあげるの
が1番だ
僕で隠さ
なきゃ下着をつけていないのか驚きながら
も私はその白く正純な感じのする胸を
じっと見つめてしまった巨乳も好きだが
このような薄い胸もまた趣きがあるなんで

よだって晩の危険があるから
ねあだめだだめだちょっと目す見るわ
見える
わそこはストーリー以上大事
だろストーリー以上大事なことある
か何だっ

ああここら何をしてるん
だしているの
だ突然の背後からの声に私は一瞬ドキとし
たがすぐに冷静な声でそう答えてやった胸
をけて何を言ってるんだよそう言うとみほ
は私を押しのけるようにしてもこのはけた
胸を隠し
たそま君だけ見てそま君のエッチ放送事故
起きないかなお前
ら違うそうじゃないだろう
なんかね多分ねでもねこれぐらいね何の
問題もない気はするんだ実は僕
うんただただあの
えっと大人大人の胸だったら多分ね大丈夫
だと思うんだけどで大丈夫なのかわからん
けどうんあやどうなんだろうねはいわから
んわから
んあ気がつい
た私
気にするなこの変態は何もしてないからな
変態言われ
たこら誰が変態なのだすごく怖い夢を見て
て事故ってもう事故ってもうちら黙っとる
でなそっ
か私の質問に答えろ誰が変態なのだ護私と
はいつもってた
よえようとはしない要するに無視されたと
いうことだ誰かが優しく手を握ってくれた
気が
するもしかして私の王子様
かしらそま君ですひどいの手を握って通報
する気まんまじゃないか握らせるつもり
だったん
だろうひどいわれよだだから私は柄でも
ないことをするのが嫌なのだ探偵さんが父
様だったの
もこは瞬きもせずにじっと私の顔を
見るこいつは王子様じゃなくてただの探だ
よただの探偵ではない天才的な探偵だ
おいおいこんな女の子にまで自己主張を
するのか
よんとにかく意識が戻ったのだからいい
だろ私はもう行くぞま待てよ今度は私が
みほの言葉を無視すると背中に視線を感じ
ながら廊下へと出る
とんだより道をしてしまった
ぞなあ探偵さん言っておくが私は変なこと
をしたつもりはないぞ違うよ文句を言いに
したんじゃないそう言うとみほは珍しく
微笑んだように見えた普段笑わない女の
笑顔はなぜか余計に可愛らしく感じて
しまう悪かったなもこちゃんをベットに
運んでくれたんだ気にする
なあのさ実はあんたに話をしたいことが
あるんだなん
だいきなりありを見回したみほは声を
潜めるようにしている今夜私は夜勤なんだ
ここじゃ話ができないではどこならいいの
だ午前1時に階の病室でなるほど
208号室だなどうしてその病室が空いて
いるって知てるんだふん私は天才的な探偵
だみほは不思議そうな顔でまじまじと私の
顔を見ると再び顔を微ませ
たあんた
なそこまで言いかけたみほは私の顔を見た
ままもこの病室を覗き込むようにする
かちゃん私はナースセンターに戻るから
ね私だって本業に戻らなければならない
時間を無駄にすることは罪悪であるは花と
ぶつかる前に行こうとしていた場所へ今
から向かうことにしたあて私が行こうとし
ていた場所はどこだったか
なそうだ私が行きた行きたかったのは委長
室だったやっと思い出すことができた私は
エレベーターに乗り込みロビーへと
降りるエレベーターのドアが開いた途端
いきなり人々の話し声やら足音やらが私の
耳に飛び込んできた
相変わらず騒がしいようだ
な外来の患者でごった返しているロビーを
横切ると私は関係者以外立ち入り禁止と
書かれたドアを開け

[音楽]
あらなんだまだ病院にいたの
か当たり前でしょ私だって長婦人から仕事
依頼されてるんですからねあのは一緒じゃ
ない
彼はこの事件の担当じゃないのに事務所に
戻ったわよそうか要するに私と話をつける
ために来ただけ
か私はこれ以上両子と話をする気にはなれ
ず彼女をおいて委長室のドア前に行こうと
した時である子が私の行手を塞ぐように
立ちはかったお金で話をつけようなんて私
は思ってませんから
ね聞いてるの聞いている
じゃあなんとか言いなさいよ君自身はお金
で話をつけようなだと思ってなかった
だろそうよそれならどうやって話を
つけようと思ってい
ただから口で説明して私は良子の目を
じっと睨むとつかつかと彼女に歩み寄っ
たお前本当に探偵
かで説明してこのリだ
となるほどなお前の言うコンピューターを
駆使した合理的な操作とはそういうことな
のかよこは珍しく視線を泳がせるとやがて
私の体を押しのけるように
する私だって私だって何なの
だ子は怒ったような顔になるとそのままい
ぷと横を向いてって言ってしまった私は
彼女の後ろ姿を目で追うこともせず自分が
やらなければならないことをまず第1に
考えようとしてい
た私は誰もいない通路を奥へ進むと
とりあえず委長室と書かれたドアの前に
立つ重厚な音が通路に響き
渡る私は試しにドアのノブをひねってみた
が想像した通りドアにはしっかりと鍵が
かかっていたそして私はこのドアを開ける
ための鍵をを持ち合わせていないまあいい
あき子が2度と病院に来ないということは
ない
だろう頭の切り替えが早い私はあき子と
会うことをすぐに諦め次に何をするかを
真剣に考えて
いる
えっととりあえずそこまで行くかねそうだ
なまずは便座に電話をするべきだろうそう
考えた私は赤茶色のカーペットが敷かれた
通路を出るとそのままロビーを横切り公衆
電話が設置された場所へとく
あらいちいち大声を出すんじゃないなんだ
セーラー服の少女ではないか私の名前は
カナそう言うとカナはまだうの生えてそう
な頬をあめ
たでもおじさんって優しいよ
ねん私は優しくはないぞだってさもこの手
を握っててくれたんでしょ私は若い女性の
手を握るのがとっても好きなのだやった
おじさんたら照れてるの照れてない証拠に
君の手を逃げてあげようなんだったら胸で
もいいぞいやそういうことは好きな人に
やってもらうことでしょそう言うとかは
再びポニーテールの髪をなびかせて走って
行ってしまった私は愛用の手帳を取り出す
と早速ASA100先週部に電話をする
ことにし
たからの声を
ことは気分のいいものではないがこれも
仕事のうちで
ある相変わらず電を通るまでの時間が
かかる最も編集部と名前がつくところは
昼頃から出勤するのがざらであると
聞くはいこちらASA100編集部面像は
いる
か川崎さんは
えっと

えと
いらい
えとえ
長いえとまだか
えっと
えといないことは分かったなんだに書て
ある
今日は警察に直行だって
さ要件を聞けば
このこの治郎男に用はない私は乱暴に電話
を切ると手帳を胸のポケットに戻したふん
ちゃんと私の言った通りに動いているよう
だな私は満足げに頷くとすぐに次に何を
するべきかを考えた時間を無駄にする探偵
など私は探偵だとは認めない主義なの
だそうだなナースセンターに行って込みで
もしてやろう
そう考えた私は人混みを避けるようにして
エレベーターに乗り込みナースセンターへ
[音楽]
向かうエレベーターの扉が開いた途端
むっとする空気が流れ込んできたそういえ
ば今日はいつもより温かいような気が
[音楽]
するなんだよは今日の
だろはず声ををするここにはみほ以外の
看護婦はいないのか今はさがいるでは里を
呼んで
くれ変なことするんじゃないぞそう言い
ながらもみほはナースセンターの奥にいた
里を呼んでくれ
たあの何でしょう
か私は何か思い出したことや気がついた
ことがないかどうかをさに尋ねたしかし
彼女はチラチラと見の方を見るだけでも
答えてはくれは
ない私は彼女の態度にイライラとしながら
もそこはグっ我慢をして質問を続けようと
するしかしさは私と話をしたくないらしく
ペコリとお辞をするとナースセンターの中
へ入ってしまっ
たおい変なことを聞いたんじゃない
かの悪いことを言うなみほは少しだけ笑う
といたずらっぽい視線を私に向けるそうだ
よなあんた
まで言いかけると美は再び私の顔を
覗き込むようにする私は彼女の態度が気に
入らずわざとみほの薄い胸を凝視してやっ
た私の胸を見てる暇があったらちゃんと
仕事をしろよふん私が仕事をしていること
を認めてくれるのかまあねそう言うとみほ
は時々振り返るような感じでナース
センターの中へ入っていくみほとの話は
今夜ゆっくりとさせてもらおうみほと話を
しないのならこれ以上ナースセンターに
いる必要はないだろうそう考えた私は次に
何をするべきかを考えることにしたそうだ
なとりあえず病室に戻って色々考えてみる
かそう考えた私はナースセンターを後に
するとエレベーターに
乗り込むすでに歩くのと同じ速さで移動
できる私には病室が以前ほど遠くには感じ
られ
ない頭の中で色々と考えているうちに気が
つくと自分の病室の前に立っていたという
感じである
[音楽]
ふベッドにゴロリと横になった私は天井を
じっと見つめながら色々なことを考えよう

するジョジも最近は私がこうしている時に
話しかけなくなってきた最も奴の頭の中に
は千里の顔と胸でいっぱいなのだろうか無
の枕元に置いてあったカレンダーあの松印
は何のマークなんだそして3月21日以降
その印がないこともけに気になる要するに
委長が死ぬ前まではそのバがついていたと
いうことだ今までは委員長の死にあの少女
は関係ないと思っていたがこれからはそう
はいかないよう
だそうだ私はみほと約束をしたんだ深夜
一時場所は昨日リエとあった208号室だ
しかし一体何の話があるというのだろうか
私は今までみほとの会話を頭の中で整理し
たが明確な答えを導き出すことはでき
なかっ
たまあいい遅くとも一時には分かることだ
からなそうだ面像は警察に言っているのだ
奴が警察会や色々な情報を仕入れてくれれ
ば確実に私の推理をアシストすることに
なるだろう私はそう考えると寝りを打つ
ような感じで体の向きを変えるジジは
ベッドに横になったまま見いた視線を天井
に向けていたここでじっとしている場合で
はないなもう何も考えることがないと感じ
た私は次に何をするべきかを真剣に
考えるお来
たこの足音
は私は上半身を起こすと病室の入り口から
廊下を覗くようにするやがて
その包を打つような足音と共に1人の中年
の男が部屋に入ってきた
やあ部屋にいた
かそう言うと弁は肩で息をしながらヤで
真っ黒になった歯を覗かせる全くよ俺も
もう年だよ
な階段を使ってここまできたら心臓がれ
そりゃな5回まで来たらな
心臓が破裂する前に話だけは済ませといて
くれ冷てえやつだな
全く弁は眉間にシを寄せると生際を手に
持ったペンでゴリゴリと書く私は上品とは
言えないその癖を見ながら弁のシだらけの
顔を覗き込んだねどうだったの
だい話が色々と聞けた
ぜは話をしようとした瞬間ちらりと隣のッ
にに目を向けた平だ奴は人無外だからな
その言葉を聞いて安心したように弁はいつ
もの声で話しだし
たまず子夫人が第一発見者であることは
間違いなさ
そう
うん部屋の中も荒されてないし長の体にも
争った跡は
ないそうか
死亡推定地獄は3月21日の午後10時頃
10時頃も安水を射したことに間違いない
ぞなんだ全く面白くない話ではない

聞けよ野村病院の経営状態は決して悪く
ないみたいだね経営状態が悪くない
悪い噂があろうがんだろうが病てのは
儲かるんだなさすが勇ある病院ってことか
おじいちゃんおばあちゃんそこしか行か
ないの
よ他の病院に変るってことしないから
ずっとそこにいるのよ本当に
さ勇しある
病院実は俺も知らなかったんだけどよこの
病院って業から80年はってるそうだぜ
そうなんだよ要するに戦中からこの病院は
存在してるってやつだそして死だ委長は
この病院の2代目ってわけだ
な長ければいいってもんじゃないぞところ
がよ仙台ができた人でよ団で焼け出された
人たちを助けたり病院の地下に穴を掘っ
て空の時でもそこで治療し続けたって話だ
私はそういう美は嫌いだま1台目がそうだ
と2代目が
なそう言うと弁は武将ひを引っ張るように
する奴がこうする時は何か言いたくて仕方
がない時である面もったいぶる
な弁は上品とはかけ離れた微笑みを顔に
浮かべるとさらに声を潜めて話しだした
はの結が出たよ面像のやにくい息が私の顔

かかるもしかして便THの言いたいこと
は委員長は太り過ぎだったということ
か馬鹿言ってんなよそんなことは検しし
なくたって分かることじゃない
か冷やせということもあるぞ冗談馬鹿で
言うな俺が言いたいのは原始の結果委長の
体から早の反応が出たってことだ
麻薬だ
とそうだ麻薬
だ試案化水素ではなく麻薬を注射して死ん
だのか違うて新は化水素だがそれ以外に薬
の反応が出たってことだそれは上者と解釈
してもいいのかそうみたいだなでもこれは
問題だぜ当たり前だこの事実が世間に
広まれば今度こそこの病院は潰れるかも
しれんなあそう考えるとこ現金がよ分かっ
ているお前が言いたいこと
は委員長の悪癖がバレる前に明子が保険金
をかけ
た違う子は世間にバレるというより委長が
いずれ薬で命を落とすと思ったんじゃない
かだから保険金をかけたんだぜ保険金を
かけて麻薬が原因で半年以内に死なれたら
どうするんだ自分が承知でやっている悪だ
自殺のようなものだろあそうか病院は
潰れるわ保険金は降りねえばだぞあの金銭
市場主義の明子がそんな不なことをする
ものかそうだよないつ死ぬかわからないっ
てことは手に持ったペンで額を書きながら
考え込んでいたがたように顔をあげた
ちょっと待てよお前の言うことを聞いてる
とまるで委長夫人が保険をかけて委長を
殺そうとしたみたいに聞こえるぜはいえ
たたさんキラキラ10選ありがとう来て
くれてありがとう是非ともゆっっくり見
てって
ください考えられないことではないだろう
明子が保険をかけ委長が殺されれば全てが
うまくいく半年以内でも多なら保険金が
降りるしなもとりあえずは薬と関係だま
そういうこと
だそう言うと私は視線を天井に向けた白く
塗られたその天井は所々に日々が入って
おりこの建物がそう新しいものではない
ことを示して
いるこの建物は地区10年ってところ
か私はその日々を目で追いながらなんとか
自分の仮説と現実のギャップを埋めようと
していたなんだよ浮かない顔だなかに
考えることが番正解のように思えるしかし
現実は委長は自らの腕に安化水素を注射し
て死んでしまった多である物的証拠はどこ
にもないそうだな長夫人にとっては半々て
ところか
半々自殺だと保険金はおりないけどよ一応
麻薬が原因で死んだわけじゃねえ
だろそれで満足するくらいならこの雇わけ
がない
だろう私は明子に仕事を依頼された時の
ことを思い出していたその時の明子の言動
や委長が死んだ時の状況を考えると明子が
委長を殺したと考えるのはどう推理しても
無理がある大体委長が多である証拠すら何
1つないのだ多と断定できない私がどうし
て犯人を見つけることが
できよう警察は多の線を捨てていないのか
面は大事なことを思い出したかのように
だらけの顔をっとさせたそうそう忘れてた
よそう言うと弁は手に持った手帳を
パラパラとめくるそしてちらりとジジの方
を見ると私にしか聞こえないような小さな
声でさいたこの病院に牧のえって看護婦が
いるリエがどうかしたのかその看護婦の
両親がよ5年前に交通事故でこの病院に
運ばれてきたんだ
がの目をくように
見るじまったんだその時も治療ミスじゃ
ないかって問題になったんだよ治療
ミスなんでも輸血のミスらしいんだけどな
でも結局は交通事故が原因で死んだって
ことになっちまったそう言うと弁は手に
持った黒い手中をパと閉じただからよ警察
もなかなかのを捨てられないわそれはリエ
が犯人だと見ているってことだ
ななんだよますます浮かない顔になってき

なリエの両親がこの病院で自死俺は邪魔
みたいだな今はこれで帰るぜ便は私に気を
使ってくれたのか似合わないハンチング
ハンチングをかりなすと病室から出て
行こうとしたちょっと待て便
なんだこれの指紋を調べて
くれそう言うと私は胸のポケットから
バージンスリムの空き箱と見慣れた赤い箱
を差し出し
たタバコの箱じゃね
かとにかく指紋を調べればいいの
だ分かったよでも時間がかかるかもしれ
ない
ぜ全てを理解したような顔になったはかい
靴を立てながら今こそ
私の頭の中にはリの微えんだ顔が浮かんで
いた冷静に考えれば彼女には色々と腑に
落ちないところが
ある原さん私はリエのことを真剣に考え
すぎたせいか目の前に彼女が立っている
ような気がしてきた原さん委長夫人がお
呼びです私は上半身を勢いよく起こした目
の前にいるリエは本物で幻でも私の空の
産物でもない
リエは怖いものを見るような目つきで私の
顔をじっと見ている私はリエの唇にピンク
のルジュが塗られていることを確認し
ながらパジャマの襟を正し
たあき子が呼んでいるのだ

はいレベルの低い探偵であればここで弁
から聞いた話は洗いざらい質問している
だろうしかし私は天才的な探偵だタバコの
箱を見せた時のようにこれ以上リエに警戒
心を持たれたくはなかった
何かを感じたのだろうかリエの顔からは
微笑みが消えると私の顔を何度も振り返り
ながら病室を出て
いく
なあ顔が怖い
でジョージが神妙な顔付きで私に話しかけ
てきたりえちゃんだってビビってたじゃ
ないか私はわざとらしい笑顔を作ると自慢
のバリトンボイスをさらに比較している
依頼主が私を呼び出そうだ
君の悪い声を出すなよ私は病室を出ると
エレベーターに乗り込みロビーへと
降りるちょうど自動販売機の傍を通った時
である私の視界に見覚えのある風体が
飛び込んでき
たおかさんブなぜ吹いたしはいえこきさん
キラキラセンキューありがとうえ大ののん
ちゃんさんキラキラ10セキュありがとう
え是非ともゆっくり見てって
くださいお腹空いたあらあ弁じゃないなん
だっけいたっけなんで出てきた
おっとまだ生きてたの
かその発は下品だ
ぞもしかしてバリトンて福山純みたいな声
どこまで落とせばいい
のは肉に私の顔を睨むとそれでもがことが
気になったのか頭を手で何度も
撫でるこれ
かこれ
か今度こそ私を見舞いに来たのかふざける
な私だって体の調子が悪い時も
ある私を事務所から追い出すからバチでも
当たったの
だろう絶妙に似てるそうかそれは気にした
こと
な大変なことになるけどいいそれをやると
やばい気がするんですが
[音楽]
ちょっと待って落とすところが分からん
落としまくるとちょっと待ってね落とし
まくる
とみここれだと銀河板長だ銀河万城から
ちょっとだけあげるみこえここかここか
これなのか額に血管を浮かべながら私に顔
を近づけてくるお前が出ていってくれなら
どんなでも受けるさちょっとそれはねやっ
たこと自体がない
そう吐き捨てるように言うと見越しは幅の
広い方を怒らせて人込みの中に消えていっ
た今のだマジ
かちょっと待っておおおおおお
[音楽]
うんたまにしよう今今えしばらく後で
なんか練習してみるたまに練習してみる
さすが経営士それ関係
ない照明玄関から見える外の景色はすでに
有国が近いことを私に知らせて
いる私は未だに混雑しているロビーを
抜けると分厚いドアを開けて赤茶色の
カーペットが敷かれた通路へと
[音楽]
入る練習しないと多分ダメだと思うわから
んどこどこな
のあらお待ちしてましたのよお腹空い
た私が通路に入った時ちょうどあき子が
休憩室の中から出てきたあき子は私の顔を
見て少しも顔色を変えずに話しかけて
くる今日は特別怖い顔してますの
ね生まれつきだそれより今日は休憩室で話
をするのかそう言うと私は休憩室と書かれ
たドアのプレートに視線を送るいいえ委室
で話をしましょうこの部屋では落ち着いて
話がきませんでしょう明子が瞳の奥を
怪しく光らせるさあこちらへ
どうぞ私は明子の後ろからまるで作のよう
に歩き出した彼女の形のいいお尻が私の目
の前で左右に揺れて
いる作がせるわけだ
な彼女の長く美しい髪からは言葉でいい
表しにくいな方向が漂っていた私はその
方向と熟したお尻に
のようにして室へと入って
いく作いる
じゃん操作の方はいかがです
かまだ結果を求めるのは早いだろうところ
がそうは言ってられませんのよそう言う
とこはに持ったタバコに火をけさせ
に火がった作の見にくい顔が一瞬だけ
オレンジ色に染まっ
たどういうことだあなた西上探偵事務所
ってご存じかしら私は無言であき子の顔を
見続けている彼女は私のその態度を見て
自分がした質問に対して肯定したと
受け取ったようだあそこの局長には以前
からにしていいてますの私のノりに今朝の
出来事が蘇ってくる
どうやらあき子が言おうとしていることは
私にとってあまり良いことではなさそうだ
つまり私への依頼を取り下げるということ
か3日だけ差し上げ
ます明子は質問に対しての答えではなく
結論からまず言い出した困りますわ新たな
探偵を雇ったことは伝えてありましたが
それがあなただということは城さんに内緒
でしたの
私西城さんから怒られてしまいました
のそう言いながらあき子は全く困ったよう
な顔をしていない私は自分自身が彼女の手
のひでの上で持てそばれているような気が
してき
た要するに私の雇用期間はあと3日だと
いうことだなその通りですわ貝原さんそれ
も今日を入れて3日です
あなたでしたらそれまでに私の期待に答え
られるんじゃありません
こと私はふと頭に浮かんだことをそのまま
明子に質問してやる彼女の顔を見ている
うちになんとなくそうではないかと思えた

だ最上の一見がなくてもそのつもりだった
のではないの
かあき子は冷たい微笑みを浮かべると溶接
な唇を下で濡らすようにです
うん確かに貝原さんと長く付き合うのは
勇気がいりそうですわねそれは私も同じ
こと
だ作が明子の鍵にかけれるようにして
ちらりと私の顔を見た奴の視線は相変わら
ずテに満ちたままだ私の言いたいことは
これだけですわ次はあなたが私に報告する
番ですわ
ね報告ええ
依頼主として捜査の経過を知っておきたい

ですそういった明子の視線には運を言わさ
ぬ迫力があった私はその視線をさらりと
交わすとわざとらしくポケットから手帳を
取り出すもちろん報告はするがその前に
聞きたいことが
あるどうぞご勝手ご勝手にと来たかそれで
は質問させてもらおうまず私が聞きたい
ことは
全部でいいのか
な委長の悪癖では委長の悪について知り
たいのだな悪という言葉を聞いた途端明子
の顔が少しだけったような気がする
悪何のこと
かしら今更とけるな原始の結果が出たんぞ
私はまだ警察から何も伺っておりませんは
警察のにが教えてあげようあんたの主人
つまり野村作の体から麻薬が検出された
そうだあき子は気持ちを落ち着けるかの
ようにタバコをせわしなくふかしていた
その様子は支援で自分の顔を覆い表情を
ごまかそうとしているようでもあるあなた
何を言いたいのかしらあんたは委長の悪を
知っていたのか知ってたらどうだと言い
ますのいつ頃から知ってい
たタバコの先からポロと落ちはそのを
払おうともせずじっと私の顔を睨んでいる
ご想像にお任せします
よ随分と協力的ではないか重ねていいます
があなたにお願いしたのは多である証拠を
見つけていただくこと
ですそれと主人の悪癖とどういう関係が
あるのかしらま今のところは関係ないと
言っておこう
関係ないのなら質問を変えてくださらない
そう言うと明子は私に支援を吹きかける
ようにするまあいいだろう私は委長の悪に
ついて聞くのをやめ別のことを質問して
やることに
する保険金を委員長にかけた理由をこの際
きっぱり教えて
もらおう明子の顔に氷の傷が浮かぶあなた
が何を言いたいか私には分かってますのね
ふんあなたは主人の悪癖と保険金を
結びつけて考えようとしてますのねその
通りだあんたは探偵になれるかもしれない
なそれならはっきり教えてあげます
わ主人の悪癖と保険とは何の関係もあり
ませ
ん原さん私をがっかりさせないでください

あなたの質問の仕方は私が何か悪いことを
したような感じです
わ実際はどうなんだ明子は瞳の奥に青白い
炎を灯すと低く時を含んだ怖で言った
私自身を不快にするためにあなたに仕事を
依頼した覚えはありませ
ん私はあんたに依頼された仕事を貫通する
ために質問しているだけだそれでしたら
もうこの質問はやめにし
ましょう先ほど申し上げた通り主人の死と
保険とは直接何の関係もありませ
ん私はこれ以上保険について質問すること
を諦め別のことを聞いてみることにし
たあんたにとって委長とはどういう人間
だったのだ明子は美しい髪をかき上げると
唇の端を少しだけ上げるようにするその
微笑んだような顔を見るたびに私の背中に
は寒気が走っ
た素敵な主人でしたな冗談を聞くつもりは
ないぞ嫌ですわ貝原さん素敵と言っても
色々の意味がありますでしょ手はどういう
意味で素敵だったのだ主人は私に有な生活
を与えてくれました
もその手については感謝してますわ
でしょうね
はいえかりんさんキラキラ100セキ来て
くれてありがとう是非ともえゆっくり見
てって
くださいようするに金かあなたはお金がお
嫌いなの私は使うための金は必要だが
貯めるための金は必要ないと思っている
人間だからなまあ欲がありませんよ
ねあき子はさらに唇の橋をあげると私を
見下すような微笑みを浮かべた所詮この女
と私はは価値観の全く違う人間なの
だろう金以外ではどうだったのだ主人は
あなたと正反対の人間です
からこういえば分かりますでしょ私と正
反対の人間そうあなたとは正反対の人間
そう言うと明子は自分の胸を腕で
押し上げるような仕草をしたそして薄い唇
をゆっくりと開くと怪しに下を動かして
いるのが見えるは男の色気もカムでしたし
魅力的な瞳も持ってません
わではなんで結婚したの
だ私お金のない不幸には変えられませんの
子はわざと胸のたにをえ胸の谷間を私に
見せるようにしているその福な膨らみから
にははえ熟切った女の色気が溢れ出てそう
であっ
た主人のはもう
[笑い]
他にことはないのかしらそうだ
なね聞くがこのメモに見覚えはあるかそう
言うと私はあき子の目の前にそのメモを
差し出したあき子はちらりと紙に書かれた
文字を見るとすぐに私の顔へ自然を戻す3
月21
日主人が死んだ日ですそう委員長が死ぬ
直前にこのメモの持ちは屋上で誰かと約束
をしていたよだな見覚えありませんわそう
か私は予想していた通りの返事にあっさり
と胸のポケットへ目をを戻したそれをどこ
で手に入れました見覚えのないものに説明
など必要ない
だろう嫌な言い方ですわねあき子はそう
言うと2本目のタバコに火をつつける窓が
ぴたりと閉ざされた延長室には至るところ
に支援が漂っている
原さんそろそろ操作の経過を説明して
いただけませんことそういうとあこは横で
じっと控えている作に視線を向けた奥様
そろそろお屋敷に戻りません
ともう少しここにいましょうあと少しで話
は終わるはずです
からそうですわねだいやもう操作の経過を
話す必要はないだろう明子は支援を
吐き出しながらわざとらしく驚いたふりを
するまあどういう意味なのかしら私の質問
したことが私の知りよることの全てだただ
1つだけ言えることはただ1つだけ言える
ことは私も委員長が自殺したとは思ってい
ないあんたが言う通り3日以内にその証拠
を掴んでやるつもり
だまあああ随分と自信がありますね
ねはっきりとは言えないが真実の尻尾は
見え隠れして
いるあき子は冷たい微笑みを浮かべたまま
栄作と顔を見合わせるようにする栄作は
なぜかあき子とは対象的に苦苦しい表情に
なっていた今の一言で安心しました
わこれでゆっくりと眠ることができ
ます最もそれは貝原さんにとっても同じ
でしょうけど
私にとっても
同じあき子は瞳を怪しくひらせると椅子
から立ち上がって私に近づいてき
た人間なんて運で生きてる部分もあります
のよそしてこれは自分ではどうすることも
できませんのそりはな子はそう言うと私の
背中を押して室から追い出すようにするの
胸が私の背中に柔らかい感触を与えていた
3日後を楽しみにしてますわ貝原さんおか
さん
でっかおいくつ出したっけねこの方30
行ってなかったんじゃなかったっけなと
思ったけど意味不明なことを言う女だ
あき子と長く話をしていたせいか頭の芯に
しびれたような感覚が残っているさてと
どうする
かはいえ一旦こんまは病室へ戻り
ましょう私は頭を軽く振るようにして通路
を出るとそのまま病室に戻るために
エレベーターに乗り込ん
だロビーには人影がまばらで正面玄関から
見える外の景色はすでに暗くなろうとして

た私はエレベーターを降りるとあき子に
質問した内容を思い出しながら自分の病室
へと向かう廊下には相変わらずクレゾール
の匂いが充満しており私はなるべく息をし
ないようにして病室へたどり着い
た随分と長かった
な怒られてたのかい怒られてたってなんだ
お前誰にだ委長夫人にだよどうして私が
怒られるのだそう聞かれると困っちゃう
けど
ジョージは意味不明の苦笑いをえ意味不明
の笑いを浮かべたまま自分のベッドへ戻る
私は松葉を窓の傍に立てかけるとそのまま
外の景色を眺めることにし
た明子28ね30行ってない
でしょ
えたちえごめんめんキラキラありがとう
ともゆっくり見ててください考えなければ
いけないがほどあるのだそして私には
あまり時間が残されていない水銀島に
照らされた駐車場には銀色に光る高級者が
1台だけ止められている私は2光るその車
のボディを見ながらこれからの操作の仕方
について真剣に考えていたかなり強引な
ことをしなければならないだろう何に対し
てというわけではないが私は漠然とそう
考えていた真実を早く見つけ出すにはそれ
なりのやり方をしなければならないのだあ
うるさいまだジョジのしけが行き届いてい
ないようだ私はわざと険しい顔を作ると
ジジのやを思いっきりに睨んでやることに

[音楽]
たごめんなさい食事を運んできたんです
けど私の予想に反して私の視界にリエの姿
が飛び込んできたあまりにも考え込んで
しまった私には彼女のナースシューズの音
も聞こえなかったらしいああうるさい
なんて言っちゃって私がうるさいと言った
のお前に対してだあの委長夫人から何か
言われたんですかリは両手に持ったトレイ
をベッドの上に置きながら私に質問してき
たどうしてそんなことを聞くのだだって原
さん難しい顔してます
から今後のことを真剣に考えてたのだ今後
のこと今日のはやにく聞いてくるもちろん
こういう場合はく側にらかの不安があるが
多のも確かだ真実が
おげんだわざわざこんなことを言いなくて
もいいのだが私はわざとリエにそう言って
反応を確かめたくなったそうですかよかっ
たです
ね私の期待に反してリエはぽつりと
そう言うと部屋を出て行ってしまっ
たな真実が分かっ
たってもしかして委長は殺されたのかい
もちろんだ犯人も分かっているだ誰なんだ
誰にも言わないから教えてくれよ犯人
は犯人はお前
だお
俺ジョージは白目を向いて床に倒れている
もしかすると私の言ったことが大当たり
だったのだろうか
俺は何にもやってねえよジョジは真っ青な
顔をしたまま幽霊のように立ち上がってき
たしかし私はベッドの上に座ったまま
すでに夕食を食べ始めている当たり前だ
お前がそんな題されたことをできる
かあんたの冗談は暴力的なんだよそれにし
てもお前の心臓は飲みだなそんなことでは
この厳しい社会を抜いていけんぞうるさい
な説教はごめんだよそう言うとジョージも
ベッドに座って夕食を食べ始めるジョジは
口を開けながら食べ物を噛む癖があるよう
で私は犬と一緒に食事をしてる気分になっ
てき
たなあんたはりえちゃんが好きなのか私が
え私が好きなのはさだそして千里が好きな
のも私だえ
[笑い]
汚いなちゃんと床を掃除しとけよああんた
ね本気で言ってるのジョジは口の周りに
食べ物のカスをつけたままりながら喋って
いる渡すあいや今なんかなんか変なえ今
方言出ちゃったなな僕には気に気づいて
ないけどなま言た覚えはないけどな方言
なんかなかったと思うけどなうん大丈夫
だ女のことなどどうでもいい食欲だ
なくなりそうだよそう言うとジョジは肩を
落としてトレイを廊下に出しに行く途中
自分が吐き出した食べ物で滑りそうになる
のが何とも言えず物悲し私は床にばらまか
れた食物が見えないように体の向きを
変えるとカーテンの隙間から除く水銀灯を
眺めながら胃袋に食物を
詰め込むこれちょっと厳しいなんかなんか
怖いなちょっと移動させてくれ
お腹空いたので食べたいんですけど
よろしいです
[音楽]
かちょっと待ってね食事をお昼ご飯持って
くるというかその前にあれですねトイレ
休憩ですね皆さんえっと食べるもの持って
きたりとかえっとおトイレ行ってきたりと
かしてく
はいえというわけでえちょこだけ席外し
ます
[音楽]
はいDET
[音楽]
[音楽]
he
[音楽]
DET
[音楽]
[音楽]
JA
[音楽]
JA
[音楽]
HH
[音楽]
[音楽]
[音楽]
はいえ匿名さん20ポイントセンキュー
ありがとう
はいえおさんえ説明ありがとう
助かるテロップ流しておけばいいんだけど
ね今
ちょっとさてと一旦ちょっとお昼ご飯
にさせていただこう
ケリ
ただいま
んJA
[音楽]
[音楽]
[音楽]
TJA
[音楽]
T
[音楽]
[音楽]
待ってくれ
[音楽]
JAJA
[音楽]
[音楽]
TAK
[音楽]
[音楽]
T
[音楽]
[音楽]
[音楽]
ミホの約束は午前1時だったなどちらに
しろベッドの上でじっとしている気分では
ない何度も言うようだが残された時間は
あまりにも短いのだ今からでも何かできる
ことはあるだろうこうなったら寝る暇も
惜しんで操作を進めなけれ
ばさてとまずは何をしてやろう
かで
えーはいとりあえずナースセンターに行っ
てみようかよしとりあえずナースセンター
に行ってやるか少なくともベッドの上で
じっとしてるよりマシ
[音楽]
だろうちょっと待って歯はまっ
たそう考えた私はベッドから起き上がると
ナースセンターに行くためにエレベーター
へ乗り込ん
だ頭の中にあき子の顔が浮かびあき子の顔
が消えると今度はリエの顔が浮かんでくる
私は2階でエレベーターを降りると薄らい
廊下を歩きナースセンターへと向かっ
たおいもう1時なのか私の姿を見つけた
みほが少しだけ驚いた顔をしてナース
センターから出てくる
違う束の場所はここでは208室だろま
そうだけどさそういうとみほはそれなりに
優しい表情で私の顔をじっと見ていた気の
せいかもしれないが最近のみほの態度が
以前とは違う気が
するさはいないのか彼女も今晩夜勤のはず
ださっきまで室にいたんだけどトイレにっ
たんじゃない1人なら今ここで話をしよう
ではないかだよ
にもあんたと話をしてるところを見られ
たくないん
だみほはナースセンターから伸びる廊下の
奥を覗き込むようにしたそのなんでもない
仕草と表情が今日はやけに色っぽく感じ
られるななんだよ男の視線に敏感な彼女は
私の心を見透かしたように顔を赤くした
そしてそれをごまかすかのようにいきなり
早口で関係のない話をし
出す探偵って大変なんだな何が大変なんだ
さっきもう1人の鑑定さんが来てた
しつこいくらい質問するん
だ良子のことかわいそうだけど何も言え
ないんだよ下手なことを言うと後で大変な
ことになるかもしれないからな長夫人の
ことだなみほは私の言ったことに対して
言葉で肯定しようとはしなかったしかし
彼女の目がそうであることを私に伝えて
いる全くもって変わった病院だなそれでも
入院してる子供たちや年寄りのことを
考えるなまお互いに因果な商売をしている
ということだろう彼女は私の言葉を聞くと
少しだけ微笑んだように見えた午前時に
2085室で待ってる
かしらそう言うとみほは人目を気にし
ながらナースセンターの中に戻って行って
しまった机に座ってチラチラと私の方を
見るみほの視線は早くこの場から立ち去っ
てほしいと言いたげである
めちゃんこ優しい子やんけそうそうみほ
ちゃんいい子やで元は根はいい子や
でそれだけ人に聞かれたくない話があると
いうことだろ私はそう納得するとナーツ
センターを後にすることにしたさてとどう
する
かよし休憩室に行ってもう一度調べ直して
みるか私は鍵の束を失ってはいたが
とにかく休憩室の前まで行ってみようと
考えた私のに子が休憩室から出てきた時の
様子が浮かんでくるもしかしたらあき子が
鍵をかけ忘れているかもしれないとにかく
行動はあるのみ
だ私は人影のなくなった廊下を歩き
エレベーターに乗り込むと天井に設置して
ある痛風校を見上げるように
する委員長が多だとしたら鍵の束を奪った
やが犯人なのか
[音楽]
私はロビーを横切りいつもと同じように
関係者以外立ち入り禁止と書かれたドアの
信に手をかけたんドアが開かない鍵が
かかっている
ぞ何度ドアのノブをわしても目の前の扉が
開く気配は身もなかった私はドアの
プレートを見ながらこの予定以外の出来事
になんとか対処しようと考えて
いる明子が鍵をかけたのだろうか私の頭の
中に1つの水が浮かびだった鍵の束を奪っ
たのはあき子でそれは私をこのビッルーム
に入れたくないためで
あるだからなんだというの
だ例え鍵を奪ったのがあき子だとしても
彼女にたって何のメリットがあるのか理解
できなかった根拠のないはっきりした推
根拠のはっきりしない推測など今の私には
必要ないものだろう休憩室が調べられない
となると次に私は何をすればいい
そうだなもう一度屋上に行って何か
手がかりがないか探してみるかそう考えた
私はロビーを抜けてエレベーターに
乗り込む5解のボタンをチョイスした何気
なく天井を見上げると正面の周りに何匹か
の小さな虫が飛び交っているのが
見えるいや衛生状態よろしくないぞ衛生
状態おかしいでしょこの
病院エレベーターを5階で降りると私は
屋上へと続くと階段を登り切るそして
分厚い鉄でできた扉を静かに開け扉の隙間
からなかで込む風を心地よく感じながら
屋上へと出
たまあまあちっちゃい虫は入っちゃうから
ねいやそうでもない
ぞんあま古い病院だから
な私が屋上に第一歩を踏み出そうとした時
である
私の視界の隅に良子の後ろ姿が飛び込んで
きた彼女は金網に捕まり外の景色を眺め
ながら何か考えているようであるこんな
時間に何をやってるのだ両子は私の存在に
気づかずじっと遠くの夜に視線を向けて
いる私のような全人だから良かったものの
人の気配に気づかないとは探偵の風にも
置けないやつだなそう考えた私は両子に
探偵としての教育を施してやることにした
えと後ろからそっと近づき大声で名前を
読めて
みやるいや普通に行こうか
おいそれでもこの驚きよだからな1番ああ
上だおいこらしまった君らはいもよ
[音楽]
やってるのだ何
って見ての通り
よ見てわからないから聞いているのだよが
ななんでだ
よどうして私があなたにいちいち説明し
ないといけない
[音楽]
わけ私はたえアリンコほどの疑問でもその
ままにできない性格なのだだからここで何
をしていたのか教えろ説明したってあんた
なんかに私の気持ちが分かるもんですか
ほほどんな気持ちなの
だなからどんな気持ちなの
だあなたみたいに気楽な操作ができないっ
てことよ気楽な
操作そうよ失敗しても上司に攻められる
わけじゃない
し主人に言われちゃったんだ
からあなたに負けたら上探偵事務所の信用
は落ちだってそれで金を使って私に仕事を
放棄させようとしたんか
な違うって前に行った
でしょどちらにしろお前にかってる時間は
ないのだ屋上から飛び降りて私の仕事を
増やさなければそれで
いいそう言うと私は屋上を調べることを
諦め開花に戻ろうとした待ってよまだ何か
よう
か私はをすることが嫌だあなたが主人の
言葉に同じなかっ
たそう言うとりは小さなため息をつくその
様子は頭の中でその続きを言うべきか考え
ているようにも見えた私が同じなかった時
何なのだあなた
が羨ましく思えたのくだなそんなことを
言っている限りお前は自分の殻を破ること
はできないだろう私は子の顔を睨みつけた
まま上の扉に手をかけるそう私にはこの女
探偵と世間話をしている余裕はないの
ださてとどうしてやるかなそうだなもこの
病室に行ってカレンダーのバのことを聞い
てみるか私はどうもあの松印のことは気に
なって仕方がなかった気になったことを
そのままにしておくのは私の探偵としての
プライドが許さない
私は屋上に良子を残したまま誤解へとおい
た気のせいか良子はドアが閉まる瞬間まで
私を見ていたような気が
するももこの病室は私の病室の3つ隣
だ私は自分の部屋の前を通り過ぎもこが
いる病室のドアの前に立つそのドアは
もちろんぴったりと閉まっており中からは
物音1つ聞こえてこ
ない私はもこの病室のドアを左手で軽く
ノックするえ相手が少女であっても私は
エチケットというものを決して忘れ
ない部屋の中からは返事もなく私は物音と
1つしない廊下で1人立ち尽くしている
病室にいないのだろうか私はドアのノブに
そっと手をかけるとそれをゆっくりと回し
てみ
[音楽]
た部屋の中には電気がつけられており窓際
に置かれたベッドに横たわるモカがじっと
私の方を見ている断
さ彼女は驚いた様子もなく小さな声でそう
言った私は彼女のベッドの傍まで行くと横
に置いてあった椅子に腰を
かけるこんな時間に悪いのだがどうしても
聞きたいことがあったの
だ君の枕元に置いてあるカレンダーにつけ
られた松印は一体何の印なの
だ私は長いえ私は長いするつもりはなかっ
たので担当直入に質問することにしたもも
君はいつもと同じようにじっと私の顔を見
続けているこの松印は私の記念日なの
記念日
そう
記念日何の記念日なのだ
内緒普段であればすでにプチっと切れて
いるのだろうがこの少女の前ではなぜか
そうはならない
2回目なの
ん探偵さんに抱き上げられたことあ
ああそうだったなももこのて握ってくれた
のいいではないかそんなことはやっぱり
探偵さんが王子様なの王子
様ももこを守ってくれる王子様
ももこ王子様が大好きな
の私は少女の夢の世界に付き合っている暇

ないところで松印だが王子様なのに知ら
ないの
え王子様なら私のことを何でも知ってる
はずなのにだからね私は王子様ではないと
言っているだろうなんだ
つまんないつまんない私の質問をちゃんと
聞いてくれ私はカレンダーにつけられた
バチについて聞いているのだ教えてあげ
ないだって教えたら探偵さんももこのこと
を軽蔑する
もの私の心は海よりも深く空よりも高い
ぞ彼女は私の顔をじっと見たまま何も
喋ろうとはしない私は彼女の気持ちを
和らげるために別の話をしてみようと思っ
たどうして看護婦たちと話をしないのだ嫌
な話を聞きたくないから嫌な
話私ね看護婦さんからあなたのことを
いっぱい聞いたの私の話が嫌なのかうん
あなたの話は好なんでマ君おもろいやろ
おいこらどんな人なのかなそまくおもろい
とたまがおもろいことは関係
ないそしてそま君おもろいとはどういう
こと
だはいえかめさんキラキラ1009
ありがとう来てくれてありがとう是非とも
ゆっくり見てくださいえエルス
ウスさんうんキラキラキラキラ5選
ありがとう来てくれてありがとうぜひとも
ゆっくり見てて
ください突っ込むところが違うのよあお茶
[音楽]
ない余計なことを言う看護婦だみんな
ももこに喋ってほしい
から色々なことを教えてくれるの一体誰な
のだそのおしりな看護婦
はももこは考えるような仕草をすると
しばらくしてから恥ずかしそうに言った
だめ教えたたらあなたの話が聞けなくなっ
てしまう
ものそう言うともこは寂し気な瞳を少し
だけ輝かせて私の顔を見るあなたが王子様
だったらももこ嬉しかったのにあえー
はるかさんでいいかなキラキラ10選球
ありがとうえ是非ともゆっくり見てって
ください私は部屋中に私の性格に反する
物質が充満しているのを感じていた私は
ここでおまごをしている場合ではないのだ
私は腰を浮かすような格好で松葉杖を握る
とそのまま椅子から立ち上がるもこの瞳が
その動作を追いかけるように見ているのが
分かっ
た松印のことを教えてもらえなければここ
にいる必要はない
だろう私はもこにそう言うと彼女の視線を
背中に感じながら廊下へと出る
実に変わった少女だ無口な時もそうだと
思ったが話をしてもその印象は変わらない
な私はももこの暗く悲しい瞳の色を
思い出していた今こうして考えている時も
私が閉めたドアをあの差しで見つめている
ような気が
するももこのことばかり考えている場合で
はないななかったな次に何をするのかが
問題なの
そうだなそろそろ約束の時間も
近いそろそろ自分の部屋に戻る
かそう考えた私はもこの病室を後にして
自分の病室に戻ることにし
たすでに病室は照明が消されておりその
真っ暗な部屋の中からジジの寝息がかかに
聞こえてくる
私は手探りで窓際まで行くとカーテンを
少しだけ開けて月明かりが部屋に入るよう
にしたはいえ匿名さん20ポイントセキお
30
ポイント
ありがとう春が近いとはいえ夜になると
冷え込むらしくガラスにはうっすらと水滴
が付着してい
た午前0時30分かベッドに腰かけた私は
愛用の懐中時計に目をやったこの病院に
入院して以来時間の経過がやけに早く感じ
られるそれだけ充実しているということ
だみほとの約束の時間までまだ30分ほど
ある私はこの中途半端な時間をいかに無駄
なく過ごすかを考えていた30分では仮眠
を取るわけにもいかないぞどうして
くれよじゃあコヒ飲みに行きますかこの
ままだと寝ちゃい
そうそうだなこれから深夜のデートなのだ
頭も体もすっきりさせておく必要がある
だろうそう考えた私はポケットに愛用の
懐中時計を突っ込むと再び病室を抜け出す
ことにしたそれにしてもみほは何の話を
するつもりなんだろう
か廊下を歩きエレベーターに乗り込んだ時
も30分後のことをずっと考え続けている
こういう時だけは自分のせっかちな性格が
嫌になってしまうものだ
私は自動販売機でコーヒーを買い椅子に
座らずにぼんやりとロビーを眺めている
もちろんロビーには人影などなくこの空間
での生命体は私と虫ぐらいのものだろう
どんだけ虫いるのこの
病院んその時である正面玄関の扉が音も
なく開くと1人の看護婦が入ってきた彼女
は私の存在に気づくこともなくロビーの
右奥に向かって歩き始めるリでは
確かにその看護婦はリであった薄暗い
ロビーに浮かび上がった彼女の顔には緊張
感がみっているように
感じる私は観葉植物の影に隠れながらリの
行動をじっと観察していたやがて彼女は
関係者以外立ち入り禁止と書かれたドアの
前に立つとポケットから見覚えのある鍵の
束を
取り出すそういうこと
か看護婦であるエが病院にいることは
不思議ではないがどうして夜勤でもないが
にいるのだろうかそれに明子の性格からし
てあの鍵の束を看護婦に渡すとは思えない
リエは扉を素早く開けると再び周りの様子
を伺うようにして今度はゆっくりと食を
閉めた私は松葉杖を最高速にセットすると
あ閉められた扉に耳をつけるようにする私
の敏感な張力がリエの足音を捉えて
いるどこかの部屋に入った
な私はばむ手のひらをパジャで吹くと
ゆっくりと扉を開けたうん一体どこの部屋
に入ったの
だ私の鋭い感が資料室だとシャウトして
いるリエは資料室に入ったに決まっている
私は足もえ足音を忍ばせて資料室のドアの
手のに手をかけ
たあビンゴだった
ふん何をやってるのだそう言うと私は彼女
と手に持たれた書類を覗き込むなるほど
ここには過去のカルテが保管されているの
かその鍵はどこで手に入れたのだお願い
見逃して私は鍵をどこで手に入れたかと
聞いているだけ
だ鍵を持ち出されるために私を呼び出した
のだな要するに最初から話などなかった
わけ
だ体を張って鍵を持ち出させるとは大した
女だ
なさてとそこで問題だ誰に鍵を持ち出させ
たん
だでは質問を変えてやろうその鍵を使って
ここで何をしようとして
いる私は畳みかけるように質問をすると
リエのそばににじり寄った彼女は体をふわ
せながら怯えた目つきで私の顔をじっと見
ている長言わない
それは君がこれから言う理由次第
だ私の頭の中のコンピューターが
ものすごい速さで動き始めている私はリエ
がここで何をしているかがげながら分かっ
てい
た君の両神は5年前この病院で死んで
いるリエは目を大きく開くと化け物でも
見るような感じで私の顔を見た彼女の肩が
細くえ細かく震えているのが服の上からで
もきりと分かるどうしてそれを説明するの
は私ではないまずは君だカドル私ははいえ
ゆさんこんにちはこんにちは来てくれて
ありがとうキラキラセンキューありがとう
是非ともゆっくり見てって
くださいはいえシンディカさんキラキラ
10選ありがとうえいともねゆっくり見て

くださいほお人様の鍵を持ち出すのは悪い
ことではないのか真実を知るためにはこう
するしかなかったの私だって同じだ真実を
知るためにこうして質問しているさあここ
で何をしていたのか言うの
だ帰られた君が言いたくないのなら私が
代わりに説明して
やろうヤギの生まれ変わりで実は神が大
好物おかしい
だろうまあこれだろう
ね君は両親が死んだ時のカルテを探してい
たのではない
かそのために私が持っていた鍵を奪った
なぜならば看護婦と家どもこの場所に入る
には鍵が必要だから
だリエは私の顔をじっと見つめたまま口を
貝のように閉ざしている両親のカルトを
調べてどうしようというの
だまだ私に言いわせたいのか私は両親が
交通事故が原因で死んだのか噂通り輸血
ミスが原因で死んだのか知りたいだけに
もし輸血ミスが原因で死んだのならこの
病院に復讐でもするつもりか復讐という
言葉を聞いた途端リエの顔からさっと
血の気が引いた警察は君の両親がこの病院
で死んだことは知っているぞだからこそ多
の線を捨て切れないのだ私委長先生を殺し
てなんかいません当たり前だ殺すとしたら
カルテを調べ死んだ原因を掴んだ後だ
しかし君は今ここでカルテを調べているで
も警察は私の
ことそれは私にも分から
ない今がチャンスだリエの心は明らかに
動揺している私は彼女から話を聞き出すの
に今が一番いいタイミングだと感じていた
誰に鍵を持ち出させ
たそれだけは言えませ
んは聞くが以前に見せたバージンスリムの
箱あれは君のものではない
アは私と視を合わせないままとくすると
あのメモも君が書いたのかしばらくの沈黙
の後リは観念するかのように答えた長に
呼び出されて忘れないように書いたの委長
不に呼び出されたはいあの番はだったん
ですけど長にが
ある屋上でか
が殺された夜にか
そう委長夫人は2人っきりで話をしたい
から誰にも見られないように屋上へき
なさいと言われました私は頭の中の絡まっ
た糸が少しだけほぐれたような気がする
しかしそれはまだ言葉で説明できるほど
明確なものではなかったそれで約束の時間
に長夫人は来たの
かませんしそれでも君はタバコを吸って
時間を潰しながら人を待ったのだ
なそこまで言うとリエはいきなり言葉を
逃したどれくらい屋上で待ってたの
だ待っていた時間はよく覚えてません君が
屋上で長夫人を待っている時委長は休憩室
で安化合物を注射して死んだのか
[音楽]
私ずっと上に
て私はから聞き出したことを頭の中で整理
しなポケットから愛の懐中時計を
取り出すもう一時過ぎてるではないか私は
時計をポケットに突っ込むとリエの不安
そうな顔を見ながら言う残念だがこれ以上
ここで話をする時間はない今日はもう帰る

だ私はリエの背中を押すようにして資料室
を出るともう一度念を押すように言っ
たいいか私は
も長のことがはっきりするまで何もしない
これでいい
なは私の顔をしばらく見つめた後こりと
頷く私は彼女の手に持たれた鍵の束を
受け取ると赤ちゃん色のカーペットが敷か
れた通路から1秒でも早く出ようと
する
あら滅多なことでは驚かない私でもさすが
にこの時だけは心臓の動が早くなった誰も
いないと思っていた路にが
だによってこんな時
に明子は私とリの顔を交互に見るとわざと
らしい微を浮かべていったこんな時間に何
をしてらっしゃるのあにこの病院には私の
事務所がないものでねこの場所を借りて
引っ込みをしていただけだまあ仕事熱心
ですことそう言うとあき子は体を固くして
俯いているリエの横を通りすぎようとした
でも牧野さんは
番じゃなかったかしらよく覚え
てらっしゃるリの横に並ぶようにして
立ち止まったあき子は氷のような視線を
彼女の横顔に
向けるリエは金縛りにあったようにびくり
とも動かないその様子を見た明子はぞっと
するような笑を浮かべるまあいい
でしょそう言うと明子は高かそうな香水の
方向を残して長室へと入って行った
ようやくは縛りからけたに大きため息を1
つつく心臓が止まるかと私はリエの言葉に
頷くと再び彼女の背中を押すようにして
ロビーへ戻っ
たエは青白い顔のまま自動販売機の前まで
私と一緒に来る彼女は何か言いたそうな
様子で視線を上下させてい
た時間に余裕のない私はへの言葉を静止
するように言う1人で帰れる
な彼女はしばらく黙っていたがやがて仕方
なさそうに口を開いた私子供じゃありませ
んからナース修三を履いたリエの足音だけ
が薄暗いロビーに響きを当たっているそれ
にしてもあき子はこんな時間に何をしに来
たのだろうか私はリエが正面玄関を出るの
を確認すると最大限の速さで松葉添を
動かしエレベーターに乗り込んだ
いつもは気にならないエレベーターの速度
が今日はやたら遅く感じられる私は苛立つ
気持ちを抑え私は苛立気持ちを抑えるかの
ように松葉杖で何度も床を小い
[音楽]
た私はダトのごとくエレベーターを
飛び出すとそのまま約束の場所である
208号室へと向かうでもさあのさ正面
玄関よ開いとん
な正面玄関よ開いてんな昔はそうだったか
昔はそうだったのか90年代ははいえシク
0.21%の確率でえ優音え意外と確率が
低いはいえーキラキラ109アルテム
ありがとうオルティナオルタナティブまる
さんキラキラ100セキありがとうえ是非
ともゆっくり見てって
ください照明が消された部屋の中でベッド
に座っていたみほが勢いよく立ち上がった
なんだ遅いじゃないかよみほは不満そうな
顔をすると白く細い腕にはめられた時計に
目をやる探偵には突発的な出来事がつき物
なのだそう言うと私はみほが座っていた
ベッドに腰を下ろしたみほの横顔が突き
明かりに照らされて青白く光らえ光って
いるそれで話とは何なんだもう我慢でき
ないんだよトイレはこの部屋の隣だ違うよ
長婦のだよみほは乱暴にそう言うと興奮し
てきたのか頬を赤くして
いるあんたは知らないだろうけど昨日の夜
ひどい目にあったんだひどい目にあっ
たみほは顔を伏せると悔しそうに唇を噛ん
でいる私の写真を持ち出して写真とは何の
写真なの
だ私の言葉を聞いたみは赤くなった頬を
さらに赤くしそして今度はまで赤くして
しまうしかしこれは興奮して赤くなったの
ではないようであるだ誰にも言うな
よ私のマグナムとえマグナムと口は硬い
ことで有名
だ呆れた顔になったみほはそれでも私の
耳元に唇を近づけていった半年ほど前まで
この病院に付き合っていた先生がいたん
名前
はって言うだ
けど私は美の恋愛話に興味はなかったが
半年ほど前という言葉に対しては興味が
あるその先生とは色々あっ

何ととにかく人には見せられない写真が
あってそれを持ってるはずの日野正介が委
長夫人に売りつけやがった
わおいおいちょっと待ってくれ全てが
初めて聞く話で何を言ってるかさっぱり
わからんぞみほは耳まで赤くしたまま私の
顔をたまに見上げるようにして話し始めた
実は
昨日の夜委長夫人に呼び出され
て野際さんどうして貝原さんに協力して
くれないの
かしら別に理由なんかない
よ嘘おっしゃいあなた私のことが嫌いなん
でしょちゃんと
直入あの変態探偵野郎めあんたに言いつけ
たんだ
なちょっと待ってあの変態探偵野郎とは誰
のこと
[音楽]
だあんただよ私は何も言ってないぞ嘘を
つけ委長夫人を嫌いなことを知ってるのは
あんただけだあの時の火は確か病室だった
[音楽]
なその時である私の頭の中に先行のような
ひらめきが走ったまあいい病室に戻れば
分かることだなんでニュータイプみたいな
音がし
たどうしたんだよ怖い顔して怖い顔なの
かいやなんでもない話を続けてくれあれ
どこまで話したかなあき子から私のことは
嫌いだと言われたところまでだ
えっと委長夫人からそう言われて
私のこと嫌いでもいいからちゃんと貝原
さんに協力してください

へえ協力するってこは何でも喋っていいん

などういう意味
かしら私知ってるんだ委長先生が変な薬を
やってたのをね
ちょっと待てみほは委員長の悪を知ってた

かということは探偵さんも始の結果委員長
の体から麻薬の反応が出たでもどうして
みほがそのことを知ってるんだ月の先生に
頼まれて休憩室で仮眠を取っていた長に
カテを届けたんだそしたら休憩室のドアが
少しだけ空いてい
て長が死んでいたのか違うよ委員長は
ベッドで気持ちよさそうに寝てて私はその
ままカルテを机の上に置いて戻ろうかと
思ったん
だカルテを置く時に駐車機が置いてあるの
に気づいたんだなんか気になってゴミ箱に
捨ててあるアンプルを見たらそれが麻薬の
アンプルだったんだな他に何か気づいた
ことはないの
かほは首をかげて少し考えるようなぶりを
見せるとの中でその時の状況を思い出そう
としている窓が開いてい
てそそうだみほは突然何かを思い出したか
のように大きな声を出した窓だけじゃなく
キャビネットの扉も開いたままでその
キャビネットの中にずらりと並んでいるん
だよ同じアンプルがそれでそのことを
あき子に言ったのかああ私がそのことを委
人に言うと
委員長に治療ミスが多かったのはそのせい
なんじゃない
か人聞きの悪いことを言わないで
くださるあんたが看護婦をはめてたのも
それがバレた時の口止めのためなん
だろうだったらもう必要ないじゃないか委
長先生はいないんだ
し仮にそうだとしたらどうしてそれを今
まで黙っていたの
かしらこの病院にはたくさんの子供や老人
が入院してるんだこんな病院でも亡くなっ
たら困るんだ
よまあお優しいことでもね私もあなたの
ことを色々と知ってますのよ
作あの写真を野際さんに見せてあげ
なさい
写真半年前にあなたが大好きだった先生が
買ってほしいって言うからいいので買って
差し上げました


ああなたあの先生にこんなことをされて
それで男嫌いになったの
かしらうるさい返
てあの先生も知ってましたのよ色々とそれ
で私を脅迫しました

脅迫野際さんもかわいそうですわこんな
ひどいことをされて飽きられたらゴミの
ように捨てあれ
てああいつはあんたから金を踏んだくって
それから病院を辞めたの
か病院をやめ
たどうなんでしょう
ねなんだその言い草はなん
だなんかすごい話だなそう言うととか飛行
機のが
うるせえ飛行機のことがうるさい私の
恥ずかしい写真を取り出しやがっ
た恥ずかしい写真だから以前付き合ってい
た介が撮った写真だ
よ恥ずかしいと言われても実際に見ないと
分からんぞだから
見せろ持ってないよその写真は委長人が
持ってるんだそれはいいことを聞いた
みほは私の言葉を聞くと顔全体をさせて
怒鳴った見たら承知しないからなそうど
なるな要するにみほが言いたいことはこう
いうことなの
だろ卑猥な写真を見せられ委員長のえ委長
のことを口止めされ
たえ再び取られたいと思ったとか思わず
興奮してしまったとかうん僕はそっちを
選ぶいやいやんでもないんでもないよはい
はいんありがとうともゆっくり見てて
ください恥ずかしい写真を見せられ委員長
の悪について口止めされただな口止めされ
ただけだったまだいいんだけどさはいえゆ
さんでいいかなキラキラ8000
ありがとう来てくれてありがとう是非とも
ゆっくり見てて
くださいそういうとみほは白く長い指を
ぎゅっと握りしめ私はその態度が何を意味
するかは分からなかったがとにかく話を
続けることにし
たそのと男はどういう男だったのだ半年前
までは優しい人だっ
た子迫し写真を売り付けた男がか私だって
長夫人から聞いて初めて知ったんだ彼の
ことが大好きだったからあの人が喜ぶこと
だったら何でもしてあげよって思って
たみほは悲しそうな顔をするとカーテンが
少しだけ開いている窓の方に視を向けた
水銀の光が彼女の瞳の
そういうことか何がだ
よみの話を聞いて1つだけはっきりした
ことがあるだから何がだよ子が委長のを
知ったのは半年前だってことだそしてその
ことを教えたのは介だろ私もそうだと思う
そしてその時から私たち看護婦の周りで
おかばかり
んは
をける形できこを脅したそして自分は
スキャンダルに巻き込まれたくないために
要因を
やめる大したやつだな
全く優しかっ
た忘れてしまえそんな
男うるさいな私はあの男の話をするために
あんたを呼び出したわけじゃないよでは何
の話で呼び出したのだだからあの悪魔の
ような長を何とかしてくれって彼女は私の
依頼者だあの女が犯罪者でもかどうして
犯罪者だと断定できるのだ私に対してした
ことだけで十分に犯罪だよそれに私は見た
んだ何を見たんだ委長夫人と羊の作があの
夜休憩室のある通路に入っていたさあの夜
とは委員長が死んだ夜か美保は無言で頷く
とポケットから白いガーゼを取り出した
ちょっと待てそれは何時頃だ11時頃だ
11時といえば委員長が死体で発見された
と時間ではないのかあき子は1人では
なかったのかな再び無法は無言で頷くと
ガジを開いて私に見せる羊の作が走を変え
て立ち入り禁止のドアから出てきた時これ
を落としていったんだ
よ手術用のメスではないかそうだよ
このガーゼごと落としていったのかだいぶ
慌ててたみたいで落としたことなんか全然
気づいてない様子だったちょっと待て君は
委長が死んだ夜千里とずっと一緒だったと
言ったではないかいくら一緒だと言っても
1人でトイレにも行くしコーヒーを買いに
ロビーに降りることだってある
だろ私はみほの手からガーゼを受け取ると
注意深くそのメスを観察する月明かりで光
を放つそのメスには結婚こそついてい
なかったが指紋がかかに付着しているよう
だこのメスに触ったのかいいや永作の様子
がおかしかったからガーゼで包むようにし
て拾ったんだ賢いではないか私の弟子にし
てやるぞそう言うと私はもう一度注意深く
観察してからポケットにしまい込むあの女
絶対に何かある
よだろうなあんただったら
きっとその何かを掴んでくれると思ったん
だだから私にこのメスを預けたのだ
なみほは私の目をまっすぐに見ると真面目
な顔をしていったこの病院がなくなると
困る人がたくさんいるんだでもあの女が
やったことは絶対に許せないそれは私に
対する仕事の依頼なのかえ知っての通り私
は天才的な探偵だ私に仕事を依頼すると
いうことは私の価値を君が決めつけられ
決めなければなら
ないみほはしばらく私の顔を見つめていた
がやがて決心したかのようにはっきりとし
た声で言ったちょっとあっちを
てく私は彼女の言う通り窓の外に視線を
向けたカーテンの隙間からは夜空が見えて
おり名前も知らない小さな星がチラチラと
またいて
いる私が目にしている星のまきは億年前の
光なのだろうかあの構成の周りには地球と
同じような惑星が存在しているのだろうか
もういいよこっちを向い
てそれが私に対する評価なのだなあんたに
払えるほどのお金私は持ってないそうか
ならば遠慮なくいただこう
まずはその邪魔な腕をどかしてもらおう
か分かった
よこれでいいだよはいえ時神30ポイント
セありがとう是非ともくり見ててください
おっと飛ん
だみほが一瞬だけ私の顔を見たがすに顔を
背けると寂しげに言ったそうだよな私は恋
でももなくただお金の代わりなんだ
からにゃちょっと
待て
隠そうやばいやばいやばいやばい奥で隠さ
なきゃ事故ってしまった事故が起こって
しまったよ僕で隠さ
なきゃ事故が起こってしまったはいえ
パングさんえキラキラ30セキありがとう
見るなよそ見るやろいいではないか私の
自由
だみほは何も反論しようとせず少しだけ
悔しそうに唇を噛んでいるさてとそろそろ
始めるとしようあセガサタンじゃなく
アダルト版なんだいえセガサタン版です
セガサタン版じゃなかったら
ねセガサタン版じゃなかったらもう
ちょっと多かったっけか
確かわかんないえっとえサタン版ですこれ
うんサタンだよサタンさえ違うなサタン
最後の18金ではないな違った気がする
それ
はやなんだ震えているではない
か私はみほの肩をぐっと引き寄せると彼女
の薄い唇にそっとキスをしてやっ
た引き受け
たえ引き受けたと言っている
だろうでも
今のが前金だ後の半分は成功報酬として
もらうことに
しよう若い男は嫌いなのだろあんたは別に
嫌いじゃない
よ私は服を着ることを促すかのように窓際
に行くと再び視線を窓の外に向け
たその行為がクリップ君となった股をに
悟られないためでことは言うまでもない1
つ2つ3
つ私は夜空にまたたく星の数を数えながら
股間に集中した血液を体全体に戻そうとし
ていたもういいよ服を着た
からみほは黙ったまま私の顔を見つめてい
たその顔はなぜか後悔をしているような
それでいて安心したような微妙な表情で
ある
私ナースセンターに戻るよクリップ君と
なった股間について詳しくいや分からん
クリップ君がわから
んみほが思い出したかのようにぽつりと
言うちょっと待て1つだけ聞きたいことが
あったのだなんだもこの病室にある
カレンダーに印がつけられていることを
知っているか
印彼女は小首をかげてしばらく考えた後
今度は首を左右に振るそうか分かった
ももこちゃんも喋ってくれるようになった
から今度聞いてみるよいやそれはいい別に
大したことではないのだそうじゃあ私は
もう行くけどそうだな私も病室へ戻ること

しようみほは何度も振り返りながら
2085室を出ていった私はポケットに
ガーゼでくまれたメスが入っていることを
確認すると彼女の姿が見えなくなる頃を
見計らって廊下へと出る
私は病室に近づくほどに自分の松葉への
動きが早くなっていることが分かったその
理由は他でもないミホと会話しているうち
にひらめいたことが原因で
ある私の病室で美保が言った言葉をなぜ
あき子が知っていたか
[音楽]
だ私はエレベーターを5階で降りると
ほとんど走るぐらいのスピードで自分の
病室へと入っていく
私は息を整えながらドアの横にある
スイッチを押した廊下の薄暗さと比べて
眩しいくらいに部屋の中が明るくなっ
たさ
さんジョジは眩しそうに顔をしかめると
寝言を言いながら寝りを打った私は流行る
気持ちを抑えて自分のベッドの傍に
しゃがみ込む私の考に間違いなければ必ず
あるはずだ私はなるべく物音を立てない
ようにそれこそベッドの隅から隅まで
舐めるように調べ出し
た見つけてやった
ぞ私はベッドの下に取り付けられた奇妙な
機械を見つけ出したそれは水銀電池ぐらい
の大きさで黒く光る表面には何本かの
スリットが刻まれている盗聴期だな私は
その黒い物体に手を伸ばしかけた
待てよ私はベッドの上に腰を下ろすとその
まま腕組みをして考え込むこれはこのまま
にしておこう何かの役に立つかもしれない
から
な私は部屋の明りを消すとそのままベッド
に横になる今の時間を確認しようかとも
思ったがあと数時間で空がしみ始めること
は分かってい
ただんだんと確信に近づいていることは
確かだ私は目をつりながらとの会話をを
復讐するかのように思い出していた自然と
手がメスの入っているポケットの上に置か
れる私は両手をお腹の辺りで組むとその
まま体をベッドに沈めさすようにした頭の
中は妙にすっきりとしているが体は
ぐったりと疲れきっているのが
分かるやがて頭の中にモヤがかかったよう
な感覚になり体全体が温かい感覚に包まれ
てきた私はその感覚に逆らうことなく静か
に目を閉じることにする
おいはいえ匿さん5ポイントセキ
ありがとうあ10ポイント
セキュ
バ起きろ
よ全く可愛くねえ願だなうん
はい匿名さん20ポイントセンキュー
ありがとうどうしたんだよ目が真っ赤だぞ
寝不足
かこらやる
な昨日に続いて今日も男に起こされるとは
それも世界一声が美しくないと思われる便
にである
私は男に起こしてもらう趣味はないそんな
ことを言ってていいのか警察が本格的に
動き出そう警察
がそうだよ委長の止の結果があれだもんな
当然といえば当然だ遅いぐらいじゃないか
いやそんなもことないかふどちらにしろ私
には時間が残されていないのだそれより
指紋の鑑定の結果は出たか確か
今日の夕方頃わかるって言ってたな夕方
か知り合いの式に内緒で頼んだけどよ色々
と聞かれちまったぜ一体何のためにこんな
ことをしてるんだっ
て私は弁の言うことなど無視すると上半身
を起こしポケットからガーゼにくまれた
メスを取り出し
たなんだそりゃついでにこれの指紋も調べ
てくれおいおいまた指紋か
私はメスをガーゼでくるむと無言で便に
差し出す便はすぐには受け取らずまじまじ
とそのガーゼを見ていた全くよ人使いの
荒い探偵だ
ぜ私は確実に真実へ近づいているのだ便は
しぶしぶガーゼを受け取るとそれでも大事
そうにポケットへしまい込んだところで便
こんなに早い時間に何をしに来たのだ指紋
の結果が出るのは夕方なのだろあのな
自分で言ったことを忘れてないか俺はよ
西上探偵事務所とその後どうなったのか聞
に来たんだよはいえダッシンさんでいいか
なえキラキラ1009ありがとう是非とも
ゆっくり見てって
ください確かにネタを振ったのは私だが
それをどうするかは弁の腕次第だろ確かに
そうだけどよ何か面白いはないの
かっもでを見かけたぞ私のノりに昨日屋上
で会った時の落ち込んだ良子の表情が
浮かぶしかし今の私には同業者に道場する
ほどの余裕は
ない便夕方にまたこの病して
会おうわかった
よちゃんと部屋にいろよ
な弁は子供に言い聞かせる感じでそう言う
とロンドンブーツの足音を響かせて室を出
ていっ
たに残された時間は今日を含めて2日だ私
は清入れるように大きく背伸びをした私の
好きな血液が体中をかめる周り頭の中が
次第にはっきりして
くる
おはよう寝
てろさっき起きたばかりだよそれよりほら
朝食はとくの昔に運ばれてきてる
ぜそう言うとジョジはベッドの傍に置いて
あるトレを指さした
今日はみほちゃんが持ってきたんだけどよ
あんたの寝顔を見ては顔をあめてたぜだ
からどうしたというの
だ俺があんたを起こそうかって言ったら
まだ寝かせておけって言うんだよなんか変
なんだよな彼女の
態度そんなに疑問に思うならみほに直接
聞いてみればいいだろう私はトレイを持っ
てくるとベッドの上に座ったまま冷えた
朝食を口に運び続ける私は食夜のなどある
はずもなくとにかく胃の中に食物を
押し込めるためだけに口を動かし続けてい
たジョジは私の食べる様子をしばらく見て
いたがやがてそれに飽きると自分のベッド
へと戻って
いく私は空になったトレイをベッドの傍に
戻すと残り2日をいかに有効に使うかを
考えていた今までのようにただ行動するに
はいかないちゃんと目的を絞ってそのこと
を徹底的に調べなければそう考えた私は
まず何について徹底的に調べるかを考えた
そう私がまず調べなければならないこと
はよし現場である休憩室を徹底的に調べて
みえるか鍵の束はリから取り戻している
これさえあれば私はどこにでも自由に入る
ことができるん
だ私はッから勢いよくきとそのま廊下へと
出たその時である私の近が病院には
似つかわしくはない方向を
捉える余裕だな今からお仕事か
主任コロンの方向をふんぷんさせやがって
お前はホストかまあ僕ぐらいの容姿ならば
ホストだって殺せるだろう
がにババを相手にしなければならないほど
女にも金にもしてないんでね
そりゃよかった
な私は最上を押しのけるようにして再び
エレベーターへ向かおうとしたしかし
すれ違い様西城は私の腕をムズと掴むと声
を低くして脅すような怖色で言う無駄だよ
我々の合理的な操作の前にはお前1人の力
など歯が立つわけがないその割にお前の
可愛い部下は落ち込んでいた
ぞ彼女はまだ心マなのだ
これからは僕がこの事件を担当するほう
はいえメロンさんキラキラセンキュー
ありがとう是非ともゆっくり見てて
くださいそうかそれは
助かる私は西城の手をランバに振り払うと
今度こそエレベーターに乗り込み1回の
ロビーへと向かっ
たあんなボンボンが事件を担当したら
どんな事件でも迷宮入りになりそうだ
エレベーターの扉が開くといきなり周りの
が騒がしくなる連が言った通りこの病院は
よっぽど繁盛しているらしいあれだよねえ
白馬君だよねモチーフ多分あ違うかえっと
回答キットの白馬君が似たような感じよな
ボンボンで名探偵名探偵あっちは名探偵か
こっちはあれで違う
か私は人々の間を縫うように歩くと関係者
以外立ち入り禁止と書かれたドアの前に
立った開いているのか
とりあえず私はドアのノブに手をかけ力を
入れてみるするとその分厚い扉はガチャリ
という音ととにすんなり開いてしまった
騒がしいロビーからこの静かな空間に移動
すると同じ病院の中とは思えない感じが
する私は誰もいない通路を歩き休憩室と
書かれたドアに鍵を差し込ん
だ人の出入りがほとんどない休憩室は相
変わらずカーテンも窓もぴったりとざされ
ているようだ私は部屋の中をゆっくりと
見回すとここで委員長が死んでいた時の
ことを頭の中で再現しようとする委長は
あの椅子に座り机にふすような格好で死ん
でいたその机の上は綺麗に片付けられて
おり私の興味を引くようなものは1つも
置かれていないそしてその机の引き出しに
は鍵がかかっておらず予想したことでは
あったが引き出しの中には何も入ってい
なかった次に私は壁付けキッチン
当然中には何も入ってなかったがみほから
聞いた話ではここに麻薬のアンプルが並ん
でいたはずだ委員長が死んだ時ここには何
もなかったのだろうか私はちょうど目の高
さにあるキャビネットの棚を注意深く観察
したしかしそこには私が興味を持てるよう
な痕跡は何も
ないここにアンプルがあれば当然警察が
それを要集するだろうしかし警察は原始の
結果が出るまで委員長の悪役を知らなかっ
たような節がある
ここにアンプルがなかったのなら誰かが
隠したのかあるいは委長本人が死ぬ前に
処分をしたとしか考えられないぞ委長が
自分で処分をしたのならえ多ではなく自殺
だろう余地能力がなければ委長は自分が
殺されるなだと夢にも思わなかったはずだ
待てよ私の頭の中にある仮説が
浮かび上がっ
たここに誰かが毒物のアンプルを混ぜて
おけば
[音楽]
そうここに誰かが試案化号水素のえ試案化
水素のアンプルを混ぜておけばそれを知ら
ない委長が麻薬のつりで使用してしまう
こともあるだろう私はキャビネットを
じっと見ながら多の可能性も十分にある
ことを感じていたしかしこれはあくまでも
仮説であり物的証拠などは何も
ない私はやけに大きいベッドの上に座ると
もう一度部屋の中を見回すようにするこの
ベッドで死んだ委員長は仮眠を取っていた
んだ私は委員長がこの部屋で麻薬を使用し
ベッドに横になる姿を想像していたしかし
以前調べた時にはそれに関する形跡など何
もなかった私はベッドから立ち上がると
もう一度この部屋をくなく調べてみること
にしたもしかしたら何か身をしている部分
があるかもしれ
ないはいえマッシーさんキラキラ10選
ありがとう是非ともゆっくり見てて
くださいどのくらい調べ続けただろうか
残念なことに私のをくようなもは何1つ
見つからない私はばんだ額をパジャマの外
でうとこれ以上この部屋にいても時間の
無駄だと思っ
た私のような天才探偵が何も見つけられ
ないのだもう何もないに決まっているそう
考えた私は限られた時間を有効に使うべく
次に何をするかを真剣に考えてるそう私が
次にしなければならないこと
はえ以前に手がかりを見つけた屋上を徹的

はいパンダさんキラキラセンキュー
ありがとう是非ともゆっくり見てって
くださいそうだな手がかりを見つけたこと
がある極上をもう一度徹底的に調べてみる
か私は休憩室を後にすると通路を抜け
ロビーへと
[音楽]
戻る坊や泣かないでね
これこんなに遅かったっけこのイベント
なんかもうちょっと早かった気がして
た平よすぐにお姉さんが見つけてあげる
[音楽]
から困ったわねお母さんがどこに行っ
ちゃったのかしらでもこのパだから入院
患者の子じゃないの
そう言うとみほは子供を抱き抱えて行って
しまった看護婦という職業もなかなか大変
なものだな最も探偵業に比べたら生命の
危険などはないが満員電車とまでは行か
ないが絶え間なく人が生きしているロビー
を抜けると私は屋上へ行くために
エレベーターへ乗り込ん
[音楽]
だ私は誤解でエレベーターを降りるとその
まま屋上へと階に向うことにした廊下で
すれ違う何人かの患者が私に対して好の目
を向けている最近は写真週刊誌に出てい
ないはずだが私の地名度も捨てたものでは
ない
な私は階段を登りながらそんなことを考え

いる私が屋上のドアを開けた良子が驚いた
ような表情で目の前に立っている
私とりはほんの一瞬屋上で見つめあって
しまったこんな場所も査の対なのそう言い
ながらりは手に持っている紙コップを指先
では遊んでいるなんだそのコップは心し
あなたは調べている事件とは関係ない
わだこれは私が自動販売機で買ったココア
なんだそう
かと世間話をしている時間はない思った
はり
を調べることにする主人に言われたわもう
委長のことは調べなくていいっ
て要するにこの一見から下ろされたって
ことよ
ね私が良子の顔から視線を外した途端彼女
は私を引き止めるように言った私は無理に
笑顔を浮かべようとしている良子の顔を
じっと見つめてやるざま見ろて思ってるん
でしょふん私には関係のないことだそうだ
ねあなたには関係ない
ですそう言うとりは無理に微笑んだまま
屋上から見える景色に視線を向けるしかし
その瞳の色には表情とは対象的に悔しそう
な色が含まれているでも探偵としての誇り
を捨てなかったんだから後悔はしてない
わ意味不明の言葉を残して良子は足に階段
を降りていくすれ違う時彼女の長くウブの
かかった髪が私の方を軽く撫でた私は辺り
を注意あく見渡すと以前ここを調べた時と
の違いを探そうとするしかし見ての通り
屋上は全く変わらない様子で目の前に
広がってい
たそれでも調べなければ気が済まないの
だ心の中でそうつくと私は屋上の淵に沿う
ような感じで歩き回るもちろん一歩進む
ごとにその周辺を単年に調べたことは言
までも
ない屋上の風は冷たく感じられたがそれで
も私の背中にはうっすらと汗が滲んできて
いるはパジャマが汚れることなど気にもせ
ずある時は地面に生りまたある時は
覗き込むようにして調べ続け
た背中の汗でパジャマが張り付いたような
状態になった時であるようやく私は屋上を
調べ続けても何も得ことがないと思える
ようになった時間を無駄にしたとは思わ
ないぞ要するに自分で納得するまで調べる
ことが大事なの
だもちろん屋上には誰もいなかったが私に
はまるで誰かが話しかけるような感じで
そうつく
さてと次に私がしなければならないの
[音楽]
はよし自動販売機でコーヒーを買い心身共
にリラックスして
やろう私は階段を軽やかにとまでは言わ
ないが人波の速さで降りると1階に降りる
ためにエレベーターへ乗り込ん
[音楽]
だあこれか
これ
[音楽]
かマイクコードちょっと他うつ後ろ回さ
ないかなこれだめかこれやばいな音が入る
な何の音だて思ってたけどなんで音が入る
んだろうと思ってたけどあそういうことか
エレベーターの扉が開くと予想した通り
ありが装に包まれた私は日本中の病人が
ここに集結しているのではないかとさえ
思えてしまう私は人々が行きかう様子を
視界の隅で眺めながらロビーの片隅に設置
してある自動販売機の前に立っ
たまた
かまたあったなはいえシガさん来てくれて
ありがとうえキラキラセキ
ありがとう誰とだ僕とだ短期は呪を縮める
ぞ特に探偵の場合はなお前ごきにそんな
こと言われる筋合いは
ないそれより人らしく病室で大人しくして
いたらどう
だ真実が見え隠れしているのにここで操作
をやめてたまる
かはいえ浅水さんかなこんにちは
こんにちは来てくれてありがとうえ是非と
もゆっくり見てって
ください自動販売機に効果を入れながら私
はそう言ってやった西城は真実という言葉
を聞いた途端女のように細い前を引かせる
どんな真実なんだ行ってみろほれほっと
青汁だ
私は最上の花にホッ青汁を差し出し
たこんなもの飲むのかいや私のおりだお前
が飲め誰が飲むかそんな
ものそれよりもう子に近づくなよ私がいつ
あの女探偵に近づいたのだとにかくはこの
事件から外されただからおにて
女そう言うと西城は鼻を抑えたままロビー
の人混みの中に消えていった私はホット
青汁をゴ箱の中に投げ捨てると再び自動
販売機に効果を投入
する私には関係のないこと
だろう私は自動販売機からコーヒーを
チョイスすると奥に設置してあるソファー
に腰かけ胸のポケットから風の切られてい
ないタバコを取り出し
た指紋の結果が分かるのは夕方だったな
私は便にタバコの箱を渡した時のことを
思い出している夕方になればバージン
スリムについた指紋と私の愛用のタバコの
箱とメスについた指紋の結果が出るのだ
リエが私に嘘を言っていなければ指紋は
一致するはず
だ私はソファーの背もたれに後頭部がつく
ような感じで座ると支援を記者のように
吐き出している天井の照明の下で漂うその
煙を眺めながら私は頭の中をすっきりさ
せようと努していた私はこの病院に入院し
たことが運命であったような聞えしている
そう考えるとあの生生な女探偵にも感謝し
なければならない
だろうくらないこと
をたえ心の中のつぶやきにしても私から
感謝などという言葉が出てくるとは思わ
なかった私は自虐的な笑いを顔に浮かべる
とまだ水かけのタバコを灰皿で消すさてと
ここで永遠にリラックスているわにはいか
ない
ぞそうだリエが誰に鍵を持ち出させたのか
そのことを徹底的に調べて
やろうということはリエを問い詰めるしか
ないなそしてリエを問い詰めるためには
ナースセンターに行かなければならない
そう考えた私は殻になった紙コップを
ゴミ箱に投げ捨てた人特有のむせるような
空気を感じながら私はざに等しいロビーを
避けるようにしてナースに行くために
エレベーターへ
乗り込むはいえ新さんかなずんちゃんず来
てくれてありがとうえ是非ともゆっくり見
てって
ください私はエレベーターを降りると深夜
と雰囲気の変わらない廊下を歩き始めた
唯一違うところがあるとすればたまに患者
や看護婦とすれ違うことぐらいである
相変わらずナースセンターには看護婦の姿
が見えない私はカウンターに寄りかかる
ようにしてナースセンターの中を覗き込ん
だリエがいるではない
か一番多くの机でリエは人に1人何やら
仕事をしていた机の上にファイルを広げて
はそれを別の用紙に書き込んで
いる
ですがふと顔をあげた時私と視があった
彼女は一瞬驚いたような顔をしたがすぐに
微笑むとナースセンターから出て
[音楽]
くる何かご用ですか昨晩の出来事を忘れた

[音楽]
か彼女の顔から微笑みが消えると長い
まつ毛を伏せて廊下のタルに視線を落とす
昨日言ったはずですそのことだけは言え
ません君は委長を殺した犯人になりたいの
かそんな委長が殺されたなんて決めつけ
ないで
ください君が隠し事をするから余計な誤解
を産むのだリエは廊下に視線を落とした
まま貝のように口を閉ざしてしまった多少
強引なことをしても仕方がないだろう私に
はもう時間が残されていないの
だ男の魅力で口彼女の口を割ってやるなん
でそうなっ
たいえ私の顔を見るのだ
さ誰に鍵を持ち出されたの
だ私はリエの唇を割るようにして下を彼女
の航空内に差し込まとする私のこのテクに
かかれば彼女は操り人形のごとく私の言う
ことを聞いてしまう
だろうそうなるわな
[笑い]
痛いではない

ど予想に反してリアは私の体を押しのける
ようにしてえ押しのけるようにした普段の
私であれば女の力などに屈するわけはない
が残念なことに今の私はひな松使いである
私のテクに問えるとは大した女
だ私が犯人だと思われても言いたくあり
ませんここ1番の根性は男よりも女の方が
強いと聞いたことがある特に彼女の場合は
精神的に追い詰めるほど口が固くなりそう
であった今回はこれで勘弁して
やろう彼女の口から真実を引き出すには
何かが必要であることは確かだろうしかし
それが物であるのかあるいは新しい情報な
のかまでは私にも分から
ないもういい聞いた私がバカだったようだ
私の顔を見ながらリエは済まなそうに
ナースセンターの中に入っていったそんな
に済まないと思うならとっとと本当のこと
を言えばいいだろう
に私はリエが元気なく椅子に座り机の上で
ファイルを広げるのを見ながら次に何を
しようか真剣に考えてい

さてあき子についての不明な点を私は
もっと徹底的に調べるべきだろうそうする
ためには明子自身と会い徹底的に質問し
なければならない
私はナースセンターを後にすると委長室に
行くためにエレベーターへと乗り込んだ
入院して今日で何日目
だろう理由は分からないがエレベーターの
照明を眺めているちにふとそんなことを
考えて
しまう私は1階でエレベーターを降りると
人混みを避けるようにしてロビーを
横切る待ち合いの椅子に座った中年の女性
が健康以外の何者でもない顔色でに話をし
ている私は思わずどこが悪いのか質問して
やりたい衝動に駆られてしまう私は人々の
間を縫うように歩くと関係者以外立ち入り
禁止と書かれたドアを開け赤ちゃん色の
カーペットが引かれた通路へと入っていっ
た騒がしいロビーからこの静かな空間に
移動すると同じ病院の中とは思えない感じ
がする私は誰もいない通路を歩き延長室と
書かれたドアをノックしてやる
しばらくしてドアが開くとその隙間から作
が顔を覗かせる何のよううるさい明子は
いる
かちょっと待っ
てよそう言うと作は一旦扉を閉めようとし
たしかし私は素早く松葉の先をこじれると
ドアを無理に開けるようにして臨調室へと
入って
しまう誰が入っていいと言った
いいのよ
作きっと貝原さんは焦ってらっしゃるの
ねそう言うと明子は女性の温かさが全く
感じられない表情を私に向ける彼女の視線
は相変わらず氷のように鋭く私の目をいく
ような瞳の色をしている原さん操作の方は
いかがですか心配する
な今日を入れてあと2日楽しみです
よ明子は口に手を当ててわざとらしく笑っ
たその様子を見ていると彼女は私との
ゲームを楽しんでいるようにも
見える楽しそうだな早く明日になって
ほしいと言いたそうだ誤解しないで
くださいね明日までと期限を切ったのはお
世話になっている西城探偵事務所の顔を
立てたからですわ
あき子は足を組み替えると椅子に座り直し
ような仕草をす一瞬だけあき子の高価そう
な下着が私の目の中に飛び込んでくる貝原
さんここにいらっしゃったのは私に聞き
たいことがあるからですよ
ねもちろん

ただし以前に質問したことを繰り返すのは
やめてくださいねもし同じ質問押されたと
しても私の答えは変わりまんはいえ
ラブリーさんキラキラ1セキュありがとう
是非ともゆっくり見てって
ください私の視線の向きを観察するように
見ながらあき子は冷たい怖でそう言っ
た私があんたに聞きたいのは目は聞くが
なぜ屋上にリエを呼び出したのだ顔色こそ
変わらなかったが明子の表情に変化があっ
たことを私は見逃さなかったあき子は何と
答えるか試案しているようであったが
しばらくして諦めたかのように話し
始めるさすがですわ
ねどうしてそのことを知ってらっしゃるの
私はあき子の言葉を無視すると畳みかける
ように質問してやることにしたあのメモを
見せた時あんたは知らないと言ったな貝原
さんが余計なことで頭を悩ますと思いまし
たからわざと言わなかっただけです
ね私が頭を悩ます牧野さんを呼び出したの
は主人の日とは関係ないこと
です私は彼女に個人的な話があっただけ
ですから委長が死んだ夜にそれもあんたが
発見する10分前にどうして屋上で約束
する必要があるんだ何が言いたいのかしら
明子は次に私が言うことを予想したのか
早くもそれに対する答えを探しているよう
であったあんたは11時に委長と約束をし
てたんだどうしてその10分前にと束
それはそこまで言いかけると明子は黙って
しまった彼女は私に表情を読まれまと必死
で平成を保っているようでも
あるおい
探偵私が奥様の代わりに屋上に行くつもり
だったの
だんだっ
けはいえガラシャガラシ来てくれて
ありがとう是非ともゆっくり見てって
ください黙りかねたような感じで栄作が
助けブレを出したかかえーえしかしこれ
こそ私の作戦通りの言葉だったのだそうか
では聞く
があんたが委長の死体を発見した時1人
だったのかそう言うと私はあき子の顔に
鋭い視線を向けてやるもちろんですわこれ
は警察の方にもお話をしたこと
ですそこにいる質と一緒だったのではない
か明子の顔色が初めて変わった彼女は私の
顔を恐ろしい表情で睨むと去勢を張った
ような感じでいる誰がそんな嘘を言ったの
かしらおい作委夫人の代わりに屋上に行く
人間がどうしてその院長夫人と一緒にいる

だ作は額に汗を浮かべてチラチラと明子の
顔を見上げている原さん誰がそんなことを
言ったのかは知りませんが
私たちが一緒にいたという証拠でもあり
ますねそうか私の得た情報は真っ赤な嘘
だったのかな私はひっぽくそう言うと便に
渡したメスのことを思い出していたメスに
ついた質問がこの執事のものなら物的証拠
となるだろうメかしらそんな適当なことを
言う人
はあんたの言う通りだ私も明日が楽しみに
なってきたぞ明子の瞳の奥に青白い炎が
彼女は私の目を見据えたまま老人形のよう
にじっとしてい
た原
さん今日は気分が優れませんの彼女が何を
言いたいかは分かっていた想像以上に私が
いろんなことを知っているのでこれ以上話
を続けることは避けたいと考えたのだろう
まだ聞きたいことはあるのだがまた今度に
してくださる子はそういう以上私は室と
出るしかないのだろうここにまったとして
も彼女が私に新しい情報を与えてくれると
は思えない私は彼らに背中を向けると明子
の言う通り委長室から出ようと
する貝原さん私は立ち止まると明子の方を
振り返る私が主人を殺したのならあなたに
仕事を依頼すると思い
ます私はあんたが委員長を殺したなんて
言ってないぞ言わないだけで
そう思っているの
でしょさあ
なもしそうだとしたらがっかりですわ
ねあなたの探偵としての力を評価しすぎて
いたことになりますわ私はあんたに依頼さ
れた通り委員長が多であることを実証する
だけだたえそれがあなたにとって好ましく
ないことでも
なそれなら心配ありません
わのに私は関係してません
ものはいえ秘かりさんキラキラ59
ありがとう来てくれてありえ今日も来て
くれてありがとう是非ともゆっっくり見
てって
ください私はあき子の言葉に返事をしない
で委長室のドアを開けると後ろ手でドアを
閉めてやった今頃あの2人は小声で何やら
話しているにしい
ないどうもあの女と話をすると体力を異常
に消耗してしまうそれでも私は次に何を
するべきかをすでに考えてい
たそうだなカレンダーにつけられた松印と
いいどうもあの少女のことが気に
なる私は延長室を後にすると通路を抜け
ロビーへと戻る人込みという言葉はこの
ロビーのためにあるのではないかと思って
しまう私は人々のえを縫うようにして歩く
ともこの病室へ行くためにエレベーターへ
乗り込ん
[音楽]
だ私は5階でエレベーターを降りると自分
の病室を通り過ぎもこの部屋の扉ドアの前
に立つもちろんドアはぴったりと閉ざされ
ており部屋の中から物音1つ聞こえてこ
ない相変わらず返事はない私は昨日の夜と
同じように勝手にドアのノブを回してやる
ことにした
でっかクマ
でっかぬいぐるみめっちゃ
でかなんだお前もいたのかそれなら返事
ぐらいしろ返事をしようと思ったらもう
ドアを開けていたのは誰よ大体私はお前
じゃなくてかていう可愛い名前があるん
ですからね口だけはなやつ
だい話があるお前は遠慮するのだそう言う
とカナはプート法を膨らませる何を私に
聞かれたくない話をするわけそうだお前の
悪口を言いまくってやるそんなこと言っ
ちゃっておじさん本当は優しい人なん
でしょカナは思いっきりコケティッシュな
表情をすると私の顔を好奇丸出しので
丸出しで覗き込んだしかし百戦連の私が
この動え正臭い少女に負けるわけがない
はいえおさんセルフレベル

ありがとうはいレベルアップおめでとう
いや見てない間に多分見ていなかったで
あろう間に事故が起こったけどな
うんそんなことを言うと許してちょんまげ
をしてしまうぞ私の手がパジャマのズボを
下ろそうとするその様子を見たかは顔を
引きつらせて私に聞いてきた
してちょげて私のことをここをお前の頭の
上に乗せてやる
変態耳まで赤くしたカナは大きな瞳を
クリクリと動かして叫んだ私はもう一度
子供に言い聞かせる感じで彼女に言って
やる話はすぐ終わる廊下に出て待っ
てろ顔を赤くしたままかはももこの方に
視線を向けたももこ
いいももこは無言でこりとをなく
探偵さんかなちゃんいじめないで何事故っ
ただと事故っ
たかが部屋を出た途端もこはあけない顔で
私に話しかけてきた別にいじめてはいない
私病室から出られないからかなちゃんが話
相手になってくれる
の病室から出られない倒れてから
が出ちゃいけないっ
てそうかそれは彼女に悪いことをし
たもこと話をしているとどうも自分が普通
の人間になり下がる気がしてくる私は手
身近に要件だけ済ませて早くこの部屋から
出たい気になっ
て探偵
さんまた印の
話隠し失敗そうそうそうそう
彼女はあけない表情のまま唐突にそう聞い
てくる聞きたいのは山々だがどうせ答えて
くれないんだろうんこのことは誰にも言え
ない
のきっと死ぬまで言えないと思うわかった
ではヒントをくれヒントヒントぐらいだっ
たらいいだろだめだってささんが言うもの

を探偵さんさんは頭がいいから余計なこと
は言わない方がいいておさんくそなんでだ
よタイミング
タイミング確かにその通りだがそれこそ
余計なことだ聞きたいことてそれだけいや
別にそれだけはないが実は印のことだけを
聞きたかったのだがとっにそう答えて
しまった私は頭に浮かんだをに質問して
みることにしたでは聞くが委長先生が死ん
だことは知ってるのか知ってる誰に聞い
たももこは何かを考えるかのように長い
まつ毛を伏せては伏せてはまたあげる
私忘れちゃったそう
か聞きたいことっ
て委長先生が死んだ時どこにいたのだ
つまんないそんな
質問つまんないだってももこ長先生がいつ
死んだのか知らないんですもの委員長が
死んだのは3月21日の夜だ覚えてない
けど多分ここで寝てたそうかここで寝てた


ねえ長先生はどんな人だったんだ
先生は太った人それだけ

ももこあの
人嫌いだったどうして
だ私がそう聞くとももこはなぜか頬を
バラ色に染めただっ
て嫌いなんだ
ものこれではまるで子供同士の会話である
今の答えはバカボンのパパはパパだから
パパなのだに近いものがあったそうかでは
違うことを聞くと
しよう委長富士のことは知っているのか委

夫人私の顔を見上げるようにしてもこは
軽減そうな顔をする委長先生の奥さんそう
延長先生の奥さんだ知らない
けど見てみたい見てみ
たいうんどんな人か見てみたいの
そう言うともこは窓から見える景色に視線
を向けるもこは私のように好奇心が大勢な
女の子のよう
だ私とお
話す看護婦の中で1番好きなのは誰なのだ
みんな好きだ
けど1番はささんおお胸が大きいから
かももこは不思議そうな顔で私の目を
じっと見ているどうやら彼女には大人の
冗談が通じないようだささんは探偵さんの
ことを教えてくれる
からだから好きおおどんなことを教えて
くれるのだ内緒そう言うとももこは胸の
辺りで手をもじもじとさせる私はもこと会
し続けても永遠に彼女のことが理解でき
ない気がしてき
た聞き
たいにははいるのかももこの彼氏
は王子様な
の私はこういう言葉を聞くと吐き気がして
くる性格だ夢の世界ではなく現実の彼氏は
いるのかと聞いているのだももこは少し
怒ったような顔をすると大きな瞳をさらに
大きく開いて私の顔を見る夢なんかじゃ
ない
もの1度もももこに会いに来てくれない
けどももこの瞳の中が黒く寂しげになって
くる彼女は小さくため息をつくと目を伏せ
たままじっと何かを考えているようであっ
たそんなもの落ち込んだ表情を見ていると
ついつい私らしくない言葉が口から出て
しまうそうか王子様は夢じゃないんだな
言った尻から吐き気がするしかしもも子は
私とは逆に嬉しそうな顔をするとこくりと
頷いた最初はねももこが人気に書いていた
のそうしたらちゃんと王様から返事が来て

返事そうお手紙が来たのその手紙はどこに
あるのだ王子様が読んだら捨てなさいって
王子様が手紙を捨てなさいうん手紙も日記
も捨てなさいってはいえ風ささんでいいか
なこんにちはこんにちは来てくれて
ありがとう是非ともゆっくり見てって
ください
えさんでいいかいはいラ選
ありがとう彼女の言っていることが本当
なら本当に王子様は夢の世界の話ではなさ
そうだ私はその王子様のことをもっと
詳しく聞いてみることにしたその王子様は
手紙を何度もくれるのかだめあんまり話を
すると王子様に怒られちゃうここまで話し
てそりゃないだろうだっ
て探偵さんが様いるてく
からそういうともこは長いまつ毛を伏せて
白い頬を淡いピンク色に染めた私の王子
様探偵さんみたいな人だといい
な私がその王子様を探してあげようながら
もっと王子様についての詳しく聞きたいの
だいいの王子様はきっともこを迎えに来て
くれるのもこの視線がそれ以上の質問を
拒絶するかのように窓の外に向けられる
彼女は窓の外から白にまたがった王子様が
迎えに来るとでも思っているのだろうか私
はこれ以上質問しても無駄だと思った
そして私には無駄な事業も過ごす余裕など
ない君は将来何になりたいの
だもこの瞳から寂し気な色が消え失せると
恥ずかしそうにういたまま答える私勉強し
て看護師さんになりたいそうか君だったら
きっとなれる
だろう私はこのような会話に耐えられる
性格をしていなかったこれではあき子と
会話をしていた方が100倍増しだと思わ
れる探偵さんはどうして探偵さんになった
の私は
えっとはてどうして私は探偵になったの
だろうなかなか鋭い質問をする少女だと私
は思ってしまった試験に合格したからそ
そうなのだ試験に合格したから探偵になる
ことができたのだ私もいっぱい勉強して
看護婦になりたい
私はこの話題を早々に切り上げて他の質問
をすることにしたカレンダーにつけられた
バチは何を意味するのだ私はドサ草に紛れ
て質問してみたが彼女には通用しなかった
ようだもこは私の質問が聞こえなかったか
のように窓の外に視線を向けてしまって
いる仕方がない質問を変える

私少し疲れちゃったそうか随分と長く話を
したからな
うん探偵さんのせいじゃない
[音楽]
のももこは車椅子を動かすとベッドに横に
なろうとしている1人で平気かうん慣れ
てるからはいえかやマンさんこんにちは
こんにちは来てくれてありがとうはいえ
しこさんキラキラ30かなえセンキュー
ありがとう彼女がベッドに横になるのを
見届けると私は病室から出て行こうとする
また来て
ね私はなぜか返事をする気になれずもこに
背中を向けたまま廊下へと出
た何が徹底的に調べれだ結局何も聞き出せ
なかったではないか1番知りたかったバの
ことも私は聞き出せずにいたどうも彼女と
話をしているとラテン系のパワーが発揮
できない
もう何がすぐに話は済むよ随分と待たせる
じゃないそうね
うるさいどうしてこんな人がいいのか
不思議だわあなただってそう思う
でしょ何の話
だももこはねあなたのことが好き
みたいそう言うとかは自分の手で
ポニーテールの結を握りパタパタとぽのよ
に動かしだってねもったら探偵さんの話
ばかりするのよふざけるな私はロリコンで
はないぞ失礼ねもは子供じゃないんだ
からカナはポニーテールの結び目を握った
まま頬を膨らませてもの病室へと入って
いくここでじっとしている場合ではない
ことは分かっていたが私の体は何とも言え
ない巨感に包まれていた慣れない会話を
するからだ私はドアに寄りかかっていた
背中をすとにするべきかを考えているたえ
42.195kmを走り切った後でも探偵
は行動的でなければならないの
だそう私はもっと日野という意志について
知るべき
だろう日野という意志を知るにはみほに
聞くのが一番だみほはナースセンターに
いるだろうか私はもこの病室を後にすると
そのままナースセンターに行くために
エレベーターへ乗り込ん
[音楽]
だ私はまだのことを考え続けているなぜか
は分からないが彼女のことが妙に気になっ
てしまうのだ私はもこの顔を思い浮かべ
ながらかと言って何を考えるわけでもなく
じっとエレベーターの天井を眺め続けてい
た私はエレベーターを降りるとそのまま
ナースセンターに向かって歩き始める窓1
つない廊下を歩いていると今が深夜だと
言われても信じてしまいそう
だ相変わらずナースセンターには看護婦の
姿が見えない私はカンターにかかるように
してナースセンターの中を覗き込んだ相
変わらずリエは一番奥の机で何やら仕事を
している私は自分がいることを知らせるか
のように咳払いをしてやったはいももこ
ももこ
ちゃんなんというタイミングですかはいえ
ももこさんこんにちはこんにちは来てくれ
てありがとうえぜひともゆっっくり見てっ

くださいももこちゃんのとこの話をしてた
後にももこさんが来たねすげえななんと
いうタイミングだ

海部あのまた何かご用ですか今度はみほに
用があるのだ彼女はここにいないのか外来
が忙しいみたいで手伝いに行きました
けど私は手ぶらで帰ることもないと思い家
に日野正介のことを聞いてみることにした
日野介という男の名前を知っている
ななんで今僕片言になった内科の先生で
半年前に病院をやめられましたはいえ
まもりさんこんにちはこんにちは来てくれ
てありがとうえ是非ともゆっくり見てって
くださいはいえよたさん来てくれて
ありがとうえしこさんまた10ポイント
センキューえまりさんキラキラ10セキュ
ありがとうどうして病院をやめたのか知っ
てるかさここまでは知りません
けど突然いなくなってしまってだいぶ立っ
てからやめたことを知らされました迷惑な
誰からみほさんからですで日野というやは
どんな男だったん
だ私がそう聞くとリエは答えにくそうな
感じで
口ごもるここだけの話だ答えろ怖い感じの
する先生でした怖い
感じなんとなくですけど口の聞き方とか
暖房でしたしふん
そう
かさすがはあの委長夫人を落としただけの
ことはある私の頭の中にぼんやりと日野介
という男の姿が浮かび上がってきたあの
すいません私夕方までに整備しなければ
ならないカルテがあるんですけど5回も
あるんだったらあの病棟事務雇ったらどう
すか
ね5回もあるんだったら平等じ雇い
ましょう
や私は彼女が椅子に座り仕事をする様子を
眺めながら次に何をするべきかを考えて
いるそう考えながらも私は一応ポケット
から懐中時計を出して時間を確認したもう
夕方ではない
か時間が経つのは早いものである金色の
ケースでできたその時計は早くも弁との
時間のえ約束の時間であることを告げて
いる私はナースセンターを後にすると自分
の病室に戻るためにエレベーターへ
乗り込んだ
面像はもう来ているだろうか誤解で
エレベーターを降りた私は便がすでに来て
いることを願いながら洋室へと
戻る私の期待に反して弁はまだ病室に来て
いないようだこの天才的な探偵を待たせる
とは全くもっていい度胸をしているまあ
いいここは私の病室だからな私は窓際に
松葉勢を立てかけベッドにごろりと横に
なった少しだけ開けられた窓からは気持ち
の良い風が流れ込んできて
いるよく寝た
ないつ戻ってきたん
だ隣のベッドで寝を立てていたジがももと
起きてくる奴はわざわざ私のベッドの横に
来てから背伸びをすると鍋になった目を
シャツの袖で拭ったお前本当によく眠る
やつだ
な俺って昔からそうなん
[音楽]
だその時である聞き覚えのある靴音が廊下
から響いてくる私は上半身を起こすとその
音の主が部屋に入ってくるのを待つことに
したすげえ音だな私は目でジジに自分の
ベッドへ戻るようを愛したやはつまらな
そうな顔をすると顔でも洗いに行くかのか
タオルを持って廊下へと出て
いくはいえツマさん20ポイント
センキューありがとうえぜひともゆっくり
見てって
くださいウボさんキラキラ10センキュー
えマブリさんキラキラ50ですね
ありがとうちょうど常時と入れ替わるよう
な感じでロンドンブーツの音を響かせ
ながら弁が部屋に入って
[音楽]
くるおのでのが
だそう言うと弁は額に浮いた汗を汚れた半
かしでせわしなく
吹く私はすぐにでも指紋の結果を聞きたい
気分ではあったがとりあえず便から話し
出すのを待つことにしてやった
え面像はポケットから透明のビニール袋を
大事そうに取り出すその中には私が渡した
バージンスリムの箱が入っていたは
もったいぶるような感じでもう片方の
ポケットから今度は見慣れた赤い箱が入っ
たビニール袋を
取り出すまだあった今度は胸のポケット
からメスの入ったビニール袋を取り出した
奴はそのビニール袋を私の目の前で
ヒラヒラさせている無理を言ってよこれも
一緒に調べてもらったん
だ私の我慢は限界を超えており連から話し
だすのを待つ気持ちなどに消せている来い
私はと弁の上を同時に引きつかむと奴を
廊下に引っ張り出し
たなんだ
よ病室は場所柄が悪い廊下で話をするのだ
便は不思議そうな顔をしていたがやがて
意味ありげな笑を浮かべたまま話し始め
たなんかわからねえけどとにかく問のこと
は調べたぜそう言うと弁はポケットから
黒い手帳を取り出す
バージンスリムの箱についていた指紋と
貝原のタバコの箱についていた指紋技だな
一種だけ同じ人間の指紋がついていること
が確認されたぞそれこれ俺ちゃ自分じゃ
ないのか1種類
だけそうだお前この2つのものに触ったか
うん触ったぞだったらこれはお前の紋こと
だ2種類の間違いではないの
か連は私にや臭い息を吹きかけながら
きっぱりと言った俺の耳はまた現役だぜ
聞き間違えるもん
か私はリからあのメモを書いたのが彼女で
あることを聞いているそしてそのメモは
バージンスリムの空き箱に挟まっていた
ものだしかし鑑定の結果ではエが私に嘘を
ついたことになって
しまうあのタバコの持ち主はエではなかっ

そうするとメモを書いたの彼女ではない
ことに
なるそれでよこのメスについていた指紋と
貝原のタバコの箱についていた指紋にも
同じ人間の指紋が確認されたん
だそしてこのメスには1人の人間の指紋
しかついていないって言って
たちょっと待て私はそのメスには触ってい
ないぞそうなのかじゃあ誰がこの両方に
触ったん
だ私は頭の中で懸命に筋を合わせようとし
ていたさてとこれで俺の話は終わりなんだ
けど
よ最探偵事務所とはどうなったんだお前の
ことだからなんか無茶をしたんじゃない

おい俺の言うこと聞いてるか
私は便を廊下に残したまま病室に戻ると
ベッドの上に横になってしまっ
[笑い]
たお廊下から聞き苦しいダミ声が聞こえて
くるしかし今の私は奴の呼びに呼びかけに
返事をするつもりは
ない
おいよ
本当に勝手なやつか
な今度来た時は絶対にネタをもらう
ぞ私は廊下に響くロドブーツの音を聞き
ながら指紋のことについて考え続けていた
はいえ冬のさんガシガシ今日も来てくれて
ありがとう是非ともゆっくり見てって
ください面が嘘を言うわけはないだろうし
ましては私がやの言葉を聞き間違えるはず
もない
についていた指紋と私のタバコの箱につい
ていた指紋が一致しないということ
はバージンスリムの箱はリエのものでは
ないそう当然バージンスリムの箱はリエの
ものではないことになる私のタバコの箱に
リエの指紋がついていることは確実で
そしてバージンスリムの箱には同じ指紋が
ついてい
ない私の通りにリエとの資料師での会話が
思い出されるリエは確かにバージンスリム
の箱も霊のメモも自分のものだと言った
はずだしかし真実はそうではないようだ
もしてそうであるのなら私のタバコの箱に
ついた指紋と同じ指紋が1つついてい
なければなら
ないそしてその代わりに栄作がロビーで
落としたメスには私のタバコの箱についた
指紋と同じ指紋がついているそう考えると
メスについていた指紋はのということに
なるしかしどうして彼女の指紋しかついて
いないメスを作が持っていたのだろう
か一瞬私のノりに先行が走ったなんか
ニュータイプみたいなはいかさんはいはい
来てくれてありがとう是非ともゆっくり見
てって
ください私の頭の中で複雑に絡まっていた
が部分だけではあるがけたような気が
するがのいを持ち委長を殺しに行くしかし
なぜリエなのか私は手の平がばむのを感じ
ながら考え続けていた明子はリエの両親が
この病院で死んだことを知っていたのでは
ないか私は手の平どころか足の裏まで遊ん
できている何らかの方法でメスにリエの
指紋をつけそれで委長を殺す批判である
リエには屋上に1人でいるわけだから
ありいが成立しないそうバージンスリムに
ついた指紋にはリエのものではなかったが
リエを屋上に呼び出したことはリエも
あき子も認めているのだそしてあき子と
栄作が休憩スに入った時すでに委長は死ん
でいたそれに慌てた作がロビーでメスを
落とししかしそれならなぜバージンスリム
にリエの下がついていないの
ださすがの私にも多少の焦りが感じられた
片方の辻を合わせようとするともう片方が
合わなくなって
しまうドアをノックしているはいぶんぶん
さんこんにちはこんにちは来てくれて
ありがとう是非ともゆっくり見てください
えまつえまんパラダイスさんえ来てくれて
ありがとうキラキラ100セキュ
[音楽]
ありがとう
はいベッドに座って雑誌を読んでいた
ジョジが私の顔色を伺いながら返事をした
やは私のナーバスな雰囲気を感じとったの
かこの部屋に人を入れてもいいものか
ためらっているの返事を聞いたその人物は
勝手にドアを開け部屋の中に入ってきた
しかし私はそれが誰であろうと話をする気
にはなら
ない
あの話があるんだ
けどしば氏の沈黙が病室を支配するしかし
私にとってこの沈黙は邪魔どころか歓迎す
べきものである私となんか話をする時間が
ないことは分かっているけどそれでも聞い
て欲しい
のどうしてくれ
よあ人は何なの
だり子は少しだけ嬉しそうな顔をすると私
のベッドに近づき小声で言っ
たあのね委長夫人には余計なことを言わ
ない方がいいわちょっと待ったさえ勝手に
喋るのはそれこそ勝手だがこっちにも都合
があるのだベッドの下には長長期が仕掛け
られている両子が言おうとしていることは
あき子には聞かせない方がいい内容らしい
両子こっちに来るのだそう言うと私は両子
に廊えれるようを流し
[音楽]
たどうした
の都合があると言っただろう
それより子に余計なことを言うなとはどう
いうこと
だこの一見から下ろされる前に主人から
言われた
のあなたが得た情報は長夫人が知っている
だからそれを長婦人から聞き出せて
そう言うと子は悔しそうに唇を噛んだ天才
的な探偵である私はその表情を見ただけで
彼女がなぜ下されたのかが一瞬で分かって
しまうなるほどな
したお前はこの一見から下ろされたって
わけ
だ両子は私の言葉を肯定しなかったが彼女
の表情がそうであることを物語っている
両子はその時のことを思い出したか顔を
蒸気させ興奮した持ちで言ったそんな操作
の仕方はフェアじゃないわそんなことをし
たら最初からあなたに負けたことを宣言
するようなものですものおいあまり大きな
声を出すなごめんなさいここは病院だった
わね
違う私のベッドには盗聴機が仕掛けられて
いるのだあまり大きな声を出すと聞こえて
しまう子は一瞬巨とした顔をすると何か
喋ろうと口をパクパクさせていたが肝心の
言葉が出てこない様子だった私は
ファントマもするように身振り手振りで
盗聴機がベッドの下に仕掛けられている
ことを子に教え
た誰が
なんかに決まってるだろお前のう通りあの
には
ない子は無言で頷くと部屋を子と覗き込む
ようにしてベッドに目を向けたその時の
彼女の視線はそれなりに探偵らしい瞳の色
をしてい
たあなたと先生堂々と戦いたかったのはい
え小太郎さんキラキラ1009
ありがとうはいえあまさんキラキラえっと
キラキラ10センキューありがとうも来て
くれてありがとう是非ともゆっくり見てっ
てください
[音楽]
私と勝負するなど10年
早いそんなことは分かっているけどほほ
随分と素直ではないか子は今までで一番
女性らしい仕草をしたつまり多少なりとも
謙虚な態度を示したということ
だどうして私に長期のことを教えてくれた
のお前が余計なことを言いそうだったから
だそれだけそれ以外の理由があるなら私
教えてほしいそういうお前こそどうして
最上を裏切るような真似を
する主人じゃ無理だわ何が
だ両子は言葉を探すかのように目を中に
漂わせた私は真実は知りたいのそれは私も
同じだでも私はもう事件を操作することが
できない
だからあなたに真実を見つけてほしい
の真実さえ分かれば私は事務所を首になっ
てもいい両子は真剣な目で私の顔を見
ながらそう言ったそれは西上探偵事務所の
探偵ではなく1人の探偵として私に協力し
たいということ
かよこは真剣なしのままりとなくさんて
看護婦がいることは知ってるわよね知って
いる
彼女のご両親がこの病院で亡くなっている
わそれも知っているしかも死が治療ミスで
はないかという噂もある両子は目を大きく
見開いて驚いた顔をしたさすがねあなたが
このことを知っていた
なんてでもそのことが分かったのは委夫人
が看護婦の崇を私たちに調べさせたからな
のもしかするとそれは
委員長が死ぬ以前の話でそれは半年以内の
話だ
などうして分かるのちょうど半年前ぐらい
に委夫人から依頼があったのよとにかく子
はリの崇を知っていたのだなそう双子だっ
たことも長人知てる
わもう本
ありがとうはが大きく目を見開く番となっ
た私は良子の顔を瞬きもせずに見つめると
彼女が言った言葉を確認しようとするいき
さんガラシアガラシア来てくれて
ありがとうキラキラ銃石ありがとうえ是非
ともゆっくり見てってください双子Dさん
がお姉さんで妹の知恵さんは両親が死んだ
時に親戚に預けられてその後に幼女になっ
てるわそう
かそうだったの
か私の頭の中の会が解け始め今まで不鮮明
だった部分が見えてきたような気がする
それが委長の死と直接関係あるかまでは
分からないが何かが分かりかけていること
は確かだここでじっとしている場合では
ない
だろうそう考えた私はすぐにでも行動を
起こしたくなっていた両子も私の気持ちを
理解したのか急に体をそわそわさせる私
病室で待ってるわ彼女は自分の感情を
抑えるかのようにそう言ったかに子と2人
で行動するのは余計な問題をみそうである
勝手に
しろわざと邪険な言い方をした私は流行る
気持ちを抑えつつ最初に何をするべきかを
考えてい
たえっとリエと話をするためにそう私は
リエと話をするためにナーセンターへ
向かうことにしたもちろんそれは私の鍵を
奪った謎の人物について確認するためで
ある
しかしなぜリエが双子であることや彼女の
両親がこの病院で死んでいることを明子は
私に教えないのだろう私はエレベーターの
中でいきなり基本的な疑問に気づいて
しまった考えてみれば不思議である委員長
が多でもある可能性が増す情報であるなら
ばあき子にとっても不都合はないはずだ
そのことを言えない何かがあき子にはある
のだろう
[音楽]
かはいえアビさんキラキラ100
ありがとうもゆっくり見てて
ください考え事をしていたせいかあっと
いう間にエレベーターは2階へとつく私は
走るぐらいの感覚で松葉杖を動かすと
まっすぐにナースセンターへ向かうことに
するなんでお前がいるんだ
よなんでお前がいるんだよ
あなんだそれは私のセリフだこんなところ
で何をやってるのだお
お前には関係ないことだろうどうして戻る
でどうしてどるの

うるさい本当にお前は薬神だ
なそういうと巫は肩を怒らせて行って
しまったその後ろ姿は下品なカのようにも
見える助かったよ越がナースセンターから
消え去ると同時に中からみほがため息を
つきながら出てくる何が助かったのだあの
おじさんしつこいんだよ花をくれるのは
嬉しいけどさあらアプローチされて
ますそう言うとみほは三越が歩いていった
廊下に視線を向け
た探偵さんあの男と知り合いなのかい
知り合いだったと言った方がいいだろう私
はただ花をもらっただけだからな変な誤解
をするなよどうして私が誤解をするの
だみほはなぜか耳まで赤くして1人でふと
しているで別になんでもないよところで
みほ聞きたいことがあるのだが私はここに
来た目的を果たすために彼女に質問して
やることにし
たなんだい質問
ってそう言うとみほは私に向かって少し
だけ微笑んだそう私が聞きたいこと
はうんこっちとりあえず日野他にも来て
あまり話したくはないだろうが日野という
医者について詳しい情報が欲しいのだはい
えあたさんキラキラ100センキュー
ありがとうアンドだるま1個センキュー
ありがとうえこんにちはあなたは非常に
親切で選らずとても美しいです王子様の
ようです
ありがとうえ言ってくれてそう言ってくれ
いただけるとありがたいですありがとう
ございますえ是非ともですねゆっくり見
てってくださいあこんにちは私はあなたを
愛してい
ます
ありがとうみほは顔をこらせて日野という
名前に拒絶反応を示したその男が与えた
彼女の心の傷はそう簡単に言えるものでは
ないらしい探偵さんの役に立てるなら話を
するけどあいつの何が聞きたいん
だ日野という医者がこの病院をやめてから
その後は連絡もないのかないよ連絡なんか
きっと私のことを忘れちゃったん
だろうあなたはとてもハサで親切ですえー
親切かどうかは分からん
なありがとうござい
ます奴が委長を殺す可能性はあると思う
かみほは私の質問に驚いたような顔をする
と首を左右に振って否定したまさかそんな
ことができる男じゃないよ奴が他の病院に
勤めているという噂を聞いたことがあるか
いいや何も聞いてない本当に突然いなく
なってそのまま音信不通なんだ今のみほの
言葉から奴が辞めた後に何とか連絡を
取ろうとしたことが想像されるしかし2度
と会うとえ2度と会うどころか電話で話
すらできなかったの
だろう奴についての質問はこれでおしまい
だあんまり気を使わなくていいよ
ようやくあいつのことを忘れられそうなん
だからそう言うとみほは耳を赤くしたまま
私の顔を上目遣いで見るさてとまだみほに
聞かねばならないことがあるような気が
する
ぞリエの姿が見当たらないが彼女はどこに
行ったのだなんだリエに用があったのか
みほは少しだけがっかりした表情をすると
白く細い指で髪の毛をかき上げた
は長室に用があるって言ってそういえば
戻ってこないな長室に用があるああ確かに
そう言ってた30分ぐらい前だったか
な私は紫を騒ぎを感じつつあくまでも冷静
差をよってみほに聞いてみた陰長室に何の
用があるかは言っていたかいや何も言って
なかったよ室と言えばにがあるのと同じ
だろうもしかするとリエは明子に呼び出さ
れたのだろうか私は頭の中でもうみほに
質問することは何もないと思った質問する
ことがないのならナースセンターでじっと
しているわけにはいかない私仕事がある
からさ私の気持ちを察知したかのように
みほはナースセンターの中へと戻っていく
私は彼女のスタイルのいい後ろ姿を見
ながら次に何をするかを考えてい
たはいえーリエの後を追いかけましょう
私はリエの後を追いかけ委長室へ向かう
ことにし
たえなんやかんやねさんでいいかなえ
キラキラセキありがとうえぜひとも
ゆっくり見てって
ください私はエレベーターの中で一刻も
早くロビーについてほしいと思っていたが
回に近づくにつれ私の胸はさらに激しい
ものと
なる私はエレベーターを降りるとすでに
人影がまなロビーを横切り関係者以外
立ち入り禁止と書かれたドアの前に
立つ少しだけ乱れた呼吸を整えながら私は
ドアを開いて中を覗き込むようにする
ロビーにいる人たちから見れたら変な患者
だと思われるに違いない通路は相変わらず
静まり帰っていたしかしロビーが騒がしく
ないせいかそのしけさもいつものように
際立ってはいない私はなぜか足音を立て
ないように委長室のドアに近づくとその
まましゃがみ込んで鍵穴に目を近づけた委
長室の中にいる明子と栄作の姿がぼんやり
と私の膜に移るしかし期待に反してリエの
姿を見つけ出すことはできなかった私は
松葉に捕まるようにして立ち上がると
仕方なくドアをノックしてやることに
するこのまま鍵穴からたのでは部屋の中に
エがいるかは永遠にわからない
だろう部屋の中で誰かが動く気配を感じる
もちろんその人物は栄作に間違いない
だろうドアが少しだけ開くといつもと同じ
ように作が顔を覗かせた作は不気味な笑を
頬にえ顔に称えると明子の方を振り返りも
せずそのまま私を部屋の中に招き入れた
珍しいこともあるものだ
な私は作の後ろを歩くようにして延長室の
中へ入って
いく
あら仕事熱心ですことそりゃ
ねそう言うと明子は宝石が散りばめられた
腕時計をちらりと見た永作は何がおかしい
のか不気味なは笑を浮かべたえ浮かべた
まま明子の横で体をふわせているバラさん
今日は気分が
優れ分かっているただ1つだけ聞きたい
ことがあるのだ残念ですけどお断りします
わどういう意味
だ今日は色々とやらないといけませんのよ
つまりあなたのお相手をしてる時間があり
ません
のなんか様子が変だぞ
を子に聞かれたのだろうか確かに明子の
態度がいつもと違うような気が
する兵な口の聞き方や氷のような視線は
いつも通りではあるが私に対しての興味を
失ったような雰囲気が漂ってい
たリエがここに来た
だろう私は構わず明子に質問してやること
にした彼女は冷たい笑いを称えたまま作の
方に視線を向ける自ら答えるつもりもない
ということか
栄作は私に現れむような視線を送ると並び
の悪い歯を見せて答える私はこのような男
に哀れまれるえ哀れまれ哀れまれる筋合い
はないあの女
はここに来てすぐにナースセンターに戻っ
たはず
だ私はリエが30分前にナースセンターを
出たことを知っている永作がうをついて
いることはすぐに分かったがそれを
取り出さしてもまともな答えがってくると
は思え
ない邪魔したなそうですわ原さん鍵を返し
てくださる約束は明日のはず
だそうでしたわね最も今返していただいて
も変わらないと思います
けど私はあき子の言葉に返事もせず背中を
向けたまま委長子と出てやった
私の知らないところで何かが起こっている
ようだな私は陰聴室を出るとその分厚い
ドアへ寄りかかるようにした背中にドアの
冷たさがひんやりと伝わって
くる明子の表情は全てのことが片付いた
ような顔をしてたぞ私は静まり返った通路
を見ているとリが資料室に行った時のこと
が思い出されるそうあの時私は私たちは
明子に出会ってしまったのだリエはどこに
行ってしまったのだろうか私は一瞬リエが
資料室にいるのではないかと思ってしまっ
たしかし鍵を持っていない彼女があの部屋
に入れるはずはなくもし中にいるとしたら
それは誰かによって閉じ込められたに違い
ないもし誰かに閉じ込められたとすれば
それはあき子のように思えるしかしあき子
なら私が鍵を使って入れる場所に
閉じ込めるとは思えなかったそれでも私は
一応資料室を調べてみることにした足音を
立てないようにドアに近づくと資料室と
書かれたドアに鍵を
差し込む誰もいないな資料室には人の気配
などなく誰もこの空間にいないことは
明らかであった私は一通り部屋の中を見て
回ると治療室を出てそのままドアに
寄りかかって
しまうその時である委長室の扉が少しだけ
開くとそのドアの隙間から不気味な永作の
顔が除く私はドアに寄りかかったまま作を
無視してリエのことを考え続けた
作の目が早くここから出ていけと言わん
ばかりに光って
いる彼女が双子であることは両子から聞い
たその情報により私は鍵を奪った人物が誰
であるかバージンスリムについた指紋が
なぜリエのものではなかったのか大方の
検討がついているのだしかし自分の考えが
正しいか確かめるにはリエと会って話を
することが必要だろうしかし今のところ
それは無理な話だ委室に来て今すぐに
ナースセンターに戻ったのなら私が行った
時に会ってなければおかしいとにかくここ
でじっとしているわけにはいかないだろう
リエのことは気にならなかえ気になったが
私にはまだやらなければならないことが
残されている私はしばしリエのことは忘れ
次の行動に移ることにしたそう次に私がし
なければならない行動
は私はもこと話をするために彼女の病室で
行ってやろうと思ったあの少女の言葉の中
に妙に引っかかる部分があることは確かだ
私はドアから背中を離すと通路を出て
ロビーへと戻るロビーにはすでに人影は
なく通路と同じように静まり帰っていた
王子様の手紙
かロビーを横切りエレベーターに乗り込ん
だ私はずっともこのことを考えるようにし
ていたまだ寝てないだろうなエレベーター
を降りた私はそのまままっすぐにこの病室
へ向かった私室の前を通りかかった時洋子
がベッドに座ってジョジと話をしている姿
が視界のすに入る不思議なものだ
な私は最初に良子と出会った時のことを
思い出していたあの時の彼女が私の病室に
いてなおかつ私のベッドの上に座っている
のだどこで何が起きるか分からないのは
人生
だ人生について真剣に考えるにはももこの
病室にはあまりにも近すぎたようだ
[音楽]
私は流る気持ちのせいかついついノックも
せずに彼女の部屋のドアを開けて
しまうおおかさないでよ誰かと思っちゃっ
たそりゃそうだ
ななんだセーラー服の少女ではないか私は
かっていう可愛い名前がある
のは私との話に反する
のけて
いこと話があるのだ
がだからんなのようんこれだから子供は嫌
なのだ席を外せと言わなければ分からんの
かかは頬を膨らませたまま私の顔を見続け
ているももこに視線を向け
たこもうこんな時間だしまラッキースケベ
はなかったかないなはいミスうわん
100セキュありがとういちごさん
キラキラセンキュー
ありがとう是非ともゆっくり見てって
くださいといったところでちょっとねここ
であの一旦あのえっと休憩にしたいと思い
ます皆さんあのお茶を持ってきたりですね
飲み物持ってきたり食べ物持ってきたりし
てくださいということでちょっとだけねえ
休憩にしたいと思いますちょっと長いので
うんとりあえず一旦消え
ま一旦消え

HAHJA
よいしょはいえークリンピーさんでいいか
なええ10ポイントセキュありがとう
龍角さんのドアを持ってき
た龍角さんのアを持ってきた
ももこはちらりとカナを見ると寂しそうに
微笑んで
頷くいやお前もドアの外で待ってろ話が
あるのだわ私にも話があるのうんどうせ暇
なんだろ私が私と話ができることを栄に
思えだって
私言があるし誰が言だって私よこれでもお
嬢さんなんだから
お前の文言は午前4時だ頭に顔にそう書い

あるカナは頬をさらに膨らませるとドアを
乱暴に閉めて病室から出て行ってしまった
いじめちゃだめ別にいじめてるわけでは
ないあれが私の愛情表現なの
だむこは一瞬驚いた顔をすると聞こえない
くらいかい声で言った探偵さん
かなちゃんが好きなのいやそういう意味で
はなく誰に対してもそうだと言いたかった
のだよかったそう言うともこは膝の上で指
を絡めるその姿はまさに少女のはといった
感じであっ
たしつこいようだがもう一度だけ質問させ
てくれうん私探偵さんと話をするの嫌い
じゃないもの
ももこの了承を得た私は早速彼女に質問を
することにしたこのまま世間話をしている
と再び私の体をお冠が襲うことは目に見え

いる王子様は一度も君に会いに来てくれ
ないんだったなももこは無言で告りとく
王子様はどんな人なんだとっても
優しいももが困ってるとすぐに助けて
くれるの何を助けてくれるんだ
も子はカーテンが閉まっているにも関わら
ず窓の外を見るようなふりをするどうやら
彼女は答えたくないことがあるとこういう
仕草をするようだ私はこれ以上王子様に
ついて質問するのをやめ他のことを聞いて
みることにし
た君は日記を描いていたんだな
そう千里さんが日記を書くと気が紛れるわ
よってその日記帳を王子様が捨てろって
言ったのか
だっ
て手紙にそう書いてあった
からどうして王子様は日記帳を捨てろ
なんて言ったんだろうわかん
ないでも王子様の言うことは聞かないと
いけないものどうして
なだっ
て王子様に嫌われたくないものこの子将来
男で絶対苦労
する絶対将来男で苦労
する
おだめだあかんよあかん
よももこは指先を膝の上で絡ませたまま頬
を赤くして俯いた日記には何を書いてたん
だもこは再びカーテンが閉められた窓へ
視線を向けて
しまう王子様から来る手紙だが何が書かれ
ていたんだが困ってる
時こうすればいいって教えてくれるのその
手紙はいつ届くのだももこが寝ている間に
王子様が来て枕本に置いて行ってくれるの
よ最後に王子様から手紙が来たのはいつな
のだ4日ぐらい
前その手紙に日を破いて捨てろて書いて
あったの笑うことじゃないで
男で苦労するこさ笑うのはやめ
なさい絶対男で苦労するもんお前なって
いうねうんあかんっ
てあかんっ
て4日ぐらい前かちょうど私が入院した頃
ではないかそれから手紙が来ないの
きっと王子様私のことが嫌いになったの
ねどうしてそう思うのだだってももこ日記
は捨てた
けどもう1つの約束を破っちゃったから
もう1つの約束探偵さんと話をしちゃいけ
ないっ
てどうして約束を破ったんだだって
ももこさんが王子様だと思ってた
しそういうも子は見てる私が耐えられなく
なるような表情をするその悲しげな瞳は
白場をくぐり続けてきた私でも静止でき
ない色をしていたその手紙は1通も残って
いないのだな破いて捨て
たきっとまた手紙は来るだろう心配する
ことはないと思うぞ吐き気を感じつつ私は
似合わないセリフを言ってしまう
うんだといいなはいえバーズつさんでいい
かなキラキラ10セキュありがとうえ珍獣
163かなはいキラキラキラキラ9セキ
あと
えビアンレイさんでいいえキラキラ
センキュー
ありがとうはいともゆっくり見てって
ください私はこ以を手紙のことを質問する
のはやめて他のことを聞いてみることにし
たところでカレンダーのバだが
いや言いたく
ないももこは再びカーテンが閉められた窓
へ視線を向けて
しまう探偵
さんどうしてそんなことばかりびっくりし
た子に聞くのめっちゃ今揺れたあこれ
トラック
か私は実が知りたい君が王子様に会いたい
のと同じくらい私は真実が知りたいの
だ蒙は私の言葉を頭の中で繰り返している
のか口の小さく動かしているでも
ね最近は王子様より会いたい人がいる
の頬を赤くして俯いたももこの顔がほんの
少しだけ微笑んでるように見えた
ももこ少し眠りたいそうか
私は彼女がベッドに横になるのを見届ける
とそのまま病室から出ようとする私が松葉
杖を握り椅子から立ち上がろうとした時
もこがいきなり私の手を握ってきた夢の中
に出てきた王子様
と同じ手そう言うと子は私の手をそっと
話す私は言葉で言い表せない気持ちになる
と椅子をガタガタと鳴らして立ち上がった
また来てね私はどちらとも取れる返事を
すると逃げるように部屋を出
たどうしたの顔色が悪顔色が
悪い顔色が悪いどころか額に油汗が浮いて
いる私はパジャマの袖でそれをぬろうと
カナのは顔に自分の顔を近づけたな何よ
彼女は昔からそうなのかな何がだから
ももこは昔からあんな感じなのかと聞いて
いるの
だカナはようやく私が何を聞きたいのか
分かったらしくポニーテールの髪を手で
持てあびながら答えるうん昔から少女趣味
っていうか昼間から夢を見てるようなぼと
したところはあったけどさそうかはっきり
言ってたまらんぞ
でもね以前のももこはもっと元気で
明るかったのよこの病院に入ってから
いきなり様子がおかしくなっちゃったんだ
からはいえあピンさんこんにちは
こんにちは来てくれてありがとう是非とも
ゆっくり見てくださいえキラキラ10
センキュー
ありがとう様子が
おかしいうん言葉で言うのは難しいけど
なんかおかしいのよ
ねそう言うとかは私の顔をまじまじと見た
でもさ探偵さんと話をするようになって
から少しは前のももこに戻った感じが
する私は医者ではないぞやだももこは足の
怪我で入院してるんだから頭がおかしい
わけじゃないわよ確かにかの言う通りだ
もこと会話をしていると私は彼女が別の
病気で入院しているのではないかと思って
しまうねえねそれより私に話して
私はもう一度額の汗を拭うとカナに質問を
してやることにした彼女ならばもこは言わ
ないことでも聞き出せる可能性があるのだ
そうだったな私が聞きたいのは王子様の
ことをかは知ってるのか失礼ね王子様
ぐらい知ってるわよそうかそれはどんな
やつなのだ王子様って言ったらやっぱり
いい男で白馬になって
天そんなや本当にいるの
か見たことはないけどさでもアラブの王子
様だと楽に乗ってるかもねジーニかえ
アラジンかなもう
いい女王様だって知ってるわよ鞭を持っ
てるやつ違う方ですねもういいと言ってる
だろう私は王子様についてかに質問した
ことを後悔しつつほのことを聞きてやる
ことにした
ももこが描いていた日記のことは知ってる
のかへももこ日記なんかつけてた知ら
なかった
らしい見たことがないのかうん1度も
だいぶ前から書いていたみたいだ
ぞだってベッドのそばに鳥なんかなかった
しあったら気がついてる
わてそう言われてみればどこに日しまって
いたのだろ新しい疑問が湧いたのは確かだ
がはに入る勇気はないそれにもこは今頃
可愛い寝を立てて寝ていることだろうどう
して可愛い寝なの
だ自分の頭の中で考えた言葉に対して文句
をつけても仕方がないだろう私はかに日記
帳のことを質問するのをやめ他のことを
聞いてやることにし
たアラビアノロレンスかなそうかそうなの
かえポチさん頑張ってくださいありがとう
来てくれてありがとうともゆっくり見てて
くださいキラキラありがとう
のことを知ってる
か文字を書いて人に送るやつ
でしょそんなことは誰でも知っている私が
聞いたのは王子様がくれる手紙のことだか
は目をままにして私の顔を見るといきなり
顔を真っ赤にして笑い出し
[笑い]
た笑いすぎだだって王子様がくれる手紙
って思いっきり探偵さんに似合わないです
もの
その様子ではカナは手紙については何も
知らない
[笑い]
らしいおかしい笑いすぎじゃ
ね私はカナのパンツを下ろしてやろうかと
も思ったがぐっとこらえて次の質問に移る
ことにした聞けまだ質問はあるのだももこ
の枕元に置いてあるカレンダーは知ってる
なうん知ってるけどそのカレンダーにつけ
られた印は何なのだリが来た時じゃない
の月に何回も来る
か冗談よ私も前に聞いたことがあるけど
それでもこはなんて答えたんだ教えられ
ないんだって変な話よね変なのはお前
だ何よ私のどこが変なの
よ私は頬を膨らませたカナを放っておいて
次の質問を入ることにした
[音楽]
今度は何を聞きたい
のも何も聞くことはないななんだつまん
ないのもっと面白いことを聞いてくれるか
と思ったのにつまんないのは私の方だ
もっと貴重な話が聞けるかと思って期待し
てたんだぞ悪かったわねつまんない話でか
はを膨らませてポニーテールの髪を
パタパタと手で動かしているくいつもと何
をてるのだ食べ物の話とか学校の話と
かあとは彼氏の話とか彼氏の
話うんカナの彼氏の話それはもしかして
お前が一方的に話しているのではないのか
どうかもしれないもういいとっとと帰れ何
よ勝手に待たせて勝手に帰れなんて家まで
送っていくとか1人で大丈夫ぐらい言え
ないのはっきりよ言えないぞふんで考えて
みたら探偵さんに送ってもらった方が
よっぽど危ないかもしれないわ
ね無駄な時間を過ごしてしまった私はカナ
の後ろ姿を見送りながらすぐにでも次の
行動に移ることにしたそう私は限られた
時間を有効に使わなければならないの
だとりあえず病室に戻る
か私はリと話をすることができなかったが
とりあえず良子が持つ病室へ戻ることにし
たはいえ柚月さん来てくれてありがとう
是非ともゆっくり見てって
ください貝原さん
あ下ではないか私に何かようなのかいいえ
ももこちゃんの部屋に行こうと思って彼女
は眠たいと言っていたぞそそうですか
じゃあまた後にし
ます千里は軽く釈をすると私に背中を向け
ていってしまった気のせいか彼女の様子が
いつもと違うように感じ
られるまあ
いい私は廊下を歩き自分の病室へ戻ること
にした入口の前に差しかかるとがポンと私
のベッドに座っている姿が
[音楽]
見えるお帰り
なさいりえさんに会えたはいKさん
こんにちはこんにちは来てくれて
ありがとう是非ともゆっくり見てって
ください私は無言で首を左右に振ると
ベッドの上に腰を下ろし
たあき子に呼び出されてそのまま行方不明
だ長夫人に
亮子の顔に不安の色が走る彼女も明子が
どういう女であるか
おげん
両子は次の言葉をまつかのようにじっと私
の顔を見つめていた隣のベッドに座って
雑誌を読んでいたジョジが私たちの顔を
交互に見ているのが
分かる
おいとっくに食事が来てるんだぜそう言う
とジョジは部屋の片隅に置かれたトレを
指さす
今日は誰が食事を持ってきたのだまさか
リエではあるまいな違うよ今日はみほ
ちゃんだったんだなんでもりえちゃんが
戻ってこないから帰れないってぼやいてい
たぜ私は良子の顔を見るとジョージの言っ
たことが本当なのか確認しようとした彼女
は私が言葉を発する前に頷いてそれを肯定
するリエがナースセンターを出て既に3
時間を立とうとしているこれはただ事では
ないな
私はリエの顔を思い浮かべながら彼女が今
どこでどんな目に合っているのかを考えて
しまう
ねえ変なこと聞いていいなん
だみほさんと何かあるのこれだから女は嫌
なのだどうしていきなり操作とは関係ない
ことを唐突に聞いてくるの
だろうどうしてそんなことを聞くのだ女の
感やつよ彼女私がこの部屋にいることを
すごく意識していたわお前は探偵の勘さえ
あればいいのだ女の勘など捨ててしまえ私
は部屋の片隅に置かれたトレーを膝の上に
乗せると体力を維持するためだけに食事を
取ることに
するリエさんどこに行ってしまったの
かしらあき子に呼び出されたのだ何かあっ
たと考えても不思議ではないどうしてそう
思うのどうしてそう思わないのだだっ
てそこまで言いかけたりはいきなり何かを
思い出したように目を大きく見開い
たそういえば私は良子が言おうとしている
ことにさほど興味を持たず黙々と食事を
続けて
いるちょっとこっちに来
てよこはスプンが持たれた手を強引に
引っ張ると私を廊下へ連れ出そうとした
要するに彼女はあき子には聞かれたくない
話をこれからするつもりなのだろう
一体何なの
だ私ここに来る前に室にたの主人が操作を
引き継ぐわけだし最後の挨拶をちゃんと
しようと思っ
て随分礼儀正しいではないかさない
で室に行うと
っっ室から出てきたのよ別に不思議なこと
ではない奴らはあの部屋を自由に出入り
できるそれはそうだけどあの羊が額に汗を
浮かべて息を荒くしてるの何か労働をして
きた後
みたいいやらしいことをしていたのでは
ないのか私は思わず明子と栄作が体を重ね
ているところを想像してしまったりは呆れ
た顔をしつつもありえないことではないと
思っているようだそれは頃なの
だちょうど3時間くらい前
よそう絶対にそうだ
わリエが委長室に呼ばれた直後明子と栄作
が休憩室から出てきたそしてリエはそれ
以降私たちの前から姿を消して
いる調べてみる価値はありそうだ
な私は病室を覗き込むと手に持った
スプーンを時に放り投げたそしてポケット
に鍵の束が入っていることを確認する
ね1人で行く
つもり好きにすれば
いいこの時間であればあのボンボン探偵は
病院にいないだろう私は良行を従えるよう
にして廊下を歩き休憩室に行くために
エレベーターに乗り込んだいいかあき子
たちがまだ長室にいる可能性がある分かっ
てるわ私だって探偵なんだからね
見つかったんか
うんそうかそこそこ見てないのかあそうだ
ねそうだね事故ったところ見てないもんな
そうだな事故ったとこ見てないからそこ
わかんないなそうだな
ははは私たちは1回でエレベーターを
降りると誰もいないロビーを横切り関係者
以外立ち入り禁止と書かれたドアの前に
立っ
たそのドアに耳を寄せながら私は中が
覗き込めぐらい扉を開いた
あの後で後であのアーカイブ見ておいで
YouTubeにあるから
ね誰もいない
なそのことを目で良子に合図すると私たち
は足音を立てないようにして通路に入る君
が悪いくらい静まり帰ったその空間では息
をする音さえも聞こえてしまいそうだ私は
委長室のドアからあき子たちが出てこない
ことを願いつつそろそろと休憩室に
忍び寄ったいやたちは休憩室にいる可能性
だってあるぞ私はドアの前にしゃがみ込む
と鍵穴から部屋の中を覗いてみるぼやけて
はいたが正明がつけられたえ休憩室全体が
私の網膜に映り込んだ部屋の中に誰もい
ないことを確認した私はノブに鍵を
差し込みゆっくりと
回すそうこういう時の緊張感を味わうため
に私は探偵をやっているようなものなのだ
私たちは休憩室に入ると互いに顔を
見合わせながらため息をついてしまった
少なくともここまで来ればあき子たちと
出くわす可能性も低くなる私は部屋の中を
一通り見回してみるしかし以前来た時と
変わったところは何1つないように思えた
この部屋で委長先生が死んでいたのよね
そうそしてそこには麻薬のアンプルが並べ
られていたのだり子は驚いた顔をして私が
指さしたキャビネットを見る
委員長の悪は知っているだろうええ止の
結果は知ってるけどキャビネットに麻薬な
アンプルがあったなんて初耳だわ要するに
警察もそのことを知らなかったのだな
少なくとも私は聞いてないわ
ね最も警察がそのことを知っていたら
私たちの事務所にその情報が入ってくると
思う
けど私はキャビネットに歩み寄ると
ゆっくりとその扉を開いた
委長はここで麻薬を上用してたのだこれは
想像ではなく目撃者がちゃんといる何が
言いたいのもしここに誰かが試案水素の
アンプルを置いたとしたらどうなると
思うよくは私の言葉を聞いた途端はっと顔
をあげた委員長はそれを麻薬だと思って
自分の腕にするはい
えさんキラキラ
ありがとうチーターさんキラキラ銃選9
ありがとう是非ともゆっくり見てって
くださいしかしこれには確証がないただ委
長が多だとしたら今のところこの可能性が
1番高いの
だ両子は私の顔をまじまじと眺めた後
独り言を言うようにぽつりと言った
やっぱりあなたってすごいわふん褒めるの
は事件が解決した後にしてもらおうそう
言うと私はここに来た本来の目的を
果たそうとしていたそう
私たちはリエの行方を掴むために休憩室へ
来たのだ両子も私と同じことを思ったのか
机の上やベッド周りを調べ始めているこう
いう時は1人よりも2人の方が効率がいい
うん部屋を調べ始めてすぐに傷がついたの
だが床にうすうっさとつけられた傷であっ
た私は松葉杖を放棄するとしゃがみ込んで
その傷を間近で見ることにするなんだこの
傷は前に休憩室を調べた時はなかったはず
だが
それは傷というより何かを引きずった後の
ように見えたその後は入り口からベッドに
向け
てねこの後は何なの
かしら知っている私も気づいたところだ
何か引きずった後みたい線路みたいに2本
ついてるわそうだ
なでもそんな重いものじゃないみたいね指
でこする
が消えてしまうくらだものそうだ
なもしかしてこれって誰かを引きずった後
じゃないのそう言うとりはいきなり
立ち上がっ
たどうしたの何が
だ鼻血が出てる
わ私は慌ててパジャマのでをぐ確かにの
うり私はしていたようだ気にするな月に1
回こうなるの
だ両子は私の言ったことなど聞こえないか
のように興奮した持ちで床を指さしたこの
後は誰かを引きずった後だわほら入り口
からベッドの真下まで続いてる
でしょうなるほど
私たちは顔を見合わせると互いに納得した
ように頷いた言葉にしなくとも誰が
引きずられそして誰がその人物を引きずっ
たのかは言うまでもない確かに手がかりだ
と思うがその引きずられたリはどこに行っ
たのだそれ以前にどうしてそんなことを
するのかしらそう言うと両子は本気で
不思議そうな顔をするどうやら両子は
あき子が普通の女性でないことは感じてい
たようだがあき子が看護婦に対して何をし
てきたかは知らないようだその答えを
あき子や栄作に聞いても無駄だリエから
聞き出さなければ永遠に分からないだろう
私はベッドに腰かけるとそのベッドの真下
まで続いている後を見ながら言うそう言っ

のベッドの真下まで後が続いて
いる私は松葉勢も使わずにベッドから勢
よく立ち上がってしまっ

痛いどどうしたのおかしいではないかどう
してベッドの真下まで後がつくのだだから
リエさんが入り口からベッドまで引きずら
れて
多分りえさんは意識を失っていたんだと
思うわそこまで行ったりははっとしたよう
に目を大きく開いたそうだわベッドの上
まで運んだとしても真下まで傷がつくはず
がない
もの私の頭の中に以前便から聞き出した話
が浮かんでくる確か弁
はここは先日中地下で治療を行っていた
創業80年であり戦時中は地下で治療を
行ってい
た何よ両子は私のギラギラと光る瞳を見て
怯えたような視線を私に向けるもしかする
とえ私は説明することももどかしくベッド
と壁の間に体を入れたおいそっちから
ベッドを引いて
くれこれどうやって引くのどうやって引く
のこれ両子はわけも分からずそれでも私の
言う通りにする私は怪我をしていない左吉
を壁につつけるとそのまま蹴るような感じ
でベッドを押し
[音楽]
た私の予想に反してその巨大なベッドはい
とも簡単に動いてしまった両子はちょうど
ベッドと机の間に挟まれたような格好に
なるあ脅かさないでよえ
何これはベッドの下から見慣れぬ扉が現れ
床についた後はその扉の直前でぶつりとき
途切れていたはいえまさんキラキラ選挙
ありがとう私は床にしゃがみ込むと扉に
埋め込まれている金属のとを引っ張る両子
も私と同じようにしゃがみ込むとゆっくり
と持ち上がる扉を凝視していたようやく
彼女も私が何をしようとしているのか理解
できたようである
開きかけた扉の隙間から強烈な腐敗臭が
漂ってくるその花が曲がりそうない匂いは
さすがの私も扉を閉めてしまおうかと思っ
たほど
だ階だわそう言うとりは鼻を抑えたまま中
を覗き込むようにしている良子の言う通り
扉の下からは石作りの階段が現れたその
階段はだいぶ古いものらしく縁の部分が
所々かけて
いるしてがあるって分かったの知り合いの
雑誌記者に聞いたことがあるのだこの病院
が戦時中地下に診療所を掘って治療をして
いた話をなそういえば私も聞いたことが
あるわそういうと子は悔しそうに唇を
噛みしめたあなたには叶わないわそんな
ことを言っている場合ではないだろう下に
降りるぞ自分の好奇心を抑えきれず良行を
休室に残して階段を降り始めた
待って
よさて生きていける
[音楽]
かしらまたバッドエンドにでもなったら
どうしようこの7時間8時間になるよこの
8時間バッドエンドだったらどう
[音楽]
しようりは私の後ろからそれこそ背中に体
をくっつけるようにして階段を降りている
いくら探偵とはいえこの雰囲気はに
階段の下が明るい
わ誰かいるのかしら
ぎ両の言う通り階段の下からは淡い光が
漏れていた父である以上あの光原が人工的
なものであることは明らかで
ある私は階段の下で一旦立ち止まると天井
につけられた裸電気をじっと見て
いる多分休憩室の証明と連動しているの
だろう私は壁スイッチらしきものがない
ことを確認するとそう考えて納得すること
にしたすごい場所だ
わ私たちはなるべく息をしないようにして
一歩ずつ古ぼけた廊下を歩いていく歩く
たびに板の床が岸となり今にも踏み抜くて
踏み抜くそうな雰囲気であるここにリエ
さん
は多分なこんな場所に連れてこられていた
なんて彼女生きているのかしら3時間前
ならまだな
随分と直接的なことを言う女だ確かに私も
同じことを考えてはいたがあえてそれを口
に出したりはしないこの匂い
はそんなに早く腐るものかたえリエが殺さ
れていたとしてもな私は一歩進むたびに
辺りを注意深く見させた鼻を刺激し続ける
不は廊下全体にたっており犬でも連れて
なければその場所を特定することは不可能
だろうその時であいは私のパジャマの袖を
掴ん
だなんだあ
あれどうやらこの不フラ主体が強烈な匂い
の元のようである私と両子は死体が腰かけ
ている部屋に入るとそれをじっくり観察し
てやることにした日
介良子が白衣につけられているプレートを
読んだ確かにそのプレートには野村病院
日野介と書かれていてなるほどそういう
こと
か誰なのかしら白衣を着てる
けど半年前にこの病院をやめたはずの日野
という意だこの病院のお医者さんなの見れ
ば分かるだろう悪意を着て
いる私は興奮し始めたを押すようにして
この小部屋から出るよ流したそうが探して
いるのはリエであるはず
だ私たちはさらに廊下を奥へと進んでいっ
た部屋の入り口に差し掛かるたびにその中
を覗き込んで誰もいないことを確認する
手術
室両子の言う通り確かにその部屋には
古ぼけた手術台が置いてあったしかし
こんな場所で手術されたら助かる命も
助からないように
[音楽]
思える通路の奥から床を叩く音がしてくる
私と子は一瞬顔を見合わせるとその音が
聞こえた方向を凝視し
[音楽]
たリエさん確かにその声はリエであった私
は松葉の先に気をつけながら懸命に声の
する方へ向かう待って
よのにをされたリの姿が飛び込んでくる
彼女は薄汚れた小屋の隅で壁に寄りかかる
ようにして座り込んでいたよかった無事
だったの
ねり子はリを抱き抱えるようにして彼女の
サグを外すリエは体の力が全く入らない
様子で両子が支えていないと地面に
倒れ込んでしまいそうに
なる大丈夫
か唇をふわせたまま何も答えないその唇は
もちろん彼女の方からえ顔からは血の気が
失われてい
たこんなことをしたのはあき子だ
なリエは私の顔を見上げたままほりとく私
はリエが肯定したことを確認するとまず
やらなければならないことはここから彼女
を助け出すことだと思ったよこ松葉勢を
持ってくれ私は松葉添を良子に預けると
リエの腕の下に肩を入れ抱きよこす歩ける
な再びリエは無言で
うすくねえ足は平気なのリエやんけそう
だえきなわけないだろ折れているのだ鈍い
痛みが右足から伝わってきたが私はリエに
肩を貸したままできるだけ普通に歩こうと
している答えられないならそれでもいいが
聞いておきたいことがある古ぼけた廊下を
歩きながら私はリエの顔を見た彼女は正規
のうせた目を私に向けると力なく
頷く私が聞きたいこと
[音楽]
は私の鍵を奪ったのは誰なのだリエは目を
伏せたまま何も言おうとはしなかった双子
であることはもう分かっているどちらかが
私を連れ出しそしてもう1人が私の鍵を
奪ったリエは驚いた様子で顔をあげると唇
をふわせて何か喋ろうとしている
きこもお前たちの正体を知っているのだ
そうだろ良子私は後ろからついてくる良子
を振り返り同意を求めた
えリさんのは半年前に調べさせてもらった
のはいえまけさんキラキラセンキュー
ありがとう是非ともゆっくり見てって
くださいリエはさほど驚きもせずに足を
引きずるようにして歩いているどうやら
彼女はそのことをすでに知っている
らしいまだ聞きたいことがあるのだ
お前たちは2人で入れ替わりながら看護を
していたのかリエは伏せていたまつ毛を
あげて私の顔を見た本の

のリエは久しぶりに声を出したせいかせる
ような感じで咳き込ん
だそれは私の面を指定したととっていいの

なリは私から線をそらして弱々しく頷いた
彼女のが裸電球に照らされ人に白く光って
いた私を深夜に呼び出したのはお前かはい
リエはその時のことを思い出したのが
青白い方が少しだけ赤くなったような気が
するすると明子に呼び出されて屋上に行っ
たのは妹の知恵なんだ
な彼女は口には出さなかったが明らかに
それを肯定したように見えた屋上に知恵が
言っている時お前は何をしていた私は恵の
代りに彼女の
[音楽]
まあいい
だろう私の頭の中にはある推測が成り立っ
ているしかしそれを確認するのは一番最後
にしてやろうと思ってい
たあき子は何が目てきてお前にこんなこと
をしたのだそうよそれは私も聞きたい
わろからついてくるが丸だしの顔でそう
言った探偵であるのなら一番聞きたいこと
こそ顔に出さず聞くもなの
なん手紙を書かされ
[音楽]
ます手紙委していきなり乱暴なことをする
お前の正体は知ってい
るって室の前が原さんと話していたことを
問されてお前は何をしようとしてるの
かリエはその時のことを思い出したのか体
をふわせて私にしがみついてくる手紙を
かけば知恵にな手を出さ
ない委長に言われたほおそれはどんな手紙
なのだ私が委長を殺しまし
たそうかけば知恵は殺さないっ
てなるほどな私の脳裏に全てのことが住ん
だような表情をした
あき子の顔が浮かんできた多分あの時
すでにリエは手紙を欠かされていたの
だろうひどいわそんなの犯罪じゃないなん
だ今更気づいたのか振り替えなりながら私
がそう言うとりは怒ったかのように歩を
膨らま
[音楽]
せるちょうどフラン体が放置されている
部屋の前を通りかかった時であるは体を
固くすると私の腕をぎっと掴んだここに
連れて来られる時は見なかったのかあれは
半年前にやめた日野という意志
だ要するにやめたのではなく殺されていた
ということだ誰が殺したのかまでは言う
つもりはないがリエの体が小刻みに震えて
いるもし私たちが助けに来なければ自分も
あのような姿になっていたと思ったの
だろうえこれが最後の質問だそう言うと私
はの体を支えている腕にぐっ力を入れたは
に何を聞かれるのか恐れているように体を
腕の中で込ませているもし両親の死が受け
ミスだった場合委長を殺するつもりだった

かちょっとなんてこと言うの
よ私は鋭い視線で良行を睨むともう一度
繰り返すように質問したどうなんだ
リエは体を固くして私の言うことをじっと
聞いているもしそうはないのなら双子の
お前たちが入れ替わり看護婦として働く
理由が見つからないの
だ両子は私が何を言いたいのか理解した
らしく何も言わずに大人しく歩いている恵
と一緒に両親の真を調べたかっただけです
そうかでは2度と聞く
まいようやく私たちは石でできた階段の下
にたどり着いた私の右足は痺れたように
なっており今は何の痛みも感じられない私
手わそれでなくとも狭い階を私たち3人は
揉み合うように感じて述べていく最も良子
やリエの胸が私の体に何度となく押し付け
られるので私にはそれほどの靴ではなかっ
たのだ
がようやく階段を登り切ると両子は扉を
閉めベッドを元の位置に戻すこの巨大な
ベッドにはキャスターがつけられているの
が女の力でも簡単に動かせるよう
だおお無事戻ってきた
ここにいると延長夫人がいつ来るかわから
ない
わ確かに両子の言う通りある私はベッドに
座り一服したい気分だったがそれよりも
まずこの部屋から出ることが先決
やろう良子は休憩室のドアを開けると通路
の様子をそっと伺った彼女が誰もいない
ことを目で知らせると私は頷いて再びリエ
に肩を貸すここで秋とことえここで秋こと
出くわしたら
探偵はあらゆる場面を想定して行動し
なければならないパターンだと大体閉まっ
てるんだがそうねあの閉まってたりとか
待ち伏せされてとか結構多いよ
ね私は明子と出会った時のことを考えどう
言い訳してやろうかと真剣に考えてい
たねどこに行くつもりそう私は子とあった
時のことを真剣に考えすぎたせいで無意識
のうちに自分の病室戻ろうとして
私車で来てるからリエさんを家まで送る
わよく見るとリエのナース服は汚れとど
破れているようであるこのままの姿で
タクシーに乗せることもナースセンターに
1人で行かせることも国
だろうところで良子病院のゴミ集積場が
どこにあるか知ってるかえ両子は私の質問
の意味は理解したようだがそれよりもどう
してそんなことを聞くのかと言いたげで
あったゴミの席場なら病院の裏にあります
けど私の型にしみつくようにしているリエ
が小声でそう私に教えてくれるそこに集め
られているゴミは患者の捨てたゴミなのか
患者さんに限らず病院で出たゴミはみんな
そこに集められますけど今度はリが不思議
そうな顔で私を見るゴミ席場は病院の裏に
あるのだなゴミ席なんかに行って何をする
つもり私はゴミが大好きなのだ意味不明の
言葉を言うと私はぐるりとロビーを見回す
誰もいないロビーは静まり返り私たちの
話声にエコがかかる感じで響いていたねえ
もう送っていくわよそうだな早く行った方
がいいだろうえそうする
わ両子は私に松葉を手渡しリエに自分の肩
を貸そうとする平気ですもう1人で歩け
ますからそう言うとりえはよろよろとした
足取りで歩いて見せた明日は早く病室に
行くわねそうだな明日は色々と手伝って
もらうことになるだろう両子は私の言葉を
聞くと嬉しそうに微笑んだ手伝わせて
もらえるならずっと手伝ってあげるわよ
そう言うと両子はリエに寄り添うようにし
て歩き始め
た私は2人の姿が正面玄関から消えると
自動販売機に寄りかかって天井を見上げた
さてとこれからどうするのだ
私は病室に戻る前に病院の裏にあるゴミ集
席場に行くことにした既に時間は日付が
変わる時刻ではあったが私には今日と明日
しか残されてい
ない私はロビーから正面玄関を出て病院の
裏へ回れすでに薄暗くなった中庭を水銀島
が照らし出しコンクリートの地面には私の
影が何十にも映り込んでいた
ようやくゴミ集積場にたどり着いた私の目
にまず飛び込んできたのは巨大な南京城で
あったこれほど大きなものを見つけなくて
いいと思えるほどそれは無意味に頑丈そう
である使用時間午前9時から午後7時まで
私はポケットから鍵の束を取り出すとその
南京城に会う鍵を探し出すさすがに病院の
裏までは水銀島の恩恵を受けられるはずも
なく鍵の形さえ判断できないほどあたりは
薄暗かった
この鍵の束の中に南近所の鍵はあるの
か私は実方の炎に頼りながら鍵を橋から1
本ずつ差し込んでいった松葉杖で体を支え
ながらの作業は思ったよりもずっと手間が
かかる鍵の半分ぐらいを試し終わった後で
え試し終わった時だろうか決してスムーズ
とは言えない感じで鍵が回り字型をした
金属の棒が飛び出してきた開いたではない

しかしこれで私の仕事が終わったわけでは
ないこれからが本番であることは私にも
十分分かっていた私は観音開きの扉を
ゆっくり開けるとその隙間から中をぞっと
覗き込むようにした病院のゴミ席場を
調べるのは初めての体験であり中から何が
出てくるかは未知のことであるまさか生物
は捨ててないだろうなはい匿名さん10
ポイント9
ありがとうはいえさんキラキラキエルさん
キラキラありがと
はいえ徳さん20ポイントセキュ
ありがとう私の期待に反して目の前に新た
ぬただのゴミの山であった安透明の
ビニールに入れられたゴミが私の目の前で
山のように積み上げられているつまらん
なコンクリートで囲まれたその空間は
まるで冥王性のごとく光の恩恵を受けてい
ないしかし山のように積まれた神の前で
ライターに火を灯すのはあまりにも危険
すぎる私は半のを1つだけ引っ張り出すと
それを外からまじまじと眺めてみた
シュレッターかそれはシュレッターで処理
された書類のようであり短冊のように細く
え細く切られた髪が干渉剤のごとく
ぎっしり詰まっている私はその山積みに
なったゴミを眺めながらしばし立ち尽くし
てしまったこの暗闇の中でもこの日記帳や
手紙の切れ端を見つけ出すのは容易なこと
ではないだろうやらなければいけないこと
は分かっているしかしこの暗闇の中で
探し出すのは賢いこととは思え
ないそう考えた私はゴミ席上の扉を閉める
と南近所をガチャリとかけた次にここに
来る時は両子と一緒でなければならない
さてと病室に戻る
かはいえ赤根さんえ10ポイントセキ
ありがとう私は正面玄関から再びロビーへ
戻るとそのまま病室の病室に戻るために
エレベーターへ乗り込む
あき子は私たちがリエを助け出したことを
知らないだろうそしてあき子が何をたんで
いるのかはリエに書かせた手紙の内容に
よって想像がついている焦っているのは私
でけ私ではないあき子の方ではない
[音楽]
か私は誤解でエレベーターを降りるとその
まままっすぐ病室へ戻ることにした最も
寄り道しようとも行く宛てなどトイレ
ぐらいしかなかったが
あの貝原
さん私が病室に入ろうとした時であるその
時を待っていたかのように背後から突然声
をかけられ
た眩し眩しなんだちさとではないか脅かす
なごめん
なさい千里は落ち着きのない感じで大きな
瞳をクリクリと動かしているあのお時間
ありますかそれはレートの誘いか
相談したいことがあるんですけどそういう
さは私に助けを求めるような自然を向ける
しかし私の視線は彼女の顔よりもその豊か
な胸についつい向けられてしまうどうする

だどんな話か分からないので相談に乗って
やるいいだろ相談に乗ってやる
ぞありがとうございますう眩ね眩しかった
真っ暗だったもんずっとたジで沈んでいた
さの顔が明るくなりいかにも嬉しそうに顔
をばせたで一体何の話だとめもニのさんに
似てて可愛いねああ

あとめも2のさんが出てこなかった
ごめん出てこなかっ
たでもあの個人的にはこのゲームの中で
一番可愛い子だと思ってはいるうん
あのここだと話しにくいんですけどまた
かまた2085室かさは顔に微笑みを
浮かべたままこくりとすいた全くあの部屋
は私の第2の病室だなそうきながらも私は
さを従えてエレベーターへ
乗り込む薄ぐらい廊下に比べると
エレベーターの中がやけに明るく感じ
られるそうかえ今の廊下もすごく明るかっ
たぞ私はその明るいの中でぼんやりと千里
の横顔をなめていたよく見ると千里の顔が
やけに疲れているように感じられる
睡眠不足なのかはたまた体調が良くないの
かは知らないが化粧で肌のあれを隠せて
隠している感じだなんです
[音楽]
か私の姿勢に気づいたのか千里は微笑み
ながら私を見たしかし競走した顔に浮かぶ
微笑みは男である私にとって逆に痛々しく
思える
[音楽]
私たちは2階でエレベーターを降りると
208号室に向かって歩き出したみほは
まだ残っているのかさの顔から微笑みが
消えると横にいる私ですら聞き取れない
ほどの小声で言うリエさん長室に行った
まま戻ってこないんですさはよほどリエの
ことが気になっていたのか私の質問を
飛び越えるような答え方をした私はあえて
同じ質問を繰り返すことはせず
208室につくまで黙々と歩き続けること

[音楽]
するごめんなさいこんな時間に私はベッド
の上に座ると立ったままのさを仰ぎ
みる座らないのか私はいいですで話とは何
なの
だは何から話していいのか迷う感じで瞳を
なく動かしている原さん委長先生は殺され
たんですかどうしてそんなことを聞くの
だだってりさんいなくなっちゃうし
いきなり彼女は意味不明な答え方をする
リエがいなくなることと委員長が殺された
こととどういう関係があるというのだどう
してリエと委長が関係あると思うのだどう
してって言われても困る
けどはが双子であることや両親がこの病院
で死んでいることを知っているのだろうか
さと私は忙しい何の話かはっきりさせて
くれ私がそう言うといきなりさは膝を床に
ついて大粒の涙をポロポロとこぼし始め

私さは何かを言いかけようとするが決心が
つかない感じで声をつまらせてしまうはい
えさんえ10ポイントセンキュー
ありがとうえパッシーさんかなえキラキラ
センキューえキラキラ10えごめん読め方
キラキラ10セキありがとうジルさん
キラキラ100セキありがとうえルカ楓
さんえキラキラ0009はいというわけで
来てくれてありがとうえ是非ともゆっくり
見てて
ください怖くて夜も眠れなくてだから何が
怖いのだ
私はわざと冷静な声で言うと彼女の気持ち
の高ぶりが収まるのを待った里は頬を伝う
涙を脱ぐともせつに拳を握りしめて
しゃがみ込んで
いる
だだから何が怖いのかと聞いているのだ
ほとんどさは子供のようになじり始めた
これでは高ぶりが収まるどころかどんどん
用していくようにも思えるはいまみさん
こんにちはこんにちは来てくれて
ありがとうキラキラありがとう是非とも
ですねゆっくり見てって
くださいこれでは話にならんだそう思い
ながらも私は千里が普通ではないと感じて
いた彼女が何を悩んでいるのかは分から
なかったがとにかく普通ではないことは
確か
だあなた
がおえが激しくなった千里とは
途切れ途切れに喋り始めた今は話せる状態
ではないようだまた明日にしよういや私を
1人にしない
でベッドから立ち上がろうとした私を
抑えるかのようにいきなり千里が私の胸に
しゃぶりついてきたどうしたというの
ださとはおえをあげているだけで何も喋っ
てはくれないさは私の胸に顔をうめるよう
にすると少しずつ自分の体重を私に預けて
くるこの女何を考えているのだ
さが俺に体を押しえ押し付けすぎたせい
だろう逃げ場を失った膨らみが首のホック
を外しそのホックによってなんとか千里の
胸を包んでいたボタンが弾けて
しまう私は何もしていないぞ別にいいの
そういうとさとは私の手のひらに自分の指
を絡めてきたその指の動きは救い求める
ような感じで私の手のひらを握ろうとして

ごめんなさい
エティそう
ないきなり謝られてしまった私は千里の体
が小刻みに震えているのを確認した彼女の
熱い息を首に感じながら私は千里が今にも
倒れるのではないかと思ってしまう倒れる
のは勝手だがその前に胸をしまった方が
いい
だろう千里は私が何を考えているのかも
知らずにうるんだ瞳でじっと私の顔を
見つめている怖いの
そま君のエッチなんでやねんなんで僕が
エッチやねんはいえスフィンガーさん
キラキラ10選今ありがとう是非とも
ゆっくり見てって
ください私の手が自然と千里の背中に回る
すると千里はそれに答えるかのよに体を
よじりパジャマの胸の辺りを掴んでくる
助けて彼女の言葉が何を意味しているのか
分からないほど私は子供ではないその証拠
に私の股間は貧血になりそうなほど充血し
ている
一体何が怖いというの
だいくら天才探偵とはいえ理由を教えて
もらわなければ助けようがないもう少し
この
ままそういうとさとは背中に腕を回し私の
体を抱きしめるような仕草をする
おい何も言わないでついさっき怒ったこと
を忘れたの
かえ彼女が顔で私をげ見上げた時で
あるフロントホックであることは確認済み
だったのだいや
恥ずかしい今度は別にいいのと言わないの
か里は私がからかっていると思ったのか涙
に濡れた頬を少しだけ膨らませたこれは
答えないとなおい
こらうんあ盛り上がってるなお前ら
お前ら盛り上がっとん
な早く服を着ろ風など引かれたら患者に
迷惑がかかるだろう最も私以外の患者など
どうなってもいい
が千里はゆっくり私の体から離れると後ろ
を向いて恥ずかしそうに服を着した私は
ベッドの傍に立ったまま彼女が着替える
様子をじっと見ている
千里は服を着替え終わると何事もなかった
かのように私の前に立つその雰囲気はこの
部屋に来た時と全く同じだったが彼女の
気持ちの高ぶりはだいぶ収まっているよう
だごめんなさい驚いた
でしょ何を謝っているのだだってあなたに
胸を見せてしまうなんて見せたことを後悔
するのなら自分の胸の大きさを呪うことだ
私はわざと嫌な言い方をしてるだって好き
で大きくなったわけじゃない
からさは顔を耳まで赤くしながら聞こえ
ないくらいの小声で言う彼氏も私の胸は
大きいなんだ里は彼氏がいるのか私のノり
に涙で濡れたジジの顔が浮かぶしかし彼氏
のことよりも私がさの胸を見たことを知っ
た時の方がよっぽどすごいことになりそう
だ彼氏がいても別に不思議はないが私のを
さは慌ててそれを否定した今はいないです
いたら彼氏を裏切ることになるもの今時の
女性にしては力なことを言う最もその主の
女性に限って男が想像もできないことを
するものではある
が看護婦って仕事が不規則だから彼氏とも
長続きしなくてすごいのね
あのマジですごいのがあのね美人さんなの
よ心で美人さんなんだけど
あの結婚してないの方がいるのずっとうち
の病院にいるらしいんだけどうん美人さん
なのにえっと本当にね美人さんで背も高い
方全然結婚もなかった
うんびっくりしたあ40過ぎてるからどう
なんだろうな結婚するのかなそれとも紹介

て紹介してって言われるいやいやいやいや
うん

頑張れいマジねマジでね
あの
うんねまあねあの何人かいらっしゃる本当
に結婚してない方が
うんそれが泣き出した理由なのか
うぐ千里は俯くと弱々しく首を振ったこの
病院変なことばかり起こるからなんか怖く
もじゃあさは僕がもらいますもらえるもん
ならもらってあげて
ください誰かに話を聞いてもらいたくても
彼氏はいない
しさとはまるでもこのような話し方をして
いる女というものは元々こういう喋り方が
得意なのだろうそういえばもが一番好きな
看護婦は確かさだと言っていたな転んでも
ただでは起きない私はついでにのことを
聞いてやることにしたさとももこのことな
んだがももこという名前を聞いた途端彼女
ははっと顔を上げるもももこちゃんがどう
かしたんですかももこが一番好きな看護婦
はさとなんだそうだそうですか千里はこれ
と言って嬉しそうな顔もせずカーテンの
隙間から見える外の景色に視線を向けた私
がもこについて聞きたいこと
は王子様のことを知っているかえあまりに
も私は唐突に聞きすぎたようだもこの口
から王子様という言葉を聞いたことはない
か王子様いいえ聞いたことはありません
会話の中に1度も出てきたことはないんだ
な会話と言っても話をしてくれるように
なったのはつい最近のことです
からそうだったな私は予想していた通りの
答えに納得すると他の質問をしてやること
にした実はもう1つ聞きたいことがある
ももこが日記をつけていたことを知って
いるか日記ですかさは国をかげて考えて
いるいいえ知りませんももこはさに進め
られて書き始めたと言っていたがもこ
ちゃん本当に日記を書いてたんですかそう
言われてみればもこは本当に日記を書いて
いたのだろうか夢大き少女の口から出た
言葉だ私がそう考えても不思議なことでは
なかったもしかすると日記どか手紙でら空

書いているところは無理だとしても彼女の
病でその日記を見たこともないのかええ
ないですどこかに隠していたのかそれとも
空想の産物なの
か日記なんて人に見られたくないでしょう
からもし書いていたとしたらくさんの
ポケットにでも隠していたの
かしら私はもこの部屋にあるクの
ぬいぐるみを思い出していたあ
オーバーオールのポケットかき少女考え
そうなことだ私は日記町について質問する
ことをやめ
たももこが手紙をもらっていることを知っ
ているかはいこぺさんこんにちは
こんにちは来てくれてありがとうえ是非
ともゆっくり見てってくださいえときさん
キラキラ69
ありがとうああ王子様からの手紙だ王子様
からの手紙はっきり言って私はこんな質問
などしたくはない自分にこの言葉が似合わ
ないことは誰よりもよく知っているつもり
だももこちゃんのことですから夢の中のお
話じゃないかしら夢の中の話か私は千里の
言うことも一理あると思っていた最もそれ
を確かめるために明朝ゴミ集積上を調べる
のだが私は手紙のことを質問するのは
やめカレンダーにつけられている松印を
知っているかいいえなんですかそのバって
私は探偵だからこそ気づくことなのかと
思ってしま
彼女の病室に行く看護婦のたちの目はもこ
以外には向けられていないのだろうか
ごめんなさいお役に立てなく
て私の不嫌そうな表情を読み取ったのかさ
は黙ったままの私に謝ってくるまあいい
まだ聞きたいことはあるんだない
よもう何もないではないか里は私の言い方
がおかしかったのか少しだけ微笑んだよう
に見えるあれだけ落ち込んでいた里をここ
まで立ち直らせたのだ私は治療費をもらっ
てやってもいいと本気で思っていたあの
どうしてもこちゃんのことを聞くんですか
さはすっかりいつもの喋り方に戻っている
理由などないただ謎があれば知りたくなる
だけだもこちゃん原さんが調べている事件
と関係あるんですかだから言っただろう私
は謎があればどんなことでも調べたくなる
性格をしているのだよかっ
たは胸に手を当てよう顔をしている今日は
眠れそうですそういうとさはぎこちな笑を
浮かべたしかしそれは無理に笑顔を作った
というよりもはによってぎこちなくなった
ようで
ある私もこのままここで寝てしまいそうだ
私の言葉を聞くとちさと慌てて腕にはめ
られた時計を見るごめん
なさいもう話は何もないのか原さんと話を
していたら気持ちが楽になりました
したのは話だけではない千里は顔を赤くし
て言葉が出ないまま俯いてしまっ
た私は大人だ心配するなもうナンス
センターに
戻れ彼女は私の言葉の意味を理解したのか
ペコリとお人をすると病室から出ていく
暗い病室に1人残された私はその彼女の
足音が遠ざかるのを聞いているとんだ
寄り道をしてしまっ
た私は腹筋を聞かせてベッドから
起き上がると床に倒れている松葉を
拾い上げたこのまま寝てしまうのも平安だ
とは思ったが私は良子が病室に来ることを
思い出していたそれにしても千里の胸は
大きかった本来であればこんなことを考え
てる暇などないのだが私はまだ目の前に
千里の乳さがぶら下がっているような気に
なってしまう私はエレベーターに乗り込む
とさの大きな胸を思い浮かべながら洋室へ
と戻る例え天才的な探偵でもたまには頭を
リラックスさせることも必要だ
[音楽]
私は誤階でエレベーターを降りると
ジョージが持つえジョージが待つ病室へ
戻ることにした最もジョージが待つと言っ
ていても寝ながら待っているのだろう
が部屋の中は電気が消されておりは手探り
で自分のベッドへと
たどり着く体には心地よい疲労感が溢れ
そうになっておりこのまま目をつればすぐ
にでも眠ってしまいそうに思えたリエが
双子だったとはしかしそのおかげで辻妻が
あったことも確かであるバージンスリムに
ついた指紋と私のタバコの箱についた指紋
が一致しなかったこともこれで納得が
いく今回の事件は1人の人間ではなく多数
の人間の思惑が複雑に絡み合っているよう
な気がしてなら
ない全ては明日だなはいおかさんお言わせ
ないいや言わせるな言わ
[音楽]
ない私はあき子が休憩室の地下に入らない
よう祈りながらエにつくことにしたリエを
助け出したことにあき子が気がつかなけれ
ば多分彼女の方から何とかの行動を起こし
てくれるだろう
しかしそれが委員長が多であることを証明
したことにはならないはいえエターニティ
ウィングさんえちらちら来てくれて
ありがとうえーキラキラセンキュー
ありがとう是非ともゆっくり見てって
ください確かにその通りなのであれリエを
監禁し手紙を書かせたことは委員長が多で
あることを無理に証明しようとしている
だけだそしてリエが実際に委員長を殺した
とは私も思ってはいない考えているとキが
ないなこれまたその通りであった私に残さ
れた時間はあとわずかであるその貴重な
時間を有効に使うためにも今は私は眠ら
なければならない心地よい疲れが体を包ん
でいる私は目を潰ればすぐに眠ってしまう
自信があっ
た目をつると入院してから今まで出来事が
相魔のように蘇ってくる少なくとも事務所
で無駄な時間を過ごすよりは充実していた
に違いないしかし本当の満足感は全ての
真実を知るまで得られないだろう
おはよう貝原
さんあお水ない起きてもう朝
よねえ起きてっ
たらあなた

ん起きて朝
よなかなか色っぽいではないか
あいつから起きてたのよたった今だ文句
ある
かもうあなたがすぐに起きてくれないから
こんななことをしないといけないのよ私は
良子の言うことなど無視すると枕元に置い
てある懐中時計を見たふ十分な睡眠とは
言えないがまあいい
だろう良子がカーテンを開けてくれたのか
窓からは眩しいくらいの朝日が部屋に
差し込んでいるディエさん病院に来てるわ
よディエ

ええ行かないと怪しまれるって何が起こる
かわからないから私が行くって言って
随分と協力的ではないか協力
的私の推測通りになればりがいた方が都合
がいいのだ子は私の言っている意味が
分からなかったらしく不思議そうな顔をし

いるあら不思議そうな顔をした子がもっと
不思議そうな顔になったパジャに髪の毛が
ついてるわよ女の人の
[笑い]
みた本だけ長いがあったのだろがけただ
あれだけ女のは捨てろと言ったのに子は
まだ捨ててない
らしいで何を手伝えばいいの
かしら決まっているだろ良子に手伝って
欲しいこと
はゴミ席場に行き一緒に探し物をするの
[音楽]
だ昨日もゴミ席場の場所がどこかて聞いて
たけどそうにがわではない探さなければ
いけないものがあるのだ上だやめろ
お前
やろせっかくここまで来てバッドエンドに
持ってく
か読みもしなかったんだぞ
ぬ読みもしなかったから
なさタブレットが切れて
しまう私の真剣な顔を見て冗談ではない
ことが分かったのか両子は素直に頷いた
そうと決まれば一刻でも早くゴミ集積場に
行った方がいい
だろう読まないとはなんとひどいいやいや
いやいや読みすらし
ない私たちはまだ寝ている常時を残して
廊下へと出たまた時間が早いせいか廊下に
いる患者たちも眠たそうな顔をしている何
を探す
の日記帳と手紙だしかもそれらは破られて
捨ててある
[音楽]
早朝だというのにロビーは相変わらず溢れ
んばかりの人々であった受付からのイナ
アナウンスが爽やかな朝を台無しにして
いるような気がする私たちは人々を縫う
ようにしてロビーを抜けるとそのまま正面
玄関から外に出た明るい日差しが2人の顔
を明るく
照らし出す思ったよりも化粧が薄いのだな
親父みたいなこと言わない
で悔しいことに私は何も反論できなかった
ねえその2長と手紙は誰が捨てたものな
の病院の壁に沿うようにして歩きながら
両子が私に質問して
くるもこという少女を知っている
かどうやら涼子はあの寂しげな瞳をした
少女を知らないようだそういう私ももこと
何度も廊下で出会ったからこそ彼女を意識
するようになったのだが
私たちはようやく正面玄関の裏手にある
ゴミ席場にたどり着いた爽やかな朝だと
いうのに建物の北側に当たるせいか妙に
薄暗く感じて
[音楽]
しまう鍵がかかっているわ
よそう言うと両子は頑丈そうな南京所を
指さしたふ私に
任せろ私がそう言うと子はダイナマイトで
も仕掛けると思ったのかじりじりと
後ずさりをしてい
確かこの鍵だった
な昨日は暗闇の中での作業だったのでどの
鍵が南近所の鍵であるかは明確に覚えては
いない私手伝う
わ両子が鍵の玉に手を伸ばしかけた時で
ある決してスムーズとは言えない感じで鍵
が回り友次が倒した金属の棒が飛び出して

た開いたじゃ
ないこれからが本番なのだ
そう言うと私は観音開きの扉をゆっくり
開ける昨日と同様私の目の前に山のように
積み上げられたゴミの袋が現れ
た変なもの捨ててないでしょうねある
だろう
な私はゴミ袋を1つ引っ張り出すとそれを
良子に見せてやる
全てがそうであるとは限らない患者が捨て
たにまでシュレッターをかけないだろう
そう言うと私は松葉ずなどは地面に
投げ捨て積まれているゴミ袋を次々と
引っ張り出していった袋自体の大きさは
結構あるが片手でも十分に持てるぐらい
中身は軽い全部出していいの
かしらそう言いながら両子はゴミの袋を
投げるようにして出して
いる全てのゴミ袋を出し終えた私たちは
空っぽになったゴミ集積上の扉をガチャリ
と閉めた
[音楽]
ウー
いっぱいなんか気が遠くなりそう気が遠く
なるだろう
な扉の前にずらりと並べられたゴミ袋を見
て思わず良子はそう言ってしまう正確な数
は分からないがゴミの袋は大償を合わせて
100個を超える目だ超えるだろういいか
シュレッターがかけられたゴミは無視する
のだ例えその中に鳥や手紙が含まれていた
とても何が書かれていたかわからなければ
意味がないえ分かった
わ私たちは片っ端からゴミの袋を開けると
中に手を突っ込んでかき回すようにする
非常に原子的なやり方ではあったがこの
方法が一番早いように思え
た手紙かそれとも日長
かガムそう言うと両子は指先にぶら下がっ
たガムを見せた私にとっては大したことで
はないと思うのだが彼女はすでに泣きそう
な顔をしている
ちゃんと髪に包んで捨てなさいよ全くだな
私は良子の相手をしている暇もなく次々と
ゴミの袋を開けて開けては中に手を
突っ込んでいるあ今度こそ手紙かそれとも
日記長
かなんでもないわなぜか亮子は顔を赤くし
て叫び声をあげた時に見ていた袋を傍に
押しやってしまうなんなのだちゃんと
教えろそれでもりは私を無視して黙々と次
のゴミ袋の中を探して
私に秘密を持つとはいい胸をしている私は
良子が塊に押しやったゴミ袋を開けると
注意深く中を調べてみるどうやらこの袋の
中は頑者が捨てたゴミのようでほとんど
シュレッターがかかった状態ではないぬる
ぎ私が見つけ出したのは使用後の
コンドームであったそれはティッシュに
くまれておりそのティッシュから死んでも
触りたくない体液が漏れ出ている
全くどこでそんなことをしてるのかしら
両子はまだ顔を赤くして黙々と作業し
ながらそびいていた私は返事をする気にも
ならず再びそのゴミ袋を傍に押しやって
やるねえない可能性もあるのなんだとほん
それ
ないや
えーどっ
かどこでやっとんねんどっ
かどっか
はい何が
だあなたが探しているもがよふん100%
のことなどあるわけがないいいから探し
続けるの
だそう言うと私は額から吹き出す汗を
パジャマの外で拭った空を見上げると
すでに太陽が真上に登ろうとして
いるどのくらい探し続けたであろうか汗で
パジャマが背中に張り付き体を動かすたび
に気持ちの悪い思いをさせられる
私は何をやっているのだろうやだソマンの
エッティ
こらこらそういうことを言うんじゃ
ないちなみに僕やったことないからね当然
だけどそんなことやってる暇ないかない
からねうんうちのうちの患者さんそもそも
ねあの年寄りしかいないのよ
ね患者さんとお近づきになることもまず
ないしねうん本当本当
うちじゃできないうんうちじゃできない街

あと可愛い子いない
[音楽]
うん自分でもなぜこんなことをしているの
か分からなくなってくるそうかそうだった
なたえ無駄になろうとも気になる部分が
あれば徹底的に調べるんだ私は今までそう
やって難解な事件を解決してきたことを
思い出していた
ずっと前かになっていたせいか頭の中が
ぼっとしてきた私は腰に手を当てると何度
か背骨を後ろにそらすように
する
ん調べ終わったゴミ袋をそばへ追いやり次
に調べる袋を手に取った時であるその後ろ
で隠れるように置かれていたゴミ袋の底に
ほんの少しではあるが赤い色をしたものが
覗いている私はそのゴミ袋を開けると手を
突っ込んで赤い物体を引っ張り出そうとし
た指先に当たる感触がの待を増さ
せる見つけた
ぞ確かにそれは赤いハードカバーの日記帳
であった中身は見事に破り取られていたが
わずかに残された部分には女女の子らしい
丸文字が書かれて
いる今日も王子様から1人で考えてると
また夢の中でしか王子様という文字が目に
飛び込んできた時私はこれがもの日である
ことを理解したしかし日記に残された部分
だけでは何が書いてあるのかさっぱり
わからないああった
のり子も私の様子に気づいたのか額の汗を
拭いながらその赤い日を覗き込むどう見て
も女の子の文字ねあなたが探してる日記
ってこれの
こと私は無言で頷くとその日記鳥を良子に
渡すこの袋の中に破られた部分が私はその
袋の中に顔を突っ込むとるような気持ちで
探し始めたシュレッターに刻まれた髪が
書き出され空風に乗って遠くへ飛んで行く
もうゴミが散乱しとるゴミが散乱しとる
これ
だ私はスーページ分ではあったが丸められ
もせず綺麗に重なったまま捨てられている
日記帳の中身を見つけ出した手紙をこの中
に欲が出た私は見つけ出した日記帳の中身
をポケットにねじ込むと今度は王子様から
の手紙を見つけ出そうとする
しかし私の期待を裏切るかのよに手紙
らしきものは一切入っていないそれどころ
か日記帳の中身も私が最初に見つけ出した
部分以外見つからなかった
ねえ両子が心配そうな顔をして袋の中を
覗き込む私は良子の方を振り向くと首を
左右に振った日記帳が入っていた袋の中は
すでに空っぽになっておりあたりにはゴミ
が散乱している状態
だまあいい私ははポケットから日記帳の
中身を取り出しとりあえず読んでみること
にする本来であれば全てのゴミ袋を調べた
後にするべきなのだが私の好奇心がそう
することを許さないその人気は2月25日
から始まっていた私は1文字も呼びとばさ
ないよう注意しながら横書きで書かれた
その文章を目で追っていく最初に王子様と
いう言葉が出てきたのは3月の初めであっ
たこの文章からすると最初に王子様の方
から手紙が来てもこはその返事を日記に
書くになったようだその証拠に分隊がこの
日を境いにがらりと変わって
いる私は次々とペジをめくりまるで手紙の
ような日記を読んでいったそしてその日記
も残り数ページになった時である3月15
日王子様お手紙どうもありがとう王子様が
決めてくれた日まであと6日もこは王子様
との約束をちゃんと守って
ます私は指を追って日日を数えてみる
はいえああいさんかな62キラキラ62
セキありがとう是非ともゆっくり見てって
ください3月15日から6日後つまり3月
21日か私は震える手でページをめくる
両子も私のすぐ横で瞬きもせずに文章を目
で追っていた王子様からもらった小瓶は
言われた通りベッドの下に隠しました
もちろんもこはこのことを誰にも言ってい
ません小瓶てコて
アンプルのことかしら私は良子の問いに
返事もせず文章の続きを目でおるそれに委
長先生ともちゃんと約束をしましたでも
もこの方から誘ったから少し驚いていた
みたい
ちっとなんなのこの文章はでも王子様この
小瓶には魔法がかけられてるって言ってた
けど一体どんな魔法なのかしらももこも
王子様みたいに魔法が使えるといいなもし
使えたらこんなに悲しい思いをすることが
ないのに私はさらに震える手でページを
めくった自分の心臓の小動が体を通して耳
の奥をふわせている3月17日王子様お
手紙どうもありがとう王子様が心配して
いる鍵のことは平気です委長先生もこが
行く時はいつもドアを開けておいてくれる
から心配しないでくださいドアって休憩室
のドアのこと
はい岡さんマジかようんこれが真相です
ねそれとキャビネットに鍵がかかってい
ないことはももこも知ってました委長先生
ってあの部屋には誰も入らないって思っ
てる
みたい文章はここで切れており多分次の
ページに続いているのだろうしかし私は
その続きのページを持っていない
なのよこれはつまり委長ともこはうんそう
いう
こと両子は顔を好調させて私を問い詰める
ように聞いてきたアンプルってそう安化
水素
だろうじゃあこのももこて女の子が安化
水素のアンプルをあのキャビネットの中に
入れて委長を殺したのそう考えても不思議
なことではない何よ見えきらない言い方を
するわね
それ以外にこの文章がどう取れるっていう
裏消しかららんおいこらおいこらそれは
よろしくない発言
だ確かに良子の言う通りだろうしかし私は
言いよのない違和感を手紙の内容に感じて

たありえないのだ何がありえない
のりお
うっせえうるせえ最上
その時である私たちの背後から西上の怒
なる声が聞こえてきたその声について
ペタペタと走る足音が近づいて
くる探した

主に
[音楽]
城は全くらしくない薄い胸を抑えて息を
懸命に整えようとしていた主人何かようか
お前も主人と呼ぶなでは上私たちに何か
ようか呼び捨てにするなというのがわから
んの
か難しい性格だ
なここのカとここで何をしてるの
だそうはに広がったゴミ袋の山を
見る2度と病院に顔出すなと言ったのに
どういうこと
だ答えられないの

[音楽]
私私の命令を拒絶するばかりか悪名高き
探偵と一緒にいるとは
な全く呆れて会いた口の
私は西上の口を無理やり防いでえ無理に
塞いでやろうとした本当だ塞がらない
なふは
やめろそれより誰が悪名高き探偵なのだ
お前は喋るな子このバカと一緒にいる理由
をちゃんと説明
[音楽]
しろ口が聞けないのか
まあ
いい良子お前は首
[音楽]
だそしてバカ探偵お前もおしまいだそう
いうと西城は胸の内ポケットから1つの
手紙を取り出したこれが何かわかるかさあ
な今から室に
来いお真実というものを教えて
やるそう言うと西城は私の方をその手で
その手紙で軽く叩い
たごめん
なさいどうしてお前が謝らなくてはいけ
ないのだあんな人を主人と呼んでいた
なんて恥ずかしい
わ今頃気づいたの
かそういうとは私は手に持っていた日記帳
の中身をポケットにねじ込んだ約束の期限
は今日一杯のはずだがあき子はかなり焦っ
ていると言っていいだろう警察が麻薬の
ことで本格的に動き出したら日野という
意志が行方不明になっていることに気づく
かもしれない緊室に行くのもちろんだ私は
人を待たすことがあまり好きではない
さらに言わせてもらえれば待つことは
もっと好きでは
ないそれに奴は真実を教えてくれるそうだ
からな私も一緒に行って
君はもうフリーの探偵だ好きにできるだろ
子は私の言葉を聞いてにっこりと微笑んだ
じゃあなたの部下ってことでいいでしょ私
は部下など持たない主義だ
もうねそう言いながらも子はしっかりと私
と一緒に長していくつもりでいるさてこの
まままっすぐ室に行くの
かに話しててもらった方がよさそうだ念の
ためそう考えた私は目の前に散乱している
半透目のひくをゴミ集席場へ戻し始めた
手紙は探さなくていいの私の横で同じよう
にゴミ袋を投げ入れながら良子がそう聞い
てくるもう十分
だろう私は南京所をかけながら良子に答え
てやったああの日日記町の断片を読めばあ
違うあの日の断を読は子様の手紙の内容は
大体の想像は
つく私たちは来た時と同じように建物の壁
に沿うような感じで正面玄関へと戻り私は
歩きながら日記帳に書かれていた内容を頭
の中で読み返していた両子は黙って私の横
を歩いている聞きたいことは山ほどあるの
だろうが多分私が考え事をしているのを
邪魔したくはないのだろうあの日に書かれ
たことが全ての現だとしたらその可能性は
かなり低いと言っていいだろう現にしては
現実に起きたことと重ね合う部分が多
すぎるでは王子さの王子様の手紙など最初
からなくて全てはもこ1人が演じていたと
いうのはどうだこの可能性もかなり低いと
思われるもこが1人2役を演じていたにし
ては日記に書かれた文章があまりにも
生々しく感じられるそれに安化水素の
アンプルをももこが単独で手に入れられる
とは思えないカさん
良子に声をかけられた私ははっして我に
帰った日がつくと私は自動販売機の前に
立っている長室に行くんじゃないのり子は
まっすぐに委長室へ行くと思ったのか自動
販売機の前で立ち止まった私を振り返って
言ったちょっと待ってろはいえHさん
こんにちはこんにちは来てくれて
ありがとうえキラキラセンキュー
ありがとうえ是非ともですねゆっくり見
てってくださいえミーシンさんえキラキラ
1009ありがとうえ是非ともですねえ
ゆっくり見てって
ください私はポケットから愛用の手紙を
手帳を取り出すとそれをパラパラとめくり
ASA100編集部の電話番号を見つけ
出し
た携帯がないって不便だよ
ね相変わらず出るのが遅いなテレクラの
じきを取るスピードをもう少しは見習っ
たらどうだテレクラなんてみんな知らん
だろに
ヘイヘこちらASA100編集部便
出せかいいから早く弁出せ俺がそのだよ
うんそう言われてみれば確かに弁の声では
あるがあるなら早くってくれいいか警察を
連れてこの病院に
来い弁は私の言葉にして悪病しながら返事
をしやがったしかし私は大人である上げる
を抑え子供に言い聞かせるように優しく
言って
やるスクープが欲しくないのだな何が
スクープだよお前の言うことなんか当に
なるか俺がせっかくとか調べてやっても
返りが何もないじゃないかよだからこれが
見返りだいいか今から1時間後に病院の委
室へ来いわかった
な私は電話を乱暴に切るとの方を振り向い
て不そうに行ってやった行くぞ
室はい私は良子を後ろに従いながら人々の
間を縫うようにして関係者以外立ち入り
禁止と書かれたドアの前に
立つ私はス性の思いドアを開けると赤茶色
のカーペットに松葉の先を沈み込ませる
ようにして一歩ずつ長室のドアに近づいて
いった
なんかドキドキしてきちゃっ
たはうとつかせるかのように深呼吸をして
いる探偵はいつも冷静さを失ってはなら
ない良子は緊張しているのか口をぎゅっと
結んだまま顔をこらせている私は両子を
リラックスさせるため許してちょんまげで
もしてやろうかと思っ
た許してちょんまげでもしてやろう
か私が発散する嫌な気配を感じたのか両子
はすでに私に断ることもなくドアをノック
してしまう
あ私がノックしようと思ったのに仲へ
どうぞ貝原さんドア越しにあき子のゾクっ
とするような声が聞こえてくる私はノブを
ゆっくり回し明子と作そして西城がいると
思われる印長室へ入っていっ
たあらリエもいるじゃないですかあそりゃ
そうかそエもいるか
リエリエは部屋に入ってきた私たちに視線
を向けることもせず俯いたままじっと立っ
ているその姿は痛々しく何かにじっと耐え
てるような感じであっ
た貝原さんよく来てくださいまし
たでも本当はもっと早くお話ができると
思ってましたのよそう言うとあき子は私の
後ろに隠れるように立っている子をちらり
と見た
あら子さんも一緒
した
のあき子さんこいつはすでに西上探偵事務
所の人間ではありませんはいえあちゃん
さんかなキラキラ10選
ありがとうそうですかまあどちらでもいい
ことです
わ子はそれ以降2度と子に視線を向けよう
としなかったさてと
させてもらう城は明子の方を振り向くと
彼女に承を求めた明子が無言で頷くと城は
皮肉な笑を浮かべたまま喋り出すここに
こさせたのは言までもないすでに委長を
殺した犯人が分かっているということ
だほほ委長は自殺ではなく殺されたの
か私はわざとらしく上にそう言って
やるはにから手紙を取り出すとそれを再び
私の前でヒラヒラさせる知りたいかああ
知りたいなあでは教えて
やろう委長を殺したの
は牧のりえだリエの体がびっくりと震える
たえそうではないことが分かっていても
この雰囲気の中で自分の名前を呼ばれたら
誰だってドキリとする
だろうどうしてリエが委長を殺すのだ知り
たいか
いちいち聞くなああ知りたいと
も西城はますます自慢気な顔になるともう
一度手紙を私の前でヒラヒラとさせたでは
教えて
やろうこの手紙はリが委員長の殺害を自白
した置手紙なの本人がそこにいるのに
置手紙なのか西上は再び許可を得るような
感じで子に視線を送ったいいです
さんも真実を知らずにこの病院から去るの
は心残りでしょう
からでは言わせて
もらおうそこにいるのはリエではない妹の
知恵
だ西城は一は大きな声でそう言うとドラマ
の主人公にでもなったつもりなのか大げさ
にリエを指さしたリエは委を殺した罪に
耐え切れる手紙を残して失踪したのだ
全くバカな女
だならば聞く
がお前が知恵だと言ったわど女なはどう見
てもリエ
だお前は何も知らないから
な聞いて
驚け牧のリは双子だったのだ双子
何が天才的な探偵だ天才とは私のような
探偵を言うんだ西城の声が委長室に響き
渡るそうかでは聞く
がどうしてリエが委長を殺さないといけ
ないの
だ呆れるほど何も知らない探偵だな
そう言うと上は思いっきり見した視線を私
に向けると知恵の両親はこの病院で死んで
いるしかも輸血ミスで死んだという根拠の
ない噂がその時に立ったん
ほおここまで言えばバカなお前でも分かる
だろう同期は単純明解病院に対する逆恨み

ふうんなるほど
なあ参ったかバカ探偵参ってやるからもう
1つだけ質問させろ
仕方がない答えてやる
か私が聞きたいことはだ
などうやってリエは委長を殺したの
だあの女はビタミン剤だと偽って委長に
注射機を渡したの
だだ
からリエは安下水素の入った駐車機を
ビタミン剤と偽って委員長に
渡し何も知らない委長はそれを腕に注射し
たんだどうしてそうだとわかるのだ
このピエロだなマジでな読むまでもなく
そんなことは分かっていたがそう言うと
西城はしつこいぐらい手紙を目前で
ヒラヒラさせ
たなるほど
はでの讐たの吐た駐機を委員長に渡したん
だなそうそれが真実なの
だ私はいかにも教えてくださいという顔を
して最上に質問をしてやることにしたなら
ば聞くな駐車機にリエの指紋がついていた

か確か現場に残された駐車機には委長自身
の指紋しかついていなかったと思う
がそれ
は多分ガーゼでもるんで私だろそんなこと
をしたら委員長が妙に思うんではないか
うるさいこの手紙にそう書いてあるんだ
貴様の憶測ごきがこの手紙に叶うはずが
ないそうかでは聞くがどうしてリエが一と
え委員長と一緒に休憩室にいるの
だリエは委長を殺そうとしてるん
だ何らかの理由をつけて休憩スへ行ったと
しても不思議ではない
しかしあの晩リエは批判だったはずだ
がそこがこいつらの恐ろしいところだそう
言うと西城は俯いて立っているリエを
じろじろと見るその視線は汚いものを見る
ような感じで実に嫌悪に満ちた視線であっ
たお前のようなバカ探偵では想像もつか
ないだろう
がこいつらは双子であることを利用して
ありを成立させようとしたのだあり
まだわからないのかあき子さんを利用
しようとしたんだよあの晩あき子さんがリ
を屋上へ呼び出したことはお前も知って
いるのだろ多分あき子からメモのことを
聞いたのだろうしかし西上は自分の操作に
よってそのことを掴んだような言い方を
するその時がチャンスとばかりに1人が
屋上へきもう1人が長を殺す
っえ長夫人は屋上に来たの
か私はいきなり先を変えてリエに質問を
するこいつはリエではない恵だどっちでも
いいリ委長夫人は屋上に来たのかリエは
小さな声ではあったが最上にも聞こえる
くらいの声で答えてくれた
いえ長は屋上にませんでした
は屋上に行く前に委員長がいる休憩室へ
寄った
のしかしその時はすでにリエが委長を殺し
てい
たまさか明子さんが休憩室へ寄るなどとは
リも思っていなかったの
だご主人を殺された明子さんが屋上へ行け
なくなるのは当然のことだでは聞くがどう
して委夫人はと10時50分に約束
長と11時に約束をするのだ作が何か言い
たそうになるのを子は手で静止する彼女は
冷やかな笑を称えたまま私の次の言葉を
待っているようだこれは委長夫人本人から
聞いたのだ11時に休憩し行った理由は
委員長と大事な話をするために約束をして
いたと
な夫婦なのだから大事な話くらいあるだろ
そう長夫人も同じことを言っていたしかし
ほぼ同時の時に約束を2つするのか上は
少しだけ動揺しているようだでは他のこと
を聞いてやろう委長の推定死亡時刻は10
時だリエがあを成立させるなら10時50
分頃に殺すのではないの
か十時に殺してリエのありを誰が証明
する水なんか手にはならんそう言うとは手
に持たれた紙を私の押し付けたこれを読ん
でみろ何を言いたいのかは知らないがお前
の推理などただの空論だということが
分かる私は手紙などに興味がないという
感じで最上の手を押しのけるポケットから
ガーゼにくまれたメスを取り出し
たなんだそのメスはその瞬間作の顔色が
さっと青めた明子も平をよって言たが同様
の色を隠すことはでき
ないこのメスはそこにいるがしたもだ子と
一緒に委長の死体を発見した直後に
なそしてこのメスにはリエの指紋がついて
いるしかも作は自分の指紋がつかないよう
にガーゼでこれを包んでいたそうだ嘘つく
なそんなこと僕は聞いてないぞ西城は額に
汗を浮かべてチラチラと明子の顔を見て
いるしかしあき子にも最上に助け船を出す
ほどの余裕はないらしい
明子と栄作がリエの指紋がついたメスで
委員長を殺そうとした違う
かそう言うと私は平成をよっているあき子
の顔を見
た何を証拠にそんなこと目撃者がいるのだ
名前は言えないがなお前は究極のバカだな
子さんが委員長を殺したなら我々に依頼を
するはずがないじゃないか黙って聞いてろ
ボンボン探偵
なんだとこは僕が仕切ってるんだぞ西城は
まるでだっこのように顔を赤くして怒鳴っ
ている明子は半年前に委長の悪癖を知り
そして慌てて保険をかけ殺そうとした麻薬
を常用している委員長がとんでもないこと
をしでかす前にな栄作は額に油汗を浮かべ
あき子ですら手が細かく震えている
もちろん私のベッドに盗聴機を仕掛ける
ほどの女だ延長の悪癖を看護婦たちが知っ
た時のことを考え口を封じるために彼女
たちのことを調べ弱みを握ろうとした違う
か何を根拠にそこで出てきたのが両親を
この病院でなくしたリエの過去だあき子は
そこで初めて彼女を犯人にしてあげること
を思いついただ黙れ嘘言うなリエが国上に
いる間に彼女の指紋がついたメスで委長を
殺しに行く双子だろうがなんだろうが
どちらか一方のありはこれで
なくなるそして批判であるはずのリエを誰
か他の看護婦が見かけてくれれば彼女が
犯人であるせがますます濃厚になる違うか
あなたには失望しましたわしかしここで
思いがけないことが起きるのだ委長を殺し
に休憩室へ行くとすでに委長が死んでいた
そそうだ子さんが委員長を殺すはずがない
結局お前もが犯人だと認めているじゃない
か私は最上の言うことなど完全に無視して
話を続けてやる明子は委員長が自殺など
する人間だとは思っていないだからこそ
自分の計画を狂わせた人物を探し出そうと
思ったのだその
通りそして明子さんから上探偵事務所に
依頼がありが犯人である証拠を僕が掴んだ
わけだ私はに視を向けるとゆっくりとした
口調で
話しかける長を殺したのかリエは俯いた
まま左右に首を振るお前はバカかその女は
リエではないと言ってる
だろうお前はリエではないのかリエは
初めて顔をあげると私の目をまっすぐに見
ていっ
た私はリエです妹の知恵は家にい
ますりえの言葉を聞いた瞬間明子は
ものすごい想で私を睨みつけた
貝原さんいい加減にしてくださらない
かしら何をいい加減にすればいいのだシだ
嘘しか言いませんの
ねこの女はリエではありませ
んそうだこの手紙を書いて失踪したのがだ
ぞどうせその紙もから受け取ったのだろそ
それがどうしたお前明子に騙されているの
が分からないのか西城はぎょっとした顔で
明子の方を振り向くあき子はわざとらしい
微笑みを浮かべると椅子から立ち上がり私
に近づいてきたその何とも言えない迫力は
横にえたリエや西城が後ずさりしてしまう
ほどで
あるこの子がリエだという証拠でもあり
ますね
証拠がないと思うなら試しに地下の病院へ
行ってみたらどうだあき子の瞳の色に
青白い炎が
止まる知ってらっしゃったの
[音楽]
ね地の
病院何のことだはいえ最上がずっとバカし
てますはい小太郎くチャンネルさん
ガラシア野村病院の人々と聞いてそうそう
えっと終盤です
[音楽]
じゃああれも見ましたねああ見せてもらっ
たあんたに委長の悪癖を教えたやつの死体


死体あこさん一体どういうことなんですか
最上がバカしてるいい
ねあき子は最上のことなど眼中にないよう
に私の目をじっと見つめ続けている
彼女の表情は明らかに動揺していたがなぜ
か唇の端を上に上げて微笑んでいるように
も見えた
作分かっております奥

ボガ原さんあなたは素晴らしい方ですわ
無駄おはこれからの一を暗い獄で過ごす
ことに
なるど
かしらあき子がそう言って冷たい微笑みを
浮かべた時である長室のドアを通して何
やら騒がしい音が聞こえてき
た奥様あの音は私は懐中時計を取り出すと
弁に電話をして1時間が経過したことを
確認
する私が警察を呼んだのだもうしも遅れだ
ぞそう言うと私はボガを握りしめた作を
睨んだ奴は指示を待つかのように怯えため
できこの顔をじっと見ている私の
負けそ
そんな1つだけお聞きしたいの
原なん
だ主人は自殺ではありませんわね
自殺ではない原さんは犯人が分かっ
てらっしゃるの
ね私が無言で頷くと明子は氷の微笑みを
浮かべていった私の目に狂いはなかった
よう
ですあなたでしたらきっと主人が多である
証拠を掴んでくれると思っていまし
たでもそのあにを依頼したことが私の
命取りだったようですよねそう言うと今度
は自虐的な微笑みを顔に
浮かべるドアが勢いよく開くと便戦闘に数
人の警官が飛び込んでき
た本当にスクープなんだろう
な私が一瞬の声に振りこうとした時である
さすがの私も予想すらしなかったことが目
の前起きてしまっ
た空気を咲く音に私は慌てて首を元の方向
に戻し
たリエの悲鳴が響きえ部屋に響き渡り警官
が一斉に作を取り押さえに
かかる子は私の顔を見つけ出すと胸に
刺さった矢を抑えながら必死で手を伸ばし
てき
た便が生をごりと飲み込む音が
聞こえるおい呼ん
でるさんあのダブルキャストから離れよう
か1回はいさんキラキラセンキューラリ
さんキラキラキー
ありがとう目から涙を流しなおも手を
伸ばし続けている彼女の表情からは氷の
ような微笑みも瞳の奥の青白い炎もすでに
消えて
いる
原あき子の指先がブルブルと震えていた
彼女の命の歩道はすでに消えかかろうとし

いる私は決して優しくはないがあき子の手
を握って
やる私は伸ばされた明子の手をそっと
握りしめた明子はかかに微笑むと少しずつ
彼女の腕から力が抜けていくのが
わかるほらほらどい
で複数の警官が2度と動かない明子の周り
を囲んでいる私は松葉添を掴みゆっくりと
立ち上がるとそのまま部屋を出て行こうと
したま待ってくれ西城は腰を抜かして床に
込んでいた私はもちろん奴を待つ気など頭
ない
話せちょうどその時警官に取りえられ部屋
からで連れ出されようとしている作と目
が今まで暴れ続けていた作の体がいきなり
ぴたりと動かなくなっ
[音楽]
たなんで殺し
た作はニニしげに私の顔を見ると
吐き捨てるように
言うお前に言ってもわからないだろ
ほら喋るな作は体をこつれながら印長室を
出ていく私はその後ろ姿をずっと目で追っ
てい
たやがて作には警官に囲まれるようにして
その姿をロビーの中に消していっ
たどうして貝原に手を伸ばしたんだべ
うんとねあきこさんあの貝原のこと多分ね
好きだった

えっとなんだっけ英作も英作であのあき子
を好きでいたのは確かなのようんだから
色々とねあのあそこら辺はね主人公が恋愛
に疎いので主人公が早ほぼ
ほぼ主人公がほぼほぼねあの恋愛の方にね
興味を示さないからあれなんだけどあそこ
ら辺のとこてだいぶあのちゃした愛関係が
あってていう感じ
うん
さんもう私たちは用済みだ
[音楽]
行こうそう言うと私は赤茶色のカーペット
の上を歩き始める子は何度も倒れている
明子を振り返りながら私の後を追いかけて
きたの悪い
横に並んだ良子がぽつりという
いやまだ終わってい
ない私はロビーへと続く扉をゆっくりと
開く警官によって帰省されたその場所は
いつもと違う意味でひどく
騒がしいみほ
さん後ろを歩いていたリが自動販売機の前
に立っているを見つけてったその足音は
もちろん似合わないゴム族の上履きでは
ないなんだ千里も一緒なのかみほの背中に
隠れるようにしてこご栄作が連れて行か
れる様子を見ていた千里が私の声に
ぴったりと顔を覗かせ
たおい一体何があったんだ見ての通り
だみほは私に怪我がないか確かめるように
頭のぺから足の先まで視線を往復させて
いる見ての通りって長夫人の羊が警官に
連れて行かれたってことかそそれだけ
だあの作さんが委を殺したんですか3人の
視線が私の顔面に集中しているいや
違う私は3人の顔を順番に見ると感情の
こもらない声で言ってやった委長を殺した
犯人は別にいるある人物の日記帳を手に
入れそれがはっきりと分かっ
た誰なんだよそれは明日警察に行って話す
つもりだ今日はもう何もしたくない気分だ
から
なみほは私の目をじっと見るとやがて
聞き出すことを諦めるように言ったまあ
あんたのことだから何も心配することは
ないかそう言うとみほは手をポンポンと
叩くみんなもう戻らないとだめだよ
私たちは看護婦で野獣じゃないから
ねみほに印刷されるようにして千里とリエ
はエレベーターに向かって歩いていった
いやリエは返してあげてねええまさかどう
してあしたのどうし
た何が
だ明日警察にあきこではなかったん
かおええおえそうだよあきこはあきこは
いや一応ねあのねあき子は委長を殺そうと
はしてた殺そうとはしてただけどもえっと
別の人物によって先に殺されてしまったが
ために色々とめんどくさい話になったうん
えーあの人の計画がえっと成功していれば
こんなめんどくさい話にはなんなかった
のさあ
な私はみほたちがエレベーターの前からい
なくなる頃を見計らって歩きだし
た待てよ
いやリエは返してあげていや大変だったん
だから
今そこから仕事させないであの子
にエレベーターの中で私は良子と一言も
会話を交わさなかった両子は私に何度か
話しかけようとしたが私の表情を見るたび
に口を閉ざして
[音楽]
しまうあきこたんとばっちり
私は誤解でエレベーターを降りた途端より
も廊下にいる患者の数が少ないことに
気づくみんなロビーで見物しているのか私
は首を左右に振りながら呆れ顔で病室へ
向かって歩き出した両子は手を後ろに組ん
で私の後ろをついて
くるうわあ
すごい人だかり
だ窓から外を見ていたジョジが私の顔を
見るなりベッドの横に来た私はジョジの顔
など1度も見ずに松葉杖を傍に
立てかけるすごいよパトカーの数
がそう
か私はそっけなく返事をするとそのまま
ゴロリと横に
なるはもう少し何か言いたそうだったが私
のをうようにすると大人しく自分のベッド
へ戻って行っ
た疲れたでしょはいジョさんキラキラ10

ありがとう少したらそうさせて
もらおうそう言いながら私は別のことを
ずっと考えていたそれはもちろんゴミ袋の
中から見つけ出した日記帳の中身のことで
ある
明子は死に作は逮捕されたしかしまだ全て
が終わったわけでは
ないそんなバカなこと
が私はポケットにねじ込んだ日記帳の中身
を取り出すとどうしても納得できないこと
を確認するかのようにもう一度それを読み
始めたね寝ないの良子に言われるまでも
なく私の体は心身共にくで果てている私は
上半身だけを起こすとベッドに座って雑誌
を読んでいるに視を向けたおい
ジョージ
何ジョージが私に話しかけられるのを待っ
ていたかのように顔をあげる今夜はこの
部屋を貸し切りにさせてくれ
え何を勘違いしたのかジョージが顔を赤く
して良子を見
たやだ変なことを言わないでどうやら
勘違いしているのはジョジだけではない
よう
だ2085室がが空いている今日はそこで
寝てくれないかジョジは考える様子もなく
すぐに返事をしたいいよ別にあんたのこと
好きだし
さ気持ちの悪いことを言う
なようやく自分の勘違いに気づいたりが
心配そうに私の顔を覗き込むねえ何をする
つもり私が何かするのではない私は待つ
だけだ待つって誰を
両子はそれ以上聞こうとせずその代わり私
の体へ毛布をかけてくれるいつもであれば
憎まれ口の1つも言ってやるところだが
今日はなぜかそんな気分にもなれないえ
ジョジめっちゃいい
やつおだなジョジいいやつだ
な夜11時に起こしてくれわかったわの
11時ね
は目を閉じると何も考えずに眠ることにし
た私がいくら考えてもあとは相手の出方を
待つだけなの
だ目を閉じた途端心地よい水馬が体を
包み込む彼女がその言葉を言い終わらない
うちにすでに私は深い眠りへと入っていっ
たはいえラプリさんかなキラキラ20選
ありがとう是非ともえ残りもうすぐ終わり
でございますえ最後までね是非とも見てっ
てくださいよろしくお願いし
ます起きて貝原
さん誰かが私の体をゆすっている貝原さん
もう11時よ
本当によく寝ていたわなんだずっと横にい
たのか
えすっかり暗くなった部屋の中で良子は
意味もなく顔を赤く
する私に変なことをしたんじゃあるまいな
そう考えつつ私は横のベッドをちらりと見
たジョジの姿はそこにはなくこの部屋には
両子と2人切りのようで
あるジョジはどこに行ったのだまだあなた
が言ったのよ今日はここで寝るなってそう
かそうだった
な私は寝ぼけた頭をはっきりさせるために
上半身だけをベッドの上に起こしたじゃあ
私帰るわね
ああまだ何か手伝うことがあれば私は彼女
の言葉を途中で静止すると無言で首を横に
振る
彼女は少しだけ残念そうな表情をすると
そのまま病室を出ていこうとした気をつけ
て病室のドアを開けた良子が振り返り
ながらそういう廊下の照明が帯のように
部屋へ入り込み良子の顔も半分だけ明るく
照らされて
いる私は天才的な探偵だそうだったわね
あなたは天才です
ののドアが閉まる音とともに病室が突き
明かりに包まれる私はベッドに横になった
まま窓から見える満月をじっと眺めてい
た決して目を閉じてはいけないもし再び寝
てしまったら私は2度と目覚めることが
ない
だろうどのくらい時間が経っただろうか月
はすでに窓から見えなくなり漆黒の星空
だけが窓の外には広がってい
た私は枕
あ計をにるもちろんそうしている時もこの
部屋に近づく足には注意を払っていたもう
1時か容赦
うめえ時計の針はすでに午前1時を回ろう
としている私は時計を再び枕元に戻すと
腕組みをしてじっと天井を眺めて
いる天井を眺めながら私は子のことを
ずっと考えている彼女は何をみ目で生きて
いたの
だろうあき子はなぜ私を求めるように手を
伸ばしてきたのだろうあの時の彼女の顔は
まるでああなることを望んでいたようにも
感じる人間は生きているからこそ意味が
あるそして大事なのはイに生きるか
だ私は誰かに訴えるかのように頭の中で
そう呟いた少なくとも私は寝るために起き
起きるために寝るような人生を送っては
ないその時である私の鼓膜を聞き覚えの
ある音がふわせたはいフラワーさん
ガラシアガラシア来てくれてありがとう
是非ともゆっくり見てってください最終版
でござい
ますお客さんが来
た金属がこすれるような音が廊から聞こえ
てくるとその音は私の部屋の前でピタリと
止まっ
た私は目をつりネタふりをして
いる
まさか
うんドアが静かに開けられ部屋の中に誰か
が入ってきた気配がする私は手の平に
じっとり汗をかきながらそれでも体を身も
動かさないあなた
が好きなの彼女の声がベッドのすぐ横から
聞こえてくる私は薄を開けるとももこの手
に注射機が持たれていることを確認した
おじ様が教えてくれた
のこうするとあなたが私のことを好きに
なってくれるってどこまでも夢みがちなこ

のそんなことをしても私は誰も好きになら
ない
ぞあまりの驚きにももこは声もだ出ない
ようだ私はももこの腕を掴んだままその手
に握られている中車機に目を向ける
ももこそうだ
な私も委長と同じようにするつもりか
あににならない声をあげたもはその大きな
瞳で私の顔をじっと見ていた彼女の腕の力
が抜けて行きやがて駐車機を持った手が
ゆっくりと開かれる
おっと私は床に落とす前にその駐車機を
彼女との手から奪えとったもちろん針先に
最新の注意を払ったことは言うまでもない
お前だったん
か私は彼女の言う通り掴んでいた歌腕を
話してやったこの駐車機の中には治安化
水素が入っているの
か多分もこはこの注射機の中身が何である
か知らないのだろう王子様から手紙が来た
のだろもこは無言でこりと頷く王子様とは
誰なのだあなただと思っていたの
にその表情が暗くもがえももこの表情が
暗く悲しくなり今にもその人から涙が
こぼれ落ちそうであるそのことは前に聞い
ているでも私は王子様では
ないもこは長いまつ毛をふわせながら再び
りと頷いた王子様は手でしか私とお話をし
てくれないのもこの言葉に嘘はないだろう
彼女が王子様の正体を知らないからこそ
その王子様は平気で人を殺すことができる
のだ君は3月21の夜休憩室に行ったな
そう言いながら私はポケットから日記帳の
中身を出して彼女に見せ
た王子様の指示通り休憩室に行き
キャビネットに魔法の薬とやらをしまった

か彼女は何も言わなかったが私の言葉を
構成し肯定しているようで
あるそんなことはありえないどうやって君
があのキャビネットに魔法の薬を入れるの

そうこれこそ私が日記を読んで以来ずっと
感じていた違和感なのだ車椅子の彼女では
あのキャビネットにアンプルをしまうのは
不可能なはず
だ王子様が君より先に休憩室へ行って
キャビネットに魔法の薬を入れることに
なったの
かそうだよ
ねこうやっ
て入れたのだっ護たずあのあの子の足は
治ってるって立てるはずだってずっと言わ
れてたからねあの近代地じゃねえやコナン
のコナンの第1話みたいなコナンの第1話
のオープニングみたいなお前の主から聞い
てんだよお前の足はもう治って
るってなっていう
やつ私は口を開けたまま彼女の立った姿を
じっと見ていたキャビネットの中にあった
小瓶を全部隠し
てが代わりに魔法の薬をたのもしかすると
私は体が震えてくるのを感じていたそれは
彼女が立った姿を見て感動に打ち震えて
いるわけでも彼女がキャビネットに
アンプルを入れられることが分かったから
でも
ない確かに彼女は言った私の頭の中にある
人物の言葉がいきなり浮かんできたのだ
それは聞き流してしまいそうな何気ない
会話のの中に出てきた言葉であっ
た彼女か王子様なの
かきゃあたったももこが立っ

えーはいえ花えー花なしポンさんでいいか
なえ来てくれてありがとう是非とも
ゆっくり見てってくださいうん多分ねあの
岡谷さんそのメロディはね違うのよえ
どっちかって言うと100年ぶりの正意末
の裏でなってるやつなのよ
うんもこは私の顔をじっと見つめながら
ガウンのボタンを1つずつ外していく待っ
て待ってちょっと待っ
てちょっと待ってじゃないだかりんポンっ
て読みますなるほどカリンぽんさん来て
くれてありがとう是非ともゆっくり見てて
ください彼女が何をしようとしているのか
は分かったが私は言葉を発することもでき
ずにその様子を見てしまっ
た探偵
さんももこを見て
彼女の手に持たれてえ持たれえ彼女の手に
持たれていたガウンがはらりと床に落ちる
もこの
体とっても汚い
の私は彼女が何を言いたいのか分からず何
も答えられずにいた委長先生がねももこの
体に変なことをする
の変な注射をし
て体に触ってくるの
最初最初お部屋に遊びにおいでって言われ
て彼女は目からポロポロと大粒の涙が
こぼれ落ちえ彼女は目からポロポロと大粒
の涙がこぼれ
始めるいいかいじっとしてるん
だこのことは誰にも言っちゃだめだ
このクソ委長
[音楽]
よ事故った事故った事故っ
たもういいだろうえ
そんな嫌なことをわざわざ私のために
思い出すことはない話をしてくれなくても
容易に想像できることだわをやったぜじゃ
ないんだ
わ委長先生とももこがしたことを誰かに
そのことを言ったら
どうせ君の友達に同じことを言うとでも
言ったのだろうもこがどうして分かるのか
不思議そうな顔をしながらそれでもこりと
頷い
た委長は地獄に陥れるないい君だ委長
先生ももこの顔を見るたびにお部屋に呼ぶ
の行かないと学校の友達に言うっ
てだから
ももこ学校に行くのが怖かった
のみんなももこが捨てること知っていたら
どう
しようカレンダーの松印の意味がやっと
分かった
ぞあの罰印は休憩室へ行った火の印なの
かももこは告りと頷くももこが委長先生の
お部屋に行った日
私はガウンを拾い上げももこの体を軽々と
抱き上げる彼女の体は以前抱き上げた時
よりもずっと軽く感じられたいいか委長と
のことは
忘れろ私はガウンを着せてからもこを
ベッドに寝かせ優しく毛布をかけてやる
電気をつけて
探偵
さん私が委長先生を殺したの今は何も考え
ずに寝るんだ明日ゆっくり話を
しようそれと君の体は汚れてなんかいない
だって私の言葉を
信じろもはしばらく私の顔をじっと見てい
たが安心したように言った分かっ
た探偵さんのことを
信じるそうかでは寝るの
だ私の手を握ったままもこは静かに目を
閉じるしばらくすると可愛らしい寝息が
聞こえてきた私はももこの頬をそっと
撫でると全てのことを終わらせるために
すくと
立ち上がるのをつけたまま廊下に出た私は
そのままエレベーターへと向かって歩き
始め
たもし私の推理が正しいとしたら彼女に
とってあの一言が命取りだった
なエレベーターに乗り込んだ私は私がこれ
から会おうとしている人物を思い浮かべて
いたそうその人物とはまや里
だエレベーターを降りた私はある心を抑え
てナースセンターへと向かったすでに心
だけはナースセンターの前へ行っている
ような感じ
だ私がナースセンターに着くと足音に
気づいたのかみほが中から出てきたうっ
やろ色々とねえ綺麗な伏線があるのよマジ
でこれすごいことにみほ下はどこにいるの
だみほは他の女性の名前を出すと不機嫌な
表情になるしかし今の私は彼女の個人的な
気持ちにまで気を使う必要気を使う余裕
などないさっきまで私たちと一緒にいたん
だけどさの話を聞いてるうちに気分が悪く
なったみたいで屋上で風に当たってくる後
で説明して了解いやまあまあまあ言うけど
こっから屋私はみの言葉になぜか騒ぎを
感じていたまた上
見たことがえ僕のダブルキャストの配信を
見たことがある人は思うだろうまた屋上か
とまた屋上か
と私はみほの言葉を聞き終わると同時に
松葉杖を投げ捨てエレベーターへ向かって
走り出していた石膏がタイルの床を叩き
ゴツゴツという音が深夜の下に響くおおい
松をどうするんだよバランスは悪かったが
松葉よりは両足を使った方が早い私はとし

をきりにしてエレベーターへ転がるように
乗り込むしかもここの曲さここの曲さ
ダブルキャストのあの時とほとんど曲一緒
じゃない似て
ない
234私はエレベーターの中でも数字を
数えながら足踏みをしてい
た似てる
ね似てるでしょ私はエレベーターを
飛び出すと今度は屋上へ続くを目指して
走るごっつん
ごつ石膏とタルがぶつかり合う音は安らか
に眠っている奴らにとって迷惑だろうが
はっきり言ってそれでこではないのだ私は
片足て跳ねるように階段を登り切ると勢い
よく屋上の扉を開け放ったこれは先輩から
ヒントもらう
かえいやヒントも何も本人の言った言葉
だけやるしかないなんか似てる
状態ダブルキャストか
ないた千里は金に捕まるようにして屋上
から見える夜の景色を眺めてい
たこ歩いてくんの
怖歩くたびに石膏の音が夜空に響く千里に
も私の足音が聞こえていたはずだが彼女は
決して振りこうとはし
[音楽]
ない野村キャスト
ここで何をしているのだ王子
様さは王子様という言葉に何の反応も示さ
ないしかし彼女はその言葉に対して違和感
も感じず否定する気もなさそうであった
あなたがここに来ると思って待っていたん
ですまっすぐ前を向いたままさは表情を
変えずにそう言った彼女の視は夜を見て
いるというよりか遠くを見ているような
感じで
あるほほ私が来ることを分かっていたのか
なんとなくお前がもこを操っていたのだな
ちとは覚悟ができていたかのように頷いた
彼女の横顔から覗く長いまつ毛がかかに
震えているのが
分かるししの沈黙が2人の間に訪れた私も
里と同じように遠くに見える高層ビルの
窓明かりを眺めている
1つだけ質問していいですかなん
だ王子様の正体が私だとどうして分かった
んです
かその答えを言う前に私はポケットから見
慣れた赤い箱と愛用の実方を取り出し
た私の口から吐き出された支援が緩やかな
風ととに星空の中へと溶け込んで
いく日記町を読んだ時どうしても納得でき
ない部分があったのだそれは車椅子に座っ
たもこがどうやってアンプルをすり替えた
かということだっ
たしかしその問題は目の前でもこ自身が
解決してくれたそう彼女にとってアンプル
をすり替えることなど増のないことだった
のだ彼女は自分の足で立つことができた
その
通り様をる
を知っていたの
だろうそして目の前でもこが立ち上がった
時ある言葉が私の脳裏に蘇ったのだそう
千里が言ったあの言葉がな私が言った
言葉千里は私に言ったはずだもこが日記帳
を隠している場所はクのぬいぐるみの
ポケットかもしれない
と車椅子の彼女がどうやってあの場所に
日記帳を隠すのだどう考えても座ったまま
の彼女では不可能だろう
つまりもこちゃんが立てることを私が知っ
ていたもちろん確信などなかったしかし無
意識に言った言葉にこそ真実が隠されて
いる場合があるもの
ださはまっすぐに前を向いたまま少しだけ
微笑んだように見えたその微笑みは自分に
対するものなのかあるいは私に対するもの
なのかは分からない本当に原さんすごい
探偵さなんですね
そう言うと彼女は初めて私の顔に視線を
向け
た今頃気がついたの
か私の言葉に再び微笑んだ里はなぜか
すっきりした顔をしているあの夜あなたに
全てを話そうと思ってたん
ですもせなそう
か私は呼吸をするように支を吸い込むと
それを勢いよく吐き出した支援が再び夜空
に溶け込むのを見ながら私は自分の推理が
正しいかさに確認してやることにするさ
もし私の言うことが間違っていたら言って
くれ委長を殺した同機は日記を読んだ里が
怒りに触れ委員長を殺してやろうと思った
こう考えることが一番簡単
だろうしかし私はそれが直接の同機だとは
思っていないのだ確かに憎むべきことだが
それだけで殺すことを考えるだろうか原
さんの言う通りです長を殺すことが目的で
はありませんでしたさはある人物を以前
から強烈に憎んでいたそして日記町を読ん
だ時その人物が一番苦しむ方法を思いつい
たの
だ里は少し驚いた顔をして大きな瞳を
ククリと動かす原さんて心理学者みたい
です
ねそしてその憎むべき人物とはあき子の
こと
だろう里はこの病院が滅びる様子をあき子
が困窮する様子を見ていたかったの
だあらニコニコが終わっ
た皆さんニコニコが終わりまし
たYouTubeとまだ続いておりますえ
ニコニコの人ニコニコの人うまいるだろう
けどごめんな
みんな
あらニコニコがまさか最後で最後まで続か
ないとは思わなかったえだって10時間
まだ行ってない
よえマジかなんで
だああまあ仕方ないこのまま進めよう
か殺であれば金もおりず委長の悪癖が世間
に広まり病院の信用は落ちになるだろう
その総理そしてこれは私の考えすぎかも
しれないが警察が他殺の線で操作をしても
保険をかけていたあき子が疑われると思っ
ていたのではない
かさは弱々しく歌うえ弱々しく笑うと少し
だけ私を責めるようなね貝原さんがい
なけれ
ばその通りになっていたと思いますそうだ
な私はさの言葉よりも自分の考えが
正しかったことに満足していたしかし確認
したいことはそれだけでは
ないもこを利用した理由はただ1つ委員長
に自殺してもらうため
だろう明子を苦しませるためには委員長が
自殺でなければならないそしてそれを実現
するにはもこがどうしても必要だと思った
のだなそうです彼女が必要でし
たはの記によって委員長がもことの事を
行う前に薬を使用することを知った違うか
そう日記に書いてありまし
たももこちゃんはそれが何の薬かは知ら
なかったようですけどその姫事を長が他人
に言うはずもない要するに彼女が休憩室に
出入りしていることは誰も考えないこと
だっていたのは日記を読んだ私だけです
[音楽]
委長にしても相手がもこでは何の警戒もし
ないなおかつアンプルをすり替えられた
ことに気づくチャンスなど委長には皆無だ
と言って
いい前もってアンプルをすり替えばそれ
だけ委長が気づく可能性が出てくるそして
1度疑われてしまえばこの方法は2度と
使えない
だろうだからこそ委員長が麻薬を使用する
直前にすり替える必要があったそして部屋
が暗てればこれ以上の向上件があるはずも
ない
ももこちゃんに部屋の電気を受けさせる
よう私が手紙で指示しまし
た私は最高速で回転している頭脳を少し
だけ冷すため見慣れた赤い箱を取り出し
新しいタバコに火をつけ
た明子を憎んだ理由はこれは1つのこと
だけではないだろう長夫は以上ですさは
悔しそうに唇をかみ金網を握る手に力が
入るのが分かる
私が患者さんの財布を盗んだって言われて
みんなの前で下姿にされたことがあるん
です冒頭のシーンの女の子はもこか
そうそう
[音楽]
そうそうその時生まれて初めて殺という
ものを感じまし
たさはその時のことを思い出したのか目に
うすらと涙が滲んできているを脱がないと
圧に
届ける彼氏言って
やる目に涙を浮かべるほど悔しいはずなの
になぜか千里は弱々しく笑ったそれは普通
の男であれば無条件で抱きしめたくなる
ような痛々しい微笑みであっ
た殺したいほどひどい目に合っているなら
病院をやめればいいだろう人殺しをする
よりは何倍もマだ委長人は私が病院を
やめることも許しませんでした長室に
呼び出されひどい目に合わされるとされ
ましたからそういうとさは瞳を落ち着き
なき落ち着きなく動かしながら大きく
ため息をつくるでも長まで死ぬなんて思い
ませんでし
た今回の事件はそれぞれの思惑が複雑に
絡み合っていたのだ何かをしようとしてい
たのはさだけではない私はほとんど根元
まで吸ってしまったタバコをコンクリート
のブロックで揉み消したの焦げる嫌な匂い
がつんと私の尾を刺激
する3月21日にもこを休憩室に行かせた
のは偶然なの
かは私が何を聞きたいのかすぐに理解した
ようだあの夜長夫人が休憩室に来ることは
知ってまし
たもこちゃんがそのことを日に書いていた

です多分委長が愚痴半分で言ったのだろう
殻になった赤い箱をねじるようにすると
それを屋上に投げ捨てた月明かりに照らさ
れたセロハンがキラキラと光りながら子を
描いて
いるそして最後は私を殺そうと思ったのか
いえそこまで言うと彼女は小さなため息を
1つつくあの注射機の中身は安水素じゃ
ありません
から私がここに来ることを望んでいたとで
も言いたそうだな
さは私の質問には答えず再び視線を遠くに
向けたもし駐車機の中には安化水素で
あなたは私に殺されるような人じゃあり
ませんポイステなそれは
そう
あの今の時代だとさすがにえっとおかしい
描写がねいくつかあるよねあのあの病院今
タバコ吸っちゃだめですよ屋上なんて持っ
ての他ですよ
今のは褒め言葉だと受け取っておこう私は
そう言い残すと千里を残して屋上から
去ろうとしたしかしそれを感じた千里が
驚いた口調で声をかけてくれあの私
は私は真実さえ分かればいいあとはさと
自身に罪を償うつもりがあるかだけだ
もちろんあります
[音楽]
私は背中に千里の視線を感じながら屋上の
入り口に向かって歩き出した本来であれば
格好の1つもつけたいところだが石膏に
包まれた右足はそれを許してはくれない
そうだ最後に1つだけ聞きたいことがある
ノブに手をかけた私は突然思い出したかの
ように里の方を振り向いてそう言ったもし
私がここに来なかったらどうするつもり
だったのだ
さはしばらく口を開こうとはしなかったが
やがて私の目をまっすぐに見つめながら
言うその時は別の方でをうつもりでした私
はその言葉が何を意味しているのかすぐに
分かったしかしあえてそれを確認すること
はし
ないそうか
私は扉を閉め右足を引きずるようにして
階段を降りて
いる私の心の中は真実を知ることができた
充実感と得体の知れない虚しさが同居して
いたしかしこのような気分になるのは事件
を解決するたびに経験していることで
ある探偵稼業を続けている以上この微妙な
気分とは永遠におさらばできないだろう
初戦私の仕事は知られたくない他人の真実
を暴くことなのだこれここでここコナンと
同じこと言ってるよ
ね探偵ってのはねっていう話をね同じこと
言ってるの
ねそれでも私はこの稼業から足を洗う
つもりなどない事件を解明する時の充実感
が他の職業では味わえないことは十分
すぎるほど分かっているつもり
だここら辺のねここら辺のね独白ねほぼ
ほぼねコナン君と一緒のこと言ってんのよ
あの言ってることはね言ってることは
コナン君と一緒なんだけどあのが将来こう
なるかと思うと頭が頭が痛くなるとかいう
か新一がこうなっちゃうのかって思うこと
は皆さんしないでください
[音楽]
ね踊り場の窓から見える空が少しずつ白み
始めている私は空が明るくなるとともに
消えかかりゆく満月を飽きることなく
じっと見ていたさてと私も同じように
消えるとするか
階段を降りるごとに私の体から力が抜けて
いくのが分かるそしてそれは私の居場所が
この病院にはないことの合図でもあっ
たなるだろうなならないならないそんな
ことにはならないはいえーお疲れ様でした
え野村病院の人々プレえっとプレ
ステーションじゃないセガサタンですねえ
セガサタンのえゲームでごいましたあれ
まだあったわそしてその1週間
後まだあったわ
ごめんふうやっと落ち着いた
な早々に野村病院を退院した私は早速次
なる事件を迎えるための準備をしていた私
が元の事務所に戻ることができたのも
もちろんのおかげで
あるず
の事をにばらすと言っただけで優しい心の
持ち主である越は自らこの事務所の使用を
申し出てきたの
だねえ書類を整理する棚が必要じゃない
かしらそうまだ落ち着いたとは言えない
だろうどうして子が私の事務所にいるのだ
聞いてる原さん
おいどうしてお前がここにいるのだ
両子は私の言葉など聞こえないふりをして
せっせと荷物を片付けて
[音楽]
いるやだもう事件の依頼
かしらたえそうだとしても両子には関係の
ないことだろうしかし彼女は私の考えなど
眼中にはないように勝手にドアを開けて
来客を招き入れてようとしていた
近くまで来たからちょっと寄ってみようと
思っ
てちょっと寄ったというには不自然な
くらい顔を赤くしている探偵務所って
こんな感じなんですねそう言いながらリは
遠慮がちに部屋の中を見渡しているしかし
子の怖い視線に気づくとすぐに私の方に顔
を向けて俯いてしまっ
たん紙がてるわよ
たのだろうか入口のポストから1つの手紙
を取り出すとそれを不嫌そうに机の上へ
置い
た手紙というより小包と言っていいくらい
それは分厚いものであった事実料金不足の
因が切手の下に押されている私はその手紙
を手に取ると注意深く観察してやった確か
にアテナは私の名前ではあったが差し出し
人の名前は書かれていないしかしアテナの
筆跡には見覚えがあったそうこ
丸文字は日記に書かれていたのと同じもの
であった私は見られた赤い箱を取り出し
ながら良子に紅茶を入れることを命じた
彼女がこの部屋にいることは認めたく
なかったが所詮男は磨ってない生き物なの
だ私が校長入れ
ますずっと黙っていたりえがいきなり
大きな声でそう言ったので私は思わず彼女
の顔を見てしまっ
た忙しいです
すようにそういったはいつもの小さい声に
戻ってしまうそして返事を待つように私の
顔をじっと見つめてい
たそして子もカップを手に持ったまま私の
顔をじっと見ている多分彼女も私が何を
言う何かを言うのを待っているのだろう
全く余計な問題を抱えてしまったもの
だエンディング分岐ですエンディング分岐
というかヒロイン分岐
です
あお女のバトルいいね良くない
わここまで来ててこの2人なのかっていう
話よはいささんキラキラ10選
ありがとうまえ両でいい
か子早く紅茶を入れるのだ
はーい子の元気な返事が聞こえてくると
台所からカップの揺れる音が聞こえてくる
私そろそろ病院に戻らないとえたそう
悲しそうに目を伏せたリエがいきなり帰り
自宅を始めているなんだもう帰るのかなん
でだ
よおさんの屋さんが全部全部反転されて
いる楽しい

えお邪魔のようですかそう言うとりえは
台所で楽しそうに紅茶を入れている良行を
ちらりと見
た仕事頑張ってください
当たり前
だ私は愛用のペーパーナイフをひしから
取り出すとその分厚い風を少しずつ
切り開いていっ
た風の中にはアテナと同じ筆石の手紙が
いつとワープロで打たれた手紙が数枚一緒
に入っているよう
だ私は主演をくらせながらまずはもこが
描いたと思われる手紙を読むことにする
最初から見てて全部逆張り手法
[笑い]
様からの手紙らしい彼女は破って捨てたと
言っていたがどうやらそれは嘘だったよう

ある王子さんの手紙だけは捨てられなかっ
たということか千里とは屋上で話をした翌
翌日罪を償うという言葉通り自ら警察に
出頭したそして弁の話によると彼女はもこ
のことなど一切言わずに全て自分1人で
やったと共している
らしいももこの手紙はそうでないことを
警察に知らせてほしいという内容であった
確かに同封されたワープロの手紙があれば
警察ももこが言うことを信じてしまう
だろう時には嘘をついていい時もあるそう
ま知ってるか私最初からずっといるんやで
そうだな大丈夫だ安心しろもうちょっと
だけもうちょっとだけ一緒にいろ
心の中でそう呟いた私はワープロで撃たれ
た手紙をピリピリと破きゴミ箱に投げ捨て
てやったさがもをかおうとしているなら
それを邪魔する権利など私には
ないどうした
のちょうど紅茶を運んできた子が手紙を
破く様子を見て驚いた顔をしているね誰
から

だは茶を手に持ったまを合わせないように
していうももこちゃんきっとあなたのこと
が好きだったのあれは声に恋いこがれてる
だけだからな声に声してるだけだからな
あれはなどっちかっていう
と両子は紅茶を机に置くとダンボールを
椅子がわりにして私のそばに座るそして何
をするでもなく私が紅茶を飲む様子を
じっと見てい
た嫌な予感がするぞ
愛し何
が紅茶のことよ暑いだけ
だ当たり前じゃない入れたてなんだから
文句を言いながらも良子はニコニコと幸せ
そうであるこういう幸せそうな顔を見て
いると私はそれをぶち壊したくなる勝文な
のだ紅茶を入れたらもうすることはない
両子は自分の家へ帰るのだだめよ何がダメ
なのだ今朝引き払っちゃったもの私の
マンション美人やなそう
やろとんでもないことをする女だ私あなた
についていくって決めたのねいい
でしょ私は机の傍に置いてあった帽子を
深く被るとその質問にしては答えないと
いう意思表示をしてやる何を帽子のか
かぶって外出でもする
つもりちょっと待ってね
えっと動きが遅くなってた
そう言うとりは帽子の下から私の顔を
覗き込むねえてばイかので答え
て子は祈るような顔つきで私を見ていたが
逆に私は背中に寒気がするのを感じていた
この選択は今までとは違い私の人生を左右
するような気がしたのだ私あなた以外に
考えられないのうるさい勝手に
しろはのエスと理解したらしく頬を赤く
染めてこくりと頷い

ありがとう私は両子の言葉え聞こえない
フィをして帽子の下から部屋の中を見回す
ようにした春が近いことを感じさせる
日差しが窓から差し込み漂う支援を
くっきりと浮かび上がらせて
いるもう
はるか両子の入れてくれた紅茶をテーブル
の上にに置くと胸のポケットから再び見
慣れた赤い箱を取り出した支援が私の気品
に溢れた顔に絡みつくして上上と登って
いく敵よ
あなたそう言うと両子は私の顔をうるんだ
瞳で見続けているもちろん私はそんな言葉
など意に返さず近づく春を迎えるかのよう
に午後の紅茶タイムを楽しむのであった
はいえお疲れ様でした野村病院の人々
いかがでしたでしょうかセガサターンで
発売されましたえアダルトゲームでござい
ますねえっとまあね
えっと18金X指定ということなんですが
まあね見ていていただけると分かるんです
がま見ていただくにもね10時間もあった
のであれなんですけどねはいえ見ていて
いただけたいただけて分かるかと思います
がそんなね直接的な写はまずなくえっとま
えっと裸にしてもほとんどないといった形
になりますはい太郎くチャンネルさん
パチパチセンキューありがとうおさん
パチパチセンキュー
ありがとう本当におやさん今日はあの1日
付き合ってくれて
ありがとうまそんなわけでね
えっとね見ていただけて何よりでござい
ましたまねアダルトPCゲームの中でも
ですね物によってはおいたするとバッド
エンドおいたすると
んいやえっと基本的にはだってえっとは
推理間違いとかえっと証拠を集めきれなく
ての殺されるっていうのがまず基本なので
ま基本的にはそんなにえっとやられること
も殺されるえ殺されることぐらいしかない
のでうん直接的な描写はまずそもそも存在
しないですえーでえっと女性の裸に関し
ましてもほとんど出てこないといったのが
分かるかなと思い
ますずっといたから推薦コメまで書い
ちまったぜ
ありがとうねまそんなわけでうんそんなに
ねあのま多分YouTubeでそのまま
全部流しても多分大丈夫だと思うのよこれ
は個人的にじゃあおいたしろよしたやろ
全部しやろ
[笑い]
全部全全部ではないが全部ではないかも
しれんけどしたやろ基本
うんねあのそもそもね
あの脱ぐのが一部しかいないちなみにです
ねえっと小説版及びえっとアニメ版も存在
します全部逆しただろう違う
だろう違うだろあいやえあれかえっと
セリフかうんあまあまあまあまそこはそこ


あいやまあそこら辺多分ねどっち選んでも
どこ選んでもね多分変わんないやつだと
思うんだよ多分ね
うんあただですねえっとこのエンディング
だとですねえっとほぼほぼえこのみほが
ですねみほちゃんが実はですねあの隠し
ヒロインレベルなんですね実はうん
えっと今の通りに進めていくとえっと
リエカえリか良子といった2択になって
確実になるんですがえっとそうじゃないと
ですねなんとか頑張ってやるとですねみほ
を攻略することもできるらしいですはい
ごめんわから
んだけど僕1番最初にさらっとやった時に
は確かみほだったはずなのよ終わったのえ
と思ったもんそういや最後みほいなかった
なそうそうそういなかった
ないなかったなどこ行ったんやろあいつ
うんあそんなわけでね
えっとまあなんだかんだで攻略できる対象
自体がまず少ないっていうのとまえ基本的
にはなんだろう推理がメインのゲームなの
で本当にあのなんだっけ火曜サスペンス
劇場とかえっとなんだ土曜ワイド劇場
みたいにえっと多少おけシーンがある
ぐらいで考えていただければいいかなと
思いますうんちなみにですねあのこれ
ぐらい大丈夫だろうとえこのシーンも見て
ませんねそういえばねこのシーンも知ら
ないいすねはい
えー100回目オお100回目なの
ありがとうえポートグリルさんこんばんは
こんばんは来てくれてありがとうえ是非
ともですねこれきにねフォローして
いただいて毎朝6時10分に配信してます
ので遊びに来てくださいよろしくお願いし
ますえマスプルさんでいいかなえキラキラ
1009ありがとうえ是非ともですねこれ
を金ねフォローしていただいてえ是非とも
ね遊びに来てくださいよろしくお願い
いたし
ます
いやあれだねお茶はもうちょっとね量を
用意しておくべきだなと思ったうん
ちょっと足りないかな
とちょっと足りなかった
なまあなんだえっと
実際問題ねこれの写ぐらいだと多分ね
YouTube的にも怒られることはない
と思うのよ多分だけどねというのもえっと
YouTubeの動画の中でもだってこれ
より過激なものいくらでもあるじゃん普通
になのでこのぐらいは全然問題ないと僕は
思うんだけどどうだろうか
果たしてそういやこれ声優さんの名前出
ない
ねこれさんね回目訪問のポートグリルさん
にフォローお願いしてどうする

おおいや来てくれて
ありがとう是非とも遊びに来てください
よろしくお願いし
ますはい
えというわけでえこれにて探偵貝原え
分からなかったんかそりゃあのごめんね
あの欠かさなんのよワンコメの方にねそう
いうのっ
てごめんね分からんかったのよというわけ
でえ探偵貝原たまえ野村病院殺人
事件えーの黒い噂の絶えない病院にとまる
美人看護師と殺された委長の関係とはえ
いかがでしたでしょうかそんな長い
タイトルでもなかったんですが土曜ワイド
劇場とか火曜サスペンス劇場的に言うなら
こういうことだろっていうこと
で今度から名前入れておする
わえというわけで探偵海原巧野村病院殺人
事件黒い噂の絶えない病院にとまる美人
看護師と殺された委長の関係とはという
ことでえこの最後に出てますねパスワード
ドラゴンナイトこれ意味ありませんはい
これ意味ありません
はいエンディングナンバー9えプレイ回数
1回目ということで
はいえ面白かった良かったそれ
はじゃあえっと仕方が
ないちょっとねえそれでは最後のところ
だけそれではえ最後のところだけやって
いきましょうかさああのね
あの村病院のディスクの中にですねえま
説明書のところにですねあのドラゴン
ナイトがえセガサターンにリメイクされて
移植されるよというのがジージエンドない
のないよジジエンドなんかないよえっと
ドラゴンナイトがリメイクされますよと
いうえっとまあるんですが書いてるんです
が結局ドラゴンナイトリメイクされないで
移植されないままなくなりましたえしまし
たなのでこのパスワードドラゴンナイト
意味ありませんはい
でえーあドゲないドゲ
ないえ休憩室へ行った日のねはい印しです
ねそれではまあ今の状況からのでねリエ
エンドは一応見ていきましょうかという
ことでリエエンドまで行き
ましょう結局ちえちゃん出てこなかった
ねえっとまこの病院飛んだブラックだなっ
て言ってたところであそこどっちかがちえ
ちゃんだった話がえ可能性があるんですが
本当は秘を持つはずだったのねそうそう
これを作ってこれを発売した時には全然
まだ出す予定だった
[音楽]
のなんだけれど残念ながらえ発売されない
で飛んざしちゃってうん意味を持たなく
なっちゃったあのドラゴンナイトは知恵は
靴が解けて違う時なんだよそうそうそう
そうねあのなんだっけナースシューズじゃ
なくてスニーカー履いてるは恵だったって
いうのが特化であったねそういえ
ばさて選択肢まで飛ばしますか先生が教え
てくれたGoogle先生
かはいえではリエに紅茶を入れてもらい
ましょうリエ早く紅茶を
入れろ
はいエの言うことが正しい時間は有効に
使うのが常識
だろ原さん私買い物に行ってくるわ子は
無理に作り笑いを浮かべると悲しそうな声
でそう言った一体何を買ってくるのだと
色々ではわからんそれに邪魔し
ちゃでもねエを見てからだとあの引き払っ
ててて
ここで受け入れられないのは子かわいそ
すぎねだっ
て子の視線が台所で楽しそうに紅茶を入れ
ているリエに向けられる平気よそんなに
すぐには戻ってこない
からそう言うと子は何を買うかを結局言わ
ずに事務所から出て行ってしまっ
たどうやら彼女たちにとって紅茶を入れる
ことと時間を有効に使うとこととは全く
次元の違う話
らしい選んでも心が
[笑い]
痛むだから女は面倒なのだ私は愛用の
ペーパーナイフを引き出しから取り出すと
その分厚い情にゃにゃにゃ
にゃまここら辺は一緒ですからねちょうど
紅茶を運んできたリエが手紙を破く様子を
見て驚いた顔をして
いるあのここに座っていいですかというか
茶つでするのひどすぎ
ん紅茶を入れることが結構なねえウェイト
を占めているんです
よリエは紅茶を机に置くとダンボールを
椅子がわりにして私のそばに座るそして何
をするでもなく私が紅茶を飲む様子を
じっと見てい
たおいしいですか
暑いだけ
だだって入れたばかりですものあれ結局
ももこどうしたんえ何
があの子はあの子は元気にあら
[笑い]
可愛いリエは妙に嬉しそうな顔をして私の
顔を見続けている彼女のこんな笑顔が
見れるのは久しぶりの感じがする誰からの
手紙だったのですかそういうとばにた手紙
の入っているゴミ箱をちらりと見
た私はリの問いかけに返事もせず吐き出さ
れる支援のゆを目で追ってい
た明日千里に会いに行くかそれって1人で
行くんですよ
ねついてきたければそれでもいい私の言葉
を聞いてリエの表情がさらに明るく
なるはい私も言っていいんですか
にジジも連れて行くかあのジョージさんは
毎日面会に行ってるって噂ですあいつ
すげえなあいつすげえ
な真なやつだ
な私は嬉しそうな顔をしているリエを横目
に事務所の中をぐるりと見渡した春の
近づきを感じさせる日差しが窓から
差し込み漂う支援をくっきりと
浮かび上がらせている
あの私好きなんです
私はリエの言葉など聞こえなかったふりを
して彼女の入れてくれた紅茶をテーブルの
上に置くと見られた赤い箱をポケットから
取り出し
た支援が私の気品に溢れた顔に絡みつく
ようにして上上と登っていく私の言った
こと聞いてました何も答えない私にリは
怒る気配も見せず私の顔をんだ瞳で見続け
ている
もう春だ
な私は近づく春を迎えるかのように午後の
紅茶タイムを楽しむのであったもちろん私
を待ち受けているだろう新たな事件に心を
ときめかせ
ながらはいというわけでえリエエンドも見
ていただきましたまえ同時攻略できないっ
ていう形なのでみほエンドはごめんなさい
ねはいというわけで見本エド見たい人は
自分でやってみてくださいはいDMMの方
でですねあのえっとPC版はダウンロード
販売されておりますこれを気にですねえ
是非ともですね本番えっとなんだろう完全
版野村病院え気になった人はやってみては
いかがでしょうかえっとDMMの方で
えっと販売されておりますのでま気になっ
た人はそちらの方見てみてくださいという
わけで最後までご視聴いただきありがとう
ございましたえというわけでですねえま
えー告知です銀河相馬毎朝6時10分から
銀河相馬のアーリーモーニング配信して
おります是非とも明日の朝もですね銀河マ
のアーリモーニングございますので是非
ともですねえ来てくださいえ同国もやって
ほしい同国持ってたっけかどうだっけ
分からんあっちは隠す必要ないしなそうだ
なやれるなはいま持ってたらだな持って
なかったら今さ今さ特にさセガサターンの
ゲームて高いのよ今はい小太郎く
チャンネルお疲れ様でしたお疲れ様
センキュー
ありがとうというわけでえま毎朝6時10
分から銀河ソマのアーリーモーニング配信
しております是非ともそちらの方にも遊び
に来てくださいまたえ夜9時30分からは
イース10のゲーム実況もしております
是非ともねそちらの方にも遊びに来て
くださいよろしくお願いいたしますはいと
いうわけでえ高いんかそうなのよあの今
レトロゲームってさちょっとねえっと値段
が上がってきてんの今レトロレトロゲーム
ブームでうん大変なのよ実は知って
た無駄にね値段上がってきてんの困るの
あれ
うんはいというわけではいえというわけで
もう7時になってしまいましたねえという
わけで皆さんえお夕飯ちゃんと食べて
くださいねはいちゃんとゆっくり休んで
くださいねというわけで最後までご視聴
いただきありがとうございましたそれでは
え銀河ソマのアーリーモーニングもしくは
イース10のゲーム実況でまたお会い
いたしましょう地下アイドルバーチャル
YouTuber銀河そまでしたまた
ね君の影
星のよ
に朝に溶けて消えて
行く行き先をなくした
まま思いは溢れて
くる強さに
も弱さに
もこの心は
向き合え
た君よならどんな明日が来ても怖くないの
[音楽]

2人
歩い
た時
をマそうまってなんだそれは楽しかった
ありがとうありがとう来てくれて
ありがとう
てほしいはいえまた遊びに来てください
よろしくお願いしますアンコールそれは9
時半だなはいよろしくお願いいたします
真実
も嘘も
なく夜が開けて朝が
来る星空が朝に解けても君の輝きはわか
あるよ
[音楽]
OG

#VTuber #ゲーム実況 #地下アイドル #朝活配信 #雑談
#野々村病院の人々

ガラシアス✨毎朝6時から皆の憂鬱な気分を吹き飛ばす占いができる地下アイドル🎵
地下アイドルVTuber銀河颯馬です✨

毎朝6時頃から、銀河颯馬のEarlyMorning放送中!
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12星座と惑星のカードを使った血液型別の占いもしております。

その他、歌ってみたの投稿や
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愛称・・・ソウマ

FA・・・颯爽馬

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天道晴人先生
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Vカツを使用しております。
Twitterその他よりフリー素材を使用させて頂きました。
BGMはファルコムフリー宣言により、日本ファルコム様の
楽曲を使用させて頂きました。
活動開始日:2021年4月2日
愛称:ソーマ

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