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物価高騰でも予算上がらず…揺らぐ学校の食事 調理業者の倒産で明らかになった問題も(語り:安元洋貴)【クロ現】| NHK



物価高騰でも予算上がらず…揺らぐ学校の食事 調理業者の倒産で明らかになった問題も(語り:安元洋貴)【クロ現】| NHK

埼玉県塚谷市490人が通う公立小学校 です隣の幼稚園の分も合わせて600食分 の給食を毎日7人の調理員で作り ますこの学校の一食あたりの予算は [音楽] 24円学校給食法に定められた11項目の 摂取基準を満たす必要があり [音楽] ます献立作成を担う栄養共有にとって物価 の高等は頭の痛い問題 [音楽] です応揚げ物に使用する油はこちらになり ますこの1年で参加としては1000円 くらいは上がっているかなっていうところ です この日のメインは油を使わずにオーブンで 調理するチキンのフレーク焼きにしまし た価格を抑えるため腿肉より安価で タンパク質も豊富な胸肉を 使用1品あたり62円 です食のパンは小麦粉の等で5年前の54 から62円に値上がりしまし [音楽] た副菜には旬で価格の低い株やキャベツを 使用カルシウムの摂取基準を満たすための 牛乳も合わせると1食あたり 277この日は予算を1円上回ってしまい まし たとすると高くなるただ価格を抑えようと すると不足が出てしまうかもしれないと いうことでそのバランスが本当に難しく て上回ってしまった分は別の日の献立で 長尻を合わせることになり ます予算は厳しくても給食を楽しみにして いる子供たちをがっかりさせるわけには いきませ んを頑張ってくれているんだ給食の食材の 予算には引き上げづらい事情があり ます給食には運営費と食材費がかかり ます人権費や高熱費などの運営費は自治体 が食材費は給食費として保護者が負担する と学校給食法で定められてい ますぶっかららで家計も苦しい中給食費の 値上げは理解を得にくいと言い ますそこで深谷市は去年10月から食材費 の1割をコヒで補填してきまし たそれでもバラエティ豊かな給食を維持 するのは年々困難になっていると言い [音楽] ますこれがまほぼ似たような献立なんです が何が違うかというと 果物のありなしなんです ね子供たちが楽しみにしているデザートを 今では諦めざるを得ない日もあり ますおけしたいなって思いがあるんです

けれど他のものがトータルして平均的に こう上がってしまっているのでおけするの をこう難しかったり控えたりっていうこと があるかなと思い ます月に 市内の小学校の栄養が集まる検討 会限られた予算の中でやりくりするための 知恵を出し合い [音楽] ますお金が不安なのでやらず唐揚げと酒の 体 迷 セレクトほぼほぼ多分唐揚げを選ぶと思う ので胸肉で作ればね安くできる から0.1円単位で切り詰めながら子供 たちの給食を 守る栄養共有たちの努力が続いてい ます物価については上昇傾向にあるという ことでもちろん頑張って今立を作成はして いくんですけれども無理なものも増えてき てしまうのではないかなということで不安 がとても大きいかなというところは 物価高の中学校給食の現場だけでなく高校 生の食事にも深刻な事態が起きてい ます去年9月広島にある6つの県立高校の 量で朝昼番1日3回の食事が予告なく停止 しまし [音楽] た学校の教職員が生徒のためにコンビニで パンなどを [音楽] 調達緊急の事態は2ヶ月近く続きまし たこれからご飯どするのみたいなやっぱ前 の方が詳しいですねあの楽しみでもあり ました し食事の停止は全国13府県64もの学校 で起きていまし 原因は調理を担ってきた広島市に本社を 置く法友の突然の倒産 です法友は極端な低価格の入札を行うこと で多くの学校で契約を獲得してきまし た2年前に行われた広島の県立高校4皇分 の入札結果 [音楽] です他の業者は1億 7640mと58919万円なのに対し 保有は1800万円を 提示破格の金額で落札しまし た去年までと同様の調理事業を営んでいた 男性 ですこさんはまあお安いとま業界の中でも やっぱり1番お安いというのはもう評判に なってましたこの給食業界っていうのは 本当にまはりたえなところがありまして 入札だともう赤字でも無理して取るところ

もあるんです よ元同業者の男性はが食材費から利益を得 ていたと見てい ます保護者から支払われていた食材費より 安く材料を調達し差額を得ていたのでは ないかというの ですそこへ物価高が 直撃利益が上がらず人権費の高等やこの中 での業績悪化なども 影響突然経営破綻しまし た学校での調理事業に詳しい専門家は価格 だけで決める入札のあり方に問題があると 指摘し ます一般競争入札にしてしまうと安全安心 が本当に担保されているかそこの部分は 強く疑問に感じています確かに事業者の 責任は大きかったと思いますがやっぱり 無理なこう契約を継続していた委託をする 側の自治体なり高等学校の側にも問題が あったのかなという風に思い ます突然の事態から2ヶ月 近くようやく新たな業者による食事が再開 しまし たし事を停止させないために高校ではこの 春から入札方法を見直すことにしまし た価格だけではなく決算や納税状況で経営 状態を細かく 確認さらに食事の質や量が高校生の成長に あったものになっているかも選定の基準に 加えまし た 価格のみで決めてしまったことこれにと これについては安かろう悪かろうであった のではないかというお話はやっぱり真摯に 受け止めているところです生徒の職の安全 確保という観点でしっかりとした業者選定 をしまたその業者さんと一緒に色々な工夫 をしながら提供ができていけばいいなと いう風に思ってい [音楽] ます クローズアップ現代NHKPlusで配信 [音楽] 中

今、学校の食事が揺れています。1食250円ほどで提供されてきた小学校の給食は、物価高の影響で鶏むね肉やもやしなどの安価な食材を多用。広島では調理を担っていた民間事業者が破綻し、高校の食堂や寮で食事がストップする事態に。子どもの“食のインフラ”をどう守るか考えました。

番組の詳しい内容はテキストでも
▼https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4880/?cid=dchk-yt-2403-147

【ナレーター】
安元 洋貴(声優)

【出演者】
藤原 辰史さん(京都大学 准教授)、杉木 悦子さん(学校給食地産地消食育コーディネーター)、高井 正智(キャスター)

【放送情報】
NHK 総合 毎週(月~水)夜 7:30~/[再放送]NHK BS 毎週(火~木)午前 4:00~

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