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【日米同盟の弱点とは】「統合作戦司令部」の創設で自衛隊は 小野寺五典×山崎幸二×柳澤協二 2024/4/17放送<前編>



【日米同盟の弱点とは】「統合作戦司令部」の創設で自衛隊は 小野寺五典×山崎幸二×柳澤協二 2024/4/17放送<前編>

[音楽]
こんばんは4月17日水曜日のプライム
ニュースです今夜のテーマはこちら小野寺
元防衛大臣と山崎全統合幕僚長そして柳澤
教授さんをお迎えして真に戦える自衛隊と
は何か日本防衛の進路について伺います
それでは今夜のゲストをご紹介します元
防衛大臣で自民党安全保障調査会会長の
小野寺一典さんですよろしくお願いいし
よろししますおります全統合幕僚長の
山崎浩司さんですよろしくお願いいたし
ますよろしくお願いしますありがとう
ございます山崎さんはプライムニュース
初めてのご出演ということで簡単な
プロフィールをご用意しましたこちらです
北部方面相関や陸上幕僚長などを歴任され
た山崎さんは2019年4月自衛隊の
制服組トップである統合爆に就任2022
年に閣議決定した安保3文書の改定など
日本の安全保障戦略の大転換やロシアに
よるウクライナ進行など激変する世界情勢
にも向き合ってこられましたそして去年3
月統合幕僚長を退任されました改めて
よろしくお願いいたしますよろしくお願い
いたしますそして安全保障担当の内閣官房
副長官法を務められました柳沢二さんです
よろしくお願いいたしますおよろしくお
願いします
先週ワシントンで行われた日米首脳会談の
共同生命では自衛隊と米軍の関係について
作戦及び能力のシームレスな統合を可能に
し自衛隊と米軍の相互運用線や計画策定の
強化を可能にするため2国間でそれぞれの
式統制の枠組を向上させると記述されまし
た柳木さんいかがですかこの日米共同生命
の中におけるこのま僕らこの4に目して
抜きしてるんですけれどもこの生命の内容
どう感じになりますかあのねはいあの
例えば在韓米軍うんっていうのは友人に
なると米軍が米軍司令官が一元的に韓国軍
を指揮するわけですに入れるはいでねあれ
の合理性は何かっていうとうんその朝鮮
半島という戦域戦場が決まってるわけです
ねはいであの戦争で達成すべき目標もま北
から攻めてきたらそれをこう跳ね返すと
いうねところで決まってるわけですねただ
今度その日米でえ統合さらにとなんていう
か令え式系統の連携を強めていくっていう
時はまそれはあの今でも現実としてねあの
特にミサイルを打つなんて時はアメリカの
えコマンドコントロールのネットワークの
中でないともう本当にネットワーク
セントリックな戦争ですからはいえ実際
問題として昨日なかなかうんるは難しい
状況ってあるんですねただあの今の何が私
は心配かっていうとねはいその今度の
アメリカのカウンターパートっていうのは
インド太平洋軍であればインド洋まで入っ
てくるで少なくともえ今度そのカウンター
パートが在日米軍が強化されるにしってね
あの朝鮮半島もそうだし台湾海峡もそうだ
し南シ海もそうだしはいそういったその
非常に高範囲なうんあの地域を担当する
相手になるわけですねその時にうんじゃ
どうやってその個々のうんその出動を命じ
た時の戦い方っていうのはそれは緊密に
連携した方がいいに決まってるんだけれど
もはいはいそれは軍事合理性の世界であっ
てねしかし政治がそれを命ずるにあたって
は不必要にその事態を拡大させないとかね
そういう配慮も当然必要でええ戦いが
終わった後にどんなこう秩序を導くか
みたいな配慮も必要なはずなんでだから
かなりその政治があのあらかじめいろんな
事態を想定してえ頭の体操をやりそして
出動を命じる時に枠組をはめてあげないと
いけないんですねそれはその実動部隊って
いうのはやはり与えられたま戦闘に勝つ
ことが目的ですからだそれはただあの単に
勝ばい話ね政治の目から見るとね全体の
そのえなんていうか収束まで考えなければ
いけないそういう政治がま特に南白海まで
え話が拡大していく勢いなんですねでこれ
に対してうんあの岸田さんは何の限定も
つけずにねアメリカと共にあるとこう言っ
てるわけだけれどうんえそうじゃなくても
せめてね
その日本独自のその時の国益判断にし
たうんというよう限をつけていかないと
あの何でもやりますみたいな話でこのこの
話が進んでてるところが本当に政治がそう
いう時にあの無用な拡大あるいは自衛隊の
能力を超えたようなうんえ命令を出すこと
がないのかってそこが私はすごく心配さん
今のあの柳ささんの話に関して伺えたいは
米軍の式命令と日本の式命令系とそれぞれ
が要するに連携の合を深めていくという
いう趣旨に僕らには見えるでそれの歯止め
論みたいなお話だという風に柳ささんのお
話は日本の政治の果たすべき役割はどこに
あるのかという問いかけだと思います
いかがですかまずあの歯止めあるいはその
対局的に見て日本はどう判断するかっての
はまさしく政治家の判断になりますから
そこは政治の視点であのこれから議論さ
れると思いますで問題はじゃ舞台の運用は
どうかということなんですが今回実は自衛
隊は統合司令官を作りますはい今までです
ねこれはあのえ山崎統合幕僚長もあの結構
経験されたと思うんですが東博長はまず
カウンターパートアメリカからすると
アメリカの倒産議長という方がります
そしてさらにえ東博長はえ舞台の式もする
必要がありましたからもう1つの
カウンターパートは実はあのえインド太平
洋軍の司令官ここと実はあのあの関係あの
関係を持ってえ協議をすることになります
でさらにはいはいえ首相や大臣の補佐と
いうことになるのでやばま3等流なわけ
ですよなるほどそうすると実際に運用に
なった時にとても東博長が全ては巻かない
きれませんねとということでもう1つ東博
長の元にですね統合作成司令官というのを
作てこの司令官がもっぱらえ自衛隊の部隊
を指揮して動かすもちろんそれは総理大臣
の指示のも動ということになっていますで
ところでそうなるとですねこの司令官も
カウンターパーは誰になるうんはいアメ東
作戦の司令官のカウンターパートは今の
ところで言うとハワイにいるイン太平洋軍
の司令官になりますところがハワイと日本
では時差もありますしかなりそのえ距離が
ま物理的にはありますということで日本に
同じようなカウンターパートを置いた方が
むしろえ作戦自体がえうまく進むんじゃ
ないかとえやっぱりそこでこういう形で
いつも協議してじゃあ役割分担どうします
かということで談したうん
はい新しくインド軍司令官の元のこの
エリアのま指揮をする人が米側は用意し
たいということで今議論してるということ
だと思いますその意味で言うとそのじゃ
必ずしもじゃこの東作戦司令官新しく設さ
れる人の相手はハワイにいるわけじゃない
ですね日本国内にあのアメリカ側の対応の
米軍ののカウンターパートができるわけ
ですね日本の中にええそういう方がいた方
がいいということで今アメリカの中で議論
していてでしかもあのえこの統合作戦司令
官っていうのはば対象期4スターですから
今在日米軍のトップは中将ですのでやはり
あの対象クラスのポジションの人を置いて
ほしいということで今あのアメリカ側はえ
組織改変の中でその議論をされてると聞い
ています山崎さんこの統合作戦司令官って
いうのが僕らの間でも打ち合わせの中で
このこの書の役割何だろうかって話で色々
わかんない話が出たんですけれども山崎
さんがお務めだったのはごめんなさい東博
長ですよねはい東博長と統合作戦司令官の
この2人の間におけるその役割の分担と
いうか権限の分担ってのはどうなってるん
ですかまずですねはい今あの作戦司令部の
ですね東作戦司令官がおりませんので今
小野寺元大臣がおっしゃられましたよう
にい
の役割というのは2つあるわですね1つは
その防衛大臣または総理大臣をしっかり
補佐をするというですねでこれにつきまし
てはこの事態のですね認定ですとか国の
重要な事項についてしっかり国として意思
決定をしなければいけませんのでそのため
に軍事的なあの専門性の観点からですね
しっかり補佐をさせていただくとそという
なこの補佐ですねそれともう1つですね
この作戦略今おりませんのでこの運再生は
ですねえその各種事態におきましてま2つ
以上のですねまえ自衛隊をこうえ統合作戦
え任務部隊をですねいわゆるジョイント
タスクフォースのjtfというのを作り
まして対応しますま例えば北朝鮮の弾道
ミサイルの対応におきましては航空相対
司令官をですね長としたそのbmdのえ
jtfを作りますしまた最外発見におき
ましてはですねまあの東日本大震災の場の
時にはですねうん方面相関を長にしてです
ね統合人部隊を作り陸回の部隊を集めて
一概的に統合したというようなことであり
ますいわゆるこの我々のあの我がのその
防衛事態においてはですねえその時の各種
事態において色々なjtfが立ち上がると
例えば警戒監視ですとかそのbmdですと
か離島進行対処ですとかもしくはあのえ
サバとかですねサイバー対象ですとかま
色々なですねいわゆるあのまあの輸送の
コマンドもうん作いけないとそのを遂行
するために必要な任務部隊を作るという
ことになりますそうなりますと東幕僚長は
うんえそのそれぞれ作ったですね大臣直轄
のえ統合任務部隊ののですねの状況を掌握
しなきゃいけませんなるほどじゃ東博長は
大臣を補佐しながらこれがいない時には
はいこの人たちに対してのその例えばじゃ
陸自と開示のあのジョイントタスク
フォースができる時にはこれに対する式
命令式命令です命令をですねしなくちゃ
いけななきいけ
ない1つだけではありませんので複数の
JTAが立ち上がるとですねそれを指揮
監督をしなきゃいけないとまたはその状況
っていうのは推をいたしますはいえその時
にですね応じて最適なその任務編成をし
てかなきゃいけませんし戦力配分もして
いかなきゃいけないということにおいてで
非常に大きな調整とですねはいえこう命令
を爆長って有事の際には鑑定にずっと入っ
てますよねおそらく
ですからそこが多分ね物理的な一理的な
ポジションが非常に苦しいんじゃないかと
いうはいあの東いくら忙しくてもいいん
ですけどもやはりこの任務はですね
しっかり役割が果たせなければ非常に国家
存亡にのに危機に陥っちゃいますのでえ
しっかりその任務を果たすためにはですね
えこのやはりこの作戦というものにつき
ましてはこの統合作戦司令館というものを
設けてえそれに一元的にですねえ平時から
有次までする作うん選手館というのが
やはり必要性が出てきますそうそうと山崎
さんこっからこっち側がこっち側が一概に
なるというこういう理解でいいんですか
あの作戦司レブはですね6年度松にヶと
いうのが決まっておりますけども今それえ
あのあのえ検討していただいてますでもう
1つはですね先ほど小寺元大臣が
おっしゃられましたように米軍との
カウンターパーツの中にきまして東幕僚長
はですねえワシントンDCにあります東産
本部議長またえインド太平軍司令官の実際
の式権を持っている式はいとですね
しっかりとそれをカンタパートにあはいで
もう1つはあの在日米軍司令官はですね
在日米軍の中の代表者でありますのでそれ
ともカウンターパートであるというま3人
カウンターパートがいるわけですねです
からあその中においてこの司令館っていう
ものですね東作戦司令官を作ることによっ
て米軍の作戦上の窓口をえ明確にすると
なるはいでこれ24時間365に作戦はえ
オペレーションをしますのでそしてまた
現在においてはですねこの情報戦ですとか
サイバーとかはですね非常にまグレーゾン
自体とは言いますけども平二と裕二の
境い目がない事態になっているということ
でその作戦に専念する指揮感っというのが
必要ですまたあのインド太平洋軍もですね
えそうでもありますけども先ほど柳沢さん
がおっしゃられましたようにインド太平洋
軍のエリアっていうのは地球の表面上の
ですね地球の約50%はいはいまたその中
にですね38カ国をいるわけですねはい
その中で色々なその地域においてあの色々
なその安全保障上の課題があ
るっていうことでそれを全部はい全て
インド大運司令官があそのえ対応すると
いうことでありますのでうんえごめん
なさいそうするとね山崎さんこの統合作戦
司令館の果たす役割りってのはいわゆる
実践対応をほぼほぼこうあのしタムされる
そうですでこちらは東博長は要するに政治
向きというか運用というかそちらのこ鑑定
サイドの方の仕事アドバイスま情報もち
全部入るんでしょうけれどもでも補佐が
政治に対する補佐というのが要の任な要で
もありますしまた大臣のですね命令をそう
ですね作戦司令官に伝えるっていうですね
そういう面におきましては博長がしなけれ
ばいけませんけども大臣が直接そのそあの
当作戦司令官を指揮するていうことでは
なくてその命令にすは爆長を通じてですね
え行うということはこう変わりがないわけ
ですけどもそれ1のはいありますのでそれ
全ての式を任せてる式感があ
るっていうことは非常に大きな意にもな
なりますごさのこの統合作成司令官統合
作戦司令をぼくことによって実際の友二の
際の日米のう共同対処というかですねそこ
の部分の進さっていうのは僕ら起きたこと
がないからわかんないんですよどのくらい
の期待度持ってみたらいいんですかいや
元々これがなかったことがおかしいんです
はいは元々なくて東博省に全てそれこそ
あの倒産議長やそれからえんインド代表の
司令官在日米軍司令官みんなそことのえ
例えば怪談をそれぞれやってるわけですよ
でさらに例えば国家安全保障会議の時が
必ずそこに入ってもらうとか大変なまあの
仕事をしていて本来はこの統合指令感が
必要だということはあったんですが
ようやくあの3文章を作った中でこれをま
あの政府や防衛省がえ具体的にしていると
いうことになりますで実際やはりあのうん
本当の友次ですこれは日本を攻撃された時
の友次の時には立空が全て合わさって
日本国民を守ることになりますしその時に
やはりえ指揮官として専念をずっとするで
さらに定説ということは常にえ陸海空を
どういう統合運用するかということを意識
しながら作戦計画に対してえ対応する1つ
1つの訓練をしているということになり
ますのでよりあのま実践に即した形になり
ますでもう1つきりうんこの人との
カンターパートで米軍がどういう人でどう
いう権限を持って人が来るかということで
そこは常日頃からお互いに一卒をして情報
も交換しながら事態に速やかに共同対処
できると非常に重い有効な役割になると
思いますうん
うん統合作戦によって自衛隊が米軍の指揮
科に置かれてしまうのではという懸念の声
も上がっていますがこの懸念に関して岸田
総理は13日民法の番組でこのようにうん
述べてい
ます日米がそれぞれの式統制のもに自衛隊
米軍を動かす一緒になるものではない自衛
隊の運用は憲法や国内法国際法に従って
自らの判断で指揮統制を考えていくと一体
化については否定しました柳澤さんこれ
までの議論とそれからこちらの発言につい
てどうお考えですかうんうんあの私も昔ね
あの日本防衛のあの日米共同訓練のい
にまもうま見学してたんですけどもで
やはりそれぞれ別々の式系統なんですね
しかしそれはうん昔のねその極東からソ連
軍がえ退去して上陸してきてというのは何
かてすごくスピードが遅いんですねだから
その時はえこっちからこっちは米軍が担当
してこっからこっちはこっちの地域は自衛
隊が担当するみたいな調整で結構間に合う
じゃんという想ったなんですだからあの
本当にこういうものがね必要になってくる
のはやはりあの作戦地域がうんと広がって
くるからなんだと思うんですねでその場合
にやはりその問題は圧倒的な情報量と
ネットワークを持ってる米軍に頼らざれを
得ない部分が随分あってねだから私はその
なんていうかその式式に入るとは言わない
けれども今でも言ってるのはねうんあの
同じミッションでミサイル防衛なんかを
与えたらねそのどっかで統合的にあの
ウェポンアサインメントと言ってこの
ミサイルは誰がどの船が迎撃しろというね
それはね一緒にやらないと効率悪いんです
そういう現実も一方であるそして物事
スピーディーに進んでく中でね本当にそこ
でうんあの政治がさっきのあの絵があり
ますねその東博長が放みたいなはいこれ
はいあの本当に確に判断してもらえるの
だろうかこれはうんものすごく大変なあの
ていうかおそらく本当に不可のに近い
い課題が出てくるんじゃないかそうする今
の話に変わってるとね要するにその衛生
情報なんかも含めて例えばどっかの国が
日本に対して軍事的な攻撃をしてくるかも
しれないという時にど敵の船がどこにいる
かどういう攻撃を仕掛けつあるのかどこに
めてくるのかということはアメリカの方が
情報を圧倒的に持っているからアメリカ
からこことここに来そうだからお前ここの
敵とここの敵をやっつけてくれっていう風
にアメリカから指示されたらいいなりに
なるざえなという風に聞こえますそうあの
あてに言えばそういう側面があるただそれ
はあくまでも日本の政治がうんえ少なく
とも防衛指導命令は出さなければいけない
ただその時に本当にね日本の国益の観点
からしてそこは手出さない方がいいの
にっていうなところをちゃんとあのあか
あるいは瞬に
ねに応じて判断できるかってこれはすごく
大変な課題が残ってますよっていうこと
そして岸田さんおっしゃるその私岸田さん
の言い方はねあの自民党総裁戦の時のこと
しか覚えてないんですがまずは外交をやる
けどいざことが起きたら安全保障法制に
従って生成と対応するってそれって何にも
そのその時の自分の判断の方針を示して
ないんですね例えば今度のやつだってね
いやもうあの南シナ海共同訓練はするけど
ここは自衛隊出しませんぐらいのことは
それは総理が言わなくて誰が言うんですか
て話ですねだそういうそういうところがだ
から一体一体ではないと言ってもね
もちろん指揮科に入るってことはないと
思いますしかしえ具体的な調整のもではえ
ま言葉悪いけど言いなりにならざるを得
ない部分があってそして安全うん法制って
いうのは本質的に米軍支援法制ですから
はいであのそれに従ってや
るっていうことはねますますこうそれを
断るには本当に政治のよっぽどの覚悟が
必要になってくるという状況になるなるん
だと思い
ますここからは日米同盟の弱点について
今月発表されたアメリカの報告書を元に
検証していきますこの報告書というのが
アミテジ元アメリカ国務副長官とジョセフ
内元国防時間ほがまとめたいわゆる
アーミテージない報告書というものなん
ですこれまで集団的自衛権の行使など日本
の安全保障政策に大きな影響を与えてきた
レポートでして今年は統合された同盟と
目打てその課題についてこのように指摘し
ていますこちらですうん情報関連は日米
同盟の弱点であり日本の情報組織は近年の
改革にも関わらず真の情報分析能力の欠如
に悩まされていると日本の弱点を指摘して
います小野寺さんこのアーミテージ元国務
副長官というのはどのような人物でどうし
て日本でこの報告書というのは重視される
んでしょうかま元々あのアメリカの政府
交換でありますしそしてまたあのま非常に
マッチな体であのフットボールでしょうか
元々でいつも体を鍛えてるようなそういう
方なんですがま優しい人ですうんうんうん
で長屋でやっぱりあの日本との関係を大事
にしてえ体感後はあのシンクタンクで
いろんな提言や日米関係のいろんなことを
やってくれた人ですのであの私どもも年に
数回は会っておりますし来月もまたえ
ワシントンで一緒に会いますですからま
そういう意味ではあの日本のことをずっと
見ながらすでにあのアメリカ政府に日本が
大事だということを働きかけてくれるま
そんな重要な方だと思いますなるほど国民
からするとちょっとねこうその通りに進ん
でいるという
あえただまそれはですね私ともあのアミテ
の話を聞いてなるほどと思うこともあり
ますしそれはちょっと違うと思うよって
いうことで逆にこちらから押し返すことも
ありますのでまあの非常にあのとにかく
日本に関しては大切に思ってくれる友人の
1人だと思いますはいこの弱点の克服策と
してアミ定治報告書ではこのような提案が
なされていますこちらです本政府が作成
する全ての国家安全保情報にアクセス
できる人で構成された一元的な分析組織を
設置すべきということなんですがこちらは
このアメリカのCIAのような組織を日本
も設立すべきというような内容なん
でしょうか小野寺さんえまずあのま特に
あの防衛省防衛省で安全保障の情報という
のは情報本部っていうのがあってそこで
あのいろんな情報をま集めてえしっかり
分析をしてるとでそれをやはりあの政府
全体で共有してもらうというあのうん内閣
にそういう組織は実際にありますはいえ
ただあのどのぐらい例えばその情報って
いろんなとこから入りますよねそれは警察
の情報もあればあるいはあの経済産業省が
対外的な様々な経済安全保障の情報も入る
ま防衛省自衛隊も持っている外務省も持っ
ているまそういうところがえ一元化して
情報が常に入ってそこで相当細かい分析を
してるかどうかていうことに関してえ
おそらくあのアメリカから見たらそれは不
十分だうん
はう報告をしてるんだと思いますな山崎
さんこの2箇所2つの指摘ですま元々最初
にあったその真の情報分析能力の欠如に
悩まされてる日本はで一方こうさらにこう
いうことでま一元的の分析組織を日本が
作るべきであるというこういう
アーミテージ市からのこの指摘それは山崎
さんとしてはどういう風にお感じになり
ますかやはりあの情報というのは国の
やっぱ意思決定またあの自衛隊のですね
作戦におきましても決定的意をはい
はい能でございますうんまた一方ですねは
それぞれま防衛省は防衛省でまた外務省
警察署まそれぞれのところでですね情報
っていうのは持ってますので国全体として
ですねそれを束ねなきゃいけないという
ことはですそここに書いてあるように一元
的な分析組織必要だというに感じなあの
それぞれですね今あの内閣に情報あのえ
調査室っていうのがありますけどもそこが
ま機能としてはまになっているわけです
けどもあのこの国家安全保障戦略の中に
おけましてもですねあの統合的な形で情報
を集約する体制を整備していくとかですね
それとかあの政策部門と情報部門をの連携
強化をしていくとかはいそれとかその総合
的なその分析それぞれが上がっているもの
をですねオールソースをしっかりと分析を
していくことの体制を整備しなきゃいけ
ないとかあのセキュリティクリアスを導入
してやっていくとかですねま色々な政策が
書かれておりましてま日本としてもですね
このえ国全体としてのうん情報機能の強化
っていうのはま取り組んでるっていうのは
認識していると思ってます小さん国家安全
保障局ってどうなんですかいや十分だっ
たらこういう注文はアミテさんから出ませ
んよねまあの私はやはりアーミテージの
言分には一時あると思いますなるほどで1
つあの私とも経験したこといくつか1つ
あのご紹介すると例えばあのあの
東日本大震災の時福島の原発事故があり
ましたあの時にえ日本国内ではまそのなぜ
アメリカ米軍がこんなにうんうんえある面
でテンションが上がってるんだろう
あるいは一部えアメリカの大使館のえ家族
の方が日本からあの避難するということが
あってでなんでこんな風にアメリカはあの
まなんでしょうある面ではそのすごくあの
ナーバスなってるんだろうとそういう印象
はあったんですが後で見たら実はあの福島
の原発事故の深刻さを考えたら当然え大変
なことになりうるということむしろその
アメリカの方が情報分析を日本の当者より
も当時の政権もしてたいうこともあります
それから例えば今回のロシアのウクライナ
侵略えあの時多くの日本のま政府内でも
これはロシアが脅かしをしてるだけだと
本当に侵略することはないだろうと言って
いた中でうんアメリカの正式な報道官はえ
これはえ必ず何日後に侵略をするという
ことを言っていましたはいそれはやっぱり
アメリカの分析が正しかった実はあのそう
いう意味で日本も確かに分析をしてるはず
んだけもしくして結果を見るとアメリカの
情報は正しかったとかいくつも経験してい
ますのでそこはやはりあのアーミテージは
その立場にいた人間からして日本にもっと
能力をつけてほしいということかと思い
ますうんこれでもあの小さんねこう
アメリカ軍と日本が言ってさっきの日本
自衛隊が言ってたさっきの話でとその柳さ
さんのご指摘なんかの流れから行くと情報
は圧倒的にアメリカの方が持ってるからま
そういう意味によいて日本のアメリカに
対する情報面における依存度が強い方が
アメリカにしてみたら有利というかやり
やすいのではないかとでアテさんの言う
通りにこの通りに日本が独自の情報もや
その分析能力を高めると日本の対米いんだ
当然下がりますよねなし他の国からも情報
得るようになるかもしんないナから手に
入れるかもしんないし韓国から手に入れる
かもしんないアメリカアーミテージさんの
スタンスっていうのはアメリカの国益を真
に代弁してるのかうんうんちょっと考え
にくいんだけど日本のためを持って言って
いるのかどう理解したらいいんですか私は
長い付き合いですが日本のためを持って
言ってると思います柳さんさんが言ったの
はまさしくその通りで結局その最後に政治
がどう判断をするかこれは日本独自で決め
なきゃいけませんその時にどれだけ幅広い
情報を持ってるかでアメリカの言ってる
ことと違うスタンスを政治が取らなきゃ
いけない時はやっぱりそれだけの情報を
持って初めてその決断ができますので
なるほどあのそういう意味では日本自身の
分析能力を高めてないとそれこそ間違った
道に日本の政治が判断していってしまう撃
を損なうこともあるのであのやっぱり自前
の能力を高めるということはあのとても
大事な今回いいアドバイスをしてもらっ
てると思いますなんでこういうこと言うん
ですかだアメリカの国益の大弁から
ちょっと外れてるって余計な世ですけどね
ま例えばアミテージがどこまでアメリカ
自体が好きかどうかですよやえだって
アメリカ
のそうはそうそうですけど例えばアメリカ
の政しゅわますでその中でやはりあのえ
アメリカのことをよく知ってるだけに
むしろま日本に対してのはい思いがあって
日本はちゃんと自己判断しなさいよとそう
いうことだと思いますなるほどうん柳木
さん安治3の発言どういう風に受け止め
ますかこれ日本に対する真味のアドバイス
なんですかあのねまあ1つかって言えば
一般論として言うとこういううんえ自前で
シンクタンクを経営してる方っていうのは
えスポンサーの利益を考えて発言される
側面もあるわけですね分まこの場合はと
いうのかあるいは情報産業なのかでこの
内容について言うとね私はねあのアメリカ
だってイラク戦争でイラクの大量破壊兵器
についての情報を完全に間違えてるわけ
ですねうんでそういうことで情報っていう
のはいざという時にえ間違えないために
やるわけでそうするとね全く一元化して
同じ答えを全ての情報機関が持つというの
も全な姿ではないでこういう観点からすれ
ばこうだがこういう見方をすればこういう
結論になるでそういう大大体危機の時の
情報ってそうなんですうんま誰が考え
たってこのこれしかないよねって答えが
得るほど得られるほど十分な情報はないん
です危機的な状況ってねだからそこで本当
にあのなんて言うんだろう政治の私はもう
これはアートの世界だと思うんですねええ
あのま感と言ったらいいのかそうそうあの
経験と言ったらいいのかねでさらにその時
に何を思考したいかっていうその思いと
いうかあの意思っていうのかねそういう
ものがおりえ混ざって結論に導くわけでね
でもちろん間違ってたらすぐにえ訂正し
なければいけないそういうことを考えると
私はねこうあのイライラクで間違えた
アメリカにこんなこと言われたくないやた
という気もあるで日本周辺のなるほど情報
ではね特定の分野の情報では日本が圧倒的
に優位な部分もあるだから私も情報本部に
いた時に在日米軍横田になんで毎日馬に
食わせるほどのねファックスを送ってきて
うちからはたまに週に1回こんな23枚
行くだけでそれでいいのって聞いたらいや
その日本のこの地域の専門的な情報が我々
にとって大事なんだといううんそういう
ギブアテイクだとこう言ってましたねだ
からそういうと本当に情報はな主催選択も
大事だしまさに使うそのユーザーとしての
政治のあの政治こそ本当にこう一歩引いて
対局的に判断する能力を是非持って
いただかないといけ
[音楽]
ないJA
[音楽]

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自衛隊と米軍の指揮・統制の向上。「軍事の一体化」を懸念する声もあるが、日米同盟はどう変わるのか?“弱点”を検証し日本防衛の針路を考える。

『日米同盟の深化と弱点 “真に戦える”自衛隊とは何か』

日米首脳会談で一致した自衛隊と米軍の指揮・統制枠組みの向上。日本では今年度中の統合作戦司令部の創設が予定されているが、同盟関係はどう変わるのか?自衛隊の運用をどう変えるのか?小野寺五典元防衛相、去年3月まで自衛隊トップを務めた山崎幸二前統合幕僚長、元内閣官房副長官補の柳澤協二氏を迎え、日本の安保政策に大きな影響を与えてきた「アーミテージ報告書」を検証しながら日本防衛の針路を考える。

▼出演者
<ゲスト>
小野寺五典 (元防衛相 自民党安全保障調査会長)
山崎幸二 (前統合幕僚長)
柳澤協二 (元内閣官房副長官補)

<キャスター>
反町理(フジテレビ報道局解説委員長)
竹俣紅(※月~水曜担当)
長野美郷(※木・金曜担当)

《放送⽇時》
毎週(⽉)〜(⾦) 20時〜21時55分/BSフジ4Kの⾼精細映像も好評放送中
※こちらは「BSフジLIVE プライムニュース」の2時間の討論をダイジェストでお届けします。

#プライムニュース #BSフジ #日米同盟 #統合作戦司令部 #自衛隊  #日米首脳会談

▼ 番組HP https://www.bsfuji.tv/primenews/
▼ 番組Twitter https://twitter.com/primenews_
▼ 放送翌朝にすぐ聞ける!通勤時に最適な音声配信も https://podcast.1242.com/show/primenews/

※動画には配信期限があり、予告なく掲載をおろす場合がございます。ご了承ください。

18 Comments

  1. 現実的には、今はネットワークで作戦式がなされる時代です。 そして更にAIによる自主的な判断で作戦を遂行しようとしているのです。 そんなときに、いちいち判断を分けていられるはずがありません。  軍事訓練でもその辺の判断青どうして、スムーズにやってゆけるかが演習の中心課題になって行くはずです。 あらかじめ、考えられるパターンの設定と、実際の時々刻々と変化する戦況への対応をどうするかは日米のトップが判断することはほとんどないと思いますよ。 作戦の大きな区切りごとでの判断しか出来ないでしょうね。 だからその大きな区切りの設定をどうするかが問題なのです。 戦闘自体はスピードアップして行くでしょうから、細かい作戦はAI野判断でないと対応できないでしょう。 マッハ3から5のスピードへの対応は人間の判断では遅すぎるのです。 ウクライナ戦争は参考にならないのです。 飛行機が飛んでくることはないのです。 ミサイルが大量に降ってくるだけです。 どれだけ撃ち落とせるかだけです。 どれだけ反撃能力が残っているかだけです。 此までの戦争は余り参考にならないでしょう。

  2. 【スタフグレーション対策は意外に簡単】
    基本的にOPECが原油を含めたエネルギー高にしていることで、戦争という理由とは別に、原油生産量を規制していることで、インフレーションに傾いているので、これを無くすことで、ほとんどが改善される傾向に向かいます。

    【日本の景気低迷脱却】
    日本では、円安から世界トップクラスの無意味なドル保有から得られる40兆円レベルの含み益を、予算化して、震災対策でのインフラ投資と、中小企業への物価高対策へ費やせば、スタフグレーションは無くなります。

    【米国の実質的なCPIは8%近くもある歴史的に見ても超高い水準インフレ状態】
    米国では、中華人民共和国対策として、コロナ時期と同じ低価格帯での生産抑制をしていますが、これは明らかなインフレーションを引き起こすようになります。

    全てが意図的に、移民受け入れなどをして人件費の格差を生み出していますから、ここで、格差によるスタフグレーションが起こっているということであり、それなりの富裕層では何も問題が無い状態であると思われますが、200兆円レベルでのローンなどが焦げ付くという事態になる可能性が高いです。

    そうなると、富裕層での資産もダメージを受けるようになり、いわゆる徳政令を政府が国民へ出した米国への資金没収に近い状態になります。

    それらは、締め付けをすることにより、商業不動産ローンや米国債などの停滞を意図的に招き入れているということがバイデン民主党政権がしていることですから、この対策をやめて、格差是正をするような対策をすることで、国外からの低価格仕入れを奨励し、国内への移民や貧困層などを抑制すれば、改善するでしょう。

  3. この柳澤協二って方は、政治家のような言い分だけれど、ただの官僚だった。物申すなら選挙で選ばれてからにしたら?

  4. 栁澤氏の深い知識に裏打ちされてでしょう、大局的なお話、日本が直面している可能性への危機意識を大変に貴重なものだと思いました。
    また、具体的な政治と軍事のシステムについて、後のお二人のゲストが補強して下さった事は、
    日本と米国政治にお任せする側にとって貴重な内容だと思いました。

  5. 政治の怠慢で根本を変えること無く、現場ばかり押しつけていったらいずれ大変なことになりかねない。
    岸田政権は戦前の教訓を何も理解してない。日本最強組織を全く法治できてない。現場が可哀想。

  6. 山崎さん!御自身が退官後に大問題が起きたから我関せずでは困ります!貴殿が在職中に既にあった問題を処理することもなくまぁ良くものうのうとテレビに出れたものだ!

  7. 岸田が突然あなこと言うわけないからな
    事前に話はついてるんだよ、つまりアメリカの希望であり命令だ😊

  8. 日米同盟の弱点って「アメリカの梯子外し」じゃないのかな?
    日米同盟自体は否定しないけど、結局のところ日本が核武装するしかない。

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