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【解説】愛媛・高知で震度6弱 日本地震予知学会会長に聞く



【解説】愛媛・高知で震度6弱 日本地震予知学会会長に聞く

昨夜え四国地方で最大震度6弱の激しい
揺れを観測する地震がありましたえこの
地震について日本地震用地学会の会長で
東海大学と静岡県立大学の客員教授長尾
俊康さんとお話を進めていきますどうぞ
よろしくお願いいたしますよろしくお願い
いたしますえまずこれまでに分かっている
ことをこちらで整理してお伝えしますえ
気象庁によりますと昨日午後11時14分
頃え文道を震源とするマグニチュード
6.6の地震がありました愛媛県の愛南町
そして高知県のス市で震度6弱を観測した
他愛媛県や大分県で震度5強から5弱の
揺れをこのように観測していますえこの
地震による津波はありませんでしたえ被害
状況も明らかになってきています媛県では
松山市や島市などでて7人がえ継承を追い
ましたまた高知県ではス市で1人が過去吸
を訴え救急搬送されたということですまた
大分県では2人が軽い怪我をしたという
ことですあの長川さん今回の地震が起きた
この文庫水道というのはよく地震が起きる
場所なんでしょうかいええここでこういう
規模の信号を切ることは極めて珍しいと
いうそういう場所ですねはいえで最近こう
いった場所で地震というのはえあの
もちろん体に感じない小さな自信を起きる
んですけれどもえこの規模の地震は
1968年が最後でそれからえ56年ぶり
というそういう意味でも珍しい地震ですね
そうすると経験してなかった方も多かった
ので本当にびっくりされた大きな地震だっ
たということですよねそ通だと思いますえ
今回の地震で南海トラフ巨大地震が起きる
恐れを感じた方もいらっしゃったかもしれ
ますでそもそもこの南海トラフ巨大地震が
どういうものなのか改めて見ていきますえ
想定震源域は東海地方から九州地方にかけ
てこの赤く塗られているエリアになります
でこの領域では前回の地震から80年近く
経過していましてえ今後30年以内の地震
の発生確率は70%から80%とされてい
ますえ最大規模の地震が起きた場合には
太平洋沿岸に大津波が押し寄せて名古屋や
大阪などの大都市でも激しい揺れとなる
見込みですえ今回の地震が起きた場所見て
みますとこちら南海トラフ巨大地震の想定
震源域の中に入っているんですがえ気象庁
は南海トラフ巨大地震とはメカニズムが
異なることそして地震の規模が小さいこと
から南海トラフ巨大地震の発生の可能性が
高まったとは考えていないとしています
まずこのメカニズムが異なっているとのは
どういうことでしょうかあの南海トラフの
巨大地震はまえこに図が出ておりますが
海側のプレートが押し込んでいわゆる逆
断層というこの海とこの陸側のプレートと
の境界で発生しますここですねはいでそれ
に対してえ昨晩の地震というのはこの海側
のプレートの内部でえ破壊が起きたですね
でこの内部になるわけですねこちらですね
でえはい南海トラフの地震は逆断層で昨晩
の地震は正断層というえメカニズムが違う
というはそういう意味をそういうこと言っ
てるんですねうん南海トラフはこうずっと
エネルギー今溜まっていてここがブンと
跳ね上がってしまってこの教会で起きる
自信というはいで跳ね上がることによって
え海水が持ち上げられてえ巨大な津波が
発生するということですはいただ今回は
この海側のプレートの中がま壊れただった
からメカニズムが異なっていたということ
なんですねでまた気象庁によると今回の
地震の規模は小さいということだったん
ですが地震の規模を見てみますと速報値は
6.4その後修正されて6.6と0.2
大きくなったんですがこれでも小さい規模
と言えるんでしょうかあの実際にはあの今
気象庁が考えているま臨時情報を出すか
出さないかという検討するための委員会を
立ち上げるには小さいという意味でこの
地震そのものはやはり被害も出てますしえ
かなりの規模の地震と考えるべきですね
はい南海トラフの基準というのは今こちら
に出ましたがはい6.8以上の場合は関連
を調べる基準ということなんですですこれ
6.4から6.6に上がりましたがこの
0.2の違いというのはどれぐらいの大き
さなんでしょうかえマグニチュードって
いうのはあの対数スケールというログ
スケールというもので0.2違うと2倍
エネルギーが大きくなります2倍はいでさ
6.6と6.8でも2倍というそういう
関係ですねなるほどなるほどまここと
くべるとそれほど大きいものではなかった
という評価だったということなんですね
はいで南海トラフ巨大地震の発生可能性が
高まったとは考えていないと気象庁はして
いるんですがただ先ほどもお伝えしたよう
に南海トラフ巨大地震のリスクというのは
今ももちろんあるわけですよねええ結局
地球は生きておりますのでえこういうこう
いう小さなある程度小さな地震がたくさん
起きることによってま最終え到達点という
南海当の地震へ着実に階段を登ってると
いう風に考えていただきたいと思います
はい桐谷さんどうでしょうかあの今年に
入って野台湾そして今回とこう大きい地震
が続いていますけどあのそれぞれの地震に
関連性っというのはあるんですかえここの
地震例えばノの地震と台湾の地震あるいは
昨晩の地震というここの地震は関係がない
んですがこれははいいわゆる西太平洋と
いう日本列島周辺でだんだんだんだんま
この地点の最終まゴールと言い方おかしい
ですけども南海トラフの巨大地震にのの
階段を登っていくため行ってるとそういう
形で色々な場所でエネルギーをえ小出しに
しているで実際に南海東の巨大地震は昨晩
の地震の1000倍ぐらいの規模の
エネルギーがえ出るというそういう地震
ですから桁違いの地震のま準備の準備過程
の1つを見ているということですね
あの南海トラフ巨大地震の前ぶれであっ
たり臨時情報とかそういったものがなくて
もはいはいはい突然起きることももちろん
リスクとしてはありますし余地も自信と
いうのはできないということですよねあの
できないというかできないですけれども
なんでじゃ臨時情報が出るかというと地下
で起きている異常は非常によく分かるん
ですただ問題は近代的な観測網ができて
からこれが初めてのケースなのでどこまで
行ったら本当に自信が起きるかを正確に
ことができないとただし異常は分かるので
それをちゃんとえお伝えしてそれに対する
情報リテラシーを皆様に持っていただくの
が1つ被害を減らす大きなえ方法じゃない
かと思いますまいつ起きてもおかしくない
そういった地震には常に備えていただき
たいと思いますが今後あの地震が起きた
地域で注意すべきこと改めてお願いいたし
ますはいやはりあの1度大きくゆられて
おりますので例えば雨ですとかあるいは
それによる土砂崩れそういうものは十分
注意してなければいけませんし最近は多い
のはあのえライフラインの老朽化なんです
よ特に水道等のトラブルが大きくてこれは
やはり日本がだんだんだんだん経済的に
悪くなってきて更新が非常に遅れてるん
ですねはいまそういった備も水の備という
のも大事ということですねですはい

17日夜、愛媛・高知などで最大震度6弱の激しい地震がありました。今回の地震は「南海トラフ巨大地震」と関係があるのでしょうか。日本地震予知学会会長の長尾年恭教授に話を聞きました。

この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/category/society/0376ddb6771c4026aa0af5b7531c0d08

■56年ぶりの大きな地震

鈴江奈々キャスター
「17日夜、四国地方で最大震度6弱の激しい揺れを観測する地震がありました。この地震について、日本地震予知学会の会長で、東海大学と静岡県立大学の客員教授、長尾年恭さんと話を進めていきます」
「まずは、これまでにわかっていることを整理します。気象庁によると、17日午後11時14分ごろ、豊後水道を震源とするマグニチュード6.6の地震がありました。愛媛県愛南町、そして高知県宿毛市で震度6弱を観測したほか、愛媛県や大分県で震度5強から5弱の揺れを観測しています。この地震による津波はありませんでした」
「被害状況も明らかになってきています。愛媛県では、松山市や宇和島市などであわせて7人が軽傷を負いました。高知県では、宿毛市で1人が過呼吸を訴え救急搬送されたということです。また、大分県では2人が軽いケガをしたということです。長尾さん、今回の地震が起きた豊後水道というのは、よく地震が起きる場所なのでしょうか?」

日本地震予知学会会長 東海大学・静岡県立大学客員教授 長尾年恭氏
「いえ、ここでこういう規模の地震が起きることは極めて珍しい、そういう場所です」

鈴江キャスター
「最近、こういった場所で地震というのはまったく起きていなかったんでしょうか?」

長尾会長
「体に感じない小さな地震は起きるんですけれども、この規模の地震は1968年が最後で、それから56年ぶりという、そういう意味でも珍しい地震です」

鈴江キャスター
「そうすると経験していなかった人も多かったので、本当にびっくりした大きな地震だったということですよね」

長尾会長
「その通りだと思います」

■「南海トラフ巨大地震」との関係は? 気象庁「メカニズムが異なる」

鈴江キャスター
「今回の地震で『南海トラフ巨大地震』が起きるおそれを感じた人もいるかもしれません。そもそも、『南海トラフ巨大地震』がどういうものなのか、あらためてみていきます。想定震源域は東海地方から九州地方にかけてのエリアです。この領域では、前回の地震から80年近く経過していて、今後30年以内の地震の発生確率は70%~80%とされています。最大規模の地震が起きた場合には、太平洋沿岸に大津波が押し寄せ名古屋や大阪などの大都市でも激しい揺れとなる見込みです」
「今回の地震が起きた場所をみてみると、『南海トラフ巨大地震』の想定震源域の中に入っていますが、気象庁は『南海トラフ巨大地震』とはメカニズムが異なること、そして地震の規模が小さいことから、『南海トラフ巨大地震』の発生の可能性が高まったとは考えていないとしています。まずこのメカニズムが異なっているというのはどういうことでしょうか?」

長尾会長
「『南海トラフ巨大地震』は海側のプレートが(陸側のプレートに)押し込んで、『逆断層』という海側と陸側のプレートとの境界で発生します。それに対して17日夜の地震というのは、海側のプレートの内部で破壊が起きました。『南海トラフ巨大地震』は『逆断層』、17日夜の地震は『正断層』という、メカニズムが違うというのはそういうことをいっています」

鈴江キャスター
「『南海トラフ巨大地震』はずっとエネルギーがたまっていて、陸側のプレート(の海側のプレートとの接地面)がグンと跳ね上がってしまって、海側のプレートとの境界で起きる地震ということですね?」

長尾会長
「跳ね上がることによって海水が持ち上げられて、巨大な津波が発生するということです」

鈴江キャスター
「ただ、今回は海側のプレートの中が壊れた地震だったからメカニズムが異なっていたということですね」

■今回の地震 「南海トラフ巨大地震」との関連を調べる基準には届かず

鈴江キャスター
「また、気象庁によると、今回の地震の規模は小さいということだったんですが、地震の規模をみると、速報値はマグニチュード6.4、その後、修正されてマグニチュード6.6と0.2大きくなりました。これでも小さい規模といえるのでしょうか?」

長尾会長
「実際には、今気象庁が考えている、臨時情報を出すか出さないか検討するための委員会を立ち上げるには小さいという意味で、この地震そのものは被害も出ていますし、かなりの規模の地震と考えるべきです」

鈴江キャスター
「『南海トラフ巨大地震』の基準というのは、マグニチュード6.8以上の場合は、関連を調べる基準ということでしょうか?」

長尾会長
「その通りです」

鈴江キャスター
「マグニチュードが6.4から6.6に上がりましたが、この0.2という違いというのは、どれくらいの大きさなんでしょうか?」

長尾会長
「マグニチュードというのは『対数スケール』というログスケールというもので、0.2違うと2倍エネルギーが大きくなります。6.6と6.8でも2倍、そういう関係です」

鈴江キャスター
「なるほど、マグニチュード6.8と比べると、それほど大きいものではなかったという評価なんですね」

■最終到達点「南海トラフ巨大地震」へ着実に階段を上っている

鈴江キャスター
「『南海トラフ巨大地震』の発生の可能性が高まったとは考えていないと気象庁はしていますが、ただ『南海トラフ巨大地震』のリスクというのは今もあるわけですよね?」

長尾会長
「結局、地球は生きているので、こういうある程度小さな地震がたくさん起きることによって、最終到達点という『南海トラフ巨大地震』へ着実に階段を上っているというふうにとらえていただきたいと思います」

桐谷美玲キャスター
「今年に入ってから能登、台湾と大きな地震が続いていますが、それぞれの地震に関連性は?」

長尾会長
「能登の地震と台湾の地震、あるいは17日夜の地震と、個々の地震には関係がないです。これは『西太平洋』という日本列島周辺でだんだん…この地点の最終ゴールという言い方はおかしいですけれども、『南海トラフ巨大地震』の階段を上っていっていると、そういう形でいろいろな場所でエネルギーを小出しにしている。実際に『南海トラフ巨大地震』は17日夜の地震の1000倍の規模のエネルギーが出る地震ですから、桁違いの地震の準備過程の1つをみているということです」

■巨大地震を予知できない理由は?

鈴江キャスター
「『南海トラフ巨大地震』の前触れであったり臨時情報とかそういったものがなくても突然、起きることもリスクとしてはありますし、予知も地震というものはできないということですよね?」

長尾会長
「できないというか、できないんですけれども、なんで臨時情報が出るのかというと、地下で起きている異常は非常によくわかるんです。ただ問題は、近代的な観測網ができてからこれが初めてのケースなので、どこまでいったら本当に地震が起きるのかを正確にいうことができない。ただし、異常はわかるのでそれをちゃんと伝えて、それに対する情報リテラシーをみなさんにもってもらうのが、1つ被害を減らす大きな方法じゃないかと思います」

鈴江キャスター
「いつ起きてもおかしくない、そういった地震には常に備えていただきたいと思いますが、今後、地震が起きた地域で注意すべきことをあらためてお願いします」

長尾会長
「やはり、1度大きく揺すられていますので、雨ですとかそれによる土砂崩れ、そういうものは十分、注意してもらわないといけません。そして、最近多いのはライフラインの老朽化です。特に水道などのトラブルが大きくて、これは日本がだんだん経済的に悪くなってきて、更新が非常に遅れています」

鈴江キャスター
「そういった水の備えも大事ということですね」
(2024年4月18日放送「news every.」より)

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#地震 #南海トラフ巨大地震 #正断層 #逆断層 #日テレ #newsevery #ニュース

23 Comments

  1. 南海トラフは10の3乗倍ってさらっと言っちゃってますけどM9.4以上ってこと…?
    津波90mで死者不明者800万人以上とかありうるのでは
    想定30万で本当に済みますかね
    実際に起こってみないと原発が無事かどうかも判らないほど凄まじい
    日本が滅亡してもおかしくない

  2. Rom 3:23
    For all have sinned, and come short of the glory of God;

    Rom 6:23
    For the wages of sin is death;

    Psalms 9:17
    The wicked shall be turned into hell, and all the nations that forget God.

    Acts 8:37
    And Philip said, If thou believest with all thine heart, thou mayest. And he answered and said, I believe that Jesus Christ is the Son of God.

    Rom 10:9
    That if thou shalt confess with thy mouth the Lord Jesus, and shalt believe in thine heart that God hath raised him from the dead, thou shalt be saved.

    Corinthians 15:3-4
    For I delivered unto you first of all that which I also received, how that Christ died for our sins according to the scriptures; And that he was buried, and that he rose again the third day according to the scriptures:

    Ephesians 2:8-9
    For by grace are ye saved through faith; and that not of yourselves: it is the gift of God: Not of works, lest any man should boast.
    .
    .
    .
    ……

  3. 明日南海トラフが起きる確率は70%って言っても、200年以内に70%って言っても、起きようが起きまいが当たりだから😂

  4. 豊後水道、紀伊水道で大きめの地震が起こると南海トラフ地震に繋がると言われてるよね…
    豊後水道、紀伊水道どちらもここ1,2年?くらいで小さな地震が増えてたような気がする

  5. 震度7がこなくても、「震度6くらいを数回に小分けにして」という感じで、南海トラフ地震おわらないものかと。

  6. 地震をやってるユーチューブの人が前日5以上の地震に注意と言ってたけど 当たっていたから 地震予知学会より信じられる

  7. 東日本大震災でも今までの研究?とか予測?の常識と言うか通念が覆された。45億年の歴史ある地球に立ち向かう?には予知予測は今始まったばかりで無理なことです。

  8. 今回の地震で、マスコミ各社の報道で「南海トラフ」という単語が、あまりに軽々しく何度も何度も使われることにウンザリしています。マスコミ関係者は、あくまでニュートラルな立場から適正な報道を心がけてください。いたずらに視聴者の不安をあおることのくれぐれもないように。

  9. とにかく地震予知関連の予算は、最大限に削除すべき。1つもデカい地震において予知はできていない。この予算にすでに何千億これからも何百億と使うぐらいなら、それをプールして被災した時の復旧費に当てるべき!

  10. でも、刺激したでしょ?ヤバくないんじゃないの?
    規模が小さい!?いや、大きいでしょ。
    これで南海トリュフ起きたら、気象庁叩かれるぞ

  11. いつ南海トラフが来てもいいように、避難道と場所の確保を定期てきに県ごとに対処すべき。心配事項が10あるとして、大十番目に地震を持ってくるのではなく、第二、三番目に置くべき。
    東北地震の時は、

  12. 今年は地震の当たり歳か💦❓
    余りにも地震の報道が各社がウンザリするぐらいー南海トラフ巨大と報道はウンザリ💦恐怖煽られ報道と思う。

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